FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

上条「白井が可愛すぎて十一次元がヤバイ」浜面「絹旗が可愛すぎて空気吸うのが辛い」

未完
1 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/08/06(金) 22:13:25.62 ID:DMbRPB.o [1/27]
上条「窒素っすか」

浜面「窒素っす」

2 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/08/06(金) 22:16:29.40 ID:DMbRPB.o [2/27]
上条「浜面ってさー、絹旗と普段どこ行ってんの。デートとか」

浜面「あぁ? なんでそんな事聞くんだよ」

上条「いや、デート先の参考に」

浜面「……上条サン」

上条「なんすか」

浜面「絹旗に映画館以外の選択肢があるとでも思ってんのかテメェェエエエエ!!」

上条「いいじゃねえか! 映画行っとけよ! 俺も今度誘ってみるから!」

浜面「だってよぉ……アイツ、タイトルからしてセンスが激しいのばっかりチョイスしてくんだぜ?」

上条「例えば?」

浜面「女子高生チェーンソー」

上条「うわぁ……モロC級映画の臭いがするぜ……」

5 名前:業務連絡[] 投稿日:2010/08/06(金) 22:26:19.74 ID:DMbRPB.o
上黒と浜絹っぽいスレの続きっぽいスレ

・前スレ
白井「デートしましょう」上条「……はい?」(578から浜絹
ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1270036015/

※浜絹はもしかしたら18禁になるかも。↑の後半も

8 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/06(金) 22:36:39.10 ID:DMbRPB.o
浜面「つーか何? なんで俺ら男二人inファミレスでむさ苦しくドリンクバーで語り合ってんの?」

上条「彼女に袖にされて寂しく歩いてたところをばったり出くわしたからだろ」

浜面「白井どうしたんだよ」

上条「いつもどーり風紀委員。いやー、お仕事熱心で。それくらいの情熱を上条さんにも向けてほしいです」

浜面「お熱いこって……」

上条「そっちは?」

浜面「女子連中でバイキング行ってる。女性限定だから俺ハブられた」

上条「可哀想に……」

浜面「……なあ、言っていいか」

上条「よし、せーの」



二人「「不幸だー」」





他の客とか店員とか『(どの口が言いやがる……!)』

9 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/06(金) 22:45:54.98 ID:DMbRPB.o
浜面「なー上条ー」

上条「んー?」

浜面「答え分かってるのになんで俺に聞くんだ?」

上条「他に彼女持ちがいないから」

浜面「え、マジで?」

上条「うん。という訳で他に相談する相手がいないんですよ」

浜面「一方通行はどうしたよ。仲いいじゃん」

上条「いや、それがさ……」

10 名前:以下コピペしつつ若干加筆修正とか[saga] 投稿日:2010/08/06(金) 22:47:14.76 ID:DMbRPB.o
上条「白井と付き合うことになった」

一方「なンで俺に報告する」

上条「どうしませう」

一方「なンで俺に聞くんだよ」

上条「俺の知ってる中で一番イチャイチャしてるから」

一方「一度オマエの頭かち割ってやろォか」

上条「明日アイツが遊びに来るんだよおおお!!」

一方「でェ?」

上条「どうしませう」

一方「だからなンで俺に聞く」

11 名前:はい、さっそくミスった[saga] 投稿日:2010/08/06(金) 22:48:28.69 ID:DMbRPB.o
一方「つかいつの間にンな事になったンだよ」

上条「色々ございまして」

一方「あァそォかい」

上条「で、明日遊びに来るとか言ってんだけどさ」

一方「そりゃよォござンした」

上条「彼女と二人きりとかどうすればいいんだよ!?」

一方「シスターはどうした」

上条「小萌先生に女性限定ランチバイキングに誘われて家にいません」

一方「そりゃァ……なンつーか、ご愁傷様だな。店が」

12 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/06(金) 22:51:08.20 ID:DMbRPB.o
一方「飯でも作ってもらえばいいンじゃねェの?」

上条「素敵な提案をありがとう! 女の子の手料理って素晴らしいな! でも飯時以外はどうしろと!?」

一方「適当にくっちゃべってりゃァいいンじゃね?」

上条「話題が!」

一方「天気の話でもしとけ」

上条「それだけで間が持つ訳ねえだろ!?」

一方「あァうるせェ俺にいちいちお伺い立ててンじゃねェよオマエの好きにしろ」

上条「そんな事言ってもですねー!?」

一方「まァなるようになるだろ」

上条「そっすかね……」

一方「ならなかったら終わりだな」

上条「ぐぁああああああ」

一方「……まァ俺にできる事はこれくらいだなァ」

上条「ん?」

一方「ホラ、手ェ出せ」

上条「なんすか」

ポン





一方「避妊くらいはちゃンとしろよ」

上条「」

13 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/06(金) 22:53:24.53 ID:DMbRPB.o
上条「あのですね、一方通行さん」

一方「なンだよ」

上条「いくらオマエでも打ち止めに手を出すのは犯罪だと思うんだ……!」

一方「そォかオマエ死にたいのかよし殺す」

上条「あれ、違うのか?」

一方「ちげェよ。クソ、どいつもコイツもなンで俺とあのガキをくっつけたがるンだよ」

上条「じゃあオマエ誰と付き合ってんの?」

一方「いねェよ」

上条「は? じゃあなんでコレ持ってんの?」

一方「紳士の嗜みだろ。それくらい常識だろォが」

上条「ぱねぇ」

14 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/06(金) 23:09:58.73 ID:DMbRPB.o
上条「って事があってだな」

浜面「一方通行さんマジっぱねえっす」

上条「時々アイツが何考えてるのか分からない」

浜面「俺には一切理解できない」

上条「そうか? アイツ結構分かりやすいだろ」

浜面「……はぁ? いやいやいやいや待ってくださいよ?」

上条「どうしたよ」

浜面「あれのどこが分かりやすいんだよ!」

上条「えー。わりと顔に出るタイプだと思うけどなー」

浜面「オマエは刑事か医者なのか」

15 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/06(金) 23:18:08.08 ID:DMbRPB.o
上条「ほいおまたせ、メロンソーダ」

浜面「この毒々しい緑がたまんねー」

上条「メロンってこんな色じゃねえだろ」

浜面「だよなー」

上条「なー」

浜面「……そんで?」

上条「ん?」

浜面「白井、来たんだろ?」

上条「……あー、うん」

浜面「どうだったんだよー」

上条「どうって……」

浜面「ヤった?」

上条「ヤってねえよ!」

浜面「……マジ?」

上条「つーかね、聞いてくださいよ。その時さ……」

17 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/06(金) 23:19:31.54 ID:DMbRPB.o
上条「……11時か。そろそろ来るかな」

上条「部屋の片付けはしたけど……何か足りない気が……」

上条「うーん」

上条「…………あ、」

上条「だああああっ! 茶菓子がねえじゃん!」

上条「そうですよねある訳ないですよねあったとして全部インデックスの胃の中だよ!」

上条「い、今から買いに……いや待て、さすがにそろそろ……」

ぴんぽーん

上条「!?」

18 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/06(金) 23:20:49.98 ID:DMbRPB.o
上条「は、はーい。今開けますよー」

ガチャ

上条「……あれ?」

上条「誰もいない……いたずらか?」

上条「ったく、こっちはいっぱいいっぱいだってのに」

バタン

上条「いったいどこの馬鹿だよ、クソ」

白井「ここの馬鹿で悪うございましたわね」

上条「!?!?」

19 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/06(金) 23:22:27.96 ID:DMbRPB.o
上条「しし白井!? いきなり背後に現れんなよ!」

白井「……何もそこまで驚かなくても。ちょっとしたイタズラですのに」

上条「心臓が飛び出るかと思いました!」

白井「気の弱い方ですのねぇ」

上条「今のは普通誰でもびっくりしますっ」

白井「この程度で驚いてもらっていては困りますの」

上条「え、これで序の口ですか。もっと凄いのが来るんですか……!」

白井「ところで」

上条「はひ」

白井「こんにちは、上条さん。お邪魔しますの」

上条「……いらっしゃい」

20 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/06(金) 23:23:45.85 ID:DMbRPB.o
上条「悪いな、急に飯作ってくれなんて言って」

白井「いいええ。そう言われるのも悪い気はしないんですの」

上条「上条さん女の子の手料理というだけでもうドキドキです」

白井「あら。嬉しい事を言ってくれますのね。そんなに持ち上げても何も出ませんのよ」

上条「何か手伝う事ある?」

白井「いいえー。大人しくしていてくださいな」

上条「さいでっか……」

21 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/06(金) 23:27:58.99 ID:DMbRPB.o
上条「…………」

上条「……。……」

上条「…………、……」

上条「なあ、しら――」

白井「上条さん、申し訳ありませんけれどお皿を出してくださいます?」

上条「お、おう。ちょっと待ってろ!」

白井「……くすくす」

22 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/06(金) 23:29:00.92 ID:DMbRPB.o
上条「うめぇ!」

白井「お味はいかが……って早いですわよ」

上条「いやだって本当にうめーし。上条さんは自分の気持ちを素直に表現したまでです」

白井「あらお上手。そう言っていただけるとわたくしとしても嬉しいんですの」

上条「やっぱり誰かに作ってもらうってのはいいなあ」

白井「そうですの?」

上条「そりゃな。それに好きな子が作ってくれたんだし、なおさら」

白井「……そうですの」

上条「うむ」

白井「……確かにいいですわね」

上条「ん?」

白井「誰かのために料理をするというのも。それが好きな方であればなおさらですの」

上条「…………」

白井「おかわり、ありますわよ?」

上条「……お願いします」

23 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/06(金) 23:30:35.39 ID:DMbRPB.o
白井「洗い物終わりましたのー」

上条「それくらいやるのに」

白井「いいんですの。それも含めての料理ですから」

上条「お手数おかけします」

白井「あなたが言い出したことではありませんの」

上条「面目ない……」

白井「いいんですの。これでも楽しんでますので」

上条「そっすか……」

白井「とはいえ、わたくしばかりがするのも少々癪ですわね」

上条「か、肩でもお揉みしましょうか」

白井「結構ですの」

上条「ぐぅ……」

24 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/06(金) 23:31:53.85 ID:DMbRPB.o
白井「それよりも、一つお願いが」

上条「俺にできる事ならなんなりと!」

白井「とりあえずそこにそのまま座っていてくださいな」

上条「はい?」

白井「よいしょ」

上条「……あのぅ、白井さん?」

白井「なんですのー」

上条「あなたいったい何をしていらっしゃるんでせうか?」

白井「言わねば分かりませんの?」

上条「ええと……」

白井「ぎゅってしてくださいな」

上条「…………はい」

25 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/06(金) 23:33:02.47 ID:DMbRPB.o
上条「……オマエさー」

白井「なんですの?」

上条「ちっちゃいな」

白井「自分で言うのもなんですが、こうするにはちょうどいいサイズだと思いますけれど」

上条「まあな……」

白井「やっぱり、もっと大きい方がお好みですの?」

上条「なんの話ですか」

白井「背の話ですわよ」

26 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/06(金) 23:35:00.21 ID:DMbRPB.o
上条「つっても俺、大きいオマエも小さいオマエも知らないしなあ」

白井「想像力が貧困ですのねえ」

上条「どうせ馬鹿ですよぉ!」

白井「あーもう、耳元で大きな声を出さないでくださいまし」

上条「あ、悪い」

白井「とはいえ、わたくしも育ち盛りですので」

上条「でもこのサイズがぴったりなんだがなあ」

白井「……もしやあなた、小さい方が」

上条「誰もそんな事言ってねえ!」

27 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/06(金) 23:36:51.61 ID:DMbRPB.o
上条「まあ、なるようにしかならねえだろ。先の事なんて分からねえし」

白井「それもそうですけれど」

――スッ

上条「……白井?」

白井「逃げないように、離さないでくださいね」

上条「……ん」

28 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/06(金) 23:38:49.00 ID:DMbRPB.o
上条「……ところで白井さん、俺いつまでこうしてればいいんでしょうか」

白井「嫌ですの?」

上条「そういう訳ではないんですが……」

白井「じゃあなんなんですの」

上条「……やーらかかったりいい匂いがしたりで結構やばいんですが」

白井「……上条さん」

上条「いやほら! 俺も男の子ですから! こればっかりはどうしようもなくってですね!」

白井「本当にあなたという方は……お馬鹿ですのねえ」

上条「男ってのはみんな馬鹿なんです!」

白井「はぁ……やっぱりこの人、本物ですわね」

29 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/06(金) 23:41:54.26 ID:DMbRPB.o
白井「んっしょっと……」

上条「ちょ、いきなりこっち向くなよ!?」

白井「いけません?」

上条「顔、顔近いですってっ」

白井「えい」

上条「いででで、なんで抓る」

白井「言わなくては分かりませんの?」

上条「……」

白井「あなた、そこまでお馬鹿さんなんですの?」

上条「……いいのか?」

白井「あら、それも言わないと分かりませんかしら」

30 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/06(金) 23:42:59.66 ID:DMbRPB.o
上条「白井……」

白井「上条、さん……」















土御門「やっほーカミやんー遊びに来たぜぃー!」

上条「」

白井「」

31 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/06(金) 23:44:04.93 ID:DMbRPB.o
土御門「あれ? あれー……? もしかしてお邪魔だったかにゃー……?」

上条「…………」

白井「…………」

土御門「……めんご☆ ごゆっくりー」

バタン

上条「…………」

白井「…………」

上条「…………白井」

白井「はい」

上条「ちょっと行ってくる」

白井「はい」

32 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/06(金) 23:45:43.89 ID:DMbRPB.o
『土御門ぉぉおおテンメェェエエエエ!』

『ひぃっ!? カミやん目がヤバイ! それ絶対親友に向ける目じゃねぇ!』

『誰が親友だっ! せっかくいい感じだったのによおおお!!』

『だからー、めんごって。怒っちゃやだにゃー』

『いいぜ土御門! テメェが俺と白井のいい感じの空気をぶち壊しにしようってんなら! まずはそのふざけたテメェをブチ殺す!!』

『直接的な表現で来たー!? ちょっカミやん右手で殴られると俺の能力がぎゃあああ!!』





「…………ちぇっ」

34 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/07(土) 00:00:55.62 ID:froBBtYo [1/31]
上条「って事があってだなー」

浜面「それは殺してもいい」

上条「優しい俺だから半殺しにしておいてやった」

浜面「上条さんマジ紳士」

上条「あああっ! 今思い出しても腹が立つ!」

浜面「……で?」

上条「ん?」

浜面「ちゅーは?」

上条「……」

浜面「もしかして」

上条「……」

浜面「……まだ?」

上条「……」

浜面「ごめん。悪かったって。だからほら、泣くなって」

35 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/07(土) 00:13:04.89 ID:froBBtYo [2/31]
土御門「やっほー。なんだなんだぃ二人とも。男二人で寂しく飲みやがって」

上条「……」

浜面「……」

土御門「……どーしたのかにゃー?」

上条「なあ浜面」

浜面「ああ……やれ」

土御門「ん? やれって何をかにゃーぁぁああああっ!? ちょっ、カミやんいきなりどうしたんだーっ!?」

上条「ちくしょおおおお!!」

土御門「浜面へるぷー!」

浜面「こういう言葉知ってるか? ――人の恋路を邪魔するヤツは」

上条「俺が殴ってブチ殺す!!」

土御門「だーっ!? シャレになってねーっ!? 店員さんー! 店員さんヘルプーってなんで全員そっぽ向くんですかねぃー!?」

37 名前:VIPの方からの転載でした[saga] 投稿日:2010/08/07(土) 00:22:45.17 ID:froBBtYo [3/31]
土御門「だからー、悪かったってカミやんー」

上条「うおおんー……」

土御門「かつてないほどの男泣きっぷりだぜぃ……」

浜面「つかよー。オマエこそなんで一人でファミレスなんか来てんだよ」

土御門「……舞夏がいない部屋は広くてな」

上条「オマエもか……」

浜面「どこも似たようなもんか……」

38 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/07(土) 00:27:26.50 ID:froBBtYo [4/31]
さて、んじゃいつもの返しが来るのが目に見えてるけど

まず誰でやる? >>40

40 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/08/07(土) 00:57:27.98 ID:gcC/CESO [1/2]
上黒でオケ


41 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/07(土) 01:06:29.18 ID:froBBtYo [5/31]
上条「っはー、すっきりしたー」

浜面「なんだ、ウンコか」

上条「主人公はウンコしません……!」

土御門「カミやん、携帯鳴ってたぜぃ。多分電話」

上条「ありゃ。誰だろ」

浜面「愛しの白井ちゃんじゃねーの?」

上条「……」

土御門「誰だった?」

上条「……悪い。帰る」

42 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/07(土) 01:11:20.21 ID:froBBtYo [6/31]
浜面「お?」

上条「すまん、金は払っとくから!」

土御門「ちょっ、カミやんー?」

浜面「……なあ土御門」

土御門「ああ……コイツはどうもヤバいぜぃ……」

浜面「上条が……」

浜面「あのカミやんが……」



二人「「全員分支払っていきやがった……!」」

43 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/07(土) 01:39:58.59 ID:froBBtYo [7/31]
白井「……あら。早かったですわね」

上条「はっ、はっ……っはぁ……悪い、お待たせ」

白井「まったく、何も走って来なくともいいじゃないですの」

上条「俺はオマエと違って、走らないと追いかけれないからな」

白井「あら、わたくしが本気を出せばあなたが追いつけるはずもありませんのよ?」

 ぎゅ

上条「……捕まえた」

白井「残念。捕まってしまいましたの」

上条「逃げる?」

白井「――まさか。逃がしてくれませんでしょう?」

44 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/07(土) 01:55:57.79 ID:froBBtYo [8/31]
上条「オマエ風紀委員は?」

白井「全て世は事もなし。書類整理だけでしたので手早く終わらせてきましたの」

上条「……絶対オマエ将来キャリアウーマンになりそうだな」

白井「あら、そうですの」

上条「ん? あんまり興味ない?」

白井「はぁ、常盤台はエリート教育のような面が強いですけれど、私はあまり」

上条「そういえばさ、オマエ、将来の夢とかなんか具体的にある?」

白井「そういうのを聞くのは野暮というものでしょう?」

上条「え? 駄目だった?」

白井「……一つ、教えてさしあげましょう」

上条「なんだよ」

白井「わたくし、これでも女の子ですの」

上条「そりゃ見れば分かるって」

白井「それならば察してくださいな」

上条「は?」

白井「……女の子の夢は、最初から一つしかありませんのよ?」

45 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/07(土) 02:09:16.97 ID:froBBtYo [9/31]
上条「……」

白井「あら、どうしました?」

上条「な、なんでもねーよ!」

白井「顔が赤いですわよ? 風邪でも引きましたか?」

上条「分かってんじゃねーか!」

白井「くすくす」

上条「クソ……」

白井「それで、上条さんはどうなんですの?」

上条「俺ぇ?」

白井「わたくしだけ言うのは不公平でしょう?」

上条「俺ねえ……、……」

白井「教えてくれませんの?」

上条「……まだ教えてやらねー」

白井「えー。今日の上条さんは意地悪ですのねぇ」

上条「意地悪で結構」

白井「やっぱり風邪を引いてるんじゃありませんの? お顔、真っ赤ですわよ?」

上条「やっぱり分かってて言ってるだろテメェ!」

46 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/07(土) 02:19:16.71 ID:froBBtYo [10/31]
上条「んで、どうするよ」

白井「どうするとは?」

上条「どこ行く?」

白井「……たまにはこうしてあてどなく歩きません?」

上条「なんだ、どっか行きたくて呼び出したのかと思った」

白井「いいではありませんの。散歩するにも飽きない街ですし」

上条「それもそうだけどさ。なんか、面白いところに連れて行ってやりたい訳よ」

白井「……実を言うとわたくしはどこでも構いませんの」

上条「そうか?」

白井「ええ。あなたが一緒であれば」

上条「……」

白井「今日の上条さんはよくお顔が赤くなりますのねぇ」

上条「うっせ……」

49 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/07(土) 02:39:32.60 ID:froBBtYo [11/31]
白井「そういえば」

上条「んー?」

白井「ちゃんと食べてます? バランスよく」

上条「貧乏学生なめんなよー。自炊しねーと死ぬ。財布が」

白井「また作りに行って差し上げましょうか」

上条「マジで?」

白井「学校でもいくらか習いますけれどやっぱり実践するのが一番ですから。それに」

上条「それに?」

白井「美味しい美味しいって言いながら食べてくれるのって、凄く嬉しいんですのよ。それはもう、病み付きになるくらい」

上条「なんなら毎日来てくれても……」

白井「行きましょう?」

上条「……いや、やっぱいいわ」

白井「あら、遠慮しなくてもいいんですのよ?」

上条「いや、やっぱり年頃の女の子が男の部屋に入り浸るのってよくないと思うわけですよ上条さんは!」

白井「別に構いませんのに……」

上条「(インデックスがいるんだよ……!)」

50 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/07(土) 02:56:18.43 ID:froBBtYo [12/31]
上条「……結局いつもの公園か」

白井「どうしてでしょうねえ。別に来ようと思っていた訳でもないのに」

上条「はは、もう見飽きたってなぁ」

白井「いいええ。何度来ても、見飽きはしませんのよ」

上条「そうかぁ?」

白井「ええ。わたくし、過去視の能力はありませんけれど」

上条「……」

白井「ここも、そこも、あそこも。どこもかしこもが思い出深いんですの」

上条「初めて会ったのは……あの辺だっけ」

白井「――覚えていてくれましたの」

上条「忘れらんねーって、いきなり『お姉様?』だしよ」

白井「その節はとんだご無礼を……まぁ、お姉様にちょっかいを出そうとする殿方は問答無用で薙ぎ払いますけれど」

上条「怖い怖い。アイツもだけどオマエも相当物騒だよ」

白井「あら、わたくし淑女だと自認しておりますけれど」

上条「どの口が言いやがる」

51 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/07(土) 03:20:39.82 ID:froBBtYo [13/31]
白井「はぁ……日が落ちるのも早くなってまいりましたねえ」

上条「そうだなー。最近は涼しくなってきたし、もう秋って感じだな」

白井「夕日の街が綺麗ですわね。ビルに反射して、まるで燃えているよう」

上条「実際燃えてたら大事だけどな」

白井「もう。風情がありませんのね、まったく」

上条「はは、悪い悪い」

白井「……名残惜しいですわね」

上条「夏が?」

白井「いいえ。それもありますけど……そろそろ帰りませんと」

上条「あー……もう門限早くなったんだっけ」

白井「寮監の見回りもありますのでそろそろ戻りませんと」

上条「そっか……」

53 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/07(土) 03:39:04.94 ID:froBBtYo [14/31]
白井「よろしければ今度また、ご飯作りに行かせてくださいね?」

上条「ははは……」

白井「もう。本当に意地悪ですのね」

上条「そんなつもりはないんだけど。そう見えるか?」

白井「それはもう。なんです? わたくしの困る顔やむくれた顔が見たいんですの?」

上条「ああ、そういう顔も可愛いな」

白井「――」

上条「でも一番可愛いのは、照れてる顔かな」

白井「……よくもまあ、そんな歯の浮くような台詞をぬけぬけと言えますの」

上条「よしよし。白井は可愛いなあ」

白井「もう。また子供扱いをして」

上条「子供扱いか? これ」

白井「ええ」

上条「すまん……っと」

白井「……別に嫌とは言ってませんの」

上条「……ほんと、可愛いなあ。よしよし」

白井「もう……」

54 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/07(土) 03:46:20.03 ID:froBBtYo [15/31]
上条「撫でられるの、好き?」

白井「ええ。正確には『上条さんに』撫でられるのが」

上条「よし。じゃあいくらでも撫でてやるから他の奴にはさせんなよ?」

白井「意外と独占欲が強いんですのね」

上条「そりゃ、な」

白井「……。ふぅ……」

上条「オマエの髪、気持ちいいな」

白井「そういえば以前もわたくしの髪を褒めてくれましたわね」

上条「あー……」

白井「この髪、少しコンプレックスでしたので。少し嬉しかったんですの」

上条「評価厳しいなあ」

白井「あら、これでもかなり甘い採点ですのよ?」

上条「厳しいなあ……」

55 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/07(土) 03:49:42.48 ID:froBBtYo [16/31]
上条「なんかこうしてると落ち着く」

白井「ではいくらでも……と言いたいところですが」

上条「あー。引きとめて悪かったな」

白井「大丈夫ですのよ。寮まではひとっ飛びですし」

上条「いやその……送ろうかと」

白井「……今度、お願いしますわね」

上条「おう」

白井「それと料理の件も」

上条「お、おう……」

白井「本当にお願いしますわよ? この前はその……邪魔も入りましたし」

上条「……また小萌先生に頼るか」

白井「?」

上条「いやこっちの話」

56 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/07(土) 03:57:38.72 ID:froBBtYo [17/31]
白井「それでは、また」

上条「――あー! 待った、ちょっと待った!」

白井「もう。なんですの?」

上条「オマエ、誕生日いつなんだ?」

白井「……はい?」

上条「いやさ、彼女の誕生日も知らないと……その、お祝いとか、プレゼントとか、できないじゃん」

白井「……」

上条「どした?」

白井「い、いえ。なんでもありませんの」

上条「で、いつなんだ?」

白井「――今日ですの」

上条「嘘ぉ!?」

白井「はい。嘘ですわよ」

上条「うっわ、マジでビビった……」

57 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/07(土) 04:07:44.63 ID:froBBtYo [18/31]
白井「別にそんな事考えなくてもいいんですのに」

上条「いやでもやっぱりさ、プレゼントとか贈りたいんだよ」

白井「……」

上条「白井?」

 ――ぎゅ

白井「じゃあ、一つお願いしてもよろしいですか?」

上条「お、おう。でもあんまり高いものは……」

白井「大丈夫ですわよ――やっぱり誕生日は今日という事にしてくださいまし」

上条「え――」



 タンッ――





「」

58 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/07(土) 04:12:09.54 ID:froBBtYo [19/31]
上条「――」

白井「失礼。今、これが一番欲しかったもので」

上条「白井、オマエ」

白井「さて、そろそろ戻りませんと。鬼寮監が怖いもので」

上条「ちょっ、おい!?」

白井「御免あそばせ、上条さん」



――ッ



上条「待っ……」

上条「……」

上条「……」

上条「……あーもう、くそぉー!」

59 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/07(土) 04:21:03.85 ID:froBBtYo [20/31]
パタン――

御坂「んー? 黒子ー? 帰ったのー?」

御坂「……」

御坂「あれ……?」

御坂「んー、まだドライヤーかけてないけどいいか」

御坂「黒子ー?」

ガチャ

御坂「何よ、帰るなりベッドに潜りこんで」

白井「――」

御坂「どうかしたの?」

白井「――」

御坂「……アイツとなんかあった?」

白井「~~~」

御坂「……ふーん? どうしたの黒子。風邪でも引いた? 耳まで真っ赤だけど」

60 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/07(土) 04:24:06.02 ID:froBBtYo [21/31]
END...

61 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/07(土) 04:26:09.28 ID:froBBtYo [22/31]
ちゅーわけで、短編のザッピングっぽい感じでやっていこうかと
次は多分Part S-1

68 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/07(土) 17:48:03.75 ID:froBBtYo [23/31]
浜面「はーぁ、いいなー上条」

土御門「アイツ女運にだけは愛されてるからねぃ」

浜面「俺にももう少し分けて欲しいですはい……」

土御門「ハーレム状態で何を言うかテメェは」

浜面「ハーレム? はっはっは、そうだな――麦野のな」

土御門「……。苦労してるみてぇだなぁ」

浜面「犬と呼ばれる方がまだマシだと気付いた今日この頃です……」

土御門「それは重症だな……」

浜面「なんていうの? もう奴隷っつーか、そんな感じ」

土御門「……」

浜面「なんだよその顔は」

土御門「いやぁ? ……そうか、コイツもカミやんとか一方通行と同じ超弩級朴念仁か」

浜面「悪い、それ読めねえ」

69 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/07(土) 18:30:50.63 ID:froBBtYo [24/31]
浜面「はー……今日も夕飯俺が作るんだろうなー……」

土御門「俺からしてみれば贅沢な悩みに聞こえるがねぃ」

浜面「代わるか?」

土御門「いーや。遠慮しとくぜぃ」

浜面「ちぇ」

土御門「つーか俺と交代すると、一方通行の面倒見る事になるんだが」

浜面「……そいつはぞっとしねぇな」

土御門「あーあ、いいにゃーガールズトーク。俺んとこも女の子もう一人二人入れねーかなー」

浜面「上に交渉してみろよ。職場環境の改善とかって名目で」

土御門「引きこめそうな奴いねーかなー」

浜面「はっはー。さすがにそうそう転がっては――」



初春「私白玉あんみつー」

佐天「じゃあ私は抹茶パフェでー!」



浜面「……」

土御門「……」

浜面「……口説いてみる?」

土御門「どうしようかにゃー……美琴ちん怖いなー……」

70 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/07(土) 18:50:24.89 ID:froBBtYo [25/31]
 ヴーッ ヴーッ

土御門「なんだ、テメェもかよ……」

浜面「……げ」

土御門「どうした?」

浜面「面倒な奴からかかってきた……はい、もしもしー?」

フレンダ『車』

浜面「……らじゃー」

71 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/07(土) 19:11:33.65 ID:froBBtYo [26/31]
フレンダ「おーそーいー」

浜面「文句言うなって。この時間混んでんだよ」

フレンダ「結局、私が来いって言ったら十秒で来なさいよ」

浜面「あいにく空間移動能力者じゃないんでな」

フレンダ「脳ミソに直接薬ぶちまけてみる? 結局、上手くいけばなんか開花するかもよ?」

浜面「命が惜しいんで遠慮しとく」

フレンダ「結局アンタの命なんてそこらのムシケラと同等じゃない」

浜面「一寸の虫にも五分の魂っていうだろ?」

フレンダ「ああ、1円くらい?」

浜面「なんでそんな投売り価格なんだよ」

フレンダ「殺虫剤って結局、なんだかんだで長持ちするわよね」

浜面「……」

72 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/07(土) 20:44:31.93 ID:froBBtYo [27/31]
浜面「で、なんだよその大量の荷物は」

フレンダ「えへへー。凄いでしょ。結局諭吉突っ込んじゃった♪」

浜面「UFOキャッチャーに万札で挑むなよ! ゲーセンでバイトしてる連中に聞いたんだが、最近オマエこの辺で噂になってるぞ」

フレンダ「へー。結局なんて? あ、ブロンドの美人がいるって? きゃー、ナンパされたらどうしようー」

浜面「いや。金髪のプライズ荒らしが現れるって。ぬいぐるみ系根こそぎ持ってかれるって泣いてたぞ」

フレンダ「だってそういうゲームじゃない。結局、ほぼ最低限の出費で回してるけど」

浜面「だから嫌われてんだよ……!」

フレンダ「その分他のゲームにも回すわよ? 今日は中学生集団相手に結局8連勝してきたし」

浜面「またパンピー狩りかよ……」

フレンダ「いいでしょー。結局、連コしてきたのはあっちよ?」

浜面「へいへい。ほら、トランク積むからよこせよ」

フレンダ「やー」

浜面「はぁ?」

フレンダ「結局、後ろ乗るから大丈夫よ」

浜面「……後部ガラスは塞ぐなよ」

フレンダ「はーい」

73 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/07(土) 20:59:03.62 ID:froBBtYo [28/31]
フレンダ「あー、結局こうしてぬいぐるみに埋もれてると幸せになれるのよ……」

浜面「変わった幸せの感じ方だな……」

フレンダ「人の感性にケチつけないでよ。結局浜面ってデリカシーの欠片もないんだから」

浜面「へーへー。どうせ俺は馬鹿で単細胞で脳筋な男ですよー」

フレンダ「……ねー浜面ー」

浜面「なんだー」

フレンダ「結局、絹旗とどこまでいったの? ヤった?」

浜面「ぶふーっ!?」

フレンダ「ぎにゃーっ!? ちょっとぉ! 結局ちゃんと運転しなさいよ!?」

浜面「だってオマエ、いきなり妙な事聞いてくるから……!」

フレンダ「前! 結局ちゃんと前見なさいよ!」

74 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/07(土) 21:11:57.80 ID:froBBtYo [29/31]
フレンダ「で? 結局ヤったの?」

浜面「……黙秘権」

フレンダ「アンタそれ、結局バレバレなんだけど」

浜面「言えるかよ馬鹿っ!」

フレンダ「誰が馬鹿だ馬鹿面っ!」

浜面「馬鹿って言うな馬鹿!」

フレンダ「結局アンタも言ってるじゃないのよ馬鹿っ!!」

浜面「……そろそろ疲れてきた」

フレンダ「そうね……結局、不毛な戦いだったわけよ……」

75 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/07(土) 21:54:35.16 ID:froBBtYo [30/31]
フレンダ「ふーん……結局、上手くいってるんだ」

浜面「ま、まあな」

フレンダ「……つまんねーの」

浜面「つまんねーとか言うなよ! こっちはこっちで結構いっぱいいっぱいなんだよ!?」

フレンダ「そうよねー。結局、浜面とか絹旗には不釣合いな訳よー」

浜面「……」

フレンダ「……あれー? 浜面ー?」

浜面「……ううぅ」

フレンダ「あっれー……もしかして結局、地雷踏んじゃった……?」

76 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/07(土) 23:16:52.31 ID:froBBtYo [31/31]
フレンダ「結局、どうしたのよ」

浜面「……今日ダチと駄弁っててよぉ」

フレンダ「ふーん? それで?」

浜面「彼女の話になって」

フレンダ「ふーん。結局、爆発すればいいのに」

浜面「……」

フレンダ「結局黙るなよー。そんで?」

浜面「……デートの行き先をさ……相談されて」

フレンダ「へー。デートとか行くんだ」

浜面「……映画館な。場末の」

フレンダ「……あー」

81 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/09(月) 01:32:39.67 ID:IfGF8VAo [1/6]
浜面「俺としてはね? もうちょっとオシャレなお店とか行きたい訳ですよ。ええ、それはもう」

フレンダ「結局、そう言えば?」

浜面「アイツ映画馬鹿だから……」

フレンダ「あー、馬鹿って言ったー。結局言ってやろー」

浜面「勘弁してくださいマジ窒素パンチきついんです」

フレンダ「そんなにしょっちゅう食らってるんだ……」

浜面「そろそろあの浮遊感にも慣れてきたぜ……」

82 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/09(月) 02:09:16.85 ID:IfGF8VAo [2/6]
浜面「はぁ……」

フレンダ「結局何よ、その溜め息は」

浜面「いや……なんつーかさ。俺ってあんまり彼氏っぽくねーなと思って」

フレンダ「……ふーん」

浜面「なんだよそのふーんは」

フレンダ「んー? ……なんつーかさぁ」

浜面「?」

フレンダ「結局、なんだかんだでカレカノやってんじゃん、アンタたち」

浜面「はぁ? だからそう言ってんじゃねえか」

フレンダ「気にすんなって。結局、ただの独り言だから」

83 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/09(月) 02:16:35.18 ID:IfGF8VAo [3/6]
フレンダ「あー、そこ右」

浜面「ん? どこ行くんだ」

フレンダ「結局、すぐそこだから」

浜面「んー?」

フレンダ「あ、そこ左」

浜面「こんな住宅街になんの用だ?」

フレンダ「そこの駐車場ー」

浜面「……おい、ここ」

フレンダ「ほらー。結局、女の子に荷物全部持たせる気?」

浜面「……へーい」

84 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/09(月) 03:11:13.53 ID:IfGF8VAo [4/6]
浜面「うわぁ……」

フレンダ「うわぁって、アンタ結局何よ」

浜面「いや……女の子の部屋だなあと思って」

フレンダ「アンタ、目の前にいるのは誰よ」

浜面「…………ああ」

フレンダ「結局ようやく納得したような顔でこっちを見るなあああっ!!」

浜面「いやいや、フレンダはちゃんと可愛い女の子ですよー?」

フレンダ「――ッ! 可愛いとか言うな撫でるな結局浜面のくせにー!?」

86 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/09(月) 03:20:42.08 ID:IfGF8VAo [5/6]
浜面「にしても、いいのか?」

フレンダ「結局、何がー?」

浜面「自宅だろ? 俺に教えてもいいのかって」

フレンダ「別にいいわよ。結局、浜面にどうこうするほどの意気地もないし、されるほど私も落ちぶれちゃいねーって訳よ」

浜面「容赦ねえなぁ……」

フレンダ「はい。結局、コーヒーでいいわよね。砂糖とミルクは?」

浜面「ブラックでいいよ。……っておいおい、それは入れすぎだろ」

フレンダ「そーお? 結局、いつもこんなんだけど」

浜面「コーヒーじゃなくてそれ砂糖とミルクの塊じゃねえか」

フレンダ「インスタントなんだから結局味なんて関係ない訳よ」

浜面「さいでっか……」

フレンダ「……」

浜面「……なんだよ」

フレンダ「んー? 何? 女の子にじーっと見られて結局興奮しちゃった?」

浜面「オマエん中で俺はどういうキャラなんだよ!?」

87 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/09(月) 03:36:04.21 ID:IfGF8VAo [6/6]
フレンダ「吠えるな吠えるな駄犬。結局、撫でてあげよーか」

浜面「いらねーよ! つか俺犬扱いかよ!」

フレンダ「ペットだからいーじゃん」

浜面「よくねーよ! むしろオマエの意図が分からねーよ!」

フレンダ「鯖缶食べる?」

浜面「好きだなおい!? オマエはもう鯖と結婚しろ!」

フレンダ「は? 何言ってんの?」

浜面「だあああああっ!!」

フレンダ「浜面、結局うるせー」

浜面「誰のせいだ誰の!」

101 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/12(木) 18:05:32.58 ID:evW4ppco [2/9]
浜面「オマエは俺の神経すり減らすために呼び出したのか! そうだな、そうなんだな!?」

フレンダ「人聞きの悪い事言わないでよね。つーか結局さ、浜面って自意識過剰なのよ。なんで私がアンタのためにわざわざ貴重な時間割いてやんないといけないの?」

浜面「頼むからこれ以上いじめてくれるなよ……これでも結構キてんだぞ? そろそろ胃に穴が開きそうだ」

フレンダ「その分絹旗に癒されてんでしょ? 結局、毎日毎晩ベッドの上でさ」

浜面「オマエ俺をなんか誤解してるだろ? しねーよできねーよ出来たら苦労しねーよ! あとその分オマエらが弄ってくるからプラマイゼロっつーかむしろマイナスですー!!」

フレンダ「んーと、結局どこやったかなー?」

浜面「全無視かよ!? いやもうフレンダさん、少しくらいはわたくし浜面仕上に優しくしてみたりしてもバチは当たらないと思うんですよ」

フレンダ「結局、私クリスチャンなんだけど」

浜面「汝の隣人を愛せって言葉は十字教じゃなかったっすかねぇ!?」

フレンダ「結局、浜面の立ち位置は隣じゃなくて下でしょ?」

浜面「ああそうだったな……!」

102 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/12(木) 18:26:30.17 ID:evW4ppco [3/9]
フレンダ「結局さー。アンタ、なーんか勘違いしてない?」

浜面「は?」

フレンダ「アンタは『アイテム』のパシリ。替えなんていくらでもいるただのザコ。アンタが死のうが何しようが私には全く関係ない訳よ」

浜面「……」

フレンダ「結局、私がアンタを一個人として扱ってんのは絹旗の彼氏だからよ。分かる? アンタは『浜面仕上』じゃなくて『絹旗の彼氏』なの」

浜面「……それくらい、言われなくても分かってるさ」

フレンダ「そーお? 結局、アンタ最近調子に乗ってる気がするけどねー」

浜面「……それは」

フレンダ「こうしてアンタがここに入れたのも、結局は絹旗のお陰って訳よ。お、発見ー」

浜面「あん?」

フレンダ「不貞腐れてんじゃないわよ、浜面。アンタ、結局その程度で落ち込んじゃうほどナイーブな神経してないでしょ。馬鹿だし」

浜面「馬鹿は否定しねえけどオマエに言われたくねーよ」

フレンダ「言い返せる立場ぁ? 結局、浜面なんて私の前では地べたに這い蹲るしかできないくせに」

浜面「――っ」

103 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/12(木) 18:46:29.36 ID:evW4ppco [4/9]
 ――どさっ

フレンダ「……結局、どういうつもりよこれは」

浜面「……」

フレンダ「何? 安っぽいプライド刺激されて怒っちゃった? ごめんねぇ浜面ちゃん、意地悪言っちゃってさぁ」

浜面「……オマエも、あんまり調子に乗ってんじゃねぇぞ」

フレンダ「はぁ? アンタさっきストレスがどうのこうの言ってたけど、結局もう頭イっちゃった訳? 案外脆いわね」

浜面「ああ、どうかしちまったのかもな」

フレンダ「――ハ、何よそれ。結局、ムシケラ風情が粋がってんじゃないわよ。無能力者のアンタなんか――」

浜面「無能力者だから、どうだってんだ」

フレンダ「……」

浜面「俺はオマエの能力も強度も知らねえ。まあ、超能力者じゃあねぇだろうな」

フレンダ「……結局、だから何?」

浜面「そもそも俺はオマエが何か能力みてえな物使ってるとこ、見た事ねえんだよ。っつー事はだ」

フレンダ「……」

浜面「少なくともオマエの能力は戦闘や汎用性において実用的な物じゃねぇ。それどころか、もしかしたら無能力者かもな」

104 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/12(木) 18:56:33.11 ID:evW4ppco [5/9]
浜面「……なあフレンダ、俺って一応これでもそれなりにケンカは強い方でな」

フレンダ「――」

浜面「オマエのその細っそい首くらいなら折れるぞ」

フレンダ「……アンタさ、結局本当に、救いようのない馬鹿よね」

浜面「……」

フレンダ「私は能力を使えなかったんじゃなくて、結局、使わなかっただけっていう考え方はないの?」
フレンダ「そもそも『アイテム』よ。超能力者と大能力者二人、そんな中で私だけザコって事はありえないでしょ」

浜面「どうだろうな。オマエはいつも、無駄に爆弾やら何やらを使ってるが……そうでもしないと、足元にも及ばないんじゃねえのか?」

フレンダ「だとしたら。結局この部屋になんの仕掛けもしてないはずがないわよね」

浜面「……それでも、俺にだって安っぽいプライドくらいあんだよ。ああ、俺は確かにオマエの言う通りゴミ屑だよ。なんの取り得もねぇ無能力者だよ。……でもな」

フレンダ「でも、何?」

浜面「絹旗が俺を好きになってくれた。アイツが。だったらそれなりのプライドを持たなきゃならねえだろうが」
浜面「少なくともオマエにそこまで言われるほどの男であるつもりはねえよ」

105 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/12(木) 19:04:52.40 ID:evW4ppco [6/9]
 ――ピッ

浜面「――――」

フレンダ「ばぁーか。結局、アンタってば馬鹿なのよ。馬鹿、馬鹿、ばーか。何思いあがってんの?」
フレンダ「結局、この程度の紙切れだってね、アンタの頚動脈を掻っ捌くくらい訳ないのよ」

浜面「……やってみるか」

フレンダ「冗談。アンタの臭い血のシャワー浴びるのなんて御免よ。……っつーか、結局この辺りが引き際じゃない?」

浜面「……ちっ」

フレンダ「ほら、さっさとどきなさいよ。結局、これ以上やるなら絹旗に言いつけるぞ、バ彼氏」

浜面「……悪い」

フレンダ「はっ。安い挑発ですぐキレたり、絹旗の名前出すだけで退いたり、結局アンタはそんなだから浜面なのよ。ばーか」

106 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/12(木) 19:16:03.78 ID:evW4ppco [7/9]
フレンダ「ほら、これあげるからさっさと出てきなさい」

浜面「……これ」

フレンダ「暇潰しにクロスワードとかやってたらね、結局なんか当たっちゃった。絹旗と二人で行ってきなさいよ。私は興味ないし」

浜面「……」

フレンダ「何惨めなツラ向けてんのよ。そんな顔するなら結局、最初っからあの程度でキレんじゃないわよ」

浜面「……」

フレンダ「いつまでそんな顔してんのよ。結局、その顔で絹旗んとこ行くつもりな訳?」

浜面「……フレンダ」

フレンダ「何よ」

浜面「殴ってくれ」

フレンダ「やーよ。結局、なんで私がアンタの頼みを聞いてなんなきゃならないの」

浜面「……すまん、フレンダ」

フレンダ「うわ、浜面に謝られた。キモっ」

浜面「キモくて結構。土下座していいか」

フレンダ「勘弁してよね、まったく」

107 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/12(木) 19:23:02.06 ID:evW4ppco [8/9]
浜面「……フレンダ」

フレンダ「何よ。結局、言う事あるならさっさと言えってば」

浜面「コーヒー、ご馳走様」

フレンダ「ばーか。結局、もう二度と淹れてやんないわよ」

浜面「……じゃあな」

フレンダ「うん。結局、二度と来んな」

浜面「……」



 バタン



フレンダ「……ばーか」

フレンダ「結局、こんなんだから浜面なのよ」

フレンダ「……」

フレンダ「これで、少しは嫌いになったかなぁ」

フレンダ「まったく……結局、私もアイツの事笑えない訳よ」

フレンダ「……浜面の、ばーか」

115 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/13(金) 02:24:11.88 ID:.o930lwo [1/7]
フレンダ「……」

フレンダ「……」

フレンダ「……っ」



 ピンポーン



フレンダ「……」

フレンダ「……」

 ピンポーン

フレンダ「……馬鹿」

 ピンポンピンポンピンポンピンポーン

フレンダ「あーもう、結局うるさいわねっ!」

116 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/13(金) 02:31:05.20 ID:.o930lwo [2/7]
 ガチャ

フレンダ「アンタ結局、二度と来るなって言ったのが聞こえなかった訳?」

浜面「……ん」

フレンダ「……何これ」

浜面「ケーキ」

フレンダ「そういう意味じゃなくてね」

浜面「その……詫びというか」

フレンダ「……結局、本当に馬鹿ね」

浜面「自覚はあるし、ついさっき痛感した」

フレンダ「ったく……さいてー。結局、ここで蹴り帰したら私が悪者じゃない」

浜面「それでも構わないぞ」

フレンダ「そういう発言が結局、分かってないのよ……」

浜面「はい?」

フレンダ「何してんの。ほら、入れ」

117 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/13(金) 02:37:16.16 ID:.o930lwo [3/7]
絹旗「あー、超美味しかったですねー」

麦野「よくそのちっこい体にあれだけ入るわね。太るぞー」

絹旗「超成長期なんで大丈夫ですよ」

麦野「そんな事言って、油断してたらあっというまにまんまるな子豚ちゃんになっちゃうんだから。浜面に嫌われても知らないわよー」

絹旗「そそそんな事はないですよ!? 浜面はその程度で嫌ったりとかー!?」

麦野「結局、その油断が命取りな訳よ。……やだ、フレンダの口癖が移ったかしら」

滝壺「フレンダも来ればよかったのにね」

麦野「だよねぇ。あの子何やってんだか……」

118 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/13(金) 02:39:55.30 ID:.o930lwo [4/7]
 ~♪

絹旗「う?」





【From】フレンダ
【Sub】(無題)

ごめん、ちょっと浜面借りてる





絹旗「……、……」

滝壺「きぬはた、どうしたの?」

絹旗「ん、あはは、別に超なんでもないですよー」

麦野「なぁに? また浜面? ちくしょー、いちゃつきやがってこのー」

絹旗「だから超違いますってばー」

119 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/13(金) 02:52:03.46 ID:.o930lwo [5/7]
フレンダ「ふーん。アンタにしては中々のチョイスね」

浜面「お、お口に合ったようで幸いです」

フレンダ「結局、そのキョドってんのがキモいんだけど」

浜面「……」

フレンダ「ほら、アンタも食べろ。アンタが買ってきたんでしょ」

浜面「お、おう」

フレンダ「はぁ……絹旗も、結局こんな奴のどこがいいんだか……」

浜面「我ながら不思議でならねえよ」

フレンダ「まったくよ」

120 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/13(金) 03:02:29.05 ID:.o930lwo [6/7]
フレンダ「……ま、結局その必死さに免じて許してやろう」

浜面「すまん」

フレンダ「結局、殊勝そうな顔なんてアンタには似合わないのよ。キモいからやめれ」

浜面「……」

フレンダ「結局、挑発したのは私だけどさ」

浜面「その挑発にキレたのは俺だろ」

フレンダ「そう。結局、アンタが悪い」

浜面「……」

フレンダ「うん。結局そういう馬鹿っぽい顔してんのがお似合いなのよ、アンタは」

121 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/13(金) 03:30:02.87 ID:.o930lwo [7/7]
フレンダ「まー結局アレよ、うん」

浜面「アレ?」

フレンダ「絹旗泣かしたら、殺すから」

浜面「……」

フレンダ「結局、冗談とかじゃないのは分かるわよね。アンタが絹旗を悲しませたり、別れたりしたら、殺す」

浜面「……ああ」

フレンダ「まぁ? 結局私が出るまでもなく麦野に蒸発させられちゃうと思うけどね」

浜面「はは、だろうな」

フレンダ「いい事、ザコキャラその一。暗部にあって絹旗にこんな麻薬を教えたのはアンタよ。結局、アンタはその責任を取らないといけない」

浜面「重々承知してるさ……ま、言われるまでもねえよ。オマエや麦野に殺されたくはねえし、そもそもそうでなくても」

フレンダ「ん」

124 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/16(月) 02:14:01.24 ID:.vNsMrAo [1/7]
フレンダ「ほら、結局、食べ終わったならそろそろ帰りなさい」

浜面「ん。邪魔したな」

フレンダ「ほんとよ。結局、入れたのは私だけどさ」

浜面「……なあ、フレンダ」

フレンダ「んー?」

浜面「こういう事いえる立場じゃないのは分かってるけどさ……たまに遊びに来ていいか」

フレンダ「……結局、好きにすればぁ」

浜面「おう。またケーキでも持ってくる」

フレンダ「土産無しには入れないわよ、結局さ」

浜面「りょーかい。じゃあな」

フレンダ「ん。ばいばい」

125 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/16(月) 02:24:55.32 ID:.vNsMrAo [2/7]
「……はぁ」

「結局、私も甘いわね」

「それもこれも全部アイツのせい」

「結局、アイツさえいなきゃ世界は正しく狂ってたってのに」

「……フレンダ、ねえフレンダ」

「結局、アンタの仕事は顔も名前も知らない相手からの言葉一つで顔も名前もしらない奴をブチ殺す事よ」

「そこには遠慮も躊躇もいらない。邪魔者は全部残らず木っ端微塵に吹っ飛ばせ」

「アンタはただのゴミ処理係」

「そう、結局私は『アイテム』のフレンダ」

「くっさい地べたの更に下を這いずり回るクソ虫よ」

「自覚しろ、フレンダ。結局、忘れるんじゃないわよ」

「結局、アンタみたいなクソ虫が、太陽の下を歩けるはずがないのよ」

「……」

「それでも、少しくらい」

「憧れてもバチは当たらないわよね」

「……」

「結局、私何言ってんだ」

「ちくしょお、爆発しちゃえ」

129 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/16(月) 22:36:11.60 ID:.vNsMrAo [3/7]
 ――キィッ

浜面「悪い、おまたせ」

絹旗「まったくですよ。いつまで待たせる気ですか。超待ちくたびれましたよ」

浜面「悪かったって。むくれてっと可愛い顔が台無しだぜ?」

絹旗「私が超可愛いのは知ってます」

浜面「自分で言うかよ……」

絹旗「浜面が超言うんですよ」

浜面「……」

絹旗「あと、浜面はむくれた顔も超好きだってのも知ってます」

浜面「敵わねえなぁ」

130 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/16(月) 22:48:00.52 ID:.vNsMrAo [4/7]
絹旗「それにしても、彼女超ほっといてこんな時間まで一体何をやってたんですか」

浜面「んー。ちょっとな」

絹旗「……」

浜面「フレンダと喋ってた」

絹旗「それは知ってますよ。超メール来ましたし」

浜面「逐一報告されるのか、俺の行動……」

絹旗「……で? どういう事ですか」

浜面「何が」

絹旗「フレンダからメールが来たのが六時ごろ。なのにもう十時過ぎですよ。こんな時間まで超話し込んでたんですか」

浜面「あー、……ちょっとやる事があってな」

131 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/16(月) 22:57:53.32 ID:.vNsMrAo [5/7]
絹旗「それ、私には超言えない事ですか」

浜面「そんな事ないけど……」

絹旗「……それに、どこに向かってるんですか。また超ラブホですか」

浜面「駄目か?」

絹旗「少なくとも私の質問に超きっちり答えてくれるまでは」

浜面「……まぁ、明日には分かるからいいか」

絹旗「明日がどうかしたんですか」

浜面「オマエ仕事ないだろ?」

絹旗「特に予定は入ってませんがね。私が超暇だと浜面がどう得するんですか」

浜面「後ろの席」

絹旗「さっきから気になってはいましたけど、この超ごつい箱はなんですか」

浜面「愛しの絹旗へのプレゼントー」

絹旗「……はい?」

132 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/16(月) 23:19:47.14 ID:.vNsMrAo [6/7]
絹旗「ちょっと浜面、超どこに行ってるんです」

浜面「んー?」

絹旗「その……いつものとこ、こっちじゃないでしょう」

浜面「後回し。先に見せた方が早いかと思って……っと、ついた」

 ガチャ

絹旗「こんな超人気のないところにつれてきて何をしようっていうんですか。周り超工場ばっかですよ」

浜面「あれ、まだ来てないのか」

絹旗「超無視ですか」

133 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/16(月) 23:36:35.37 ID:.vNsMrAo [7/7]
浜面「まあ待てって……お、来た来た」

絹旗「……どちらさまですか」

浜面「俺のダチ」

服部「よー。久し振りだな」

浜面「うぃーす」

服部「んで? こっちの子はなんだよ。まさかどっかから掻っ攫ってきたんじゃねーだろうなー?」

浜面「アホ。んな事するか馬鹿。彼女でーっす」

服部「…………浜面テメェェエエエエ!!」

浜面「なんだよ面白おかしい顔してくれちゃって。宴会芸にはまだ早いぜ、色々」

服部「ふっざけんなコラァ! テメェ小学生に手ぇ出したのか!? いつの間にロリコンになったんだよ!?」

絹旗「あ、私一応これでも超中学生なんで」

浜面「HAHAHA、別にそんなに羨ましがらなくてもいいぜ」

服部「う、羨ましくなんかねーよチクショウ!」

絹旗「…………」

134 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/17(火) 01:20:10.03 ID:AsYZm5Qo [1/5]
浜面「んで、例のブツは?」

服部「ああ、そこの倉庫にある。鍵はこれな。車も一緒に突っ込んどけ」

浜面「サンキュー」

服部「ま、終わったらまた言え」

浜面「助かる。やっぱ持つべきものは友達だなー」

服部「ぬけぬけと何言ってやがる。阿呆」

絹旗「……例のブツってなんですか。超嫌な予感がするんですけど」

服部「そこの馬鹿に聞きなお嬢ちゃん。俺どうなっても知らねー☆」

絹旗「浜面ーっ!? 一体なんですか例のブツってー!!」

浜面「半蔵テメェ誤解を招くような事言ってんじゃねえよ!?」

服部「じゃーなー。彼女大事にしろよー。死ね」

浜面「それ親友に向ける言葉か!?」

135 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/17(火) 01:25:02.73 ID:AsYZm5Qo [2/5]
絹旗「……浜面。一体何を超企んでるんですか」

浜面「ええとな……見てもらった方が早いか」

絹旗「?」

浜面「シャッター開けるぞー」

 ガラガラガラガラ

浜面「ええと電気は……あったあった」

 カチッ

絹旗「……なんですかこの超よく見かける青いビニールシートのかかった物体は」

浜面「俺の元カノ」

絹旗「――――え?」

138 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/17(火) 01:33:49.76 ID:AsYZm5Qo [3/5]
 ばさぁっ

絹旗「――これは」

浜面「おー、やっぱり半蔵に頼んでおいて正解だったな。適当っぽく見えて仕事は丁寧なんだよなー」

絹旗「これが……浜面の超元カノですか」

浜面「おう。なかなかの美人だろ?」

絹旗「バイクが彼女って……浜面、あなた一体何歳ですか」

浜面「無免に決まってんだろ。ま、偽造したけどよ」

絹旗「それで? この元カノさんに会わせてどうしようってんですか」

浜面「フレンダに映画のペアチケット貰ったんだけどさ。これ『外』のなんだわ」

絹旗「外って、学園都市の『外』ですか?」

浜面「そうそう。せっかくだしさ、いつもと違う感じで行こうかなって事で、ほれプレゼント」

絹旗「……開けてもいいんですか」

浜面「オマエ、箱貰って嬉しいのかよ」

絹旗「そんな超特殊な性癖は浜面だけで十分ですよ。……なるほど、ヘルメットですか」

浜面「遠乗り、一緒にどうだ?」

絹旗「――浜面にしては超気が利きすぎですよ」

139 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/17(火) 01:38:31.02 ID:AsYZm5Qo [4/5]
to be continued...

156 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/20(金) 00:49:00.66 ID:JMxMpB2o [1/12]
絹旗「ぅ……」

浜面「地平線に~届く~よ~ぉに~、限界~まで~振り切って~くれ~♪」

絹旗「……朝っぱらから鼻歌とは、超上機嫌ですね」

浜面「お、起きたか」

絹旗「それだけ超騒がしくしてたら嫌でも起きますって」

浜面「悪りぃ悪りぃ」

絹旗「超珍しいですね。浜面が私より早く起きるなんて」

浜面「久し振りだからちょっとテンション上がってんのかな。なんか、起きちまった」

絹旗「それで、超朝早くから手入れですか」

浜面「おう。いくらアイツの仕事がいいからって、やっぱりこういうのは自分でやらないと意味がないしなー」

絹旗「……、……」

浜面「つっても磨くだけだけどな。久し振りだし、ピカピカにしてやらないと」

絹旗「……もしかして超わざとやってるんでしょうか、この馬鹿」

浜面「んー? なんか言ったかー?」

絹旗「いいえ何も! 超楽しそうでいいですねぇ!」

浜面「おう? 楽しいぞ?」

絹旗「……ほんっと、超デリカシーがないんですから。……バイクに超嫉妬するっていうのも変な話ですが」

157 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/20(金) 01:19:38.88 ID:JMxMpB2o [2/12]
絹旗「浜面ー」

浜面「なんだー?」

絹旗「ええとですね――そろそろ超お腹空いたんですけど!!」

浜面「え……? うおぁもうこんな時間かよ!?」

絹旗「時間を忘れるほど超夢中になってたんですか……」

浜面「仕方ない、カップ麺でも……ってこんなとこに何もねえよ! なんで昨日戻らなかった俺!」

絹旗「ベッドで寝たいって超言ったんですけどねー」

浜面「すんません全面的に俺が悪いですッ!!」

158 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/20(金) 02:57:59.23 ID:JMxMpB2o [3/12]
絹旗「こんながらんとした倉庫で朝マック食べるっていうのも超おかしな状況ですよね」

浜面「そうか? 結構やってたけど」

絹旗「バイクいじっててそのまま朝になって徹夜の超眠い目を擦りながら?」

浜面「よく分かるな」

絹旗「……」

浜面「なんだよ絹旗。不貞腐れて」

絹旗「ちょーなんでもないですよーだ」

浜面「それでなんでもないって事はないだろ」

絹旗「つーん」

浜面「……あ、もしかして」

絹旗「もしかして、なんですか」

浜面「……オマエ妬いてるのか?」

絹旗「ち、超違いますよ!? いきなり何言ってんですか浜面のくせにぃぃいいっ!?」

159 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/20(金) 03:29:10.75 ID:JMxMpB2o [4/12]
浜面「はーん、ふーん?」

絹旗「な、なんですかその超いやらしい笑いは!」

浜面「絹旗可愛いなぁー」

絹旗「ッ――! いきなり超何を言い出すんですかー!」

浜面「事実を言ったまでだぜ?」

絹旗「私が可愛いのは超同意ですが言われるまでもないですっつーか浜面に言われるのがー!」

浜面「分かった。じゃあ言わない」

絹旗「え――」

160 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/20(金) 03:33:11.17 ID:JMxMpB2o [5/12]
浜面「……ったく、その顔が駄目だっての」

絹旗「浜面……?」

浜面「言うなって言ったのはオマエだぞ」

絹旗「そ、そうですけど……!」

浜面「あーもうコイツはホントかわ、……」

絹旗「っ……。……えーと浜面、あのですね」

浜面「要するに言わなきゃいいんだろ、言わなきゃ」

絹旗「きゃ――!?」





「 」



「 」



「 」



「 」

161 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/20(金) 03:40:05.65 ID:JMxMpB2o [6/12]
絹旗「――――」

浜面「――これなら文句ねぇだろ」

絹旗「――はま、づら」

浜面「なんだよ。まだ文句あんのか」

絹旗「私……諜報屋じゃないんで」

浜面「は?」

絹旗「読唇術とかは超できないです」

浜面「……オーケー、分かるまで何度も教えてやるよ」

絹旗「あ、ちょっと、浜面。超待って」

浜面「どうしたんだよ」

絹旗「その……」

浜面「ん? アイツがどうした」

絹旗「見られてるみたいで超恥ずかしいです」

浜面「……いいだろ。見せつけてやれよ」

165 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/20(金) 20:09:36.27 ID:JMxMpB2o [8/12]
絹旗「…………」

浜面「超すみませんでしたー!」

絹旗「まったく……超朝っぱらからどういうつもりですか。このケダモノ」

浜面「いやあの、絹旗さんも別に嫌がっては……」

絹旗「超黙らっしゃい! 映画館、遠いんでしょう!? 超時間がやばいじゃないですか!」

浜面「いや十分日帰りできるし、最悪あっちに泊れば……」

絹旗「っ……!」

浜面「あっれー? もしかして少し期待しちゃったりしてますー?」

絹旗「してませんから! いいからさっさと出ますよ! 本来の目的を超忘れないでください!」

浜面「へいへい」

166 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/20(金) 20:57:39.20 ID:JMxMpB2o [9/12]
浜面「んじゃ、久し振りだけどよろしく頼むぜ、愛馬」

絹旗「……、……」

浜面「だからそんな顔するなって。ほら、後ろ」

絹旗「……浜面。今超重大な事に気付きました」

浜面「な、なんだ!?」

絹旗「届きません」

浜面「あれ? オマエ空中歩けんじゃねえの? 窒素固めれば」

絹旗「……届きません」

浜面「……それは抱き上げろというニュアンスでよろし?」

絹旗「超届きません!」

浜面「はいはい……これだからうちの姫さんは」

168 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/20(金) 23:00:47.35 ID:JMxMpB2o [10/12]
浜面「いいか? 足は閉じて、腿で押さえるように……そうそう。それで」

絹旗「浜面に超抱きついてればいいんですよね」

浜面「深い意味はないからな!」

絹旗「嫌なんですか」

浜面「んな訳あるか」

絹旗「じゃあしっかりぎゅーってしてます」

 ――ガォン!

浜面「……しっかり掴まってろよ」

絹旗「超頼まれたって離すはずありませんよ」

浜面「オーケー、それじゃ行こうか」

171 名前:座標固定じゃなくてあくまで単純固化でした。って前思いついた時にできなくねって思ったのに忘れてた[saga] 投稿日:2010/08/20(金) 23:54:56.48 ID:JMxMpB2o [12/12]
浜面「ふぅ。無事に『外』に出れたな。まあ偽造とはいえ限りなく本物のIDと許可証なんだが」

絹旗「……浜面、一つ超聞いていいですか」

浜面「何さ?」

絹旗「偽造IDを使うのは別に超いいんです……が」

浜面「が?」

絹旗「私のID。鈴科百合子って誰ですか」

浜面「……」

絹旗「誰、です、かぁ」

浜面「ぬぐぉおお絹旗さん走行中に鯖折りはヤバイヤバイ口から中身が出るぅぅううう!?」

絹旗「あら? 私はただ浜面に超抱きついてるだけですようふふ」

浜面「他意はない! 適当に考えた名前ですから絹旗が気にするようなもんじゃ決してないですから!!」

絹旗「本当でしょうねぇ……!」

浜面「ちくしょうこの体勢だと常套手段の『口をムリヤリ塞ぐ』ができねえ!」

絹旗「こんな超人前でするつもりなら全力でお断りします!」

浜面「見せ付けてやればいいじゃぬぐぉおおおギブギブギブ!!」

173 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/21(土) 14:55:14.92 ID:86SRmbMo [1/2]
浜面「絹旗、音の調子はどうだ?」

絹旗「だいじょーぶ。超クリアに聞こえてますよ」

浜面「車と違ってバイクだとこの距離でも声なんて聞こえないからな。無線付けといて正解だったぜ」

絹旗「……なんか、超不思議な感じです」

浜面「不思議? 何が」

絹旗「浜面の声が」

浜面「ああ、スピーカーを通すとちょっと変わるよな」

絹旗「そうじゃなくてですね……その……」

浜面「?」

絹旗「浜面に……ずっと耳元で超囁かれてるみたいで……」

浜面「……ずっとヘルメットつけておくか?」

 ぎゅ――

絹旗「超嫌ですよ。これだとキスできないじゃないですか」

浜面「……それもそうだな。うん」

178 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/21(土) 23:35:47.60 ID:86SRmbMo [2/2]
浜面「絹旗、大丈夫か?」

絹旗「何がですか?」

浜面「尻」

絹旗「これ、やっぱり超殴れって事でいいんですかね。事故っても私無事ですし」

浜面「いやいやいやいや純粋に心配してるだけだから! バイクの振動で痛くないかって意味だよ!」

絹旗「分かってますよー。超大丈夫ですから」

浜面「一応できるだけ凹凸は避けてるけど、やっぱりどうしても車より揺れるしな。疲れたらすぐ言えよ」

絹旗「はい。……、なんか今日は」

浜面「ん? ああ、いい天気だなー。遠出するには持ってこい……」

絹旗「浜面が超かっこいいですね」

 ギョキャキャキャキャキャ!!

絹旗「ぴぃ!?」

浜面「それはこっちの台詞だっ!? いきなり何を言い出しますかねあなたはっ!?」

絹旗「なんで褒めても素直に受け取らないんですか超めんどくさい男ですね!?」

181 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/26(木) 00:39:26.22 ID:FuAv3J.o [1/11]
浜面「……あのー、絹旗さんー?」

絹旗「なんですかチクショウ」

浜面「……いやまあ、今のは俺が悪かったんだけどさ」

絹旗「だから超なんですか!」

浜面「なんか背中に超当たってんですけど!」

絹旗「っ――!」

浜面「いや必死にしがみ付いてるのは可愛いし俺も悪い気はしないっつーか嬉しいんですが――ってあれ? 鯖折りは?」

絹旗「して欲しいんですか」

浜面「ああ。能力なしでならな」

絹旗「……超仕方ないですね」

浜面「お? 結構言ってみるもんだな」

絹旗「あのですね、浜面。知ってますか?」

浜面「んー?」

絹旗「私、実は浜面のお願いならなんだって超聞いてあげるんですよ」

浜面「……もーちょっと強く」

絹旗「まったく。浜面は超仕方ないですねぇ」

182 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/26(木) 03:10:36.26 ID:FuAv3J.o [2/11]
絹旗「浜面の背中って超大きいですね……」

浜面「オマエが小さいだけだ馬鹿」

絹旗「……うー」

浜面「なんだよ唸り声上げて」

絹旗「浜面としてはやっぱり、もうちょっと超大きかった方がいいんですか」

浜面「あえて聞き返すが何が」

絹旗「背とか……む、胸とか……」

浜面「……なあ絹旗。その質問どう答えても俺が殴られるオチじゃねえ?」

絹旗「いいから答えろ」

浜面「あっれーなんで急に命令形ですかー!?」

絹旗「――――」

浜面「分かった分かったからその無言のプレッシャーやめろよマジ怖いから!」

183 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/26(木) 03:13:29.70 ID:FuAv3J.o [3/11]
絹旗「……それで、どうなんですか」

浜面「ぶっちゃけどーでもいい」

絹旗「なんですかそのてきとーな答えは超絞めますよ!?」

浜面「大きい方がーとか言ってる内は駄目なんだよ。俺は『絹旗が』好きなんだから。そんなのは二の次」

絹旗「……」

浜面「オマエが俺の好きな絹旗なら、それでいいんだ」

絹旗「はま、づら……」





浜面「あ、でもやっぱり男としては挟んでもらったりするのもロマンがあって」

絹旗「やっぱり超絞め殺します!!」

浜面「ぐぬぉぉおおおお!?」

184 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/26(木) 03:14:38.81 ID:FuAv3J.o [4/11]
うーん、やっぱり圧倒的に妄想力が落ちてる
遅くてすまんねぇ……シャワー浴びてくる

185 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/26(木) 04:14:31.17 ID:FuAv3J.o [5/11]
浜面「……なぁ絹旗」

絹旗「なんですかー」

浜面「そんな不機嫌そうな声出すなよ……さっきの話な」

絹旗「超挟むほどなくてすみませんねぇ!?」

浜面「そうじゃねえよ! ったく、人の話を最後まで聞かねぇ……」

絹旗「む。だったら、一体なんですか」

浜面「……あー、その……だな……」

絹旗「言いたいなら超はっきり言ったらどうですかまた絞めますよ」

浜面「だあああっ!? そう急かすなアホっ! なんで俺の周りの女性陣はこんなデンジャラスな奴ばっかりなんだよ……」

絹旗「『アイテム』の他に浜面の周りに女性なんていないでしょうに何言ってるんですか超アホですか」

浜面「うるせえよ!? ったく、これじゃ言う気も失せちまう……」

絹旗「それで、なんですか?」

浜面「……オマエさ、まだ中坊だろ」

絹旗「そうですよ? よく小学生に超間違えられますけどね!」

浜面「その、なんだ。それならまだ成長期だ」

絹旗「もしかしてそんな分かりきった事を言うのに口篭ったんですか」

浜面「……、……」

絹旗「もしかして図星ですか」

186 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/26(木) 04:56:32.32 ID:FuAv3J.o [6/11]
浜面「違うっつの」

絹旗「じゃあなんなんですか」

浜面「オマエも、成長するんだなと思って」

絹旗「超ブチ殺しますよ」

浜面「そのままの意味だよ馬鹿」

絹旗「はい?」

浜面「俺もまだガキだけどさ……オマエも、どんどん変わっていくんだろうなって思って」

絹旗「……そうですよ。不老なんて、それこそ能力者ですらありません」

187 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/26(木) 05:11:32.85 ID:FuAv3J.o [7/11]
浜面「最初にオマエにキスしたのは二ヶ月くらい前だっけ」

絹旗「そう……ですね」

浜面「二ヶ月。まだたった二ヶ月だ。だってのにもう随分と経った気がする」

絹旗「そうですか?」

浜面「ああ」

絹旗「それだけ、超慣れましたか。それとも私といるのが超つまらないですか。アインシュタイン先生も言ってましたよ? ストーブの――」

浜面「違う、違うんだ絹旗。――まだ、たった、たったの二ヶ月なんだ」

絹旗「……?」

浜面「これから先、半年、一年、二年……俺はオマエの成長した姿が見たい。その過程が見たい」

絹旗「……浜面……?」

188 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/26(木) 05:24:23.81 ID:FuAv3J.o [8/11]
浜面「どっかの馬鹿とは逆の言葉を言うぜ――時よ、止まるな。オマエは絶対、今よりもっと可愛く、綺麗になる」

 ――――ぎゅ

浜面「ただの無能力者だけどさ……死なないから。絶対に」

絹旗「――はい。私も、死ぬつもりなんてさらさらありませんから」

浜面「ばっか。少なくともオマエを俺より先に死なせるかよ」

絹旗「いいえ、一人だけ残されるのは超嫌ですから。どうせならせめて一緒に」

浜面「そうだな。それで、二人一緒に笑って死にたい。オマエさえよければ」

絹旗「浜面。それってひょっとしなくても超プロポーズじゃないですか?」

浜面「……」

絹旗「……あ、すみませ――」

浜面「茶化すなよ馬鹿。最初からそのつもりだ」

絹旗「え――」

浜面「正確にはちょっと違うけどな」

絹旗「……じゃあ、ちゃんと、超正確に言ってください」

浜面「……、……絹旗」

絹旗「はい」

浜面「俺は死ぬつもりも、ましてやオマエを死なせるつもりもねぇ。でも」

絹旗「はい」

浜面「いつまでかは分からないけど……俺は、オマエと生きたい。一緒に」

絹旗「――はい。生きましょう浜面。一緒に」

189 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/26(木) 05:42:17.51 ID:FuAv3J.o [9/11]
――その日見た映画は、タイトルとポスター通りのB級アクションだった。

そこそこ面白く、そこそこつまらなかったけれど、そこそこテンションは上がったはずだった。

だというのに、二人とも終始ほとんど口を開かずにいた。

こちらの方が長いんじゃないかというような帰り道ですら、せっかくのプレゼントはほとんど有効活用されなかった。

けれど、喋らなくても分かる気がした。

ぎゅっと抱き締めた腕から服越しに伝わる微かな温もりだけで十分だった。

それからゲートを通り、いつもの見慣れた景色を横切り、途中洒落た店を尻目にコンビニによって、今朝発った薄ら広いガレージに戻った。

バイクから降りてもなぜかそこから出る気になれず、そろそろ肌寒くなってきたがらんとした空気の中、片隅で二人で毛布を被って眠った。

世界中から隠れるように身を縮こまらせ、身を寄せ合うようにしてキスをして。

彼は少し照れたように笑っていた。

願わくば、ずっとこうしていられますように。

叶うはずのない願いをするくらいには、私はもう彼にまいってしまっているのだ。

190 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/08/26(木) 05:43:13.24 ID:FuAv3J.o [10/11]
END...

229 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/09/12(日) 15:09:00.22 ID:ZVnEgqUo [2/10]
上条「はぁ……せっかくの日曜に呼び出されるとか……」

上条「まあ今回のは不幸じゃなくて自業自得っていうんですけどねー」

上条「能力開発じゃなくて一般科目で赤点取ってんだからなー。勉強してないのが悪いですよねー」

上条「…………日曜」

上条「くそおおおっ!! 今日こそはデートできると思ってたのにいいいいっ!!」

上条「俺のバカっ! アホっ! スケトウダラっ!!」



打止「ねーねー、なんか凄く聞き覚えのある声の雄叫びが聞こえてきたんだけど、ってミサカはミサカはあなたの袖を引っ張ってみる」

一方「見ンじゃねェ。馬鹿が感染る」

230 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/09/12(日) 15:18:29.14 ID:ZVnEgqUo [3/10]
上条「……帰るか」

上条「その前に気分転換にゲーセンでも寄って……」

上条「いやいや! 帰って勉強するんですよ上条さんー!?」

上条「この調子で期末も全教科赤点取ったらシャレにならねえって!」

上条「そんな事したら冬休みが潰れてしまいますのよ!?」

上条「冬休みといえば! クリスマス! 年末年始! 大きなイベントが重なってるんだぞ!!」

上条「……」

上条「…………」

上条「………………あ」





上条「クリスマスプレゼントとか……用意する金がねぇ……」

231 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/09/12(日) 15:28:46.66 ID:ZVnEgqUo [4/10]
上条「うわぁああどうしよぉおおおお!!」

上条「今月の食費ですらヤバイっていうのにそんな余裕どこにもないですよね!」

上条「いや、今からバイトしてかせ……うちの学校バイト禁止でしたー!!」

上条「くそっ、この際なりふり構ってられるか!」

上条「幸い上条さん体力だけはそれなりに自信ありますから! こっそり工事現場の手伝いとか……」

上条「はい、今どこも駆動鎧ですよね! 免許いるじゃねえかアレ!!」

上条「詰んだー!!」





御坂「往来のど真ん中で奇声発してるんじゃないわよちぇいさー」

上条「わきばらっ!?」

232 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/09/12(日) 15:40:01.82 ID:ZVnEgqUo [5/10]
御坂「おーおー。いい感じに綺麗に決まったわねー」

上条「最近のお嬢様は出会いがしらに人に回し蹴り入れるのかよ! 思わず背骨が変な音立てた気がしますよ!?」

御坂「めんご☆」

上条「全く誠意が伝わってこない! あと若干古い!
     知ってるか、人体って前後には曲がるけど左右には曲がらないようにできてるんだぜ!」

御坂「限界への挑戦って言葉、なんかかっこいいわよね」

上条「インドの人にでも言ってみてください! ヨガパワーならきっとなんとかなる!」

御坂「あはは、さすがに解剖学上それは無理でしょ」

上条「その無理な可動をさせようとしたのはどこのどなたでしたっけ!?」

御坂「あいさつあいさつ」

上条「挨拶で人体の限界に挑戦しないでください! あとやるなら自分でやれよ!」

御坂「無理無理。ってかなんで私がそんな事やらなきゃならないのよ」

上条「だあああああっ!!」

237 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/09/12(日) 19:25:29.63 ID:ZVnEgqUo [7/10]
上条「んで? いきなり蹴り入れちゃってくれるなんて相応の理由ってもんがあるんでしょうねぇ?」

御坂「なんか見知った頭を見つけたからつい思わず」

上条「オマエは俺の髪型に恨みでもあるのかっ!? 迷惑だからやめといてください全国のツンツン頭の人に特に俺!」

御坂「気にしない気にしない。本当はアンタ狙っただけだから」

上条「ピンポイントでも悪いわっ! それで、だからなんの用だって」

御坂「なんかこう、……挨拶?」

上条「本当にはた迷惑ですねぇ!」

御坂「てへ☆」

上条「なあ、殴っていい?」

238 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/09/12(日) 20:18:44.69 ID:ZVnEgqUo [8/10]
上条「はあ……いつもの事ながら今日は輪をかけて不幸だ……」

御坂「なーに? また補習でも食らってたの?」

上条「よく分かったな」

御坂「見りゃ分かるわよ。休みなのにアンタが制服着てるなんてそれ以外の理由が思いつかないじゃない」

上条「見れば分かるならそっとしておいてくれ……。俺はこれから帰って勉強するんだ」

御坂「……空は青いわね」

上条「雨も槍も降りませんっ! 勉強しないと期末が本当にやばそうなんで!」

御坂「期末? ……ああ、冬休みも補習三昧は嫌だものね」

上条「あとバイトも探さないといけないし……はぁ。どっかにわりのいいの転がってねーかな」

御坂「ん? んんー……?」

上条「な、なんだよ」

御坂「…………黒子?」

上条「…………」

御坂「図星?」

上条「分かってるなら聞かないでくださいませんか」

239 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/09/12(日) 23:15:06.92 ID:ZVnEgqUo [9/10]
御坂「へー、ふーん、ほー」

上条「なんだよ……」

御坂「えー。なんか妬けちゃうわねーって」

上条「あん?」

御坂「黒子。何よ、らぶらぶ?」

上条「……」

御坂「今からクリスマスの予定かー。彼氏も大変ねー」

上条「うっせーよ……こっちは年中金欠でどうしようかって頭抱えてるんだ」

御坂「別に気取ってもしょうがないじゃない? アンタの財布が軽いのはいつもの話なんだし」

上条「それでもなぁ……意地っていうか、少しくらいはいいとこ見せたいわけですよ」

御坂「それでバイト?」

上条「ああ。うちの学校バイト禁止だからその辺の求人に頼る訳にも行かないし、どうしたもんか……」

240 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/09/12(日) 23:54:16.99 ID:ZVnEgqUo [10/10]
御坂「バイトねぇ……」

上条「なー、なんかねぇ? ってオマエに言ってもしょうがないんだけど……」

御坂「あるわよ」

上条「なんですと!?」

御坂「あーよかった。ちょうどアンタを紹介しようと思ってたのよ。すっかり忘れてた」

上条「やっぱりなんの理由もなく蹴り入れてくれやがったのかテメェ!」

御坂「怒らない怒らない。バイト紹介してあげるから」

上条「……もしかして超危険だったりする?」

御坂「さあ?」

241 名前:木山「また私か」[saga] 投稿日:2010/09/13(月) 00:14:25.97 ID:2eG2hEgo [1/11]
木山「おや。久し振りだね」

上条「………………」

御坂「大丈夫よー。そこ座ってコレ頭につけてちょっと電気流すだけだからー」

上条「まてまてまてまて! それどっちかっていうと拷問っつーか処刑器具みたいに見えるんですけどー!?」

御坂「少しビリビリするかもしれないけど、死にゃしないわよ――多分」

上条「多分って言った! 今多分って言った!?」

御坂「冗談よ」

木山「学生の脳波のサンプルが欲しくてね。個人的な研究だが、謝礼は多少払うよ」

上条「……ちなみにおいくらほど?」

木山「ふむ……」

 さらさら、びりっ

木山「こんなものでどうだろう」

上条「いくらでも電気流してください」

243 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/09/13(月) 02:55:47.25 ID:2eG2hEgo [2/11]
上条「……あれ。今電気流してるんすか」

木山「うむ。そもそも人体には元から生体電気があるし、脳波というのも微弱な電磁波だ。
    数ボルトの電圧をかけたところで感じるほどでもないだろう」

上条「へー」

御坂「へー、じゃないわよ。アンタ本当に高校生……?」

上条「いや今のは相槌。さすがにそれくらい上条さんでも知ってますよはははは」

御坂「頬が引きつってるわよ……」

木山「ふむ……こんなものか」

上条「あ、終わり?」

木山「いや、これからだ」

 ぽちっ

上条「あばばばばば」

木山「ああすまん。反応を取るために刺激を与えたのだが……強すぎたようだ」

御坂「……木山せんせー。それ電気耐性持ってる人用に電圧上げてた気がするんだけど……」

木山「しまった……!? ……まあ誰にでもミスはあるな。うん」

上条「あばばばばば」

244 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/09/13(月) 03:08:04.07 ID:2eG2hEgo [3/11]
上条「死ぬかと思った……」

御坂「いくらでも電気を流せって言ってたのは誰だっけ?」

上条「それはあくまで比喩的な物であってだなぁ……!?」

木山「……上条君」

上条「はい?」

木山「言い訳じみているんだが……私はてっきり慣れているものかと思ってたんだが」

上条「何に?」

木山「いや、だってほら」

御坂「……私?」

木山「日常的に食らってるものかと」

上条「日常的にレベル5の電撃食らってたら死ぬから! それとも何か、俺はその手のマゾ太君ですか!?」

木山「彼女ならツッコミに一発二発撃ってもおかしくないと思うんだが」

御坂「あれ、私ってそういう認識!?」

上条「妥当な評価だろ!」

245 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/09/13(月) 03:13:08.02 ID:2eG2hEgo [4/11]
木山「ああ、彼氏は別なのか。うん、恋人は大事にしないとな」

御坂「彼氏っ!?」

木山「違うのか……? すまない。私はてっきり、そういうものだとばかり」

上条「こんなのが彼女だったら身が持たねーって」

御坂「その私を負かしちゃったのはどちら様でしたっけねぇ……!」

上条「勝ってない! あと若干誤解を生むような事を言うな! そもそもあれはオマエが喧嘩吹っかけてきて……」

御坂「ああそう、まだ決着はついてなかったわね。よーし、それじゃあ再戦と行きましょうか……!」

上条「待て待て! 周り電子機器いっぱい! ここでドンパチやったら迷惑この上ないだろ!」

御坂「じゃあここじゃなかったらいいのね……!」

上条「うわあコイツやる気満々だー!?」

木山「……御坂美琴に、勝った……?」

246 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/09/13(月) 03:41:56.39 ID:2eG2hEgo [5/11]
木山「お疲れ様。終了だ」

上条「うおお……体中が痛ぇ……」

御坂「私のは平気なのになんでコレは駄目なのよ……」

木山「ありがとう上条君。面白いデータが得られたよ」

上条「はは、こっちもこれでなんとかアイツにむくれられずにすみそうだ」

木山「……? ああ、そうそう。あとこれも」

上条「名刺?」

木山「よかったらまた連絡してくれ。もう少し研究してみたい」

上条「…………」

木山「何、無理にとは言わないさ。気が向いたらでいいよ」

上条「……分かった」

247 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/09/13(月) 03:44:54.13 ID:2eG2hEgo [6/11]
御坂「はいはい、それじゃ帰りましょ。どっかでご飯でも食べてく?」

上条「いや、帰らないとアイツがまたうるさいしなぁ……」

御坂「アイツ?」

ガチャ

上条「…………おい御坂」

御坂「何よ」

上条「てめ、最初から狙って」

御坂「おほほ、なんの事かしら」



白井「――奇遇ですわね、上条さん」

248 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/09/13(月) 04:04:22.73 ID:2eG2hEgo [7/11]
上条「…………テメェ」

御坂「あら、偶然ね黒子。アンタも来てたの」

木山「よくもまあ、いけしゃあしゃあと言えたものだ……」

白井「……お姉様、上条さんと何を?」

御坂「非合法バイトの紹介よ。暇だったから同席してただけ」

上条「なな何もやましい事はないからな!?」

白井「分かってますのよ……それくらいの信用はしていますし、上条さんにそんな甲斐性はないですし」

上条「酷い言われようだ……彼氏なのに……」

御坂「んで、どうする? ファミレスでも行く?」

上条「…………ちょっと電話」

御坂「はいはいー」



上条「あ、もしもし土御門? 悪いんだけどさー」

土御門『またシスターの面倒かー? 私だって忙しいんだぞー』

上条「そこをなんとか!」

土御門『……まあいいがなー。メイドは人に使われてなんぼだからなー』

上条「ありがとうございますっ!!」

土御門『まあいいさ。私も久し振りに話をしたいしなー。ここのところ忙しくて……』

249 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/09/13(月) 04:11:49.73 ID:2eG2hEgo [8/11]
上条「オーケーですっ!」

御坂「まったく、このバ彼氏は……」

上条「馬鹿で結構! さあ行くぞー!」

白井「……お姉様。何やら今日の上条さんはいつになくご機嫌なご様子ですけれど」

御坂「あれじゃない? 飴と鞭ってやつ」

白井「はぁ……?」

御坂「不幸続きじゃ可哀想でしょう? それに私も、役得役得」

白井「あらあら。それじゃあ不公平じゃないですか」

御坂「ん?」

白井「わたくしだけ美味しいところを持っていってますの」

御坂「別にいいんじゃない? それにアンタも、寂しかったでしょ?」

白井「……そんな事は、ありませんけれど」

御坂「素直じゃないわねぇ。しおらしい黒子も可愛いけど」

白井「お姉様!?」

250 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/09/13(月) 04:18:39.63 ID:2eG2hEgo [9/11]
上条「おーい、二人とも何やってんだよー」

御坂「ほら、早く行こ?」

白井「……しかしお姉様。もう門限も近いですが、よろしいので?」

御坂「アンタはどうしたい?」

白井「……、……」

御坂「アンタさ、いつも思うけど……アイツにはもう少しわがままになってもいいんじゃない?」

白井「ですが……」

御坂「それと私にもね。最近黒子が構ってくれなくて寂しーのよ、お姉様」

白井「――はい」

御坂「それじゃ行きましょ。少しくらいハメを外したっていいわ。それで、一緒に寮監に怒られましょ」

白井「そこで寮監様のお名前は出さないでくださいな」

御坂「じゃあやめる?」

白井「天秤にかけるまでもありませんの」

御坂「オッケー、いい返事。それでこそ私も苦労した甲斐があったわ」

白井「あら。最初から予定調和ではありませんの?」

御坂「さあ? どうでしょうね」

251 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/09/13(月) 04:19:53.82 ID:2eG2hEgo [10/11]
END...

256 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/09/17(金) 21:13:03.92 ID:URLR7wMo [1/4]
「さってとー。今日はあれだねぃ、やっぱりいつも通りBGMはメイドさんロックンロールで……」

 がちゃ

「……もしかして歌って欲しいのかー」

「いやここはおにいちゃんロックンロールでも……」

「それは私へのあてつけなのかー。帰るぞクソ兄貴」

「もっと! もっと義兄への愛を叫んでくれぃ!」

「あい分かった――死ねこのクソ野郎」

「おっおっううぇああぁああぅぅおぉぉおお」

「非常識な義兄を持つと苦労するなー。全次元の妹属性キャラに同情するぞー……」

257 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/09/17(金) 22:06:22.15 ID:URLR7wMo [2/4]
「今日は一体どうしたんだ? 来るとは聞いてないけど」

「何か用事がないときちゃいけないのかー」

「いやいやいや! いつでも大歓迎だぜぃ!?」

「そうかそうか、私の可愛い顔が見れてそんなに嬉しいかー」

「嬉しいねぃ。ここんとこ会ってなかったしな。電話はしてたけど」

「……そういう素直なところは好きだぞー」

「そういうところだけか?」

「私がいないとろくに飯も食わないくせに何言ってんだー? ほっとくと死ぬからなー」

「最近のコンビニ飯は結構美味いぞ」

「…………帰るぞー」

「でもやっぱり、オマエがいないと死ぬにゃー」

「最初からそう言っとけばいいんだぞー」

「そうだにゃー。オマエのいない世界なんかお断りだねぃ」

258 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/09/17(金) 22:12:37.18 ID:URLR7wMo [3/4]
だーめだ
スランプっつーか、精神的によろしくない感じなんで続行できそうにないです

完全停止。という訳でこっちもあっちも明日あたりHTML依頼出してきます。すみません

263 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/17(金) 22:46:36.32 ID:URLR7wMo [4/4]
ああ、両方とも土御門だからつけなかったんだ。>>1です
まーいろいろあって、ちょっと精神的にだうーな感じ。誰か俺にじゅーでんしてくれー

まあ、気分が乗ったときに総合にちらっと投下した奴書き溜めてるんでそのうち

という訳で、スレ落ち

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。