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唯憂「平沢姉妹の頑張り物語」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 15:18:18.66 ID:toQSd1Vv0 [1/22]
11月27日

一人の妊婦に陣痛が始まった
苗字を平沢という

父親も立会い、出産が始まった
難産で、帝王切開を余儀なくされた

そうしてやっと産まれた赤ちゃんには、頭が二つあったのだ

右側についている頭の子に唯と
左側についている頭の子に憂と

平沢は名付けた

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 15:20:53.34 ID:toQSd1Vv0
唯「お腹減った~」

憂「もう、お姉ちゃん我慢して!」

体は一つ
脳は二つ

故に空腹、満腹のタイミングは双方違う

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 15:29:25.45 ID:toQSd1Vv0
憂「うぅ…っ」

唯「憂、行こう」

ジョボボボボボ

唯「気持ちい~」

憂「ふぅ~…」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 15:31:25.84 ID:toQSd1Vv0
小学校の入学式

人々からは異物を見るかのような反応をしていたが、
姉妹は堂々と、晴れ舞台の道を歩いていた

唯「小学校楽しそうだね」

憂「だねっ♪」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 15:35:35.82 ID:toQSd1Vv0
しかし

唯の陽気な性格
憂の器用な性格

それらが幸いしてか、
二人(?)の周りには人が絶えなかった

和「気持ち悪い…」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 15:38:11.09 ID:toQSd1Vv0
唯「それでね、こーんなでっかいザリガニが…」

男子「すごーい!」

憂「雑巾はあそこだよ~」

女子「ありがとう!」

ワイワイ

和「みんなどうかしてるわ、まったく…」

先生「あら、和ちゃん。そんなことを言っては駄目よ」

和「先生も少なからず、おかしいと思っているんじゃないんですか!?」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 15:40:55.42 ID:toQSd1Vv0
先生「何がよ?」

和「あの奇形児が、普通の小学校に通えるでしょうか?」

先生「……」

和「日本でのああいった形の奇形児は目撃すら少ないはずです」

和「それを国が黙認したままなはずがないでしょう」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 15:44:09.57 ID:toQSd1Vv0
先生「……」

和「ですから…」

先生「言いたいことはそれだけかしら」

和「はい?」

先生「何事もなく。小学校生活を修了すれば問題ないのよ」

先生「そうやって世界は上手く回ってくの」

和「……」ギリッ

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 15:48:45.28 ID:toQSd1Vv0
そして何事もなく中学に上がる平沢姉妹

唯「受験大変そうだな~」

憂「二人なら大丈夫だよ!」

唯「あ、そっか!」

憂「頑張ろう、お姉ちゃん!」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 15:52:50.79 ID:toQSd1Vv0
二人(?)の頭脳は桜高に入るのに十分な頭脳だった
難なく受験をクリアし、桜高の生徒となる

唯「そろそろ部活に入らなくては!」

憂「そうだね!」

唯「う~ん、何部にしようかな~」

『軽音部に入りませんか?』

唯憂「これだ!」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 15:56:40.87 ID:toQSd1Vv0
唯「と、いうわけで何も弾けませんが、よろしくお願いします!」

澪「それじゃ、ギターを覚えようか」

憂「はい!」

律「…(どうすんだこれ…)」

紬「おえええええええええっ」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 15:59:43.38 ID:toQSd1Vv0
唯「えーと…」

憂「どうしたの?」

唯「Cてどれだっけ」

憂「こうだよ」クイクイ

唯「ふぉぉっ! 便利!」

澪「すごいじゃないか!」

律「(絶対おかしい…)」

紬「おええええええええっ」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 16:03:06.00 ID:toQSd1Vv0
憂「えっと…チューナー、チューナー…」

唯「ちょいまち!」

ジャッ

唯「ちょい違う」

ジャッ

唯「おっ!」

ジャラ~ン

澪「絶対音感…!」

律「(もういやだ…)」

紬「おええええええええっ」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 16:07:53.34 ID:toQSd1Vv0
合宿にて

唯「たまねぎが~…」ウルウル

憂「たまねぎは冷やすと涙が出にくくなるんだよ♪」ウルウル

律「……」

唯「ほんとだ! すご~い♪」

憂「えへへ♪」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 16:11:49.30 ID:toQSd1Vv0
新歓ライブにて

唯憂「軽音部で~す!」

梓「頭が二つある…」

梓「演奏はいいけど、入るのやめよ…」


澪「新入生入部無しか…」

律「(当たり前だろ…)」

紬「おえええええっ げふん!」



32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 16:15:53.31 ID:toQSd1Vv0
梓「ジャズ研か…」

純「ねっ、入ろうよ!」

梓「分かった、そうする」

純「やった!」

唯「軽音部に入りませんか~」

梓純「結構です!」

ダダッ

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 16:17:30.69 ID:toQSd1Vv0
憂「お姉ちゃん…」

唯「ん~?」

憂「私たちって、受け入れられない存在なのかな」

唯「そんなことないよ!」



34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 16:19:30.13 ID:toQSd1Vv0
唯「今までも、小学校だって、中学校だって…」

唯「上手くやってきたじゃん!」

憂「うん、そうだね!」

唯「ほら、軽音部のみんなが待ってるよ!」

憂「うん!」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 16:24:58.02 ID:toQSd1Vv0
憂「なんだかムラムラしてきちゃった…」

唯「憂も…?」

憂「うん…」

唯「しちゃおっか…」

憂「うん…///」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 16:27:17.61 ID:toQSd1Vv0
学園祭

唯「うう…風邪引いた」

憂「大丈夫だよ、私が歌うから!」

唯「おまけにギー太忘れた!」

憂「持ってきてあるよ!」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 16:28:53.76 ID:toQSd1Vv0
唯「いや~…、上手くいってよかったですな~」

憂「そうだね!」

キキーッ

憂「! 車!」

ドンッ

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 16:31:35.16 ID:toQSd1Vv0
唯「いたた…」

憂「お姉ちゃん、大丈夫…?」

唯「うん、あれ」

憂「体が二つに分かれてる!」

唯「わーい!」

憂「わーい!」


END

コメント

No title

飽きたな最後www

最後待てwwww

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