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佐天「小足見てから昇竜余裕になる能力かぁ」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/15(水) 00:30:45.03 ID:vHAiBYC/0 [1/57]
先生「やったわね佐天さんっ。 今回の能力開発の結果、遂にあなたの能力が発現したわっ」

佐天「ほ、本当ですか?! 一体どんな能力があたしにあるんですか!!?」

先生「小足見てから昇竜余裕になる能力よ」

佐天「…………はい?」

先生「だから、小足見てから昇竜余裕になる能力よ」

佐天「はぁ……?」

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 00:32:09.25 ID:vHAiBYC/0 [2/57]
佐天「はぁ……、やっとあたしもレベル1になれたと思ったら、こんな訳の分からない能力だなんて……トホホ。 でも、せっかく芽生えた能力だし……、試してみようかな」

ゲームセンターへ

佐天「えーっと、ストリートファイターは~、っと。 あ、あった。 え? ストリートファイター4? 4作目も出てたんだ」

チャリン

佐天「えっと、昇竜拳を使えるキャラって、確か、リュウとケンとゴウキだったよね。 どれにしようかな。 主人公のリュウにしようっと」

佐天「わっ、グラフィックが3Dになってる。 3rdは2Dだったよね? 進化したなぁ~」

佐天「えいっえいっ! う~、昇竜拳を出そうとすると波動拳が出ちゃうよ~」


チャリン

佐天「あ、乱入された……。 もう少し練習したかったなぁ。 あ、ガイルだ、今回もやっぱりいるんだ」

ソニックブーム ソニックブーム ソニックブーム

佐天「えいっやっ! う~、相手の人、容赦ないよ~。 ジャンプで近づいて~」

サマソー! バシッ!

佐天「う~、そうだ能力! 小足……小足に合わせて……今だ!」ピキーン

ハドウケン! ベシ! ウワァウワァウワァ

佐天「昇竜拳を出せない……、そして負けた……。 アホらし……帰ろう……」ガックリ

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 00:33:44.18 ID:vHAiBYC/0
トボトボトボ

佐天「あーあ、あたしってホント何やっても駄目だよねぇ……」

初春「あれ、佐天さん?」

佐天「あ、初春……」

初春「元気ないですね。 何かあったんですか?」

佐天「うん……、実はさ……」


ジャッジメント支部


初春「へー! 佐天さん、レベル1になったんですねぇ! おめでとうございます!」

佐天「ちっともおめでたくないよ……。 こんな役に立たない能力なんて、無いのと一緒だよ……」

初春「そ、そんなっ。 せっかく目覚めた能力じゃないですかっ! 自信を持ってください!」

佐天「他にこんな能力を持った人いるのかな……、聞いたことないよ」

初春「確かにかなりレアな能力ですね。 でも、いるかもしれませんよ。 バンクで調べてみますね。
    えーっと、昇竜余裕になる能力で該当するのは……、あ、二人ですね!
    一人は、今日登録されたばかりの佐天さん。 もう一人は……、え!? レベル5!?」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 00:35:40.99 ID:vHAiBYC/0
佐天「え!? ちょ、私と同じ能力でレベル5の人がいるの?!」

初春「はい! 梅原大吾29歳。 15歳の時に、レベル5に認定されてます! 当時、学園都市第一位の能力者だったそうです!」

佐天「14年も前に…、あたしが生まれる前に既にレベル5がいたんだ……。 そ、その人が能力を使ってるところって見れないかな!?」

初春「レベル5クラスなら、多分映像がありますよっ。 えーっと…、あ、ありました! 2004年のアメリカでの大会だそうです!」

http://www.youtube.com/watch?v=XeM0rH_4ung

佐天「あ、スト3かぁ。 この白い胴着のケンがウメハラさん? やっぱ、昇竜キャラなんだね」

初春「あれ……。 でも押されてますね」

佐天「ほんとだ、負けそうじゃん……。 やっぱこんな能力なんて大したことないのかな……」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 00:37:11.47 ID:vHAiBYC/0
初春「ああっ、ケンの体力がほとんど0ですっ! あ、相手のチュンリーがスパコンを……!」

レッツゴージャスティーン!

佐天「もう駄目だ…削りダメージでやられ……え!?」

カン! カン! カン! カン! カン! カン! カン!

初春「鳳翼扇を……全段ブロッキング!?」

カン! カン! カン! カン! カン! カン! カン! カン!
バシバシバシシップウジンライ!
ウワアアアアアアアアアア アンビリーバボオオオオオオオ ダイゴオオオオオオオ!
ワンダホオオオオオオオオオオオオオオ ワアアアアアアアアアア!

佐天「…………」ポカーン

初春「…………」ポカーン

佐天「す、凄い……、この人凄いよ!! 初春!!」

初春「こ、これがレベル5の力……!!」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 00:40:08.56 ID:vHAiBYC/0
佐天「…………」ガバッ

佐天「駄目だ……、興奮して眠れないよ。 頭にあの映像がこびりついて離れない……。
    レベル5になればあんなことができるようになるんだ……。
    こんな能力役に立たないだなんて言ってた自分が恥ずかしい……。
    駄目なのは、あたし自身の心構えや怠惰なのに、才能のせいにして……」

ジャー

佐天「ごくごくごく……、ぷはー。 ……凄い歓声だったなぁ、あの試合。
    あんなの目の前で起こったら誰だって大興奮だよね。
    力……、そうだ、力があればみんなに認められる。
    御坂さんだって、レベル5だからみんなから尊敬されるんだ
    うん、今こそ、努力するべき時だよね……!」



翌日

佐天「スト4買っちゃった~。 これで家で練習できるよ~。 早速スイッチオン」

クソ箱「ブオーン!!」

佐天「このXBOX360、初期型だからうるさいんだよねぇ……」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 00:44:30.87 ID:vHAiBYC/0
一週間後

教師「I believe you're doing well for someone who's never actually spoken with an english speaker.
    Specially since it's a totally different alphabet.」

教師「つまり、この場合、for someone who ~ は、『 ~ な人にしては』という意味で、
    someoneは会話の相手を指しており、who'sはwho hasの略で、since以下で理由を述べてるわけだ」

佐天(ふわぁぁ、んー眠い……、昨夜も遅くまでネット対戦やってたからなー……)ウトウト

佐天(……ッ、嫌な予感がするッ?!)ハッ

教師「佐天! 俺の授業はそんなに眠くなるか? この文を訳してみろ」

佐天「ええッ、あ、はい! えっと…、『私は信じてる…あなたがよくやってる…誰が…決して正確に英語を話す…』
    えーっと……、すいません……分かりません……」

教師「授業をちゃんと聞いてないから分からないんだ。 遅くまで遊んでいたのか? 言ってみろッ」

佐天「はぁ…、遅くまでストリートファイター4をやってました……」

教師「なに? それなら仕方がないな。 使用キャラはなんだ?」

佐天「最初はリュウを使ってたんですけど、今はケンを……」

教師「そうか、能力鍛錬に熱心なのは結構だが、他の学業に支障をきたしてはいかんぞ? ほどほどにな」

佐天「はい、すみません…」

佐天(今、あたし……、先生に指される前に指されるって分かった……。 上手く言えないけど……この感覚……ッ)

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 00:48:24.73 ID:vHAiBYC/0
校舎内食堂


初春「佐天さーん、さっきは災難でしたね」

佐天「アハハ…、ドジっちゃったよ」

初春「でも、毎日頑張ってるおかげで、能力開発のほうは、かなり順調みたいじゃないですかっ。 演算の数値も上がってるしっ」

佐天「まあね! 佐天さんは頑張ってますよー!」テクテクテク

初春「あはは、上条さんの真似ですかーそれー」テクテクテク

男子生徒「そうそう、それでさー、あッ!」テクテク バタンッ

初春「あッ」ドタッ

初春は余所見をしながら歩いていたら、目の前の男子生徒とぶつかってしまった。

男子生徒「やべッ、ジュースが落ち……!」ハッ

佐天「…………ッ!」シュン

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 00:52:43.80 ID:vHAiBYC/0
ジュースの入った紙コップが、一回転しながら床に落ちていく……。
その様子が、佐天にはまるでスローモーションビデオを見ているかのように分かったッ。

パシッ!

佐天「……ふぅ、間に合った」ホッ

佐天の手には、男子生徒が落としたジュースが握られている。
中身は無事だ。

男子生徒「ご、ごめん、大丈夫だった?」

初春「あ、こちらこそ、前を見てなくて……ごめんなさい」

佐天「はい、これ」サッ

男子生徒「ありがと。 助かったよ、それじゃ」

初春「はぁ、不注意だったなぁ……。 それにしても佐天さん、今の凄かったですねっ」

佐天「うん、能力が目覚めてからさ、動体視力とか直感が、以前とは比べ物にならないくらい冴えてるんだよね」

初春「へー! 佐天さん、今すっごく頑張ってますもんね! この勢いならレベルアップもすぐなんじゃないですかっ?」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 00:55:27.65 ID:vHAiBYC/0
佐天「うん……、正直言うとね、次の能力測定は自信があるんだ……。
   前よりも絶対良い結果を出せると思う。
   現金だよね。 ちょっと前まで、『能力測定なんてなくなればいいのにー』なんて言ってたのにさ」

初春「佐天さん……」

ガシッと、初春は佐天の両手を握り締めた。

初春「レベル0だった佐天さんは、今まで十分苦しみました。
    きっと、その想いがバネになってくれるはずです!
    これからはきっと上手くやれます! 私、応援します!」

佐天「初春…、ほんとあんたって……いい子だよねっ」

佐天は、わっしわっしと初春の頭を撫で回した。

初春「わっ、やっやめてくださいよ~。花が取れちゃいます~」

佐天「……初春、あたし、きっと強くなってみせる……」

初春「佐天さん……?」

佐天のその目は、初春ではない、どこか遠くを見つめていた。

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 00:57:46.76 ID:vHAiBYC/0
早朝

佐天「…ッ…ッ…ハッ!」タッタッタッ

『決意の日』から、佐天は毎日欠かさず早朝に体力作りに励んでいた。
この日も、いつも通り、河川沿いでジョギングである。

佐天「プハァー」ゼェゼェ

ペットボトルの麦茶をぐいっと飲んで人心地を付ける。

佐天「段々、長く走れるようになってきたな~。 この調子でもっと頑張ろう」

初春「あ、佐天さーん」

佐天「あれ、初春…、ゲッ!? もうそんな時間!?」

初春「あ、いえ、違いますよ。まだ6時半です。 今日はジャッジメントの支部に寄ってから学校へ行くので」

佐天「ほっ、よかったぁ。 しっかし、あんたも大変だねー。 こんな朝早くからお仕事ー?」

初春「今日はたまたまですよ。 いつも走ってる佐天さんほどじゃないです」

佐天「あはは、あたしのはほとんど趣味だからさっ。 全然大変じゃないよっ」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 00:59:40.85 ID:vHAiBYC/0
初春「あ! そうだ! 佐天さんに大事な話があるんでした!」

佐天「大事な話~? なに?」

初春「佐天さんと同じタイプでレベル5の超能力者、ウメハラダイゴさんが学園都市に来るそうですよ!」

佐天「ええ!? ほんと!? い、いつ!? なんで来るの!!?」

初春「三週間後、学園都市の第6学区で開催されるゲームショーで、スト4の大会に出場するそうなんですよ!」

佐天「ウメハラさんが……、学園都市に……? う…うう……」プルプル

初春「佐天さん?」

佐天「うおおおおおお!! こうしちゃいられないよ!! あたしもその大会に出る!! 帰って練習しなくちゃ!!」ダッダッダッ

初春「あ……、行っちゃった……。 ふふ、今の佐天さんを見てると私も頑張ろうって気になりますっ」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 01:02:23.23 ID:vHAiBYC/0
物語の途中ですが、言い訳させてください。
ここから、一気に話がおかしくなります。
誤字やおかしな部分がないか、読み返しながら投稿してるんだけど、
俺は何を考えてこんな話を書いたんだろうか……。
格ゲーやウメハラ好きの人は、見ない方がいいかもしれません。
とにかく、イカれた話になります。

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 01:06:36.42 ID:vHAiBYC/0
そして、あっという間に三週間が経った

佐天「よっし、エントリーもちゃんと済ませたし! 体調も万全ッ!
    あたしがどこまでいけるか分からないけど…。
    でも、今のあたしはレベル2っ! 予選突破くらいは目指したいよね!
    それになんといっても、生のウメハラさんを見れるんだ…。 う~ドキドキしてきたぁ~」

意気揚々と自宅を後にする佐天。

佐天「ちょっと早く出すぎたかな。 ま、今日は天気もいいし、電車じゃなくて歩いていくかっ」

テクテクテク

佐天「んー、この辺って昼間でも人が少なくてちょっと怖いよねぇ。 やっぱ電車を使えばよかったかな…」

佐天「……なんだか、嫌な予感がする……ッ」シュピン

警察が存在せず、治安最悪の学園都市である。
人気のない場所は例え昼間でも危険だった。
佐天のような可愛らしい女子中学生なら尚のことだろう。
佐天は行く足を早め、大通りへ急ごうとする。
しかし、そこで事件は起きたッ。

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 01:15:14.34 ID:vHAiBYC/0
女の子「いやあああああッ!! 誰か助けてえええええッ!!」

暴漢1「チッ、手間取らせんじゃねえよ!」ドゴッ

女の子「あぐぅ……!」バタッ

暴漢2「ひっひっひ、大人しくついてくれば痛いことはしねぇよぉ。 なあに、一緒に気持ちよくなろうぜぇ?」

暴漢3「いやぁ、オメーマニアだからなぁ、この子にはちょっときついんじゃないのぉ? へっへっへっ」

暴漢4「おい、アブノーマルなのは、俺らがヤった後にしろよ。 ウンコ塗れとかマジチンポ縮むからよォ」

見るからにたちの悪そうな4人の男どもに、
15歳ほどの女の子が、無理やり廃ビルへ連れ込まれようとしていたッ。

佐天(た、大変だよ…! ジャッジメントに連絡しなきゃ……!)ピッポッパッ

女の子「お、お願いします……、た、助けて……」グスッ

暴漢1「だからよォ、気持ちよくなるのを助けてやるんだろうがァ?」

暴漢2「さっさと、中へつれていこうぜぇ」

佐天(通報はしたけど…、このままじゃ間に合わないっ。 あの子が乱暴されちゃう…!)

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 01:28:34.25 ID:vHAiBYC/0
佐天(でも……、あたしにできるのはここまでだ……。 だってそうでしょ……。
    あんな強そうな男の人4人相手に一体何が出来るっていうの?
    しかも、ただの暴漢じゃないかもしれない。 能力者かもしれないのに……。
    あたしに……、誰かを助けることなんて……、できるわけが……ッ)

暴漢3「へっへっへ、膨らみかけのおっぱ~い」

暴漢4「楽しみのは後にしろって。 今はこいつを中に――」

佐天「やめなさい!! あなたたち!!」

暴漢1「ああん?」

暴漢2「ジャッジメント……じゃないよな?」

暴漢3「うひょw めっちゃ可愛いんだけどw」

佐天「あ、あたしは能力者ですっ! これ以上その人に乱暴をするならッ」

暴漢4「あんだって!? ぶっ殺すぞクソガキ!!!」

佐天「……ッ!! うぅ……」ガクガク

暴漢3「おいおい、脅かすなよ~。 うひひ、この子も一緒に連れ込もうぜw」

暴漢1「よし、捕まえ――」

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 01:30:33.00 ID:vHAiBYC/0
女の子「…ぅぐ!」ガブリッ

暴漢1「痛ェ! てめえ、あ、待て!!」

女の子は、僅かな隙をつき、一目散に逃げ出していった。

暴漢2「あーあ、何やってんだよ」

暴漢3「まぁ、いいじゃん。 こっちのほうが全然可愛いしw」

佐天(あ、あたしも逃げよう……!)ソロリソロリ

ガシッ

佐天「あ……ッ!」ビクッ

暴漢の一人が腕を伸ばし、佐天の左手を掴んだ。
腕を伸ばし、と言ったが、比喩ではなく本当に10メートル近く伸びているッ。

暴漢4「逃がすかよォ」

暴漢1「お、出たよ。 ゴムゴムのピストルw」

暴漢4「うるせえ、ゴムゴムって言うな」

佐天(やっぱり能力者だった……! ど、どうしよう! どうしよう!!)ドクドクドクッ

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 01:34:12.45 ID:vHAiBYC/0
暴漢3「ねぇ、きみ処女? だったら、絶対俺が最初にヤりた~い」

暴漢2「じゃ、俺ケツね」

暴漢1「出たよ、まさるのアナル好きがw」

佐天「いやッ! 離してッ!!」グイッ

暴漢4「暴れんなクソが!!」

バシンッ

暴漢4がもう片方の腕で、佐天の頬を引っ叩くッ!

佐天「う……うウウゥ……ひっく……ひっく……」ボロボロボロッ

佐天は恐怖と絶望で頭の中が真っ白になったッ。
余計なことをするんじゃなかった。 ヒーローぶったりするんじゃなかった。
この一ヶ月の間の自分の頑張りなど、目の前の暴力に対してまるで無力だ……。
自分の全てが否定された気分だった……。
心臓の鼓動がバクバクいっているッ。 パニックで呼吸が上手く出来ないッ。
涙が溢れ目の前が滲んで見えるッ。
もうどうしようもない……、そう観念し始めた時だった……ッ!


???「うわ~すげ~~、ダルシムみてぇだなぁ、それ」

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 01:38:46.76 ID:vHAiBYC/0
暴漢4「……ああん?」

それは救いのヒーローかッ。 それとも絶望に追い討ちをかける悪魔なのかッ。
突如、暴漢たちの後ろから、端整な顔立ちの青年が現れたッ。

謎のイケメン「あ、でもさー、最近の子供たちは、
        腕が伸びるっつったらワンピースの方を連想するかな。
        いや、でもワンピースもさ、あんまり新しい漫画ってわけじゃないよなぁ。
        俺が高校生の頃からジャンプで連載してるもんなぁ~」

暴漢1「なんだてめぇはぁ!」

イケメン「あのさー、ちょっと道を聞きたいんだけど、いいかなー。
     俺、迷子になってて、すっげえ困ってるんだよねぇ。
     久々に地元に帰ってきたと思ったら、街並みが変わり果ててるんだもんなぁ。
     あまりに驚いてじゃんがら食いに行っちゃったよ」

暴漢2「はぁ? テメーなんかに用はねえよ! ぶっ殺されたくなかったら消えろ!!」

イケメン「いや、お前らに聞いてないから。 そこの女の子に聞いてるんだよ」

佐天「ふえぇ……?」ボロボロッ

暴漢3「ふひひw こいつ、頭沸いてるんじゃね?ww」

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 01:50:00.83 ID:vHAiBYC/0
暴漢4「オイ、俺はこのガキを捕まえてるから、お前らでそのアホをボコれ」

暴力1「いいねぇ! 人をボコボコにしたあとのセックスって、最高に燃えるんだよなぁ~!」

佐天「ひっく……、に、にげて……、ひっく……」ガクガクガク

イケメン「ん?」

佐天「にげて…ください……うぅ…ひっく……。 ころされちゃう……」ボロボロボロッ

暴漢2「いやいやいや、逃がさないからw きみ死刑確定だからw」

イケメン「んー、俺もさー、自分で思うんだよねぇ。 俺って性格悪いなぁ~とかって。
      どう控えめに見ても、ちょっといい人とは言えないな~ってさぁ」

暴漢1「何言ってんのコイツ」

イケメン「でも、今だけは正義の味方にならせてもらうわ」

そう言った次の瞬間、謎のイケメンの肘が、暴漢2の腹部に突き刺さったッ!

暴漢2「がはッ!!! が…ああ……」バタンッ

暴漢1「え……?」

暴漢4「なッ!?」

佐天「ふぇぇぇ……?」ポカン

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 01:54:08.14 ID:vHAiBYC/0
イケメン「どうする? 降参する?」

先ほどまでの、イケメンを舐めきった空気は一変して消え、
暴漢たちに緊張が走ったッ!

暴漢3「こいつも能力者かよ……」

暴漢1「身体強化系ってところか……?」

暴漢4「おい、油断するな! 一気にかかれ!」

イケメン「えー、続けるの? 俺、弱いものイジメは嫌いなんだけど……」

暴漢1「ああア!? 誰が弱いってぇ!?」

暴漢3「よお、スカシ野郎。 分かってね~みたいだから教えてやる。 俺たちはレベル4の超エリートなんだぜ?」

イケメン「どうでもいい。 どうでもいいとか口にすることすら、どうでもいい」

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 01:59:51.88 ID:vHAiBYC/0
暴漢3「……マジムカつくわ。 てめえは、この俺の能力――」ゴゴゴゴゴゴ

突然、暴漢3のそばに全長3メートルほどの大きさの、おぞましい悪魔のようなものが姿を現したッ!

暴漢3「『悪魔召喚(サモン・パイモン)』で、ぶっ殺させてもらうぜェーーッ! 油断はしねェ! 全力で殺す!!!」

パイモン「ヒシャアアアアアアアアアアッ!!」

悪魔がイケメンを目掛けて突進していくッ!
しかし、イケメンはまったく動じないッ! 何の構えを取ることもなく自然体のまま、
悪魔が目の前まで来るのを待ち…、

ガシッ!

暴漢3「え!?」ギョッ

勢いよく突進してきた悪魔の腕を掴み、遠心力を利用して、暴漢3の下へ放り投げた!!

暴漢3「ぎゃああああああ!!」ドギャアアアアン

巨漢の悪魔に押しつぶされた暴漢3は、そのまま意識を失った。

イケメン「ムーミン谷の悪魔のほうが全然強かったな」

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 02:04:17.84 ID:vHAiBYC/0
暴漢4「う……、うそだろ……。 あいつはレベル4だぞ……? それがあっさり……」

佐天「……ぁ……すごい……」ポカーン

暴漢1「くっそ! 舐めやがって! ぜってえ許さねえ!!」バシュン

暴漢1は激昂しながら5メートルほどの高さをジャンプし、
なんとそのまま空中で静止したッ。

暴漢1「これが俺の能力、『空の主(エアマスター)』だッ!! 空中じゃ手も足も出ないだろうがぁ!?」

イケメン「おおっ、すげえ。 お前ら、そんだけすげえ能力持ってるなら、もっと真面目に生きればいいのに」

暴漢1「そしてぇ、これが俺の必殺技ぁ!!」

暴漢1は更に高く舞い上がり、50メートルほど上がったところでUターンし、
物凄い勢いで、地面にいるイケメン目掛けて落下してきたッ。

暴漢2「天空X字拳だッ!! 南無阿弥陀仏ッ!!!」ゴォォォ

イケメン「ったく、しょうがねえな……」

96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 02:07:03.25 ID:vHAiBYC/0
佐天「……ああッ、あぶない……にげて……ッ!」

しかし、イケメンは逃げるどころか、腰を低くしどっしりと構え、
両腕を曲げて引っ込ませ、右手を力強く握り始めたッ!

佐天「え……ッ、あの構え……って…………」

暴漢1「くたばれえええええッ!!」ゴォォォォ

暴漢1の攻撃が、イケメンにぶち当たると思われた直前……ッ、
その技は炸裂したッ!!


イケメン「  昇  竜  拳  !!」


ガコンッ!という芯を捉えた音が辺り一帯に木霊するッ!
イケメンの放った、昇り龍のようなアッパーカットが、暴漢1の顔面にモロに直撃したッ!!
カウンターでこれを受けて勿論無事なわけがないッ!!
暴漢1はそのまま空の彼方へと吹き飛んでいったッ!!!

100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 02:10:21.31 ID:vHAiBYC/0
暴漢4「あ……、あぁあ……、い、今の……まさか……まさか……」

佐天の腕と首を掴んでいる暴漢4が、呼吸を荒げて叫んだッ。


暴漢4「ウメ昇竜ゥゥゥゥゥッ!!?」


イケメン「さてと、まだやるか?」

暴漢4「ひぃぃ、すいませんでしたぁぁああ!! まさか、あなたがあの伝説の人だったなんて知らなくて……!!」

イケメン「いや、んなこと聞いてねえよ。 まだやるのか?つってんだ」

暴漢4「申し訳ありませんでしたぁぁぁぁぁぁあぁあ!! 失礼させていただきますううううううう!!!」

イケメン「あっそ。 ちゃんとこいつらも連れて帰れよ」

暴漢4「は、はいぃぃぃ!!」

残り一人となった暴漢は、佐天を解放した後、気絶してる仲間を引きずりながら、全速力で走り去っていった。

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 02:13:27.64 ID:vHAiBYC/0
イケメン「君、大丈夫?」

佐天「あ、ありがとう……ござ……、……ッ」バタンッ

イケメン「あ、おいっ、しっかりしろっ」ペチペチ

佐天は、極度の緊張から解放されて気が緩んだのか、
助かったと思った瞬間、意識を失ってしまった。

イケメン「あー、どうしよ。 マジ困ったなぁ…。 この子……、ここに置いてくってわけにはいかないよなぁ……」

イケメン「んー、この子の学校とか保護者に連絡しとくべきかな。 悪いけど、持ち物を見せてもらうよ」ゴソゴソ

イケメンは、佐天が携帯電話など、
何か連絡先が書かれた持ち物を持っていないかどうか探り始める。
そこで悲劇が再び起こったッ。

黒子「ジャッジメントですの! 婦女暴行の現行犯で拘束させていただきますの!!」

御坂「通報どおりね。 女の子に乱暴する男なんて最低だわ!」

イケメン「……え? 俺のことを言ってるの?」

107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 02:16:20.18 ID:vHAiBYC/0
黒子「さあ、その女の子から離れ――、え……? 佐天さん……?」

御坂「……ッ!? なッ! どうして佐天さんがここに!?」

イケメン「あ、なに、知り合い? ちょうどよかった、じゃ、俺は行くから……」サッ

御坂「待ちなさい……ッ」ゴゴゴゴ

イケメン「俺、急いでるから……」ソソクサ

御坂「私の友達に手を出して……、無事に帰れると思うなァァァァァァァァ!!!!」

バリバリバリバリバリッ!!!

108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 02:17:53.82 ID:vHAiBYC/0
突然だが、ここで御坂美琴について説明しようッ!
彼女は、若干14歳の若さでありながら、ここ、学園都市に7人しかいないレベル5の超能力者であり、
更にその中でも、第3位の超エリートであるッ。
つまり、単純に考えて、御坂より強い能力者は2人しか存在しないッ!
しかも、その能力は、戦闘に非常に適した『電撃使い(エレクトロマスター)』ッ!
その彼女が、友人を想う正義の心によってブチ切れたッ!!!!

そして、対する謎のイケメンについても、ここでようやく説明させていただこうッ!
賢明な読者諸君は、もうとっくに気付いているだろうが、
そう、何を隠そう、この男前の青年こそがッ、あのウメハラダイゴその人であるッ!!
10代の若かりし頃、彼はこう言った。

     『敗北を知りたい。 敗北って何だ?』

14年前の当時に存在した286人のレベル4の大能力者を、
『連戦』で全員倒した時のセリフであるッ。
彼はこの時、世界初の『レベル5』として認められたッ!

時代は流れ、昔よりも科学技術が発達し、
より高度な能力開発が可能になった現在の学園都市には、
『敗北』を教えてくれるに値する力を持った相手がいるッ!

109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 02:20:32.44 ID:vHAiBYC/0
バリバリバリバリバリッ!!

ウメハラ「……! 今度は電撃かよ」

御坂の放った強烈な電撃がウメハラに直撃したッ!

ブシュウ~~~~~

ウメハラ「いっちち……、痺れた~~~」ビリビリ

ウメハラの体から湯気が立ち昇っている以外は、特に異常はなさそうだ。
ダメージを受けている様子はないッ。

御坂「な……!? 効いてない……!?」

黒子「お姉さま、下がってください! 犯罪者を取り押さえるのはジャッジメントである私の役目ですわッ!!」

黒子が太ももに仕込んだ鉄矢を、
彼女の能力『瞬間移動(テレポート)』によって、ウメハラに向けて移動させたッ。
普段であれば、服に刺し動きを封じるところであるが、
この相手はただのチンピラとは違うと直感した黒子は、
手加減すればこちらがただでは済まないかもと考え、傷つけることを躊躇わず、
直接、ウメハラの体内に鉄矢をブチ込もうと試みたッ!

ウメハラ「……ん」ヒョイ

黒子「……ッ!」

しかし、ウメハラは小さく前進し、鉄矢攻撃は外れてしまうッ。

111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 02:23:47.16 ID:vHAiBYC/0
黒子(偶然、動かれて当たらなかった……ッ? なんて運のいいやつ……ッ! ならばもう一度ッ!!)

ヒュンッ

ウメハラ「……ほっ」ヒョイ

黒子「な、なんですって……!?」

再度打ち込んだ鉄矢も、再び外れてしまったッ。

御坂「ああもうッ! どこ狙ってんのよ黒子!!」

黒子(ち、違う……ッ。 外れたんじゃない……、よけられたんだッ!! どうやって!? 瞬間移動をよけるなんてありえない!!)

黒子は、不可解な現象を目の当たりにして、大きく動揺してしてしまうッ。
確かに黒子の言うとおり、何の予備動作もなく、
瞬間的に移動してくる鉄矢を回避するというのはありえないことだったッ。
例えば、超スピードで動き回り、目測が付かないというのであれば話は別だが、
目の前のこの男は、最小限の動作で回避したッ。 それが奇妙ッ!

115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 02:27:11.04 ID:vHAiBYC/0
ウメハラ「ちょっと待ってくれ、誤解だよ。 俺はこの子を助けようとして――」

御坂「ざけんじゃないわよ! 佐天さんの服を脱がそうとしてたじゃない!!」

ウメハラ「ええっ? い、いや、俺はこの子の連絡先を知ろうと……」

御坂「はぁ!? ますます許せないわ!!」ビリビリビリッ

ウメハラ「だから、誤解だってば!」

そう、誤解である。 ウメハラは確かに佐天を善意によって助けたのであるが、
運命のいたずらなのか、それともストーリー上の都合なのか、
非常にタイミングの悪い場面を目撃されてしまった。
更に、佐天自身による『女の子が、悪い男に暴行を受けている』という通報も、
また誤解を助長させたッ。
奇しくも、レベル5同士の戦いが、ここに火蓋を切ったのだッ!!

121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 02:30:52.01 ID:vHAiBYC/0
御坂「少しはできるみたいだから、本気で戦ってあげるわッ!!」バリバリバリバリッ

ウメハラ「くぅ……、マジでついてねえなぁ、今日は……。 これから試合があるっていうのによぉ。
      やっぱ不良に絡まれる女の子なんて、放っておけばよかった……」

御坂「さっきの電撃は手加減してあげたのよ? 分かってる? そしてこれが……」ビリビリビリビリビリビリッ

バリバリバリバリバリバリッ!!!

御坂「私の……本気だァァァァァァァァァァ!!!!」ピカァァァァァァァァ

御坂が、先ほどとは比べ物にならないほどの威力の電気を体に蓄え始めたッ!
その威力、雷に匹敵する10億ボルトッ!! ピカチュウ10,000匹分であるッ!!
(もっとも、ピカチュウは、10まんボルトだけでなく、かみなりも使うが……。)
全方位から迫ってくるこの電撃をかわす術はないッ!!

黒子「こ、殺す気ですかッ!? お姉さま!?」

ウメハラ「ほんとだよ……。 これ喰らったら死ぬだろ……。 ったく、しょうがねーなぁ。 ちと覚悟を決めるか」

124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 02:33:43.50 ID:vHAiBYC/0
四方八方からやってくる放電に対し、ウメハラはここで初めて構えたッ。
一見すると空手の構えのようであるッ。
そして、10億ボルトに電流を……腕で受け流し始めたッ!!



カン! カン! カン! カン! カン! カン! カン!
  カン! カン! カン! カン! カン! カン! カン!



フシュウウウウウ~~~~~~


電撃が晴れ、辺りは静寂を取り戻す。
砂埃が風で流れ、ウメハラのシルエットが姿を現す。
彼は……、先ほどと同じように、無傷でその場に立っていたッ!!

御坂「……ぁ……う……うそでしょ…………?」ポカーン

黒子「こ、こんなことが…………?」ポカーン

ウメハラ「ふぅ~~~、久々のブロッキングだったけど、なんとか上手くいったな」

御坂(まさか、こいつも『あいつ』と同じ能力を……?)

130 名前:↑誤字……orz 『10億ボルトの電流を』でした[] 投稿日:2010/12/15(水) 02:38:29.23 ID:vHAiBYC/0
ウメハラ「つーかさ、今のは俺もカチンときたわ。 もう女子供だろうが容赦しねえ。 ぶっとばす」

御坂「じ、上等よ! こんなんで勝った気になってんじゃないわよ!!」

黒子(……ッ、いざという時は、私が命をかけてお姉様を守る……ッ!)

佐天「……ぅ……うーん…………、あれ……ここは…………」ショボショボ

ここで佐天がようやく目を覚ます。
しかし、まだ夢心地である。 なにせ、目が覚めたと思ったら、
御坂と黒子が、先ほど自分を助けてくれたヒーローのような男と、
深刻な面持ちで対峙しているのであるから、
これを現実だと認識するのに少々の時間を要したッ!

ウメハラ「仕掛けてきたのはそっちなんだからな。 大怪我しても文句言うなよ」ゴゴゴゴゴゴ

そう言うと、ウメハラは『かめはめ波』のような構えを取り始めたッ。

佐天「さっきの人だ……、あれ……、御坂さんたちと何をやって……」ショボショボ

御坂(……くッ! 何かやる気ね……! だけど、こっちの方が先に……!)

ウメハラも御坂も黒子も、佐天が目を覚ましたことに気付いていない。
そして、ウメハラは何やら気を溜め始め、一方、御坂はポケットからコインを取り出したッ。

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 02:43:00.52 ID:vHAiBYC/0
御坂「この私が何て呼ばれてるか知ってるかしら……ッ」

ウメハラ「電撃だから……、ブランカか?」

御坂が、コインを上空へ指で弾き……、そして、コインは落下するッ。

御坂「超電磁砲(レールガン)のォ! 御坂美琴だァァァァァァァ!!!」

ウメハラ「真空ゥゥゥゥッ!!」


ドキュウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!!!!


御坂がレールガンをウメハラ目掛けて発射したッ! と、同時に、ウメハラも腕を前に突き出し、溜めた気を解き放ったッ!!


ウメハラ「  波  動  拳  !!」


バビュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウンン!!!


レールガンと真空波動拳がお互いを目掛けて突進し――ッ、


ドギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!


ぶつかり合ったァァァァァァァァァッ!!!!

143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 02:46:27.75 ID:vHAiBYC/0
黒子「う、うわああああああああああ!!!」

佐天「な、なに……何が起こってるの!???」

余りに眩い閃光に目を開けていられないッ。
まるでフラッシュナパームを投げつけられたようであるッ。


ズドドドドオオオオオオオーーーーーーーン!!!


佐天「あ……ああ…………」


フシュウ~~~~~~~~


光が段々と収まり、辺りの様子がクリアになっていく。
ウメハラも御坂も……、どうやら無事だッ。

御坂「わ、私のレールガンが……打ち消された……ッ!?」ゼェゼェ

ウメハラ「あれ、割と本気で撃ったんだけどなぁ。 腕が鈍ったのかなぁ」

147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 02:50:14.69 ID:vHAiBYC/0
御坂「く、くそ……! 負けるわけにはいかない……。 佐天さんに酷いことをした……こんな奴なんかに……!」ゼェゼェ

佐天「へ!?」キョトン

黒子「うおおおおお!!」シュンッ

黒子が瞬間移動し、ウメハラに格闘戦を仕掛ける!

シュン! ダッ! バババッ!

ウメハラ「おっと、ガードするのもまずいのか。 テレポートさせられちまう」

シュン!

黒子「く……! はっ! てえあああ!!」ダッダッ

黒子のテレポートをしながらの攻撃を、涼しい顔で難なくよけるウメハラ。

149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 02:52:17.29 ID:vHAiBYC/0
ウメハラ「ほいっ」バッ

黒子「がはっ……!」グハッ

ウメハラが黒子の胸に手のひらを押し込んだッ!
黒子は、横隔膜を揺らされ、呼吸困難に陥ってしまうッ!

黒子「……っ……がァ……! …………ッ」バタンッ

御坂「黒子!! 私の友達を二人も……!! く、くそぉぉぉぉ!!! 殺してやる!!!」バリバリバリッ

佐天「ま、待ってください~、御坂さん!!」

御坂「佐天さん! 大丈夫なの!? 怪我はない!? そいつから離れて! 危険よ!!」ビリビリビリッ

佐天「ち、違います! 御坂さんたちは何か誤解してます!!」

御坂「え……?」

156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 02:56:07.96 ID:vHAiBYC/0
御坂「ごめんなさい!! わ、私はてっきり佐天さんが襲われてるものだとばかり……」

黒子「なんと言って謝ったらよいのか……、本当に申し訳ありませんでしたの……」

ウメハラ「だから、最初から違うっつってんだろうが……」チッ

御坂「……でも、あの状況じゃ誰だって……」ボソッ

ウメハラ「反省してねえな……」

御坂「……ぅ」シュン

黒子「それにしても、あなたは一体何者なんですの…? あんな凄腕の人がいるなんて……」

佐天「ほんとっ、すっごい強いんですよ、この人! レベル4の不良たちをあっという間にやっつけちゃったんですから!」

御坂「へぇ……、名前を聞いていいかしら?」

ウメハラ「いや、それより、俺急いでるからさ、この辺で……」

金デヴ「あー、こんなところにいたー!! ダイゴさぁ~~~~ん!!」ドスンドスンドスン

160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 03:01:15.91 ID:vHAiBYC/0
ウメハラ「あ、金デヴ」

金デヴ「はぁはぁ……、んも~何やってんすかぁ~~。 大会始まっちゃってますよぉ~~」ゼェゼェ

ウメハラ「げ、マジかよ……。 今からでも間に合うかな」

佐天(大会……? あ! そういえば、あたしもゲームショーの大会に向かう途中だったんだ……、忘れてた……)ショボン

金デヴ「まだ予選っすから、間に合いますよぉ。 ダイゴさんはシード選手だからぁ」ハァハァ

ウメハラ「よし、急ぐぞ、金デヴ」ダッダッダッ

金デヴ「あ、ちょっと待ってくださいよぉ~~。 んも~~、ほんとマイペースなんだからぁ~~」ドスンドスン

佐天「あ! ちょっと待って! お礼をさせてください! せめて、連絡先を!」

御坂「……行っちゃったわね」

黒子「ダイゴさん、と呼ばれてましたわね。 苗字かしら、名前かしら」

佐天「ダイゴ……ダイゴ……、……!? ま、まさかあの人って……、それにシード選手って言ってたし……!!」ハッ

御坂「心当たりでもあるの?」

佐天「はい! 多分あの人は……! 行きましょう、ゲームショーへ!」

166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 03:05:03.63 ID:vHAiBYC/0
ゲームショー ストリートファイター4大会 会場


実況:ガマ『さすが学園都市ですねー。 予選からレベルが高い高い!』

実況:こくじん『ガマさん、体力セーブしないと決勝ブロックになる前に倒れちまうんじゃないっすか?w』

ガマ『ありすぎて困るwww』

ガマ『え? ウメハラきた? はーい! みなさーん、ここでようやくウメハラダイゴがやってきましたー!!!』

うわああああああああああああ! ひゅーひゅー! うめはらあああああああ!!
パチパチパチパチ!! ウメハラあああああああああああ~~~!!!

ウメハラ『あ、どーも』

こくじん『こらー! オメーなに重役出勤してんだよ~~!!』

ウメハラ『いや、ちょっとさ』

こくじん『ちょっとなんだよ~!』

ウメハラ『不良に絡まれてる女の子を助けてた』

どっwww あはははははははw さすがうめはらwww
だいごーwww わはははははははw ねーよwwwwww

169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 03:07:51.77 ID:vHAiBYC/0
こくじん『あっはっはwww じゃあしょうがねえなぁwwwww』

ガマ『だっはっはwww でさー、今回の大会どう? 自信のほどはさ』

ウメハラ『ん、いつもどおり』

こくじん『そればっかだなww オメエはwww』


佐天「やっぱり…、あの人がウメハラさんだったんだ……」

黒子が、ハイテク携帯電話で、データベースにアクセスする。

黒子
「梅原大吾、29歳。 世界初のレベル5の超能力者…。
能力名は『小足見後昇竜余裕(ウメショウリュウ)』…。
15歳の時に、286人のレベル4を相手に無傷で勝利…。
18歳の時に渡米し、超能力研究の躍進に寄与する…。
その成果により、能力開発で能力者をレベル5へ引き上げることが可能となった…。
現在では世界中の大会に呼ばれるプロゲーマー…。
名セリフは、『ムーミン谷に悪魔がやってきた』『負ける要素は無い』など…。
アメリカでは、『the Beast』の異名で呼ばれている超天才…。 アメリカで彼を知らぬ者はいない…」

御坂「そんな凄い人だったのね。 ウメハラさんがいなかったら、私もレベル5になってないってことか……」

176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 03:11:58.66 ID:vHAiBYC/0
黒子
「『小足見後昇竜余裕(ウメショウリュウ)』、身体機能が飛躍的に強化される能力。
特に動体視力や直感が大きく向上し、レベル5クラスになると未来予知が可能…。
それで私の瞬間移動もよけられたんですのね」

佐天「あれが……、本物のウメハラさんなんだ……。 カッコいい……」ポー

御坂「佐天さんも、この大会に出るつもりだったんでしょ。 残念だったわね……」

佐天「あ、うん……、でも、ウメハラさんに会えたから……」ポー


ガマ『お、それじゃ、次は遂にウメハラの試合ですよー!』

ウメハラ『あ、じゃあ、行ってきますんで』

うわああああああああああああああああああああ!!
ウメハラアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
きゃあああああああああああああああああああああ!!!
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!

180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 03:15:25.96 ID:vHAiBYC/0
あたしは、その日のウメハラさんの試合のことを、今でも鮮明に思い出せる。
彼の操るリュウは、野性的とも芸術的とも言え、
その清流のように流れるような動きは、まさに『ドラゴンダンス』だった。
力強く、そして美しく雄雄しい昇り龍が天に舞う。 それが彼の昇竜拳だった。
会場にいる人全てが、彼の虜になった。 あたしも息をするのも忘れて画面に食い入った。
彼がコンボを決めるたび、会場が沸きあがった。
彼が追い詰められるたびに、皆がハラハラした。
そして、背水からの逆転劇に、皆が喜びを共有しあった。
この人は……、なんて惹きつけてくれる人なんだろうか。
なんて胸を熱くさせてくれる人なんだろうか。
無愛想で……口が悪くて……、それなのに、みんなウメハラさんのことが大好きなんだ。


ガマ『ウメハラがぁ! っつ! 近づいてェ!! ウメハラが決めたアアアアアアアッ!!!!!
   優勝はウメハラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!』

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!
やったああああああああああああああああああああああああああ!!!
ウメハラさいこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!
ウメええええええええええええええええええええええええ!!!!!
信じてたぞウメハラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!

183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 03:18:29.49 ID:vHAiBYC/0
そして、大会が閉会式を終えた後


御坂「いやー! すっごい試合だったわねー!! 私もウメハラさんのファンになっちゃったわ!!」

黒子「はい! 私、このような世界があるなど知りませんでしたわ!」

佐天「……はぁ~~、凄かったぁ~~~」ポワーン

御坂「佐天さん凄いわよねぇ! あの人と同じ能力なんでしょっ?」

佐天「え、ううん、あたしなんて、あの人の足元にも及ばないよ」

黒子「初春から聞きましたわ。 佐天さん、レベル2になったんですって? 努力を重ねれば、あんな風になれるんじゃありませんこと?」

御坂「え、そうなのっ? おめでとう佐天さん! 知らなかったわっ」

佐天「あはは、ありがとう」テレッ


ウメハラ「お、いたいた」

御坂「ああッ!」

佐天「う、ううううウメハラさん!? どうしてここに!?」

ウメハラ「どうしてって、今から帰るとこだよ。 その前にちょっと一言さ、君に言っておこうかなって」

佐天「へ? あ、あたしですかッ!?」ギョ

185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 03:21:17.35 ID:vHAiBYC/0
ウメハラ「何となく分かるんだよね。 君、俺と同じでしょ?」

佐天「は、はい、一応……ですけど……」

ウメハラ「待ってるからな」

佐天「へ……?」キョトン

ウメハラ「俺は強い奴と戦うのが好きなんだ。 だから、待ってる」

佐天「で、でも、あたしなんか……、とてもとても、ウメハラさんのお相手をできるレベルじゃ……!」アタフタ

ウメハラ「あの時……、君が不良に捕まってる時さ、俺に言ったでしょ。 『逃げて』って」

佐天「え……? あ、はい……、まさかウメハラさんだとは思わなかったので……、やられちゃうって思って……」

ウメハラ「あの時さ、思ったんだよね。 あ、こいつ根性あるなって」

佐天「え……?」

187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 03:22:56.18 ID:vHAiBYC/0
ウメハラ「何となく分かるんだよね。 君、俺と同じでしょ?」

佐天「は、はい、一応……ですけど……」

ウメハラ「待ってるからな」

佐天「へ……?」キョトン

ウメハラ「俺は強い奴と戦うのが好きなんだ。 だから、待ってる」

佐天「で、でも、あたしなんか……、とてもとても、ウメハラさんのお相手をできるレベルじゃ……!」アタフタ

ウメハラ「あの時……、君が不良に捕まってる時さ、俺に言ったでしょ。 『逃げて』って」

佐天「え……? あ、はい……、まさかウメハラさんだとは思わなかったので……、やられちゃうって思って……」

ウメハラ「あの時さ、思ったんだよね。 あ、こいつ根性あるなって」

佐天「え……?」

193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 03:24:18.57 ID:vHAiBYC/0
ウメハラ「だってさ、自分がすっげえピンチの時じゃん?
      それなのに自分のことよりも他人のことを気にするなんてさ、大したもんだよ。
      つーか、それがなかったら、俺、君のこと助けてなかったかも」アハハ

佐天「ウメハラさん……」キュン

ウメハラ「んじゃ、そういうことだから。 『またな』」

佐天「……ッ、はい! 『また』!」



そう言ってウメハラさんは、夕日へと消えていった。
あたしは……、そんなウメハラさんの背中をいつまでも見送っていた……。
その背中が見えなくなっても、夕日が沈むまで……ずっと…………。

196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 03:27:25.24 ID:vHAiBYC/0
4年後 アメリカ カルフォルニア

実況
『レディィィィィィィィィス エンッ ジェントルメンッ!!!!
皆さん、大変長らくお待たせいたしました!!!
これより、ストリートファイター5世界大会決勝戦を行いますッ!!!』

ウワアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
ヒューヒューーーーーッ!!!

実況
『赤コーナー! 前年世界大会優勝者にして、今大会優勝候補筆頭!
もはや説明不要のこの男!! アメリカッ、いや、世界中でこいつの名前を知らないものなどいないッ!!
使用キャラはリュウ!! 出場する試合全てが奇跡!!
キリストより信者が多いこのお方ッ!!! 今夜も奇跡を起こしてくれるのか!!!
それでは、お呼びいたしましょう!!!!
ザ・ビイイイイイイイイイイイイイイイイスト!!!
ダイゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
ウメハラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!』


ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!
ダイゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!
ビーストダイゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!
ファックミイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!
ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!

199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 03:31:14.16 ID:vHAiBYC/0
実況
『対して青コーナー! ダイゴとまったく『能力』の持ち主!! ダイゴと同じ日本出身!!
たった1年で、数々の強敵を打ち倒し、叩き上げで上り詰めてきた超実力派!!
日本が生んだ第二の怪物!! 使用キャラはケン!!
その可憐な容姿とは裏腹に、情け容赦のないプレイを見せ付け、
Ms.Satanの異名をもぎりとったスーパーガール!!
ダイゴを倒せるのは彼女しかいないッ!!!
お呼びいたしましょう!!!!
ルイコオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
サテエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエン!!!!!』


ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!
キャアアアアアサテンサアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!
ルイコオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!
ファックユウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!

203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 03:33:33.55 ID:vHAiBYC/0
スポットライトが眩しい。 彼の顔がよく見えない。
だけど、確かに感じる。 彼の圧倒的な存在感を。
この激しい喧騒の中でも、はっきりと彼の息遣いが聞こえてくる。
この広い会場には何万人の人がいるんだろうか。
たくさんの人があたしの試合を見てくれている。
やっと……、ここまできたんだ……。


あの日……、彼と夕日を見送ったあの日から、あたしは死に物狂いで努力した。
辛くはなかった。 あたしの目には最早あの人しか映っていなかったのだから。
一日でも早く追いつきたい。 それだけを考えていた。


           『待ってるからな』


あの言葉が、毎日頭の中を反芻していた。 だから頑張れた……。
あれから、2年ほどであたしはレベル5になることができた。
勿論嬉しかったけど、それすらも、あたしにとっては通過点でしかなかった。
それからも、あの人の背中を追い続け……、今……、やっと追いついたんだ……。

205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/15(水) 03:35:34.17 ID:vHAiBYC/0
実況『両選手、握手をお願いします!!!』


ウメハラ「…………やるか」ギュ

佐天「…………はいッ」ギュ


実況『それでは開始しますッ! 決勝戦第一試合……レディイイイイイ』


あたしの挑戦は…………、


実況『ファイッッッッッッッッ!!!!!』


今、ようやく始まったばかりだ。



おわり

219 名前:ゴミクズ ◆W84voGnJRY [] 投稿日:2010/12/15(水) 03:45:09.67 ID:vHAiBYC/0 [57/57]
みんな、こんな時間まで見てくれて本当にありがとう。
俺、本当に小心者だから、投稿した後にビビっちまって……。
本当は、格ゲーの経験なんてほとんどないのに、
格ゲー通っぽい人たちがきて、焦りまくった……。
優柔不断な態度でイラつかせたことだと思う……。 ほんとゴメン。
勇気を持って最後まで書いてよかったです。 本当にありがとう!

後、既にいくつか、SSを書き溜め終わってて、
また、スレ立てすると思うので、コテハンつけます。
主に禁書モノですが、また呼んでくれると嬉しいです

コメント

No title

呼びに来るのは金デヴじゃなくてボンちゃんかKSKの役だな

No title

全然意味が分からんかったのに面白かった
作者はすごい力量だと思う

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