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キョン「今日は席替えか」 

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 01:52:35.07 ID:GxYoV0fy0
キョン「どうやらハルヒはいつもの場所みたいだな」

「俺の席はーーー」

「げっ、最前列且つ教卓の目の前だと?」

「最悪だ・・・」

長門「・・・」

キョン「ん?」

長門「・・・」

キョン「長門?」

長門「そう」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 02:01:44.07 ID:GxYoV0fy0
キョン「俺の席の隣で一体何をしているんだ?」

長門「今日からここが私の新しいクラス」

キョン「そんな勝手なことが認められるわけないだろ」

「早く自分のクラスに戻った方がいいぞ」

長門「情報操作を施してある。何ら問題はない」

キョン「やれやれ。またハルヒ絡みか?」

長門「それは違う。これは私自身が望んだこと」   

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 02:08:21.65 ID:GxYoV0fy0
1時限目が始まる前に席替えをしたと思って下さい。

キョン「つまりどういうことだ?」

長門「・・・」

キョン「まっ、いいか。長門と席が隣同士なら教卓前でも楽しくやっていけそうだ」

長門「そう」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 02:17:49.62 ID:GxYoV0fy0
教師「授業を始めるぞ。席に着け」

キョン「1時限目は日本史か」

「って、あれ?」

長門「なに?」

キョン「どうやら教科書を忘れてしまったみたいだ・・・」

長門「見る?」

キョン「いいのか?」

長門「・・・」コクン

キョン「すまない、長門」

長門「いい。けど条件がひとつある」

キョン「交換条件か。いいぞ、なんでも言ってくれ」

長門「今日の放課後、私の家に来て欲しい」  

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 02:26:17.65 ID:GxYoV0fy0
キョン「長門の家にか?喜んで行かせてもらう」

長門「そう」

キョン「交渉成立だな。席くっつけてもいいか?」

長門「わかった」

キョン「すまん、よっと」

長門「これであなたも授業に参加できる」

キョン「ははっ、別に寝てやり過ごしてもよかったんだけどな」

長門「今のあなたは教卓の前の席。きっとすぐに叱られる」 

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 02:36:39.45 ID:GxYoV0fy0
キョン「全くだ。はぁ・・・これから先がおもいやられる」

長門「その心配は必要ない。あなたの面倒は私がみる」

キョン「恩にきる、長門」

長門「気にしないで」

教師「ごほん、随分と彼女との話に夢中みたいだな」

キョン「あっ、いえ。その・・・」

教師「少しは時間と場所を弁えたらどうだ?」

キョン「すみません・・・」

教師「では気を取り直して授業を始める。教科書81Pを開け」    

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 02:45:16.44 ID:GxYoV0fy0
1時限目終了後

ハルヒ「あんた達さっき何していたのよ」

キョン「別に。ただ俺が教科書を忘れたから長門に見せてもらっただけの話だ」

ハルヒ「ふーん。その割には随分と仲よさそうだったじゃない」

キョン「部活仲間と席が隣同士なんだ。楽しくないはずがないだろ」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 02:51:40.74 ID:GxYoV0fy0
ハルヒ「うっさいわね。それぐらいわかってるわよ」

キョン「妙に突っかかってくるな。どうしたんだ?」

ハルヒ「有希、私と席を変わりなさい」

キョン「何言ってんだ。今更そんなこと出来るわけないだろ」

ハルヒ「キョンは黙ってなさい」

キョン「む・・・」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 02:59:36.60 ID:GxYoV0fy0
ハルヒ「有希、もう一度言うわ。私と席を変わって頂戴」

長門「いや」

ハルヒ「これは団長命令よ。私の命令に逆らう気?」

長門「その命令には従えない」

ハルヒ「へえ、どうしてよ?」

長門「私はこの席がすこぶる気にいった」

ハルヒ「・・・それはキョンが隣にいるから?」

長門「そうかもしれない」

ハルヒ「・・・そっ、もういいわ」

キョン「おいっ、ハルヒ!全くなんだってんだ」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 03:07:09.13 ID:GxYoV0fy0
しえん感謝です・・・!

長門「電話」

キョン「ん?ああ、古泉からか。少し席を外す」

長門「そう」

キョン「どうした」

古泉「突然のお電話申し訳ありません」

キョン「いいから早く用件を話せ」

古泉「実はですね、大規模な閉鎖空間が隣町で確認されました。この時間に発生するのは稀なんですがね」


17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 03:12:54.83 ID:GxYoV0fy0
キョン「それで?」

古泉「何か原因に心当たりはありませんか?涼宮さんと同じクラスのあなたなら分かるかと思いまして」

キョン「生憎だが俺は知らん」

古泉「そうですか・・・」

キョン「いや、変わったことが一つだけあったな」

古泉「なんでしょう?」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 03:21:50.57 ID:GxYoV0fy0
キョン「詳しいことは知らんが長門が俺のクラスの一員になっていたんだが」

古泉「なんですって・・・?」

キョン「それに席替えをしたんだが長門と席が隣同士にもなったな」

古泉「・・・涼宮さんのお席は?」

キョン「いつもの窓際最後列だ」

古泉「そういうことでしたか。長門さん、一体どういうおつもりで・・・」

キョン「ん、それが何か関係しているのか?」 

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 03:27:26.20 ID:GxYoV0fy0
古泉「いえ、この話の続きは後日致しましょう。とりあえず僕はこれからバイトに行かないといけませんので今日の活動はお休みすると涼宮さんにお伝え下さい」

キョン「ああ、わかった。怪我するなよ」

古泉「んっふ、ありがとうございます。それでは失礼します」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 03:34:38.78 ID:GxYoV0fy0
長門「おかえり」

キョン「ああ、ただいま」

長門「・・・」ジー

キョン「何を見ているんだ?」

長門「あなたが席を外している間に配られた」

キョン「どれどれ。ああ、本を発注するためのカタログか」

長門「・・・」ジー

キョン「何か欲しい本でもあ見つかったのか?」

長門「・・・」コクン

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 03:45:29.36 ID:GxYoV0fy0
キョン「そうか。よしっ、欲しいのはどれだ?買ってやるよ」

長門「本当?」

キョン「ああ、本当だ。だから遠慮なんてするな」

長門「では、これとあれとそれとこれとーーー」

キョン「・・・待った」

長門「なに?」
 
キョン「遠慮するなとは言ったがそんなに買える程金を持ち合わせていない」

長門「そう・・・」

キョン「うっ・・・、一冊で我慢してくれ」

長門「わかった」

「ではこれにする」

キョン「了解。発注しておくから届いたら渡すな」

長門「感謝する」

キョン「ははっ、どういたしまして」

ハルヒ「何よ・・・有希ばかり」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 03:56:03.35 ID:GxYoV0fy0
>>23 ごめん・・・。

3時限目

長門「起きて」

キョン「んっ・・・」

長門「あなたに数式の答えを解くよう指名された」

キョン「スー・・・スー・・・」

長門「・・・」

キョン「・・・・・・っいでっ!」

ハルヒ「何授業中寝てんのよ!バカキョン!」

キョン「ハルヒ、お前・・・!俺に何を投げやがった!」

ハルヒ「別になんだっていいじゃない。そんなことよりも問題を当てられているのに起きないあんたが悪いのよ!」

キョン「うっ・・・確かにそうかもしれんが・・・」


29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 04:14:48.37 ID:GxYoV0fy0
ハルヒ「何授業中寝てんのよ!バカキョン!」

キョン「ハルヒ、お前・・・!俺に何を投げやがった!」

ハルヒ「別になんだっていいじゃない。それよりも問題を当てられているのに起きないあんたが悪いのよ!」

キョン「うっ・・・、確かにそうかもしれんが・・・」 

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 04:20:56.70 ID:GxYoV0fy0
ハルヒ「でしょ?素直に私に感謝したらどうなのよ」

キョン「くっ・・・」

教師「涼宮の言うとおりだ。ほら、早く問題を答えろ」

キョン「えっと・・・」

教師「どうした?」

キョン「計算中です」

教師「それなら早くしろ」

キョン「(はい教科書も開かないで寝ていた奴が答えられるわけがないだろ。意地悪しやがって)」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 04:27:53.37 ID:GxYoV0fy0
長門「(・・・)」コソコソ

キョン「(え?)」ヒソヒソ

長門「(・・・)」コソコソ

キョン「(・・・!すまない、長門)」ヒソヒソ

「ーーーです」

教師「・・・正解だ。次からは寝るなよ」

キョン「はい、すみませんでした」

「(ありがとな、長門)」ヒソヒソ

長門「(本のお礼)」コソコソ

ハルヒ「・・・ぎりっ」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 04:37:26.15 ID:GxYoV0fy0
>>32 こんな時間まで付き合わせてすまない・・・

昼休み

キョン「ようやく昼休みか」

「長門は弁当なのか?」

長門「そう」

キョン「俺も弁当なんだが一緒に飯食わないか?」

長門「わかった」

キョン「後はそうだな・・」

「ハルヒ!」

ハルヒ「・・・なによ?」

キョン「お前も一緒に飯食わないか?」

ハルヒ「・・・」ぷいっ

キョン「なんだ無視か、まあいいが。長門、部室で飯食べるよう」

長門「そう」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 04:56:18.75 ID:GxYoV0fy0
いつもの部室

キョン「ハルヒがいないと此処も平和で落ち着くな」

「お茶飲むか?」

長門「飲む」

キョン「了解。ちょっと待ってろ」

「・・・」アセアセ

長門「大丈夫?」

キョン「心配するな。あまりなれていないだけだ・・・」アセアセ

長門「そう」

キョン「ーーーよしっ、できたぞ。どうだ長門?」

長門「・・・非常に味が濃い。舌に残る苦みが口の中を不愉快にさせ、それでいてーーーーーー。とっても美味しくない」

キョン「な・・長門・・・?」

長門「失礼した」
 

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 05:09:50.88 ID:GxYoV0fy0
朝か・・・。

キョン「ところで長門は普段何食べてるんだ?」

長門「これ」

キョン「コンビニ弁当か」

長門「温めるだけで食べることができる。非常に便利」

キョン「それはそうかもしれないが自分で弁当を作ったりはしないのか?」

長門「その必要性はない。しかし料理の知識は備わっている」 

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 05:17:08.32 ID:GxYoV0fy0
ねむい・・・

キョン「なら是非とも長門の手作り弁当を食べてみたいものだな」

長門「・・・」

キョン「だめか?」

長門「そんなことない」

キョン「それなら明日の弁当は長門にたのんでもいいか?」

長門「・・・」コクン

キョン「サンキュー、長門。明日楽しみにしてるからな」

長門「そう」 

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 05:31:38.63 ID:GxYoV0fy0
>>39 >>40
マジかwwハンバーグとかチキンとか冷えてると固くて食う気失せるんだが・・・

>>42 俺も女の子の弁当食べてみたいな・・・コンビニ弁当と母の味しか知らん

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 05:39:07.87 ID:GxYoV0fy0
昼食後

キョン「まだ時間があるな。何かしたいことないか?」

長門「これ」

キョン「オセロか」

長門「いつもあなたが古泉一樹と遊んでいるこれは楽しそうに思えた」

キョン「ルールはわかるのか?」

長門「わからない」

キョン「了解。じゃあルールを説明しながら対戦でもしよう」

長門「お願いする」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 05:44:01.68 ID:GxYoV0fy0
長門「・・・」 

キョン「・・・」

長門「私の勝ち?」

キョン「・・・ああ、そうだな。全部とっちまったもんな」

長門「真っ白」

キョン「教えながら対戦していたんだが・・・ははっ」

長門「もう一度やりたい」

キョン「・・・ああ、好きなだけ付き合うよ」 

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 05:53:16.48 ID:GxYoV0fy0
キンコンカンコン

キョン「チャイムが鳴ったみたいだな」

「さて、片付けて教室に戻るか」

長門「・・・」袖掴み

キョン「長門?」

長門「まだ遊びたい」

キョン「そうは言ってもだな、授業が始まる」

長門「もう少しだけ・・・」

キョン「また明日の昼に部室に来て遊ぼう」

長門「・・・」

キョン「それじゃだめか?」

長門「・・・約束」

キョン「ああ、約束だ」 

長門「・・・ありがとう」ぼそっ

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 06:01:15.30 ID:GxYoV0fy0
5時限目

キョン「グーグー」

長門「寝ている」

キョン「グーグー」

長門「・・・」

キョン「グーグー」

長門「・・・」

キョン「グー・・・・」ガダッ!!!!机を蹴る音

長門「!」びくっ

クスクス

 クスクス 

  クスクス 

キョン「・・・」カア

長門「ユニーク」

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 06:08:46.07 ID:GxYoV0fy0
放課後

キョン「今日の部活は休みだって?」

ハルヒ「そうよ。みくるちゃんと古泉君にも伝えておいてね」

キョン「それはいいが、どうしたんだ?」

ハルヒ「たまには休みを上げようと思っただけよ」

キョン「そうかよ」

ハルヒ「それじゃあね。頼んだわよ」

キョン「・・・よく分からないが朝比奈さんに連絡して俺達も早く帰るか」

長門「・・・」コクン

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 06:28:56.03 ID:GxYoV0fy0
眠くなってきたのでここで打ち切ります。
夜遅くから朝方にかけて付き合ってもらい感謝です。
支援ありがとうございますた!

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 06:41:28.66 ID:GxYoV0fy0
話は続けたいが眠い・・・。
奇跡的に残ってたらがんばります!
すみません・・・。

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 15:02:38.14 ID:GxYoV0fy0
保守感謝です!
続きを書いていきますね。

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 15:27:25.91 ID:GxYoV0fy0
長門の家

キョン「さて、長門の家に着いたわけだが何をするんだ?」

長門「特に何も」

キョン「そうか。ところで」

長門「なに?」

キョン「暖房はつけないのか?」

長門「環境に応じて体温が自動調整されるため暖房機器を使用する必要性はない」

キョン「・・・一般人の俺にそんな機能はないんだが」

長門「うかつ」

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 15:36:38.53 ID:GxYoV0fy0
キョン「スースー」

長門「起きて」

キョン「・・・んっ」

長門「・・・」

キョン「すまん、寝ちまった。今何時なんだ?」

長門「20時15分48秒
キョンもうそんな時間か。そろそろ帰らないと」

長門「待って」

キョン「ん?」

長門「夕飯を用意した。是非あなたに食べてもらいたい」

キョン「長門の手料理だと・・・?」

「喜んで御馳走になる」

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 15:57:56.81 ID:GxYoV0fy0
キョン「・・・」モグモグ

長門「・・・」ジー

キョン「・・・」モグモグ

長門「どう?」

キョン「美味しい」

長門「本当?」

キョン「ああ、本当に美味しいよ」

長門「そう」ホッ

キョン「おかわりもらってもいいか?」

長門「どうぞ」

キョン「すまん」

「この調子で明日の弁当も頼むな」

長門「わかった」

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 16:02:41.45 ID:GxYoV0fy0
キョン「・・・」モグモグ

長門「・・・」パクパク

キョン「長門、あれとってくれるか?」

長門「・・・」スッ

キョン「サンキュー」

長門「・・・」パクパク

キョン「・・・」モグモグ

長門「とって」

キョン「はいよ」スッ

長門「感謝する」 

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 16:07:10.19 ID:GxYoV0fy0
キョン「・・・」モグモグ

長門「・・・」パクパク

キョン「って、よく俺の言いたいことがわかったな」

長門「あなたこそ」

キョン「ははっ、今のやりとりはなんか夫婦みたいだったな」

長門「?」

キョン「す、すまん。今のは忘れてくれ」

長門「そう」

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 16:14:38.16 ID:GxYoV0fy0
夕食後

キョン「夕飯も御馳走になったしそろそろ帰るな」

長門「泊まる?」

キョン「・・・それはいろんな意味で危険だから遠慮する」 

長門「そう」

ガチャッ

キョン「それじゃあまた明日学校で。夕飯ありがとな」

長門「また明日」

バタン

長門「・・・」

「・・・わからない。何故彼をこんなにも愛おしく感じるのか」

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 16:21:33.70 ID:GxYoV0fy0
翌朝 キョンの家

ガチャ

キョン「行ってきます」

長門「おはよう」

キョン「うおっ!長門か。朝からどうしたんだ?」

長門「一緒に登校する」

キョン「俺とか?」

長門「・・・コクン」

キョン「そうか。待たせて悪かった」

長門「いい」

キョン「ああそうだ、長門」

長門「なに?」

キョン「おはよう。さっきは言いそびれちまったからな」

長門「・・・そう」

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 16:28:18.89 ID:GxYoV0fy0
登校中

古泉「おはようございます、お二人方」

キョン「古泉か。その体、大丈夫そうには見えないな」

古泉「ええ、そうでしょうね。昨日は神人との連戦で休む暇もありませんでしたよ」

キョン「それは災難だったな」

長門「無様」

古泉「・・・」

キョン「・・・」 

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 16:34:19.87 ID:GxYoV0fy0
古泉「ゴホンッ、ところで長門さん。あなたにお尋ねしたいことがあります」

長門「なに?」

古泉「昨日の件はどういったおつもりですか?」

キョン「昨日の件って?」

古泉「すみませんがあなたは黙っていてください」 

キョン「けっ」

古泉「長門さん、お答下さい」

長門「別に」

古泉「特に理由はないと?」

長門「そう」 

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 16:41:41.21 ID:GxYoV0fy0
古泉「ではあなたは理由もなく涼宮さんの逆鱗に触れるような真似をしている、そういうことですね?」

長門「・・・」

古泉「ごまかしても無駄ですよ。僕にはわかります。あなたの気持ちが」

長門「・・・」

古泉「ですが今の状態が長く続けば世界は崩壊へと向かい続けます」 

「御自分の置かれている身をどうかよく考え直して下さい。それでは」

長門「・・・」

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 16:46:53.13 ID:GxYoV0fy0
キョン「おいっ!」

古泉「そうそう。あなたも極力涼宮さんのご機嫌を損ねない様にお願いしますね」

キョン「そんなの今に始まったことじゃないだろ」

長門「いえ、長門さんがあの様子ではすべてはあなたの行動次第ですから。失礼」スタスタ

キョン「なんだってんだ」

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 16:50:30.61 ID:GxYoV0fy0
長門「帰る」

キョン「帰るって学校はどうするんだよ」

長門「・・・」スタスタ

キョン「長門!」

「全く・・・。本当にどうなってんだよ」

86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 16:55:36.45 ID:GxYoV0fy0
長門の家

長門「・・・」

キョン「・・・」

長門「あなたは学校に行くべき」

キョン「そうはいかん」

長門「私のことは放っておくべき」

キョン「断る」

長門「・・・なぜ?」

キョン「俺には心なしか長門が悲しそうにみえるからだ」

長門「・・・」

88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 17:03:04.89 ID:GxYoV0fy0
キョン「長門が落ち着くまで傍にいてるよ」

長門「・・・あなたの気持ちは非常に嬉しい」

キョン「だったら」

長門「しかしあなたはここにいてはいけない。帰って」

キョン「・・・」

長門「・・・お願い」

キョン「・・・わかった」

ガチャッ

バタン

長門「・・・」

「・・・きっと彼を傷つけた。胸が痛い。苦しい。悲しい。どうして・・・」

91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 17:16:06.46 ID:GxYoV0fy0
学校

キョン「なんとか遅刻しないで間にあったな」

「ん?ハルヒの奴はまだ来てないのか。珍しいこともあるもんだ」

「まあ大方寝坊でもしたんだろう。その内来るだろ」

「んで長門は休みっと」

「・・・今日の帰り家に寄ってみるか」

「っと、担任が来たな」

生徒「起立。礼。着席」

担任「今日は涼宮は風邪で休むそうだ」

キョン「(ハルヒもか・・・。あいつらしくないな)」

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 17:25:38.04 ID:GxYoV0fy0
昼休み

キョン「ようやく昼休みか」

「さっ、飯だ飯だ」

「って、今日は長門の弁当を食べれるって思って持ってきてないんだった・・・」

「長門の弁当・・・」シュン

「仕方ないが今日は購買で済ますか」

「・・・って、財布もない」

「不幸だ・・・」

「・・・」

「部室でお茶を飲んで飢えを凌ごう・・・」

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 17:29:29.95 ID:GxYoV0fy0
>>93 名前無い所は最後に名前のついてる人物が続けて話をしていると思って下さい

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 17:35:29.05 ID:GxYoV0fy0
部室前

キョン「腹減った・・・」

ガチャ

長門「・・・」

キョン「・・・」

長門「・・・」

キョン「・・・長門?」

長門「そう」

キョン「今日は休むんじゃなかったのか?」

長門「これをあなたに」

キョン「弁当?」

長門「約束したから。あなたをがっかりさせたくなかった」

キョン「長門・・・」

99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 17:54:51.85 ID:GxYoV0fy0
長門「私は帰る」

キョン「待て」

長門「・・・」

キョン「気持ちは嬉しいが一人で重箱を食べきれるか。だから一緒に食べないか?」

長門「・・・」

キョン「どうだ?

長門「ごめんなさい」

キョン「・・・そうか。明日は学校にーーーって土曜日だったな」

長門「もういい?」

キョン「あ、ああ。呼び止めて悪かった。またな長門」

長門「・・・」

ガチャ

バタン

101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 18:02:43.90 ID:GxYoV0fy0
キョン「はあ・・・」

ガチャ

キョン「ながーーー!」

古泉「おや」

キョン「・・・古泉」

古泉「奇遇ですね。こんな時間に部室で会うなんて。ん?」

キョン「・・・やらんぞ」

古泉「ふむ、その重箱。お一人ではたべきれそうにありませんね」

キョン「何が言いたい」

古泉「僕もご一緒しても構いませんか?」

キョン「・・・」

古泉「んっふ、無言は肯定と見なしますよ。それではご一緒させていただきます」 

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 18:14:32.39 ID:GxYoV0fy0
古泉「これは長門さんがお作りになられたのですか?」

キョン「ああ」

古泉「とても美味しいですね」

キョン「そうかよ。それで?」

古泉「なんでしょう?」

キョン「何か用件でもあるんじゃないのか?」

古泉「鋭いですね。全くのその通りです」

「今日涼宮さんは風邪でお休みしましたね?」

キョン「それがどうした」

古泉「是非ともお見舞いに行ってあげて下さい」

キョン「なんで俺が」
  

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 18:21:17.91 ID:GxYoV0fy0
古泉「あなたは本当に涼宮さんが風邪を引いてお休みしているとお思いですか?」

キョン「はあ?」

古泉「おやおや、ここまで行ってわからないとは。全く、あなたらしいですね」

キョン「そうか、喧嘩を打ってるならかうぞ」

古泉「いえいえ、その様なおつもりはありません」

「ですがお見舞いには行って上げて下さい。この通りです」

キョン「頭を下げられても困るんだか・・・」  

109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 18:32:54.58 ID:GxYoV0fy0
古泉「それだけあなたには涼宮さんのお見舞いに行って欲しいのです」

「それで答えを聞かせてもらえないでしょうか?」

キョン「・・・検討する」

古泉「曖昧な返答ですがいいでしょう。是非とも前向きなご検討をお願いします」

110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 18:40:02.78 ID:GxYoV0fy0
キンコンカンコン

古泉「おや、時間のようですね」

キョン「なんとか残さずに食べ切れた・・・」

古泉「んっふ、僕のお力添えがなければ完食な無理だったと思いませんか?」

キョン「ふん、感謝ぐらいはしてやるよ」

古泉「これはこれは。あなたから感謝されるとは珍しい」

キョン「うるせー。いいから教室戻るぞ」

古泉「かしこまりました」

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 18:48:40.93 ID:GxYoV0fy0
放課後

キョン「今日も活動は休みか。朝比奈さんは元気にしてるのだろうか」

「さて、ハルヒのお見舞いは・・・。どうすっかな」

古泉 この通りです

キョン「・・・たまにはあいつの頼みをきくのも悪くないな」

「だがその前にこの重箱を長門に返しに行かせてもらう」

「それぐらいはいいだろ」

114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 18:56:49.82 ID:GxYoV0fy0


ハルヒ「私が学校をサボるなんてらしくないわね」

「みんな心配してるわよね?」

「特にキョン。お見舞いに来てくれなかったらぶん殴ってやるんだから!」

「あら、あそこにいるのってキョンじゃない」

「私には気づいていないのかしら」

「いや、好都合だわ。これからどこに行くのか監視してやるわよ」

「・・・私の家に来てくれるのよね?」

「キョン・・・」

117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 19:09:53.26 ID:GxYoV0fy0
ケーキ屋

ハルヒ「ふうん、ケーキなんか買ってどうするつもりなのかしら」

「てか、あれだけ絞り取ってもまだお金あるんじゃない。これなら当面は活動の資金源には困まらなさそうね」

スーパー

「今度はなに買うのかしら。果物に飲み物?」

「・・・もしかしてあたしのお見舞いに行く準備をしてるの?」
 

118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 19:16:24.02 ID:GxYoV0fy0
ハルヒ「ふふっ、バカキョンにしては気がきくじゃない!」 

「ケーキまで用意してくれるなんてそれほど私のことが心配なのね!」

「そうと決まれば早く家に帰って具合の悪いふりをしていないといけないわね!」

「ふふっ♪」

120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 19:20:38.49 ID:GxYoV0fy0
キョン「なんかハルヒの笑い声が聞こえたような・・・」

「いや、気のせいか?」

「まあ、見舞い品はこんなもんでいいな」

「よしっ、とりあえずは長門の家に行かないとな」


124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 19:30:42.14 ID:GxYoV0fy0
長門の家

キョン「長門、俺だ。開けてくれ」

長門「・・・」

キョン「頼む」

ガチャ

キョン「長門・・・」

長門「・・・なに?」

キョン「突然すまんな。これ、弁当箱返しに来たんだ」

長門「そう」

キョン「家に上がってもいいか?」

長門「いいの?」

キョン「ん?」

長門「あなたが上がるというなら私は止めない」

キョン「・・・長門?」



125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 19:33:20.86 ID:GxYoV0fy0
長門「なんでもない。入って」

キョン「あ、ああ。おじゃまするな」

長門「どうぞ」 

バタンッ

127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 19:36:05.73 ID:GxYoV0fy0
疲れた・・・。
書き貯めしつつ休憩します。

142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 21:17:29.60 ID:GxYoV0fy0
古泉「僕の傷跡なめていただけませんか?」 
キョン「・・・」ペロペロ


144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 21:28:59.00 ID:GxYoV0fy0
キョン「ケーキ買ってきたんだが食べないか?」

長門「それは私のため?」

キョン「ああ、昨日と今日と御馳走になったしな。そのお礼だ」

長門「そう。ならいただく」

キョン「ほら、先に好きなの選んでいいぞ」

長門「感謝する」

「・・・」ジー

「・・・」ジー

キョン「迷ってるのか?」

長門「・・・どちらのケーキも魅力的。私に選択することはできない」

キョン「ははっ、なら半分個ずつにしないか?二つの味を楽しめるぞ」

長門「そうする」

145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 21:35:06.94 ID:GxYoV0fy0
キョン「さて、そろそろ帰ろうかな」

長門「用事?」

キョン「ああ、ハルヒのお見舞いにちょっとな」

長門「行かないで」

キョン「な、長門?」

長門「あなたは私と夕飯を共にするべき」

キョン「しかしだな・・・」

背後からギュッ

長門「お願い・・・」

キョン「長門・・・」ドキドキ

147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 21:44:02.28 ID:GxYoV0fy0
長門「だめ?」

キョン「うっ・・・、それなら交換条件だ」

「頬にキスしてくれたら考えてやる(って俺は何を言っているんだ!?)」

長門「わかった」

キョン「え?」

長門「・・・」

キョン「・・・ん?」

長門「・・・届かない」

キョン「えっと・・」

長門「あなたは配慮に欠ける。かかんで欲しい」

キョン「す、すまん(体は正直だな。ははっ・・・)」

チュッ 

148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 21:47:23.83 ID:GxYoV0fy0
長門「これで契約は結ばれた。あなたには夕飯を食べて行ってもらう」

キョン「喜んで(なな長門の唇や柔らけー。古泉・・・すまん)」ドキドキ 

150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 21:54:31.58 ID:GxYoV0fy0
食事後

prrrrrr

長門「電話」

キョン「ああ(げっ古泉か)」

「・・・なんだ」

古泉「今すぐいつもの公園に来て下さい。もちろんすぐ傍にいる長門さんもです。では」

ツーツー

キョン「ははっ、何でもお見通しってか・・・」

「だとよ長門」

長門「・・・わかった」

154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 22:05:45.74 ID:GxYoV0fy0
いつもの公園

古泉「遅かったですね」

キョン「すまん・・・」

古泉「まあいいです。ところで」

「あなたは涼宮さんのお見舞いには行きましたか?」

キョン「・・・」

古泉「それと」

「長門さん。あなたはいつから急進派になられたのですか?」

「今回の件ではさぞやいいデータがとれたでしょうね」

長門「・・・」

155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 22:16:47.81 ID:GxYoV0fy0
古泉「現在各地でこれまでにない規模の閉鎖空間が発生しております。機関は総力を上げて事態の鎮静化をはかっていますが・・・どうでしょう」

「現状は人手が足りず鎮静化の見込みに見通しは全くたっておりません」

「原因は言わずともおわかりですね?」

キョン「・・・ああ」

古泉「それで今回の件についてどう責任をお持ちになるつもりですか?」 

163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 22:34:20.24 ID:GxYoV0fy0
キョン「それは・・・」

古泉「機関の上層部は情報統合思念体と今回の件について緊急会議を開くことを決定しました」

「長門さん、これが何を意味するのかお分かりですね?」

長門「・・・」コクン

古泉「今からでも遅くはありません。彼のことは諦めていただけないでしょうか?それだけて全てが解決にむかうのてすが」


164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 22:45:47.15 ID:GxYoV0fy0
長門「・・・」

古泉「すぐにはお答え出せませんか・・・」

「わかりました。では一日だけ猶予を与えますからその時間内で決断して下さい」

「これは今後を左右する重要なことですからよくご検討下さい。よろしいですね?」

長門「・・・わかった」



167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 22:51:07.57 ID:GxYoV0fy0
お答出せませんか×
お答出来ませんか○

古泉「僕からのお話はこれで以上です。それでは僕は仲間の下へと駆けつけなければいけませんのでこの辺で」

「あなたも反省して下さいね。てかしろ」

キョン「わかってる・・・」

168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 22:59:39.84 ID:GxYoV0fy0
キョン「・・・大丈夫か?」

長門「・・・て・」ボソボソ

キョン「ん?」

長門「明日時丁度いつもの公園に来て」ボソボソ

キョン「・・・」

「了解」

170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 23:04:24.92 ID:GxYoV0fy0
古泉以降のやり取りが勢いで書いたらgdgdに・・・


172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 23:14:44.12 ID:GxYoV0fy0
翌日デート省略

キョン「もうこんな時間か」

長門「・・・」

キョン「楽しい時間はすぐに終わって儚いよな」

長門「・・・」

キョン「でも」

長門「なに?」

キョン「また明日からもこんな日が続いていけばいいよな」

長門「・・・今日は楽しかった」

キョン「俺も楽しかったな」

173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 23:18:02.52 ID:GxYoV0fy0
キョン「また明日・・・も会えるのか?」

長門「・・・」

キョン「大丈夫だ。話を聞く覚悟はもう出来てる」

「だから話てくれ」

長門「・・・わかった」

174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 23:23:52.27 ID:GxYoV0fy0
長門「私は涼宮ハルヒの観測任務から外されることが情報統合思念体と機関の上層部との会議で決定された」

キョン「そうか」

長門「・・・」

キョン「どうした」

長門「ここから先は冷静になって聞いて欲しい」

キョン「だから心配するな。取り乱したりはしない」

長門「・・・そう」

175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 23:31:18.11 ID:GxYoV0fy0
長門「近い内に私と言う個体はこの世界から消滅する」

キョン「・・・・・は?」

長門「私に変わる涼宮ハルヒの観測の後任の派遣も決定された」

キョン「待て待て。それも情報統合思念体が決めたことなのかよ?」

長門「それは違う。これは情報統合思念体の意志ではない」

キョン「だったら・・・!」

長門「私がそう望んだから」

176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 23:35:01.13 ID:GxYoV0fy0
キョン「ははっ、長門自ら処分されることを願ったとでも言うのかよ・・・」

長門「そう」

キョン「・・・納得のいく説明ぐらいはしてくれ」

長門「承知した」

179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 23:42:49.27 ID:GxYoV0fy0
長門「あなた方と過ごす時間を私はいつしか心待ちにしていた」

「その中でも特にあなた」

「私にとってあなと過ごす時間は涼宮ハルヒの観測と同等若しくはそれ以上の価値があることに気がつかされた」

「もっとあなたと共に在り続けたい。これからもあなたと共に」

181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 23:54:16.27 ID:GxYoV0fy0
長門「けどあくまでも私は涼宮ハルヒの観測のために生み出された」

「私の過ちで涼宮ハルヒの精神状態が不安定である以上私があなたと接触することは極めて危険」

「以後同じ過ちを繰り返すこと防ぐために処分が最適と判断した」 

182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/23(火) 23:59:40.13 ID:GxYoV0fy0
キョン「おまえはそれでいいのかよ?」

長門「いい。けどもう一度あなたと図書館に行きたかった」

キョン「・・・」

長門「最期に一つだけ聞いて欲しい」

「今の私の気持ちを地球レベルに言語化する」

「私はあなたを愛していた」

「そのことだけは決して忘れないで欲しい」

183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 00:03:52.65 ID:N9xaw0l50
キョン「待て」

長門「・・・」

キョン「俺はまだ納得なんてしてないぞ」

長門「・・・そう。なら強行手段に移る」スッ

キョン「ーーーっ、何をする気だ?」

長門「あなたの記憶を改変する」

184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 00:08:17.91 ID:N9xaw0l50
キョン「本気で言っているのか・・・?」

長門「本気。しかしあなたには選択肢がある」

「このまま私という個体が処分されるのを認めるか、あなたから私に関する全ての記憶を消去するか3秒以内に答えて」

186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 00:12:39.25 ID:N9xaw0l50
長門「3」

キョン「待てよ。それだと結局は長門という存在が俺の前から消えてしまうだろ」

長門「2」

「楽しかったって言ったのは嘘だったのか?」

長門「1」

キョン「答えろ長門!」

長門「0」

187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 00:17:21.60 ID:N9xaw0l50
長門「あなたの答えをきかせて欲しい」

キョン「ーーーっ」

長門「黙秘は許さない」

キョン「・・・自分の命と俺たちの思い出を天秤かけやがって」

長門「方法がなかった。答えを」

キョン「・・・長門が消えちまうくらいなら俺の記憶を消してくれ」

188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 00:23:21.28 ID:N9xaw0l50
長門「そう」

キョン「・・・長門」

長門「なに?」

キョン「俺もおまえのことが好きだったよ」

長門「・・・そう」

キョン「さあ一思いにやってくれ」

長門「・・・」クルッ

キョン「どうした?」

長門「・・・」スタスタ

キョン「ながーードカッ!!!

長門「さようなら」 



193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 00:32:27.71 ID:N9xaw0l50
終わりです。
こんな駄スレに最後まで付き合っていただき感謝です。
最後キョンは車に引かれて長門に関する記憶を失ったと思って下さい。
補足としては暫くして記憶を戻したキョンはハルヒの魔の手から避けつつ再び長門と再会して幸せになりましとさ。
ではありがとうございました!

200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 01:51:07.35 ID:N9xaw0l50
目が覚める。
どうやら俺は眠っていたようだが妙に現実的な夢を見ていた気がした。
あの夢の中に出てきた女の子は一体誰だったのだろうか。
何かとても大切なことを忘れている。
そんな気がして止まないが、記憶が混雑してるせいもあって、あれは現実に起こり得たことだったのか。
それとも単なる夢物語であったのか。
まるで区別がつかない。
ただ、仮に前者であったとしたら俺はその女の子になんて顔をさせてしまったのだろうか。
いずれ記憶が鮮明になるからその時に改めて考えよう。
ところでここは一体どこなんだ?

202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 02:03:00.25 ID:N9xaw0l50
何となく辺りを見渡すと見覚えのある顔が俺の顔を見て呆然としていた。

「おう、ハルヒじゃないか」

「・・・・」

俺と真っ先に目が合ったハルヒに声をかけてみたが相変わらず口を開けたまま呆然としている。

「朝比奈さんまで。どうかしましたか?」

次に麗しの朝比奈さんにお声をかけると今度は突然大粒の涙を流して泣かれた。

あの、俺なにかしましたか? 

205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 02:18:32.07 ID:N9xaw0l50
朝比奈さん泣かれて狼狽えていると何だか癪に障る声が聞こえてきた気がした。

「あなたは3日の間昏睡状態でいたんですよ」

出来れば無視したい所ではあるがハルヒと朝比奈さんから事情を聞き出せそうにない以上、古泉から話を聞くしかないんだが・・・。

いつものエセスマイルではなく、古泉もまた目尻に涙を貯めて今にも泣きだしそうな表情をしていたためいつもの皮肉は止めておくことにする。

206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 02:29:51.91 ID:N9xaw0l50
>>203 頑張ります!

その後、古泉から聞いた話はこうだ。
下校途中に1台の車が俺たちに向かって突っ込んできて際に運悪く俺はその車に跳ね飛ばされたらしい。
その時に頭を強く打ってしまいそのまま俺は3日間昏睡状態だったと。
おいっ、どんだけ俺はついていないんだ。
まさかわが身にも交通事故が降り懸かろうとは・・・。
あいつ等が巻き込まれなかっただけよしとしよう。

207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 02:38:53.63 ID:N9xaw0l50
そんな風に情報を整理していると急に寝ている体をひっばられた。

「おっ、おい!」

正気を取り戻したのか、ハルヒが乱暴に俺の胸ぐらを掴んで来たのだ。

「ハルヒ!俺は怪我人なんだぞ?」

必死に抗議の声を上げるが、そんなことお構いなしに力強く締め上げる。 
マジで苦しいんだが・・・。

209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 02:46:01.66 ID:N9xaw0l50
「涼宮さん暴力はいけませんよぅ」

慌てて朝比奈さんが俺とハルヒの間に割って入り引き離そうとするが無理ですよ。
か弱い朝比奈さんでは野獣如くの力を持つハルヒは止められませんからね。

もう半場諦めて全て成り行きに身を委ねていると、目の前にいるハルヒがか細い声で何かを呟いた。        

210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 02:51:54.02 ID:N9xaw0l50
あまり良く聞き取ることは叶わなかったが

「心配したんだからバカキョン」

きっとハルヒはこう言ったんだと思う。

でないと俺の胸元で泣きじゃくるハルヒの姿に説明がつかないからな。

俺はそっと頭に手を乗せて優しく何度も撫で続けた。

212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 03:01:09.67 ID:N9xaw0l50
それから暫くすると、いつもの調子を取り戻したのか

「あんた退院したら私たちに何か奢りなさいよね!心配かけた罰よ!」

なんて威勢のいい声で命じられるもんだから思わず頷いてしまった。

後ほど、普通は逆じゃないのかと疑問に思ったがベットの傍らにあるテーブルになんともまあ豪勢な果物の詰め合わせが置いてあったもんだから結局最後まで文句は言えなかった。

畜生

213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 03:09:08.67 ID:N9xaw0l50
その後俺たちは談笑をしたり簡単なゲームをして有意義な時間を過ごした。

まるでいつもの部室いるような錯覚を起こしてしまうかと思ったぐらいだ。

しかし何かが欠けている。

その違和感は相変わらず払拭することが出来ないでいた。



214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 03:15:59.23 ID:N9xaw0l50
その日の夜。
静まり帰った病室で俺は目が覚めた。
尿意を催したからだ。

「こんな時間にトイレに行きたくなるなんてついてないな」

夜の病院は不気味で本当に幽霊が実在するのじゃないかと錯覚する。
・・・とっとトイレを済まそう。


216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 03:28:41.78 ID:N9xaw0l50
トイレを済ませたついでに自動販売機を利用しようとロビーへと向かう。

すると、こんな時間に人がいるわけがないのに待ち椅子に制服を着た一人の女の子が座っていた。

暗くて良く見えないが、北高の制服だろうか。

興味心からかこんな所で何をしているのか尋ね様とその女の子に近づく。

小柄で紫色の紙をして手には本を持っていた。

すぐ近くまで来てようやく俺に気がついたのか、始めてその女の子と目があった。

ーーー待て。

217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 03:40:17.19 ID:N9xaw0l50
俺はこの女の子と一度・・・いや、何度も会っているはずだ!

根拠はないが心がそう訴えている。

しかしいつ。どこで。何をしていたのか全く思い出せない。

そんな俺を尻目に女の子が椅子から立ち上がりどこかに立ち去ろうとする。

俺は慌てて引き留めようとするが、その時頭が割れんばかりの頭痛に襲われそこで意識を手放した。

218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 03:43:24.81 ID:N9xaw0l50
寝ます。
一度は終了したスレですので落としても構いません。
需要があれば第2部としてスレ立てしますので。
支援感謝でした!

246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 16:30:47.47 ID:N9xaw0l50
>>245
第2部なんでスレタイは変更して
キョン「何かがおかしい」
的な感じを予定してます。

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