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律「いらねぇよ」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:09:57.93 ID:1ywp1XK50 [1/29]
ちょっと暇潰しに付き合ってくれ

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:12:00.53 ID:1ywp1XK50 [2/29]

律「部活がないと物足りないなー」

澪「あぁ。日が落ちる前に帰るなんて・・・」

律「ちょっと落ち着かないよな」

澪「うん。どっか寄ってくか?」

律「うーん・・・」

澪「・・・」

律「いいや。気分乗んねー」

澪「誘っておいてなんだけど、私もだ」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:13:55.30 ID:1ywp1XK50

律「それじゃ大人しく帰るか」

澪「そうだな」

律「んじゃな」


・・・

・・・

律の家!



ピンポン

律「聡ー出てー」

シーン

律「そういや聡はサッカーの試合だっけ?」

ピンポン

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:14:50.75 ID:1ywp1XK50

律「あーもう。出ますよ、出ればいいんだろー?」トントン

ピンポン

律「しつこいなぁ。今向かってるっつの」イライラ

ピンポン

律「あ゛ー!」ガチャ

律「はい?」

ふくよかなババア「今ちょっとお時間よろしいですか?」

律「よろしくないです。それじゃ」

ふくよかなババア「あぁん!待って!」ガッ

律「(こいつ、ドアの隙間に足を…)はぁ、なんですか?」

ふくよかなババア「あなたは今幸せですか?」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:15:32.88 ID:1ywp1XK50

律「あなたが帰ってくれれば幸せですよ」イライラ

ふくよかなババア「あはは!面白い冗談!」

律(冗談じゃないし・・・)

ふくよかなババア「今日はあなただけにオススメさせてください」

律「はい?」

ふくよかなババア「幸せになれる黄色いハンケチーフを!」

律「ハンケチーフって・・・」

ふくよかなババア「どうですか?本当は3万円なんですが、あなただけ5000円でいいですわ!」

律「いや、いらないです」

ふくよかなババア「しかも2枚ついてくる!」

律「1枚もいらないです」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:16:22.60 ID:1ywp1XK50

ふくよかなババア「お願いだから自分に素直になって?」

律「頼むから私の話を聞いてくれ」

ふくよかなババア「いいでしょう、聞きましょう」

律「そういう意味じゃなくて・・・」

ふくよかなババア「?」ニコニコ

律「はぁ・・・。さっきからいらないって言ってますよね?」

ふくよかなババア「聞こえてるよ?でもそれはあなたが強がって言ってるものだと私は思ってるんだ?」

律「」

律(なんでこいつ急にため口になったの?すげームカつく)イライラ

ふくよかなババア「わかるけどね。色々なもの信じて裏切られてきたんでしょう?
だからこのハンケチーフを信じるのも怖いんでしょう?」

律「帰れ」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:17:45.58 ID:1ywp1XK50

ふくよかなババア「でも安心して。このハンケチーフだけはあなたを裏切らない。あなたを幸せにしてくれる」

律「・・・」

律「帰れっつってんだろぉがぁぁぁ!!!」

ゲシッ

ふくよかなババア「痛いっ」

バタンッ!!

ふくよかなババア「ドアに挟んでた足を蹴って扉を閉めるとは・・・なかなかやるわね」

律「・・・」

律「全く。鬱陶しいったらありゃしない」

律「こんなことなら澪とどっか遊びにいけばよかったぜ」

律「はぁ・・・」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:19:09.29 ID:1ywp1XK50

憂「はーい?」ガチャ

ふくよかなババア「あのぉ~☆」

憂(うわぁ・・・)

憂「はい?」

ふくよかなババア「黄色いハンカチってご存知ですかぁ?」

憂「知らないですし、興味もないので知りたくもありません。お引き取り下さい(主に息を)」

ふくよかなババア「お家の人は?」

憂「お引き取り下さい」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:23:38.81 ID:1ywp1XK50

ふくよかなババア「パパとママはどうしてるのかなぁ?」

憂「通報しますね」

ふくよかなババア「さようなら~☆」

憂「…はぁ。私、ああいうの苦手だな」

憂「それにしても、あんなセールス未だにあるんだね」

憂「さてと、夕飯の支度でもしようかな」

唯「うーいー、今日のご飯はなになにー?」

憂「今日はねー・・・」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:24:29.09 ID:1ywp1XK50


梓「ふぅ・・・」

梓「ちょっと休憩・・・」ガタン

梓「もしかしたら部活の時よりもギター弾いてるかも…」

ピンポン

梓「ん?はーい?」

ピンポン

梓「(しつこいなぁ)ちょっと待って下さーい」

ガチャ

ふくよかなババア「どうも~☆」

バタン、ガチャ

梓「さ、ギターの練習しよ」

ふくよかなババア「あのチビ、鍵閉めやがった」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:26:04.33 ID:1ywp1XK50

ピンポン

澪「・・・」シャカシャカ

ピンポン

澪「・・・」シャカシャカ

ピンポンピンピン

澪「・・・」シャカシャカ

ピンポンピンポンピンポン

澪「うーん、この公式がイマイチわからない・・・」シャカシャカ

ピンピンポポンピンピンピポンポン

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:26:56.18 ID:1ywp1XK50

澪「はぁ・・・」シャカシャカ

ピンポンピンポンピンポン

澪「あ!!わかった!」シャカシャカ

ふくよかなババア「居留守にも程があるわ・・・」ションボリ



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:27:40.43 ID:1ywp1XK50


紬「私、こういう普通の家に住むのが夢だったのー」ニコー

斉藤「ただし、少しの間だけですぞ」

紬「わかってるわよ」

斉藤「旦那様のご厚意でこうして庶民のマンションに住めるのですから。何事も穏便に過ごしましょうぞ」

紬「だからーわかってるってばぁ」

斉藤(何故、紬お嬢様は私の前ではこんなにわがままな振る舞いなんだろうか・・・)

斉藤「可愛いからいっか♪」

紬「初老の男性が『♪』ってのはさすがにちょっと・・・」

斉藤「」


ピンポーン


斉藤「誰でしょうか。ちょっと」

紬「待って」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:28:39.22 ID:1ywp1XK50

斉藤「はい?」

紬「私が行く」

ピンポーン

斉藤「いや、しかし・・・」

紬「私が行きたいの」

斉藤「ですが、恐らくセールスか何かだと思うのですが」

紬「だからこそよ!!」

斉藤「・・・はい?」

紬「私、鬱陶しいセールスに『本当にいりませんから』って言うのが夢だったのー」キラキラ

ピンポーン

斉藤「なんですか、そのよくわからない憧れは」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:29:25.30 ID:1ywp1XK50

紬「だって家に居ても使用人達が追い返しちゃうんだもの」

斉藤「いや、まぁ・・・」

ピンポーン

紬「それにこのインターホンを鳴らし続けるしつこさ!相当手強いわね!」

斉藤「嬉しそうですね」

紬「じゃあ、行ってくるわ!」

斉藤「私も後ろからついていきます」

紬「…?」キョトン

斉藤「安心してください、一切口出しはしません。万が一のため、ですよ」

紬「それならいいのよ!」

ピンポーン

紬「はーい!」ガチャ

NHK「すみません、NHKの集k」

紬(きたぁぁぁぁ!!!!)

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:30:26.21 ID:1ywp1XK50

紬「結構ですので」シレッ

斉藤「」

NHK「いや、結構とかじゃなくて・・・」

紬「うちでは間に合ってますので」

斉藤(ああぁぁぁ・・・!微妙に対応が間違ってる・・・!!)

NHK「払ってもらわないと困ります」

紬「しつこいわねぇ、そういうは結構ですっ」ツヤツヤ

NHK「・・・」

斉藤「・・・」

NHK「ですが、周りのみなさんはもう払ってくれてますよ?」

紬「その手には乗らないわ!そんな怪しげな宗教に誰が!」

NHK「」

斉藤「お嬢様、ちょっと」コソッ

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:31:05.74 ID:1ywp1XK50

紬「な、何よ」

斉藤「あれをなんだと?」

紬「聞いてたでしょ?MHゲイって宗教よ」

斉藤「・・・(今度、耳鼻科に連れていこう)」

紬「エムでエッチなゲイの団体なんて・・・!」

斉藤「お嬢様・・・」

紬「なに?」

斉藤「あれは、その、NHKですよ」

紬「へ?」

斉藤「だから、テレビのNHKの集金ですよ」

紬「」

斉藤「お嬢様?」

紬「私ったらなんて勘違いを・・・!」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:31:46.43 ID:1ywp1XK50

斉藤「聞き間違えは誰にでもありま」

紬「恥ずかしい・・・!今すぐ消えてなくなりたい・・・」

斉藤「いや、そんな大げさな」

紬「・・・」

斉藤「・・・」

紬「・・・」グスッ

斉藤「あれはMHゲイという宗教団体です」

紬「・・・!」

斉藤「ここ最近じわじわと入信者数を伸ばしている宗教団体です」

紬「やっぱり、そうだったのね・・・!」

斉藤(涙目になった紬お嬢様を放っておくなんて誰にできようか)

紬「ちょっとあなた!」クルッ

NHK「はい?」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:32:27.49 ID:1ywp1XK50

紬「話は聞いたわ」

NHK「えっと・・・?」

紬「私は無神論者なのよ。お呼びでないわ」

NHK「・・・(この子、頭がアレなのかもしれない)」

紬「帰りなさいっ」

NHK「・・・(この子じゃ駄目だ。ここは保護者に・・・)」チラッ

斉藤「帰りなさいっ」

NHK「あ、はい・・・(駄目だ、こいつら)」

バタンッ

紬「やったわね!」

斉藤「えぇ、やりましたな」


・・・

・・・

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:33:21.34 ID:1ywp1XK50

律「実は昨日、すげー太ったおばさんがさー」

澪「太ったおばさん?」

律「あぁ、幸せのハンケチーフがどうのってしつこくて」

紬「何?幸せのハンケチーフって」

律「さぁ?持ってると幸せになれるらしいぞ」

澪「なんだそれ」

梓「もしかして・・・」

律「どうした?」

梓「昨日、私の家にも太ったおばさんが来たんですよね」

澪「え!?同じ人か?」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:34:02.11 ID:1ywp1XK50

梓「さ、さぁ。話を聞く前に帰しちゃったので」

律「えぇー?それどうやったんだよ?私なんてなかなか帰らなくて大変だったんだぞー?」

梓「玄関を開けた瞬間『あ、セールスだ』とわかったので、すぐに扉を閉めました」

澪「手厳しい」

紬「そういえば、私も変な人が家に来たの」

梓「え!?ムギ先輩の家に!?」

律「そいつ勇者だな、屋敷の中にセールスなんて」

紬「ううん、今は斉藤と二人でマンションに住んでるの」

律澪「なんで!?」

梓「あれですか、愛の逃避行ですか」

紬「梓ちゃん?」ニコッ

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:34:43.18 ID:1ywp1XK50

梓「あうっ」ビクッ

紬「今、なんて・・・?」

梓「本当に申し訳ないと思っています」ガタガタ

紬「わかればいいのよ」

律澪(怖っ)

梓「でも、どうしてマンションに住んでるんですか?」

紬「みんなと同じような暮らしをするのが夢だったの♪」

律澪(どんだけー)

梓「それで、その人は太ったおばさんだったんですか?」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:35:23.71 ID:1ywp1XK50

紬「ううん、普通のおじさんよ。宗教に入らないかってしつこくて」

律「その割に嬉しそうに話すな、ムギは」

紬「うふふ、セールスを追い払ったのなんて初めてだったから嬉しくて」

澪「なるほど、よかったな」

紬「うんっ」

紬「MHゲイだったわ」

律「うん?(どうしよう、唐突にムギがおかしくなった)」

澪「そ、そっか・・・?(おい、急になんの話だ)」

梓「なんですか?それ」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:36:06.87 ID:1ywp1XK50

紬「その宗教団体の名前よ」

律「変な名前だなっ。MHゲイ?」タハハ

澪「なんだよ、MHゲイって」アハハ

律澪「ん、待てよ・・・?」

梓「・・・それ、NHKの集金じゃなかったんですか?」

律澪「それだ!!」

紬「・・・」

紬「・・・」シュン

律「おい、ムギ?」

紬「斉藤も・・・同じこと言ってた・・・」シュン

律「えっと、それはだな」

澪(いや、そりゃ言うよ)

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:36:48.02 ID:1ywp1XK50

紬「私、間違っていたかもしれない・・・」グスッ

律「わわわ!泣くなよっ!」

紬「だって・・・」

律「馬鹿だなー、MHゲイだろうがNHKだろうが、追い払うべき相手には変わらないって」

澪「こらっ」

紬「でも・・・」

律「いいのいいの。それにNHKならしつこいからまた来るって」

紬「そうなの?」

律「あぁ、そんなに気になるならその時に払えばいいだろ?」

紬「・・・うん!」

梓「上手いこと宥めましたね」ボソッ

律「うるせいっ」

澪「さて」

律「どうしたんだよ」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:37:36.00 ID:1ywp1XK50

澪「さっきから唯が喋ってないワケだが」

梓「あれじゃないですか?」

澪「なに?」

梓「唯先輩が黄色いハンカチ持って『見てー!買っちゃったー♪』って部室に入ってくるのがオチなんじゃないですか?」

澪「あー、だな」

律「馬鹿。唯ならそこで寝てるよ」

澪梓「え゛」

紬「今日は唯ちゃんが一番乗りだったじゃない」

澪「そ、そうか」

唯「うーん・・・呼んだぁ?」ムニャムニャ

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:38:18.04 ID:1ywp1XK50

律「あー、ごめんな。起こしちゃって」

唯「ううん、どうしたの?」

梓「唯先輩、黄色いハンカチって知ってます?」

唯「あー、昨日そんなセールスが来たって憂が言ってたよー」

澪「唯のところにも来たのか」

唯「でも、今どきそんなの買う人いないよねー」アハハ

律「だ、だよなー(よかった、思ったより唯がまともだ)」

澪「あはは、そんな言い方したらセールスのおばさんが可哀想だろ?」

梓「そうですよ、あのおばさんはあれが仕事なんですから」

唯「そっかー。ごめんなさい、おばさん」

バタンッ

和「ちょっと!」

律「おぉう!?」

澪「和!?・・・律!お前また申請書出し忘れただろ!」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:39:17.19 ID:1ywp1XK50

律「この間ちゃんと出したよ!」

和「見てー!これね、幸せになれる黄色いハンカチなのよー!♪」

唯澪梓紬「」

和「そういえば律のドラムって黄色よね!私のハンカチと同じ色っ」

律「うん、帰れ」








おわり

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:40:13.70 ID:1ywp1XK50 [29/29]
暇潰しに付き合ってくれてサンキュ。そんじゃ

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