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上条「一方通行が…双子!?」

1 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/03/15(月) 20:22:48.29 ID:Hp250ic0 [1/15]
一方通行と鈴科百合子が双子だったら萌えるよね。ていうお話。
とりあえずゆっくりのんびり行くから、双子というカオスネタについて来られるやつはカモォォォォォン!!!

16 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/15(月) 21:32:11.69 ID:Hp250ic0
簡単な設定としては、一方さんと上条さんはお友達。
更に、一方さんは打ち止め救出直後で入院中(意識有)。まあ時間軸は5巻後って考えてくれればおk。


上条「んー…なんだかいつになくゆったりとした朝ですねー…」

上条「時計、時計、っと……………はあ!?9時半!?」

上条「うぎゃあああああ、完璧遅刻ッ…不幸だー!!!」





上条「うわー小萌先生絶対怒るよなー…」

上条「怒られるために走ってる、って思うと足が重い…」

上条「ってうわっ!!」

??「ッ!!」

??「てめェ…どこ見て歩いてやがンだァ!?」

上条(ヒィ!!何だか不良みたいな女子高生…!!)

17 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/15(月) 21:33:09.10 ID:Hp250ic0
??「オイ、聞いてンのかァ?」

上条「……!!あー、やばい時間が遅刻するーってコトでさよなら!!!」

??「あ、オイ!!」








上条「はぁー…不幸だー…」

土御門「ま、今回はカミやんの自業自得ぜよー」

青ピ「一体どこが不幸なんやカミやん!!小萌先生の怒った顔ちょー可愛かったで~」

上条「あのなー!!俺はお前と違って怒られて喜ぶようなドM属性なんてありませんよ!?」

上条「あ、そういえば今朝…」

18 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/15(月) 21:34:13.50 ID:Hp250ic0
土御門「まーた女の子とフラグでも立ててたかにゃー」

青ピ「な、何…!?またカミやんだけ美味しいとこ持ってったんか!?」

上条「違うって!!何か今朝、随分不良じみた女の子に絡まれてさ…」

土御門「やっぱり女の子ぜよ」

青ピ「この裏切り者ぉぉぉおおおおおおおおお!!!」

上条「お前ら肝心な部分スルーしてるな!?肝心なのは女の子じゃなくて"不良じみた"だぞ!?」

上条(ん?そういえば今朝の女の子…よくよく考えてみたら白い髪に赤い瞳…)

上条(一方通行って兄弟か何かでもいるのか?)

上条(まあ、放課後見舞いに行ったときにでも聞けばいいか)





ホントにほんのちょっとだぜ。まあ一度投下したやつだからな。

21 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/15(月) 22:25:34.11 ID:Hp250ic0
ホントだ、落ちてる…。
なんでだああああああああ。

とりあえず続き投下しますよん。

<放課後・一方通行の病室のにて>

上条「よう一方通行ー」

一方「ッチ、また来たのかよ三下ァ」

上条「そりゃあ、親友が大怪我してんだから見舞いに来るのは当たり前……てかその子誰」

??「!!!てめェは今朝の…!!」

一方「双子の妹の百合子。ンだよオマエら知り合いかァ?」

上条「へぇーお前妹居たんだー。知り合いって言うか今朝道でぶつかっただけですけど…」

百合子「ねェ、バカ兄」

一方「誰がバカ兄だ」

百合子「コレが兄貴をブッ飛ばした無能力者?」

上条「コレって…上条さん物扱いかよ…」

一方「気に食わねェがなァ」

百合子「はァーンコイツがねェ」

23 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/15(月) 22:30:58.62 ID:Hp250ic0
上条「ギクッ、何だか嫌な予感…」

百合子「ここが病院だから見逃してやるけど、次に会ったら覚悟しときなよねェ」

(百合子退出)

上条「………完全に目をつけられた…」

一方「まァ心配ねェだろうがなァ。アイツも俺と同じベクトル操作能力者だが、所詮強能力(レベル3)程度だからなァ」

上条「え、でも超能力者(レベル5)のお前とどう違うんだよ」

一方「まァ反射なら出来るが、確か俺みてェな無意識下の演算までは出来なかったはずだぜェ」

一方「つまり、睡眠時、背後からの攻撃、不意打ち、音速を超える攻撃とかに対しては無防備ってことだなァ」

一方「反射しかできねェし、てめェの右手がありゃァ楽勝だろォ」

上条「あー、だから今朝は普通にぶつかっちゃったんだな…」

上条「っほ、よかったこれで上条さんの命の危機は…」

一方「なァに勘違いしてンですかァ?てめェをぶちのめすのは百合子じゃなくてこの俺だぜェ?」

24 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/15(月) 22:35:15.67 ID:Hp250ic0
上条「えええええ!!??何、まだあの日のこと根に持ってるんですか!?」

一方「当たり前だろォがァ!!何なら今ココでスクラップにしてやろォかァ…!?」(チョーカーに手を伸ばし)

上条「え、ちょ、待ッ、一方通行さんにはココは病院だから見逃してやろうとかのほんの少しの良心は…!?」

一方「持ち合わせてねェなァ!!」

上条「ふ、不幸dッ……ぎゃああああああああああああ!!!」





あとちょっと、お風呂入ってから投下するからね。

26 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/15(月) 23:41:50.61 ID:Hp250ic0
本日最後だよぉ。これ投下したら寝るわ。明日も早いし。

上条「うう、昨日は散々だったなー…。一方通行にはボコられるし、その妹には宣戦布告されるし…」

上条「…うっし、と、とりあえず気分を変えてスーパーにでも行きますか!」






上条「卵に玉ねぎに鶏肉…今日は親子丼でも作るかな」

上条「ん?あれは…」


百合子「………」

不良A「おい、コイツって例の第一位じゃね?」

不良B「白髪に赤目…ハハッまさか女だったとはなあ…」

不良C「こんなヒョロい女、俺達無能力者でも余裕だろ」

不良A「無能力者に負けたっつー噂もあるしな」

27 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/15(月) 23:44:34.24 ID:Hp250ic0
百合子「ッチ……面倒くさいなァ」


上条「不良に女の子が絡まれてるッ…ていうかあれって一方通行の妹か?」

上条「うう、昨日戦線布告された手前、助けにも行きづらい…」

上条「どうすっかなー…」


百合子「お兄さン達ィ?さっさとどいてくれないかなァ?」

不良A「んなわけにはいかねえなあ」

不良B「俺らの仲間がテメェに何人もやられてんだ、そう易々と見逃すかよぉ」

百合子「知らねェよンなもん…どうせバカ兄が蒔いた種だろォけどねェ…」ボソボソ

不良C「あ?何言ってやがる」

百合子「何でもねェよ。来るならさっさと来なよ、こっちだって暇じゃねェンだ」

不良D「それじゃあ遠慮なしだぜぇぇぇええ!!」背後から攻撃


28 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/15(月) 23:46:03.84 ID:Hp250ic0
百合子「!?ッ…!!」

不良A「俺達しかいねえ何てだあれもいってねえよなぁ?」ゾロゾロ

百合子「ッのヤロ…!!」



上条「あれは…マズイ状況なんじゃねえか!?」

上条「うだうだ悩んでる暇なんてねえよなッ!!」


上条「おい、お前ら!!女の子一人囲んでなにやってんだ!?」

百合子「ッ、あいつ…!」

不良A「はあ?何だてめえ、ヒーロー登場ってかあ?」

不良B「テメエなんかに何ができんだよ、この状況わかってんのかぁ?」ゾロゾロ

上条「う、確かにこの人数はヤバイかも…」

上条「しょうがねえ、走るぞ!!」ガシッ

29 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/15(月) 23:47:31.10 ID:Hp250ic0 [15/15]
百合子「は、えッ!?」

百合子(コイツ、俺の反射を…!?)

不良A「て、てめえ逃げる気か!?」

不良C「ッチ、追え!!逃がすんじゃねえぞ!!!」

34 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/19(金) 18:25:27.04 ID:YETNb4Y0 [1/3]
おーおーやっと復旧したぁ。
よし、またちょびっとだけ投下することにしよう。

上条「ハァ…ハァ…この辺まで逃げてくれば大丈夫だな…」

上条「おい、……えっと、百合子、か。大丈夫か?」

百合子「ッチ、気安く呼ぶな」

上条「うう、助けてあげたのに酷い言い草…」

百合子「頼んだ覚えはないけどねェ。それに、昨日のこと忘れたとは言わせねェよ?」

上条「ギクッ、ええと、不良から助けてあげたのでチャラ、ってのは…?」

百合子「ナシ、てことでェ、それじゃあ遠慮なく行くンでよろしくねェ!!」

上条「うぎゃあ!!あ、危ねッ…てか女の子がそんな足振り上げちゃいけません!!」

百合子「うるせェ!!バカ兄をブッ飛ばした相手に、ンな余裕かましてられるかっての!!」

百合子(何で反射できねェンだよッ…バカ兄の言ってた通り、妙な右手だなァ…)

百合子(しかも全く攻撃してこない…俺のことナメてンのか!?)

百合子「てめェ!!何で攻撃してこねェんだよ!!」

36 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/19(金) 19:16:56.20 ID:YETNb4Y0 [2/3]
上条「あ、当たり前だろ!!女の子を殴るなんて、紳士な上条さんにはできません!!」

上条(あーこのままじゃ埒があかないよなー…)

上条(しょうがない…ここはハッタリでもかまして…)

百合子「ッいい加減本気出しやがれこのツンツン!!」

上条「じゃあ本気出していいのかよ」

百合子「!?」

百合子(な、何急にンなマジな顔になって…!?)

百合子(ま、まさかコイツ、まだ隠してる能力が…!?)

上条「……」ユラリ 拳を振り上げる

百合子「……!!!」

百合子(な、何かヤバイ気がする…そうだ、コイツ第一位のバカ兄を倒したンだっけ…)

百合子(ヤバイ相当ヤバイ!!)

37 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/19(金) 19:19:11.27 ID:YETNb4Y0 [3/3]
百合子「ッ……」目をギューと閉じて

上条(よし、今だ!!)ダッシュ



百合子「………ッ……?」

百合子(あ、あれ?アイツどこ行きやがった?)ポカーン

百合子「……!!」状況把握

百合子「あ、あのヤロォォォォォおおおおお!!!!」

40 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/20(土) 20:47:07.24 ID:v4N8Cj60 [1/3]
すまん、最近ガチで忙しくてな。
一気に載せると書きあがるまで日が空いてしまうからチビチビ投下してたのだ。
すまんがダラダラペースだが付き合ってくれな。

続き
上条「っふっふっふー。上条さんのハッタリ作戦大成功ですね!」

上条「……ん?電話?…一方通行からか」

一方『いよォーう。死ンでねェかァ?』

上条「ま、まあかろうじて…」

一方『その様子だと、百合子にボコられたみてェだな』

上条「ご明察です」

一方『あー……お前に伝えておかなきゃならねェことがあってなァ』

上条「何だよ、そんな改まって」

一方『"実験"のことだ』

上条「………!?まさか、また…!?」

一方『いや、そうじゃねェ。百合子のことだ』

一方『アイツには、実験については一切喋るな』

41 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/20(土) 20:48:43.11 ID:v4N8Cj60 [2/3]
上条「…どういうことだ?」

一方『アイツは実験について何も関わってねェし何も知らねェ』

一方『だが俺とアイツは双子だからなァ、アイツを俺と勘違いして襲う輩も少なくねェ』

上条「ああ、だからさっき不良に絡まれて…」

一方『だが、問題はそこじゃねェ』

上条「…?」

一方『アイツ、実験のことについて勘繰り始めてやがる』

上条「!?」

上条「だ、だからって実験はもう終わったことだろ?そんなに心配する必要ないんじゃ…」

一方『馬鹿か、実験の詳細を知っちまったら、いつ口封じに襲われるかわかンねえってことだ』

一方『アイツの反射は完璧じゃねェ。後方から射撃されれば一発で終わりだ。……まァ、俺もアイツのこと言える立場じゃねェがな』

一方『分かったか、アイツに何聞かれても一切喋ンじゃねェぞ』

42 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/20(土) 20:49:19.65 ID:v4N8Cj60 [3/3]
上条「分かった、気をつける」

一方『それじゃァなァ』ブツッ

上条「アイツ意外と妹想いなんだなー」

上条「………」

上条「あ、あれ?これはまた何か厄介ごとに巻き込まれる予感が…」

上条「ふ、不幸だー…」

43 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/21(日) 19:24:48.06 ID:nWVVVp60 [1/5]
<病院>

百合子「ッ~~~~~!!」

一方「ったく、アレだけ派手に宣戦布告しといて逃げられちゃいました、ってか。情けねェ」

百合子「うるせェ!!バカ兄は黙ってろ!!!」

一方(三下に勝てなかったからってなァンでコイツは俺に当たるンかねェ…)

一方「まァよほど不意を付かない限り、反射しかできねェてめェには無理だな」

百合子「……自分だって勝てなかったくせに」

一方「だァからオマエには無理だっつってンだよ。あンまハシャイでるとまた不良共に囲まれンぞ」

百合子「それにしたってバカ兄がバカやってるからだろォ!!」

一方「てめェさっきからバカバカうるせェぞ!!!強能力者(レベル3)が何ほざいてやがンだァ!?」

百合子「今はもうバカじゃねェかよ!!前頭葉ぶち抜かれてコンピュータに手伝ってもらわなきゃ演算も出来ねェのに!!」

百合子「バカ兄は黙ってみてなよッ、俺があのツンツンぶっ潰して、ここまで引きずってきてやる」

44 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/21(日) 19:39:19.13 ID:nWVVVp60 [2/5]
百合子「そーでもしねェと、いつまで経っても何も話してくれねェだろ…」

一方「!?…てめェ…」

百合子「どうせあのツンツンも関係あるンだろ。…ぶちのめして、洗いざらい吐かせてやる」ガラッ

一方「…………」

一方「ッチ、こりゃァ、電話しといて正解だったなァ。何処まで感づいてやがんだ、アイツ」

一方「アイツまで……闇の道に引きずり込むわけにはいかねェだろ」

一方「闇に染まンのは…俺一人で十分だ」


46 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/21(日) 21:16:43.27 ID:nWVVVp60 [3/5]
<翌日>

百合子「確か、この辺でぶつかったんだったよねェ…」

百合子「ここで張ってれば、確実にあのツンツンに合えるハズッ…!!」



青ピ「いいや!!やっぱりバニーガールは赤やろ!!それ以外は認めへん!!!」

土御門「いいや絶対白ぜよ!!そしてやっぱりロリに限るにゃー」

上条「土御門、オマエは話をややこしい方向に持ってくな!!黒だろバニーは何故一番のメジャーに見向きもしないんだよ!!」


百合子(き、来たッ…なンか妙な話してやがるが関係ねェ…!!)

百合子「お、おいツンツン!!」

土御門「んー?俺かにゃー?」

上条「いやいや明らかに違うだろ、俺の知り合いだから」

47 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/21(日) 21:19:05.97 ID:nWVVVp60 [4/5]
青ピ「な!?アルビノ美少女が、カミやんの知り合いだと……!?」

上条「お、お前は話がややこしくなるから引っ込んでろ!!」

土御門「ぶーぶーカミやんだけズルイぜよー」

青ピ「まーたカミやん属性か…ハァ」

上条「て、てめぇら……」

百合子(な、何だ?連れのやつが分けわかンねェ話して…)

百合子(…ッチ、向こうの事情なンて汲んでられっか!!)

百合子「おい、聞いてンのかツンツン!!てめェ、実けn」

上条「ストオオオオオオォォォォォォォップ!!!!!!!!!」

百合子「ムグッ!?」

上条「お、おい!こいつらが居るんだから、話はまた後で、な?な?」ヒソヒソ

上条(いや、間違ったことは言ってない。こいつがしようとしてる話は間違いなくこいつらには聞かせちゃならない話だ!)

48 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/21(日) 21:21:11.19 ID:nWVVVp60 [5/5]
上条(だがそれよりもこの話をこの子にバラした途端俺が一方通行にバラされる――――ッ!!)

百合子「ッ―――!!むー!!」

百合子(わ、分かったから手ェ離せェェェ!!ご丁寧に右手で抑えやがってッ…し、死ぬッ…!!)

土御門「おーいカミやーん、アルビノの子、真っ青になってぐったりしてるぜよ」

上条「はッ、え、…うわッ!!」

青ピ「カミやん貴様…ッ!!!」

上条「え、え、や、やっぱりコレ、俺が悪いんでせうか…?」

土御門「当ったり前にゃー」

上条「ふ、ふ、不幸だーーーー!!」(百合子を抱きかかえ逃走)

51 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/22(月) 16:57:39.69 ID:SGMPyVo0 [1/25]
上条「…んで、連れて帰ってきちまったけど、どうすっかなー…」

上条「このことが知れたら、絶対一方通行、殺しに来る……いや、あいつのことだから殺すじゃすまないかも…」

上条「………」

百合子「…………」スヤスヤ

上条(昨日はアレだけ攻撃的だったのになー…。寝顔は随分可愛i…)

上条(いやいやいや、待て、アイツの双子の妹、だぞ)

上条(目が覚めたら……また暴れるんだろうなー…)

上条(はぁー……)

百合子「う、ン……」

上条「!?」

百合子「何処、だァ、ここォ……」ムクリ

(上条と視線が合う)

上条「ッすいませんでしたすいませんでしたすいませんでしたッ!!!!!!!!」(土下座)

52 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/22(月) 16:58:35.98 ID:SGMPyVo0 [2/25]
百合子「………?」(首を傾げ)

百合子(あれ、俺、何してたンだっけェ………確か、コイツを待ち伏せしてェ…?)

上条(あ、あれ?何でせうこの展開。低血圧さんですか?)

百合子(コイツ、を待ち伏せて…………コイツに、くち、塞がれt)

百合子「!!!!」

上条「!?!?!?!?」

百合子「て、てめェさっきはよくもやってくれたなァ…!?」

上条「あ、あはやっぱり上条さんが救われるフラグはないですねごめんなさいすみませんでしたあッ!!!!」

百合子「~~~~~ッ、ッチ!!まァいいやァ。貴重な情報源ボコる訳にもいかないしねェ」

上条「は、え…?」(お、俺助かった!?)

百合子「おィ、さっさとバカ兄が関わった実験の詳細教えろ」

上条(ですよねー!!!!!!!!!)

53 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/22(月) 17:06:46.00 ID:SGMPyVo0 [3/25]
上条「え、ええと、何のことでせう…?」

百合子「とぼけンなよォ。てめェが介入したから、"実験"とやらが止まったンだろ」

百合子「その辺まではこっちで調べたンだがねェ。肝心の実験の内容が全く出てこない、こりゃあ本人に聞くしかないよねェ…!?」

上条(う、うわーどうしよう上条さん逃げ場なし?)

上条(喋ったら一方通行にボコられる。喋らなかったら妹の方にボコられる)

上条(い、一体どうしたら―――)

百合子「だんまり、かァ?言う気があるんならさっさとォ――――――ッ!?」

上条「!?!?!?!?!?」(落ちていた雑誌を踏む→転んで上条へダイブ)

百合子「ッ!!!!」

百合子「………………っ」

上条「ってぇー………、悪い、えっと、百合子?大丈夫か?」

上条(そう言えば名前しか教えてもらってない…前に気安く呼ぶなって言われたし、呼びづらいな…)

54 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/22(月) 17:07:19.15 ID:SGMPyVo0 [4/25]
百合子「……………」

上条「えっとおー…百合子、さん?」

百合子「…………ッ!!!!///」ガバッ

百合子「ッ、覚えてやがれツンツン!!次はぜっっっっっっったいにボコボコにして実験について洗いざらい吐かせてやる!!!!!!///」(戦線離脱)

上条「えっと……これはどういう状況?」

上条「そして二度目の宣戦布告……不幸だー」


56 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/22(月) 21:58:11.17 ID:SGMPyVo0 [5/25]
<病院>

百合子「~~~~~~~~~ッ!!!!!///」

一方(なンて言うかなァー……結局コイツも三下になンだかンだで巻き込まれちまってるってわけかァ)

百合子(ち、畜生ォ…まだドキドキしやがる…もォ訳わかんないィィィ…!!)

百合子(なンなンだよォ…あのツンツン…///)

百合子「……くそ、何もかも実験のこと喋ンねェバカ兄のせいだァ…」

一方「っはン!だからってまた俺に当たりに来たのかァ?三下ボコって吐かせてやるって啖呵切って出てったのは誰でしったけェ?」

百合子「ち、違ェよ!!いいいいろいろ手違いがあったンだよ、こンなハズじゃなかったんだァ!!!」

一方「あァーあァー分かったから騒ぐなって。忘れたのかよ俺は病人だぜェ?」

一方「てめェの言う通り前頭葉ぶち抜かれてンだからちったァ休ませろってンだよォ」

百合子「、うー………」

一方(ンだァ?珍しく沈ンでやがる…)

57 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/22(月) 21:59:56.87 ID:SGMPyVo0 [6/25]
百合子「…なァー…バカ兄ィー…」

一方「バカじゃねェ。なンだよ」

百合子「………………ッ何でもねェ!!!」

一方「は?」

百合子(ッチ、何でこんなにかき乱されてンだ。バカみてェ、このバカ兄じゃあるまいし)

百合子(あのツンツンから情報を引き出す、ただそれだけじゃねェか)

百合子「見てやがれバカ兄ィ!!!俺はまだまだ諦めてねェかンなァ!!!」

一方「…………」

一方「嫌な予感しかしねェ…アイツ本当に大丈夫なのかよ」


58 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/22(月) 22:00:52.00 ID:SGMPyVo0 [7/25]
-翌日-

百合子(さァて…今日は休日だから、とりあえず昨日みてェな待ち伏せ作戦はムリだなァ)

百合子(昨日のことでツンツンの自宅の場所は分かってるが…押しかけンのは気が引けるなァ)

百合子(……ン?スタバ?)

百合子(適当にコーヒーでも飲みながらゆっくり考えるかァ。長期戦になりそうだしィ)











上条(あー…結局なんだったんだろうなアレは…。まあ実験のこと聞かれなくて済んだからよかったけどな)

上条(何であんなに実験のこと追求すんだろ…。知って得することなんてねぇと思うけどなぁ…)

上条(…お?スタバだ…。たまにはいいかな)

59 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/22(月) 22:01:35.01 ID:SGMPyVo0 [8/25]
店員「いらっしゃいませー」

上条「ん?あの後ろ姿って…」


上条「よぉ、百合k」

百合子「――――ッ!?ゲホッ、ゴホゴホッ!!!」

上条「え、わ、悪い!!驚かすつもりはなかったんだけど…」

百合子「な、何でてめェが…!?」

上条「え、ええと、ちょっと気分転換で…」

百合子「~~~~っ、ッチ!!」

上条「………」

百合子「………」

上条(き、気まずい…何か話題を…)

上条(あ、そういえば…)

60 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/22(月) 22:02:45.01 ID:SGMPyVo0 [9/25]
上条「なあ」

百合子「何だよ」

上条「お前、下の名前は教えてもらってるけど、上の名前は何て言うんだ?」

百合子「え?」

上条「いや、やっぱり名前だと呼びづらいしさ」

百合子「………何考えてンだろ、コイツ」ボソッ

上条「え?」

百合子「……鈴科。鈴科百合子」

上条「おお、鈴科か。よかったよかったこれで気兼ねなく呼べる」

百合子「…………」プイッ

百合子(すげェペース乱される……コイツには警戒心ってものがねェのか?)

上条「そういえばさぁ、鈴科もコーヒー好きなのか?やっぱりブラックだし」

61 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/22(月) 22:04:17.75 ID:SGMPyVo0 [10/25]
百合子「バッ、バカ兄と一緒にすンなァ!!!」ガタッ

上条「へ……!?」

百合子「コーヒーっつったらやっぱスタバだろォがァ!!缶コーヒーなんて邪道なンだよォ!!!」

上条「え、は、はい……!!」

百合子「……………ッ!!!」(我に返る)

百合子「……………///」

上条「……鈴科って」

百合子「…あ?///」

上条「そうやって赤くなってたりとかすると意外と可愛いんだな!」

百合子「!!!!!///」

上条「いやぁ、あの一方通行の妹だと思うと、そういう風な表情とか想像できないからさー」

百合子「え、そ、そそ、そうかァー…?///」

62 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/22(月) 22:06:27.82 ID:SGMPyVo0 [11/25]
上条「うん、もっと笑ったりしてみろよ」

百合子「う、うン……///」ニコッ

上条「そうそう、やっぱり可愛いじゃん」

百合子「…………///」

百合子(………じゃねェェェええええ!!!やばい完全にツンツンのペースに乗せられてるッ…!!)

百合子(お、おれも何顔赤くなってんのォ!?な、何このドキドキ…!!)

上条「? どうした鈴科、顔赤いぞ。熱でもあるのか?」ピト

百合子「!!!!/// そ、そンなンじゃねェってッ…!!///」

上条「そうか?ならいいんだけど…」

百合子(お、落ち着けェ……実験のコト聞く絶好のチャンスだろうがァ…!!)

百合子「お、おィ!!実験のコト、いい加減詳しく聞かせろォ!!」

上条「あー……、そのことか。てかそもそも、何でそんなに実験のことを知りたがるんだ?」

63 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/22(月) 22:07:14.52 ID:SGMPyVo0 [12/25]
百合子「……てめェには関係ないでしょォ。余計な詮索はナシだからねェ」

上条「詮索、っていうか、なぁ…」

上条「…よし、こうしよう」

百合子「ン?」

上条「お前が実験のことを知りたい理由を話して、その理由で俺が納得できれば実験の詳細を話す」

百合子「………」

上条「何で、実験のことを知りたいんだ?」

百合子「………ッ」

百合子「………バカ兄と、俺。……再会したのは、たった1年前なンだよ」

百合子「10歳のとき……兄貴が、能力の暴走事件を起こした」

上条「……!!」

百合子「あの頃から…兄貴は、すげェ力を持ってた。完璧な反射だって、あの頃からあった」

64 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/22(月) 22:07:53.66 ID:SGMPyVo0 [13/25]
百合子「だけど、俺のベクトル操作はたかがレベル1。物の重力を操作して浮かべて遊ぶ、って程度のものでしかなかったンだよ…」

百合子「俺は、そンな強い兄貴が持てて幸せだった。…ずっと、兄貴に守られてるンだって、そう思ってた」

百合子「だけど、全部……たった一瞬で、変わっちまった」

百合子「…俺、イジめられてたンだァ。真っ白な髪で、赤い目だもンなァ…兄貴も同じだったケド、俺は弱かったから。だから俺が狙われた」

百合子「ある日…兄貴は、俺が同じ学年のヤツに殴られてるのを見ちまったンだ。兄貴が俺を庇った瞬間、構わず殴ってきたやつが反射で吹き飛ばされた」

百合子「俺はその後、兄貴に逃がしてもらって、ずっと物陰に隠れてた。でも、兄貴が心配になって…様子を見てみたンだ」

百合子「……兄貴、は、武装した、警備員(アンチスキル)に囲まれてて……上を見上げたら、ヘリとか、いっぱい、飛ンでて…」

百合子「それで、兄貴は、警備員(アンチスキル)に連れてかれた…もう俺、わけわかンなくて…助けに行きたかったけど、怖くて、足が震えて…」

百合子「それから、…ずっと逢えなかった。学校にも、怖くて行けなかった」

百合子「…思ったンだ、俺。きっと…俺が弱かったから、兄貴に甘えてたから、離れ離れになっちまったンだって…」

百合子「だから、独学でがむしゃらに、ベクトル操作のレベルを上げてったンだ…でも、レベル3で結局、止まっちまった」

百合子「でも、諦めらンなくて!やっとのコトで手に入れたキーワードが…実験、レベル6。なンとなく、危ねェ、ってことは分かる」

65 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/03/22(月) 22:09:05.59 ID:SGMPyVo0 [14/25]
百合子「だからって、引くわけにはいかねェンだよ!!兄貴とは再会できたけど…また守られてばっかじゃ、同じこと繰り返しちまう!!!」

百合子「……俺にも、何か出来ること、が…あるンじゃねェか、って…それで、実験のコト、知りたかったンだよォっ……」

百合子「……っ、グスッ……ヒック…」

上条「…………」

上条(鈴科も、一方通行のこと、守りたかったのか……。それでこんなに実験に固執してて)

上条(でも、一方通行は鈴科を守るために、実験の情報を漏らすまいとしている)

上条(なんていうかな…素直じゃないとこはそっくりじゃねぇか)

上条「…鈴科」

百合子「っ……ヒック、な、ンだ、よォっ……」

上条「………」(そっと抱き寄せ)

百合子「ッ!!!」

上条「なぁ、要は鈴科も、一方通行のこと守りたかったんだろ?」

66 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/22(月) 22:09:50.03 ID:SGMPyVo0 [15/25]
百合子「………」コクン

上条「ならそんな危ない方法じゃなくてさ、もっと他にあるんじゃねぇか?」

上条「例えば…一方通行にご飯作って待っててやる、とか。そうやって、アイツの帰る場所を守ってやるってコトも、一方通行を守ることに繋がるんじゃねぇか?」

百合子「……!」

上条「一方通行は、鈴科を危険な目にあわせないように、って実験のコトを黙ってたんだ。結局、二人とも同じ想いなんだよ」

百合子「………」

上条「やっぱり、俺から実験の内容を話すことは出来ない。それでも知りたいなら、今のことも含めてちゃんと一方通行と話し合って」

上条「それで、二人で決めていけばいいんじゃねぇか?」

百合子「………」コクン

百合子「…………ねェ」

上条「ん?」

百合子「………なまえ。お前の、名前は?」

67 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/22(月) 22:10:31.60 ID:SGMPyVo0 [16/25]
上条「ああ、一方通行から聞いてなかったのか?上条当麻だ。ははッ、だから俺ずっとツンツン呼ばわりされてたんだ」

百合子「…かみじょう、とうま」

百合子「……俺の分も払っといて、お金、ココに置いておくから」

上条「ん?もう帰るのか、わかった。じゃあな!」

百合子「……う、ン。じゃァ、な」






百合子(……ぜンぶ、話しちまった)

百合子(でも、なンでだろ……すごく、すっきりした)

百合子(………かみじょう、とうま。上条当麻)

百合子("じゃァな"、か…)

百合子(何か不思議な気分だ……アイツと話して、おれ、何か変わったのかな)

百合子(………また、逢いたいなァ)


68 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/22(月) 22:12:45.92 ID:SGMPyVo0 [17/25]
-翌日-
<病院>

一方「…………」Zzz

百合子(ンー……今日も休日だし、待ち伏せ作戦は出来ないよねェー……今日はココで大人しくしてよっかなァ)

百合子(でも、やっぱり会いたいィィー……なンかよくわかンないけど、なンか会いたい)

百合子(どうしよっかなァ)

ガラッ

芳川「あら、百合子。おはよう」

黄泉川「おお、百合子じゃん。珍しく早いなぁー」

百合子「ン、おはよォ」ソワソワ

芳川「クスッ…何かいい事でもあった?」

百合子「いい事、かァー…」ボー

69 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/22(月) 22:15:58.13 ID:SGMPyVo0 [18/25]
黄泉川「お、これは随分いい事があったようじゃん?」

百合子「ンー……」

黄泉川「…心ここにあらず、じゃん」ヒソヒソ

芳川「そうね…もしかしたら、かもしれないわよ」ヒソヒソ

黄泉川「え、でもあの一方通行の双子の妹じゃん、まさか…」ヒソヒソ

芳川「いえ、彼女ももう年頃なのよ、そのまさか、かもしれないわ」ヒソヒソ

芳川「ここは、恋っていう言葉すら知らないような彼女の背中を押してあげるのが、私達の仕事じゃない?」ヒソヒソ

黄泉川「…よっしゃ、そうと決まればさっそく行動するじゃん!」ヒソヒソ


芳川「ねぇ、百合子」

百合子「ン?何だよォ」

芳川「もしかして、最近気になる人でもいるの?」

百合子「気になる、人…」

70 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/22(月) 22:17:23.39 ID:SGMPyVo0 [19/25]


上条『そうやって赤くなってたりとかすると意外と可愛いんだな!』

上条『そうそう、やっぱり可愛いじゃん』

上条『ああ、一方通行から聞いてなかったのか?上条当麻だ。ははッ、だから俺ずっとツンツン呼ばわりされてたんだ』



百合子(アイツのこと思い出すと…すごく不思議な気持ちになる…なンでなンだろォなァー…)

芳川「ふふ、どうやら図星らしいわね」

百合子「うン…よくわかンねェけど、確かに、気になってるヤツはいる」

芳川「あなたは、その気になる彼とどうしたいの?」

百合子「どう…?」

百合子「…とりあえず、会って、また話したいなァ。それでもっと、アイツのコトを知りたい」


71 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/22(月) 22:18:42.46 ID:SGMPyVo0 [20/25]
芳川「…そう。それで、貴方はその感情の名を知らずに途方に暮れている…そういうことね」

百合子「この感情の…名?」

芳川「貴方がその"気になる人"に向けている感情…それは恐らく、恋」

百合子「こ、い?……………恋ィ!?」

芳川「ええ、貴方はその手の感情に疎いようだから、気付いていなかったようだけれどね」

百合子「恋……俺が、アイツに」

芳川「……さてと。それを知ったところで、その後どうするかは貴方の自由よ」

百合子「う、うン」

芳川「ふふ、頑張りなさいね。ほら、愛穂、行きましょう」

黄泉川「おう、頑張るじゃんよ、百合子」ガラッ

百合子「…………」

百合子「…恋、かァ」

72 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/22(月) 22:19:30.80 ID:SGMPyVo0 [21/25]
百合子(なンか、聞いたら今すぐ会いたくなっちまったなァ…確か、バカ兄が上条当麻の携帯の番号持ってたよな)

百合子「……おォーい起きろバカ兄ィ!!!携帯貸せェ携帯っ!!」

一方「あァ…?ンだよ、人が寝てるときに…」

百合子「携帯。さっさと出せよバカ兄ィ」

一方「携帯ィー…?そこの机に置いてあっから、勝手に使え…………ねみィ」Zzz

百合子「サンキューバカ兄ィー」

百合子「えェと、上条当麻上条当麻、っと……」

百合子「あれ、ねェ……なンでだ?」

百合子「…………ン?三下?…そういやァこのバカ兄、アイツのこと三下って呼ンでたような…」

百合子「それらしい番号は他にはねェし…間違いねェよな…」(自分の携帯に番号を送信)

百合子「…………ッ~~~~~」

百合子(自覚しちまったら急に恥ずかしくなってきちまったァっ…)

73 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/22(月) 22:20:38.12 ID:SGMPyVo0 [22/25]
百合子「…………」(番号を呼び出し)

百合子「…………………ふゥー…はァー」(深呼吸)

百合子(でっ、電話するだけじゃねェか…ンなビビるこたァねェだろ!!!)

ッピ

プルルル…プルルル…

百合子「…………」ドキドキ

ガチャッ

上条『はい、上条ですけど…』

百合子「!!!!!あっ、え、えとっ…!!!」

上条『その声…鈴科か?何で俺の携帯の番号知ってるんだ?』

百合子「あっ!!え、と、ばっ、バカ兄の携帯見てっ…」

上条『ああ、そっかぁ。それにしても、電話してくるなんて、何かあったのか?』

74 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/22(月) 22:21:17.55 ID:SGMPyVo0 [23/25]
百合子「え、い、いやっ、何でも、ねェ、けどっ…」

百合子「ゥ、え、えェと……」

百合子(やっ、やばいッ…かけてから何を話すか考えてなかったァっ…!!!)

上条『あ、そういえば、あれから一方通行とはどうなったんだ?』

百合子「えっ、あ、うン…もう何も聞かないことにしたァ」

上条『そっか!うん、やっぱり双子で仲良くしてるのが一番だと思いますよ!』

百合子「べ、別にバカ兄と仲良くなンてっ…!!」

上条『ははっ!そういうところなんてそっくりだ』

百合子「ッ~~~~///」

百合子(……やっぱり、不思議な気持ちになる。コレが恋、かァ)

百合子(悪くねェかも、な)

百合子「あ、あのさっ………かっ、かか上条!」

75 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/22(月) 22:22:29.02 ID:SGMPyVo0 [24/25]
上条『どうした?そんな慌てて…』

百合子「また……会えねェかな」

上条『え?』

百合子「い、いや…深い意味は、ねェ、けど……なンか、また話したくなっちまって」

上条『ああ、それならいつでもいいぜ?そうだな……明日の放課後なんかどうだ?』

百合子「う、うン。俺なら、いつでも」

上条『そっか、じゃあこっちの授業が終わったら連絡入れるな』

百合子「うン、わかったァ」

上条『じゃあな、鈴科』

百合子「うン、じゃァなっ」

ピッ

百合子「……………」

76 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/22(月) 22:23:42.07 ID:SGMPyVo0 [25/25]
百合子(約束っ…しちまったァっ…!!明日、明日の、放課後ッ……!!)

百合子(すげェ、楽しみだ……)

百合子「~♪スタバでも行ってくっかなァー」ガラッ

80 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/23(火) 19:36:02.51 ID:XDgXDWA0 [1/3]
-翌日-
<病院>

百合子「…………」ソワソワ

一方(おかしい…最近コイツ、明らかに挙動がおかしくなってやがる…)

百合子「ね、ねェバカ兄!!ねっ、寝癖とか付いてない!?」

一方「だからバカ兄じゃねェっつてんだろォ…。別に、いつもと変わンねェンじゃねェの?」ハァ

百合子「そ、そゥ?ならいいけどォー…」ソワソワ

一方「…おィ、ンなソワソワして、なンかあったのかよ?」

百合子「!!!!べっ、別にソワソワしてにェっ……ねェ!!!」

一方「……思いっきり噛ンでンじゃねェか」

百合子「で、でも!!バカ兄には関係ねェだろ!!」

一方「ったく。突然実験のコト、追求するの止めるし、雰囲気だってココ最近で随分変わりやがった」

81 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/23(火) 19:36:57.60 ID:XDgXDWA0 [2/3]
百合子「だからなンだってンだよォ」

一方(…キリがねェな。カマでもかけてみっか…)

一方「ッハ!!百合子ちゃァンは年頃ですからねェ?かっこいい彼氏でもできちゃいましたってかァ?」

百合子「!!!!!! だっ、誰がツンツンに恋なンてッ…!!!///」

一方(……うわァ。カマかけて揺さぶるどころか、一気に核心に突っ込ンじまった)

一方(マジで、コイツに何があった)

百合子「だっ、だからバカ兄には関係ないンだっつーのォ!!」

一方(…だいぶキてやがる。いつかこンな日が来ンのはわかってたがよォ)

一方(でも、相手が相手だな…。まァアイツが誰に恋しようが自由だがなァ)遠い目

プルルル…プルルル…

百合子「あっ!」ッバ

百合子「もっ、もしもし!?」


82 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/23(火) 19:37:53.19 ID:XDgXDWA0 [3/3]

上条『お、鈴科。今、大丈夫だったか?』

百合子「う、うン!全然!!」

上条『そっか。こっちはもう授業終わったからな。どうする?前会ったスタバで集まるか?』

百合子「うン、それでいいよォ」

上条『おう、じゃあまたな』

百合子「うン、また!」

ッピ

百合子「それじゃ、俺ちょっと出かけてくるからァ!」ガララッバタン!

一方「…………」

一方(今の、電話口から漏れてた声、完全に三下の声だったなァ…)

一方(……………寂しくなンか、ねェぞ)

85 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 11:43:44.02 ID:CxM58dIo
今更だけど病院で携帯使うなwwwwww

86 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/24(水) 20:22:22.20 ID:svkcNRE0 [1/5]
>>85
すまん何も考えてなかったwww


百合子(…あ、いた。あそこに座ってるツンツン、間違いねェな!)

百合子(…こ、これは俺から声をかける流れだよなァ。前回はアイツが突然、だったからなァー…)

百合子(こ、これはこれで緊張するなァー…。今までとは目的が違うからなァ)

百合子(…そ、そうだ。俺は今、アイツに恋、し……て………///)

百合子(~~~~~~~ッ!!!///)



上条(……んー。遅いな、鈴科。どうしたんだろ)

上条(ちょっと前に不良に絡まれてた姿を思い出すとな……少し心配だな。一方通行と似すぎてるせいで鈴科も狙われちまってるみたいだし)ガタッ


上条「…あれ?あそこに立ってるの…鈴科だよな。何やって………まさか、気分悪くなったとか」

上条「鈴科!」

百合子「ひゃァあああ!!!」

87 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/24(水) 20:23:23.39 ID:svkcNRE0 [2/5]
上条「うおっ!わ、悪い!!また驚かせちまったな。それより大丈夫か、気分でも悪いのか?」

百合子「へ?」

上条「顔真っ赤だぞ…熱でもあるんじゃないか」ピト

百合子「!!!! なっ、ないない!!熱なんてねェよ!!!///」

百合子(ちっ、近いっ…!!上条の顔が目の前にっ……上条の手がっっっ…!!!///)

上条「んー、確かに熱はないみたいだなぁ。でも、気分悪くなったらすぐ言えよ?」

百合子「う、うン。わかったァ///」




上条「さて、と。それで、話って?」

百合子「えっ?」

上条「何か、お前から話があったんじゃないのか?」

百合子「あ、えっと…別に、話すことがあったってわけじゃないンだけどォ…」

88 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/24(水) 20:24:49.60 ID:svkcNRE0 [3/5]
上条「ん?そうなのか…。あ、そういえば、あの話はどうなったんだ?」

百合子「あの話?」

上条「ほら、実験のこと。一方通行とちゃんと話し合えたのか?」

百合子「あ…もう、そのことは追求しないことにしたァ。追求し続けることで、バカ兄に迷惑かけてるって自覚はあったからなァ」

百合子「確かに気になるけど、バカ兄が、俺のために口を閉ざしてたっつーンなら、それを無視してまで追求する必要はねェだろ」

上条「そっか、うん、鈴科がそう決めたならそれでいいんじゃねぇか?」

百合子「うン…お前のお陰だァ」

上条「え?」

百合子「あン時…お前がちゃんと、俺の話聞いてくれたから」

百合子「なンつーか……その、素直になれた、っていうか///」

百合子(………あれ???何言ってンだ、俺…!?///)

上条「いやいや、俺は何もしてねぇよ。やっぱ、鈴科の決心があってこそだろ?」

89 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/24(水) 20:26:19.70 ID:svkcNRE0 [4/5]
百合子「ン、そっか、なァ…」

百合子「…でも、俺はお前に感謝してンだよ!お前が、どう思おうと、さァ…」

百合子「だっ、だからっ………………ありがと」ボソッ

上条「…へ?鈴科、今なn…」

百合子「い、言ってないィ!!!何も言ってないかンな!!!!///」

上条「? それならいいけど…」

百合子(ああああああなンだよなンだよォっ…こいつと居るとすげェペース乱されるッ…)ドキドキ

百合子(話せるのは嬉しいけど、このままじゃ心臓が持つ気がしねェッ…!!!///)ドキドキ

百合子「きっ、今日はもう帰るッ…!!///」

上条「え、もう帰るのか?話はいいのか?」

百合子「う、うン!そ、それじゃァァあああ!!///」ビュン

上条「うわっ、早ッ…!?」

90 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/24(水) 20:27:28.23 ID:svkcNRE0 [5/5]
上条「……………」

上条(鈴科って、本当に可愛いよなー。一方通行の双子の妹だなんてとても思えねぇ…)

上条(………あははいやいや、上条さんにはあんな可愛い子、釣り合いませんよあはは)

上条(てゆーかその前に、あの子に手を出したら一方通行にボコられるだろ。不幸どころじゃなく死亡フラグ確定だぞ)

上条(どーせ上条さんに春はきませんよーだ……………て、あれ?)

上条(鈴科…コーヒー代払ってたっけ?あれ?)

上条(……不幸だ)

94 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/25(木) 20:33:17.38 ID:ZG4eX7.0 [1/3]


<病院>

冥土返し「……というわけで、もうそろそろ退院していいころだね?傷口も、電極のほうも問題ないみたいようだからね」

一方「………おう」

冥土返し「……ところで、そっちの子も、治療が必要なのかな?」

百合子「~~~~~~~ッ!!!///」ジタバタ

一方「……いらねェ…いらねェはずだ」

百合子(ああああああずっとアイツの顔が浮かぶっ…!!ンなドキドキしちまって、バカみてェッ…!!!///)

冥土返し「そうかい?ならいいけど、あんまり暴れちゃだめだよ?ここ、一応病院だからね?」ガラッ

一方「…おォーい、百合子ォー」

百合子「……う?なンだよバカ兄ィー」

一方「聞いてたか?退院だってよォ」

百合子「うっせ、俺には関係ねェだろォー」

95 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/25(木) 20:33:47.17 ID:ZG4eX7.0 [2/3]
一方「関係あンだろ。てかお前、今まで何処に住ンでたンだ?」

百合子「第13学区。以前バカ兄と住ンでた家から一歩だって変わってねェよ」

一方「ここまで通ってたのかよ、オマエ」

百合子「!!! べっ、別にバカ兄が心配だからとかじゃねェからァ!!!13学区はガキ向けだからうまいスタバがねェンだよ!!!」

一方「ほォー。そっかァ百合子ちゃンは俺のこと心配してはるばる第7学区まで来てくれてたのかァーうれしいねェー」

百合子「違ェっつってンだろ!!!」

一方「なら」

百合子「な、なンだよ!!」

一方「今度はまた第7学区で一緒に住めばいいじゃねェか。どォせオマエ、俺が退院した後も三下のとこに通うンだろォがよォ」

百合子「えっ…?え?」

一方「………ッチ。悪かった、な。5年間も一人ぼっちにさせちまって」

百合子「ば、バカ兄ィ……」

96 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/25(木) 20:35:34.74 ID:ZG4eX7.0 [3/3]
一方「バカじゃねェ。昔みてェに呼ンじゃくれねェのかよォ」

百合子「……ゥ、樹月、おにィちゃン…」

一方「………おゥ」

百合子「しゃ、しゃァねェから、また一緒に住ンでやンよォ!!バカ兄が寂しがってベソベソ泣いちまわねェよォになァ!!!」

一方「ッハ!ベソベソ泣いてたのは百合子ちゃンの方じゃねェンですかァ?俺が撃たれたって聞いて病室に飛ンで来てよォー」

百合子「うわああああああああああ!!!なンでオマエ知ってッ…!!!」

一方「さァなンででしょうねェ?」

百合子「てっ、てめェバカ兄ィィィ!!!」

100 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/26(金) 21:51:05.41 ID:i/6d7Co0 [1/3]
ふぅ、やっと書けた。遅筆でごめんー。


<翌日・病院の屋上にて>

百合子(ちょっと前までは不幸のドン底って感じだったのになァ…たった1年でこンなに変わるもンなのかァ)

百合子(バカ兄と再会して、上条と会って、恋、して。そンで、バカ兄とまた一緒に住めるようになって)

百合子(不幸のドン底から幸せの絶頂ってかァ。信じらンねェなァ…)

百合子(…また、一緒に、かァ…………ふゥ、いろいろありすぎて訳わかンなくなっちゃう。気持ちの整理しないとねェ…)

百合子(最近、うまく感情が操れなくなっちゃってるし……もうあンな醜態晒さねェようにしないとねェ)

打ち止め「あれあれ?こんなところでどうしたの?ってミサカはミサカは…」

百合子「………あァ?」

打ち止め「あれれ、人違いかな、ってミサカはミサカは自分の記憶を探ってみる」

打ち止め「確かにそっくりさんだけどあの人は男だもんね、ってミサカはミサカは結論づけてみる!」

百合子(なンだァ、このガキ?)

百合子(俺とそっくりって…バカ兄のこと言ってやがンのか?)

百合子「おィ、オマエ、バk……一方通行の知り合いか何かか?」

101 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/26(金) 21:51:31.85 ID:i/6d7Co0 [2/3]
打ち止め「うん、ミサカはあの人に命を救ってもらったの!ってミサカはミサカは正直に話してみる」

百合子「命を…救ってもらっただァ?」

打ち止め「そうだよ…………って、もしかしてこれって言っちゃダメだったかな、ってミサカはミサカはすぐに口チャック」

百合子(俺には言えねェ…?どういうことだ、何者だ、このガキ)

打ち止め「あなたは、あの人の血縁者なの?ってミサカはミサカはそっくりな顔を覗き込みながら尋ねてみたり」

百合子「あァ、俺はアイツの双子の妹だな」

打ち止め「わああ、あの人って妹さんいたんだ、しかも双子ちゃんだったんだ!ってミサカはミサカは物珍しそうにあなたの周りをクルクル回ってみたりー!!」

百合子「………ッチ」

百合子(ガキなンざ相手にしてらンねェなァ。だけど、コイツのさっきの言葉も気になる…)

百合子(まさか、こんなちっちェガキもバカ兄の実験の関係者だってのかァ?………まァ、もう追求しねェって決めたンだけどな)

打ち止め「ねぇねぇ、あなたの名前は何ていうの?ってミサカはミサカは首を傾げながら尋ねてみる」

百合子「あァ、鈴科百合子だ」

102 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/26(金) 21:52:35.19 ID:i/6d7Co0 [3/3]
打ち止め「じゃあ百合子お姉ちゃんだね、ってミサカはミサカははしゃいでみる!」

打ち止め「ねぇねぇ、最近近くに美味しいアイス屋さんが出来たって聞いたんだー」

打ち止め「一緒に食べに行こうよぉ、ってミサカはミサカは百合子お姉ちゃんの腕を強引に引っ張ってみたりっ」

百合子「ゥわっ!お、おィ引っ張ンなって!!」

打ち止め「レッツゴー!!ってミサカはミサカは久しぶりのお出かけに胸を高鳴らせてみたりー!!!」

105 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/27(土) 19:42:38.99 ID:axUC6cg0 [1/2]
<同時刻・病室>

上条「おーい、一方通行ー。お見舞いに来てやったぞー…ってうわあああ!!!ちょっ、いきなり物投げるなよッ!!!」

一方「ッチ、避けやがったか。相変わらずしぶてェ野郎だぜェ」

上条「何だよ、機嫌悪いのか?」

一方「うっせェ!!!!」ブンッ

上条「のわあああッ!!!バカ、果物ナイフとかガチで危なッ……!?」

一方(ッチ、百合子の恋路を邪魔するつもりはさらさらねェが、やっぱこいつは気に食わねェ…!!!)

一方(なンでよりにもよってこいつなンだァ!?)

上条「あ、あのー、一方通行さん?なんで今日はそんなに機嫌悪いんでせう?上条さん何かしましたかねー…?」

一方「あァそうだよてめェのせいだまさか百合子に手ェ出してねェだろォなァ!?」

上条「ッヒィ!!!え、鈴科…?」

上条「出してない!!出さない出してない出しません三段活用!!!」

106 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/27(土) 19:43:18.71 ID:axUC6cg0 [2/2]
上条「っていうかなんで急に…?」

一方「ならいいがなァ。もし手ェ出しやがったら血液逆流すっからなァ血・液・逆・流」

上条「…………はい」

上条(さらば、俺の初恋……!!)

108 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/28(日) 19:23:18.99 ID:zU4.dyc0 [1/17]

打ち止め「ほら~!ここだよここっ、ってミサカはミサカは目をキラキラ輝かせる!!!」

百合子「アイス、かァ」

打ち止め「ねぇねぇ百合子お姉ちゃん」

百合子「あァ?なンだよ」

打ち止め「ミサカは今お金持ってないの。奢ってよぉってミサカはミサカはみんなから教わった秘技!!上目遣いをやってみたり!!!」キラキラ

百合子(……女の俺には効かねェンじゃねェのかなァ)

百合子「あァ、いいぜェ。好きなだけ食べなよォ」

百合子(後でバカ兄に請求すりゃァいいかァ。このガキと知り合いみたいだからねェ)

打ち止め「やったあ!!ってミサカはミサカはショーケースに飛びついてみる!!」

店員「いらっしゃいませ、何になさいますか?」

打ち止め「ええと、じゃあミサカはストロベリー!!ってミサカはミサカは定番を指差してみる!」

打ち止め「百合子お姉ちゃんは?」

109 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/28(日) 19:23:51.82 ID:zU4.dyc0 [2/17]
百合子「ン、俺はいい」

打ち止め「えー、百合子お姉ちゃんも一緒に食べようよぉ、ってミサカはミサカは百合子お姉ちゃんのスカートを引っ張ってみる」

百合子「………たまにはいいかァ」

打ち止め「よぉし、そうと決まればどれにするの?ってミサカはミサカは早く食べたいってアピールしてみるー!」

百合子「まァ待てって。………じゃァ、俺はチョコレート」

定員「かしこまりましたー」





打ち止め「おいしー!!ってミサカはミサカはほっぺが落ちるっていう言葉の意味を実感してみたりー!!」

百合子「おゥ、よかったなァ」

打ち止め「百合子お姉ちゃんもおいしい?ってミサカはミサカは尋ねてみる」

百合子「ン、まァうまいけど、やっぱ甘すぎるなァ」

110 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/28(日) 19:24:24.06 ID:zU4.dyc0 [3/17]

打ち止め「あれ、やっぱり百合子お姉ちゃんも甘いの好きじゃないの?ってミサカはあの人がブラックコーヒーを飲んでたのを思い出して推測してみる」

百合子「あァ、そうだなァ。……多分全部は食べきれねェから、半分いるかァ?」

打ち止め「本当に!?ってミサカはミサカは身を乗り出して尋ねてみたり!?」

百合子「ン、やる」

打ち止め「やったぁ!!ってミサカはミサカは百合子お姉ちゃんからカップを受け取ってみる!!」

百合子(ガキは好きじゃねェけど、"お姉ちゃン"って響きは悪くねェなァー…)ニヤニヤ











打ち止め「アイス美味しかったーってミサカはミサカは満足そうに言ってみる!」

111 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/28(日) 19:26:53.54 ID:zU4.dyc0 [4/17]
百合子「おゥ、よかったなァ」

御坂妹「上位固体、とミサカは小さい上司に声をかけます」

百合子「あァ?」

百合子(なンだァ今度は。じょうい、こたいィ…?)

打ち止め「あ、見つかっちゃったかーってミサカはミサカは可愛く舌を出してみたり」

御坂妹「全く…病院を抜け出して一体何をやっていたのですか、とミサカは咎めます」

打ち止め「百合子お姉ちゃんとアイス食べてた!ってミサカはミサカは正直に言ってみる」

百合子(よく見たら顔そっくり…ていうか似すぎてるだろォ。何なンだァコイツら。やっぱバカ兄の実験の関係者かァ…?)

百合子(一人称も"ミサカ"だしィ……疑問挙げてったらきりがねェぞ)

御坂妹「上位固体がご迷惑をお掛けしました、とミサカは謝罪の言葉を述べます」

百合子「あァ?別に構わねェが…」

百合子(じょういこたい、ってのはこのガキの事かァ?どうなってやがる…)

112 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/28(日) 19:27:20.14 ID:zU4.dyc0 [5/17]

打ち止め「シー!!実験のコトは百合子お姉ちゃんには内緒なの!ってミサカはミサカは口の前に人差し指を立ててみる!!」

御坂妹「そうでしたか、とミサカは実験に関わる単語を軽々しく口にしたことを反省します」

百合子(…隠す気ねェンじゃねェのかコイツら。確かに詳しいことはわかンねェけど、コイツらが関わってるってェのはもうバレバレだぞ)

御坂妹「それにしても似ていますね、とミサカは一方通行の双子の妹であるあなたの顔をじっくりと眺めます」

御坂妹「最初はついに一方通行に女装癖がついたのかと思いました、とミサカは思ったことを正直に述べます」

百合子「……てめェ、喧嘩売ってンのか」

御坂妹「おっと、こんなことをしている場合ではありませんでした、とミサカはわざとらしく話題を変えてみます」

百合子「……………」

御坂妹「すぐに病院に戻ってください、とミサカは上位こ…いえ、目の前の幼女に告げます」

打ち止め「え、確かにそういう単語は言っちゃだめって言ったけど、幼女ってどうなのかな…てミサカはミサカはぐったりしてみる」

御坂妹「この際呼び名などどうでもいいです、あなたはまだ学習装置での調整が不十分だったハズです、とミサカはさっさと戻りたいという態度をあらわにします」


113 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/28(日) 19:30:47.50 ID:zU4.dyc0 [6/17]
打ち止め「う、うん、そうだねーってミサカはミサカはどうでもいいって言われたことにちょっとだけ涙目」

打ち止め「それじゃあミサカはもう行くね!ってミサカはミサカは百合子お姉ちゃんにさよならを言ってみる」

打ち止め「またね、百合子お姉ちゃん!ってミサカはミサカは手を引かれながらももう一方の手を大きく振ってみるー!!」

百合子「あ、おゥ!またなァ」

百合子(なンだったンだアイツら……まァどォでもいいか。俺もさっさとバカ兄の病室に戻るかァ」

百合子(バカ兄が寂しがってベソベソ泣いてたンじゃァ世話ねェからなァ)

118 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/28(日) 21:52:42.49 ID:zU4.dyc0 [8/17]
<病室>

百合子「いよゥバカ兄ィ見舞いに来てやったぜェ……ってあァ!?なっ、なンで上条ォがココに……!?」

上条「よ、よお鈴科!」

百合子「……なンで壁にこンなに果物ナイフ突き刺さってンの?」

一方「…………」

上条「一方通行が俺が鈴科に手を出してるって言いがかりをつけるのですよ!!……ってぎゃああ!!!」

一方「余計なこと言ってンじゃねェぞ三下ァ!!!」

上条「っちょ!!!かすった、今かすったって!!オマエマジで狙ってきてないか!?」

一方「ッハ!!こっちはガチで狙いに言ってますけどォッ?」

百合子(………言いがかり、か。そうだよなァ。何一人で舞い上がってンだか。所詮片思いってヤツじゃねェか)

百合子(勝手に恋なんてして、勝手に舞い上がって。上条からすればタダの迷惑なンじゃねェのか?)

百合子(だったら………)

119 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/28(日) 21:53:18.84 ID:zU4.dyc0 [9/17]
百合子「ちょ、ちょっと待ったバカ兄ィ!!!」

一方「あァ!?」

百合子「何言っちゃってンのバカ兄はァ、仮にも第一位の双子の妹だぜェ?レベル0に恋だァ?笑わせないでよォ」

一方「……おィ、どうしたンだオマエ、ンな突然」

百合子「どうしたもこうしたもねェよ。そこのレベル0は俺のタダの獲物だ。勝手に手ェ出してンじゃねェよバカ兄ィ」

百合子(冷静になれよ。らしくねェだろ。恋、なンて。そンな普通の女の子みてェな真似、似合わねェだろ)

百合子(諦めろよ。俺は第一位の双子の妹。レベル3の一方通行。向こうはタダのレベル0)

百合子(上条は俺のことなンとも………なンとも思ってねェよ)

百合子「………ちょっと外の空気吸ってくる」ガラッ

一方「あ、おィ!!………ッチ」

上条「……ほ、ほら!鈴科だって言ってただろ?上条さんは無実ですー!!」

一方「………みてェだな」

120 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/28(日) 21:54:17.67 ID:zU4.dyc0 [10/17]
一方(何がどォなってンだ百合子のヤツ、急に冷めやがって。今朝まで三下のこと思い出して気持ち悪ィぐらい幸せオーラ振りまいてやがったのに)

一方(………なンだよ、アイツ。確かに直接的な言葉は言ってなかったが、ありゃァ完全に三下のヤツに惚れてやがった)

一方(確かにさっきは勢いで、百合子に手ェ出すなとかぬかしちまったが、百合子が恋したっつーンなら邪魔するつもりはなかったンだよ)

一方(応援だって、するつもりだった。アイツが幸せになれンならなンでもするつもりだった。なのに……)

一方(どうなってンだよ………)

上条(……はは、俺はタダの獲物、か。だとしたら今までのは上条さんの勘違いってヤツだな)

上条(鈴科の態度見てたらもしかしたら、とか思ってたんだけど、んなわけないか。やっぱ俺に幸せなんてやってこない、いつも通りの不幸だな)

上条(確かに鈴科の言うとおりだ。俺はタダのレベル0で成績だってすっげえ悪い。釣り合うわけないんだよ)

上条「さて、と。そろそろ俺は帰るぜ。退院の日が正式に決まったら連絡くれよな」

一方「あァ、面倒くせェが一応連絡してやる。じゃァな」

上条「おう、じゃあな!」


一方「………………」

一方「………ッチ、手のかかる妹だぜ」ガラッ

123 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/28(日) 23:28:31.39 ID:zU4.dyc0 [12/17]
<病院の屋上>

百合子(……そうだよ、今までの俺がどうかしてたンだ。何が恋だ、ンなもン俺には似合わねェンだよ)

百合子(今までの流れが良すぎたンだよ、ありえねェだろ。何が幸せの絶頂だ…)

百合子(恋、かァ。芳川に煽てられて乗っちまうなンてな。何急に色気づいてンだか)

百合子(俺はもっと血みどろで、殺伐とした人生の方がお似合いなンだよォ……)

百合子(………ッチ、なンでアイツの事が頭から離れねェンだよォっ…いい加減諦めろよっ…!!)

百合子(これ以上進んでも、どォせ辛い思いすンのは目に見えてンじゃねェか…!!)

百合子(………ゥ、もう、やだ…消えちまいてェ…)

ガチャ

百合子「ッ!!!」

一方「おォおォこンなところにいやがったか百合子ちゃンはァ。ったく、こっちは杖ついてンだから無駄に歩かせンじゃねェよ」

百合子「ッ、何しに来やがった、バカ兄ィ…!!」

124 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/28(日) 23:29:32.99 ID:zU4.dyc0 [13/17]
一方「ッハ、珍しく殺気むき出しじゃねェか、百合子。似合わねェよ、オマエにはンなもン」

百合子「何言ってンのォ…バカ兄はァ…!?俺たちにはこっちの方が本質でしょォがァ」

一方「虚勢張ンのもいい加減にしろよォ百合子。三下のヤツに恋して夢見がちだった頃のほうがまだ可愛げがあったぜェ?」

百合子「ッ!!!てめェ…!!!それ以上ふざけたことぬかしてると潰しちゃうよォ…!?」

一方「やれると思ってンのか、てめェに。俺は学園都市最強のレベル5。対しててめェはレベル3」

一方「相手にはなってやるが、たかが俺の劣化コピーが俺を倒すってのかァ?ッハ、笑わせるのはそっちだぜ」カチッ

百合子「ッ、黙れェェェえええ!!!」ッバ

一方「バカが、てめェの不完全な反射で何ができるってンだ」

百合子「ッチィ!!」

一方「遅ェンだよォ!!!」ッバ!!

百合子「ッ!!!…ゥ…ッ!!」身動きを封じられる

一方「……てめェは何びびってやがンだ」

125 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/28(日) 23:30:13.88 ID:zU4.dyc0 [14/17]
百合子「っ、びびってなンか…!!!」

一方「じゃァ、なンで病室であンなくだらねェ事言いやがった。言っただろ、夢見がちだった頃のほうが可愛げがあったってなァ」

百合子「………ッハ!!興味なくしたンだよ、俺には恋なンざ似合わねェンだよ!!」

一方「似合わねェだァ?そうやって殺気撒き散らしてる方がよっぽど似合わねェよ。5年前はもっと可愛げがあったじゃねェか」

百合子「うるせェ!!!てめェはこの5年間、どンな想いで過ごしてたか、知らねェからンなことが言えンだ!!!」

百合子「将来に夢を見てた鈴科百合子は5年前に死ンだンだよ!!てめェを探すためなら俺はなンだってやったンだ、なンでもだ!!」

百合子「情報を手に入れるためなら、時には強引な手も使った。この両手が数え切れねェくらい血に染まった!!」

百合子「それでも、それでも届かなかったンだよォっ……俺は、てめェが知らねェうちに、罪の塊になっちまったンだよ…」

百合子「その俺が、どうして恋なンかできる、どうして普通の女の子みてェな生活が出来るってンだ!?」

百合子「もう、ダメなンだよ……俺には、資格がねェンだよ…」

一方「……ハハッ、俺もオマエも、同じだったって事か」

百合子「え、何言ってっ…」


126 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/28(日) 23:31:13.30 ID:zU4.dyc0 [15/17]
一方「…………」ギュ

百合子「!? ばか、兄ィ…?」

一方「…悪ィ。本当に5年間、しんどい想いさせちまってたみてェだな。本当に、ごめン」

百合子「………」

一方「謝って済むことじゃねェのは、わかってる」

百合子「、あ、当たり前、だよォ……」

一方「…俺は、オマエには、幸せになってもらいてェンだよ。ンな想いさせちまったからこそ、だ」

百合子「!!!」

一方「三下、……上条当麻は、きっとオマエの闇も救ってくれる。アイツが居なかったら、今の俺は存在しねェんだからな」

百合子「バカ、兄……」

百合子「……、お、れ……」

一方「…何うじうじしてやがンだよ。もっと自信持てよ。俺の自慢の妹なンだ、くだらねェ事考えてンじゃねェよ」


127 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/28(日) 23:32:15.45 ID:zU4.dyc0 [16/17]
一方「学園都市第一位の双子の妹がそンなンじゃ、俺が笑いものになっちまうぜェ」

百合子「………バカ、兄…俺、どうしたら…、どうしたらいいンだよ…」

一方「自分の気持ちのまま、正直に動いてみろよ。三下の野郎はついさっき病室を出たばっかだ、まだ追いつけるはずだぜ」

百合子「、う、うンっ……俺、行く…行ってくる…!!」

一方「……あー、涙は拭いてけよなァ」ゴシゴシ

百合子「ゥ、あゥ、樹月、ォにィ、ちゃっ…!!」グスン

一方「あァもう泣くなってェ!!」アセアセ

百合子「うゥ、行って、くるゥ…!!」グスグス

一方「おゥ、ちゃんと前見ろよなァ、転ぶンじゃねェぞォ!!」

ガチャ バタン

一方「………はァ」カチッ

一方「…ハハッ、なンか5年前に戻ったみてェだったなァ…」

129 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/28(日) 23:34:38.74 ID:zU4.dyc0 [17/17]
一方「百合子のヤツが戻ってきたら、ベソベソ泣いてたこと、とことんイジり倒してやろォ」ニィ

132 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/29(月) 23:19:53.34 ID:hCaOi/o0 [1/5]

百合子「っは……はァ……っ、う、……ひっく…」ッタッタ

百合子(せっかくバカ兄が背中押してくれたンだァ……絶対上条に追いつかねェと…!!)

百合子(でも……怖い。やっぱ怖い……怖い)

百合子(足が、重い……恋って、こンなに苦しいものだったのかァ…)

百合子(でも、行かなきゃッ…!!)

百合子「……っは、っはァ…っは…………、あ…!!」

百合子(いた、あのツンツン、間違いねェ…!!声、かけなきゃ…!!)

百合子「………ォ、おい!!上条ォ!!」

上条「…ん?あれ?鈴科…どうしたんだ、んな急いで…」

百合子「俺…おれ、………」

上条「………?」

百合子「………」

133 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/29(月) 23:20:55.40 ID:hCaOi/o0 [2/5]
百合子(言葉が…出てこねェ……怖、い…)

上条「………ああ、さっきは、ゴメンな?」

百合子「………?」

上条「嫌だったろ?俺とオマエが付き合ってるなんて一方通行に勘違いされて…」

百合子「………!!」

上条「はは、んなわけないのにな。上条さんなんて、鈴科とじゃ全然釣り合わな…」

百合子「ちっ、違う!!!」

上条「…え?」

百合子「違う、ンだよ……違うんだよ……!!俺は、ンなこと言いに来たンじゃなくて…!!」

上条「鈴科……?」

百合子「お、俺はッ……俺は…!!」

百合子(大丈夫、大丈夫だッ…俺は、学園都市第一位の、バカ兄の双子の妹だろォ…!?自信、自信だァ…!!)

134 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/29(月) 23:22:06.71 ID:hCaOi/o0 [3/5]
百合子「俺は、オマエが、す、すっ、好き、なンだよ…!!!」

上条「…え?………え?」

百合子「………ゥ」グスン

百合子(言、っちまった……)

百合子「ひっく…ぐすっ………ゥ、……」

上条「鈴、科………」

百合子(やっぱ、ダメ、なのかァ……?)

上条「………鈴科!!」ギュッ

百合子「あゥ……!?」

上条「…ごめんな、俺、鈍感で」

百合子「かっ、上条ォ……?」

上条「……好きだ、鈴科」

135 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/29(月) 23:23:10.62 ID:hCaOi/o0 [4/5]
百合子「ッ!!! か、かみじょッ…!!」ポロポロ

上条「っは~~。まさか上条さんにこんな幸せが舞い込んで来るとはなー…」

百合子「ほっ、本当に?本当に俺のことォ……?」

上条「あぁ、好きだ、鈴科のこと」

百合子「ゥ、あァ、あァァっ……!!」

上条「…あのさ、鈴科が実験のコト知りたかった理由、教えてくれたじゃねぇか。あの時、お前のこと守りたい、って思ったんだ」

上条「笑った顔とか、すごく可愛いし、ずっと鈴科が笑顔で居られるように、守りたいってな」

百合子「うン、うンっ…!!」

上条「……でも、本当に俺でいいのか?俺、レベル0だし、成績悪いし…」

百合子「ッ、ひっく、かみじょォ、じゃなきゃ、やだァ……!!かみじょ、ひっく、とゥま、とォまァ…!!!」

上条「……レベル0の俺が言っても説得力ないけどさ、…ずっと守ってやるから」

百合子「ゥ、とう、まァ……とう、……まっ…!!」

139 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/30(火) 20:13:03.37 ID:IAviXSw0 [1/8]
上条「あー…すっかり暗くなっちまったなぁ」

百合子「………ひっく、ぐすっ」

上条「…大丈夫か、鈴科。落ち着いたか?」

百合子「うン…だいじょうぶ…」

上条「さて、と。どうしますかねー、女の子を1人で帰らせるわけには…」

百合子「え、俺なら、大丈夫だけど……」

上条「いやいや!鈴科はいろいろ狙われてるんだから、なおさら1人にはできません!」

百合子「う、うン…」

上条「鈴科、今何処に住んでるんだ?」

百合子「えェと、第13学区…」

上条「13学区ぅ!?そりゃ、随分遠いじゃねぇか……なおさら1人で帰らせるわけにはいかねぇよ!!」

上条「ここからなら俺の家にすぐ着くし、泊まってくか?」

百合子「え、いいのかァ?」

140 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/30(火) 20:13:52.64 ID:IAviXSw0 [2/8]
上条「ああ、相変わらず散らかってるけど、あんなところでいいなら」

百合子「う、うン、行くッ…!!」

上条「よし、そうと決まったら行くか。ほら、手」

百合子「…………?」

上条「ん、手、貸せよ。もう大分暗くなっちまってるし、はぐれる……って事はないだろうけど、一応、な」

百合子「う、ン……」ッス

上条「よし」ギュ

百合子「…………///」

上条「ほら、行こうぜ鈴科」

百合子「うン……!!」

百合子(……幸せ、か。しあわせ。……悪くない、かもねェ)

142 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/30(火) 22:06:19.04 ID:IAviXSw0 [3/8]
<病室>

一方(………帰ってこねェ)

一方(ふ、振られたってことはねェだろォなァ……ッチ、気になって眠れやしねェ)

一方(いや、待てよ……アイツの告白が成功したとしたら……まさか、三下の家にィ…!?)

一方(ま、待て待て落ち着けッ……何考えてやがンだ俺ェ…!!!)

一方(……まァ、アイツも年頃だし、な……)ズーン

一方(…あれ?なンだか涙が…)

黄泉川「目頭押さえてどうしたじゃんよー一方通行」

一方「!!!!!!!!」

芳川「あらあら、そんなに驚かなくてもいいじゃない」

一方「なっ、て、てめェらいつから…!?」

黄泉川「ずっといたじゃんよー」

143 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/30(火) 22:07:06.17 ID:IAviXSw0 [4/8]
一方「……ッチ」

芳川「そうそう、退院の日決まったから伝えておいてくれって頼まれたのよ。明後日だそうよ、よかったわね」

一方「そォかよォ…」

芳川「どうしたの、うれしくないの?退院」

黄泉川「ああ!わかったじゃんよ!!」

芳川「何がわかったの?愛穂」

黄泉川「コイツきっと百合子にカレシが出来て凹んでるじゃんよ!!」

一方「!!!!!!!」

芳川「ああ、そうねぇ。ついさっき彼女、黒髪の男と手を繋いで歩いていたものね」

一方「!!!!!!!!!!」

黄泉川「あっはっはー残念だったじゃん一方通行ー」

芳川「諦めなさい、妹というものはそういうもの…て、どうしたの一方通行。突然固まってしまって」


144 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/30(火) 22:08:11.77 ID:IAviXSw0 [5/8]
黄泉川「うわ、ショックすぎてフリーズしたじゃん」

芳川「全くしょうがないわね…。いつからこの子はシスコンになったのかしら」













百合子「…とう、まァ」

上条「ん?どうした、鈴科?」

百合子「…今、すっごい、幸せだなァって。当麻と出会ってから、うれしいことばっかりだァ」

上条「おぉ!それは光栄ですねー!俺も、鈴科の笑顔が見れて大満足ですよ!」

145 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/30(火) 22:09:24.64 ID:IAviXSw0 [6/8]
百合子「………///」

上条「ほら、そうやって照れた顔も可愛いし、さっきの泣き顔も可愛かったし、もちろん笑った顔も…」

百合子「わ、わかったァ!!わかったからァ!!ううゥ顔熱いィ…!!///」プイ

上条「あはは!ごめんごめんっ…ほら、鈴科、顔見せろよ」

百合子「…ゥー…?」クルッ

チュッ

百合子「……………ッ!?///」カァァァ

上条「っぷ、くく、鈴科、顔真っ赤」

百合子(お、おでこに、きす、され、た………き……き、す…)

上条「あ、あれ?鈴科?鈴科さーん?……やべぇやりすぎた、大丈夫か鈴科!?」

百合子「ふあァー…」カクン

上条「あー、しょうがないな…」(姫抱き)

146 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/30(火) 22:10:21.46 ID:IAviXSw0 [7/8]
百合子「うあー……」

上条(……あはは、目ぇ回してる鈴科も可愛いなーなんて、上条さん重症ですね)

上条(ちゃんと、守ってやるからな)











上条(あ、忘れてたけど、俺もしかして一方通行に殺される?上条さん死亡フラグですか…!?)


END



147 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2010/03/30(火) 22:15:18.81 ID:IAviXSw0 [8/8]
終わったああああああああああ!!!
>>141
俺も寂しいよ…。

とりあえずココで終了です。本当はこの先やりたいことイロイロあったけどね。
一方さんが本格的にシスコンに目覚めるとか。鈴科樹月&鈴科百合子で上条の高校に転校とか。
やりたいけど、さすがに時間ねぇっす。これ完結するのも時間掛かったし…。

実は俺、高校生だしな!来年受験だしな!
ていうことで、今回はオシマイです。
みんな今までありがとおおおおおおおおお!!!
機会があればまた1年後なんだぜ!!また会おうな!!

さらばっ

コメント

No title

スタバって先払いじゃね?
学園都市のは後払いなのか

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