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嫁に出す日

195 名前:嫁に出す日1/3[] 投稿日:2010/12/14(火) 20:54:08.89 ID:yNV/bz60 [13/16]
上条「うぅぅーいんでっくすぅー」

美琴「ちょっと、呑み過ぎじゃない。遅刻したらどうするのよ」

言いながら、美琴は夫―上条当麻からグラスと酒瓶を取り上げる

上条「うるせぇー、もうちょといいだろぅ」

呂律が回っていない
強くない癖に随分と呑んだらしい

美琴「ダメよ。明日のあの子の式に、酔っ払いを連れてけないもの」

上条「よてねぇよ」

真っ赤な顔で当麻が言う
息もアルコールの匂いがする

美琴「全く、アンタが認めたんでしょ。相手の事も含めて」

上条「そーだけどよー」

身寄りも記憶も無いインデックスは還俗したあと
美琴と当麻を家族として婚約者に紹介してくれた
その時の当麻の緊張した顔は忘れられない

上条「かおみしりだったし、いいやつなことしってるしよ」

美琴「そうでしょ。だから笑って祝福しましょうよ」

上条「うるせぇー、アイツは俺の家族だったんだよ。娘とか妹とかそんなんだったんだよー」

美琴「はいはい、良く知ってるわよ」

当麻とインデックスの絆の強さは
美琴も良く分かっている
その絆は美琴ですら入り込めない


196 名前:嫁に出す日2/3[] 投稿日:2010/12/14(火) 20:54:48.49 ID:yNV/bz60 [14/16]
上条「一発殴っときゃ良かったー」

美琴「アンタもうちのパパに殴られてたもんね『世界に足りないものパンチ!』とか言い出して」

あの父親が何者なのか
娘でも今だによくわからない

上条「ううう、なんか泣けてきた」

美琴「さっきから泣いてたわよ」

上条「うるせぇー」

美琴「そんなんじゃ、また泣く事になるわよ」

上条「だいじょうぶだ、そこにいるのはおとこのこだ」

美琴の腹部を指さしながら
当麻が断言する

美琴「まだわかんないでしょ」

事前に調べる事もできるが会えてしなかった
生まれてくる日までの楽しみにしておこうと
二人で決めた


197 名前:嫁に出す日3/3[] 投稿日:2010/12/14(火) 20:55:15.62 ID:yNV/bz60 [15/16]
上条「おんなのこだといっちゃうじゃないか」

美琴「男の子でもわかんないわよ。夢追いかけてこの街を飛び出しちゃうかも」

上条「えーいやだぁ」

美琴「いやだじゃないでしょ。でも、大丈夫よ」

当麻の横に腰掛け、その瞳を見詰めて
さらに、全ての幻想を砕く右手を握る

美琴「私は傍にいるからね」

上条「……うん」

頼りなく呟く当麻に
ぴったりと寄り添う
みんなを守ってきたこいつを
孤独にはさせやしないから




198 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 投稿日:2010/12/14(火) 20:56:37.02 ID:yNV/bz60 [16/16]
以上です

お目汚し失礼しました

Tag : とあるSS総合スレ

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