FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

梓「ぶばばばばばばばばばゆいぜんばぁぁぁぁぁいいいいい!!」

未完
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 04:26:06.13 ID:nslugfB80 [1/49]
こんにちは、平沢唯です。
無事全員の進路が決まり卒業を間近にした私たちですが、相も変わらず部室でお茶です。
澪ちゃんは掃除当番、あずにゃんは遅刻みたいです。
よってやりたい放題です。

律「あーーーこのまま何もしたくないなぁああーーー!!」

唯「そ~~~だねえええ~~~」

紬「おぢゃっwwwおぢゃww俺のwwおぢゃwwwのめwwwwのめwww」

唯「むぎちゃ~ん!今日はカフェオレがいい~~」

紬「ごっwwごめwwwかてwwかてくるwwwwブシュッwww」

グズグズですが、これはこれで楽しいです。

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 04:30:32.12 ID:nslugfB80
唯「むぎちゃん買ってきてくれるって!りっちゃん!!」

律「い~のかぁ~? じゃあ~~私わ~~いろはす~~~」

紬「わがだwwwわがっwww」

ムギちゃんは買出しに行ってくれました。

律「時に唯よおお~~~」

唯「ん~~?」

律「もうウチらも高校卒業かああ~~」

唯「その話何回目ええ~~?」

律「わからん~~」

唯「も~www」

そんな他愛もない話をしているとドアが開きました。
寝転んでいる私たちからはソファーが影になって見えませんが、多分身長からあずにゃんだと思います。

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 04:33:52.82 ID:nslugfB80
唯「ごめんねあずにゃぁぁぁん… すぐにチューニングするからああ~」

律「ゴメンな梓ああ~~… すぐにスティック作るから~」

唯「木彫りい~~?」

律「たりめ~よ~www」

なんて、こんな話してたらあずにゃんは起こってスネるんだろうな。
で、私たちが謝って、一緒におやつ食べて、練習するんだ。
いつものけいおん部。

ですが、今日は何か違いました。
あずにゃんは一言も口を聞いてくれません。
それどころか入り口から一歩も入ってこないのです。

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 04:39:22.12 ID:nslugfB80
唯「あずにゃ~ん?」

私はあずにゃんの足元に転がって行きまし…行こうとしました。
しかし入口の前に立っていたのはあずにゃんではありませんでした。

唯「…」

私はよくその人を見てみました。
背は小さく、足は綺麗、でも太股の辺りのお肉が少しだらしなくなっています。
髪の毛は真っ黒のツインテール。シルエットはどこからどう見てもあずにゃんです。
しかし顔がなんだかとても老けているように見えます。
どう見ても60…下手すれば私のおばあちゃんより年上なような…

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 04:43:25.88 ID:nslugfB80
唯「あの…どちらさまですか…?」

梓?「…」

律「ん~? お客さんか? …よっこらせ」

後ろのジジ臭いりっちゃんの発言に思わずりっちゃんの方を見てみました。セーフでした。
りっちゃんはりっちゃんのままです。

律「な~んだ梓じゃん。何言っちゃってんだよ唯~」

と言ってりっちゃんはもう一度横になりました。
いやいやまってまって。おかしいよ。

唯「りっちゃん… あの~… ちょっとこちらへ…」

律「ん?」

唯「来て頂けないでしょうかぁ…」

律「なんだよ~梓と二人でなに…を…」

律「」

唯「…ね?」

律「ど…どちらさまでしょうか…?」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 04:49:05.99 ID:nslugfB80
梓?「」

唯「あの~…」

律「私たちにも…コスプレまでしてくれるファンの子(?)ができた…とか」

唯「あ…あはは~…それはないよ…」

梓?「」

律「お…お茶でものみます…か?」

梓?「」

唯「なんだか冷静になってきたよ~…」

律「そ…そうだな…冷静に…な…なななな…」

唯「ちょっとりっちゃんどいて…」

唯「あの~…職員室ならあちらになりますが~」

あずにゃんのような人は全く動きません。
ただじっと床を見つめています。いい加減ウ…ウザいです…

唯「あのぉ!用がないならあちらヒイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!」

律「どうしたっ!!唯っ!!」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 04:53:54.13 ID:nslugfB80
唯「やっ…やめてよぉ!!」

いきなりつかまれました。
流石にこれはパニくります…
だってものすごく早かったですし…
ものすごいちからもつよかったですし…
ものすごごごごっごごごごごご

律「唯!落ち着け!」

唯「ああああああうあう~~~(泣」

律「とっ…とりあえずさわちゃんに…」

梓?「ぶばばばばばばばばばゆいぜんばぁぁぁぁぁいいいいい!!」

律「ひいいいいいいいいえええええええええええええええええええええ!!!!」


13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 04:59:05.15 ID:nslugfB80
梓「ゆいぜんばっばゆいぜんばあああああああいいいいいい!!!!」

唯「な…なんですかああぁぁぁ!!(泣」

律「まてっ!一人で逃げるな!唯いいいい!!」

唯「逃げてないよおお!距離をとってるんだよ!!」

律「一緒だ!!一人にするなっ!!密着しててくれ!!」

唯「やあああだああああ(泣 怖い怖い怖いいいい!!(泣」

あずにゃんは変な動きで私の方に向かってきます。
さっきつかまれた時の力は正直計り知れませんでした。
つかまれたら終わります。

唯「こないでえええええ!!」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 05:03:42.27 ID:nslugfB80
ガシッ!!

つかまれました。
あ…だめだ…
この間映画で見たよ~…ゾンビって奴なのかな~…
あ~高校卒業したかったな~
りっちゃん、澪ちゃん、むぎちゃん、あずにゃん…
あっ…あとさわちゃん。

唯「お世話になりました~…」キラキラキラ…

律「このっ…唯から離れろお!!」

バキィ!と激しい音がしました。
恐る恐る目を開けてみると、そこにはのた打ち回るあずにゃんっぽい人と、ポッキリ折れたギー太がありました。

律「唯!にっ…逃げるぞ!!」

唯「あっ…待ってりっちゃん!!痛い~~(泣」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 05:09:00.31 ID:nslugfB80
律「だめだ…学校中老人だらけになってる…」

唯「降りてきたはいいけどまた襲われるのはゴメンだよお…」

唯「ってか多くなってるし…」

律「ここまで広がってるなら…学校中こうなってると考えて行動したほうがいいな」

唯「えっ?そうなの? ってかりっちゃんカッコいい」

律「こないだやってた深夜アニメで同じようなシュチュエーションがあったんだ。」

唯「ヒラコーだねっ!」

律「知ってるなら言うな恥ずかしい」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 05:14:03.91 ID:nslugfB80
律「まあそのアニメでは学校中ゾンビだらけだったってわけだ。」

唯「学校どころか世界中で広がってたよ?」

律「そこまで見てねえんだぞどうしてくれる」

唯「とりあえず安全な場所を探そうよ!」

律「安全な場所…?」

唯「えっとね…扉が頑丈で…出口がどこにあるのかわかってて…」

律「部室…」

唯「あずにゃん(?)がいるじゃんか…」

律「縛っておけば…問題ないんじゃないかな?」

律「だってここはこんなにうじゃうじゃ老人だらけなんだぜ!? 梓(?)一人しかいない部室の方がよっぽど安全だと思うけどな」


23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 05:31:58.13 ID:nslugfB80
唯「でも…」

律「ん?」

唯「りっちゃんあの人おもいっきり殴ったから…きっと怒ってるよ…」

律「あ~…まあ力技でなんとかなるんじゃないか? この数相手にするよりはよっぽどましだろ」

唯「まあそれはそうだと思う…けど……あああああああああ!!!!!」

律「どうしたっ!?」

唯「りっちゃんあの人ぶったときギー太使ったでしょ!! 折れてたよ!?痛そうだったよ!?どうしてくれるの!?」

律「ご…ごめん…あれは緊急時だったし…」

唯「もう!信じられない!!なにもギー太じゃなくても良かったのに!!」

律「そうかっかかっかするなよ… こんな非常…じ?」

こんにちは。平沢唯です。
振り返るとそこには数十人のおじいちゃんおばあちゃんがいました。
みんな学生服を着ていました。
本当に腰が抜けるかと思いました。

律・唯「」

律「…は……」

律「走れええええええええええええええええええええ!!!(泣」

26 名前:おじいちゃんはいないよな、スマソ[] 投稿日:2010/10/07(木) 05:37:24.57 ID:nslugfB80
唯「なになになになになあああにいいい!!!????」

律「唯が大きい声だすからだろうが!! 今は逃げよう!!」

後ろ「ぼべええええあああああああああ!!デコォォオオオオオ!!」

律「デコって私のことかああああああああああああ!!!」

唯「多分ねええええ!!」

律「…」

律「唯…歩いていいぞ~」

唯「…え?」

律「あいつら結構足おそいのな…」

唯「そう…みたいだね」

振り向くと50メートルは離れていました。
よっぽど近づかない限りまたつかまれることはなさそうです。

律「でも…これで部室に戻るのがより困難になったな…」

唯「しょうがないよ… 他に安全な場所をさがそう」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 05:48:09.14 ID:nslugfB80
こんにちは。秋山澪です。
今日は掃除当番だったので、部活には遅刻です。
あいつらはダラダラやってるんだろうな。
梓もなんだかんだ流されやすいしな。
早く終わらせよう。

そんなことを思っていると教室のドアが空きました。

澪(あ、忘れ物かな…?)「ごめん。いま掃除中なんだ。忘れ物?」

なんというかその人の顔は下を向いているせいかよく見えなくて、髪型や背格好から名前が思い出せないくらいの関係の人でした。多分クラスメイト。

澪「ねえ…」

こちらがいくら問いかけても反応を見せません。
からかわれているのでしょうか?
私は箒を置いて、近くまでよってみました。

近づいてみると、変な臭いがしました。
科学の授業で嗅いだことのあるような臭い。確か、ナフタレン。

その臭いは入り口に立っているモブキャラが発しているようでした。

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 05:54:16.55 ID:nslugfB80
澪(なんか…おばあちゃんみたいな臭い…)

そう思いました。でも違いました。それはおばあちゃんの臭いでした。
目の前に立っていたのは、桜高の制服を見にまとった老婆でした。

澪「え…?」

私はあっけに取られました。なんでおばあちゃんが制服を着てるんだろう。

澪「あの…?なにか?」

モブ「」

澪「職員室でしたら…あっちですけど…」

誰もが取るであろう平凡な行動です。
これが一番当たり障りない行動だとおもいました。

澪「あ…あの…」

気味が悪い。早く掃除を終わらせたいのに…
そう思った瞬間背後から叫び声のような、唸り声のような、よくわからない声で。

「あぎやまざああんあああああああ…」

と、
名前を呼ばれました。

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 06:01:22.90 ID:nslugfB80
澪「ひっ!!」

その瞬間一気に鳥肌が足先から首筋まで一気に、同時に寒気を覚えました。
制服を着た見知らぬ老婆に1対1で名前を呼ばれた経験のある人はそうはいないのではないでしょうか?
これ、めちゃくちゃ怖いです。
思わず退いてしまいました。

しかし老婆は両手を伸ばし、私の方に歩み寄ってきます。

私は逃げるようにそこから立ち去りました。

でも
廊下にはもっとうじゃうじゃいました。

「ああああぎやまざああああああああああああああん!!」

「うううううううううえええええええええええええええええいい!!!」

そんな大合唱が聞こえます。


失神するかと思いました。

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 06:07:50.22 ID:nslugfB80
澪「い…」

澪「いやああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

私は全力で走りました。
この老婆たちがいないところ、安全なところを探すべきだったのかもしれませんが…
私にはそんな余裕ありませんでした。

とりあえず逃げました。
どのくらい走ったでしょうか?
外に出ようとしては曲がるたびにいる老婆に圧倒され引き返しの繰り返しでした。

疲れはてて逆に冷静さを取り戻しかけていた私は、老婆の声に混じって聞き覚えのある声を見つけました。

「澪先輩!こっちです!!」



32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 06:13:54.86 ID:nslugfB80
そこには梓がいた。

やった!知り合い、しかも梓に会えるなんて!!

澪「あ…梓あ…」

梓「こっち!早く入ってください!!」

そこは理科準備室でした。
私が入るなり梓は鍵を閉め、ため息をつきました。

梓「先輩…無事だったんですね…よかった…」

澪「ああ…いったいなんなんだアレは!? 何が起こってるんだよ!!」

梓「私にもわかりません。 正常な人に会ったのは澪先輩が最初ですから…」

澪「そうなんだ…」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 06:20:05.83 ID:nslugfB80
梓「澪先輩も何もわからないんですね…」

澪「皆目見当もつかない…」

梓「そうですか… 私はホームルームが終わった後トイレに行って、出たらすでにこうなってました…」

澪「私は掃除当番だった。あとは梓と同じだよ」

梓「もう一体何がなんなんだか…」

澪「とにかく、けいおん部のみんなとは連絡は取れないのか?」

梓「さっきから鳴らしてるんですが… ところで澪先輩、携帯は?」

澪「あ…教室だ」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 06:23:49.37 ID:nslugfB80
梓「唯先輩も…律先輩も、憂も純も通じません…」

澪「ムギは?」

梓「ムギ先輩は…あんなですからね」

澪「そうだな。 今回のことも多分気づいていないんじゃないか?」

梓「多分…」

澪「八方塞がりか…」

梓「どうするべきでしょうか? ここにいて事態が収集するのを待つか」

澪「外に出て解決を図るか」

澪「どう考えても…」

梓「前者ですよね…」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 06:27:05.32 ID:nslugfB80
澪「でもみんなの安否も確かめたいよな…」

梓「では…皆さんの安否を確かめるためだけに外に出ますか?」

澪「いや…軽率な行動は控えたほうがいいな…」

澪「ここは一旦様子を見よう…」

その頃

唯「あずにゃん遅いね~…」

律「澪もな~…」

紬「うばしゃっwwwwうばっwwwwwうめえwwwwww」

こんな感じの時系列

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 06:31:40.01 ID:nslugfB80
澪「それにしても寒いな…」

梓「そりゃ真冬ですからね…授業中でもなければ暖房なんてつけませんよ」

澪「暖房を…」

梓「職員室でしか付けれませんよ?」

澪「くそっ…」

梓「は!?」

澪「え…?」

梓「なんですかさっきのくそっ!って」

澪「いや…暖房がつかないから…」

梓「私のせいですか!?」

澪「だっ誰もそんなこと言ってないだろう!!」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 06:35:32.09 ID:nslugfB80
梓「なんですかその言い方」

梓「私だって寒いんですよ」

梓「なのに暖房がつかないからって私に当り散らして楽しいですか?」

澪「あ…梓…落ち着いて…」

梓「私は落ち着いてます!!!!」ドンッ!

澪「きゃっ… ど…どうしたんだよ梓ぁ…」

梓「ああああああイライラする…クソッ!クソッ!!」ガンガンッ!!

澪(落ち着いてないじゃん…)

梓「さっきから澪先輩滅茶苦茶鬱陶しいです!!どうせ私のこと落ち着いてないとか思ってるんでしょう!!!」

澪(図星だよ…)

梓「なんとか言えよ!!」ガンッ!!

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 06:37:37.88 ID:nslugfB80
梓「ちょっと出てきます!!付いて来ないでくださいね!!」

澪「ちょっ…どこ行くんだよ…」

梓「みんなの様子を見てきます。ってか澪先輩と一緒に居たくないから部室に行きます。」

澪「ま…まって…」

梓「ついてくんなっていってるです!!!」ガラララッ!

澪「…」

澪「行っちゃった…」

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 06:57:46.41 ID:nslugfB80
澪「ひとりになっちゃったな…」

澪「梓…なんであんなにいらついてたんだろう…」

澪「私のせいかな…」

澪「グスッ…」

澪「怖いよ…律…」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

梓「全く!!澪先輩があんな人だとは思わなかったです!!」

梓「あれ…なんか…」

梓「気持ち悪い…」

梓「…」フラフラ



50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 07:04:59.96 ID:nslugfB80
ときは戻ってここらへん!!
唯「ここは安全…?」

律「そうだな…ここでしばらく様子を見よう」

唯「それにしても…」

唯「どうなっちゃったんだろうね…」

律「…」

唯「澪ちゃん…あずにゃん…憂ぃ…」

唯「無事かなぁ…」

律「だーいじょぶだって!!みんななんとかやってるよ!!」

唯「だといいけど…」

律「そうだ!私たちは文明の象徴とも言える神器を持っているではないか!!」

唯「え…?」

律「携帯だよ!携帯電話!!」

唯「私の…部室…」

律「ふんっ!私は肌身離さず…」

律「部室だぁ…」

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 07:08:03.25 ID:nslugfB80
唯「くすっ…」

律「笑うなよ!」

唯「だってぇwww」

唯「いつもどうりだね!私たちは!!」

律「…そうだなっwww」

~~~~~~~~~~~~~~部室~~~~~~~~~~~~~~

梓「ゆいぜんばい…ゆいぜんばああああいぃ!!」

紬「だだっwwwwだだいまああwwwwwwwww」

梓「ゆいぜんば…」

紬「あずwwwあずっwwww」

紬「おぢゃっwwwおぢゃいれだるwwwwwwwwwブシュエオwwwww」


54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 07:13:23.72 ID:nslugfB80
唯「あああああああああああああ!!!」

律「ブフォッ!! 大声出すなっ!またあいつらが寄ってくるだろ!!」

唯「ムギちゃん…」

唯「ムギちゃん忘れてたよ…」

律「あ…」

唯「どっどどどどどどどうしよぉおおお(泣」

律「どうするも何も…ほとぼりが覚めた頃に捜しに行くしか…」

唯「それじゃ遅いよ!! 私襲われたんだよ!? 今頃ムギちゃんも…」

律「落ち着け唯… ムギがあんな奴らに負けると思うか?」

律「あいつの怪力を忘れたわけじゃないだろ」

唯「そ…それはそうだけど…」

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 07:18:07.88 ID:nslugfB80
律「ムギなら大丈夫だ。 断言できる」

唯「そりゃこの間ムギちゃんがコンクリートブロック食べてるの見たけどさ! 心配じゃん!」

律「だから大丈夫だって。 ムギのこと信じてないのか?」

唯「信じてるとかそういう問題じゃない!!わたしゃ探しに行くからねっ!!」

律「おっおい!唯!!」

唯「ひっ!!」バシッ!

りっちゃんの手を振りほどきました。
さっき、あずにゃんっぽい人につかまれたのを思い出して、怖くなりました。

律「ご…ごめん…」

律「でもさ…きっとムギが無事なら私たちを探してきてくれるよ。それまで待とうよ」

唯「…そうだね」

私も思い出したら怖くなってしまいました。

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 07:24:18.61 ID:nslugfB80
そうこうしているうちに夜になってしまいました。
りっちゃんは疲れはてたのか寝てしまいました。
私は澪ちゃんやあずにゃんのことが心配で眠れませんでした。

律「…ん……」

律「澪……」

寝言です。なんだかんだ言って一番仲間思いなりっちゃんのことです。きっと私以上に心配してるのでしょう。
私も、机に伏せて目をとじていることにしました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

澪「…」

澪「梓…帰ってこないな…電話もでないし…」

澪「みんな…」

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 08:10:56.07 ID:nslugfB80
唯「りっちゃん起きて…」

律「ん~…あと5年…」

唯「りっちゃぁぁん…」

こんな状況だというのにりっちゃんはなかなか起きてくれません。

唯「ぎゃぼおおおええええ!!りっぢゃん!!りっぢゃああああん!!」

律「ん…?何やってんだ?唯…?」

唯「あ…」




律「りっぢゃん!!りっぢゃあああん!!」

唯「やめて!!」

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 08:17:15.20 ID:nslugfB80
律「一日経っても何も変わらない…か」

唯「さすがにおかしいよね」

律「だよな…流石に一日経てば警察も動いて、鎮静してると思ったんだけど…」

唯「と…言うことは…」

律「学校の外もこうなってる可能性が高い…って事だな」

唯「…」

律「みんなを探そう。そしてここから出よう」

律「外もこうなっている限りはここに何時までもいたら逆に危ない」

律「逃げ道はどんどんなくなっていくぞ…」

唯「でも…どうやってみんなを探すの?」

律「あいつら、走れなかっただろ?」

律「撒くのは簡単…ってこった」

唯「うん…」

律「強行突破しか無いと思う」

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 08:22:39.38 ID:nslugfB80
唯「やっぱり…そうだよね…」

律「怖いか?」

唯「…うん」

律「…残念だけど…耐えてもらうしか無い…」

唯「…うん。大丈夫」

律「よし…行こう」

唯「……うん。」



67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 08:27:52.48 ID:nslugfB80
唯「ハァッ…ハァッ…」

律「もう少しだ!頑張れ唯!!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

律「いいか?まずムギなんだけど、まだ音楽室にいる可能性が高い。」

唯「どうして?」

律「私たちがお使いを頼んだ後すぐ居なくなっただろ?」

律「ムギのことだからちゃんと飲み物買って部室に帰ってるだろうな」

唯「うん」

律「でもムギは私たちが言わないと帰ろうともしないだろ? 下校時間とかわかんないだろ」

唯「確かに…そうだね」

律「だからこのドアを開けたら、とりあえず音楽室までダッシュだ。 ムギを連れて行く」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

律(よし。撒けるっ!)

律(しかしこいつら…昨日よりさらに老け込んでいるようにみえるけど…)

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 08:33:37.58 ID:nslugfB80
唯(この人達…昨日よりもっと老けてる…)

律「着いた…」

律「唯!鍵を閉めてくれ!!」

ガチャッ

唯「ぜぇ…ぜぇ…」

唯「ムギちゃん…お待たせ…」

部室には椅子に座って寝てるムギちゃんと…アンプに座ってヘッドバンキングをしているあずにゃんみたいな人がいました。

唯「あずにゃん…」

梓「ゆいぜんばいいいああいあいいあいあ!!!」

唯「きゃあああああああああああああ!!!」

律「このっ!!」

りっちゃんが椅子でぶちました。
あずにゃんみたいな人はのたうちまわってます。

ムギ「ゆっwwゆいぃぃwwwwwりづうううwwwww」

律「起きたか!ムギ!! 梓を縛るんだ!!!」

ムギ「あっあずっっざwwwwwじばるwwwwゆめだっだのぉぉwwwww」

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 08:37:06.53 ID:nslugfB80
唯「この格好は…どうみてもあずにゃんだよね…」

律「その話なんだけど…」

律「此処に来るまでの道程で、クラスメイトの格好したババアどもを何人も見た…」

律「唯っ…認めたくない気持ちはわかるけどっ…こいつはっ!!」

唯「やめて!!」

唯「あずにゃんじゃ…ないよ」

唯「あずにゃんみたいな格好はしてるけど…あずにゃんじゃないよ…」

紬「うばっwwwwww」(何言ってるのかしら…どう見ても梓ちゃんよね…)

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 08:40:53.59 ID:nslugfB80
律「…」

律(そうだよな…唯は梓のこと一番可愛がってたもんな…)

律(私は…薄情者なのかなぁ…)

律「唯…悪かったよ…」

唯「…」

律「でもムギとは合流できたし、携帯もあった」

唯「…」

律「着信履歴がすごい数になってるな…家族からも入ってるってことはやっぱり、外でも同じようなことになってるんだな」

唯「…」

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 08:46:33.63 ID:nslugfB80
唯「…」

律「親は出ないよ…電話…」

唯「あずにゃん…」

律「唯!!」

唯「ッ!」ビクッ!

律「澪を探しに行こう 何時までもここにいてもしゃーない」

唯「あずにゃんは…?」

唯「なんであずにゃんは…探さないの?」

律(やべっ!)「いや…梓はなんだかんだしっかりものだから… 澪は…ほら…」

唯「わかってるよ…この人があずにゃんだって言いたいんだよね…」

律「…」

唯「この人はあずにゃんじゃないよ」



76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 08:51:54.70 ID:nslugfB80
認めたくありませんでした。
これがあずにゃんだなんて認めたくありませんでした。

律「わかってる。梓と澪を探しに行こう な?」

わかってない。
りっちゃんはこの人があずにゃんだって決めつけてる。

律「もしもし!澪!? よかった!! 今どこにいるんだよ!!」

律「うん! うん! わかった!! すぐに行く!!」

澪ちゃん無事だったんだね。よかった。
でもあずにゃんは?あずにゃんはどうしてるの?

律「唯! 澪が無事だったぞ!!」

唯「あずにゃんは?」

唯「あずにゃんには電話しないの?」

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 08:56:41.38 ID:nslugfB80
律「唯…」

唯「あずにゃんの無事も確かめないと」

律「…」

唯「あずにゃんにも電話してよ!早く!!」

律「…わかった」

律「そのかわりどんな結果になっても…」

律「澪を連れてここから脱出するってことを忘れないでくれ」

唯「わかってるよ」

りっちゃんはなかなか電話を掛けたがりません。
一刻も早くあずにゃんの無事を確かめないといけないのに。

唯「もう!りっちゃん遅い!」

そう言って私はりっちゃんの携帯を奪い、コールボタンを押しました。

唯「ね?あずにゃんじゃないでしょ?この人は…」

その瞬間聞き覚えのあるメロディーが、私たちのいるこの部室で鳴り響きました。

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 08:59:23.14 ID:nslugfB80
~~~~~♪

律「クッ…」

唯「…え?」

それは、あずにゃんの着メロでした。
私の中で何かが崩れ去りました。

りっちゃんは下を向いたまま微動だにしません。

あの人は、あずにゃんでした。

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/07(木) 09:00:37.48 ID:nslugfB80 [49/49]
すいません寝ます

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。