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佐天「ようこそ、喫茶サテンへ!」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 21:34:47.15 ID:LHN0DpDx0
ここは喫茶サテン。通称、佐天さんの喫茶店。
惹いたコーヒーの香りが漂ってモダンな雰囲気のお店……のつもりなんだけどまだまだかなぁ。
とにかく大人な落ち着いた喫茶店を目指してまだまだ勉強中だけど今はお客さん一人一人を大切に細々と

やらせてもらっている。

さて、今日のお客さんは…


カランカラーン

佐天「いらっしゃいませ。ようこそ、喫茶サテンへ」

一方通行「よォ……とりあえず珈琲」

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 21:36:29.13 ID:LHN0DpDx0
佐天「かしこまりました。いつも通りブラックですよね?」

一方通行「あァ……」

佐天「いやぁ、それにしてもいつもいつもごひいきにして貰っちゃって。うちの珈琲の売り上げの半分は

一方通行さんのおかげみたいなものですね。」

一方通行「あァ……」

佐天「…あのぉ、どおかしたんですか?普段から元気には見えませんけど今日は輪をかけて元気ないです

よ?」

一方通行「あァ……」

佐天「……」


4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 21:39:04.20 ID:LHN0DpDx0
佐天「そう言えば今日は打ち止めちゃん一緒じゃないんですか?」

一方通行「っ!」ピクッ

佐天「(ん?)いつもなら一緒に来ますよね?」

一方通行「あっ…ン、いやあいつは今日は用事があるとかで…超電磁砲のとこにだなァ……」

佐天「え?御坂さん今日は旦那さんと出かけるって言ってましたよ。」

一方通行「あンっ!?いやっ違っ…違ったかァ、あいつは今日はだなァ……」

佐天「…もしかして…ケンカでもしました?」

一方通行「………」

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 21:43:32.21 ID:LHN0DpDx0
一方通行「俺ァよ…ただプリンを食べちまっただけなんだよ……それなのにスゲェ怒っちまってよォ…」

一方通行「なだめようと思って新しいの買ってやるとか言ったんだがなァ…『黙れ』の一辺倒で…」

一方通行「強制的にネットワークから遮断されてよォ…言い訳もできねェわどうしようもねェわ…」

一方通行「挙句まともに動けねェ俺に殴る蹴るの暴行加えてどっか行っちまったンだよ……今朝の出来事だァ」

佐天(うわぁ…)

:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 21:50:39.72 ID:LHN0DpDx0
一方通行「それで、さっき何とかMNWも復帰してなァ…」

佐天「散々でしたね…」

一方通行「俺はもともと体丈夫じゃねェからなァ。あいつの蹴りでも結構キツくてよォ…」

一方通行「まァ、今思えばいい訳ばっかで真っ先に謝らなかった俺が悪かったンだがなァ」

佐天「ほぉ、なんだか丸くなりましたね。最初会ったころとはえらい違いです。」


10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 21:55:41.56 ID:LHN0DpDx0
一方通行「丸くか…確かにそうかもしれねェなァ」

一方通行「まさか、天下の第一位様がガキ一人に振り回されるよォになるとはなァ」

佐天「ガキって、打ち止めちゃんももう高校生じゃないですか」

一方通行「高校生なンてのァまだまだガキなんだよ」

佐天(ストライクゾーンが広がっている…だと…?)

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 21:59:41.62 ID:LHN0DpDx0
佐天「まぁ謝るつもりがあるならすぐ仲直りできますよ」

一方通行「そンなもンかァ?」

佐天「そんなもんです。その代りあったら真っ先に謝るんですよ?はい、注文のコーヒーです」

一方通行「そういや頼んだンだったなァ、珈琲のことすっかり忘れてたぜェ」

佐天「注文忘れちゃうくらいマスターとの会話が楽しめるのがうちのお店の売りですから!」

一方通行「喫茶店としてそれァどうなンだ?」

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 22:04:58.57 ID:LHN0DpDx0
佐天「ははは…痛いとこ突っ込んできますね。さすがレベル5」

一方通行「レベルは関係ねェだろ。」

佐天「あはは…どうせ私は無能力者ですから…」

一方通行「あっ、悪ィ…」

佐天「なぁーんてっ!昔の私なら卑屈になってるところです、女の子にはもっと気を使わないと駄目ですよ?」

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 22:08:24.38 ID:LHN0DpDx0
佐天「さすがに結局無能力者のまま学校卒業しちゃった時は凹みましたけどね」

佐天「このお店初めていろいろな人と出会って、いつのまにかレベルなんてどうでもよくなっちゃいました」

一方通行「そうかよ」フッ

佐天「あっ!今笑いましたね!結構な付き合いですけど『ニコッ』って感じの笑いは始めてみましたよ!!『ニカァッ』って笑いはしょっちゅうしてますけど!!」

一方通行「ばっ!笑ってねェよ!!つーか普段も『ニカァッ』なンて笑ってねェ!!」


19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 22:11:54.69 ID:LHN0DpDx0
佐天「ふふふ、でもたまに…ほんとにたま~にですけどやっぱり能力に憧れることはあるんですよ?」

佐天「私が学園都市第一位だったらなぁ~とか…想像もできませんけどね」

一方通行「…第一位がそンなにいいもんかァ?そンなになりてェかァ?」

佐天「はぁ~、だから一方通行さんは実際第一位って立場にいるからそんなこと…」

一方通行「じゃァもしお前がレベル5のベクトル変換使えたら嬉しいかァ?」


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 22:15:17.90 ID:LHN0DpDx0
佐天「そりゃぁ嬉しいですよ!」

一方通行「で?ベクトル操作でなにするンだァ?」

佐天「え?何ってそりゃぁ……」

一方通行「………」

佐天「う、初春をこう…ブワーッ!ビューンッゴキゴキッ!!と」

一方通行「お前…花女泣くぞ」

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 22:19:40.74 ID:LHN0DpDx0
佐天「いざとなるとやりたいことって結構思いつかないもんですねぇ」

一方通行「まァ俺もほとンど戦うことにしか使ってなかったからなァ」

佐天「でも、実際能力持ってたらきっと何か使い道が…」

一方通行「俺ァよ…」

佐天「?」

カランカランッ

一方通行「学園最強のレベル5なンかより、美味い珈琲淹れられるほうがよっぽどスゲェと思うぜェ?」

佐天「え?」

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 22:22:55.71 ID:LHN0DpDx0
一方通行「学園最強なンて言われて俺ァ周りに誰も近づかないような生活送ってた」

一方通行「デカイ力ってのはそういうもンだ、思ってなくても周りを恐怖させちまう」

一方通行「打ち止めと出会わなかったら俺は今でもそうだったかもしれねェ…」

一方通行「あいつにはかなり感謝してるンだ、こっ恥ずかしくてそンなこと言えねえけどなァ」

一方通行「でも美味い珈琲ってのは人を惹きつけるだろ、少なくとも俺ァこの店好きだがなァ…」

28 :短いからもうすぐ終わりだ:2010/03/12(金) 22:25:10.68 ID:LHN0DpDx0
佐天「なかなか嬉しいこといってくれるじゃないですか」

一方通行「はっ、ガラにもねェこと言っちまったなァ」

一方通行「まァなンだ…ここの珈琲の美味さは認めてやるよってこった」

佐天「お世辞いたってお代はまけませんよ?」

打ち止め「お世辞じゃないよ、ってミサカはミサカはいきなり会話に割って入ってみる」

一方通行「あン!?なン…おまっあァ!?」

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 22:28:28.31 ID:LHN0DpDx0
佐天「やっほー、打ち止めちゃん」

打ち止め「佐天お姉ちゃんこんにちは、ってミサカはミサカは親しい中にも礼儀をもって挨拶してみる!」

一方通行「普通に挨拶してンじゃねェ!!お前いつからそこに居やがった!?」

打ち止め「『学園最強のレベル5なンかより、美味い珈琲淹れられるほうがよっぽどスゲェと思うぜェ?』から、ってミサカはミサカは懇親のモノマネを披露してみる」

佐天「おぉ、似てる」

打ち止め「恥ずかしい台詞を吐くアナタに対して笑いを答えるのは大変だった!ってミサカはミサカは思い出し笑いを必死にこらえながら言ってみる」

一方通行「殺してくれ…俺をこのまま殺してくれ…」

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 22:31:49.14 ID:LHN0DpDx0
打ち止め「でも」

一方通行「?」

打ち止め「私に感謝してるってところは素直に嬉しかったし、私もアナタには今でもすごく感謝してるんだよ、ってどさくさにまぎれて普段恥ずかしくて言えない感謝の気持ちを伝えてみる」

一方通行「打ち止めェ……」

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 22:36:28.47 ID:LHN0DpDx0
佐天「いやぁ、なんというか御馳走さまです」

打ち止め「お姉ちゃん恥ずかしいからあんまりそういうこと言わないで欲しいかも、ってミサカはミサカは真っ赤になった顔を手で必死に隠してみる」

佐天「ところで一方通行さん、打ち止めちゃんに何か言うことあったんじゃないですか?」

一方通行「あァ…打ち止め…えっと、なンだァ……プリン食っちまって悪かったなァ」

打ち止め「仕方ない許してやろう!ってミサカはミサカは胸を張って偉そうにしながら言っている」

佐天「一件落着ですね」


35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 22:39:41.77 ID:LHN0DpDx0
一方通行「それじゃァ、プリン買いに行くとするかァ」

佐天「おっ、さっそく行くんですか?打ち止めちゃんにホットケーキでも頼んでもっとうちの売り上げに貢献してくださいよぉ~」

一方通行「また今度なァ。俺が食っちまったプリン限定品らしくてなァ、早くいかねェとなくなっちまうんだァ」

一方通行「まァまた珈琲飲みにくるからよォ」

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 22:41:07.12 ID:LHN0DpDx0
打ち止め「あの人は本当にここの珈琲が大好きなんだよ、ってミサカはミサカはあの人の代わりにお姉ちゃんに伝えてみる」

佐天「さっきも『認めてやる』なんて言ってたけど、ただ珈琲が好きなだけじゃないの?」

打ち止め「あの人の珈琲へのこだわりを舐めちゃいけないよ、ってミサカはミサカは呆れたように言ってみる」

打ち止め「普段はどんな珈琲でも1ヵ月もたないあの人が1年以上も通い続けるんだから自信を持つべき、ってミサカはミサカは少し焼きもちを焼いてみる」

佐天「ふふっ、今度淹れ方教えてあげようか?」

打ち止め「本当!?ってミサカはミサカはあの人に美味しい珈琲を入れてあげるところを想像してみる!」


38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 22:42:55.11 ID:LHN0DpDx0
一方通行「なにしてンだァ!?置いてくぞォ!?」

打ち止め「あっ、行かないと…それじゃぁお姉ちゃん約束だよ!ってミサカはミサカは何度も何度も念を押してみる」

佐天「うん、女の約束。またのおこしをー」


ナニハナシテタンダァ?
オンナノヤクソクッテミサカハミサカハヒミツニシテミル
ナンダァ、ソリャ・・・


ここは喫茶サテン。通称、佐天さんの喫茶店。
惹いたコーヒーの香りが漂ってモダンな雰囲気のお店……のつもりなんだけどまだまだかなぁ。
とにかく大人な落ち着いた喫茶店を目指してまだまだ勉強中だけど今はお客さん一人一人を大切に細々とやらせてもらっている。

次のお客さんがくるまでしばしおやすみ



おわり


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