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君に勝てない

223 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 投稿日:2010/12/06(月) 20:27:54.44 ID:Im5d/aM0 [2/10]
美琴「ほんっと! あのばぁかはぁ! いつになったら結婚申し込んでくるのよ!」

叫び終わると、中ジョッキをほぼ一息に流し込む
そのままジョッキを豪快にテーブルに叩きつける
割れなかったのが奇跡だと思う
ほかの客の視線も集まってくる

美琴「店員さん! もう2杯持ってきてぇ―」

佐天「み、御坂さん、もうその辺にしといた方が……」

美琴「のまずにやってられるかぁー。どうせいしてなんねんだー。わたしはいくつになったんだー」

佐天「若いです、まだまだわかいですって」

佐天が必死になだめると、今度はぐすぐすと泣き始める

美琴「……やっぱり、まだあの娘の事がすきなのかな」

佐天「そんなことありませんよ、今は御坂さんと付き合ってるんでしょ。大丈夫ですって」

美琴「そうかなぁ」

224 名前:君に勝てないその2[] 投稿日:2010/12/06(月) 20:29:14.93 ID:Im5d/aM0 [3/10]
佐天「そうですって」

美琴「……うん。ごめんね、愚痴に付き合わせちゃって」

佐天「気にしないでください、私と御坂さんの仲じゃないですか」

美琴「……ありがとう」

佐天「でも、その代わりに、私の愚痴もそのうち聞いてもらいますからね」

美琴「うん、任せて! あと中を三つ追加で」

佐天「もう飲んだんですか! というか、まだ飲むんですか!」

ため息をついてから、自分の分も注文する
親友の愚痴を聞くのはいいけど、一人だけ酔われるのも困る
自分も飲んでしまおう



225 名前:君に勝てないその3[] 投稿日:2010/12/06(月) 20:29:47.18 ID:Im5d/aM0 [4/10]
上条「ごめんね、こいつが迷惑かけちゃったみたいで」

佐天「いいですから、ちゃんと連れ帰ってくださいよ」

美琴は呑むだけのんで、叫んで、愚痴って、泣いて、最後には寝てしまった
仕方ないので、美琴の彼氏の上条を呼び出した

佐天「御坂さん、愚痴ってましたよ。結婚したいって」

上条「……そうなのか」

佐天「同棲して、結構長いですよね。しないんですか? 結婚」

上条「……したいとは思ってる。でも、まだ駄目だ」

佐天「まだ?」

上条「美琴って背高いほうだろ」



226 名前:君に勝てないその4[] 投稿日:2010/12/06(月) 20:30:30.79 ID:Im5d/aM0 [5/10]
佐天「はい? それが何か」

上条「ヒールの高い靴をはくと、抜かされるんだ、背」

佐天「はぁ」

上条「収入、学歴、背、レベル、桃鉄、マリカー、カタン全部負けてる」

佐天「……へぇ」

上条「何か一つでも美琴に勝てる事を見つけた時、プロポーズしようと思う」

佐天「そ、そうなんですか」

上条「……美琴には内緒にしといてくれよ」

佐天「はぁ」

上条「じゃ、これからも、美琴をよろしく」

佐天「あ、はい。失礼します」

美琴を背負って、上条が去っていく
上条の姿が見えなくなると
佐天は携帯を取り出してメールをうつ
「はぁ」は肯定の返事じゃないし、
そもそも、佐天は美琴の味方なのだ



227 名前:君に勝てないその5[] 投稿日:2010/12/06(月) 20:31:15.77 ID:Im5d/aM0 [6/10]
美琴「勝負よ!」

上条「……何で?」

良く晴れた日曜、上条は恋人ともに河川敷に来ていた
美琴によれば、記憶を失う前にここで勝負をしたことがあるらしい

美琴「いいから! 行くわよ!」

上条「ちょっ、待てよ」

上条の制止も聞かず、美琴は攻撃を繰り出す
電撃、砂鉄の剣、そして超電磁砲
繰り出される攻撃を全て、上条は右手で裁く

上条「何なんだよいったい」

美琴「やっぱり通用しないわね。全力でやったのに」

上条「そりゃ、昔から慣れてるみたいだからな」

美琴「そ、昔から私の能力は一回もその右手に勝てなかった」

上条「そうだっけ」

美琴「昔は悔しかったけど、今はそうでもないの」

上条「そうなのか」

美琴「アンタには、ほかの事でも負けっぱなしだから、気にならなくなっちゃった」



228 名前:君に勝てないその6[] 投稿日:2010/12/06(月) 20:31:49.81 ID:Im5d/aM0 [7/10]
上条「ほかの事?」

美琴「そ、何だかわかる?」

上条「わからん。全く」

美琴は距離を詰め、上条に顔を近づけてくる
くっついてしまいそうな距離で囁かれる

「惚れたら、負けって言うでしょ」

上条「……そういうもんか」

美琴「そういうもんなの。だから、背を抜かしたことくらい気にしないの」

上条「な、なんでそれを!」

美琴「秘密」

上条「てか、抜かされてねぇぞ! ヒールなしなら、まだ!」

美琴「そっかなぁ」

上条「そーなの!」

やっぱり、かなわないなと、上条は思う
上条の中のくだらないプライドを、簡単に壊してしまう
これから先、一度も勝てる気がしない
だって自分も……





229 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 投稿日:2010/12/06(月) 20:33:49.78 ID:Im5d/aM0 [8/10]
以上です

普通の上琴を書きたくなりまして

上条さんは桃鉄とか弱いと思います

Tag : とあるSS総合スレ

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