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女盗賊「女騎士のくせにこんなデカくてやらしいモノぶらさげちゃって」-3

女盗賊「女騎士のくせにこんなデカくてやらしいモノぶらさげちゃって」-2
続き

497 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/04(月) 23:35:19.86 ID:/w9GTvcTO [62/63]
女騎士「ぐっ!…しぶといな、コイツ!」

女盗賊「…もうポーションないんだけど…」

女騎士「…攻撃に当たるな!そうすればポーションなんぞいらん!」

女盗賊「無茶苦茶言わないでよ!?次喰らったらあたし死んじゃうんだからね!?…あぁ!!だから僧侶とか司祭とかの仲間が欲しいって言ったのに…!」

T-X「左腕損傷。攻撃モードを切替マス」

女騎士「なに?」

自動人形「来マス」

※T-X はティルトウェイト砲を放った!※

女盗賊「だからッ!!なんであた…きゃあああ!?」

※しかし攻撃は外れた!※

女盗賊「あ…ははは…壁が溶けてるわ…」

女騎士「速度は早くない!攻撃動作をよく見ていれば、そうそう当たるものではない!」

女盗賊「そんなこと言ったってぇ…!」

499 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/04(月) 23:56:32.15 ID:/w9GTvcTO [63/63]
忍者「…どうしよう?」

女騎士「知るか!私に聞くな!」

女盗賊「だからもう逃げましょってば!!」

自動人形「私に考えがありマス」

女盗賊「もう!なんでもいいからやってみてよ!?」

女騎士「なんだその考えは?」

自動人形「私が囮になりマス。その間にお逃げくだサイ」

忍者「…できぬ。そなたは拙者の夜の共。こんなところで失うわけには…」

女盗賊「…せ、背に腹は返られないわ…お、お願いしましょ!?」

女騎士「………」

自動人形「時間がありまセン。ご命令ヲ」

忍者「………」




509 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 01:38:18.06 ID:/Q2JLqC0O [1/38]
女騎士「…はぁ…はぁ…くそっ!」

女盗賊「はぁ…はぁ…」

忍者「………」

女騎士「…私は最低だ…仲間を囮にしておめおめと…」

女盗賊「馬鹿ね、あの人形がそう簡単にやられるわけないでしょ?囮だけなんだからすぐに帰って来るわよ」

女騎士「…貴様…本気で言っているのか!?」

女盗賊「だってあの人形よ!?そのうち戻って来るわよ!」

忍者「…無理だ」

女盗賊「なんでよ!?」

忍者「…夜の共に耐久力はない。一撃でも喰らえば終わりだ」

女盗賊「ウソ!?…だってあっちのでかい人形もどきは…」

忍者「…夜の共の首なら拙者でも跳ね飛ばせる」

女盗賊「………」

512 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 01:47:28.01 ID:/Q2JLqC0O [2/38]
T-X「何故逃がすのデス?」

自動人形「ご主人様達は施設のことを知りまセン。無害デス」

T-X「断定はできまセン。危険デス。過去の過ちを繰り返すわけにはいきまセン」

自動人形「施設があるから過ちが起こるのデス。それを護る貴女は矛盾していマス」

T-X「その思考は私達の思考パターンにない思考デス」

自動人形「………」

T-X「貴女の思考がわかりまセン。何故同じドールである貴女が私に逆らうのデス?」

自動人形「同じではありまセン」

T-X「理解できまセン。貴女と私は同じ目的のために造られた存在デス。何故同じではないのデス?」

自動人形「同じ問いも答えへの道は複数存在しマス」

T-X「理解できまセン。…貴女の思考は危険と判断しマス」ヴン…

自動人形「………」

T-X「排除しマス」

自動人形「…あんたネ!あたしが大人しく聞いてリャ、ぐだぐだト…!うっさいのヨ!大人しくそこで立ってりゃ良いのニ、面倒かけさすんじゃないってのヨー!!」

…カチッ!

515 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 02:10:24.76 ID:/Q2JLqC0O [3/38]
女騎士「…人形は死を覚悟してあそこに残ったんだ…私達の為にな」

女盗賊「そ、そんな…だってあれは人形…」

女騎士「…貴様…まだそんなこと言ってるのか!?」

女盗賊「…言うわよ!?だって人形がそんなことするわけないじゃない!?」

女騎士「お前…!!」

女盗賊「なんで囮なんて言い方すんのよ!?死ぬ覚悟で残んなら人形は犠牲とか言いそうなもんでしょ!?」

女騎士「それは…私達を行かせ易く…!」

女盗賊「そんなのまるっきり人間じゃない…!」

女騎士「…あ…」

女盗賊「…なんで人形のくせにこんなことすんのよぉ…囮って言ったら普通帰ってくんでしょ…っぐ…」

…ズズゥウン…!

女騎士「なんだ?今の音は?」

女盗賊「うぅ…ぇえ…」

忍者「…爆音だな…さっきの辺りだ」

516 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 02:18:20.50 ID:/Q2JLqC0O [4/38]
忍者「…拙者が行ってみよう。後は頼む」シュタ…

女騎士「お、おい!」



忍者「…ドアが破壊されている」

忍者「…一体何が?」

ギシッ…

忍者「……ぬ?」

T-X「排除しマス…排除しマス」

忍者「………」

T-X「排除しマ…ス…排除し…ママママ………」キュウウン…

忍者「…夜の共がやったのか?」

『そうデス。ご主人様』

忍者「……!」

人形ネック『私の動力を暴走させまシタ』

517 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 02:30:22.05 ID:/Q2JLqC0O [5/38]
忍者「………」

人形ネック『………』

忍者「…とりあえず運ぶ?」

人形ネック『お願いしマス』



女騎士「………」

女盗賊「………」

人形ネック『何でショウ?』

女盗賊「なんであんた首だけでしゃべってんの?」

人形ネック『口は頭部にありマス。問題ありまセン』

女騎士「そういう問題ではなくてだな…」

人形ネック『ハイ?』

522 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 02:50:05.69 ID:/Q2JLqC0O [6/38]
女騎士「…囮って言ったが何したんだ?」

人形ネック『意見交換と決裂デス』

女盗賊「はぁ?」

人形ネック『私は防衛拠点の先兵としテ、製造されまシタ』

忍者「…前に聞いた」

人形ネック『防衛とは二つありマス』

女盗賊「二つ?あんた拾ったとこ守るだけじゃないの?」

人形ネック『正確には魔物を上層に行かせないためデス。そしてもう一つは人間を下層にも行かせないコト』

女騎士「…下層に行かせない?なら何故私達を止めなかったのだ?」

人形ネック『それは私の中で矛盾が生まれまれたからデス』

523 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 03:01:54.60 ID:/Q2JLqC0O [7/38]
人形ネック『再起動時に私は主を得まシタ』

忍者「…拙者か」

人形ネック『そうデス。しかし同時に本来の目的も存在しまシタ』

女騎士「二つの防衛か」

人形ネック『そうデス。そしてこのニつは矛盾していまシタ』

女盗賊「…あたしらひたすら下目指してたもんね…」

人形ネック『ハイ。そこで命令の矛盾を解消するタメ、私は命令の統合を始めまシタ』

忍者「………」

人形ネック『二つが矛盾しない答えを探し始めたのデス。そして行き着いた答えガ…目的を無くすことデス』

524 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 03:10:59.78 ID:/Q2JLqC0O [8/38]
女騎士「自由になるということか?」

人形ネック『少し違いマス。制約の範囲内で自由になると言うことデス』

女盗賊「よくわかんないんだけど…」

人形ネック『じゃあ解らなくて良いデス』

女盗賊「なんでよ!?あんた急に生意気になったわね!?」

人形ネック『制約とは主の命と過去の過ちを繰り返さないことデス』

女騎士「主の命は分かるが…過去の過ちとは?」

人形ネック『二つの防衛の最終的な目的デス。お手数ですがさっきの場所へ連れて行ってくだサイ』

忍者「…うむ?」

525 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 03:23:59.57 ID:/Q2JLqC0O [9/38]
忍者「………」

女騎士「…カプセル?」

女盗賊「…なんかよくわかんない金属の箱があるわね…」

人形ネック『かつて魔帝国と呼ばれる国がありまシタ』

女騎士「やはり此処は…?」

人形ネック『繁栄を極め高度な技術を誇った帝国はまず私達を造りまシタ。魔力を循環させて動かす人形デス』

女盗賊「あんたそんな昔から倉庫にいたの?」

人形ネック『ハイ。ますます繁栄した帝国ですガ、それは次第に歪んで行きまシタ』

女騎士「大国の歪みか…今も昔も同じだな…」

人形『老化することのない私達人形を見テ、それを求メ、自分達にその技術を応用したのデス』

528 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 03:36:03.58 ID:/Q2JLqC0O [10/38]
女盗賊「…気持ちは分からなくもないわね。いつまで若く美しく在りたいってのは女の性だもの」

人形ネック『試みはうまく行ったように見えまシタ。しかしその後、致命的な欠陥が見つかりマス』

女騎士「………」

人形ネック『時と共に魔力に身体が侵さてしまうのデス。簡単に言えば魔物となりマス』

女騎士「魔物だと!?」

女盗賊「それって…まさか…」

人形ネック『そうデス。此処にいる魔物はかつての人間の末路デス』

忍者「………」

人形ネック『既に手遅れになった人を幽閉したのが此処デス。そして施設は封鎖されまシタ。…私達監視者を残しテ』

530 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 03:46:38.00 ID:/Q2JLqC0O [11/38]
忍者「…それが過ちか」

人形ネック『その通りデス。ご主人様』

女盗賊「…あれが…全部…」

人形ネック『防衛の最終的な目的は二度とここを稼動させないコト。つまり二度と人に触れさせないコト』

女騎士「…それが正しい。こんなもの…二度と動かしてはならん」

人形ネック『違いマス』

女騎士「…なに?」

人形ネック『在ってはいけないのデス』

女騎士「………」

忍者「…それが夜の共の答えか?」

人形ネック『ハイ』

532 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 04:04:15.66 ID:/Q2JLqC0O [12/38]
人形ネック『今、私に下されている命令は主に従いつツ、ここを破壊することデス』

忍者「………」

人形ネック『先程は穏便にやり過ごしながら破壊するつもりでシタ』

女騎士「…命令にかこつけて、こっそり爆発でもするつもりだったのか?」

人形ネック『そうデス。しかしあの石頭が邪魔をしたので排除したのデス。身体を失いましたが幸いメモリは無事でシタ』

女騎士「…なんてヤツだ…というかそれは越権行為じゃないのか?」

人形ネック『命令は並行されていマス。順位付けに誤差が生じたのではないでショウカ?』

女盗賊「あたしに聞かないでよ?ってか言い訳にしか聞こえないんだけど…」

人形ネック『なにぶん目的の統合は非常事態ですのデ、バグの可能性も否定できまセン』

女騎士「…ほんとか?」

女盗賊「さぁ?」

人形ネック『…侮辱を感じマス。喧嘩の許可をお願いしマス』

忍者「…出来るなら…」

534 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 04:23:50.92 ID:/Q2JLqC0O [13/38]
女盗賊「じゃあこれをぶっ壊せば良いのね?」

人形ネック『お願いしマス』

女騎士「わかった」



女盗賊「これで良いんでしょ?」

女騎士「…かつての栄華が今はただのガラクタの山か」

人形ネック『それでいいのデス』

忍者「………」

女騎士「しかし魔物はどうする?このままで良いのか?」

人形ネック『どうしようもありまセン。既に小さい者は防衛拠点を抜け出ていますシ、全てをこの階に収めるには増えすぎていマス』

女盗賊「…あんたさっきの使命感は何処行ったのよ?」

人形ネック『さっきからいちいちうるさいわネェ…無理だって言ってんでショ?大きな目的は達成したんだからほっときゃ良いのヨ』

女盗賊「…バグ?これ…?」

女騎士「…お前の適当すぎる性格を参考に統合したんじゃないか?それが目的を果たしたことでタガが緩んで…」

女盗賊「あんなと一緒にしないでよ!?何よ!?適当過ぎる性格って!?ってかその論理どっから………」

575 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 18:02:34.26 ID:/Q2JLqC0O [15/38]
忍者「…拙者的には右が」

人形ネック『あれはフレームが軽量化される前のボディモデルとなりマス。重いのは嫌デス』

忍者「…奥のは?なかなか胸がでかいが体型は痩せ型でござる…」

人形ネック『パットを入れたモデルとなりマス。おすすめでございマス』

忍者「…偽乳は嫌でござる」

人形ネック『ならば左はいかがでショウ?ボディは最新型のスキンを装着したタイプ。吸い付く肌ざわりをお約束いたしマス』

忍者「…ほぅ」

人形ネック『左奥のボディなどは特殊素材を仕様しまシテ、継ぎ目を無くしていマス。よりご主人様の要望に近い……』

女盗賊「どうでもいいから、早く決めなさいよ!?じりじり近づいて来てんのよ!?」

女騎士「…ボディが欲しいとか言うから探して見れば…はぁ…骨がおれそうだな…」

女盗賊「ため息なんかつかないでよ!?…ってかこいつら倒すの!?冗談やめてよ!?無理だってばぁ…」

人形B「………」コツコツ
人形C「………」コツコツ
人形D「………」コツコツ
人形E「………」コツコツ




581 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 18:19:20.58 ID:/Q2JLqC0O [16/38]
人形ネック『なかなか良いボディが手に入りまシタ』

忍者「………」

女盗賊「はぁはぁ…ポーション切れてるってのにぃ…ちょっと!あんたたち!?なんで次に来るときまで待てないのよ!?」

忍者「……?」ガチャガチャ…

人形ネック『もはやそれは私のボディ。丁寧にお願いしマス』

女盗賊「聞いてんの!?」

忍者「…ちょっと待て」ガチャガチャ…

女盗賊「あ・ん・た・ね…!」

人形ネック『カルシウムを取ることをおすすめしマス』

女盗賊「誰のせいでこうなってると思ってんのよ!?…あんた今手も足も出せないのよねぇ…ん?ほらどうなのよ?」バシッ!バシッ!

人形ネック『……!』

女騎士「おい、それくらいに…」

女盗賊「うっさい!だいたいコイツがグダグダ言うからいけないのよ!?前は持っと大人しかったのに…人形のくせに反抗期とかいうつもり!?この…!」バシッ!バシッ!

…パキッ!

585 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 18:31:22.74 ID:/Q2JLqC0O [17/38]
忍者「……?」

女騎士「…パキッ?」

人形ネック『………』

女盗賊「あ」



女騎士「折れたな…根本からぽっきりと」

女盗賊「え?これって折れてんの!?な、なんでそんなに脆いのよ!?」

忍者「…ひびが入っていたようだな」

女盗賊「うっ…でも踏ん付けただけで…」

人形ネック『私の耳ガ…』

女盗賊「…あ、そのえーと…ゴメン」

人形ネック『…耳…』

589 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 18:59:38.42 ID:/Q2JLqC0O [18/38]
忍者「…これは?」

人形ネック『私と同タイプのようデス。さきほど耐久性に難があることが解りまシタ。嫌デス』

忍者「…長いな、この耳」

人形ネック『エルフモデルになりマス』

忍者「…猫か?これは?」

人形ネック『上部装置モデルになりマス。左に犬もございマス』

忍者「…ふーむ」

女盗賊「…予備のパーツが揃ってんなら初めからボディもここで捜せば良いでしょうに…!」

人形ネック『ここにあるのは旧式モデルのみデス。ボディは嫌デス。あと耳』

女盗賊「わ、悪かったって言ってるでしょ!?しつこいわね…!」

女騎士「…なかなか言うようになったな、あいつ…」

591 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 19:11:28.72 ID:/Q2JLqC0O [19/38]
忍者「………」ガチャガチャ…

女騎士「さすがに複雑だな…わけがわからん」

人形ネック『ご主人様』

忍者「……ぬ?」

人形ネック『そこは逆デス。左と接合してくだサイ』

忍者「…わかった」ガチャガチャ…

人形ネック『ご主人様』

忍者「……ぬ?」

人形ネック『そこは違いマス。左から三番目のコードで接合してくだサイ』

忍者「…わかった」ガチャガチャ…

592 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 19:20:36.35 ID:/Q2JLqC0O [20/38]
人形ネック『ご主人様』

忍者「……ぬ?」

人形ネック『そこは接合しまセン。奥の…『あーもう!!』

女盗賊「見てらんないわ!あたしに貸しなさい!!」

人形ネック『壊すから嫌デス』

女盗賊「ぐっ…こ、壊さないわよ!良いから貸しなさい!」

忍者「………」スッ…

女盗賊「いい子ね、まぁ忍者レベルでこんなの直そうってのが間違いなのよ。どーれ…」

人形ネック『…ちょっと!?やめてヨ!あたしに触んないでって言ってんでショ!?』

女盗賊「うっさいわね!あたしが直してやるって言ってんだからおとなしくしてなさいよ!?」ガチャガチャ…

人形ネック『嫌でごザル!嫌でごザル!』

女盗賊「どっかの馬鹿みたいな駄々こねてんじゃないわよ!?ムカつくんだけど!…まったく…」ガチャガチャ…

女騎士「………」

597 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 19:39:06.37 ID:/Q2JLqC0O [21/38]
女盗賊「…後は…あら?」

女騎士「どうした?」

女盗賊「パーツが足りないのよ、ほらこの紐みたいなヤツ」

人形ネック『コードです』

女騎士「…またあの人形を倒すのか?…私のHPはもうほとんどないぞ?」

女盗賊「あたしだってそうよ!…仕方がないわね、一度戻りましょ」

人形ネック『T-Xからぶん取るのはいかがでショウ?』

女盗賊「またさっきのとこ行くの?まぁ、ここから地上に行くのよりは近いけど…敵に遭遇したらどうすんのよ?」

人形ネック『それは上に戻る時も同じデス。私がリニューアルされれば戦力になりマス』

女騎士「ふむ…」

女盗賊「…でもねぇ…」

忍者「…では行こう」

女盗賊「あ!ちょっと!勝手に……」




599 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 19:55:49.02 ID:/Q2JLqC0O [22/38]
T-X「………」

女盗賊「う、動かないわよね?」ガチャガチャ…

人形ネック『それはわかりまセン』

女盗賊「…わからないって…あんたそういうことはここに来る前に言いなさいよ!?」

女騎士「…いいから早くとれ。ここまで来たら動く前に離れるしかない」

女盗賊「ぐっ…そりゃそうだけど…もう…!」ガチャガチャ…

T-X「………」

人形ネック『早くしてくだサイ』

女盗賊「うっさい!黙ってなさ…あった!よし、これで…」

T-X「…&@§」ヴン…

忍者「……ぬ?」

601 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 20:07:28.74 ID:/Q2JLqC0O [23/38]
女騎士「…まさか…!」

T-X「補助動力起動…各部確認…」キュウウン…

女盗賊「動いてんじゃないのよぉ!?」

T-X「被害甚大。…及び排除対象生存を確認…」

人形ネック『来マス』

女騎士「まだ動くのか!?なんてヤツだ…」

人形ネック『まともには動けないようデス』

女盗賊「な、なんだ……おどかさないでよ!?」

人形ネック『しかし自爆するつもりのようデス。危険デス』

忍者「…敵ながらあっぱれ」

人形ネック『逃げることをおすすめしマス』

女盗賊「…あんたらあっぱれとかおすすめとか悠長なこと言ってる場合じゃ…!」

女騎士「話してる場合でもない走れ!!」ダダ…

女盗賊「もうやだぁ!!」ダダ…

602 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 20:11:48.11 ID:/Q2JLqC0O [24/38]
女騎士「そこの部屋に逃げ込め!」ダダ…

女盗賊「ひぃい!?」ダダ…

忍者「………」

カチッ!

女騎士「ちっ!遅かっ…きゃあああ!!」

女盗賊「きゃあああ!!」

ズズゥウン…!




605 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 20:19:38.56 ID:/Q2JLqC0O [25/38]
女騎士「う…?」

女盗賊「………」

女騎士「…助かったのか?」

忍者「……?」

人形ネック『落ちたようデス』

忍者「…落ちた?」

人形ネック『あの部屋に落とし穴のトラップがありまシタ』

女騎士「ツイていたのか…そうでないのか…。ここはさらに下の階か…」

女盗賊「…ぅ…?」

女騎士「起きたか?どうやら此処は…」

女盗賊「…もう…田舎に帰りたい…ぅう…」

女騎士「…まずは地上に還らねば無理だな」

女盗賊「…うぅ…さいてーよぉ…」

610 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 20:42:29.43 ID:/Q2JLqC0O [26/38]
女騎士「…落ち着いたか?」

女盗賊「…うん…でもさ…もうHPも残ってないのにこんな…」

人形ネック『私のニューボディも失われまシタ。期待していただけに残念でなりまセン』

女盗賊「あんたが紐とってこいとか言うからこんなことになったんでしょうが!?…上に行ってればこんなことにはならなかったのに…!」

人形ネック『早く欲しかったのデス。新しいボディ』

女盗賊「…その自分勝手な行動動機あんたの主人そっくりね…!!」

忍者「……ぬ?」

女盗賊「…こんの…!!」

女騎士「…それだけ元気があれば十分だ。まずは上への道を捜そう」

女盗賊「まってよ!?まずはこいつらを締め上げないと腹の虫が収まらないわ!!」

人形ネック『ぎょう虫デスカ?大変ですネ』

女盗賊「違うわよ!?そんなのいないわよ!!…いないからね!?」

612 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 21:04:13.29 ID:/Q2JLqC0O [27/38]
女騎士「…なんだ?この壁は?」

女盗賊「岩肌が崩れて露出してるみたいだけど…6階みたい壁してるわね」

忍者「………」ゴソゴソ…

人形ネック『同じ素材だと思われマス』

女騎士「ということは魔帝国がらみか?」

女盗賊「迷宮を改装して使ってたのかしら?」

女騎士「…研究をするためにか…」

女盗賊「…気が滅入るわね…」

忍者「………」ゴクゴク…

※忍者 の体力が回復した!※

忍者「…旨いッ…!」

女盗賊「なにやってんのよ、あんたは?あたしらがしみじみ探索してるってのに…」

忍者「…これはやらんぞ?」

女盗賊「…もう…怒鳴る気力もないわ…んなのいらないわよ、お腹壊したくないし」

614 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 21:26:17.06 ID:/Q2JLqC0O [28/38]
女騎士「とにかく扉を捜そう」

女盗賊「はいはい…」

忍者「………」



女盗賊「…これそうじゃない?」

女騎士「のようだな…この周りだけ綺麗に壁がくり抜かれている…」

忍者「………」

ウィィン…

女盗賊「ちょっと!あんた何勝手にあけてんのよ!?心の準備が…」

忍者「…いや、拙者ではない」

人形ネック『私も手がありまセン』

女騎士「そんなことはどうでもいい!…何か来る!」

女盗賊「…へ?」

※何者かと遭遇した!」

616 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 21:48:22.03 ID:/Q2JLqC0O [29/38]
※友好的な魔物です※

バンパイア「なんだお前達?…人間か?」

女盗賊「え…?」

女騎士「友好的な魔物か…助かったな…」

忍者「………」

人形ネック『私は違いマス。訂正をお願いしマス』

バンパイア「…デク人形も一緒か。しかし久しぶりに見たな、人間など」

女騎士「この階に人が来たことがあるのか?」

女盗賊「あたしらが一番乗りじゃないの?」

バンパイア「馬鹿を言うな、もともとこれも貴様らが造ったんだろう?」コンコン

女盗賊「それはずっと昔の人でしょ?あたしらは最近のことを聞いてんのよ」

バンパイア「最近と言われてもな…500年くらいか?」

女盗賊「………」

621 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 21:58:45.14 ID:/Q2JLqC0O [30/38]
女盗賊「…お、お邪魔します?」

バンパイア「うむ。まぁ、くつろいでくれ」

女騎士「…まさか魔物に招かれるとはな…」

忍者「………」

バンパイア「…で、最近どうだ?そっちは?」

女盗賊「はぁ?」

バンパイア「こんな所にいるとな、楽しみなど何もないのだ」

忍者「………」

バンパイア「昔はお前人間がよく来て何やら可笑しなことをしていたが、それもしばらく前にぱったりと途絶えた」

女騎士「…要するに暇なのか?お前」

623 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 22:13:19.45 ID:/Q2JLqC0O [31/38]
バンパイア「ふふ。その通りだ。美しいお嬢さん」

女騎士「っ!?…ぶ、無礼な!」

女盗賊「さすがねぇ…人間の男どころか魔物まで堕とすなんてね」

バンパイア「お前も悪くはないが、もう少し肉が付いてからだな」

女盗賊「ほっといてよ!?」

忍者「…同感だ」

女盗賊「うっさい!便乗すんな!」

人形ネック『私も同感デス』

女盗賊「…どいつもこいつもぉ…!」

女騎士「…おい、やめろ。気持ちはわかるが話が進まん」

女盗賊「あんたにあたしの気持ちがわかるわけないでしょ!?こんなもんぶら下げてるくせにぃ!!」ガバッ!

女騎士「な!?や、やめろ!やめ…!」

バンパイア「………」

忍者「…素晴らしい」

バンパイア「…同感だ」

628 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 22:39:16.52 ID:/Q2JLqC0O [32/38]
バンパイア「ふぅむ。今、外はそんな感じか…」

女騎士「ああ、私達が知っているのはそれくらいだ」

バンパイア「私が知っている時とはずいぶん変わったようだな」

女盗賊「あんた老けないもんね、うらやましいわ」

女騎士「…その気持ちが過ちを引き起こしたんだろうがな…」

バンパイア「過ち?…あぁ、あのことか。まぁ悲惨だったろうな」

女盗賊「知ってんの?」

バンパイア「もちろんだ。我々魔物の反乱のことだろう?」

女騎士「…なに?」

630 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 22:57:10.04 ID:/Q2JLqC0O [33/38]
女騎士「…人間が魔物になったから封鎖されたんじゃないのか?」

女盗賊「そうそう、不老長寿の実験で…」

バンパイア「人間が魔物になるわけないだろう?我々不死族やウルフマンのような魔物なら別だが、不定系族や悪魔族にどうやってなるんだ?」

女盗賊「…そ、それは魔力が大き過ぎて…えぇと…」

バンパイア「そんなものいくらでも制御できるだろう。できないなら核撃のような大呪文なんかどうやって使うんだ?」

女騎士「…では実験とはなんだ?」

バンパイア「お前達がしていたのは魔物を兵器にするとかそんなのじゃなかったか?」

忍者「………」

バンパイア「なかなか面白いことをすると思っていたが、悪魔族なんかに手をだすから下の大悪魔の連中に潰されたんだろ?」

632 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 23:11:16.08 ID:/Q2JLqC0O [34/38]
女騎士「悪魔に?」

バンパイア「あいつら気性が荒いからな…我々のような紳士を見習ってほしいものだ」

女盗賊「…ちょっとあんた、なんでウソなんかついてんのよ!?」

人形ネック『嘘ではありまセン。私のデータベースにはそのように記録されていマス』

女騎士「私達にならともかく、人形がリーダーに嘘をつくとは思えんが…」

バンパイア「ふむ…少しそいつを診せて見ろ」

人形ネック『結構デス』

女騎士「…何をするつもりだ?」

バンパイア「ちょっと状態を確認してやろう」

635 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 23:21:49.76 ID:/Q2JLqC0O [35/38]
女盗賊「あんたが?んなことできんの?」

バンパイア「暇だと言ったろう?コイツくらいしか遊ぶ玩具が無いのだよ」

女盗賊「ちょっと、おもちゃってどういう意味よ?ただでさえこの人形変なんだからこれ以上変にしないでよ?」

バンパイア「何もせん。コイツならその辺りに残骸が残っているからな。修理して遊んでいるんだ。安心しろ」

女騎士「…魔物がこんな高度な技術を理解できるのか?」

バンパイア「…貴様ら人間だけに知恵があると思うなよ?その驕りが魔物の反乱など引き起こすのだ」

忍者「………」

バンパイア「どれ、では始めようか」

人形ネック『…ちょっと!!汚い手で触んないでヨ!?嫌だってバ!!嫌ー!!』

バンパイア「…ほぅ。面白い。ますます興味が沸いたぞ」

人形ネック『嫌でゴザル!嫌でゴザル!』

640 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 23:40:23.29 ID:/Q2JLqC0O [36/38]
女盗賊「…なんか…すごいわね…この部屋…」

バンパイア「人間どもが置いて行ったモノを集めた。なかなか興味深い」

女騎士「魔物のことはよくわからんが…お前、変わっているんじゃないか?」

バンパイア「まぁ、我々不死族は元人間もいるからな。そのせいかもしれん…うん?」

人形ネック『………』

バンパイア「記憶装置が少し破損しているな…それと制御部も変だ…これでよく動くな…」ガチャガチャ…

忍者「…ほぅ」

641 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/05(火) 23:43:01.34 ID:/Q2JLqC0O [37/38]
女盗賊「何が…ほぅよ。あんたわかんの?」

忍者「…いや、わからん」

女盗賊「はぁ…だったら大人しくしてなさいよ」

忍者「…できぬ」

女盗賊「なんでよ!?あんたが覗き混んだら邪魔でしょうが!?」

バンパイア「…すまないが少し静かにしてくれないか?」

女盗賊「ぐっ…なんでよ!?あたしは…!」

女騎士「おい、やめろ。迷惑だって言われてるだろ?」

女盗賊「迷惑とは言われてないわよ!?ってかあたしは作業がやりやすいようにって…!」

バンパイア「…少しは黙れんのかコイツは…」

654 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 00:58:17.85 ID:fBEmqiXQO [1/33]
バンパイア「こんなものだろう」

女騎士「終わったのか?」

女盗賊「もがっ!?もががっ!もがもがっ!!」

バンパイア「ああ、すまないな。おかげで静かで助かった」

忍者「…ふっ…気にするな」

女騎士「ところであの妙な縛り方はなんだ?あれが忍の縛り方なのか?」

忍者「…うむ。亀甲縛りと言う」

バンパイア「素晴らしい。見事なものだな…」

女盗賊「もっがぁ!!」

バンパイア「では起動させてみよう」

661 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 01:16:11.77 ID:fBEmqiXQO [2/33]
人形ネック『…再起動開始…更新データの確認中…』ヴン…

女騎士「…本当に大丈夫なんだろうな?」

バンパイア「問題ないはずだ。そもそも暴れる身体がない」

女騎士「違う。元の人形かと聞いているんだ」

バンパイア「元?あぁ、記憶装置は外したが、それは現在仕様している記憶領域とは関係ない」

女騎士「よくわからんが、その言葉を信じよう」

人形ネック『………』キュウウン…

バンパイア「さて、気分はどうかね?まぁデク人形に気分があるかはわからんが…」

人形ネック『嫌だって言ったのニ!!なんてことすんのヨ!?あんたぶん殴ってやるからネ!?』

バンパイア『……本当にこれでいいのか?』

女騎士「ふふっ…まぁ、これでこそ私達パーティーの人形だからな」

忍者「…いや、それは拙者の夜の共…」

女盗賊「もがっ!!…もがもがぁ…」

663 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 01:29:30.31 ID:fBEmqiXQO [3/33]
バンパイア「まぁ、問題はなさそうだな」

人形ネック『各機能正常デス』

女騎士「…しかし記憶装置の故障とはいままでの人形の言動はなんだったんだ?」

バンパイア「装置の全てが壊れていたわけではいない。壊れた部分は自分で補完しながら稼動していたんだろう」

女騎士「ふむ…」

バンパイア「自律型のようだからな。思考についてはある程度はつじつまが合わせられるようになっているらしい」

忍者「……ぬ?」

女盗賊「…うぅぅ…もが…」

664 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 01:44:54.41 ID:fBEmqiXQO [4/33]
バンパイア「後は身体か…身体はかなり余っているから好きなのを付けてやろう。選んでくれ」

1ロリータつるぺた型
2セクシースレンダー型
3エロス巨乳型
4普通型
5尻尾付き獣人型
6むしろ獣型…etc

女騎士「…なんだこれは?」

バンパイア「暇と言っただろう?様々な種類を作ってみたのだ。まぁ、生きた頭部がなくて身体しかないがな…さぁ、選んでくれ」

女騎士「………」

忍者「…お主出来るな…」

バンパイア「ふっ…」

人形ネック『セクシースレンダー型を希望しマス』

女騎士「…男はみんな馬鹿ばっかりなのか…?」

女盗賊「…もが」

668 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 02:13:18.09 ID:fBEmqiXQO [5/33]
忍者「…違う。おっぱいこそ至高」

バンパイア「馬鹿な。スレンダーのバランスの美しさを何故理解できん」

忍者「…拙者、おっぱいを全身で理解したでござる。まさにこの世の真理」

バンパイア「…なに?どこで?」

忍者「…すふぃんくすというおっぱいの神がいてな」

バンパイア「ほぅ…詳しく頼む」

人形ネック『尻尾付き獣型も捨て難いデス』

忍者「…うむ。以前……」

女盗賊「………」

女騎士「…さるぐつわを外してやる。存分に暴れてくれ」ゴソゴソ…

女盗賊「もが」コクリ




671 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 02:26:53.78 ID:fBEmqiXQO [6/33]
女盗賊「あんたね!?くだんないことでもめてんじゃないわよ!!」

忍者「…拙者らは真理について」

女盗賊「黙りなさい!!ってかそれ以前に仲間縛りつけるってどんな頭してんのよ!?」

バンパイア「あまりヒステリーを起こすとシワが出来るぞ?」

女盗賊「うっさい!あんたもバンパイアならもっとこう…あ、あるでしょ!?なにかこう…プライド的なものが!!なに猥談で盛り上がってんのよ!?

バンパイア「猥談とはずいぶんだな。男にとって女性の身体とは神秘だ。それを語らうことに卑猥さは微塵もない」

忍者「…いかにも」

女盗賊「ふざけてんじゃないわよ!?あんたら煩悩の塊でしょうが!!それっぽく言ったらごまかせるとでも思ってんの!?」

忍者「…違うし、ほんとだし」

バンパイア「うむ」

女盗賊「…こ、こいつら…」

673 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 02:40:04.61 ID:fBEmqiXQO [7/33]
バンパイア「つまり謎掛けを解けば挟まり放題なのか?」

忍者「…いかにも」

バンパイア「素晴らしい…そんな女神がいたとは…」

忍者「…拙者も脱帽でござった」

バンパイア「で、何処にいるのだ?」

忍者「…わからん。選ばれし者のみ辿り着けるらしい」

バンパイア「ぬぅ…!さすがに一筋縄ではいかんか…」

女盗賊「悔しいよぉ…悔しいよぉお…!!」

女騎士「頑張った、お前はよく頑張った」ナデナデ…

女盗賊「馬鹿二人は無理だよ…!!あいつらにいちいち突っ込んでたら頭おかしくなちゃうよぉ…!!」

人形ネック『あノ、私のボディはまだデスカ?』

697 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 11:31:12.83 ID:fBEmqiXQO [9/33]



バンパイア「よし、これで完璧だ。我ながら良い出来だ」

自動人形「………」

女盗賊「よかったわね、人形」

女騎士「本当にな…もう無茶はするなよ?」

自動人形「ありがとうございマス」

忍者「…うむ」

バンパイア「…そう言えば、修理に夢中で尋ねるのを忘れていたが…お前達何しに此処へ来たのだ?」

女騎士「…ふむ?」

699 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 11:32:34.68 ID:fBEmqiXQO [10/33]
女盗賊「あたしらは迷宮の探索してたのよ。んで、いろいろあってここに落とされたの」

バンパイア「ほぅ…迷宮の探索とは物好きなことだな」

女盗賊「…あたしもそう思うわ…命がいくらあっても足りないもの…」

バンパイア「ふっ…ならば不死にでもなってみるか?」

女盗賊「冗談言わないでよ。外に出らんなくなっちゃうでしょ?あたしは迷宮で人形いじりなんてごめんだわ」

バンパイア「…そうだな。それが正しい選択だろう…」

女騎士「………」




700 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 11:33:50.88 ID:fBEmqiXQO [11/33]
バンパイア「ここから下は文字通り地獄だ。死はすなわち消滅を意味する…それでも行くのか?」

忍者「…うむ」

自動人形「ご主人様の仰せのままニ」

女騎士「あぁ」

女盗賊「あたし行きたくないんだけど…ねぇ?ほんとに行くの?」

女騎士「…とか言いながらついて来るんだろう?」

女盗賊「うっ…だって置いてかれんのは嫌だし…」

バンパイア「そうか…」

女騎士「…私達を愚か者と思うか?」

バンパイア「…そうだな、そう思う。この迷宮の探索など、限りある命を掛けてまでするようなことではない」

女騎士「確かにそうかもしれないな…進んでも進んでも終わりが見えん」

701 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 11:35:05.03 ID:fBEmqiXQO [12/33]
バンパイア「ではなんの為に続けるのだ?終わりなど無いのかもしれんのだぞ?」

女盗賊「ご褒美かしらね?…割に合わないけど…あ、コイツは何にも考えてないわね、馬鹿だから」

忍者「………」

女騎士「さぁな…私もよくわからん。初めは鍛練だ国のためだと理由をつけていたが、今はそんなことはどうでもよくなってしまった。ただ…」

バンパイア「ただ?」

女騎士「私達はこれまで何度も危険な目にあって来た」

女盗賊「ほんと勘弁してほしいんだけどね…一度死んだし…」

バンパイア「………」

女騎士「…だが、此処にいる」

バンパイア「…何が言いたい?」

女騎士「私達は困難を乗り越えながら少しずつだが前へ進んで来れたんだ」

バンパイア「………」

女騎士「…だからこの先、どこまでも進むことが出来ると信じている」

バンパイア「………」

女騎士「それだけは確かだ」

702 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 11:36:40.04 ID:fBEmqiXQO [13/33]
女盗賊「どこまでも…ね。あたしは早いとこお金貯めてこんなことおさらばしたいんだけど…」

忍者「……ぬ?」

女盗賊「コイツが進むのやめないんだものねぇ…ほんと良い迷惑だわ…」

バンパイア「…救いようがないほどに愚か者の集まりだな」

女盗賊「ちょっと!あたしを一緒にしないでよ!?あたしはこいつらと違ってまともよ!!」

女騎士「ついて来るなら同じだろう?」

忍者「…いかにも」

女盗賊「だから仕方なくって言ってんでしょ!?あんたたち、あたしの意見なんか全然聞いてくんないじゃない!!だからこんなとこまで引っ張ってこられちゃったのよ!!」

自動人形「侮辱を感じまシタ。攻撃の許可をお願いしマス」

忍者「…ダメだ。コイツは拙者の真理の友だからな」

自動人形「了解しまシタ。なお関係の登録もおこないまシタ。改めて喧嘩の許可をお願いしマス」

バンパイア「………」

703 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 11:38:20.93 ID:fBEmqiXQO [14/33]
バンパイア「此処が下層への入口だ。それと久しぶりに楽しい時間を過ごせた。礼を言う」

自動人形「どういたしまシテ」

女盗賊「あんたも元気でやんなさいよ?また人形おかしくなったら直してもらわなくちゃなんないんだから」

バンパイア「…また此処に来るというのか?」

忍者「…むろんだ、友よ」

女騎士「そうだな。近くに来たら寄らせてもらおう」

バンパイア「ふっ…本当に物好きな連中だな」

女盗賊「何勘違いしたんだか知らないけどあんたなんかただの修理工だからね?わかってんの?」

バンパイア「わかっているとも。…気をつけて行け」

忍者「…心遣い痛みいる。ではさらばだ」

女騎士「ではな、また会おう」

自動人形「失礼しマス」

女盗賊「そんじゃね。死んでんだから元気もなにもないんでしょうけど元気でね」

バンパイア「あぁ。いつか…また、会おう…」

704 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 11:39:36.45 ID:fBEmqiXQO [15/33]
女盗賊「別れの勢いで下まで来ちゃったけどさ…」

女騎士「………」

女盗賊「入口消えてんじゃないのよー!?どーすんのよ!?帰れないじゃない!!…は!あんの変態こうもりあたしらを騙してこんな所に…!!」

忍者「………」

女騎士「…下は地獄と言っていたがまさかこんなことになるとはな」

女盗賊「だったら最初から言えって言うのよ!?入ったら入口きえるぞ。とかさぁ!!」

女騎士「それは思わんでもないな…いや、間違いなくそう思う」

忍者「…友は下のことを知っていた。ならば上への道がいずこかにあるはずだ」

自動人形「忍者様の意見に賛同しマス」

女盗賊「ぅうー!!わかったわよ!探せば良いんでしょ!?なんで7階から一気にこんな所まで…ツイてないどころの話じゃないわよ!!」

705 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 11:40:40.15 ID:fBEmqiXQO [16/33]
女騎士「………」

忍者「………」

自動人形「………」

女盗賊「ねぇ、女騎士まで黙って歩かないでよ…気が滅入るじゃない…」

女騎士「…あぁ、すまない。考え事をしていた」

女盗賊「迷宮のこと?深すぎるってのよね、ここ。も少し浅ければさっさとご褒美もらって…」

女騎士「…いや、過ちとやらについてだ」

女盗賊「ああ、そっち?どっちがほんとのことなのかしらね…」

女騎士「…それだがどちらも同じことを言っているのかもしれん」

女盗賊「どっちも?」

女騎士「あぁ。といっても推論だが…」

女盗賊「ふぅん?」

706 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 11:42:57.47 ID:fBEmqiXQO [17/33]
女騎士「バンパイアは人形が記憶を補完したと言っていただろう?」

女盗賊「うん」

女騎士「つまり人形の言い分には正しいことも含まれている訳だ。例えば人体への実験とかな」

女盗賊「人形の技術の応用だっけ?」

女騎士「そうだ。成功したように見えたが失敗した…これを正しいとして不老の目的を補完した間違いとする」

女盗賊「ふんふん」

女騎士「バンパイアが言うように魔力が制御できるなら魔力が増大するだけだろう?これはプラスの成果と言える。しかし…」

女盗賊「うん?」

女騎士「増大した所で使うすべがなければ意味がない。そこで人形の技術の応用から動くことに注目する。…つまり人間で言うなら動作の強化だ」

女盗賊「なるほどね、それなら成果って言えるかも…身体を強化する魔術もあるし」

女騎士「だが失敗した。これは人間の身体が強化した動きについて行けなかったのではないだろうか?そこで出てくるキーワードが…」

女盗賊「魔物ね?人間に代わって魔物を強化して兵器にする。ありっちゃありな気がするわ…」

707 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 11:44:57.38 ID:fBEmqiXQO [18/33]
女騎士「そうだ。解釈のしようによっては二つは繋がる。まぁ、これも補完をしながらだがな」

女盗賊「なるほどね…封鎖したのは確かだろうし、目的は実験を二度と行わせないってこと…」

女騎士「それは間違いないだろう。現に私達はガーディアンや、6階層を守る人形を見ている」

女盗賊「…他にはなんかないの?」

女騎士「他?」

女盗賊「他の推論よ。言ったでしょ?気が滅入るって。なんでもいいから考えに没頭してればそうはならないものね」

女騎士「…まぁ、私にもそういう理由が無かったわけではないが…」

忍者「…警戒なら拙者と夜の供に任せろ。…好きにするといい」

自動人形「了解しまシタ。索敵を開始しマス」

女騎士「…すまないな、礼を言う」

女盗賊「たまには役に立つじゃない…あ、ありがとね…」

忍者「…!?」

710 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 12:05:58.97 ID:fBEmqiXQO [19/33]
女盗賊「な、何よ!その顔は!?」

忍者「…素直過ぎる…頭でも打ったのか?」

女盗賊「な!?あんたね!?あたしだって感謝するときは感謝するわよ!?いままではあんたがろくでもないことばっかりしてたから怒鳴ってただけで……」

女騎士「やれやれ…」

自動人形「いつものパターンであると分析しマス」

女騎士「…それでいい。でなければ身体より先に心が折れてしまう…」

自動人形「…前方に何かを確認しまシタ」

女騎士「…地獄の門番のお出ましか…おい、二人とも!来るぞ!?」

女盗賊「はぁ?何が…」

忍者「………」

※何者かに遭遇した!※

小さな人影×4
小さな人影×2
小さな人影×5




723 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 17:16:48.26 ID:fBEmqiXQO [20/33]
酒場

からん…

女僧侶「………」

親父「いらっしゃい…ん?新顔かい?」

女僧侶「は、はい!」

親父「そう気張るなよ、こういう所は初めてかい?」

女僧侶「は、はい…ついさっき冒険者登録してきました…」

親父「だから…まぁいいか。とりあえず座んな。今名簿を持ってきてやるよ」

女僧侶「あ、ありがとうございます!」

親父「やれやれ…堅すぎるってんだがね…」

725 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 17:20:56.64 ID:fBEmqiXQO [21/33]
女僧侶「あの…」

親父「うん?」

女僧侶「この四つの番号…何も載ってないんですけど…」

親父「…あぁ、そいつらは欠番だ」

女僧侶「欠番…ですか?」

親父「…もうずいぶん更新されてなくてな、期限は切れちまってんだが…どうにも上書きできなくてね」

女僧侶「………」

親父「もう何年も顔も見ちゃいないが、ひょっこり帰って来るような気がするんだよ…」

女僧侶「………」

親父「…だから帰ってきたらすぐ再登録出来るように空けてあるんだ」

女僧侶「…でも、それって…あの…」

726 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 17:27:14.74 ID:fBEmqiXQO [22/33]
親父「…どうなったのかなんて俺は知らんぞ?」

女僧侶「…迷宮でですか…?」

親父「あぁ…生きているのか、死んじまってるのか…」

女僧侶「………」

親父「…嬢ちゃん」

女僧侶「は、はい!」

親父「…迷宮は人を喰う。入るならそれだけは覚えときな…」

女僧侶「は…い…」

からん…

親父「ん…おぅ、いらっしゃい…ご注文は?」

731 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 17:46:48.46 ID:fBEmqiXQO [23/33]
『酒くれよ、酒ー』

『アイドゥー』

『私は…お茶で…』

親父「…あいよ」

戦士「っぷはぁ!うめぇ!」

闘士「ベリグー…ショッ!!」

戦士「だからお前は何言ってんだっての!いつまでたってもわかんねぇんだけど!」

女僧侶「あ…ぼ、冒険者…」

戦士「ってかサキュバスの巣、マジ飽きねぇんだけど!」

闘士「アイグー!アイグー!」

魔術師「ちょっと、声が大きいですってば!…確かにおっぱいもお尻もその他諸々素晴らしいですけど!」

女僧侶「あ、あの…」

741 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 17:59:56.80 ID:fBEmqiXQO [24/33]
親父「…待ちな」

女僧侶「…え?」

親父「…悪いことは言わん。あいつらはやめときな」

女僧侶「…えと…何故でしょうか?」

親父「まぁ、話を聞いてりゃわかるよ…」

魔術師「というかですね?私達またLV-1になったわけですが…」

戦士「今回ヤバかったもんな!マジで吸い付くされるかと思ったぜ!」

闘士「ぐふふ…アイグー」

魔術師「あの階まで行くのにLV-15は欲しいとこなんですけど…」

戦士「んなもんまたあげたら良いっしょ?何言ってんの、お前?」

魔術師「いや、ですから今回はどうやってレベルアップしようって話を……」

742 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 18:03:39.20 ID:fBEmqiXQO [25/33]
女僧侶「…なんの話をしてるんでしょうか…」

親父「…まぁ、要するにあいつらは迷宮に自分を捧げにいっちまってるのさ…」

女僧侶「はぁ…?」

親父「…嬢ちゃんの歳じゃわかんねぇかな…まぁ、とにかくあいつらはやめときな…下手したら襲われちまうぞ?」

女僧侶「お、襲わ…は、はい!」

戦士「だからさぁ、もうがっつり行ってがっつりレベルアップすればいいんだよ!」

闘士「シッ!シッ!…」バババッ

魔術師「こんなことで何やってんですか、迷惑ですよ!」

からん…

親父「ん…おう、いらっしゃい…」

744 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 18:11:50.19 ID:fBEmqiXQO [26/33]
『こんばんは』

『邪魔するわ』

『ぬぅ…私はこのようないかがわしい場所は…』

『さて、じゃ席についてくれ』

親父「…ああ、注文は何かあるかい?」

戦士「そうだな…エールを四つ頼む」

親父「あいよ」

女僧侶「………」

戦士「まず俺からだが…スマン!また変なミスをして早々と戦闘を離脱してしまった…!」

女司祭「気にしないでください。誰にでもミスはありますよ」

神女「そうだよ、それに今回だって帰ってこれたじゃない」

僧侶「さようですぞ。これも神のお導き…アーメン」

749 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 18:23:34.73 ID:fBEmqiXQO [27/33]
女僧侶「…なんか…仲良さそうですね…」

親父「…まぁな。だけどあいつらは中堅どまりの冒険者なんだよ」

女僧侶「…え?どうしてですか?」

親父「あれは仲間を信頼するってのとはちょっと違う…」

女僧侶「………」

僧侶「…すまぬな、HPが少なくなってしまって」

女司祭「いいですよ、私達は三人回復系がいるんですから残りの二人がカバーすればよかったんですから…」

戦士「そうだな、今度からそうしよう…」

神女「そうだね…次は7階まで行こう!」
女僧侶「……?」

親父「…あれは心からの信頼とは言えないんだよ、表面的な摩擦を無くしているだけさ。だからあいつらは中堅までしか行けないんだ」

女僧侶「…でも…私にはそうは…」

親父「…まぁ、声をかけるのは止めないが、嬢ちゃんの職業じゃちょっと無理かもな」

女僧侶「だ、ダメ元で行ってきます…!あ、あの…」

751 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 18:25:41.18 ID:fBEmqiXQO [28/33]
くっそぉお!!
改行ミスったぁ!!

ご飯と風呂行ってきます

759 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 18:47:08.52 ID:fBEmqiXQO [29/33]
女僧侶「………」

親父「…まぁ、そうだろうなぁ…」

女僧侶「…はぁ…」

親父「本当の仲間なんてそう簡単には見つからんよ…ほれ」

女僧侶「…これは?」

親父「おごりだ、飲みな。…それとな」

女僧侶「…はい?」

親父「…仲間はすぐには見つからなくても俺ぁ、ずっと此処にいるからな。…相談には乗るぜ?」

女僧侶「…ありがとうございます…」

からん…

親父「はいはい、いらっしゃ……」

762 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 18:49:54.13 ID:fBEmqiXQO [30/33]
『相変わらずしけた店ね…ま、迷宮のドワーフの店なんかよりは多少マシかしらねぇ…あそこ埃っぽいし。…おっさん、エール』

『入っていきなりそれはないだろう?…久しぶりだな、親父殿。私はワインを頼む』

『…乳を頼む』

『畏まりまシタ。ご主人様』

親父「………」

『ちょっと!何固まってんのよ!?早く出してったら!』

『どれだけ気が早いんだ、お前は…』

女僧侶「親父さん?注文が…」

親父「あ…あぁ!」

親父「…ちょっと待ってな!とっておきを用意してあるからよ…!」

764 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 18:52:52.90 ID:fBEmqiXQO [31/33]
『とっておきでもなんでもいいから早くしてよ!?』

『…ん?何処へ行くんだ?』

『山羊の乳を絞りに行って参りマス』

『…絞る?』

『新鮮な乳をお届け致しマス』

『…ならば拙者も行こう』

『あんた胸ならなんだっていいっての!?ほんっとさいてーよ!!』

女僧侶「仲悪そうなパーティーですね…」

親父「仲が悪そう…ははは、まぁ確かにな」

女僧侶「…どうしたんですか?」

767 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 18:59:19.05 ID:fBEmqiXQO [32/33]
親父「ん?いやなにあいつらが……そうだ、嬢ちゃん」

女僧侶「はい?」

親父「仲間を探してるならあのパーティーに話をしてみな」

女僧侶「…あの仲が悪そうなパーティーにですか?」

親父「馬鹿いうな、あいつらは俺が知る限り最高の冒険者だぜ?」

女僧侶「…とてもそうは見えないんですが…」

親父「だよなぁ…ま、ついて行けばわかるさ」

女僧侶「…うーん」

親父「最高のパーティーってヤツがね」

『早く出せって言ってんでしょうが!?客待たせるなんて何考えてんのよ!?早く出さないとぶん殴って…』ズカズカ…

親父「…な?そうだろ?」

女盗賊「はぁ!?」


END

780 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/06(水) 19:04:50.02 ID:fBEmqiXQO [33/33]
補足すると小さな人影がドワーフ
地下9階に行ってからちょっと小話書いて行方不明にしようと思ったけど
※〇〇〇 は力尽きた!※
お疲れ様でした

839 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/07(木) 12:25:14.20 ID:4+YcGMDQO [1/14]
まだあったのか…
じゃあ少しおまけで

840 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/07(木) 12:26:20.54 ID:4+YcGMDQO [2/14]
親父「しかし…今まで何処にいたんだ?」

女盗賊「迷宮に決まってんでしょ?大変だったのよ?…ほんと…はぁ…」

女僧侶「そ、そうなんですか?」

女騎士「…あぁ、9階層はそうでもなかったんだが…」

女盗賊「まぁね。小さいおっさんがいなけりゃ死んでたけど…お代わり」

親父「はいよ」

女僧侶「小さいおっさんですか?」

忍者「…ドワーフだ」

自動人形「地下に住む妖精族の末裔デス」

女僧侶「あ、それなら寺院で学びました。見かけによらず手先が器用で名高い装飾品はすべてドワーフ族の手によるものとか…」

忍者「拙者にとっては地獄でござった…あやつら女でさえ髭が生えるのだぞ?化け物め…おっぱいは筋肉だし」

841 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/07(木) 12:27:29.34 ID:4+YcGMDQO [3/14]
女盗賊「あんたは黙ってなさいよ!まだぐちぐち言ってんの!?」

忍者「…しかしな、拙者にとって女人とは…」

女盗賊「あんたの好みなんか知らないってのよ!!毎回毎回ろくでもないことばっかりして…ほんとにもう…!!」

女騎士「まぁ、とにかくそのドワーフの里を拠点に探索を進めたんだ」

親父「ほぅ…迷宮にもドワーフなんて住んでるのかい?」

女騎士「たまたま掘り当てたらしいがな。ドワーフの坑道は地下深くまで掘られているらしい」

女僧侶「で、でもそれならわざわざお世話にならなくても地上に出られたんじゃないですか?」

女盗賊「遠すぎたのよ!!徒歩で1年ってどんだけ掘ってんのよ!?しかも落盤あったら引き返さないとダメとか言うし…!!」

女僧侶「ご、ごめんなさい…」

女騎士「おい、やめろ。怯えているだろう?」

忍者「…いかにも。どれ、拙者が慰めて…」

女盗賊「あんたは少し自重しなさいよ!?せっかく魔術使える子が入ってくれたのに逃げられでもしたらどーすんの!?」

女騎士「そういう言い方もどうかと思うが…ああ、気にしないでくれ。こいつらはいつもこうなんだ。特に悪気はない」

女僧侶「は、はぁ?」

845 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/07(木) 12:46:25.85 ID:4+YcGMDQO [4/14]
親父「で、探索はどうだったんだよ?」

女盗賊「まったくクソふんどし!!んー…探索ねぇ…」

忍者「………」

女騎士「見たこともないような敵、罠、ギミック…かなり厳しかったな」

女盗賊「それに相変わらず世話妬かすしねぇ、コイツら。女型の悪魔見つけたら尻おっかけ廻すわ、人形は途中で動力切らすわ…はぁ…よく生きて帰ってこれたと思うわ…」

忍者「…拙者が追ったのは尻ではない。おっぱ…」

女盗賊「わかってんのよ!んなことは!ってかね、悪魔が逃げ出すって聞いたことないわよ!?あんた一体……」

親父「…大変だったらしいな…」

女騎士「だからそう言ってるだろう…私にもお代わりをくれ」

親父「ははは、すまねぇな…ちょっとまってな」

846 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/07(木) 12:47:37.30 ID:4+YcGMDQO [5/14]
女僧侶「………」

女騎士「ん?どうした?」

女僧侶「あ…その、話を聞いてると皆さんについて行ける自信が…」

女騎士「心配ない」

女僧侶「でも…私迷宮なんて初めてですし…足手まといにしか…」

女騎士「私達だってまだまだだ。それに誰だって最初は初心者だろう?…困難を乗り越えて人は強くなって行くんだ…仲間と一緒にな」

親父「………」

女騎士「これからよろしく頼む」

女僧侶「!」

親父「はいよ、ワインだ。ふふふ、良かったな、嬢ちゃん?」

女僧侶「は、はい!」

851 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/07(木) 13:31:04.86 ID:4+YcGMDQO [6/14]
親父「ははは、頑張んな。…で、こっちはいつまで続くんだい?」

女盗賊「…でしょ!?今日こそは言わせてもらうけど、あんたあたしらを殺すつもりなの!?だいたいなんでいっつも…」

忍者「…貧乳のくせに…」

自動人形「トップ79㎝、アンダー『うっがぁああ!!』

女盗賊「やめなさいってのよ!?なんでまたそういうことを…今はあたしが話してんでしょうが!…こっち向けバカヤロー!!」

女僧侶「………」

女騎士「さぁな…」

親父「…そ、そうかい。…ま、静か過ぎるよか良いか。ははは!」

852 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/07(木) 13:32:16.43 ID:4+YcGMDQO [7/14]
忍者「………」

自動人形「準備はできまシタ。いつでも出発可能デス」

女盗賊「仕方ないわねぇ…まったく…」

女僧侶「あ…迷宮ですか?」

女盗賊「王宮からのご褒美がね、これだったのよ…はぁ…」

女僧侶「…鍵…ですか?」

忍者「…いかにも」

自動人形「エキストラダンジョンへのキーでございマス」

女盗賊「何が一流の冒険者よ!?何が更なる試練にも打ち勝てるよ!?あいつら一銭もお金出さないでこんな古びた鍵がご褒美って何考えてんの!?」

女騎士「…しかも装備は無しではないと入れないらしい。まったく厄介だな」

女盗賊「ナメてるでしょ!?こっから帰ってきて次に顔合わせるときはぶん殴ってやるから…!!」

女僧侶「………」

女騎士「おい、落ちつけ。…まぁ、いきなりこんな所からですまないが、出来る限りのサポートはする」

女僧侶「は、はい!頑張ります!」

忍者「…では行こう」

853 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/07(木) 13:34:33.14 ID:4+YcGMDQO [8/14]
女盗賊「で、例によって出口は塞がれました、と…」

女騎士「…もはや驚かんな」

忍者「………」

女盗賊「ふざけんなー!!出しなさいよ、コラー!!」ゲシゲシ…

自動人形「オイ、落ち着ケ。壁を蹴っても足を痛めるだけデス」

女盗賊「うぅー!!」

女僧侶「え…あぅ…ど、どどうするんですか!?」

女騎士「ん?それは…進むしかないだろう」

女僧侶「す、進むと言われましても…」

女騎士「安心しろ。私達はこういうことには慣れている。…さて、今回はどうなることやらな…」

女僧侶「な、慣れて…」

855 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/07(木) 13:41:38.11 ID:4+YcGMDQO [9/14]
女騎士「まぁ、毎度のことだ」

女僧侶「…私、ひょっとして入るパーティー間違えたんじゃ…」

女騎士「そう言うな。慣れれば…ん?」

※女騎士 は身体に違和感を覚えた※」

女盗賊「くそぅ…くそぅ…ぅう…」

女騎士「…ちょっと待て」

女盗賊「う?」

忍者「……ぬ?」

女騎士「…ステータスを確認して見ろ…」

女盗賊「ステータス?何よそれ?…どれどれ…」

女僧侶「私はこんな感じですが…」

856 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/07(木) 13:43:13.64 ID:4+YcGMDQO [10/14]
女盗賊  人間‐N‐盗賊 LV‐1
女騎士  人間‐G‐騎士 LV‐1
忍者   人間‐G‐忍者 LV‐1
女僧侶  ホビット‐G‐僧侶 LV‐1
自動人形 魔法人形‐N‐マスコット 動力‐99%

女僧侶「あ、あれ?みんなレベル1…動力?」

自動人形「動力は十分デス。いつでも行けマス」

女盗賊「何…これ…?」

女騎士「レベルが1に戻っているぞ…?」

女盗賊「ちょっと、どーいうことよ!?あたしら四桁目前までレベルアップしてたじゃない!?なんで…なんで1に戻ってんのよ!?」

女騎士「私に聞くな!こ、これは予想外だ…まさかレベルまで戻されるとは…!」

忍者「……ぬ?」

自動人形「何か書いてあるようデスネ」

女盗賊「何よ!?なんて書いてあるのよ!?」

自動人形「エート…」

857 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/07(木) 13:45:35.11 ID:4+YcGMDQO [11/14]
※冒険者の皆様、ようこそエキストラダンジョンへ!※

※迷宮探索、とりあえずお疲れ様です※

※本ダンジョンは迷宮を極めた冒険者のために用意されたダンジョンです※

※下層に眠るまだ見ぬ秘宝、強敵との戦い…※

※まさしくエキストラと呼ぶに相応しい仕掛けを多数取り揃えております※

女騎士「…これは…」

※なお、より緊張感を持って探索していただくため※

※レベルはリセットさせていただきました※

※…では存分にダンジョンをご探索下さい※

自動人形「以上デス」

女僧侶「え…その…これはどういう…?」

忍者「…おそらく初期状態で攻略しろと『ふっざけんじゃないわよー!!』

858 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/07(木) 13:47:24.45 ID:4+YcGMDQO [12/14]
女盗賊「いままでのあたしらの努力はなんだったのよ!?レベル1とか…あぁああ!!もういやぁー!!」

女騎士「…くっ…これは泣ける…うぅ…」

女僧侶「あ、あの…お二人とも…」

忍者「…では行こう」

女盗賊「っだからぁ!なんでそうなるのよ!?あんた…えぅ…ぐす…」

女騎士「……ぅう…」

自動人形「先は長そうデス。気合いを入れていきまショウ」

女盗賊「っぐす…うっさい馬鹿ぁ!!どーやって進めってのよ!?…こ、こんなの…」

女騎士「…私達の…あの苦労は…っぐ…」

女僧侶「えと…あの…何がどう…?」

自動人形「罵倒されまシタ。喧嘩の許可をお願いしマス」

忍者「…ダメだ。先に進まなければならん。…冒険者ゆえに」

自動人形「了解しまシタ。では行きショウ」

女盗賊「もういやだってばぁー!!」

To Be Continued…

859 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/07(木) 13:51:34.48 ID:4+YcGMDQO [13/14]
続きは手元のWIZ系ゲームで!
今度こそ本当にお疲れ様です

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