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人でなしの恋歌

526 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/08(水) 20:28:31.62 ID:2AjIO8Y0 [2/9]
これから4~6レス程お借りして投下させて頂きます。
一方×あわきん?R12以上15未満。佐天さんネタとは関連性ありません。


527 名前:人でなしの恋歌[sage] 投稿日:2010/12/08(水) 20:33:09.37 ID:2AjIO8Y0 [3/9]
【一方通行】

『ねぇ、してみよっか』

最初はそんな台詞だったと思う。言い出したのはコイツだ。
恋愛経験ゼロなのは認めるが、女の経験がゼロじゃない。
レベル5の交配能力測定だとかで適当な女をあてがわれたことがあるのだ。
そいつを説明してやれば「見え見えの嘘はみっともないわよ。学園都市最強なのに経験ゼロとかダサい」などと挑発をしてきたから犯した。
顔を二、三ぶっ叩いて突っ込んでみれば初めてなのは向こうの方だった。


ほとんどレイプに近かった。グループをきっと抜けるだろう。後味の悪さは否定出来なかった。
そう思っていた俺の考えを嘲笑うように懲りる様子も無く、それからもコイツは挑発をしてきた。
二人の任務が終わったとき、他二人が帰ったあとのアジト。突然部屋にやって来た時は正直ビビッた。
場所や時間はどうであれ、ヤル事は同じだった。アイツが圧し掛かってくるか俺が押し倒すか。違うのは最初だけ。
愛情なんざ無いし、そもそも知らない。それでも身体が日毎に求めるようになっていくのは思ったよりも早かった。


終わった後の虚しさが無くなっていた。
じゃあ、一体何を思っているんだと聞かれればわからない。
ただ、もう少しコイツとこうしていたいと俺は思っていたんだろう。
初めて髪を撫でてやった時のコイツは今でも覚えている。初めてぶち込んだときよりも露骨にうろたえていやがった。
それが可笑しくて、思わず笑っちまった。
コイツを抱くとき、何よりも自分が安心していることを自覚するようになった。
どうしてこいつは俺にだかれるのだろうかと今更の疑問がふと気になった。だから尋ねた。
『好きな人がいるの。でも片想い。アンタは練習とウサ晴らしを兼ねてるのよ』
返ってきたのはクソったれな答えだった。何がクソったれかって、変な期待を抱いていた俺だ。
初めてをレイプで奪った野郎を好きになる女なんざいるわけがないだろうが。無性に腹が立った。
最初の時のように、乱暴に、痛めつけるように犯した。


528 名前:人でなしの恋歌[sage] 投稿日:2010/12/08(水) 20:34:34.44 ID:2AjIO8Y0 [4/9]


【結標淡希】

『ねぇ、してみよっか』

出来るだけ何気ない言い方になるように心がけた。コイツが不審な顔をしたのを覚えている。
恋愛経験ゼロなのは知っている。こんな男に女心がわかってたまるか。
けれども、ソッチの経験ならばあると言った。同居していた女教師だろうか。それとも科学者か。
昔、数回だけの実験だと聞いてホッとした。それでも顔も知らぬ女への嫉妬がわきあがった。それを誤魔化すように散々挑発した。
押し倒され、顔をぶたれて、そして獣のようにあっという間に犯された。それが私の『はじめて』だった。

合意の上のレイプって何て言うのだろう。痛くて、熱くて、怖くて、痛くて、でも嬉しかった。
翌日アジトに来た私をアイツは幽霊でも見たような顔で出迎えた。それが面白くてもっと挑発した。
土御門に頼んで二人で任務に就いたとき、他二人に先に帰らせてからのアジト。部屋に行った時はお風呂上りでちょっとドキドキした。
場所も時間も関係なかった、ヤル事は同じなんだから。自分から圧し掛かるよりアイツに押し倒される方が好きだった。全然気分が違う。
愛情は気付けばあった。ロシアでアイツが『上』に私達の解放を望んだことを聞いたときが切欠だったのかもしれない。アイツが日に日に求めてきてくれるようになるのが嬉しかった。

終わった後の虚しさが増すようになっていた。
じゃあ愛情が消えたのかと言われればそれは違う。
ただ、大きくなり過ぎた愛情のせいで私はコイツに見返りを求めるようになっていたんだろう。

初めて髪を撫でられた時のコイツを今でも覚えている。まるで映画でしか見た事のない、恋人にするような仕草に身体が熱くなった。
そして初めてコイツが微笑んでくれた。
コイツに抱かれるとき、何よりも自分の心が千切れそうなほど痛みを感じるようになっていた。
どうしてコイツは私を抱いてくれるのだろうかと思った。淡い期待を持ってもいいのだろうか。
『なァ、お前どうして俺なンかとこンなことしてンだ?』
真っ白になった。何故今更そんな事を聞くのか。好きだからに決まっているのに。淡い期待は粉々に砕かれた。
思い切り見下げ果てたでっちあげの台詞をぶつけたのは意趣返しだ。どうせ報われない片想いなのだ、どう思われようと知った事か。
コイツの何かを刺激したのか、気絶するまで私は貫かれた。


529 名前:人でなしの恋歌[sage] 投稿日:2010/12/08(水) 20:36:45.90 ID:2AjIO8Y0 [5/9]

【一方通行 2】

そして今、こうしてコイツを組み伏せている。他に好きな男がいるコイツを。それを知っている癖に。
声を聞かせまいと口を両手で押さえていやがったのを磔にする要領で組み伏せてやる。知ってるのか?一応男なんだ、お前より腕力くらいあるんだって。

首筋に唇を這わせていく。白くて、何の抵抗もない肌はいつも舌に乗せたら甘く溶けちまいそうだ。
噛むように、赤い花を散らしていく。いちいち反応するのが面白い。
そういや、以前土御門に指摘されて慌てていやがったな。いっそバラしちまったら良かったのに。そんな事を思う。
コイツの肌はちょっと吸い付いただけで簡単に痕が付いていく。
俺しか付けない。付けられない。そして、絶対に付けさせねェ。
胸も、腹も、太腿も、脚も、全部だ、全部。舌と唇でゆっくり確かめるこの行為の意味は何かの確認作業だ。
それが何かずっとわからなかったがようやく最近わかった。
きっと、俺の手しか触れてねぇって確認してたんだ。所有物を勝手に触られるなんざ我慢が出来ないからだ。

焦らす様に、ゆっくりとゆっくりと擦ってやる。お前のことを、身体だけならば誰よりも知ってるんだからな。だからもっと声を聞かせろよ。
それても、例の好きなヤツにでも操を捧げるっていうのか。俺に感じてるツラなんざ見られるのも我慢ならないってい言いやがるつもりか?
笑わせやがる。捧げるもんなんざ残らず全部俺が食い尽くしてやるんだからよ。
耳元で囁くと、身体を震わせる。顔をシーツに隠して俺から見えないようにする。
気に入らねぇ。どろっどろにだらしなく緩んだツラを見せろよ。それァ俺のもンだろうが。
なぁ、もういいじゃねぇか。もういいだろうが。片想いだって言ってただろうが。だったらもういいんじゃねぇのか。
俺は知ってるんだぜ。いつも寝てるときにお前がこっそり泣いていやがるのを。お前にそんな思いさせてるヤツなんざどうでもいいだろうが。


530 名前:人でなしの恋歌[sage] 投稿日:2010/12/08(水) 20:44:19.88 ID:2AjIO8Y0 [6/9]

【結標淡希 2】

そして今、こうしてコイツに組み伏せられている。私のことなんか何とも想っていない癖に。きっと他に好きな娘がいる癖に。
声を聞かれまいとして口を押さえていたら引き剥がされ、シーツに縫い付けられる。知ってる?こうやってアンタに強引に組み伏せられるのって結構好きなのよ?

首筋を唇が這っていく。熱くて、ぬるりとした舌の感触に、自分が今にも舐め取られてしまうのではないかと思う。コイツも人間で、そして男なんだと当たり前のことに安心する。
いつもコイツは噛むように、赤い花を散らしていく。イチイチ反応してしまう我が身が恨めしい。
そういえば、前に土御門がニヤニヤとわざとらしく指摘してきた。知ってるくせに私達のことを。いっそ私のコイツへの想いをバラしてくれたら良かったのに。そんな事を思う。
コイツが私の肌を何となく好いてくれていることはわかる。なぞる舌先が優しいから。それだけで私は涙が零れそうになる。
コイツがこんな風に女を扱うっていうことは私しか知らない。知るはずもない。知られたくない。
組み伏せてくる手が意外に大きくて、指が凄く綺麗なのも。お腹を舐めている時に触れるコイツの柔らかな白い髪がくすぐったいのも、間近で見る赤い瞳が本当に綺麗なのも全部。そう、全部。
コイツの私の身体を探るような作業がコイツの独占欲の顕れだとわかってから感情の歯止めがいよいよ利かなくなりつつある。
きっと、私の感情が膨らみ過ぎて、自制心を圧迫して、コイツをどういう形であってでも独り占めしておきたいのだ。

私よりも私の身体を知り尽くしてるコイツに身体のあちこちを抉られる。聞かれたくなかった声が漏れる。自分とは思えないくらい甘ったるい声。お願い聞かないでよ。
それでも、顔だけは見せられない。コイツのことでいっぱいになった顔を見られたら、バレちゃったら、もうきっとおしまいになってしまうから。
こんな関係でもいいから繋がっていたい、私はアンタがずっとずっと大好きなんだから。


531 名前:人でなしの恋歌[sage] 投稿日:2010/12/08(水) 20:48:02.26 ID:2AjIO8Y0 [7/9]

【一方通行 3】

俺は確かにお前をズタズタにした。殴って叩いて、啼かせて、乞わせて、弄って、散々してきた。それでもお前を守りたいって思ってるんだ。
あのガキとは別の意味で、お前を守りてぇって思ってるんだぜ。だからツラを背けてんじゃねぇよ。
いい加減気付いてくれてもいいだろうが、俺がお前のことをずっと前からどう想ってるのかをよ。

耳たぶを甘噛みすると、口を近づける。


「――――」

ほんの僅かでも俺の気持ちがコイツに伝わるように想いを込めて。
自分で自分のカスっぷりに反吐が出そうだ。肝心な言葉を何も伝えないで、何がわかれだ。
そんなことは承知している。だが、俺にはこれが精一杯なんだ。誤魔化すように口付ける。

願う。心から願う。
もう少しだけ酔わせてくれ。この ―――


【結標淡希 3】


こっちを見ろって耳元で囁かれた。甘く掠れた響きに身体が歓喜に震える。顔をとっさにシーツに押し付ける。絶対見られちゃ駄目だ。
きっと今の私はドロドロに蕩けた顔をしている。涙と汗でべとべとになって、コイツのモノになっている事を悦んでいる。
ねぇ、もういいでしょ。好きな男の代わりにアナタを見繕って抱かれてる、卑しい女だって思われているウチはまだいいのに。
もし、私がアナタを好きだって知ったらどうするの?アナタが好きで好きで、でも叶わないから声を殺して泣いてるのに。そうやって堪えているものが全部アナタに向いてしまったら。
クズみたいな女と合意の上で好き勝手に扱ってきたのに、もし自分に好意を抱いているって知ったらアナタは自分をきっと責めるでしょう。
本当はこういう繋がりを作ってでもアナタを独占したいって思ってるんだって知らないでしょ。だから顔を見ないで。私の心を見ないで。
気付かれちゃいけないんだから、私がアナタを好きだっていうことだけは絶対に。



不意に、耳元でコイツが囁いた。

「――――」

卑怯だ。こんな、まるで誤解したくなるような優しい声。
言葉の真意を問い正そうとして唇をふさがれた。
絡められた舌の熱さと、甘さと幸福感に眩暈がした。

お願い。お願いだから。
もう少しだけ浸らせて。この ―――




                 『『人でなしの恋に』』

532 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/08(水) 20:51:52.33 ID:2AjIO8Y0 [8/9]

以前あわきんが切なく独り寝の夜を過ごすお話がツボだったので、リスペクト。
ビッチな格好とかキャラしてる子に限って純情だったり、悪党ぶってる男の子が一途だったりすると萌えるよね。打ち止めヤンデレとかも書きたいです。

上条1号(記憶有り)と2号(記憶無し)とに分かれれば仲良くインちゃんと御坂さんで分け合えるのに。

Tag : とあるSS総合スレ

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