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八重「学園都市ですかー」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 01:23:42.46 ID:WyYyK9xi0 [1/71]
真紀子「おー、八重ちゃんお帰り」

多汰美「職員室に呼ばれるなんてどしたんよ?」

八重「えー、それなんですが、なんでも学園都市という所に行って欲しいとのことでして」

にわ「なにそれ、いつまでなの?!」

真紀子「なんやえらい気にしとるな」

にわ「当たり前じゃない、学園都市って言ったら超能力開発だかなんだかしらないけど色々危ないでしょ」

真紀子「うーん、一応設備はものっそいレベルらしいで」

にわ「それでも、気になるじゃない・・・」

多汰美「そんで期間はどんくらいなん?」

八重「はい、一週間くらいだそうです」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 01:31:00.20 ID:WyYyK9xi0
八重「秋休みを献上しての旅になるそうです、うぅぅ」

真紀子「そ、そりゃ残念やったな」

多汰美「まぁ、ポジティブに考えようよ八重ちゃん」

にわ「秋休み?…平日じゃなくて?」

八重「はい、そうみたいです」

にわ「行く、私も行く!」

八重「えぇー!! お金とか大丈夫なんですか」

にわ「ふっふっふ、大丈夫よ」(七瀬と二人きりで旅行…ふふふ)

多汰美「いやぁ、にわちゃんの愛にはかなわんねぇ」

真紀子「ほんまや」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 01:35:35.35 ID:WyYyK9xi0
―――長織駅にて

八重「では、しばらくの間ですが家と母をよろしくお願いします」

真紀子「八重ちゃんが帰ってきたときにはレベルアップした料理を見せたるで」

多汰美「そうと決まれば帰ってすぐ練習じゃけぇ!」

にわ「七瀬の食卓を地獄にしちゃダメよ」

真紀子「任しときっ!」

八重「ははは、不安ですね…」



6 名前:×七瀬の食卓→七瀬家の食卓[] 投稿日:2010/10/11(月) 01:43:34.84 ID:WyYyK9xi0
―――学園都市

八重「着きました!」

にわ「へぇ、街並みもなんだかハイテクさを感じさせるわね」

土御門「君が七瀬八重で合ってるかにゃー?」

にわ「人違いじゃないですかー」(げ、なにこのチャラチャラした男は)

八重「にわちゃん、人を見た目で判断しちゃダメですよ」

にわ「もー、分かったわよ」

土御門「七瀬八重ちゃーん、返事が欲しいにゃー」

八重「は、はいっ、私で合ってます」

土御門「ほいほい、そんじゃ付いてきてー」

八重「はい」

にわ(学園都市って最先端の都会じゃないの?)

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 01:51:56.57 ID:WyYyK9xi0
土御門「一週間の住まいはここだぜい」

にわ「第七学区の寮ねぇ」

八重「荷物はもう届いてるんですね」

土御門「おう、確認してくれ。そのあと高校を紹介するにゃー」

八重「え、高校?」

土御門「あれ、聞いてないかにゃー? 君は交換留学生みたいなもんなんだぜい」

にわ「そうじゃなくて、秋休みじゃないの?」

土御門「うちは無いぜい」

八重「なんと、秋休みを返上して勉強だなんて…」

土御門「きちんと事前に調べてあるから、高校のレベルは君の偏差値通りだぜい!」

八重「え、つまりどういうことでふか?」

土御門「俺と同じ下の中レベルの高校だにゃー」

八重「わぁーっん!!」

にわ(涙目の七瀬もかわいい)

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 02:02:10.62 ID:WyYyK9xi0
八重「ここですか」

にわ「へぇ、別に荒れてるって感じじゃないわね」

土御門「ドロップアウトした奴らは学校自体来ないしにゃー。そんなもんだぜい」

小萌「やっと来ましたねー。先生待ちくたびれちゃいましたよー」

土御門「子萌せんせー、そりゃないにゃー。色々教えてたんだぜい」

にわ「はっ? 先生?」

土御門「紹介するぜい。担任の子萌先生だにゃー」

子萌「こんにちはなのですよ。七瀬ちゃんと…」

土御門「もう一人は付き添いだぜい」

にわ「あ、潦 景子です」

子萌「ほうほう、潦ちゃんですね。勉強熱心なのは感心ですよー。もしよかったら一緒に授業も受けていいのです」

にわ「本当っ! やったー、七瀬と一緒に居られる!」

八重「良かったですね」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 02:07:16.97 ID:WyYyK9xi0
子萌「では、七瀬ちゃんはスキルチェックがあるのでいきますよー」

八重「ふぇ、スキルヒェック?」

土御門「言えてないぜよ」

にわ「なにそれ、超能力ってやつでも調べるの?」

子萌「そうですよー。わざわざ呼ばれたってことは相当な能力者かもしれませんよー」

土御門「それだったらこんな学校に招待しないぜよ」

子萌「あい、それか余程のおバカちゃんという線も捨てきれないのですー」

八重「酷いです」ギギギ

にわ(七瀬、こっち向いて怖い顔しないでっ)

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 02:11:41.11 ID:WyYyK9xi0
土御門「そんじゃ、俺らは教室で待ってるにゃー」

にわ「七瀬、また後で」

八重「はい、行って来ますね」

子萌「行ざゆかん、なのですー」



土御門「さて、俺らの教室に案内するぜい」

にわ「変なことしたら殺すわよ」

土御門「俺は義妹一筋だから安心するぜよ」

にわ「違う意味で安心できないわよ!」


13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 02:18:22.34 ID:WyYyK9xi0
土御門「ここだにゃー」

ガラガラー

上条「」抱きつかれて

姫神「」抱きついて

にわ「」

土御門「またフラグを立ててたのかにゃ-」

上条「ま、待てくれ、これには日本海溝より深いわけがあってだな!」

姫神「要するに。短期留学生を待ってた」

にわ「風紀乱れまくりじゃない」

土御門「上やんは別だにゃー。どうやらお邪魔だったようだし、別の教室に行くぜい」

上条「ちょ、ちょっと待てって誤解だからー!」

14 名前:>>12 がんばるよ[] 投稿日:2010/10/11(月) 02:27:55.46 ID:WyYyK9xi0
にわ「んで、アンタと上条ってのがクラスの三バカってのは分かったわ。後、まともな人がいるってことも」

土御門上条「酷い(ぜい)」

姫神「理解が早くて。助かる」(今回は出番が多い予感…!)

上条「それで潦さんは何故にして学園都市へ?」

にわ「七瀬に付いて来ただけよ。それと少し興味もあったし」

土御門「百合は最高だにゃー」

上条「いや、そんな安易に決め付けんなよ」

土御門「いんや、俺の目は欺けないぜい。なーんか匂うんだにゃー」

にわ「あによ、匂うって失礼でしょ!」

姫神「デリカシー。無さすぎ」

土御門「姫神に言われるとダメージがデカイぜい…」

にわ「あ、そうだ。学園都市っていうんだし超能力っての見せてよ!」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 02:35:45.83 ID:WyYyK9xi0
土御門「…」

上条「…」

姫神「…」

にわ「あんで黙ってんの?」

土御門「レベル0肉体強化だぜい」

上条「無能力者です」

姫神「厨二能力」

にわ「つまり、能無し…?」

土御門「ちょっと、それは聞き捨てならんにゃー」

にわ「肉体強化ってどのくらいなの?」

土御門「血管に薄い膜を張れるぜい」

にわ「それってどんなレヴェルなの?」

土御門「自然治癒をいくらかマシにした程度と思ってくれていいぜい」

にわ「なんか、思ったよりショボイ」

土御門 orz

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 02:42:52.97 ID:WyYyK9xi0
土御門「なら上やんの能力を知れば驚くにゃー」

にわ「無能力なんでしょ?」

土御門「ふっふっふ、上やんはスキルチェックでは計れない能力を持ってるんだぜい」

にわ「へぇ、面白そうじゃない。見せなさいよ」

上条「え、いや、ははは。上条さんの能力は受動的といいますか」

土御門「上やんの右手には幻想殺しがあるんだにゃー」

にわ「幻想殺し?」

上条「何といいますか、異能の力なら何でも打ち消せるというものでして」

にわ「凄いじゃない!って異能の力が使える人いないじゃない」

上条「だから無能力者なんです」

にわ「信じられないわね。もっと能力開発に力入れてる高校行けばよかったじゃない」

上条「馬鹿ですんません」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 02:46:39.63 ID:WyYyK9xi0
姫神「彼女。学園都市に詳しいね」ボソボソ

土御門「親が関係者なんじゃないかにゃー?」ボソボソ

にわ「あ、そんで姫――」

八重「ただ今、戻りましたー」

にわ「七瀬ー!!」抱きっ

八重「あわわわ、にわちゃん離してくださいよー」

姫神(やはりスルーされる運命)

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 02:55:13.38 ID:WyYyK9xi0
八重「あれ、新しい方々がいますね」

上条「どうも、上条当麻です。同じクラスだからよろしく」

姫神「姫神秋沙。よろしく」

八重「いえいえ、こちらこそ一週間よろしくお願いします」

土御門「まだ日も真上だし、これから歓迎がてら遊びに行くかにゃー!」

姫神「うん。それ良いかも。賛成」

上条「おいおい、そんな勝手に進めるなって、二人はどうかな? 空いてるなら街案内とか出来るけど」

にわ「私は別にかまわないけど、七瀬は?」

七瀬「はい、是非お願いします!」

土御門「それじゃあ、行くぜい!!」

全員「おーっ!!」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 03:03:54.55 ID:WyYyK9xi0
土御門「まさか七瀬が家事グッズと湿布関連で3時間以上潰すとは思わなかったぜい」

上条「上条さんは驚きの節約術なんかを教えてもらって満足だけどなー」

にわ「八重に家事スキルで敵う高校生なんていないに決まってんでしょ」

姫神「家事スキル最強とか。この七瀬さん。出来る…!」

八重「すみません、最先端のグッズが凄すぎまして」

にわ「まあね、ゆで卵を作れるオーブンとかびっくりだわ」

八重「えぇ、にわちゃんみたいな失敗も起きませんね」

にわ「ちょっと、七瀬っ!」

上条「まさか、潦(にわたずみ)。卵を爆発させたことあるのか」

土御門「まさかのドジっ子属性だにゃー」ニヤニヤ

にわ「うー、うるさいわね。ちょっとしたミスよ」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 03:10:41.03 ID:WyYyK9xi0
八重「あとは小麦粉の代わりにベーキングパウダーを入れたり」

にわ「もうやめて~」

土御門「にゃはは~、七瀬の前じゃにわも形無しだにゃー」

姫神(家事スキルの次は、――S属性…だと?!)

土御門「さーて、次は」

?「あー、アンタ!!」

上条「げぇ、この声は…!」

御坂「見つけたわよ!」

上条「ビリビr」

御坂「ビリビリじゃないっつってんでしょーが!!」ビリビリ

上条「七瀬、潦。また明日ー!」ダッシュ

御坂「待ちなさいよー!!」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 03:17:30.97 ID:WyYyK9xi0
にわ「なに、アレ」

土御門「常盤台のエース。学園の第三位だぜい」

八重「凄いですねぇ。身体からこうバチバチーって電気が出てましたよ」

にわ(幻想殺しって本当だったの?)

土御門「ようは夫婦漫才だにゃー。恨めしいぜい…」

姫神「上条君いなくなっちゃったし、どうしよう」

にわ「そうねー、ご飯とか買わないといけないし、これでお開きで良いんじゃない?」

土御門「そうするかにゃー」

八重「では、お二方とも、また明日ということで」

姫神「師匠。また明日」

土御門「さいならだぜい」

にわ「んじゃ、スーパー寄って帰りましょうか」(師匠?)

八重「はい、そうしまようか」



22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 03:26:11.93 ID:WyYyK9xi0
―――窓もドアも無いビル

土御門「彼女の能力は何だ?」

☆「なんだ、土御門。騒々しいな」

土御門「はぐらかすな。スキルチェックではレベル0とのことだが、それならなぜ彼女と幻想殺しを接触させたんだ?」

☆「ふふ、単なる気紛れさ」

土御門「お前の気紛れほど信用ならないものはない」

☆「ふむ、そうだな。言うなれば、神の幸福すら打ち消す不幸と神の如き絶対的な幸運が接触したらどうなるか、という話だ」

土御門「神の如き幸運、だと? 七瀬八重がか?」

☆「さぁてな」

土御門(何を企んでいる、アレイスター)


24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 03:36:16.29 ID:WyYyK9xi0
子萌「朝のHRを始めるから起きやがれなのですよー」パンパン

青ピ「上やんたちズルいわー。先に転校生とドキドキ対面を果たしてるなんて薄情やで」

上条「仕方ないだろ。放課後に姫神が極秘情報って言って教えてくれた時にはお前もういなかっただろ」

土御門「いやー、どっちも可愛かったにゃー」

青ピ「羨ましいでー!悪意で人を倒せたらー!!」

子萌「こらこら、その口にチョーク投げますよー。ノドち○こにぶち当てますよー」

吹寄「先生、三バカは無視して短期留学生を紹介してください」

子萌「いえいえ、情熱をもって接すればおバカちゃんでもきっと理解してくれるのですよ」

土御門「もう、静かですにゃー」

子萌「うんうん、それでは野郎共よろこべー。子猫ちゃん二人入場なのですー」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 03:41:12.50 ID:WyYyK9xi0
八重「どうも…」

にわ「どもー」

子萌「名前と軽い自己紹介をお願いしますです」

八重「にわちゃん、先にお願いします」

にわ「あに言ってんのよ。私は七瀬の付き添いなんだから後でいいわよ」

八重「いえ、緊張して頭の中真っ白でしてー、あわわ」

にわ「はぁ、仕方ないわね。えーと、潦 景子です。この七瀬の付き添いで来ました。どうぞ、よろしく!」

全員 パチパチ

にわ「はい、次。七瀬よ」

八重「ひゃ、ひゃい」

26 名前:腰が痛くなってきた…[] 投稿日:2010/10/11(月) 03:50:31.32 ID:WyYyK9xi0
八重「え、えーと、七瀬 八重でしゅ!」

男「ははは、噛んじゃった。可愛い」

八重「あ、いや、その、あうあう」

男2「おいおい、どんだけ緊張してんだよ」

八重「いえ、あの、うぅ、よろしくお願いしまふ」

男3「滑ww舌www」

八重「うぅ…」ウルウル

にわ ブチッ

にわ「あんたらねぇ~!」

ガンッ!

にわ「へ?」

吹寄「貴様ら、三バカに劣る輩のようだな…。成敗だぁーっ!」

子萌「よしよしなのですよ。すみませんね、先生は教師失格ですぅ」ズーン

八重「い、いえ、そんな私が緊張しすぎなだけで…。先生っ、教師失格だなんて言わないでください!!」

子萌「おぉ、七瀬ちゃんから後光が見えるのです…」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 03:57:43.74 ID:WyYyK9xi0
吹寄「腐れ外道がーっ!!」デコデコデコリーン

にわ「いや、先生。あっちの女子生徒が頭突き無双してるけどいいの?!」

姫神「いつもの事だから。気にしなくていいよ」

にわ「姫神さん」

姫神「彼らも悪気は無かったと思う。許してあげて」

にわ「…じゃあ、一発で許す」

姫神「いってらっしゃい」

にわ「知らないデコの人、私も加勢するわ!!」ドコッバキッメキョッ



土御門「なーんか、ぐだぐだなんだぜい」

青ピ「うひょー、あのツインテちゃん戦闘力高いでー」

上条「平和だ」

28 名前:あ、小萌先生の名前ずっとミスってた[] 投稿日:2010/10/11(月) 04:04:14.32 ID:WyYyK9xi0
小萌「というわけで、姫神ちゃんと吹寄ちゃんの間を空けて潦 景子ちゃんと七瀬 八重ちゃんを入れるのです。仲良くしないとメッですよ!」

姫神「隣同士。よろしく」

にわ「よろしくね」

八重「よろしくお願いします」

吹寄「なにかあれば頼ってね。困ったときは鉄拳制裁も辞さないから」

八重「は、はい」

小萌「では、授業を始めますよー」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 04:08:50.06 ID:WyYyK9xi0
黄泉川「じゃあ、体育の授業を始めるじゃん」

八重「う…」

吹寄「あら、その様子だと体育は苦手?」

八重「えぇ、まぁ、得意ではありませんね」

姫神「大丈夫。私も。苦手」

にわ「見るからに運動音痴ですって風貌よね」

八重「ちょっと、にわちゃん言い過ぎですよ」

姫神「良いの。こうやって出番があるから」

吹寄「姫神は苦労人だな…」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 04:14:26.23 ID:WyYyK9xi0
黄泉川「じゃあ、今日はマラソンをやるじゃん」

青ピ「なんや、この前もマラソンやないかー」

男共 そうだーそうだー

黄泉川「健全な精神は健全な肉体に宿るじゃん。即ち、マラソンこそ最も至高の運動じゃん」

吹寄「先生! シラバスによるとマラソンはとっくに終わってます。職権乱用です!」

にわ「へぇ、吹寄ってば先生に向かってよく言うわね」

八重「すごいです」

姫神「師匠。そうでもないよ」

八重「え?」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 04:21:19.14 ID:WyYyK9xi0
黄泉川「吹寄。マラソンは血行を良くし、程好い発汗を促すという健康との相性が最も良い運動だって知ってるかじゃん?」

吹寄「な、それはそうですが」

黄泉川「私はな、お前らに健康体でいて欲しいからこそマラソンを進めてるじゃん。けっして自分が楽だからとかいう理由じゃないじゃんよ」

全員(絶対に楽したいからだーっ!!)

吹寄「そ、そうだったんですか!」

全員(信じちゃったーっ!!)

黄泉川「というわけで、吹寄が先導きって走るじゃん」

吹寄「分かりました!!」

にわ「なに、あれが超能力ってやつ? マインドコントロールみたいな」

姫神「たぶん。教員スキルだと思う」

32 名前:三時間で30レスか…遅筆すぎるな[] 投稿日:2010/10/11(月) 04:30:12.33 ID:WyYyK9xi0
吹寄「そういえば、ジョギングとランニングとあるが、違いはなんだろうな」

にわ「えーっと、確かジョギングは会話が出来て、ランニングは会話出来ないとかだったかしら」

吹寄「ということは、七瀬さんからしたら50メートル以上走ったら全てランニングになるのね」

にわ「そうね」(デジャブ…)



八重「ゼーハーゼーハー。ヒィー、もう、だめです…」
(※開始五分、ちなみに最下位)

姫神「師匠。頑張って」(まさかこれ程とは)



黄泉川「これほどとは、さすがの私も驚きじゃん」


33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 04:40:18.00 ID:WyYyK9xi0
八重「はぁひぃ、…もう動けません」

姫神(私がマラソンで最下位じゃないなんて。ハッ。まさか私のアイデンティティを奪っている?)

姫神「師匠。次は頑張ろう。私。負けない…いや。負けるから!」

吹寄「秋沙は何を言ってるんだ?」

にわ「さぁ? にしても、やばいわね」

吹寄「ん、どうしたの?」

にわ「もしかしたら、明日から七瀬は休むかもしれない」

吹寄「なんですって!」(もしかして持病があるの?!)

にわ「四日…いや、今回なら三日で済むかしら」

吹寄「たかがマラソンで三、四日休むってどんな重病なのよ!」

にわ「へ? いやいや、違うわよ。筋肉痛だってば」

吹寄「は?」

にわ「この前のプール行った時は酷かったわ。湿布でぐるぐる巻きにされて、まるでミイラよ」

吹寄「…なんだ、筋肉痛か。って軟弱者がーっ!!」

八重「ふぇ、なんですか?! なんで襲われてるんですかーっ」

34 名前:腰痛い…初老ボディに長時間SSは辛い[] 投稿日:2010/10/11(月) 04:51:04.56 ID:WyYyK9xi0
キーンコーンカーンコーン

にわ「ふぅ…これでやっと二日目終了ねー」

土御門「何言ってるんだにゃー。これから今日と言う一日が始まるんだぜい」

青ピ「今日は僕も一緒に連れてってーな」

吹寄「ほら、お前らは補修だろうが今日は女子だけで街に繰り出すんだから失せなさい!」

八重「いえ、別に大人数のほうが楽しいと思いますよ」ぺカー

青ピ「天使様や、この子の背中から後光が差してるで!」

土御門(なっ、天使の力をこうもホイホイと使うだと?! やはり彼女も原石なのか)

にわ「そうはいっても、補修だしダメでしょ」

姫神「補修に出ないと小萌が泣く」

青ピ「よーし、つっちー。補修に行くでー!!」

土御門「わ、分かってるにゃー」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 05:00:58.97 ID:WyYyK9xi0
吹寄「さーて、今日は色々買うわよ」

姫神「どうせ。健康グッズでしょう」

吹寄「健康グッズも日々進化してるんだ。さあ、行くぞ!」

八重「こうやって四人で歩くと、長織にいる時とあまり変わりませんね」

にわ「そうね。青野もいなくて平和だし」

八重「ふふ、その割りに真紀子さんがいなくて、にわちゃんは寂しそうに見えましたよ」

にわ「んなっ、そんなわけないでしょ。青野は私の髪を蝶々結びにするし」

八重「それは、にわちゃんにも非があるような…」

吹寄「なになに、外の友達の話? 聞かせなさいよー」

姫神「私も。興味ある」

八重「あ、そうですか? 実は我が家に同い年の子が二人居候してまして……」



36 名前:吹寄と姫神の使い勝手の良さは異常[] 投稿日:2010/10/11(月) 05:10:14.36 ID:WyYyK9xi0
吹寄「いやはや、良い買い物をしたわ」

姫神「また。健康グッズを山ほども…」

にわ「いやー、すごいわ。伊達に科学技術が進んでるわけじゃないわね」

八重「まさか炊飯器だけで料理を作る調理書が売ってるなんて驚きですよ」

吹寄姫神(黄泉川先生なに執筆してんのーっ!)

にわ「もうだいぶ遅くなっちゃったわね」

姫神「空が。もう。真っ暗」


スキルアウチ1「へっへっへ、こんなとこで何してんのさ、お嬢ちゃんたちぃ~」

スキルアウト2「こんな遅くまで遊んじゃダメだよなぁ」

スキルアウト3「上玉揃いじゃね?」

スキルアウト4「んだ」

吹寄(か、囲まれた?!)

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 05:20:40.43 ID:WyYyK9xi0
八重「ど、どうしましょう」

にわ「見るからに不良ですって感じね…」

吹寄「みんな、ダッシュ!」ドゲシッ

スキルアウト1「くそ、俺を踏み台にしたっ?!」

スキルアウト2「はははっ、1のやつ馬鹿だろ」

吹寄「追って来ない?」

スキルアウト5「おーら、止まれー」

吹寄「なっ、まだ仲間が!」

スキルアウト6「捕まえたぜぇ」ガシッ

吹寄「こら、離しなさいよ!」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 05:23:32.02 ID:WyYyK9xi0
スキルアウト6「離せと言われて離すやつがいるかよ」

スキルアウト1「ちくしょう、このアマ。よくもやりやがってこれでも食らえ」

姫神「危ない!」

バチッ

姫神「」バタッ

吹寄「秋沙ァーッ!!」

にわ「嘘、スタンガンだなんて」

スキルアウト1「これで全員お眠にしてやんぜ」

バチッ

吹寄「うっ」バタリ

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 05:27:26.25 ID:WyYyK9xi0
八重「に、にわちゃん…」

にわ(く…、八重だけでも逃がさなきゃ!)

スキルアウト1「もう取り囲まれてんだぜ。諦めな」

にわ「あによ、もうー!!」

スキルアウト1「へへっ、俺の胸に飛び込んでくるたぁ、いい度胸じゃねぇか」

バチッ

にわ「うぐっ」バタリ

八重「に、にわちゃん…。いやぁぁぁああああ!!!!!」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 05:33:41.61 ID:WyYyK9xi0
?「ったくよォ。なんで俺ァ、毎度毎度こういう場面に出くわすンですかねェ?」

八重「ふぇ?」

スキルアウト1「なんだてめー、お前らやっちまうぞ!」

スキアウ2~6「」

スキルアウト1「あ…? おい、どうしたんだよ」

?「ハッ、お前のお仲間にはちょっと高山病にかかってもらったンだよォ」

スキルアウト1「何言ってやがる…ウックルシ…」

?「呆気ねェなァ。もうちっと気張れや、三下がァ」

42 名前:>>40 トリコロ面白いよね 今は…まぁアレだが[] 投稿日:2010/10/11(月) 05:41:13.63 ID:WyYyK9xi0
八重「あ、貴方は、誰でひゅか」グジュグジュ

?「なァ~に、泣いてやがンですかァ? 助かったなら笑顔になれってンだ」

八重「こ、これは嬉し涙ですぅ。にわちゃん、吹寄さん、姫神さん、みんな無事なんでしゅね」ニコッ

?「…ハッ、無事かどうかは分かンねェがなァ」

八重「ありがとうございましゅ」

?「次からは気をつけるこったなァ」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 05:48:22.70 ID:WyYyK9xi0
八重「あの、せめて名前だけでも教えてくれませんか?」

?「ケッ、こんな悪党の名前なンざ、覚える必要ねェよ」

八重「そんな、お礼をさせてください!」

?「…ハンッ、お礼ねェ。そんなに知りたいのかァ、俺の名前?」

八重「は、はいっ」

?「そうだな、俺の名前は上条当麻だァ」

八重「はい?」

?「じゃあなァ」(違う奴のケツおっかけてなァ)

八重「行っちゃった。上条さんってクラスのですかね?」

45 名前:>>43 こんな時間までいたのか 遅筆ですまんな[] 投稿日:2010/10/11(月) 05:55:44.55 ID:WyYyK9xi0
黒子「ジャッジメントですの!」

八重「あ、はい」

黒子「婦女暴行と聞いて飛んで来ましたの。暴漢どもはどこですの?」

八重「えっと、通りがかりの人が助けてくれて…」

スキアウ1~6「バタンキュ~」

黒子「武装したスキルアウトを一人でですの」

八重「はい…」

黒子「これは幸運でしたのね、6人を一度に手玉に取れる能力者となるとレベル3以上は必要ですのよ」

八重「はい、助かりました」

黒子「貴女もお疲れの様子ですし、ひとまず病院に行って下さいな」

八重「ありがとうございます」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 06:02:43.79 ID:WyYyK9xi0
―――次の日

吹寄「本当に散々な目に遭ったわ」

姫神「よかった。みんな。無事で」

にわ「本当よね。これも七瀬の運のおかげかしら」

八重「いえ、通りがかりの人のおかげですよ」

姫神「お礼しないと」

八重「そうなんですけど」

吹寄「名前が分からず仕舞いじゃねぇ」

にわ「う~ん、本当に何も教えてくれなかったの?」

八重「はい。悪い人たちをパパッとやっつけると、そのままどこかに行ってしまいまして」

吹寄「身体的特徴は?」

八重「それが暗かったせいで、よく見えませんでした…」

姫神「八方塞がり」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 06:08:33.07 ID:WyYyK9xi0
小萌「はいはーい、授業を始めますよー」

八重(あの人、素性を隠したがっていたみたいですし、詮索みたいなことしちゃダメですよね…)

小萌「七瀬ちゃ-ん、聞いてますかー? 終いには先生のマシンガンチョークが炸裂しちゃいますですよ」

にわ「七瀬ー! 早く現実に戻ってー!!」

姫神「師匠。早く起きて」



土御門(報告によれば一方通行が助けたらしいが、これも神の幸運というやつか…?)

48 名前:腰が痛い…[] 投稿日:2010/10/11(月) 06:15:24.85 ID:WyYyK9xi0
八重「ふぃ~、やっと授業が終わりましたね」

姫神「師匠。授業の後半がほとんど上条君たちと同パターンだった」

にわ「えぇ、あの三バカ並みなの?!」

吹寄「七瀬よ、すまない」ゴチンッ

八重「な、なにするんですか、吹寄さん?!」

吹寄「その根性を、私は叩き直さなきゃならないわ」

にわ「そんなっ、七瀬のぐてった顔を見るのが授業中の私のオアシスなのよ!」

姫神「甘やかし過ぎは。本人にも悪いよ」

にわ「むーっ、確かに一理あるわね」

八重「にわちゃんまで敵に回るんですか!」

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 06:23:54.35 ID:WyYyK9xi0
八重「あ、そういえば」

にわ「どうしたの?」

八重「いえ、ちょっと上条さんに用事がありまして」

にわ吹寄姫神「はい?」

八重「上条さん」

上条「はいはい、七瀬さん何でせうか?」

八重「ちょっと話があるんで付いて来てもらえませんか」

上条「んー、まぁ、特売もないし良いですよー」

八重「では、付いて来てください」スタコラサッサ

扉 バタン

50 名前:トリコロ読んだことある人やっぱり少ないかな…[] 投稿日:2010/10/11(月) 06:25:21.71 ID:WyYyK9xi0
土御門「ついに七瀬も上やんの前に落ちたにゃー!」

青ピ「なんで毎回、上やんなんやー! 不公平やないかー!!」



にわ「フーッ、フーッ、アンタたち尾行するわよ!!」

吹寄「な、なんだ、潦が燃えている…」

姫神「恋人を寝取られた気分…ッ!」(師匠と言えども…ッ!!)

吹寄「こっちも燃えてる?!」



51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 06:31:14.33 ID:WyYyK9xi0
―――屋上

上条「いやー、やっぱ屋上の風は気持ちいいなぁー」

八重「そうですね」

上条「鳩が飛んでるなー。平和の印だ」

八重「あっ、私の家族にはナナセっていう鳩も居るんですよ」

上条「へぇ、鳩を飼ってるなんて変わってるなー」

八重「…むぅ~、飼ってるんじゃありません!」

上条「あれ、上条さん、なにか地雷踏みましたでしょうか?」

八重「ナナセは家族なんです。人か鳩かなんて関係ありません!!」

上条「…ごめん。大事な家族を飼ってるとか失言だったな」

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 06:36:05.31 ID:WyYyK9xi0
八重「あ、いえ、そんな偉そうなこと言ってしまって、すみません」 

上条「あ、いやいや、こちらこそ、すみません」

八重「いえいえ、私の方こそいきなり鳩を家族だなんて分かりませんよね」

上条「そんなことねぇよ。七瀬の優しい心に俺は心底感服いたしましたよ」



屋上入口

土御門「なんか謝り合いしてるにゃー」

にわ「もしかして、勘違いだったかしら?」

53 名前:サクッと終わらすつもりが長くなっちまった[] 投稿日:2010/10/11(月) 06:43:11.42 ID:WyYyK9xi0
上条「ところで、何で俺を呼んでんだ?」

八重「あっ、危うく忘れるところでした」テヘヘ

上条(ズキューンっと何かが上条さんの胸を貫いたんですが…)

八重「いきなり言われて困るかと思うんですけど」

上条(おいおい、まさか上条さんにもようやく春が来たんですか?!)


屋上入口

土御門「これは危険な展開だにゃー」

青ピ「あぁ、僕の天使様は儚い幻想として上やんにぶち壊されるんやな…」

にわ「ななせナナセ七瀬ななせナナセ七瀬ななせナナセ七瀬」

吹寄「潦さん、しっかり!!」

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 06:49:19.61 ID:WyYyK9xi0
八重「昨日の事があったじゃないですか」

上条「え?…あ、あぁ、スキルアウトに襲われたっていう」

八重「はい」


屋上入口

土御門「よーし、お前ら帰るぜい」

青ピ「つっちー、どうしたんよ。最後まで聞かな」

にわ「そうよ。そして場合によっては上条をギッタギタにしないと」

姫神「潦さん。目の焦点がおかしいよ」

土御門「いいからいいから。吹寄、手伝うんだにゃー」

吹寄「そ、そうね。その方が良さそうだわ」

55 名前:これ寝たら落ちるよなぁ[] 投稿日:2010/10/11(月) 06:55:20.65 ID:WyYyK9xi0
八重「それで助けてくれた人なんですけど」

上条「覚えてないんだろう?」

八重「いえ、実はそうではなくて、何故か」

上条「何故か?」

八重「上条当麻だって名乗ってたんです」

上条「なんですと?」

八重「それで上条さんに聞いてみようと思いまして」

上条「うーん、そいつの特徴とかも覚えてたりする?」

八重「はい、確か綺麗な白髪で―――」

上条「ストッッッッップ!!!!」

八重「どうされました?」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 07:02:39.12 ID:WyYyK9xi0
上条(ま、まさか一方通行だってのか? でもなんだって俺の名前なんか言ったんだ)

八重「なんだか素性を知られたくなかった様でして、上条さんだけに話したんですけど」

上条(むむむぅ、考えろ。考えるんだ上条当麻。何か妙案はないか?…ハッ!)

上条「それは多分、精神感応系の能力者じゃないか?」

八重「精神感応?」

上条「なんでも高位の能力者になると心の中まで覗けるらしいし、そんで自分の所に辿り着けないように七瀬の心の中にあった人物の名を名乗ったとかさ」

八重「あ~、そうですねぇ。そう考えれば辻褄が合います!」

上条「因みに上条さんの知り合いに白髪の方はいらっしゃいませんですよ。ははは~」

八重「いやはや、貴重な時間を割いて頂きありがとうございました!」

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 07:08:05.34 ID:WyYyK9xi0
上条(ふっふっふ、華麗な危機回避。にしても、あの一方通行がね)

八重(精神感応の高位能力者で白髪の人を探してみましょう!)

土御門「上手いこと、はぐらかしてくれよ。上やん」

にわ「なーなーせー!! うわーん!!!」

姫神「上条君。上条君。上条君。上条君。上条君。上…」

青ピ「僕の天使様はやっぱり小萌てんてーだけや!!」

吹寄「収拾つかないわね。もう投げっぱなしジャーマンでいいかしら?」

58 名前:だんだん吹寄が俺の心の代弁者になってきている[] 投稿日:2010/10/11(月) 07:13:28.25 ID:WyYyK9xi0
上条「ただいま戻りましたよっと」

土御門「おう、上やん。上手くやったか?」

上条「ぐ、やっぱり盗み聞きしてたか」

吹寄「で、どうだったのよ?」

上条「いや、なんか他愛の無い話だけで終わった」

にわ「へ?…嘘、それじゃあ私の七瀬は無事なのね!!」

姫神「上条君。私は。最後まで信じてたよ」

青ピ「七瀬ちゃんマジ天使やで!!」

上条「なんなんだよ、この惨状は」

土御門「半分は上やんのせいだけどにゃー」

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 07:18:40.96 ID:WyYyK9xi0
八重「ふぅふぅ、ここが風紀委員の詰め所ですね」

トントントン

初春「はぁ~い、誰ですか?」

八重「あの、人を探してるんですが」

初春「う~ん、君が迷子になったの?」

八重「な、な、な」

初春「え~と、小学生の迷子っと」

八重「ち、違いますっ!!」

初春「はい?」

八重「私は高校生です!!」

初春「…はい?」



60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 07:23:58.71 ID:WyYyK9xi0
初春「す、すみません。はい、確かに学生証と一致してますね」

八重「分かってもらえればいいです」プンスカ

初春「それで誰を探してるんですか?」

八重「それが、えーっと精神官能の高位能力者だと思うんですけど」

初春「ちょっと曖昧ですねぇー」

八重「それで綺麗な白髪なんです」

初春「白髪ですか?」

八重「はい」

初春「それって確かに精神感応ですか?」

八重「ええっと多分です」

61 名前:精神官能ってなんだよorz[] 投稿日:2010/10/11(月) 07:28:24.38 ID:WyYyK9xi0
~事件のあらましを説明中~

初春「あ~、昨日、白井さんが駆け付けた事件ですね」

八重「白井さん?」

初春「ツインテールで胸がツルペタな方を見ませんでしたか?『ジャッジメントですの』って言ってたと思うんですけど」

八重「え、えぇ、知ってます」

初春「その貧乳が白井さんですよー」カラカラ

八重「あ、あのぉ~」

初春「はい?」

八重「後ろに…」

初春「…はい?」

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 07:36:05.82 ID:WyYyK9xi0
黒子「う~い~は~る~」ギギギ

初春「ご、ごめんなさ~い」

黒子「だいたいバストのことなら貴女も大して変わらないでしょうに」ウニウニ

初春「ほっぺたを引っ張らないでくだひゃい~」

黒子「ところで貴女。昨日の幸運の持ち主ですわね」

八重「え、あ、はい!」

黒子「一体どうしましたの? お礼とか聞こえましたけど、お顔は存じてらっしゃらないのでしょう?」

初春「いえ、それがですねぇ~、どうやら彼女は知ってたみたいですよ」

黒子「あらそうでしたの?」

八重「はい…。黙ってたのも訳がありまして」

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 07:42:31.12 ID:WyYyK9xi0
黒子「ふむ、類人猿の名を騙る高位能力者。恐らく精神感応系と…」

初春「白井さん、上条さんって人知ってるんですか?」

黒子「お姉さまを誑かす不逞の輩ですの!」

八重「お姉さま? それって常盤台のエースとかって人ですか?」

黒子「殿方からの繋がりで思い出されるのは癪ですが、お姉さまをご存知ですの?」

八重「えっと、電気をビリビリ~ってやる人なら」

初春「不思議な所でリンクしてますねぇ~」

黒子「なんだか嫌な予感がするリンクですの」

67 名前:>>63 最初の方までは本当に神作家だと思ってたよ[] 投稿日:2010/10/11(月) 07:50:15.87 ID:WyYyK9xi0
黒子「つまり白髪の男性で精神感応系の高位能力者を探せばいいわけですの」

八重「そうですね」

黒子「初春!」

初春「う~ん、まず精神感応系で男性ってのがほとんどヒットしませんねぇ」

八重「あ、そういえば不良さんをやっつける時に?『ハッ、お前のお仲間にはちょっと高山病にかかってもらったンだよォ』とか言ってました」

黒子「なんですって?!」

初春「そうなると大気操作ですか? でもそんな瞬時に人を高山病にさせるような能力者いますかね?」

黒子「そうですわ。スキルアウトは全員不自然な倒され方をしていましたの」

初春「どんなですか?」

68 名前:>>65 ごめんね、違うのよ >>66 ありがとね[] 投稿日:2010/10/11(月) 07:56:27.35 ID:WyYyK9xi0
黒子「まるで高山病にかかったかのような」

初春「あー、馬鹿は放っておいて検索かけましょう」

黒子「う~い~は~る~」ウニウニ

初春「ははは、冗談でふって、ほっぺたはやめへくだひゃい~」グニョ~ン

黒子「ふむ、ということはですの。対象は相当な能力者。大能力者とみて間違いありませんわね」

初春「レベル5は除くんですか?」

黒子「レベル5で人助けをするような人は恐らくお姉さまくらいですの」

初春「それって偏見じゃないですか?」

黒子「お黙り!」

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 08:02:57.98 ID:WyYyK9xi0
八重「あの…」

黒子「なんですの?」

八重「あの人は自分の事を悪党と呼んでいました。もしかしたら、そのバンクっていうのにも載ってないとかありません…か?」

初春「いえ、能力者である限り、それはありえませんよ。この書庫は閲覧制限はあれど記載漏れは絶対にありえません」

黒子「もう話し合いはいいですの。さっさと検索をかけてくださいですの」

初春「はいはい。きっと白髪の能力者なんて少ないですし、全能力者から調べますよ」

黒子「もうそれでいいですの」

八重(やっとお礼が言える!)

73 名前:>>69 湿布張ったら楽になったよ[] 投稿日:2010/10/11(月) 08:10:35.39 ID:WyYyK9xi0
初春「…」

黒子「…」

八重「どうしました?」

初春「これは幸運なんですかね」

黒子「とびっきりの幸運ですわ」

八重「どういうことなんですか?」

黒子「貴女の証言が確かであるならば、その人物は学園都市第一位の一方通行ですの」

八重「第一位ですかー。すごそうですねー」

初春「凄いなんてモンじゃありませんよ。これは大変ですよ。一生分の運を使ったかもしれませんね」

黒子「初春。茶化すんじゃありませんの」

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 08:17:34.51 ID:WyYyK9xi0
八重「会うことって…」

黒子「結論から言いますと、無理ですの」

八重「うぅ~」

初春「白井さん容赦ないですねぇ」

黒子「無理なものは無理ですの。第一位関連で良い噂なんかコレっぽっちも聞きませんし、そしてなにより危険ですの」

八重「そうですか」

黒子「何でも外から来たそうですわね。残りの日数を大人しく過ごすのをおススメしますの」

初春「…うーん、それにしても、どうして第一位はその上条当麻さんって人を知ってたんでしょうねぇ?」

黒子「このバカ春ですの!」ペチンッ

初春「な、なにするんですか白井さん!」


ドタドタドタ


黒子「上条当麻の元へ行ってしまわれましたのよ」

77 名前:>>74 学業に励めよ[] 投稿日:2010/10/11(月) 08:28:09.55 ID:WyYyK9xi0
八重(上条さん…、会ったことないって言ってましたよね。あれって嘘なんですか?)

八重「ハァ…、ハァ…。どうしよう、もう夕暮れだ」

八重(それとも、上条さんも一方通行さんに頼まれて誤魔化してたんですか?)

八重(上条さんは諦めよう。…そういえば、杖をついてたような。…病院?)



八重「すみません、こちらで杖を使ってて白髪の高位能力者の人って来たりしてませんか?」

ゲコ医者「何を探しているのか知らないけどね。諦めることも肝心だからね」

八重「やっぱり詮索するといけない人なんですか?」

ゲコ医者「残念だけど僕のほうからは何も言えないね」

八重「…分かりました」

ゲコ医者「気をつけるんだね」

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 08:34:14.85 ID:WyYyK9xi0
八重「諦めも肝心…かぁ」キーコキーコ

スキルアウトA「あれ、ロリっ子がこんな夜遅くに公園で座ってるなぁ~」

スキルアウトB「これはアレだろ。エンコウ目的っしょ」

八重「え? え? な、なんですかぁ~」

スキルアウトC「先っちょだけ、先っちょだけだから、ね!」

八重「や、やめてください! 警察呼びますよ!!」つケイタイ

スキルアウトA「ヒョイッと」つケイタイ

八重「あぁ、返してくださいよぉ~」

スキルアウトB「ひゃひゃひゃ、だったらちょっとそこの便所まで付き合ってよ嬢ちゃん」

八重「ひ、ひぅ…」

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 08:40:52.70 ID:WyYyK9xi0
一方通行「ったくよォ! なんでお前は会うたびに襲われてやがンだァ!」

ガッシボカッ

スキルアウトA~C「ひでぶ」

八重「あ、一方通行さん」パァッ

一方「しかも、素性がバレてやがるじゃねェか、三下がァ」

八重「すみません」ペコリ

一方「あン? なンだよ」

八重「私の自己中な考えで一方通行さんのこと困らせてしまいました。本当にすみません」

一方「ハンッ分かってンならさっさとここから立ち去るこったなァ」

83 名前:あと四日ほどあるけど流れ的にもう終わりだよね[] 投稿日:2010/10/11(月) 08:48:48.03 ID:WyYyK9xi0
八重「はい、本当はお礼として手料理とか振舞いたかったんですけどね」

一方「…」

八重「陳腐な言葉ですけど、昨日今日とありがとうございました!!」

八重「それでは」タタタタッ



一方「…行ったか」

土御門「まさか集合場所で彼女が襲われているとはな」

一方「お前が助けりゃ良かったンじゃねェか?」

土御門「白馬に乗った王子様は一人でいい。そうだろ?」

一方「ケッ、バカらしい」

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 08:53:25.39 ID:WyYyK9xi0
海原「土御門さんって意外とロマンチストなんですね」クスクス

土御門「うるさいぞ」

結標「『白馬に乗った王子様は一人でいい。そうだろ』ですって」クスクス

土御門「」

一方「遊んでんじゃねェ。さっさと仕事を終わらせンぞ」

結標「はいはい、分かってますよ、王子様」

一方「」

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 08:59:04.14 ID:WyYyK9xi0
―――次の日

にわ「もう心配したんだから」

姫神「でも。帰ってきて良かった」

八重「いやはや、申し訳ないです」


上条「えーと、会ったのか?」

八重「はいっ!」

にわ「あにコソコソ話してんのよー、七瀬ー?」

姫神「七瀬さんの本命は別にいた?」

青ピ「なんやてーっ!!」

吹寄「で、どうだった、彼?」

八重「そうですねー。恥ずかしがりやでした」

86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 09:04:37.72 ID:WyYyK9xi0
青ピ「この反応はAはってもうたなー。あんまりやー」

にわ「ちょっと青ピうるさいわよ!まだ分かんないでしょう!!」

八重「それと不器用でした」(感情の表し方が)

姫神「それはまさかCまでいったの?」

吹寄「ちょっと異性間の不純交遊は制裁よっ」ドキドキ

青ピ「天使の羽はもう真っ黒やー」

にわ「七瀬のばかー。私の気持ちしってたくせにー」

土御門(誤解が起きまくってるぜい)ヤレヤレ

89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 09:14:27.63 ID:WyYyK9xi0
土御門「やれやれ、とりあえず誤解を解いて、その後は街に繰り出して遊ぶにゃー」

上条「そうするか」

青ピ「そうや、僕はまだ一度も八重ちゃんらと遊んでへんでー」

姫神「ゲーセン。行きたい」

吹寄「そうね、健康に良さそうなゲームを探しましょ!」



八重「さっき言ってた人は恩人ってだけですから」

にわ「七瀬…」

八重「にわちゃん、行きましょう」

にわ「うんっ!!」


終わり

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 09:18:55.35 ID:WyYyK9xi0 [70/71]
禁書新刊も出たってことで書いてみました

トリコロでは多汰美が好きです
関東圏なんで関西弁とかが分からなくて
今回は断念したけどね

読んでくれた人、ありがとう

91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/11(月) 09:21:33.85 ID:WyYyK9xi0 [71/71]
つうか、幸運と不幸が全然交錯してないなダメだこりゃ

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