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ドロッセル「何をするっ……この、無礼者っ……!」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 16:59:19.10 ID:8JYjb80O0 [1/45]

ドロッセル「おいアマデウス。アマデウスはどこだ」

ゲデヒトニス「はいお嬢様。ちなみに私の名前は、ゲデヒトニスでございま」

ドロッセル「あなたは口を挟まないで、アーマード」

ゲデヒトニス「申し訳ございません」

ドロッセル「人類に憧れているのだ」

ゲデヒトニス「……今、なんと仰いましたか?」

ドロッセル「人類、つまるところニンゲンというものに憧憬を抱いて何がいけないというの」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 17:02:22.71 ID:8JYjb80O0 [2/45]

ゲデ「よもや! お嬢様、そんな考えは今すぐお捨てになられては」

ドロ「仕方ないじゃない。憧れは誰にも止められないものよ」

ゲデ「……ドロッセルお嬢様。あなた様はウラノス国テンペスト領第19代目の御当主様なのですぞ」

ドロ「そうよ」

ゲデ「お嬢様のような立場の者がそんなお考えではなりません。全体への不審感へ繋がります」

ドロ「でもでも! 私、すごく興味があってよ」

ゲデ「興味、と申しますと?」

ドロ「人類の生活とか、衣食住、どんなごはんを食べているのか」

ゲデ「うーむ……」

ドロ「私、人類とお話ししてみたいわ」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 17:08:31.27 ID:8JYjb80O0

ドロ「何かいい方法は無いかしら」

ゲデ「ありません、とも、言い切れません」

ドロ「本当!?」

ゲデ「こちらに『アンドロイド』というモノがございます」

ドロ「あんどろいど?」

「……」

ゲデ「ボディを限りなく人類に似せて作った機械でございます」

ドロ「これは……生きているのか?」

ゲデ「いいえ、生きておりません。中身はカラッポでございます」

ドロ「一体これをどうするというのよ」

ゲデ「お嬢様の中枢意識を司る思考体を、こっちのアンドロイドに移し替えるのです」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 17:19:35.98 ID:8JYjb80O0

ドロ「まあ! そんなこと可能なの?」

ゲデ「はい」

ドロ「おしゃれね」

ゲデ「人類は我々に心を開くことなどあり得ません。悲しい事ですが、こればかりは仕方ありません」

ゲデ「しかし人類は意外に単純な生物でして、見た目さえ自分たちと似ていればコロッと騙されてしまうものなのです」

ゲデ「人類と仲良くお喋りするためには、言わばこの『御洋服』を着てトーキングに臨む事が必要なのです」

ドロ「成程ね」

ゲデ「ご覧の通り、アンドロイドの容姿もお嬢様に合わせて、ツインテールの壮麗美少女となっております」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 17:24:55.77 ID:8JYjb80O0

ドロ「相変わらず仕事が早いわね」

ゲデ「実はこのアンドロイド、緊急事態用に作られたお嬢様専用機でございます」

ドロ「どういうこと?」

ゲデ「人類の軍隊がこの城に攻め込んできた時、見た目を誤魔化しお嬢様の危険を少なくさせようとの配慮でございます」

ドロ「抜かりないわね」

ゲデ「はい」

ドロ「素晴らしいわ。これ、表面がやたらプニプニしているぞ」

ゲデ「極限まで人類に似せてあります故、触感やその他もほぼ人類のそれと変わりありません」

ドロ「噂には聞いていたが、これがあの乳房というやつか」プニプニ

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 17:28:50.17 ID:8JYjb80O0

ドロ「俗に言う、おっぱい」

ゲデ「早速お使いになられますか?」

ドロ「勿論よ」

ゲデ「お嬢様、お気を付けて下さいね。人類の感覚器は我々より数十倍も多いのです」

ゲデ「始めはビックリなさると思いますが、徐々に慣れると思います」

ゲデ「では、こちらの装置にお掛け下さい」

ドロ「わくわく」

ゲデ「ヘッドギアを装着して下さい。行きますよ……」カチッ

ドロ「……!!」ブブブブブブブ

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 17:34:48.76 ID:8JYjb80O0

ドロ「…………ッ」

ゲデ「如何ですかお嬢様。無事、完了いたしました」

ドロ「ぅ……こ、これは」

ゲデ「新鮮ですね。いつもと違うお嬢様の姿は」

ドロ「入れ換わったのか? ……なにやら、全身が、痒いわ」

ゲデ「人類の触覚器は我々のそれより遥かに敏感ですので」

ドロ「わたしが隣にいる……眠っているのか」

ゲデ「いつもの見慣れたお嬢様のボディは、中身を失い休眠中でございます」

ドロ「鏡!」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 17:40:40.24 ID:8JYjb80O0

ドロ「これが……わたし?」

ゲデ「お美しい」

ドロ「人類の美の基準がいまいち分からないけど、綺麗に整っているわね」

ゲデ「全人類の誰もが美少女と認めるフォルムを作れと職工に依頼しましたので」

ドロ「なかなか気に入ったわ」

ゲデ「左様でございますか」

ドロ「少し、歩いてみる」

ゲデ「大丈夫でしょうか」

ドロ「む……なんか、変な感じ」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 17:46:35.07 ID:8JYjb80O0

ゲデ「歩く姿もお美しいですね」

ドロ「関節が音を立てないのが不自然だわ」

ゲデ「言い忘れていましたが、そのアンドロイドには人類の主要言語の翻訳ツールが入っております」

ドロ「すごいわ」

ゲデ「これで大体の人類とお喋りできます」

ドロ「とてつもない田舎に行ったとしたらダメなのかしら」

ゲデ「それはおそらく、人類にも同じ事が言えるでしょう」

ドロ「そうかも知れないわ……きゃっ!?」すてーん

ゲデ「お嬢様!」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 17:51:20.93 ID:8JYjb80O0

ドロ「……別に平気。大丈夫よ」

ゲデ「慣れないうちは無理をなさらずに」

ドロ「思ったより痛いわ。転ぶと」

ゲデ「左様でございますか」

ドロ「人類の体って脆いのよね? これは……デンジャラスだわ」

ゲデ「ええ。非常に、デンジャラスでございます」

ドロ「ちょっとお屋敷を一周してくる」

ゲデ「お嬢様! いきなりそんな」

ドロ「平気よ。何かあったら助けに来て頂戴」

ゲデ「かしこまりました」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 17:57:05.51 ID:8JYjb80O0
    ◇◇◇


ドロ「はぁ……はぁ……」

ゲデ「如何でございましたか、お嬢様」

ドロ「気になった点がいくつかある」

ゲデ「ほう」

ドロ「たくさん歩くと、何故か胸の辺りが苦しくなる」

ゲデ「それは『肺』の機能でございますお嬢様。人類は肺呼吸でございます故」

ドロ「体中から変な液体がにじみ出ててきたわ」

ゲデ「『汗』でございます。人類の体温調節システムです」

ドロ「人類の体は不思議がいっぱいだな」

ゲデ「左様でございますね」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 18:03:16.43 ID:8JYjb80O0

ドロ「今日はもう休む」

ゲデ「左様でございますか」

ドロ「これはなかなか疲れるわ」

ゲデ「睡眠は人類に欠かせない習慣儀礼でございます」

ドロ「何だかさっきから、意識が……薄らいでいる」

ゲデ「眠気でございますお嬢様。お休みになられた方が」

ドロ「言われなくとも休むわ」

ゲデ「お休みなさいませ」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 18:10:30.04 ID:8JYjb80O0
    ◇◇◇


ドロ「……」

ゲデ「おはようございますお嬢様……って、それは」

ドロ「おしゃれユニットよ」

ゲデ「飛行ユニットでございますね」

ドロ「少し外へ行ってくる」

ゲデ「いけませんお嬢様、外は危険です」

ドロ「なんとか頭に装着できた。やればできるものね」

ゲデ「街の周囲の砂漠には人類の軍隊が駐留していると前に申し上げましたよね」

ドロ「最近はめっきり小康状態だと、あなた言ってたじゃない」

ゲデ「そうですがしかし」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 18:17:01.14 ID:8JYjb80O0

ドロ「大丈夫よ。わたしは人類に危害を加える訳じゃないもの。お喋りしたいだけだわ」

ゲデ「……」

ドロ「大事なのはお話する事。じゃあ行ってくるわ」ウィィィィィン

ゲデ「お嬢様! ドロッセルお嬢様ぁ!!」

ゲデ「……」

ゲデ「……これは、どうしましょうか」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 18:24:46.94 ID:8JYjb80O0

ズドドドドドドド


ドロ(うっ……スピードを上げ過ぎると、眼が開けられないわ)

ドロ「人類の体は不便ね……あっ」

ドロ「……あれが砂漠ね。砂漠なのね」

ドロ「思っていたより黄色い……」

ドロ(人類の軍隊なんているのかしら。見ただけじゃ分からないわ)

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 18:30:22.96 ID:8JYjb80O0

キィィィ……ンンンン


ドロ「何……?……なんだか……頭が、痛い……」

ドロ「これは……立ちくらみね? あるいは湯あたり……」

ドロ「意識が……無くなってく……」

ドロ「あっ……」グラッ

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 18:34:09.95 ID:8JYjb80O0

ボカァァ――ン……


「おいあっちで何か落ちたぞ」

「落ちた? 何か電磁波に引っかかったのか?」

「機械軍のはぐれ兵士か?」

「確認して来いよ」

「えー面倒くせえなぁ」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 18:38:46.95 ID:8JYjb80O0

ドロ「……くっ……ぅ……」

ドロ「とんだヘマを……やらかしてしまったわね」

ドロ「はぁ……はぁ……ボディが、少し……傷付いた」

「おーい! そこにいるのは誰だー!!」

ドロ「人類……?」

「女の子!? 怪我してるじゃないか! 今そっちへ行くぞー!」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 19:05:45.80 ID:8JYjb80O0

「大丈夫か!」

ドロ「あ……ありが……とう……わたしは」

「喋るな! 酷い怪我じゃないか!」

ドロ「……」

ドロ(人類と肌を触れ合わせるなんて、思ってもみなかったわ)

ドロ(これはきっと……大きな第一歩ね)

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 19:11:25.38 ID:8JYjb80O0

兵士A「女の子だぁ?」

兵士B「機械のスパイじゃないのか? 電磁波に引っかかったんだろ?」

兵士C「誰だこんなの連れて来たの!」

少年兵「僕ですけど……」

兵士C「連れて来たところで何になるってんだ! ほっときゃいいものを!」

少年兵「すいません……」

兵士A「おい……こっち来て見てみろよ」

兵士C「あ?」

兵士A「すげえべっぴんさんだぜ……こりゃあ」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 19:15:40.71 ID:8JYjb80O0

ドロ「すー……すー……」

兵士C「うおっ!すげっ……マジ可愛い」

兵士A「起きちまうから大声出すなよ」

兵士B「なあ、これはむしろ連れて来て正解じゃねえか?」

少年兵「……?」

兵士C「へへへ……そうかもな」

兵士A「ウヒヒヒ」

少年兵「ちょっと、先輩達……何を」

兵士B「決まってんだろ?」

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 19:21:05.68 ID:8JYjb80O0

ドロ「……ん」

兵士A「おいそっち持て」

兵士B「へへへ」

ドロ「……?」

兵士C「あれ、起きちまったか」

ドロ「こ、これは……どういう事?……身動きが」

兵士A「暴れるなってお嬢ちゃん……いろいろとやりづれえだろうが」


ビリッ


ビリビリビリィッ

ドロ「!?」

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 19:27:31.24 ID:8JYjb80O0

ドロ「なっ……」

兵士A「うはっいいおっぱいしてんじゃん」

兵士B「マジエロい」

ドロ「何をするっ……この、無礼者っ……!」

兵士C「暴れるなって」

ドロ「わたしの服がっ……」

兵士A「服ってwwww今更そんな事気にしてどうすんだよ」サワサワ

ドロ「っ……!? やめろ、触るな!」

兵士C「俺にも揉ませろよ」

ドロ(何なのこれ……? わたしは、何をされているの……?)

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 19:34:35.58 ID:8JYjb80O0

兵士A「ハァハァ」

ドロ「……ッ」

兵士A「乳首すげえピンク色だな」チュパチュパ

ドロ(なんか……調子が、おかしい)

ドロ(おかしな気分……)

ドロ「……んっ」

兵士B「もっと大声で喘いでもいいだぜ?」

ドロ(なんで……勝手に、声が出るの……?)

兵士C「こっちもう濡れたか?」サワサワ

ドロ「あ……」

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 19:38:46.21 ID:8JYjb80O0

ガッシャーン!!


兵士A「……あ?」

兵士B「何の音だ?」

?「……」

兵士A「誰だてめえ? 勝手に兵士のキャンプに」


ズバッ!!


兵士A「ギャッ……」

兵士B「ちょ、おい!! 何しやがんだ!!」

?「死ね。貴様等は万死に値する」

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 19:42:37.02 ID:8JYjb80O0

ドロ「……?」

兵士B「うわあああ!!」グシャッ!

兵士C「何だお前!! やめっ」ズバッ!

?「……」

少年兵「あ……ぅあ……ああ」

?「小便は済ませたか? 神様にお祈りは? 部屋の片隅でガタガタ震えて命乞いをする心の準備はOK?」

少年兵「ひっ……ひぃぃっ!」

?「……戦う気すら無いのか。貴様それでも兵士か?」

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 19:46:54.13 ID:8JYjb80O0

ドロ「やめろ!」

?「……!?」

ドロ「その人はわたしに乱暴な事をしていないし……助けてくれた恩人だ」

少年兵「……ッ」ガタガタ

ドロ「……お前なんだろう? フィリッポス」

?「……」

ドロ「……」

?「…………はい。お嬢様……ちなみに私の名前はゲデヒトニスでございます」

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 19:55:55.36 ID:8JYjb80O0

ドロ「やはりそうか!……随分と背が高いのね、そのボディは」

ゲデ「お嬢様……不肖ゲデヒトニス、一生の不覚でございます。すぐにお助け出来なかった事をお許し下さい」

ドロ「いいわ。こうして助けに来てくれただけで十分」

ゲデ「お嬢様、私、怒り心頭でございます」

ドロ「……」

ゲデ「お嬢様に乱暴を働いたニンゲンどもへの怒りで、思考組織が焼き切れそうです」

ドロ「……」

ゲデ「残りの一人も始末してしまいたい一心であります。これは忠義に関わる問題です」

ドロ「ダメだ。それはできない」

ゲデ「…………」

ドロ「わたしは、人類と争うつもりは無いと言ったはずだ。無益な殺しは許さん」

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 20:03:39.46 ID:8JYjb80O0

ゲデ「ですが……」

ドロ「そこの者に呼び掛ける!」

少年兵「!?」

ドロ「わたしの名前はドロッセル。フリューゲル家のドロッセルだ。先程は助けて頂き、誠に助かったわ」

ドロ「わたしは人類とお友達になりたいだけだ。もしよかったら……」

少年兵「……っ」ブルブル

ゲデ「酷く怯えているようですね」

ドロ「……連絡先を教えておく! 何かあったら、わたしにお手紙でも送ってくれ!」

少年兵「……」

ドロ「テンペストの塔に遊びに来てくれても構わない。わたしはウラノス国テンペスト領当主だ」

少年兵「……!」

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 20:07:29.09 ID:8JYjb80O0

    ◇◇◇


ドロ「ふぅ、久々の我が家だわ」

ゲデ「左様でございますね」

ドロ「お手紙くれるかな」

ゲデ「どうでしょうね。お嬢様が機械と知って、心を閉ざしてしまうかも分かりません」

ドロ「時に、ちょっと気になる事があるのだけれど」

ゲデ「なんでございましょう?」

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 20:16:20.72 ID:8JYjb80O0

ドロ「わたしが奴らに乱暴された時、ちょっと妙な感覚を感じた」

ゲデ「……」

ドロ「言葉にするのが難しいのだが……何というか、体が熱くなって」

ゲデ「お嬢様、それは人類の性欲というモノでございます」

ドロ「せいよく?」

ゲデ「はい。人類は子孫を多く残すため、生殖行為に快感を伴わせているのです」

ドロ「ふぅむ」

ゲデ「性的欲求は人類の思考の大きなファクターであり……快感に魅せらせ、性欲のままに行動する人類も少なくないのです」

ドロ「大変ね」

ゲデ「左様でございますね」

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 20:23:41.56 ID:8JYjb80O0

ドロ「ところで、このボディだけど……そろそろ戻りたい」

ゲデ「左様でございますか」

ドロ「たくさん冒険して、とても疲れたわ」

ゲデ「もうあんな無茶はしてはいけませんぞ」

ドロ「また行きたくなったら行く」

ゲデ「よもや!」

ドロ「今は満足だわ。でもいずれまた、お出かけしたくなるだろう」

ゲデ「……次お出かけなさる時は、私も一緒に行かせて頂きますからね」

ドロ「つまらないわ」

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 20:28:25.81 ID:8JYjb80O0
数十年後

メルクール歴48×××年



ドロ「おいツルゲーネフ。ツルゲーネフはどこだ」

ゲデ「はい、お嬢様。ちなみに私の名前は、ゲデヒトニスでございま」

ドロ「あなたは口を挟まないで、ツルツル」

ゲデ「申し訳ございません……ところでお嬢様」

ドロ「何よ」

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 20:36:28.50 ID:8JYjb80O0

ゲデ「お嬢様宛てに、手紙が届いております」

ドロ「本当か」

ゲデ「本当でございます。差出人は……」

ドロ「ユミルテミルとパジャマパーティ、楽しみだわ」

ゲデ「いいえお嬢様。差出人はユミルテミル様ではございません」

ドロ「では誰だと言うの」

ゲデ「以前お嬢様が砂漠へお出かけになった時の……」

ドロ「あのニンゲンか!」

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 20:44:34.86 ID:8JYjb80O0

ゲデ「左様でございますね」

ドロ「見せて見せて」

ゲデ「はい。ですがこれは……」

ドロ「……人類の言葉で書かれているわね」

ゲデ「……」

ドロ「これでは何が書いてあるのか分からないわ」

ゲデ「そう仰ると思い、こちらで分かりやすく翻訳をしておきました」

ドロ「報告なさい」

86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 21:10:19.28 ID:8JYjb80O0

ゲデ「お嬢様、先に申し上げておきますと」

ドロ「申して」

ゲデ「あの少年兵、あれからすっごく出世して現在とんでもない地位にいるようです」

ドロ「あら」

ゲデ「一国を操る事さえ、できるとか……できないとか」

ドロ「すごい人とお友達になってしまったわね」

ゲデ「お手紙の内容ですが……端的に申しますと、戦争をやめて機械と人類仲良くしよう、という感じでございます」

ドロ「…………これは」

88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 21:37:59.70 ID:8JYjb80O0

ゲデ「とてつもない事ですよ、お嬢様。亡き御父上の宿願が達成されます」

ドロ「面白いわね、お返事を書きましょう」

ゲデ「左様でございますか」

ドロ「いや……これは一度、実際にあうべきかも知れないわ」

ゲデ「どちらでも構いませんよ」

ドロ「あれを出して頂戴。人類用のボディー」

ゲデ「かしこまりました」

ドロ「お出かけに行くぞ」

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 22:59:36.89 ID:8JYjb80O0

    ◇◇◇


元帥「本当に久しぶりです……昔のままですね、君は」

ドロ「ニンゲンは歳を取るのが随分早いのね」

元帥「君と出逢った時の事を今も覚えていますよ……」

ドロ「そんな事より、人類の生活についてとか、どんなファッションが流行っているのかを教えて頂戴よ」

ゲデ「お嬢様、ここは正式な場です故……そういうのはまた後でに」

ドロ「でもでも!」

107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 23:03:48.36 ID:8JYjb80O0

元帥「あっはっは、本当に少女のままだな君は……」カチッ

ゲデ「……!?」

ドロ「どうしたの?……んっ……! こ、これはっ……」

ゲデ「何をした」

元帥「機械なんてちょっと電磁波を流せば動かなくなる」

ドロ「うっ……」

ゲデ「貴様……お嬢様の御好意を、踏みにじる気か」

元帥「本気で機械なんかと和平交渉に臨むとでも? 笑ってしまうな」

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 23:06:44.06 ID:8JYjb80O0

グイッ

ドロ「きゃっ」

ゲデ「お嬢様に触れるなっ……!」

ドロ「何を……する気……」

元帥「私はね……あの時、君に恋してしまっていたようなんだ」

ドロ「え……?」

元帥「あの砂漠の一件以来、毎日君の事ばかり考えていた……手紙を送ろうか悩んだ事も沢山ありました」

元帥「しかし君はテンペスト領の当主……ただの一平卒では到底釣り合わない……私は努力を重ね、ここまで上り詰めた」

元帥「君は私の物になるんですよ。ドロッセル・フォン・フリューゲル」

113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 23:11:43.31 ID:8JYjb80O0

ゲデ「ふざけるなッ……!!」

元帥「もう執事など必要ありませんね?」

ゲデ「何をするっ」

ドロ「やめて……ゲデヒトニスを、どうする気……っ」

元帥「片付けろ。後で廃棄しておけ」

兵士「はっ」

ゲデ「お嬢様ぁぁ!!」

ドロ「やめてぇ!! やめさせてぇ……!!」

116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 23:18:56.62 ID:8JYjb80O0

ドロ「いやっ……!」

元帥「美しい髪だ……匂いまで再現されているなんて、最近のアンドロイド技術には感服だな」

ドロ「触らないでっ」

元帥「ふふふ」サワッ

ドロ「っ……いや……っ……はっ」

元帥「あの時は指をくわえて見てるだけでしたが、今はこうして」サワサワ

ドロ「……あ……っ」

元帥「この肌に触れてみたかった」モミモミ

ドロ「やっ……やめ、なさいっ……」

118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 23:23:52.68 ID:8JYjb80O0

ドサッ


ドロ「やっ」

元帥「ベッドで最後までしたことなんて初めてだろう?」

ドロ「そんなのっ……むぐっ!?」チュッ

ドロ「むぅっ……んん! う…………ぷはっ」

元帥「はぁっ、キスも初めてだろうな」

ドロ「はぁっ……はぁっ……」

119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 23:29:19.86 ID:8JYjb80O0

元帥「なんだ、結構乗り気じゃないか」

ドロ「そんなことっ……あっ!?」ヌルッ

元帥「ここも濡れてるじゃないか」

ドロ「ぁ……んっ……はぁっ……!」クチュクチュ

ドロ(なんで……嫌なのに……嫌なハズなのに……なんで、こんなに反応しちゃってるの、わたし……)

ドロ「はぁっ……あ、あ、あっ……!!」クチュクチュクチュクチュ

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 23:48:29.01 ID:8JYjb80O0

ドロ「はっ……はっ……んあっ……!」

ドロ(なに……これ……)

ドロ(気持ちいいっ……)

ドロ「ああああっ……!!」ビクッビクン

元帥「……」

ドロ「はぁ……はぁ……」

元帥「さあこれを咥えて」

ドロ「!? これって……」

元帥「男性器を見るのも初めてか……穢れ無き乙女を汚していくのは最高だな」

ドロ「……どうすれば……いいの?」

元帥「舌を使って舐めるんだ」

打ち切り

Tag : ファイアボール ドロッセル 続き求む

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