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憂「もう脱ぐしかない…!」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:03:34.71 ID:XZ5RbiJB0 [1/25]
~~~

唯「ひとり一芸披露するんだよ!」

憂「ええっ!…ん~…」

憂「一芸って、何をすれば……」

唯「…あれ?真面目に考えてる?」

憂「…でも!なにか考えておくね!」

唯「う…ん」

唯「あ!プレゼント買いに行かなきゃ!」

―――――
―――


2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:06:53.01 ID:XZ5RbiJB0
 翌日。

ペラ

憂「料理はこれでいいかな」パタン

憂「…あとは、芸かぁ……」

憂「うーん」

憂「芸、芸…腹話術とか?」

憂「でも難しいよね…」

憂「特技もこれといってないしなー」

憂「どうしよう……」

憂「うーん」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:10:10.21 ID:XZ5RbiJB0
 さらに翌日。

憂「…お姉ちゃんは何の芸するの?」

唯「えっ?」

唯(まだ真剣に考えてる…)

唯「うい、別にそんなに真剣に…」

憂「ん?」

唯「うっ!」

唯(ダメだ…この純粋な瞳を汚すわけにはいかないよ…)

唯「ま、まだ決めてないよ」

憂「そっかぁ、わたしはどうしようかなぁ」

憂(芸かー…)

唯「…」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:14:40.58 ID:XZ5RbiJB0
 また翌日。

憂「芸、芸、げい…」ブツブツ

唯「う、うい大丈夫…?」

憂「ごめんね、今考えてるから…」

唯「う、うん」

憂「芸…ああ、浮かばないよー!」

唯「うい、そんなに…」

憂「待って!もう少しでなにか思いつくから…ううんと…」

唯「憂…」

唯(そうだった…憂はとことん真面目な子だったんだ…)

憂「芸…芸…芸…ゲイ…ゲオ…ゲマ…」

唯「う、憂しっかり!」

憂「うう~~…外井…」

唯(ごめんね…うい…)グスッ

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:21:25.52 ID:XZ5RbiJB0
 そのまた翌日。

憂「ゲーイ……」

唯(今日は憂、『げい』としかしゃべってないよ…)

憂「GEI藝ゲイ鯨GAY芸げいgei猊GEO…」

唯「憂、もういいから…」ギュ

憂「お姉ちゃん…」

憂「ごめんねダメな妹で…パーティー明後日なのに…」

唯「もういいよ、そんなに大事なことじゃないから」

憂「…ありがとお姉ちゃん。でもお姉ちゃんに恥をかかせるわけにはいかないよ」

唯(このままじゃ憂が…)

唯「う、憂!実は冗談だよ!芸なんてしなくて平気!」

唯(お願いこれで諦めて!)

憂「…ダメだよ、うそだって分かるもん」

唯「うい…」

唯(わたしのせいで…)

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:24:48.51 ID:XZ5RbiJB0
 パーティー前日。

憂「あははははははh」

唯「憂!しっかり」ギュッ

憂「うえええい!」

憂「ゲーイ!ゲーイ!ゲーイ!」

唯「もういいよ、もういいいから…」

憂「うう~~~~~!」

唯「ごめんねういぃ…」ポロポロ

憂「ウイイイイイイ!」ビッ

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:27:37.68 ID:XZ5RbiJB0
――
―――

ピンポーン

「おじゃましまーす!」

憂「あ、みなさん来たみたいだよ」

唯「うん…」

憂「迎えに言ってくるね」

唯「……」

唯(憂、昨日がうそのようにいつも通りだけど…)

唯(大丈夫かな…)

「どうぞー!」

「パーティーだああ!」ダダダ

唯「…ふふ、まあいっか」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:31:30.41 ID:XZ5RbiJB0
律「おおっ!なんだこのご馳走はっ!!」

唯「えへへ~すごいでしょ?」

紬「唯ちゃんが作ったの!?」

唯「えっへん!」

律「ウソつくなよーどうせ憂ちゃんが作ったんだろ?」

唯「失礼な!わたしだってこのケーキ…」

律澪紬「おおっ!」

唯「の上に苺を乗せました!」

澪「結局憂ちゃんか」

憂「そんな!お姉ちゃんも頑張ってくれました!」

唯「うい~…」

憂「えへへ」

律「ほんと仲いいな」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:34:41.70 ID:XZ5RbiJB0
「いただきまーす!」

律「うおおーうめーぞー!」バクバク

澪「おい下品だぞ」

憂「ふふ、よかったです」

紬「ほんとにおいしいわぁ」

澪「ああ、確かにおいしい」

憂「そ、そんな…」テレテレ

紬「憂ちゃん!うち来ない!?」

唯「むっ!ダメだよあげないよ!」

紬「残念…」

憂「お姉ちゃん…」

唯「うい……」

律「おーい、帰って来い」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:37:57.81 ID:XZ5RbiJB0


律「じゃあ和も来たことだし、そろそろ…」

唯「!」

唯(まさか、一芸披露…?)

律「プレゼント交換だ!」

紬「おおー!」パチパチ

唯「よかった…」

澪「?なにがだ?」

唯「えっう、ううん!なんでも!」

澪「?」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:46:10.78 ID:XZ5RbiJB0


憂「手袋なくなっちゃったっていってたから…」
唯「マフラーないっていってたから…」

澪「…」

律「お互いのが当たらなかったらどうしたんだー?」

唯憂「えへへ」

紬「いい姉妹ね~」


律「…よし!じゃあ次のあれ、行くか!」

澪「なにかするのか?」

律「おいおーい、事前に言っておいただろ」

律「…一発芸大会だっ!」

憂「!」ピクッ

紬「おおー!」パチパチ

唯(あわわわわ…)

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:53:33.37 ID:XZ5RbiJB0
律「じゃあ誰から行くか~」

澪「お、おいわたしなにも準備してないぞ!」

さわ子「じゃあコスプレでいいじゃない!」

律「さわちゃんいつの間に!?」

さわ子「わたしだけ仲間はずれなんてひどいじゃなーい!」

澪「コ、コスプレなんて…」



律「…いいかー?」

「ま、まって…」

律「ほら、出て来い!」

「わわわっ!」

澪「うぅ…」

さわ子「あら、かわいいじゃない」

澪「も、もうムリっ!」ピャッ

紬「おつかれさまー」パチパチ

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 20:57:30.11 ID:XZ5RbiJB0
律「さーて、次は…」

律「唯はどうだ?」

唯「へっ?」

律「唯なにかやってくれー」

唯「わ、わたしはあとでいいよ!」

律「なにー?じゃあ…」

唯(ムギちゃんお願いムギちゃんおねがい!)

律「ムギ!」

唯(よかった…)

紬「はいっ!」ビシッ



紬「じゃあいきま~す」

律「おおー」

紬「マンボウのマネー!」プクプク

律澪さわ子「……」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 21:01:52.78 ID:XZ5RbiJB0
紬「」プクプク

紬「…マンボウのマネでしたー」

律「お、おおー!」

澪「うん」パチパチ


律「…さて、お次は…」

唯「…」ドキドキ

律「…憂ちゃん!出来る?」

憂「!」

唯「ひっ!」

律「なんだ?どうかしたかー?」

唯「う、ううん」

唯(うい…大丈夫かな…)チラッ

憂「…」

律「憂ちゃん?」

憂「」スクッ

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 21:04:52.89 ID:XZ5RbiJB0
律澪「?」

憂「では…行きます…」

唯(うい…なにか用意してあるのかな?)

憂「…」

唯「…」ドキドキ

憂「…」

律「…?」

憂「…」

澪「?」

唯(う、憂?どうしたんだろ…)

憂「…」

律「憂ちゃん別に準備してないなら…」

憂「待ってください」ジロリ

律「は、はい」

憂「…」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 21:08:18.53 ID:XZ5RbiJB0
―10分後。

憂「…」

律澪「…」

紬「」ワクワク

さわ子「zzz…」

唯(あわわ…憂きっとなにも用意してないんだよー…)

憂「…」

唯(わたしが助けてあげなきゃ!)

唯「…じゃかじゃかじゃっじゃ…」

唯(エアギターだよ!)

憂「お姉ちゃん静かに」

唯「はい…」

唯(なんてダメな姉なんだ…)

憂「…」

律澪(空気が重い…)

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 21:12:44.26 ID:XZ5RbiJB0
 ―1時間後。

憂「…」

憂「…うぅ…」

律澪(やっとか…?)

唯(憂、一体何をする気…?)

憂「ううぅ~~!」

唯「う、ういっ!?大丈夫!?」

憂「うわあぁぁんごめんなさあぁいいぃ!」ポロポロ

唯「憂、泣かないで!」

憂「わぁぁぁん…なにもできないよーー!」

唯「いいんだよ、大丈夫だよ」ギュ

憂「お姉ちゃんごめんなさいいい!」

唯「よしよし」

律澪(よかった終わった…)

唯(うい、泣いちゃったけどこれでよかったかな)

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 21:16:22.33 ID:XZ5RbiJB0
憂「うっ、ううっ…」グスグス

唯「平気だよ」ナデナデ

憂「…うん……」

紬「残念…」



憂「お姉ちゃん、もう平気だから…」

唯「ほんと?」

憂「うん、ありがとね」

唯「ううん」

憂「……わたし、ちゃんとやるから」

唯「えっ?」

憂「お姉ちゃんの為にも、なにかやってみせるよ」

唯「もういいよ!わたしはなにもしなくても…」

憂「ううん、これはわたしのけじめだよ…じゃあ、行ってくるね」タタッ

唯「ま、待ってういーっ!」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 21:22:49.67 ID:XZ5RbiJB0
ガチャ!

憂「みなさん!」

律「あ、憂ちゃんもう平気か?」

憂「はい、あの、わたししっかりやるので…見てもらえますか?」

澪「え?なにするの?」

憂「みなさんをあっと言わせる芸を披露してみせます!」

紬「おおー!」

律(またあの空気になるのか…)

澪(でも憂ちゃんが頑張ろうとしてるんだもんな)

律「わかった、じゃあお願い」

憂「はいっ!」

紬「」パチパチ

憂「では…行きます…」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 21:28:51.15 ID:XZ5RbiJB0
憂「…」

憂(ここで決めなきゃ…お姉ちゃんの居場所がなくなっちゃう)

憂(わたしはどうなってもいい…お姉ちゃんが不幸にならなければ…)

憂(ここが勝負どころ…平沢憂一世一代の大勝負!)

憂(身を尽くす覚悟で望むよ!)

憂「よし!行きまーーす!!」


憂「裸踊りですーーーー!!」ヌギヌギ


律澪「!!?」

紬「まぁ!」

憂(体面なんてかなぐりすてるのよ憂!)ヌギヌギ

バタン!

唯「憂!まってえええ!」

憂「!!!」

憂「お姉ちゃん!?」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 21:33:54.52 ID:XZ5RbiJB0
唯「ういっ!もういいのっ!」ギュウ

憂「っ!だめ!だめだよお姉ちゃん!」

憂「お姉ちゃんに止められたってわたしは脱ぐよ!」

パシッ

唯「あっ…」

憂「ごめんね…」

ヌギヌギ

憂(あとは下着だけ…)

律「…」

澪「…」

紬「がんばれー憂ちゃん!」

唯「……だっ」

憂「よいしょ、よいしょ」


唯「だめえええええええ!!」



34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 21:37:26.73 ID:XZ5RbiJB0
律「うわっ!」

憂「お姉ちゃん?」

唯「だめ!脱いじゃだめえ!」

憂「や、だめだよ!ここで脱がなかったら平沢家は終焉を迎え…」

唯「いいの!憂は脱いじゃダメ!」

憂「っ!お姉ちゃん許してっ!」ドンッ

唯「うわっ」バタン

澪(止めたほうがいいのかな…)

憂「脱がなきゃ…脱がなきゃ…」ブツブツ

唯「いっいやあああああ!」

澪「わっ」

唯「憂の裸はわたしのものなのーーーー!!!」

憂「!」

憂「お、お姉ちゃん…」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 21:42:46.73 ID:XZ5RbiJB0
唯「だれにも見せちゃダメなのーーー!」

憂「お、お姉ちゃんっ!」ダキッ

唯「憂…もうだめだからね…」

憂「うん、うん…ごめんなさい……」

唯「ふふ…」ナデナデ

憂「ううっ…」グスッ

唯「よしよし」



律「…わたしたちはどうすればいいんだろうな」

澪「ああ…」

紬「いい姉妹だわぁ…」ホロリ


唯「…ねぇ憂、ベッド行こっか」

憂「…うん、やさしく…してね?」

唯「えへへ、もちろんだよ……」…パタン

                       なんかしらんけどおわり。

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 21:58:42.54 ID:XZ5RbiJB0
「もう脱ぐしかない…」

昼間の明るさも暗く怪しい喧騒に飲まれ、別の顔をもつ夜になった街。

わたしはぽつりと人気のない道路を照らす電柱の下に立っていた。

そこに張ってあるのは、いわゆる風俗のポスター。

しかし内容は男性向けではなくて、体を売る女性を求めるものだ。

「ここに電話すれば…」

わたしも自分の体を稼ぎに使うことになる。

仕方ない。なぜなら今平沢家は一家の財産ともいえるアイスが尽き、壊滅の危機に貧している。

お姉ちゃんがアイスを食べられない。こんなことあってはならない。

しかし今月の両親からの仕送りはもう捻出のしようがなく、わたしは最後の策に出た。

体を売れば手っ取り早くお金が集まるだろう。

お姉ちゃんの喜ぶ顔が目に浮かぶ。それを思えば決して苦ではなかった。

「…ふぅ」

わたしは携帯を開き、そこに書いてある番号をゆっくり打ち込んだ。

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 22:00:25.36 ID:XZ5RbiJB0 [25/25]
なんか被ってたからやめるね

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