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男「年端もいかぬ少女が好きで何が悪い!?」-2

男「年端もいかぬ少女が好きで何が悪い!?」
続きです

119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 02:15:00.70 ID:uPhuvKAl0 [25/40]
ガラッ

男「あっ・・・」

女「二人とも帰ってきた」

女友「やっ!!お待たせ」

男「友・・・」

友「うん」

男「それで女友、どう・・・なったんだ?」

女友「えへへ・・・ほら、友」

友「うん!!」

友「女さん!!」

女「うん。何かな?」

友「男君をよろしくね」

女「あっ・・・うん!!」

120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 02:18:01.11 ID:uPhuvKAl0 [26/40]
男「友・・・」

友「男・・・女さんと仲良くしてね」

男「あぁ、もちろんだ」

女友「というわけで、二人ともおめでとう」

友「おめでとう、女さん!!男!!」

男「あぁ、ありがとな二人とも」

女「よかったね男君」

男「ふふふふふふふ・・・」

女「男・・・君?」

男「いやっふぅー!!これで堂々と女とイチャイチャできるぜー!!」

女「もう・・・男君たら・・・(///」

女友「あぁぁ・・・もう男がいつもの調子に戻っちゃったよ・・・」

121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 02:22:00.70 ID:uPhuvKAl0 [27/40]
*放課後*

男「ふぅ・・・今日もお勤め御苦労さん・・・っと」

男「さて、女!女友!友!帰ろうぜ」

女「みんなでなっかよっく帰りましょ♪」

女友「あー・・・悪いけど私たちはパスさせてもらうわ」

友「女友?」

男「おいおい。何言ってるんだよ?遠慮なんてしなくてもいいんだぞ?」

女友「いいからいいから!!アンタたち付き合い始めて初の学校生活でしょ?」

女友「初日ぐらいは二人で帰りなさいよ」

男「う~ん・・・わかったよ。それじゃぁ帰ろうか女」

女「うん。それじゃぁ二人ともまた明日ね~バイバーイ」ブンブン

女友「はいはいまた明日~」

友「二人とも、また明日」

122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 02:24:00.87 ID:uPhuvKAl0 [28/40]
ガタンガタン

男「まったく・・・二人して・・・」

女「まぁまぁ、いいじゃない男君。それとも男君は私と二人っきりなのはイヤ?」

男「そっ!!そんなわけないだろ!!」

男「う・・・うれしいよ」

女「そっか・・・えへへ」

男「・・・まぁ、明日は二人と連れてくとしてさ」

男「たまにはこうして二人きりで帰ろうか?」

女「うん♪」

男「(あぁ・・・やっぱ女はかわいいなぁ・・・)」

男「(こんな子が俺の彼女とかマジ夢みたいだ・・・)」

124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 02:27:00.73 ID:uPhuvKAl0 [29/40]
キィー ゴトン プシュー

女「「あっ・・・駅着いちゃった」

男「あっという間だったな」

女「・・・・・・」ジッ

男「えっと・・・何?」

女「今日は引き留めないの?」

男「引き留めてほしいのか?」

女「うぅん。まぁ・・・ちょっとは思うけど」

女「恋人同士になったんだから焦る必要はもうないかなーってね」

男「そうだな。会いたくなったらすぐ言ってくれ。飛んで駆けつけるから」

女「うん。わかった。それじゃ・・・また明日」

男「あぁ、また明日」

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 02:30:00.52 ID:uPhuvKAl0 [30/40]
プシュー ガタン

女「また・・・明日」

女「・・・うふふ」

女「さって・・・アッチはどんな感じかな?」

女「うふふ・・・待っててね・・・”友ちゃん”」

女「うふふふふふふ」

キィー ゴトン プシュー

女「・・・・・・・」テクテクテク

ハッシャシマース シマルドアニゴチュウイグダサイ

女「アナタはどんな選択をするのかな?」

131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 03:00:04.82 ID:uPhuvKAl0 [31/40]
*数週間後*

男「おはー」

女「男君おはよー」

女友「おはよう、男」

男「おう!!おはようさん」

友「・・・・・・」

男「あれ?友?」

友「っ!?何?男?」

男「えっと・・・おはよう」

友「うん。おはよう。男」

132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 03:03:00.60 ID:uPhuvKAl0 [32/40]
男「なぁ・・・なんだか最近友の様子おかしくね?」コソッ

女友「う~ん・・・確かに」コソコソ

女「悩みでもあるのかな?」コソソ

男「よし、ならばここは俺が一つ友の悩みを・・・」コソッ

女友「ストップ!男!!」

男「なんだよ女友」コソッ

女友「こういうのはさ、下手にコッチからちょっかいだすのはあんまりよくないのよ」コソコソ

女友「友の方から相談してくるのをまたなきゃ」コソコソ

男「でもよー手遅れになったりしないか?」コソッ

女友「本当にやばそうだったら無理やり相談に乗ればいいのよ」コソコソ

男「う~ん・・・わかったよ」

133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 03:06:00.54 ID:uPhuvKAl0 [33/40]
女「そうだ!!男君!!」

男「ん?どうした?女?」

女「あのね、あのね!!海に行こ!!」

男「海?」

女「うん♪さっきまで女友ちゃんと話してたの」

女友「ほら、もうすぐ海開きでしょ?」

女友「それで、女と次の連休とかにみんなで行こうかって話をしててね」

男「へぇ・・・海かぁ・・・いいな、それ」

女「でしょでしょー!いいよね?男君!?みんなで行こ!!」

男「そうだな・・・行くか!!!」

女「やったぁー!!!」

134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 03:09:00.85 ID:uPhuvKAl0 [34/40]
女友「よーし!そうときまったら水着を用意しなくちゃな」

男「水着かぁ・・・家に着れるのあったかなぁ・・・」

女友「なければ放課後にでも買いに行く?」

男「そうだな・・・ふひひ」

男「(女の水着か・・・やべ!!興奮してきた)」

女友「ちょっと・・・変な事考えてるんじゃないわよ変態」

男「自分の彼女の水着姿を想像して何が悪い!?」

女友「開き直るな変態」

女友「ちょっと、友もこの変態に何か言ってやってよ」

友「あはは・・・まぁ、男らしいからいいんじゃないのかな?」

男「さっすが友!!わかってる!!」

女友「まさか友に裏切られるなんて・・・」orz

135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 03:12:00.80 ID:uPhuvKAl0 [35/40]
*ショッピングモール内*

男「わざわざここまで出てくる必要あったのか?」

女友「だって、駅前じゃあんまりいいのないんだもん」

男「俺は駅前で十分なんだけどな」

女友「アンタ以外は不十分なの。諦めなさい」

男「わかったよ。その分、最高の水着を手に入れて俺を喜ばせてくれよ」

女友「だれがアンタなんかのために」

男「お前の水着には興味ない」

女友「なんですって!?」

男「俺はしょうzy・・・女の水着にしか興味はなし」

女「もう・・・男君はしょうがないなぁ」

女「私、男君を悩殺しちゃうすごいの見つけてくるね」

女友「男、そういや最近おとなしくなってたけど、真正のロリコンだったわね」

136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 03:15:00.71 ID:uPhuvKAl0 [36/40]
女友「それじゃいってくるわね」

女「男く~ん!!すんごいの見つけてくるから待っててねぇ~」ブンブン

男「あぁー!期待してるぞー!!」

男「・・・さて、俺も水着買ってくるか」

男「ん~・・・どれにすか・・・」

男「どれも似たような感じだよなぁ・・・」

友「これなんてどうかな?」

男「ん?友?どうした?お前はいかなくていいのか?」

友「僕は去年のまだ着れるから大丈夫」

男「ん・・そうか」

友「それよりも、これなんてどう?」

男「ん?どれど・・・いぃ!!?」

137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 03:18:00.66 ID:uPhuvKAl0 [37/40]
友「じゃ~ん!白鳥パンツー!!」

男「・・・・・・」

友「あはは・・・ダメ・・・だよね」

男「お前・・・そんなのどこから取ってきたんだよ」

友「えっ!?普通に向こうにあったけど?」

男「はぁ!?・・・って!マジであるし!!」

友「で、どうかな?男」

男「いやいや・・・ネタとしては良いけど、普通にそれ着て泳ぐとか・・・」

友「あはは・・そうだよね」

男「なぁ、友」

友「何?男」

男「海・・・楽しみだな」

友「うん♪」

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 03:21:00.68 ID:uPhuvKAl0 [38/40]
*海水浴場*

男「はぁ・・・ドキドキしてきたぁ・・・」

男「女の水着姿・・・買った時は秘密って言って見せてくれなかったしな」

男「どんなのだろ・・・あぁ・・・」ムクムク

男「って!!やばっ!!静まれムスコよ!!!」

女「男君おまたせー」

男「Σ!!?」ササッ

女友「???」

友「男、どうかした?」

男「い、いや・・・なんでもない・・・」

男「・・・・・・」

男「・・・よし、収まった」

139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 03:24:00.59 ID:uPhuvKAl0 [39/40]
男「さて、女の水着はどんなのかなぁーっと!!」クルッ

女「えへへ・・・どう・・・かな?」

男「・・・・・・」

女友「・・・男?って!!?」

友「ちょ!!お、男!!ヤダッ!!」

男「・・・・・・」モッコリ

女「あっ・・・」

女友「何考えてるのよ!?こんの変態!!?」

男「ま、待て待て!!こ、これは不可抗力だ!!」

140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 03:27:00.78 ID:uPhuvKAl0 [40/40]
女友「あんのねぇ~」

女「まぁまぁ、女友ちゃん。押さえて押さえて」

女友「うぅ・・・ふんっ!!」

友「あぅ・・・(///」

女「もう・・男君はしょうがないなぁ・・・」

男「うっ・・・面目ない」

女「後で静めてあげるね」ボソッ

男「はうぁ!!!」ボンッ

男「(ちょwwwキタコレwww登っちゃう?ついに大人の階段登ちゃう?)」

女「えへへへへへ(////」

155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 14:30:02.59 ID:+/5Yswfi0 [1/50]
*昼*

男「ふぃ~飯だ飯だ~!!」

女友「疲れた・・・」

男「おいおい、だらしないぜ女友!!海はまだまだこれからだろうが!!」

女友「あんなハイテンションついていけないわよ・・・」

男「いや、だってさ、しょうがなくね?うひひ」

女友「キモっ!!」

男「だれがキモイじゃ!!この超絶イケメンを捕まえて!!」

女友「どうでもいいからお昼にしましょうよ。休ませて~」

156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 14:33:00.56 ID:+/5Yswfi0 [2/50]
男「海の家とか久しぶりだな」

友「男、ここあいてるよ」

男「うっし!!さてと、何にすっつかな~?」

イラッシャイマセデゲソ
ゴチュウモンハナニニスルデゲソ

男「えっと・・・じゃぁ・・・焼きそばと・・・えびチャーハンと・・・」

ヤキソバトエビチャーハンと・・・
ゴチュウモンハイジョウデゲソカ?

男「はい、それで」

デハ、ショウショウオマチクダサイデゲソ

イカ*スメー!ハヤクコイツハコンデクレー
ハイハイ、チョットマツデゲソ
マッタク、エ*コハヒトズカイガアライデゲソ
グチッテナイデイイカラサッサトシゴトシロバカ!!

男「なんか、賑やかや海の家だな・・・」

157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 14:36:00.56 ID:+/5Yswfi0 [3/50]
男「ふぅ~食った食った・・・」

女「この後どうしよっか?」

女友「あぁ~・・・私しばらく寝てるわ」

友「大丈夫?女友ちゃん」

女友「大丈夫大丈夫」

女「・・・ねぇ、男君」クイッ

男「ん?どうした?女」

女「少し散歩でもしない?」

女「あっちの人気のない方まで」ボソッ

男「・・・あぁ、行こうか」ゴクリッ

158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 14:40:00.75 ID:+/5Yswfi0 [4/50]
ザッザッザ

男「こ、ここらへんなら・・・いいんじゃないか?」

女「そ、そう・・・だね」

男「あぁ・・・」

女「うん・・・」

男「ふ、二人きり・・・だな」

女「「二人きりだね」

男「・・・・・・」

女「男君」

男「は、はい!!」

女「し・・・しよっか?」

男「な、何を?」

女「エ・・・エッチ」な事・・・とか?」

160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 14:41:59.42 ID:+/5Yswfi0 [5/50]
男「い、いいのか?」

女「・・・・うん(////」

女「お、男君なら・・・いいよ」

男「わかった」ゴクリッ

男「それじゃぁ・・・触っても・・・いいか?」

女「ど・・・どうぞ」

男「そ・・・それじゃぁ・・・」ソォー ピトッツ

女「きゃっ!?」ビクンッ

男「わ、わりぃ!!!」バッ

女「ん・・・ごめんなさい。大丈夫だから・・・続けてもいいよ」

男「そ、そうか?無理はするなよ?」

女「うん。わかった」

161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 14:45:00.61 ID:+/5Yswfi0 [6/50]


友「男君と女さんどこまでいったんだろ・・・」

友「あう・・・女友ちゃんてば、男たちの事見張ってきてだなんて・・・」

友「はぁ・・・」

ハァハァハァハァオンナ・・・

友「ん?人の・・・声?」

友「えっと・・・コッチ・・・かな?」ソォー

友「・・・・・・Σ!!?」

男「はぁはぁ・・・女・・・すごいやわらかいよ・・・」

女「ごめんね男君」

男「な、何がだよ?」

女「私のオッパイ全然ないでしょ?」

男「何言ってるんだよ!!?これがいいんじゃないか!?」

男「ツルペタだぁ・・・はぁはぁはぁはぁ」

163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 14:48:00.47 ID:+/5Yswfi0 [7/50]
友「そんな・・・男・・・ヤダ・・・」

女「こ、こんなんでいい・・・ひゃん」

男「すまん女、ちょっと強くしすぎたか?」

女「んっ・・・大丈夫・・・もっと触っていいよ」

男「あぁ・・・」

友「男・・・」

女「んんっ・・・男っ!!んあぁ!!」ビクン

男「あっ・・・もしかして、イったのか?」

女「はぁはぁ・・・うん」

友「あっ・・・これ以上は見ちゃダメだよね?戻らな・・・えっ!?」

女「・・・・・・」ジッ

友「あっ・・・(見てたの・・・バレて・・・る・・・)」

165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 14:51:00.60 ID:+/5Yswfi0 [8/50]
友「ごめんなさい!!」ダッ

男「ん!?」

女「はぁはぁ・・・どうしたの?男?」

男「あっ・・・いや、今なんか物音が聞こえなかったか?」

女「うぅん。何も聞こえなかったよ?気のせいじゃないかな?」

男「そ、そうか?」

女「そ、それよりも・・・もっとすごいの・・・する?」

男「あっ・・・あぁ」

女「うふふ・・・男君」チュ

男「んっ・・・ふぉんな・・・」

男「(すげぇ・・・なんか今日の女はすげぇ大胆だ・・・)」

166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 14:54:02.13 ID:+/5Yswfi0 [9/50]
友「はぁはぁはぁはぁ・・・」

女友「友?どうかしたの?」

友「あっ・・・女友ちゃん」

女友「なんか向こうから走ってきたみたいだけどどうかしたの?」ザッ

友「ダメっ!!!」

女友「えっ!?」

友「な、なんでもないから。男たちもいなかっつたし」

女友「そうなの?ったくアイツラどこに・・・まさか二人でいやらしい事を・・・」

友「だ、大丈夫だよ!!ねっ!?」

女友「ん~そうね。まぁ、あの二人も恋人どうしなんだからたまには二人きりにさせてあげるか」

友「うん。そうだよ。そう」

女友「???」

167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 14:57:00.48 ID:+/5Yswfi0 [10/50]
*日暮れ*

男「いやぁ・・・今日は遊んだなぁ・・・」

女「私、すんごい疲れたよ・・・明日筋肉痛になりそう」

女友「そりゃま、アンタたちは特にしゃいでたしね」

男「さて、帰りますか」

女「そうだねー」ダラー

男「やれやれ・・・そうだ、俺、なんか飲み物でも買ってくるわ」

女友「もう海の家終わったわよ」

男「着替えもすんですし、向うのコンビニにでもいってくるよ」ザッ

女友「うん、行ってらっしゃい」

男「あー・・・あとそういや友はどこだ?」ピタッ

女友「なんかさっき向こうの方まで歩いていったわよ。散歩じゃない?」

男「そっか、じゃ、行ってくるわ」

女友「いってらっしゃい」

168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 15:00:16.23 ID:+/5Yswfi0 [11/50]


友「・・・・・・」ザッザッザ

友「二人は恋人同士か・・・」

友「そうだよね、恋人同士なら、当然ああいうことして当然だよね?」

友「・・・・・・はぁ」

ザッ

友「・・・えっ?」

女「ねぇ、友」

友「女・・・さん」

女「そろそろ答え、聞かせてくれるかしら?」

169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 15:03:00.44 ID:+/5Yswfi0 [12/50]
ウィーン
アリガトウゴザイマシター

男「さて、ついでに友のやつでも拾ってくるか」

男「確か・・・向こうの方に歩いていったんだっけか?」

ザッザッザ

男「おっ!!いたいた・・・ん?」

男「あれは・・・女か?」

男「なんだ、すでに女が迎えに行ってたのか」

男「そんじゃ、さっさと合流します・・・」

ザッツザッザ

男「あれ?女の奴、友から離れてどこに行く気だ?」

男「おーい!!女ー!!どこ行くんだー?」

女「・・・・・・」ザッザッザ

男「っち!聞こえてないか」

170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 15:06:00.62 ID:+/5Yswfi0 [13/50]
男「ったく、何やってるんだ・・・って!!」

男「おい!!女」!!危ないぞ!!」

女が海岸沿いのガードレールをまたいで道路に出る

そして、何を考えているのか道路の真ん中で足を止める

男「バカ!!アイツ何して・・・あっ・・・」

女との距離は20mほど

そして・・・

男「女あああぁぁああぁぁぁ!!!!!!!!!」

俺は走った・・・

もちろん全速力で・・・

だけど間に合わない

間に合うはずがないだろ

俺と女との距離はたった20m、されど20m

それは・・・距離にしてはすぐでも・・・俺にとってはあまりにも遠すぎた

172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 15:09:01.32 ID:+/5Yswfi0 [14/50]


女「いいのね?それで」

友「・・・・・・・うん」

女「そう・・・ならこれで契約は成立よ」ザッ

友「どこ行くの?」

女「・・・・・・・」

女さんは何も言わない

これで本当によかったのか?

いまからでも撤回するべきではいのか?

いや、するべきだ。やっぱりこんな事間違っている

こんなことで男を手に入れていいはずがない

それに、なんで今更?なぜ今更?

諦めたはずじゃないのか?

決めたはずじゃないのか?

現状に甘んじて小さな幸せで満足すると決めたはずじゃないのか?

173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 15:12:00.39 ID:+/5Yswfi0 [15/50]
友「ちょっと女さん・・・なにして・・・」

ブロロロロロロ

友「え!?」

気がつけば・・・女さんをまばゆい光が照らしていた

いつの間にかすぐそこまでせまっていたトラックが女さんめがけて走ってくる

女さんは避けない。避けようとする素振りが見えない

それでも、”私は”当たり前のように女さんい向かって叫ぶ

友「女さん!!危ない!!」

女「うふふ」

女さんは笑っていた。不気味に笑っていた

まるで、すぐそばに迫るトラックなぞないかのように、さも自然に

女「ほんの少しだったけど楽しかったよ友ちゃん」

女「男君の事よろしくね・・・それじゃ、バイバイ」ニコッ

光の奔流が女さんを・・・・飲み込んだ

174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 15:15:00.58 ID:+/5Yswfi0 [16/50]
*休み明け*

ムクリッ

友「朝・・・か・・・」

友「学校・・・いかなきゃ」

いつもの朝と変わらないように私は起きた

着替えて、朝食を食べ、学校に向かう準備をする

あの日・・・みんなで海へ行った日・・・

女さんはトラックにひかれて”死んだ”

女さんはトラックに跳ね飛ばされ、数m先に転がっていった

あたりは女さんが流した血がベットリを道路に染み出して

それから、ものすごい叫び声をあげながら男が走ってきた

男が女さんを何度も呼びかけるけど、女さんが目を覚ますことはなかった

176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 15:18:00.62 ID:+/5Yswfi0 [17/50]
それからの事は・・・なんだかよく覚えていない

あの日の出来事はまるで夢みたいで

もしかしたらいつものように学校にいけば女さんが普通にそこにいるように思えてくる

ガラッ

友「・・・・・・」

女さんは・・・いない

いつもならそろそろ着てもおかしくはなじ時間だ

友「・・・・・・」

でも、いつまでたっても女さんは来ない

ガラッ

友「あっ!!」

女友「おはよー!!」

一瞬、女さんが来たような気がしたが・・・気のせいだった

177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 15:21:00.42 ID:+/5Yswfi0 [18/50]
しょうがないんだ

だって・・・女さんはもう”いない”んだから

いつまでもクヨクヨはしていられない

見れば、どうやら女友ちゃんにそんな素振りは見られない

女さんが死んだ時にはものすごく泣き叫んでいたというのに・・・

彼女の心の強さには驚かされる

いや、もしかしたら女友ちゃんは男や私の事を心配掛けないよう強がってるのかもしれない

それでもかまわない・・・だって、友達を失った悲しみがそんな軽いモノではないのだから

友「おはよう、女友ちゃん」

女友「おー!!おはよう!!女」

178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 15:24:00.67 ID:+/5Yswfi0 [19/50]
友「えっ!?」ガタッ

女友「ん?どうかした?」

友「女友ちゃん・・・今、なん・・・て・・・」

女友「えっ!?・・・どうかしたのって聞いたんだけど」

友「そうじゃなくてその前!!」

女友「その前?ん?・・・おはよう?」

友「違う!!そうじゃないよ!!」

女友「ど、どうしたの?女。ちょっと落ち着きなよ」

友「ま、また・・・女って・・・女さんがいるの!??どこに?」

女友「は?女がどこにいるって・・・目の前にいるじゃない」

179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 15:27:00.41 ID:+/5Yswfi0 [20/50]
友「だからどこに!?」

女友「だからどこにって・・・女はアンタでしょ?」

友「えっ・・・私?」

女友「アンタが女以外の誰だっていうのよ?」

女友「それとも何?実は俺は女に変装した男だったのだ!!わっはっは!!」

女友「とでも言うつもり?いやいや、無理無理!!それは無理があるって!!」

友「わ、私は・・・友だよ?・・・女友ちゃん」

女友「友?」

友「そうだよ!!友だよ!!」

女友「えっと・・・ごめん。それだれだっけ?」

友「・・・えっ!?」

女友「ごめんね。ちょっと私はその人知らないわ?有名人かなんか?それとも女の知り合い?」

友「な、なに・・・いってるの・・・女友ちゃん・・・」

181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 16:00:03.94 ID:+/5Yswfi0 [21/50]
女友「えっ!?もしかしてけっこう有名な人だったりするの?」

女友「う~ん・・・世情には疎いつもりはなかったんだけどなぁ・・・」

友「本当にしらないの?ねぇ!?女友ちゃん」ガシッ

女友「ちょちょ、だから知らないってば!!」

友「そ、そんな・・・」ガクッ

女友「ちょっと、大丈夫女?気分でも悪い?」

ガラッ

男「はよー」

女友「あれ?男?」

男「うっす!!女友!!」

女友「なんでアンタがこんな早く・・・」

友「男!!!」ダッ

182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 16:04:00.64 ID:+/5Yswfi0 [22/50]
男「っとと」

友「男!!男!!」

男「おいおい・・・どうしたよ?」

女友「はいはい、もう、朝から見せつけてくれちゃって」

友「男君は知ってるよね?私の事わかるよね!?」

男「は?当たり前だろ。何言ってるんだ」

友「男・・・」

男「おはよう、女。今日はやけに大胆なんだな」

友「あっ・・・うそ・・・」パッ

男「あれ?もう終わり」

女友「あのね、教室なんだからあんまりそういうのはよしなさいよ」

男「なんだよーいいじゃねぇか!!なんか今日は女が朝から大胆なんだから」

友「どうして・・・どうして女って呼ぶの?・・・ねぇ、なんで・・・」

183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 16:06:00.52 ID:+/5Yswfi0 [23/50]
男「おい女、どうかしたのか?」

友「違う・・・違うよ」

男「違う?」

友「私は・・・僕は友だよ!!どうして女なんて呼ぶの!?」

男「はぁ?友??誰だ?」

友「なんで・・・どうして・・・」

そんな目で見ないで・・・

ありえない。こんな事

まるでこれじゃ・・・

友「初めっから友なんて人間はいなくて・・・」

友「私が女さんみたいじゃないか」

184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 16:09:00.56 ID:+/5Yswfi0 [24/50]
*保健室*

男「大丈夫か?」

友「うん。ありがとう、男・・・君」

男「・・・ほら、横になって少し寝てろ」

友「うん」

男「大丈夫だから。俺がずっと側にいてやるからな」

友「いいよ・・・男・・・君は戻って授業受けて」

男「いや、でもさ」

友「いいから。男、君が側にいると眠れなさそうだから」

男「わかったよ・・・それじゃぁな」

友「うん」

ガララッ

友「・・・男君か」

185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 16:13:00.64 ID:+/5Yswfi0 [25/50]
意味がわからない

私は、いつの間にかと友ではなく女さんとなっていた

あれからHRが始まって先生が来て出欠を取った

先生もが私を女さんととして扱った

その時、クラスメイトの誰も疑問を挟まなかった

そして、点呼において友の名が呼ばれる事はなかった・・・

いったいこれはどういう事なのだろうか?

みんなが私を女さんとして見る

だれも私を友としては見てくれない

友「(実は、私は友なんて人間ではなく女さんだったんじゃないの?)」

そんなはずはない

今、この場に、私を友という人間として認識しているこの私は誰だ?

友「(それに、ほんのこの前まで"友"と"女"の二人が存在していた事を"私"は覚えている)」

186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 16:15:00.55 ID:+/5Yswfi0 [26/50]
友「(実はそれは勘違いで、私は"自分を友と思い込んでいる"だけなのでは?)」

友「そんなはずはないよ!!!」

友「私は覚えているよ・・・女さんと話した事も、ふれあった事も」

友「女さんは・・・確かに存在していたはずなんだ」

???「そうね。確かに存在はしていたわ」

???「ほんの少し前まではね」

友「だれ!?」

女「こんにちは、友・・・ちゃん」

友「女・・・さん?」

女「そうよ、私は女・・・ただし、"かつて存在していた"・・・ね」

友「女さん・・・よかった・・・生きてたんだね」

女「それは違うわ」

友「えっ!?どういう事?」

女「私は死んだわ。"人間としての私"は・・・ね」

187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 16:18:00.59 ID:+/5Yswfi0 [27/50]
友「人間としての女さんはは死んだ?どういう意味なの?」

友「アナタが死んでるというなら、今私の目の前にいるアナタは誰なの?」

女「私は女よ。ただし、今の私は人間ではなく死神」

女「だから、人間としての私は死んだ・・・という意味」

友「死神・・・女さんが死神?」

女「前に説明したと思ったけど」

友「だって、あれは冗談じゃ」

女「冗談なんかじゃないわ。ほら」スッ

友「えっ!?と、通り抜けた!?」

女「死神の体は基本、霊体で構成されてるから何もしなければこうなるのよ」

友「うそ・・・」

女「ちなみに、実体化して物や人に触れる事も可能よ」ペタッ

友「ワワッ!!ホントだ」

189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 16:21:00.55 ID:+/5Yswfi0 [28/50]
女「納得できたかしら?」

友「うん・・・」

女「それで、話の続きだけど」

友「うん」

女「契約の内容は覚えてるわね」

友「うん・・・私が男と・・・恋人同士になれるって・・・」

女「そういう事よ」

友「そういう事ってどういう事!?意味わからないよ!!起きたの!?」

女「意外と物わかり鈍いのね。でも、なんとなくは予想はついてるんじゃないの?」

友「私が・・・友がいなくなって、私が女さんって事になった」

女「そう。具体的にはアナタという存在のラベルが女というラベルに書き換えられたの」

友「ラベル?まだよくわからないよ」

190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 16:24:00.60 ID:+/5Yswfi0 [29/50]
女「そうね・・・今のアナタは女。これはいいわね」

友「うん」

女「アナタが女になったことで自動的に友という存在は消えた」

女「でもね、存在が消えはしても、アナタ自体は消えていない」

女「そして、アナタが女になったことで修正された一部のつながりを除いて」

女「基本的なアナタを構成する要素は何も変わってはいないの」

友「どういう事?」

女「アナタ、今日は自分の部屋で目覚めたわよね?」

友「それはそうでしょ。昨日は別にお泊りとかしてないし」

女「親などの家族とかもそのままだったわよね?」

友「うん・・・あっ!!そうか!!」

女「そういう事よ。アナタが女になってもアナタのこれまでの環境は変化していない」

191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 16:27:03.16 ID:+/5Yswfi0 [30/50]
女「そういうわけで、基本的にアナタはこれまでと同様な生活スタイルを保てるわけ」

友「じゃぁ、どこが変わったというの?」

女「一つは、周りの人たちからにおけるアナタの認識・・・呼び方などね」

友「みんな私の事を女・・・って呼ぶ・・・」

女「一つはアナタと男との関係」

女「これまでも友達ではなく恋人という関係に変化。まぁ、これが一番の目的だしね」

友「私と男が・・・恋人・・・」

女「あと、それにともなって男の性格が変わったわ」

友「えっ!?なんで?」

女「男がロリコンだと不都合なのよ」

友「男がロリコンじゃなくなったの?」

194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 17:00:01.64 ID:+/5Yswfi0 [31/50]
女「好きなんでしょ?男の事」

友「わ、私は・・・」

女「本当は男の子のふりなんてやめて男に女の子として見てほしかったんでしょ?」

女「男に"愛する女として求めてほしかったんでしょ?"」

友「ああぁぁぁぁあぁ・・・・」

友「そんな・・・違う・・・私は・・・」

女「認めなさい。"アナタはどんな事をしてでも男を手に入れたかった"」

友「うわあああぁぁぁぁぁああぁぁ」

女「あははははははははっ」

友「はぁはぁはぁはぁ・・・・」

女「いいのよ。どうして隠そうとするの?好きなんでしょ?いいじゃない」

女「好きなら好きでいいじゃない?どうして隠そうとするの?」

友「だって・・・だって・・・私」ヒックヒック

女「(あぁ・・・本当にいい娘が釣れたわ・・・)」ゾクク

195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 17:03:00.37 ID:+/5Yswfi0 [32/50]
女「まぁ、でもね。今更そんな事どうでもいいのよ」

友「・・・えっ!?」

女「今のアナタは男と恋人同士。この事実は変わらないわ」

女「アナタはもう男の恋人として振舞っていくしか道はないの」

友「そんな・・・」

女「大丈夫・・・罪悪感なんて感じるのも今のうち」

女「すぐに甘い甘い恋人どうしの時間に酔って忘れてしまうのだから」

友「あぁ・・・・・」

女「さて、それじゃ私はもう帰るわね」

友「あっ・・・」

女「このあたりでの回収業務をあらかた片付いたし」

女「契約の執行も今のところ問題なし・・・・と。すべて順調順調」

197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 17:07:00.54 ID:+/5Yswfi0 [33/50]
女「じゃぁね、もしかしたらもう二度と会わないかもしれないけど」

友「あっ・・・」

女「まぁ、でもまだ少しだけ仕事は残ってるからまだこの町にはいるかな?」

女「でも声とかかけちゃダメよ。実体化してないとアナタにしかこの姿は見えないんだから」

友「そうなの?」

女「まぁ、変な人に見られてもいいなら止めないけどねぇ~じゃぁ」ブンブン

友「あっ・・・うん。じゃぁね」

女「うふふ・・・」スッ

友「女さん・・・いっちゃった・・・」

友「・・・・・・」

友「死神・・・契約・・・か」

198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 17:12:00.50 ID:+/5Yswfi0 [34/50]
*放課後*

男「体調はもう大丈夫なのか?」

友「うん。心配かけてごめんね男君」

男「そうか・・・はぁ・・・」

友「ど、どうしたの?」

男「いやぁ・・・結局君付けなんだなぁ・・・って」

友「あっ・・・ごめんなさい。もしかして男って呼んだ方がいいのかな?」

男「いや、無理しなくていいぞ。まぁ、朝のようなのもたまには新鮮でいいかもしれんが」

男「君付けのままで十も分だよ」

友「男・・・」

女友「あぁ、カッコつけちゃって。後で後悔しても知らないわよ」

男「うっせ!!後悔なんてしねぇよ!!」

200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 17:15:01.26 ID:+/5Yswfi0 [35/50]
男「それじゃぁ、帰ろうか」

友「うん・・・あっ、女友ちゃんは」

女友「あ・・・だから私はいいよ二人で帰りなって」

友「でも・・・」

女友「アンタたちのイチャつきを真近で見続けろとかマジ勘弁して」

男「だとよ。行こうぜ」

友「・・うん」

女友「それじゃ、二人ともまた明日~」タッタッタ

男「お~う!!また明日な~」

201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 17:18:00.64 ID:+/5Yswfi0 [36/50]
友「ねぇ、男君」

男「ん?なんだ?」

友「この前の海水浴、楽しかったね」

男「あぁ。そうだな、夏休みになったら今度は二人で行かないか?」

友「この前は・・・三人・・・で行ったんだ・・・よね?」

男「あぁ。俺とお前と、女友だな・・・どうしたんだよ?そんな事わざわざ確認する事か?」

友「うぅん、ごめん、なんでもないよ」

男「ん~」

友「どうしたの?男?」

男「女、もしかしてまだ体調直ってないのか?」

友「えっ!?そんな事・・・ないよ」

男「ならいいけどよ・・・」

202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 17:21:00.23 ID:+/5Yswfi0 [37/50]
友「ねぇ、なんでそんな事聞くの?」

男「あいや、なんか今日の女は雰囲気がいつもと違うというか・・・」

友「あっ・・・」

男「まぁ、朝の大胆な女とか、今みたいなお淑やかな女もいいな」

友「ごめんね・・・男」

男「何が?」

友「なんでもないよ」

友「明日にはいつもの調子に戻るから。今日はこのままでいい?」

男「当たり前だ。俺はどんな女だって大好きだぞ」

友「うん・・・ありがとう男」

男「・・・・・・」

203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 17:24:22.92 ID:+/5Yswfi0 [38/50]
男が私の事を好きだと言ってくれた

これはとてもうれしい事

胸の奥が、ほんわかと温かくなる

忘れかけていた、閉ざした心の氷がゆっくりと解けていく

・・・でも

これは本当に"私に向かって行ってくれた言葉"なの?

もしかして、"友だった女"ではなくいなくなった女に向けた言葉なのじゃないの?

友「男は・・・私の事好き?」

男「な、あんだよ突然(///」

男「さっき、言っただろ」

友「お願い・・・もう一度聞きたいの」

男「わかった。な、何度だって言ってやるよ・・・好きだよ、女」

ズキン

204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 17:27:00.47 ID:+/5Yswfi0 [39/50]
友「男は・・・私のどこが好き?」

男「どこが好きって・・・そりゃ・・・」

男君が言葉に詰まる

それはそうだ

だって、男君はかつての女さんが好きだった

今は私を女さんと思っていても、好きではなかった私を好きな理由なぞあるわけがない

友「ごめんね、いいの。無理しないで、どうせ私のこ・・・」

男「ぜ、全部だよ・・・わりぃか」

友「えっ!?」

友「な、なにそれ・・・だから無理しなくても・・・」

男「無理なんてしてねぇよ!!!!」

男「俺は!!おまえのすべてが好きだ!!!」

205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 17:30:00.25 ID:+/5Yswfi0 [40/50]
男「そうやって変に人の顔うかがって自分の意見ひっこめちまうような所も」

男「人の事ばっか気にかけて余計な事まで背負って苦労しちまう所も」

男「胸の事小さいって気にしてる所も」

男「お前の悪いところも全部!!!大好きだ!!」

友「それ、全部悪いところだよ男・・・」

男「良いところだって全部好きだぞ!!!」

男「大好きなケーキ山ほど食って幸せそうにしてる顔とかマジ最高だ!!」

男「俺のためにけなげに尽くしてくれるところとか!!」

男「俺が暴走しかけてるところをちょっと困った顔で見つめたり」

男「俺と女友がケンカしててオロオロしてる姿とかもう鼻血がでる勢いだね!!」

男「断言してやるよ!!俺は!!!良いところも悪い所もぜんぶひっくるめて!!」

男「お前が好きだと断言してやる!!!!!」

210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 18:00:04.60 ID:+/5Yswfi0 [41/50]
その言葉が男の本心であることがすぐにわかった

しかも、これはあり得ないことに女ではなく

正真正銘"女としての友"に向けられた言葉

友「男・・・男ぉ・・・」ポロポロ

男「おとと、ったく、泣くなよ・・・あ~あ、ほら鼻、拭けよ」

友「ありがどぉ」ズズッ

男「ったく・・・泣き顔までかわいいんだからな、まいっちまうぜ」

友「男・・・」ギュッ

男「おっ!?おぉ・・・」

友「ありがとう・・・こんな私を好きでいてくれてありがとう」

男「礼を言われるような事じゃねぇよ」

友「うん!!」グスッ

211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 18:03:00.33 ID:+/5Yswfi0 [42/50]
友「えへへ、男ぉ~」ベタベタ

男「・・・・・くっつくなよ女、歩きにくいって(////」

友「えぇ~彼氏彼女なんだからこれぐらい当然だって」

男「いやいや、せめて手をつなぐぐらいにしようぜ。さすがに恥ずかしいって」

友「もぉ~しょうがないなぁ」ギュ

男「ふぅ~」

友「うふふっ♪」テクテク

男「ふふっ」テクテク

友「ふんふ~ん」

男「すっかり上機嫌になっちまいやがって・・・ん?あれ?」

友「どうしたの?男?」

男「あ~・・・なんだろ?なんかひっかかるんだよな・・・う~ん」

212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 18:06:00.46 ID:+/5Yswfi0 [43/50]
男「なんかあの?すぐそこまで出かかってるんだけど出てこないっていう?」

友「わかるわかる。喉の奥に小骨が引っ掛かるようなあのイヤな感じ」

男「なんだろうな・・・なんか違和感があるんだよな」

友「違和感?」

男「ん?・・・あっ!そうだ!!」

友「思い出したの?」

男「あぁ。ちょっと聞きたいことがあったんだ」

友「ん?何?」

男「あっ!いや・・・すまん、やっぱなんでもねぇ、俺の勘違いだわ」

友「もぉ~そこまで引っ張っておいてそれはないよ~言ってよ」

男「ん~・・・わかった」

213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 18:09:00.65 ID:+/5Yswfi0 [44/50]
男「そういやさ・・・」

友「うん」

男「"お前、いつから甘いものとか好物になったんだっけ?"」

友「えっ・・・」

男「いやな、まぁ、俺の勘違いだと思うんだけどさ」

男「お前・・・前は甘い物とか苦手じゃなかったっけ?」

男「って、んなわけねぇよな。やっぱり勘違いだよ勘違い」

男「むしろ甘い物=女が成り立つぐらいのケーキ大好きっ子のお前が
まさか、甘い者が苦手だった時期なんてあるわけねぇよな。うん」

友「・・・・・・」

男「あれ?女?」

友「そ、そうだよ!!男の勘違い!!やだなもぉ~あはは」

男「そうだよな、悪い悪い。あはははははは」

215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 18:12:00.39 ID:+/5Yswfi0 [45/50]
*夜*

罪悪感が胸を圧迫させる

危ないところだった

私は忘れてはいけないんだ

私は男をだましている

私は本当は男の彼女だった女さんではなく

ただの友達の友

男が好きなのは本当は私ではないはずなのに

友「でも、しょうがないじゃない」

友「男が・・・好きだって、私の事が好きでいてくれたから」

たとえ、男の好きという感情が無理やり捻じ曲げられたものだとしても

私という"友だった存在"を今は好きだって感情が伝わってきて

友「私は・・・どうすればいいんだろう?」

だけど、答えはいつまでたっても見つかりはしなかった

217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 18:15:28.99 ID:+/5Yswfi0 [46/50]
*次の日*

友「う~ん」ムクリッ

友「・・・・・・」

友「ん???」スッ

友「何もない・・・」

友「気のせい???」

鏡で自分の姿を映してみる

なんともない

友「(なんだろ?なんかすごい悲しい事があったきがするんだけど・・・)」

友「まぁ、いっか!気のせいだよね。うん」

218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 18:18:03.46 ID:+/5Yswfi0 [47/50]
*次の日*

友「う~ん」ムクリッ

友「・・・・・・」

友「ん???」スッ

友「何もない・・・」

友「気のせい???」

鏡で自分の姿を映してみる

なんともない

友「(なんだろ?なんかすごい悲しい事があったきがするんだけど・・・)」

友「まぁ、いっか!気のせいだよね。うん」

220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 18:21:44.25 ID:+/5Yswfi0 [48/50]
女友「あはははははっ・・・」

女友「よし、これなら大丈夫そうね」

友「なにが」

女友「ん~・・・なんかアンタ昨日体調崩したし

友「あれ?そうだっけ?」

女友「そうだったでしょ。男に連れられて保健室行ったじゃん」

友「う~ん・・・あぁ、そういえばそうだったね」

女友「なによ、忘れてたの?」

友「うん♪」

女友「ま、いっか!!今日はすごく調子いいみたいだし」

友「そうだね、なんか今日は朝からなんか気分がいいんだ」

221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 18:24:00.36 ID:+/5Yswfi0 [49/50]
男「はよー」

友「男君おはよー」

女友「おはよ、男」

男「女、今日は体調大丈夫か?」

友「もぉ・・・男君まで?私は今日は絶好調だよ!!V」ビシッ

男「・・・・・・確かに」

男「朝からハイテンションだな」

女友「そうなのよ、昨日の様子が嘘みたい」

男「う~ん、昨日も別れ際も少し調子悪かったんだけど・・・なんか反動みたいなの来た?」

女友「みたいね」

男「ま、朝から元気な女も好きだぞ。よっしゃ!!女!!授業サボってデート行くか!?」

女「おぉー!!!行こー!!!」

女友「行くなアホアホカップル」

222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 18:27:04.65 ID:+/5Yswfi0 [50/50]
*昼*

友「はい、男君。あ~ん」

男「お、おい・・・あ~んはさすがに・・・」

友「えぇー!!・・・ダメなの?」

男「いや、俺も二人きりならドンと来いなんだけどさ・・・」

男「さすがに衆人環視の食堂であ~んは・・・」

友「大丈夫大丈夫!!みんな見て見ぬふりしてくれてるから」

男「それでも恥ずかしいものは恥ずかしい!!!」

男「てか、急にどうしたんだよ?」

友「う~ん、なんか急にしたくなっちゃった。えへへ」

男「なんだそりゃ・・・」

友「ん~なんかね、急に恋人同士でやることを一からやりたくなったの」

224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 19:00:02.68 ID:JT3SnW0O0 [1/22]
男「それは今すぐじゃないとダメなのか」

友「うん!!!」

男「マジかよ・・・勘弁してくれ・・・」

男「後で、デートの日にでもたっぷりと付き合うからさぁ・・・」

友「ごめんね・・・」キュン

男「くっ!!卑怯だぞ!!この俺のときめきが!!」

友「なんかね、急に不安になったの」

男「不安?」

友「私は・・・男君の彼女でいいんだよね?」

男「何言ってるんだ。いいに決まってるだろ」

友「そうだよね・・・」

男「どうしたんだよいったい?」

225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 19:03:01.79 ID:JT3SnW0O0 [2/22]
友「なんかね・・・私は男君の彼女失格な気がしたの」

友「男君にはちゃんとした彼女がいて・・・」

友「私はその代理なの・・・そんな気がしたの」

男「ちっ!!・・・おい、女」アーン

友「男君?」

男「あ~んでもなんでも付き合ってやる。俺の気が変わらない内に早く食わせろ」

友「あっ・・・うん」

友「はい、あ~ん」

男「あ~ん」パクッ

モグモグ

友「おいしい?」

ゴクン

男「あぁ、うまい」

226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 19:07:08.84 ID:JT3SnW0O0 [3/22]
友「よかったぁ・・・」

男「って、これは食堂の飯でお前が作ったんじゃないだろ」

友「それはそうだけどぉ・・・」

友「やっぱり、お弁当とか作ってきた方がいいのかな?」

男「お前、料理できないだろ」

友「練習するもん!!」

男「そうか、なら試食はまかせろ」

友「うん!!!」

男「あー、幸せだなー」

友「男君・・・」

男「こんなかわいい"俺だけの彼女"」が手作り弁当食えるなんて」

友「男君だけの・・・彼女」

男「そうだよ。俺にはお前だけど、代わりなんていないし、お前は代わりなんかじゃない」

友「・・・うん!!そうだよね!!!」

227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 19:09:00.49 ID:JT3SnW0O0 [4/22]
それからの毎日はとても幸せだった・・・

私は男君が大好きで、男君は私の事が大好きで

私たちはお互いがいればそれだけで十分だった

満ち足りた毎日・・・

最初の頃の不安なんてもう跡形もなく消え去り

心の奥底から、私が男君の彼女であることを疑わなくなった

そう・・・

私は・・・完全に"女"になっていた

228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 19:12:00.31 ID:JT3SnW0O0 [5/22]
*川辺*

男「良い天気だな」

女「そうだね、絶好のデート日よりだね」

男「ちょっと日差しが強い気がするけど・・・」

男「ここらへんは風が吹いてて気持ちいな」

女「う~ん・・・そうだね~」

男「ふふっ・・・ん?」

女「どうしたの?男君?」

男「なぁ、あれってもしかして人じゃないか?」

女「えっ!?・・・ホントだ・・・えっ!?うそ・・・」

男「ちっ!!女はここで待っててくれ!!」ダッ

女「あっ!!男君!!!」

229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 19:15:00.47 ID:JT3SnW0O0 [6/22]
私たちは橋の手すりに立つ人影を見た

少女と思しき人物が橋の手すりの上に立っていた

この川は浅く、橋の下はちょうど岩がむき出しになっている

橋の高さはけっこうある

もしかして、いやもしかしなくても、あの少女は自殺しようとしてるのかもしれない

男君が少女を助けるために駆け出す

私はそれを見ていることしかできなかった

男君と少女のが言い争いをしている

友「がんばって、男君」

あんな小さな子が死んでしまうところなんて見たくはない

すべては男君の手にかかっていた

230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 19:18:00.58 ID:JT3SnW0O0 [7/22]
少しして、男君が少女を捕まえた

男君の説得が成功したのだろうか?

とりあえず、少女の聞きは一難去ったように思えた

友「よかったぁ・・・」

・・・と、私が胸をなで下ろした瞬間

私の体を、寒気のような・・・イヤな感じが突き抜けた

そして、それは間違いではなかった

グラッ

男君の体が傾く

男君が少女を突き飛ばす

男君の体がが・・・川底に向かって・・・

落ちていった

232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 19:21:00.43 ID:JT3SnW0O0 [8/22]
ザァー

女「・・・・・・」

男「・・・・・・」

女「ねぇ、男君・・・」

男「・・・・・・」

女「何か、言ってよ」

男「・・・・・・」

女「お願い・・・」

男「・・・・・・」

女「答えてよ!!!なんでもいいからぁ!!!!」

男「・・・・・・」

男君は答えない・・・何も・・・

234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 19:24:00.56 ID:JT3SnW0O0 [9/22]
女「どうして・・・どうして・・・」

女「どうして死んじゃうの?ねぇ・・男君」

女「こんなのないよ・・・うぅ・・・うあああぁぁぁぁぁ」

女「ヤダよ!!ヤダ!!こんなのうそ!!うそだよ!」

女「男君が死ぬわけないよ!!こんなのうそ!!!」

女「戻ってきて!!私はぁ・・・男君がいないと・・ダメなの」

女「うぅぅ・・・」ポタポタ

???「何を泣いているのかな?お嬢さん」

女「うぅ・・・だれ?」

神様「そうだね、誰だろう?とりあえず神様とでもしとこうか」

女「神様?」

神様「はい」

235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 19:27:00.44 ID:JT3SnW0O0 [10/22]
女「それで、神様が何のごようですか?」

神様「アナタがひどく悲しんでいたようなのでね」

女「あっ・・・」

神様「大切な人が亡くなったんだね」

女「はい・・・」

神様「アナタはそれが認められないんだね」

女「お願い神様!!男君を生き返らせてください」

神様「・・・・・」

女「あっ・・・いえ、ごめんなさい。そんなのダメですよね、すみません」

神様「できますよ。なんせ私は神様だから」

女「えっ!?、ホ、ホントですか!?」

神様「本当。ただし・・・代価を頂くがね」

239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 20:00:03.97 ID:JT3SnW0O0 [11/22]
女「代価でもなんでも払います!!だからお願い!!男君を!!」

神様「良いのかね?代価の中身も聞かずそのようなことを言って」

女「あっ・・・でも」

女「それでも、私は・・・男君が・・・好きなんです。愛しているから」

女「こんなの耐えられない」

神様「そうか・・・」

女「あの、代価って・・・私は何をすればいいんですか?」

神様「代価はキミの命」

女「えっ!?そんな・・・」

神様「ヒト一人分の命に必要なのは同じくヒト一人分の命」

女「でも・・・それじゃ、男君が・・・」

神様「だが、提案がある」

女「提案?」

240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 20:03:00.14 ID:JT3SnW0O0 [12/22]
神様「あぁ、キミたち二人が生きていて、幸せになれる方法が一つだけある」

女「教えてください!!それはどうすればいいんですか!?」

神様「未来を・・・探す」

女「未来を・・・探す?」

神様「そうだ、キミ自身のこれからの未来を代価に」

神様「キミたち二人が生き残る未来を探すのだ」

女「えっと・・・それだと私はどうすればいいんですか?」

神様「キミは今から死神となる」

神様「死神の契約はすでに結ばれている・・・後はこの世界でもアナタの存在を消すだけ」

神様「そして、死神となったキミは過去へと旅立ち」

神様「そして、キミが望むハッピーエンドを見つけるまで今日から過去への旅を繰り返す」

神様「こういう契約だが・・・どうかな?」

242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 20:06:00.57 ID:JT3SnW0O0 [13/22]
女「そうすれば私たちは幸せになれるの?」

神様「ただし・・・」

神様「すべてが終わった後、私たちの手伝いを少々してもらうことになるが・・・」

女「かまいません」

神様「本当に・・・いいのかい?」

女「はい!!」

神様「・・・・・・・」

女「神様?」

神様「わかった・・・これで契約を結ぼう」

神様「これで・・・キミは死神となった」

243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 20:09:00.52 ID:JT3SnW0O0 [14/22]
神様「・・・・・・」

???「お疲れ様です、神様」

神様「キミか・・・」

???「うふふ、それにしてもバカな子」

???「なんであんな契約結ぶかな?よく考えれば幸せになるのは自分じゃないって気付くのに」

???「あははははははっ」

神様「これで満足かい?」

???「えぇ、これからすごくおもしろくなりそう」

神様「あの子はすべてキミの手の上か・・・かわいそうに」

???「いいじゃないですか、私はちゃんと仕事しただけですよ」

244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 20:12:00.45 ID:JT3SnW0O0 [15/22]
神様「せめて・・・心壊れる前に諦めてくれるといいんだが・・・」

???「甘いですよ神様、あの子の気持ちは本気ですよ」

???「だって、ずーっと内に秘めていた恋心がやっと叶ったんですもの」

???「そうそう諦めはしないと思いますよ」

神様「キミは・・・まるで死神というより悪魔だな」

???「うわ~ひどいです神様!!私は忠実なアナタ様の僕ですよ」

???「まぁ、死神なんて人の魂扱うブラックな仕事、確かに天使らしくはないですけど」

神様「そうだね、でも死神も私の管轄なんでね、我慢するしかないんだよ」

???「うふふ、さぁて・・・これから退屈しなさそうですむわ」

???「せいぜいがんばってね、友ちゃん♪」

???「永遠に叶わぬ幻想を・・・」

FIN

245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 20:13:23.16 ID:JT3SnW0O0 [16/22]
・・・というわけでこれで終わりでっす♪

質問等あったら解説します

246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 20:15:51.71 ID:RK9FT6Mj0 [3/4]


唐揚げにレモンかけるやつどう思う?


251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 20:23:51.42 ID:JT3SnW0O0 [17/22]
>>246
無断は死ねばいいと思う
許可取れば無問題

250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 20:20:52.25 ID:XTfF0ZJWO
おつ

男がロリコンであった理由がわからないぜ


>>250
ぶっちゃけ、意味はないです
ただ、最初の方の話を唐突に思いついたから勢いで書き始めただけです
・・・どうしてこんな展開になった

ちなみに、宣伝乙な事うけあいですが、これ続きものです

252 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/11/17(水) 20:23:58.73 ID:CZQJeaX+0


幻想はファンタジーと読むのですか


254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 20:29:25.76 ID:JT3SnW0O0 [18/22]
>>252
読むのではなく「"とも読める"」が正しい!!!

253 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 20:27:35.16 ID:OVpZFKDV0 [2/2]
ほんとに最近の話だけどこれ系の話あったよね
それが前話なのかな
大層乙であった


>>253

本当は続きものなんかにする気はなかったのです!!
気が付いたらこんなありさまだったんです!!




どうやら、中身のツッコミはないようですね・・・
いくつかわけわかんねーよ!!解説しろ!!と来ると予想してたのですが・・・

256 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 20:48:34.46 ID:JT3SnW0O0 [19/22]
>>255
邪道だな
存在する理由がわからない

258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/11/17(水) 21:12:07.31 ID:0g6kzGA70 [4/4]
じゃあ質問
女はいったい何がしたかったんだ?


260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/17(水) 21:17:47.68 ID:JT3SnW0O0 [21/22]
>>258
建前:仕事(人間殺すのと、契約持ちかけて新しい死神増やす事)
ホンネ:人間をもてあそんで暇つぶし

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