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のび太「ミサカちゃんに出会ってもう3年か…」 短編

322 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 10:19:14.56 ID:ZlLnicHZ0

         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『後日談SSを書こうと思ったらいつのまにか
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        “ドラえもんチックなギャグSS”になっていた』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    続編だとか大長編だとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなたいそうなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

324 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 10:25:06.18 ID:ZlLnicHZ0
というわけで試験的なギャグSSです
勇敢&クールなのび太は見る影も無いのでご容赦ください
――――――――――――――――――――――――――――――

あれから3日
一方通行たちは本当に未来から帰ってきた
未来からの攻撃の心配が無くなったため、ドラえもんはジャミング装置としての役割を終え
ドラミの手によって元のドラえもんに戻った
ようやくのび太に真の平和が訪れたのだ

チャカチャカン♪

ドラえもん『ダブルブッ王(キング)』

326 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 10:28:15.67 ID:ZlLnicHZ0
―長点上機学園中等部―

そこの中庭で電話している少年がいた

のび太「もしもし静香ちゃん?え?次の演奏会行けるかって?
     うんうん行く行く~もちろん行くよ~
     えっ!?その後デートしようだって?行こう行こう!」

彼の名は野比のび太
今は友人源静香と電話している

のび太「うんわかった!じゃあ日時が決まったら教えてね~バイバーイ」
ピッ!

のび太「ふんふふ~ん♪静香ちゃんとデート~」

328 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 10:29:43.12 ID:ZlLnicHZ0
ピリリリリリリ

のび太「おや?ミサカちゃんから電話だ
     もしもしミサカちゃん?
     えっ?次の日曜日暇かって?もちろん暇だよ~どうしたの?
     えっ!?遊園地でデートしようって?もちろん行くよ~
     また射的でミサカちゃんの好きなぬいぐるみ当ててあげるからね~
     じゃあ日曜日楽しみにするね~バイバーイ」

ピッ!

のび太「ふんふふ~ん♪ミサカちゃんともデート~」

スネ夫「全く…2人の女の子とデートとはいい身分だなのび太」

330 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 10:33:05.61 ID:ZlLnicHZ0
のび太「やだな~僻まないでよスネ夫
     僕は学園都市の“第六位”だよ?
     みんなの憧れの的…つまりはモテるのです!」

スネ夫「別に僻んじゃいないさ
     それより2人と約束して大丈夫なのかのび太?
     もしダブルブッキングになったらどうするんだよ?」

のび太「…ダブルブッキング?」

スネ夫「二重約束…2人の約束が同じ日に被ったらどうするのさ?」

のび太は冷や汗をタラタラ流す

のび太「や…やだな~スネ夫
     そんな偶然あるわけ無いじゃないかぁ…」

332 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 10:36:14.65 ID:ZlLnicHZ0
ピリリリリリリ

のび太「静香ちゃんだ…もしもし静香ちゃん?」

静香『もしもしのび太さん?
    演奏会の予定がもう決まったの
    “次の日曜日”よ
    “もちろん来るわよね”?』

のび太は完全に凍った

334 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 10:38:23.15 ID:ZlLnicHZ0
―長点上機学生寮・のび太の部屋―

ドラえもんはどら焼きを食べてのんびりお茶をしていた

ダッダッダッダッダ…ガチャン!!

のび太「ドラえもーん!」

ドラえもん「わぁびっくりしたぁ!
       どうしたんだい?そんなに慌てて」

のび太「ドラえもん!2人の女の子と同時にデート出来る道具出してよ~」

335 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 10:41:28.10 ID:ZlLnicHZ0
ドラえもん「なっ何てことを言うんだ君は!?
       そんなのダメに決まってるじゃないか!!」

ダメに決まってる

その手の道具が存在しない時にドラえもんは
『そんな道具無いに決まってる』と言う

のび太「あるんだね?だったら出してよ~
     静香ちゃんとミサカちゃん…同じ日に約束しちゃったんだよ~」

ドラえもん「ダメったらダメぇえええ
       そんなことしたらミサカちゃんに惚れている秀才に殺されるぞ?」

のび太「大丈夫大丈夫!あいつには殺されないよ僕は」

339 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 10:46:22.61 ID:ZlLnicHZ0
ドラえもん「…じゃあ逆に考えるんだのび太くん
       静香ちゃんがのび太くんと出木杉くん、同時にデートしてたらどう思う?
       ミサカちゃんがのび太くんと秀才、同時にデートしてたらどう思う?」

のび太「う…そ…それは…」

ドラえもん「嫌だろう?そんなことしたら2人を傷つけるだけだぞ!!」

のび太「う…うわぁぁああああん」

のび太は滝のような涙を流した

342 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 10:49:32.94 ID:ZlLnicHZ0
ドラえもん「の…のび太くん?」

のび太「じゃあどうすればいいのさ?
     急に予定が重なったんだよ?
     どっちとも約束したのに断れるわけないじゃないか
     それをどちらか断るほうが傷つけるだけじゃないか
     うわぁぁああああん」

ドラえもん「そういう事情ならしょうがないなぁ…」

のび太の涙がぴたっと止まる

のび太「出すの?出してくれるの?」

ドラえもん「今日だけだよ…」

チャカチャカン♪

ドラえもん『ダブルブッ王(キング)ぅぅ♪』

のび太「ダブルブッキング?」

343 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 10:50:56.65 ID:ZlLnicHZ0
それはネックレス型の道具だった

ドラえもん「このネックレスをつけるとね
       自分の分身を生み出すことが出来るんだ
       まあ試してみた方が早いね」

ネックレスをのび太につける

のび太『おぉ!?』

のび太A「すごーい」
のび太B「2人になったー」

345 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 10:52:41.72 ID:ZlLnicHZ0

ドラえもん「それだけじゃないんだよ
      こっちののび太くん目を瞑ってごらん?」

のび太Aが目を瞑る

のび太A「えっ?何でドラえもんが見えるの!?」

ドラえもん「ふふふ。驚いたかい?
       これは五感も共有出来るんだよ
       慣れれば集中しなくても自然に共有出来るようになるよ
       これがあればありがちな『鉢合わせ』にもあわなくて済む」

のび太A「これがあれば完璧だね!」
のび太B「ありがとうドラえもん!!」

347 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 10:57:31.69 ID:ZlLnicHZ0
日曜日

―静香サイド―

のび太「静香ちゃーん!」

演奏会の会場前に静香が待っていた

静香「あっ!のび太さーん来てくれたのね?」

のび太「もちろんだよ~
     当たり前じゃないかー」

静香「よかった。またミサカさんとどこかに行かないかと心配だったの」

のび太「ギクッ!」

349 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 11:00:10.98 ID:ZlLnicHZ0
>>348
短編SS
とくに終わりとは決めてません
――――――――――――――――――――――――――――――

―打ち止めサイド―

のび太「ギクッ!」

打ち止め「どうしたののび太?
      ってミサカはミサカは尋ねてみたり!」

打ち止めは静香に宣戦布告して以降
のび太を名前で呼ぶようになっていた

のび太「なっ何でもないよ」(やばい思わず反応してしまった)

351 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 11:05:03.99 ID:ZlLnicHZ0
―静香サイド―

のび太「な…何でそんなこと聞くの?」

静香「今日の演奏会にね…ミサカさんも誘ったの
    でも『大事な用事があるからごめんね』って」

のび太は冷や汗が止まらない

のび太「へ…へー…他のみんなは?」

静香「武さんは野球の試合
    スネ夫さんは能力の論文作成
    出木杉さんは風紀委員のお仕事ですって
    …みんな偶然都合の悪い日が重なったみたい」

そこでのび太は静香の手に握られているものに気づく

のび太「ヴァ…ヴァイオリン!?今日はピアノじゃなかったの?」

静香「あら?言ってなかったかしら?」

のび太(それで今日はみんな来ないのかぁぁぁあああ)

358 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 11:10:41.74 ID:ZlLnicHZ0
―打ち止めサイド―

のび太は頭を抱えて悶えている

打ち止め「の…のび太ホントにどうかしたの?
      ってミサカはミサカは本気で心配してみたり
      何なら別の日にして今日はやめる?
      ってミサカはミサカは別プランを提案していみる」

のび太「いや!大丈夫!ホント大丈夫だから!」

よく見ると打ち止めは私服を着ている―常盤台は私服厳禁なのにだ
それに軽くお化粧までしている
せっかくのデートを無駄に出来るわけが無い

のび太「よし!遊園地行こうかミサカちゃん!!」

359 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 11:16:30.27 ID:ZlLnicHZ0
―静香サイド―

静香は音波操作系の“レベル3”である
得意な分野は“音色の操作”
自分の感情に相まって美しい音楽を奏でることが出来る―ピアノに限っては

ギィィィィィイイイイイイイ
ピギャァァァァァアアア

のび太(これは…ジャイアンの歌に匹敵する!!!)

観客には失神する客も少なく無い
しかし学園都市で静香の演奏は“一種の芸術”と一部の人間に評価されており評判がいいのだ

のび太(静香ちゃんの演奏…耳を塞ぐわけにはいかない!!)

360 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 11:24:19.09 ID:ZlLnicHZ0
―打ち止めサイド―

のび太は打ち止めのために射的でカエルのぬいぐるみ取ろうと頑張っていた
周りには人だかりが出来ている

「射程圏内と電脳妖精のカップルがいるよ」
「おい!射程圏内が射的をするらしいぞ」
「うそ!?10km先の針の穴を打ち抜けるあの射程圏内が!?」

しかし…

打ち止め「また外した…のび太がこんな近距離で外すのなんて初めて見た
      ってミサカはミサカは本気でのび太の体調を心配してみたり」

のび太「こ…こういう日もあるさ…あはははは」

五感の共有

ダブルブッキングの副作用をのび太はまともに喰らっていた

「なんだよ射程圏内もたいしたことねーな」
「彼女の前で…ダッサ~」

のび太「………」

364 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 11:31:22.69 ID:ZlLnicHZ0
―静香サイド―

静香は落ち込んでいた
芸術ともてはやされていてもさすがに失神する観客までいると静香でも気づく

静香「私のヴァイオリン…そんなにダメなのかしら?
    私ピアノよりヴァイオリンの方が好きなんだけど」

のび太「…そんなこと無いよ!僕は音楽は全然わからないけど…
     静香ちゃんのヴァイオリン…凄く気持ちがこもっていたよ!
     それぐらい僕にもわかる!」

のび太は本心で答えた

静香「のび太さん…ありがとう!」

のび太「それより何かご飯食べに行こっか!」

370 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 11:37:56.90 ID:ZlLnicHZ0
―打ち止めサイド―

のび太と打ち止めはベンチで休憩していた

のび太「ふう…そろそろ万全だ!今なら絶対ぬいぐるみ取れるよ!
     また射的に行こうよミサカちゃん!」

打ち止め「ミサカは…」

のび太「へ?」

打ち止め「ミサカはのび太が“レベル0”でもミサカのままだよ?
      ってミサカはミサカは自分の正直な気持ちを伝えてみる」

打ち止めは気づいていた
先ほど馬鹿にされていたのび太が小学生のときに受けたコンプレックスを思い出していたことを

そこで初めてのび太は気づき、反省した

のび太(ミサカちゃんも静香ちゃんもこんなに一生懸命なのに…僕は何をしているんだ)

のび太「ミサカちゃん!話があるんだ」

打ち止め「へ?」

373 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 11:41:49.64 ID:ZlLnicHZ0

―静香サイド―

のび太と静香はファミレスで食事をしていた

静香「話って何?のび太さん」

のび太は正直に話し、2人に謝ろうとしていた

のび太「実は――」

静香「あっ!ミサカさんのお姉さんだ!
    御坂さーん!!」

のび太「へ?」

のび太が振り返る

そこにはオープンハートのネックレスと軍用ゴーグルを付けた高校生―美紀だ

―いや、“妹達の10032号”だ

378 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 11:47:18.73 ID:ZlLnicHZ0
―打ち止めサイド―

ミサカネットワーク
同じ脳波を持つクローンである御坂美琴のクローン“妹達”はこのネットワークによって感覚が共有できる
そう『感覚が共有できる』のだ

のび太は冷や汗が止まらない

打ち止めを見る――打ち止めは無言で携帯でテレビ電話をかける
相手は

―静香サイド―

のび太は冷や汗が止まらない
美紀を見る―美紀はにっこりと笑っている…不気味なくらいに

静香「あら?ミサカさんからテレビ電話だわ
    どうしたのミサカさん?」

380 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 11:49:59.98 ID:ZlLnicHZ0
ちょっと文ミスった

―打ち止めサイド―

ミサカネットワーク
同じ脳波を持つ御坂美琴のクローン“妹達”はこのネットワークによって感覚が共有できる
そう『感覚が共有できる』のだ

のび太は冷や汗が止まらない

打ち止めを見る――打ち止めは無言で携帯でテレビ電話をかける
相手は

―静香サイド―

のび太は冷や汗が止まらない
美紀を見る―美紀はにっこりと笑っている…不気味なくらいに

静香「あら?ミサカさんからテレビ電話だわ
    どうしたのミサカさん?」

打ち止め『ミサカはね…静香ちゃんに謝らなきゃいけないの
      ってミサカはミサカは』

382 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 11:53:35.02 ID:ZlLnicHZ0
更にミスったもうやだ


打ち止め『ミサカはね…静香ちゃんに謝らなきゃいけないの
      ってミサカはミサカは謝罪してみたり』

静香「あら?どうして?」

打ち止め『これを見て』

モニターに移るもう一人ののび太

静香「のび太さん…これどういうこと!?」

384 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 11:57:24.35 ID:ZlLnicHZ0
―打ち止めサイド―

のび太「ミサカちゃん!違うんだこれは」

打ち止め「何が違うの…?ってミサカはミサカは弁明のチャンスを与えてみたり」

バチッ!バチッ!

打ち止めの周囲に火花が飛び散る
攻撃は得意ではないとは言え打ち止めも電撃使いなのだ

のび太「ち…違わない!けど僕は今ちゃんと謝ろうと!!」

打ち止め「謝って済めば風紀委員は要らないのぉぉぉおおおおおお!!」

電撃がのび太を襲う

のび太「あばばばばばばばばばばばばばば」

385 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 12:02:55.96 ID:ZlLnicHZ0
―静香サイド―

のび太「あばばばば…待って…あばばばばば…静香ちゃん…あばばば
     ヴァイオリンは…あばばばばば…これ以上の追撃は…あばばばば」

静香「知らないんだから!!」

静香が指向性を持たせた怪音波をのび太に浴びせる

のび太「ぎぃぃゃあああああばばばばばぁあああああああばばばばばば」

その後、のび太は風紀委員が駆けつけるまで電撃と怪音波の二重苦を浴びていた

のび太「助けてよドラえもぉぉぉぉおおおおん」

その姿をドラえもんはモニターで見守る

ドラえもん「やっぱりフラグの二本取りなんて許されないんだよ」

ダッダッダッダッダッダガチャ!!

上条「ドラえもん!!2人の女の子と同時にデートが出来る道具を出してくれ!!」

ドラえもん「こっちのフラグ体質もか…やれやれ」

―ダブルブッ王(キング) 完―

389 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 12:07:22.53 ID:ZlLnicHZ0
のび太や打ち止めの日常とはこんな感じでいいのだろうか

419 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 14:38:17.07 ID:ZlLnicHZ0
遅れて申し訳ないです

チャカチャカチャン♪

ドラえもん『あいあいパラソル』

420 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 14:40:09.26 ID:ZlLnicHZ0
―長点上機学生寮・のび太の部屋―

打ち止め「ドラえもんに頼みがあるの!
      ってミサカはミサカは懇願してたり」

ドラえもん「どうしたんだいミサカちゃん?君が僕のところに来るなんて珍しいね」

打ち止め「えっとねー…人を特定の誰かに惚れさせる道具ってある?
      ってミサカはミサカは尋ねてみたり」

ドラえもん「あるにはあるけど
       …まっ…まさかそれでのび太くんを落とすつもりか!?」

打ち止め「っ!?ち…違うの!!ってミサカはミサカは全力否定してみたり!!
      でもそんな使い方も出来るんだなぁってミサカはミサカは思わぬ盲点に驚愕してみる」

423 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 14:45:09.37 ID:ZlLnicHZ0
ドラえもん「じゃあ誰に使うのさ?」

打ち止め「上条当麻とお姉様なの!ってミサカはミサカはおばちゃん精神でお節介を焼いてみる」

インデックスを助けに行くために上条が未来に向かうとき
美琴は上条に告白した。しかし上条の返答はNOであった

打ち止め「詳しくは教えてくれなかったんだけどね
      別に禁書目録が好きだから振ったわけじゃないって話なの
      ってミサカはミサカは補足説明を加えてみる」

ドラえもん「それならスネ夫くんに頼めばいいんじゃないかい?
       彼の心理定規ならどんな秘密道具より確実だよ?」

打ち止め「彼ねー…『気が進まない』って言ってやってくれなかったの
      ってミサカはミサカはしょんぼりしてみる」

ドラえもん「うーん…キッカケでいいのならちょうどいい道具があるよ」

426 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 14:50:53.12 ID:ZlLnicHZ0

チャカチャカチャン♪

ドラえもん『あいあいパラソルぅ~』

打ち止め「おお!」

ドラえもん「この傘の下に5分間
       2人で並んで入ると、向かって右側の人が左側の人を好きになるって道具なんだ」

打ち止め「わかった!じゃあ次の雨の日にこれをお姉様に渡せばいいんだね?
      ってミサカはミサカは確認をとってみる」

ドラえもん「どうせならこれ持って行きなよ『アメダスペン~』
       地図に雨のペンで書き込めばそこの天気を雨に出来るよ!」

打ち止め「ほ~至れり尽くせりどすな~ってミサカはミサカは似非京都弁を使ってみたり!
      ありがとうドラえもん!」

タッタッタッタッタ…

ドラえもん「ふふふ…あの子も一生懸命だなぁ」

ドラえもんがお茶をすする
ドラえもんの足元にはあいあいパラソルの取扱説明書があった

『傘の下に5分間、2人で並んで入ると、向かって左側の人が右側の人を好きになる』

431 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 14:55:08.84 ID:ZlLnicHZ0
日曜日

上条と美琴は街で買い物をしていた
打ち止めがセッティングしたものである

のび太「で?何で僕まで尾行するのさ?」

打ち止め「“この前”の罰なの!ってミサカはミサカはあの時の怒りを思い出してみたり」

のび太「うっ…そんな~…もうすぐ空力能力者学会の要旨提出日なのに…」

打ち止め「ほら!!お姉様たちが動いたよ!ってミサカはミサカはのび太の言い分をすっぱり切ってみたり」

434 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 15:01:37.65 ID:ZlLnicHZ0
上条「そういやさ御坂。何で傘なんか持ってるの?」

美琴「えっ…さあ?美里が『今日絶対に雨が降るのー』ってどうしても言うから」

打ち止め(絶対に左に入るんだよ?そしたら絶対にいいことあるからね!)

美琴(占いか何かかしら?まあたまには従ってみるのもいいかもね)

上条「でもよー御坂。全く降る気配なんてないですよ?」

美琴「まあ降らなくてもいいじゃない。そんなに邪魔にもならないし」

438 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 15:04:41.27 ID:ZlLnicHZ0
のび太「じゃあここでアメダスペンの出番ってことだね
     って何で僕らのところまで雨で囲もうとしてるの!?
     そしてスタンバイしているその傘は何!?」

打ち止め「ただのジョークですよーってミサカはミサカは口を尖らせてみる」

打ち止めはぐりぐりと力任せに何回も美琴と上条の周囲を雨マークで囲む

のび太「ちょっ…それやりすぎ!!」

ザァァアアアア

滝のような集中豪雨が美琴と上条の周辺だけをピンポイントに襲う

上条「なっ!?何ですかこの超局地的集中豪雨は!?」

美琴「ちょっと傘!傘!」

美琴が傘をさし、2人はあいあい傘をする
立ち居地は――美琴が左、上条が右

440 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 15:08:55.73 ID:ZlLnicHZ0
美琴「ははは…本当に降ったわね///」

上条「しかしこりゃ傘があっても濡れるレベルだぞ!!逃げるぞ御坂!」

上条が美琴の手を引き走って逃げる
美琴は意地でもあいあい傘を崩さない

打ち止め「逃がすものかぁ!!ってミサカはミサカは追撃してみる!!」

上条と美琴が走る道にぐりぐりとアメダスペンで書き殴る打ち止め

のび太「これじゃあ僕たちも濡れるじゃないか!!」

打ち止め「じゃあミサカたちもこの傘入ろうよ。これは普通の傘なの
      ってミサカはミサカはのび太の手を引っ張ってみたり」

442 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 15:12:22.21 ID:ZlLnicHZ0
3時間

逃げる上条・追う打ち止め
この両者の決着が付くのに要した時間である

辺りも暗くなった公園で打ち止めはとうとう2人を5分以上相々傘に入れることに成功したのである

打ち止め「やった!!これで彼はお姉様の虜に!
      ってミサカはミサカはVサインをしてみる」

のび太「でも上条さんって全然様子が変わらなくない?」

444 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 15:14:49.52 ID:ZlLnicHZ0
ピリリリリリリリ

突然打ち止めの携帯電話が鳴る

打ち止め「あっ…ドラえもんからだ」

ドラえもん『大変だミサカちゃん!!あいあいパラソルについて問題が2つあった』

打ち止め「問題?」

ドラえもん『まず説明書を見たら右側と左側を間違えてしまった!』

打ち止め「ええ?それじゃあミサカの苦労は…ってミサカはミサカはげんなりしてみたり」

ドラえもん『もう一つが重大な問題なんだミサカちゃん!!
       僕が買ったあいあいパラソルがリコール対象商品だったんだ!』

打ち止め「え?」

ドラえもん『効果が効きすぎるって報告例があったんだ
       つまり好きになり過ぎておかしくなっちゃうってわけだよ』

446 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 15:17:34.36 ID:ZlLnicHZ0
上条「…冷静に考えれば屋内に逃げ込めばよかったな
    …何見えない相手にムキになってたんだ…って御坂?」

美琴はうつむいたままである

上条「御坂?どうした大丈夫か?
    ってお前ずぶ濡れじゃないか!!その服どうにかしないと」

美琴「そうね…脱がなきゃね」

そう言って美琴は大胆にも上着を脱ぎ始め
とうとう残すところブラ一つというところまで脱いだ

449 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 15:21:48.52 ID:ZlLnicHZ0
上条「みみみみみみみ…御坂さん!?」

美琴「寒いよぉ当麻ぁ…当麻の身体で温めて…」

そのまま上条に抱きつく

上条「ままままままさか魔術師か何かに操られてるのか!?
    待ってろ御坂!そんなもの俺の右手で…」

上条の視線が下に行く
見えるのは美琴の谷間――意外と大きい…着やせするタイプだろうか?

美琴の胸に気を取られているとその右手を美琴に掴まれた

美琴「その右手で…滅茶苦茶にしてよ当麻ぁ」

455 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 15:26:20.12 ID:ZlLnicHZ0
………

2人はダラダラと汗を流す

のび太「どどどどどどうしようミサカちゃん!?
     このままじゃあの2人ビデオでしか見たことのない光景になっちゃうよ!!」

打ち止め「ミサカはそんなビデオ見たことないもん!
      ってミサカはミサカはあなたの思春期を垣間見て若干引いてみたり」

のび太「そ…そんなことよりどうするのさ!?」

打ち止め「これはこれでいいんじゃない?
      『こういうのは既成事実から作っていくべきですの』って黒子お姉ちゃんが言ってたもん
      ってミサカはミサカは無責任に開き直ってみる!」

のび太「そ…そんな~」

???「全く…これだから気が進まないって言ったんだよ」

460 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 15:30:23.74 ID:ZlLnicHZ0
美琴が掴んだ上条の右手が美琴の胸へと吸い込まれる
上条は抗えない…男の子だもん

上条(もうダメだ!!)

とそのとき

美琴「はっ!!えっ!?ちょっ…私何してるの??」

慌てて服を着る美琴

スネ夫「危機一髪だったね」

美琴「君は…?って美里にのび太!!…もしかしてこれ…アンタたちの仕業?」

打ち止め「…ごめんなさいお姉様…ってミサカはミサカは反省してみる」

のび太「僕から説明するよ」

462 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 15:36:00.80 ID:ZlLnicHZ0
のび太は今日の“計画”はなるべく伏せ
『間違って渡した傘が偶然あいあいパラソルだった』という苦しい言い訳をした

スネ夫「その道具暴走してるね…“性欲”の距離が5未満だったよ
     これは発情期の猿レベルさ」

美琴「わ…私は猿になってたっていうの…?」

その事実に地味にへこむ美琴

スネ夫「もう大丈夫さ。僕の“心理定規”で不自然だった性欲の距離を元に戻したからね」

のび太「ところで何でスネ夫はここに?」

スネ夫「ミサカちゃんが『人の恋愛感情いじって』って頼んできたからさ
     失礼だけど動向をうかがってたんだよ
     今回を期にこういうのはやめるんだね…人の心はいじるものじゃない」

スネ夫は遠い目でどこかを見た
精神系能力者は人の心を知るが故に悲しい体験をするらしい
スネ夫もその1人なのだろう

467 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 15:42:23.90 ID:ZlLnicHZ0
打ち止め「じゃ…じゃあミサカたちはこれで…ピギャァァアアアアアア」

美琴から容赦ない電撃を浴びる打ち止め

のび太「あばばばばばばばば…何で…あばばばばばばば…僕まで…あばばばばば」

美琴「アンタたちは乙女心を弄びやがってぇぇぇえええええええ」

ドラえもんはその姿をモニターで見ていた

打ち止め『…ぁん…おねぇ…さま…ぁん…ごめ…んん!…なさ…ぁん!』
のび太『あばばばばばば…ドラえもん…あばばばばば…助けてよ…あばばばばばば』

美琴『ドラえもんの仕業なの!?あの青狸ぃぃいいいいいいいいいい』

ドラえもん「あわわわ…どうしよう」

ドラえもんは慌てふためいている

上条「どうせなら触ってから解けて欲しかった…なんていう生殺し」

―『あいあいパラソル』 完―

404 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 12:28:49.38 ID:VnGBV5AUO
美琴と上条さんのデートをのび太打ち止めが追跡

491 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 16:39:52.34 ID:wBMCK9Oy0
作品順番としては変な名前→烈火→僕が守る→出会って3年でおk?

492 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 16:42:57.13 ID:ZlLnicHZ0
>>491
書いた順は烈火→変な名前→僕が守る→出会って3年
時系列は変な名前→僕が守る→烈火→出会って3年

495 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 16:59:47.78 ID:ZlLnicHZ0
チャカチャカチャン♪

ドラえもん『アンケーター』

498 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 17:01:51.10 ID:ZlLnicHZ0
―第三学区・高級ホテル―

最上階の高級レストランで食事をする2人の男女がいた
一方通行と打ち止めだ

一方通行は学園都市に復帰後、上条と共に花菱花火工場に就職した
暗部からも誘いがあったがもう殺しはしないと決めた一方通行はその誘いを蹴った
職が無いところ、花菱烈火に誘われたのである

501 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 17:04:23.92 ID:ZlLnicHZ0
真面目に花火を作っている上条とは対照的に、一方通行の主な仕事は―情報収集
花菱花火工場の裏の顔“火影”の忍として諜報活動をメインに行っている
“火影”の大半が元スキルアウトの“レベル0”で構成されているため
“レベル5”である一方通行の請け負う任務の危険度・重要度は非常に高い

何が言いたいかというと高級レストランで食事することが可能なぐらい給料が高いのだ
閑話休題。

504 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 17:06:48.88 ID:ZlLnicHZ0
最高級のフルコースを丁寧に食べながら打ち止めはひたすら喋る
それに応じて一方通行は相槌をうつ――これが2人のいつもの会話スタイルなのだが
今日は少し様子が違った

打ち止め「今日はねーのび太が犬に吼えられてビビっててさ――」
一方通行「あァ」

打ち止め「この前ねー不良に絡まれたときにのび太が助けてくれて――」
一方通行「…あァ」

打ち止め「こないだはね!のび太と遊園地でデートしたんだけど――」
一方通行「……あァ」

508 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 17:11:14.02 ID:ZlLnicHZ0
のび太のび太のび太のび太のび太

もともと打ち止めの交友関係は広いほうではないから話が特定人物になることは珍しくない
3年前はヨミカワの話ばかりだった――そうだ3年前と何も変わらないではないか
何も心配することは無い

一方通行は優雅にコーヒーを口に含んだ

打ち止め「それでね!こないだのび太の家に泊まったとき――」

一方通行「ブフォ!!…っと待てェェェェえええ」

一方通行が派手にコーヒーを噴霧させた
そして声を荒らげて立ち上がる

512 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 17:14:59.70 ID:ZlLnicHZ0
打ち止め「ひっ!?い…いきなりどうしたの?ってミサカはミサカは――」

一方通行「オマエのび太ン家に泊まったりしてンのか?オマエらまだ中学生だろォがァ!!
      …まさかヤったりしてンのかよ?」

打ち止め「ヤるって!?///お…女の子の前でそういう台詞はもう少しオブラートに包んで欲しかったかも///
      ってミサカはミサカは周囲の視線を気にしつつ答えてみたり…///」

一方通行「俺はヤったかヤってないかっつってンだよォ!!」

打ち止め「ヤっ…寝てないもん!ってミサカはミサカは身の潔白を主張してみたり!!
      だいたいあの部屋の押入れにはドラえもんが寝てるんだよ?
      ってミサカはミサカは状況的にそのような行為は無理だと主張してみる!」

517 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 17:19:39.46 ID:ZlLnicHZ0
一方通行「…じゃああの狸がいなければヤってンのかよ!?」

打ち止め「それは…///そんなことないもん…ってミサカはミサカは……ミサカは…///」

打ち止めは顔を真っ赤にしてうつむく

一方通行(な…なンだってンだよこのリアクションは!?)

520 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 17:24:00.00 ID:ZlLnicHZ0
―長点上機学園学生寮・のび太の部屋―

ドラえもん「で?僕のところに相談に来たってこと?」

一方通行「相談じゃねェよガサ入れだっつってンだろォが!!」

ドラえもん「はいはい…君は人の気持ちがわからないみたいだね
       そしてそれが不安でたまらないと見える」

一方通行「あァ!?人が何考えてンかわかンねェのは当たり前だろォが」

523 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 17:29:16.06 ID:ZlLnicHZ0
ドラえもん「普通は親密になって真剣に心を開くとわかるものなんだけどねえ…
       わかる方法ならあるよ?」

一方通行「っ!?秘密道具でそンなことも出来ンのか?」

一方通行が食いつく

ドラえもん「ただし!この道具を使うからにはそれなりの覚悟が必要だよ?
       それによってその人が何を考えているか全てがわかるからね!
       後悔しないって誓えるかい?」

一方通行「…あァ…誓うよ」

ドラえもん「よく言ったぞ一方通行」

チャカチャカチャン♪

ドラえもん『アンケーター』

527 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 17:34:25.04 ID:ZlLnicHZ0
一方通行「…超旧型のテレビにしか見えねェが」

ドラえもん「そういうこたぁ言っちゃダメだよ一方通行
       これに髪の毛をセットするとね、その人の遺伝情報が読み取られて
       擬似人格がこのモニターに投影されるんだ
       この擬似人格はどんな質問にも答えてくれる!決して嘘はつかない
       …ちょっと失礼」

プチッ

一方通行「痛ェ!」

ドラえもん「この髪をこういう風にセットする」

ブゥン

一方通行の顔が投影される

一方通行「!?」

531 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 17:41:19.64 ID:ZlLnicHZ0
ドラえもん「よろしく一方通行」

一歩通行『…あァ』

ドラえもん「早速質問…君は打ち止めをどう思っているんだい?」

一方通行「ちょっ…待――」

…………


ドラえもん「――とまあこんな感じに何でも答えてくれるんだよ」

一方通行「…あァ…こいつはすげェ代物だなァ
      ちょっくら借りてくぜ…」

おぼつかない足取りで一方通行が出て行く

ドラえもん「自分の本心知ったことがそんなに衝撃的だったのかな?」

532 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 17:49:19.24 ID:ZlLnicHZ0
―第一九学区・とある廃墟―

『グループ』の一員、出木杉秀才は今日も仕事に励んでいた
任務はもちろん…反乱因子の暗殺

出木杉「まったく…今日も張り合いの無い仕事だったなぁ」

出木杉はあくびをして背伸びした
そのとき背中に銃を突きつけられた
まったく反応できなかった

一方通行「出木杉…振り向いたら殺す。能力を使っても殺す
      わかったら俺の言うことをよォく聞け?」

出木杉「ア…一方通行?どうしたんですか?みんな何だかんだ言って心配してますよ?」

一方通行「いいから俺の言うことを聞け」

出木杉「…わかりましたよ。あなたの頼みならね…どんな用件ですか?」

一方通行「野比のび太の髪の毛を一本持って来い…なるべく新鮮のやつだ」

出木杉「…はい?」

535 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 17:54:31.74 ID:ZlLnicHZ0
―第一九学区・とある廃墟―

出木杉「持ってきましたよ…OBが現役パシるとかどこの部活ですか」

一方通行「悪ィな出木杉…っつうかその怪我どォした?」

出木杉「どうしたもこうしたも…のび太くんに返り討ちにあったんですよ」

536 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 17:57:01.53 ID:ZlLnicHZ0
― 一方通行宅 ―

一方通行「さてと…」

ブゥン

一方通行「よォ…のび太」

のび太「こんにちは!!」

一方通行「単刀直入に聞く…オマエ打ち止めをどォ思ってンだ?」

542 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 18:02:05.84 ID:ZlLnicHZ0
のび太「大好きです!」

一方通行「…ほォ」

のび太「僕の大切な友達の1人です!それに――」

一方通行「それに…?」

のび太「僕の誰よりも尊敬する師匠と約束したんです!!
     何があっても絶対に守るって!!
     それに見合うために努力もしました!
     長点上機を選んだのも師匠の――」

ブチッ!ウゥゥン…

一方通行は電源を切った

545 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 18:06:41.56 ID:ZlLnicHZ0
一方通行は電源を切った

一方通行は自分の手を見る
用意していたもう一本の髪の毛―打ち止めから抜いたものだ

しかし

一方通行「こンなもン要らねェな」

のび太も、打ち止めも自分に何も隠さず話してくれる

あの2人は似たもの同士でいつも等身大で自分に接してくれるのだ
あの2人が何を考えているかわからなかったのも――

一方通行「俺が反射してただけだっつう話だな…」

547 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 18:10:37.63 ID:ZlLnicHZ0
―長点上機学園学生寮・のび太の部屋―

ドラえもん「あれ?もう要らないのかい一方通行?」

一方通行「あァ…こンなものに頼っちゃダメだな
      のび太が教えてくれた…全く…あの馬鹿弟子が」

ドラえもん「ふふふ…一方通行、今笑ってたよ」

一方通行「あン!?…そォかもしれねェな」

もう一度笑い、一方通行は部屋をあとにした

550 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 18:17:14.86 ID:ZlLnicHZ0

のび太「静香ちゃん?えっ?今度の金曜日?行く行く!
     行くに決まってるじゃないか~!
     えっ!?ミサカちゃんは誘わないでいいかって?
     いいのいいの!来週はテストって言ってたから忙しいだろうしさ
     うんわかった!じゃーねー!」

ピッ

のび太「ふんふふ~ん♪金曜は静香ちゃんとデート…って師匠!?
     お久しぶりです!…って師匠?どうかしたんですか?」

一方通行「のぉぉぉび太ぁぁあああああああああああ
      オマエはもう一回再教育してやるぁぁああああああああああああああ」

のび太「うぁぁあああああああああああああああああああああ」

―アンケーター 完―

551 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 18:18:12.74 ID:ZlLnicHZ0
ぎゃああああああああああああ痛恨の針ミスorz
――――――――――――――――――――――――――――

学生寮の廊下を歩いているとエレベーターの前にのび太がいた
誰かと電話中のようだ

一方通行「おゥ!のびt――」

のび太「静香ちゃん?えっ?今度の金曜日?行く行く!
     行くに決まってるじゃないか~!
     えっ!?ミサカちゃんは誘わないでいいかって?
     いいのいいの!来週はテストって言ってたから忙しいだろうしさ
     うんわかった!じゃーねー!」

ピッ

のび太「ふんふふ~ん♪金曜は静香ちゃんとデート…って師匠!?
     お久しぶりです!…って師匠?どうかしたんですか?」

一方通行「のぉぉぉび太ぁぁあああああああああああ
      オマエはもう一回再教育してやるぁぁああああああああああああああ」

のび太「うぁぁあああああああああああああああああああああ」

―アンケーター 完―

483 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/07(日) 16:09:49.02 ID:Fzjz2S9jO
打ち止めが一方通行の前で、のび太の話しかしなくてのび太に嫉妬してしまう一方通行をお願いします

554 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 18:23:39.35 ID:ZlLnicHZ0
というわけで>>483を参考にしました
ありがとうございます
470 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 15:49:04.52 ID:ZlLnicHZ0
とりあえず>>404を元に作ってみました
ありがとうございます

606 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 22:00:35.51 ID:ZlLnicHZ0
チャカチャカチャン♪

ドラえもん『悪運ダイヤ』

―学園都市・とある高校学生寮―

通称“電磁姉妹部屋”

ここには御坂美琴と御坂妹―美紀が住んでいる部屋である

美琴「ねー美紀!美紀ってば!」

御坂妹「…何でしょうかお姉様?とミサカは返答します」

美琴「アンタ最近怒って…というより拗ねてない?何かあったの?」

613 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 22:10:00.17 ID:ZlLnicHZ0
御坂妹「別に拗ねてなんかいません。とミサカはすかさず返答します
     美里にデートをセッティングしてもらうのはずるいとか
     彼の下半身を直接刺激するような卑劣な手段を使ったお姉様がずるいなどとは思いません
     とミサカは寛容な自分の心を自画自賛します」

美琴「ろ…露骨に拗ねてるじゃないの
    それに美紀だって自分の胸触らせたこと何度もあるじゃない」

御坂妹「3年前のことを引き合いに出すのですかお姉様は?
     とミサカは狭量なお姉様に落胆します」

美琴「ぐっ…」

言い返せない
御坂妹とは初めて出会ったとき《今はもういない9982号(美也子)》から口喧嘩では勝てないのだ

614 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 22:15:48.38 ID:ZlLnicHZ0
御坂妹「それにいいんです…ミサカには『これ』がありますから」

いつも首に下げているオープンハートのネックレスをさりげなく見せ付ける
3年前、上条が御坂妹に『美琴と見分けが付くように』と1000円で買ったネックレスだ

美琴(いいなぁ…アレ)

美琴はこのネックレスが羨ましくて仕方がなかった
上条が死んだとされた3年前、上条の遺品らしきものを持っていたのは御坂妹だけであったからだ

美琴「私もあいつに買ってもらおうかな…?」

615 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 22:19:26.73 ID:ZlLnicHZ0
―長点上機学園学生寮・のび太の部屋―

上条「暇だなーのび太」

のび太「暇だねー上条さん」

今日は学校も休みで上条も休暇
ドラえもんは統括理事の会議があるため不在

この2人はとことん暇であったため
のび太の家でゲームしたりアレなビデオを見たりして暇を潰していた

616 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 22:22:34.83 ID:ZlLnicHZ0
のび太「インデックスちゃんは大丈夫なの?」

上条「あいつ今イギリス行ってるー
    あいつの面倒見ないと俺ってこんなにも暇だったのかー」

のび太「…そうだ!ドラえもんのポケット探って何か面白いもの探さない?」

上条「…名案だぞのび太!」

のび太「よーし…これで…どうだ!」

ポン!

のび太「何だこりゃ…石?」

上条「宝石じゃないか?…ちょっと貸してみ」

上条がのび太から宝石を取り出し、腕で擦って磨いてみる

622 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 22:29:50.03 ID:ZlLnicHZ0
上条「へーこりゃあ結構綺麗な宝石じゃねーか…」

のび太「そうだ!それ美琴ちゃんにあげたら?こないだのお詫びもかねて」

上条「あげたらって…これもらっていいのかよ?結構高そうな宝石だぞ?」

のび太「上条さんはドラえもんの恩人だからいいに決まってるじゃないか!
     それに美琴ちゃん喜ぶと思うよ?」

上条「そうだな…ありがとうのび太!ちょっくら御坂に会ってくる!」

のび太「言ってらっしゃーい!」

625 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 22:35:16.27 ID:ZlLnicHZ0
美琴「あ…アンタが私を呼び出すって珍しいわね」

上条「ちょっと御坂に渡したいものがあってさ
    これなんだけど」

上条は綺麗な宝石が埋め込まれたブローチを美琴に差し出した

美琴「えっ!?これもらっていいの?凄く綺麗…これ結構高いんじゃないの?」

上条「いやこれ正直言うとのび太にもらったものなんだ
    この間のお詫びってことで御坂にプレゼントしようと思ったんだが…嫌か?」

美琴「ううん…ありがとう!凄く嬉しい…」

美琴はそのブローチを握り締めた

上条「やべ…そろそろ特売の時間だ!じゃあな御坂!」

美琴「私も手伝おうか?」

上条「いいっていいって!気をつけて帰れよー」

628 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 22:39:57.30 ID:ZlLnicHZ0
―長点上機学園学生寮・のび太の部屋―

のび太は上条に借りた『アレなビデオ』のパッケージを眺めていた
『21人の妹』『堕天使エロメイド』『拘束服シリーズ』『黒髪清純ギャル』etc...

のび太「うーん…上条さんのジャンルが読めない…」

ピリリリリリリリ

のび太「おっドラえもんからだ。もしもしドラえもん?」

ドラえもん『君はなんてことをしてくれたんだ!!
       今日僕のポケットから道具とっただろう?』

のび太「ああごめんごめん!そんなに怒らなくてもいいじゃないか」

632 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 22:46:10.62 ID:ZlLnicHZ0
ドラえもん『あれは“悪運ダイヤ”っていう恐ろしい道具なんだぞ!
       今は君が持ってるの?』

のび太「えっ!?…いや上条さんに…」

ドラえもん『なんという…いいかいのび太くん?
       あのダイヤを身体で擦った人が他の人に渡すと
       擦った人にふりかかる不幸を全てダイヤを持った人が身代わりになるって道具なんだぞ?
       上条当麻はあのダイヤを擦ったりしてたかい!?』

のび太「あっ…やってた…それを美琴ちゃんに渡すって」

ドラえもん『そ…そんな…超絶不幸体質の上条当麻の不幸が全て美琴ちゃんに行くぞ!!
       早く美琴ちゃんを探すんだ!』

のび太「わ…わかった!」

のび太は家を飛び出した…鍵も掛けずに

634 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 22:50:48.16 ID:ZlLnicHZ0
―上条サイド―

上条「特売!特売!急げ特売!」

上条は急ぐあまり足元の空き缶に気づかずに踏んでしまった
しかし不思議な力によって上条は転ばなかった

そのことに上条は気づかない

―美琴サイド―

美琴「あいつからこんなに綺麗なブローチ貰っちゃった…美紀怒るかな」

とそのとき

ツルン

美琴「えっ!?きゃあ!!」

ズゴーン

美琴「い…痛ぁ…何で急に転んだの…?」

637 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 22:59:12.53 ID:ZlLnicHZ0
その後、美琴はあらゆる“不幸”に見舞わされた

いつの間にか目の前に野良犬がおり、その尻尾を踏むことによっ犬に噛まれた
ジャイアンが打ったホームランが飛んできて美琴の脳天に直撃した
蕎麦屋の原付バイクが美琴の横でスリップし、蕎麦の雨を頭から被った

こんなのがいくつも続き、最早美琴はボロボロ
携帯電話も壊れてしまっている

美琴「な…何なのよ今日は…いいことがあったと思えば不幸だらけ…」

美琴は度重なる不幸によって疲弊していた
とそのとき、頭上で工事していた高層ビルの屋上から、鉄骨が複数降ってきた

美琴「ちょ…ちょっとぉおおお」

ズゴォォォォオオン…

美琴「ハァ…ハァ…こ…これは洒落にならないわよ」

美琴は寸前のところで磁力を用いて鉄骨を逸らしていた

美琴「今日は早く家に帰ろう…」

642 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 23:09:26.72 ID:ZlLnicHZ0
―学園都市・とある高校学生寮―

家に帰ると御坂妹が玄関に立っていた

美琴「ど…どうしたのよ美紀…?」

御坂妹「お姉様こそ…そんなに怪我をして…やはりダイヤが…
     お姉様、今日“彼”から貰ったブローチを渡してください
     とミサカは進言します」

美琴「ちょ…何で美紀がブローチのこと知ってんのよ?
    これは絶対渡さないんだから」

御坂妹「そうじゃないんですお姉様…それは“悪運ダイヤ”というもので――」

御坂妹はのび太から聞いた悪運ダイヤについての説明をした

御坂妹「――というわけでブローチを渡してください、破壊します
     とミサカは過酷な現実を突きつけます」

そういう御坂妹の胸にはオープンハートのネックレスが見える

美琴「…それでも渡さないわよ!」

美琴は外に駆け出していった

645 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 23:18:02.51 ID:ZlLnicHZ0
その後も美琴は度重なる不幸に見舞われ
ついには能力も使い果たして“電池切れ”した

今は回りに何もない野球グランドで大の字で倒れている

美琴「アイツ…毎日こんな不幸に会ってよく生きていられるわね…」

脳裏に過ぎるのは上条当麻
改めて上条の頑丈さに美琴は呆れた

とそのとき

巨大照明の根元が折れ、美琴の方をめがけて倒れてきた

美琴(ヤバっ…これはもう死んだかも)

ズドォォォォォン…

美琴は死んでいなかった
何者かに抱きかかえられ、間一髪のところで避けられたのだ

美琴「えっ…何でアンタがここに…?」

上条「バカヤロウ御坂ぁ!何でブローチ捨てないんだよ!!」

646 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 23:18:49.98 ID:ZlLnicHZ0
日本語おかしいな…

×避けられた
○避けることができた

650 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 23:26:05.77 ID:ZlLnicHZ0
美琴「だって…凄く綺麗で…アンタに初めて貰ったプレゼントだったから」

上条「ったく…まずは俺がごめんなさいだな…こんな不幸押し付けて」

そういって上条は美琴からブローチを取り上げた

美琴「あっ…」

上条「心配しなくても変わりのプレゼント用意してるよ」

上条が携帯を取り出し電話する

上条「烈火!準備いいぞ」

烈火『わかったぜ!』

ピュー…ドォン

打ちあがったのは一発の花火
特別綺麗でも大きいわけでもなく、平凡な花火

上条「俺が始めて作った花火だ…まあ手伝いのようなものだけどな」

美琴「綺麗…ありがとう」

653 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 23:29:30.85 ID:ZlLnicHZ0
御坂妹「これで完全におあいこですねお姉様…もう抜け駆けはなしですよ?
     とミサカは公平性を主張します」

美琴「美紀…そうか…アンタが私を見つけてくれたのね…ありがとう!」

御坂妹「いいえ…私のほうこそ大人気なくて申し訳ありませんでした
     とミサカは仲直りの握手を求めます」

美琴「私こそごめんね…美紀」

姉妹は握手をして仲直りした

655 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 23:38:23.04 ID:ZlLnicHZ0
―長点上機学園学生寮・のび太の部屋―

のび太「美琴ちゃん無事でよかったぁ~」
上条と手分けして都市中で美琴を探していたのび太はくたくただった

のび太「あれ?そういや鍵開けっ放しだった」

自室の扉を開ける――そこには女物の靴がある

のび太「ミサカちゃん?来てたんだ」

のび太の部屋にいたのは打ち止め
両手に何かを持ち肩を震わせてわなわなしている

657 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 23:39:51.75 ID:ZlLnicHZ0
のび太「ミサカちゃん…?」

打ち止め「ひぃっ!!」

急激に振り返った打ち止めは怯えている、
その両手に握られているのは――上条に借りた『アレなビデオ』の『21人の妹』
その趣旨は…『顔が全く同じの妹たちとのわっふるわっふる』

のび太「ああああああああああああああああああああああああああああああ」

打ち止め「ご…ごめんなさい!勝手に上がりこんでこんなの見ちゃって…ってミサカはミサカは――」

のび太「違うんだよ!?違うんだよミサカちゃん?!何で震えてるの!?何で怯えてるの!?」

何も言わず打ち止めは走り去っていった

のび太「待ってよミサカちゃぁぁぁああああん」

ドラえもん「まったく…悪運ダイヤは不幸体質ののび太くんを助けるために買ったのに…遅かったか」

―悪運ダイヤ 完―

662 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/07(日) 23:45:16.32 ID:ZlLnicHZ0
なんというか
データベースでこの秘密道具を見つけた瞬間
スタートからオチまで一直線に思い浮かんだ

705 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 01:11:23.93 ID:XW2JDCni0
チャカチャカチャン♪

ドラえもん『ミサカちゃんの悩み』

―常盤台中学校―

打ち止めは悩んでいた
原因は先日、のび太の家で見つけてしまった“アレなビデオ”

男の子にああいったものが必要だということは――知っていた
のび太がああいったものを持っているだろうとは――わかっていた
正直そういったものへの好奇心は―― ………

打ち止め(そりゃあちょっとぐらいはあるもん)

707 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 01:14:10.43 ID:XW2JDCni0
現に打ち止めは先日ドラえもんが統括理事会で不在なことを知りつつのび太の家に押しかけた
―お泊りセットを用意して
完全にないとは言い切れない

打ち止め(でも…あれはねえ?)

『21人の妹』『顔が全く同じの妹たちとのわっふるわっふる』

10032:お子様ですね美里。そんなのたかが設定です

ミサカネットワークからの信号――これは美紀だ

709 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 01:18:30.65 ID:XW2JDCni0
10039:それでも上位個体ですか?
13577:やはりガキですね
14333:ちっこいのにはまだ早い話です
19090:でも…さすがにアレはミサカたちにストライクすぎます
12083:たかが偶然ですよ
15327:よくある話です
17403:とにかく悩むことですらありません
16836:―――
16770:――
10854:―

途端始まる大議論
ミサカネットワークが出来て3年
妹達の“個性”は明確に現れ始め、意見が纏まらなくなってきている

20001:じゃあ“アレ”を上条当麻が見てたらどう思うのさ?

…………

20001:ほら!1万人規模で黙りこむじゃん!やっぱり嫌じゃん

716 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 01:25:53.22 ID:XW2JDCni0
打ち止め「もしかしてミサカは性欲の対象でしか見られてない…?」

思わず言葉に出てしまった――食堂のど真ん中で

周囲の前が一斉に打ち止めに集まる

生徒A「みみみ美里様!?今なんて言いましたの?」
生徒B「そんな酷い扱いを受けましたの!?誰です相手の殿方は!?」
生徒C「まさか噂の長点上機の“射程圏内”!?」
生徒D「許すまじ射程圏内…有志を集めて攻め込むわよ!!」
生徒E「いや相手が殿方とは限りませんわ…もしやあの白井様では?」

一斉に人だかりが出来る
白井黒子に“お姉様作法”を叩き込まれてからと言うもの
打ち止めは姉である御坂美琴のかつてのポジションと同じになってしまったのだ

打ち止め「はいはい聞き違いよアンタたち…さあ散った散った!」

完璧なまでの美琴対応で取り巻きを払う

718 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 01:30:28.45 ID:XW2JDCni0
>>717
学園都市最高ランクの高校です
一方通行も後に席を起きます
のび太は中等部設定

722 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 01:37:14.78 ID:XW2JDCni0
放課後

打ち止めは“とある人物”に相談するために足を運ぶ

―柵川中学校・風紀委員第一七七支部―

ここを通過するためには厳重なロックを通らなければならない
通常はここのパスカードを持たない限りは入れないのだが

打ち止め「ミサカにこんなもの無意味なのだ
      ビリっとね」

ピー…プシュー!

初春「ま…また私のセキュリティを突破した…!?」

打ち止め「まだまだだねー初春のお姉ちゃん!“守護神”の名が泣くよ?
      ってミサカはミサカは勝ち誇ってみたり!」

初春「うぅ…最近“電脳妖精”なんて呼ばれて調子乗ってませんかアホ毛ちゃん?」

725 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 01:45:28.43 ID:XW2JDCni0
打ち止め「ミサカのこれはアホ毛じゃないもん!!ってミサカはミサカは――」

初春「はいはいアホ毛じゃありませんねー…って何しに来たんです?
    出木杉くんも白井さんも出払ってますよ?」

打ち止め「うーん…彼はいなくてもよかったかも
      黒子のお姉ちゃんいないんだ…じゃあ初春のお姉ちゃんでいいや
      相談に乗って!ってミサカはミサカは代替案を提示してみたり!」

初春「ついでのお願いじゃあ相談に乗ってあげられません
    そして私は甘ぁ~いものが食べたい気分です」

打ち止め「…今度特大パフェを奢るので相談に乗ってくださいまし初春お姉様
      ってミサカはミサカは懇願してみたり」

初春「よくできました…で?相談って何ですか?」

729 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 01:56:03.56 ID:XW2JDCni0
打ち止めはことの一端を初春に伝えた

初春「あちゃ~…ちょっとそれはショックですね~
    でも男の子ならそれぐらい当たり前じゃないですか?」

打ち止め「そりゃそうなんだけど…ってミサカはミサカは…」

打ち止め(うーん…やっぱクローンのこと知らない初春のお姉ちゃんにはニュアンスが伝わりにくいなぁ)

初春「でもアホ毛ちゃんの好きな人があののび太くんだってのは驚きましたね~
    彼ヒーロー癖はちゃんと治ってます?彼のあれが心配で心配で」

打ち止め「うん!中学校に入ってからのび太は冷静になったんだよ!
      ってミサカはミサカは自慢げに話してみたり」

打ち止め「それでね!のび太ってね――」初春「うんうん」

737 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 02:04:54.20 ID:XW2JDCni0
そこからしばらく、打ち止めはのび太の話をし、初春はひたすら話を聞いた

打ち止め「――なんてことがあったんだよ!ってミサカはミサカは近況報告してみたり!」

初春「え~同時にデートの約束したんですか?あははw
    彼も見た目によらず中々のやり手ですね~」

初春は笑いながら答えた

初春「あ~面白い!…でもそれでいいじゃないアホ毛ちゃん」

打ち止め「へ…?」

初春「のび太くんの話してるときのアホ毛ちゃん凄く楽しそうでしたよ!
    好きなんでしょ?それでいいじゃないですか」

打ち止め「…うん!そうだね!ミサカは間違ってたかも
      ってミサカはミサカは反省してみたり」

初春「あとのび太くんには謝らないとダメですよ~?彼もアホ毛ちゃんと同様傷ついてますよきっと
    そういうビデオを見つけても気づかないふりをするのが女の子のたしなみってものです」

初春が胸を張って言う

打ち止め「わかった!今からのび太に謝ってくる!ありがとう初春のお姉ちゃん!
      ってミサカはミサカは走り去りながらお礼を言ってみたり~」

740 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 02:13:18.46 ID:XW2JDCni0
初春「いつも慌しい子ですね~アホ毛ちゃんは
    全く…いつから戻ってたんですか白井さん?」

黒子「あなたがパフェをねだり始めた辺りからよ初春
    年下に奢らせてどうしますの」

初春「白井さんが出てこないからですよ~
    何で出て来なかったんです?恋話なら白井さんの得意分野じゃないですか」

黒子「私、お姉様や美里の恋話となるとまともでいられなくなると思うので」

初春「親離れ子離れ出来てませんね~。そういや出木杉くんは?」

黒子「はて…?一緒に帰ってきたはずでしたが…?」

741 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 02:16:43.75 ID:XW2JDCni0
海原「…せっかく『出木杉』として接触できるチャンスをどうして棒に振ったのです?」

出木杉「同じ立場だとして…
     光貴さんならあのタイミングで入れましたか…?」

海原「いや…無理でしょうね」

海原・出木杉「はぁ…」

今日も2人の背中は重い

743 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 02:23:31.90 ID:XW2JDCni0
―長点上機学園学生寮―

のび太はエレベーターから出て部屋へと向かう――足取りは重い

先日“アレなビデオ”が見られたことのショックは大きかった
上条は上条で「すまんすまん」としか言ってくれない

のび太(何であのビデオ選んだかいつか問いただしてやる)

角を曲がり自分の部屋を見ると一人の女の子が座っていた――打ち止めだ

のび太「み…ミサカちゃん!?」

打ち止め「あ…のび太」

のび太「こんな寒い中ずっと待ってたの?」

打ち止め「うん…今日ってドラえもんいないんだね
      ってミサカはミサカはげんなりしてみたり」

のび太「とにかく中に入ろうよ」

746 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 02:31:50.72 ID:XW2JDCni0
のび太(き…気まずい…)

部屋に入るなり2人は正座で黙り込んでいた
のび太(僕が謝るのも変な話だしなー…でも借りた身としては上条さんに押し付けるのも悪いしなー)

打ち止め「のび太…ごめんなさい!ってミサカはミサカは土下座をしてみたり!」

のび太「な…何でミサカちゃんが謝るのさ!?」

打ち止め「だって勝手に上がり込んで勝手にあんなの見ちゃって…許してくれるの?」

のび太「それはむしろこっちの台詞だよ…流石にあの内容はやばい」

打ち止め「えっ…?じゃああの趣味は…?」

のび太「れ…烈火さんが置いていったんだよ…」(ごめん烈火さん!!)

750 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 02:44:00.72 ID:XW2JDCni0
のび太(上条さんとは言えない…上条さんとは言えない…)

打ち止め「何だミサカの勘違いだったんだぁ~!
      ってミサカはミサカは安堵してみたり」

打ち止めの顔がパァっと明るくなる

打ち止め「ごめんねのび太!お詫びに何か晩御飯作ろうか?
      ってミサカはミサカは良妻アピールをしてみたり!」

のび太「えっ!?いいの?僕お腹ぺこぺこなんだぁ~」

打ち止め「待っててね!お姉様直伝の料理作ってあげる!!
      ってミサカはミサカは本気を出してみる!」

打ち止め「ここに荷物置かせてね~…ってアレ?」

バッグを置いた先に何かが転がった

のび太「○☆△×□///!!!!!!???」

751 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 02:47:19.78 ID:XW2JDCni0
打ち止めはそれを手に取る

『狙われたお嬢様!常○台の性態は!?』というタイトルであった
表紙の女の子はどこか常盤台に似せたような制服を着ている
のび太がむしゃくしゃして学校の友人から借りたやつだ――ただ罪悪感からまだ見ないまま返すつもりだった

バチッ…バチチチチ

打ち止めが帯電する

のび太「違う!!いや違わないけど…」

打ち止め「持ってるのは別にいいとして
      …ちゃんと見えないところに隠さんかぁぁああああああああああ」

のび太「あばばばばばばばばばばばばばばばばば」

756 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 02:55:41.49 ID:XW2JDCni0
のび太(また…また嫌われてしまった…トホホ…)

カチャカチャ トントントントン
打ち止めは料理を始めていた

のび太「…あれ?帰らないの?」

打ち止め「何で?料理作るって言ったじゃん。ってミサカはミサカは確認を取ってみたり」

10分後、特性オムライスが出来上がる

のび太「美味そぉ~!!…ただ手が痺れてまだ動かない…」

打ち止め「じゃあ…はいあ~ん?」

のび太「あ…あ~ん…ムグムグ…美味い!!」

打ち止め「ホント!?じゃあはいあ~ん?」

のび太「あ~ん…ムグ――打ち止め「あ~ん?」

噛み切らないうちに打ち止めがオムライスをどんどんぶち込んでくる

のび太「ムグング!?ムグッグムグングムグ!?」(怒ってる!?やっぱり怒ってる!?)

打ち止め「あ~ん♪」

打ち止めの悩みはもう無い

―ミサカちゃんの悩み 完―

759 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 02:58:02.30 ID:XW2JDCni0
初春の登場…これが限界ですた…

765 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 03:03:40.27 ID:XW2JDCni0
そろそろ寝ます…1000まで行きたかったけどネタ切れっぽいです
長らくお付き合いいただきありがとうございました

残りは適当に使うなり落とすなりしてください

812 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 18:35:00.12 ID:kKxfrTGp0
ちょっと早めに再開します
そして19:00から少々はずします
―――――――――――――――――――――――――――

―長点上機学園学生寮・のび太の部屋―

晩御飯のオムライスを食べ終わったころにはもうのび太の痺れは消えていた

のび太「そういや帰らないで大丈夫なの?もう暗いよ?
     寮まで送ろうか?」

打ち止め「今から帰ってももう門限すぎるしなー…ってミサカはミサカは――
      あっ!!そうだ!」

打ち止めは何かに閃き携帯電話を取りだす

打ち止め「あっ私よ!頼みたいことがあって…そうそう上手く寮監誤魔化しておいてね~
      たぶん明日の午前中には帰るから。えっ!?
      ば…馬鹿そんなわけないでしょ!?適当にビジネスホテルにでも泊まるわよ」

どうやらもう寮には帰らないらしい
電話相手は恐らくルームメイトである後輩だろう

813 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 18:38:01.41 ID:kKxfrTGp0
打ち止め「ホントよホ・ン・ト!…ったく何疑ってんのよアンタは
      …うんわかった。ありがとうね!じゃ~ね~」

ピッ

のび太「しかしそう喋ると完全に美琴ちゃんだね。見分けがつかなくなるよ」

打ち止め「恥ずかしいから突っ込まないでよ!
      ってミサカはミサカは顔を膨らませて怒ってみたり」

のび太「あははごめんごめん!じゃあ送ろうか」

打ち止め「何で?」

のび太「えっ!?ビジネスホテルに行くんじゃないの?」

打ち止め「ミサカはそんなお金持ってないもん!
      ってミサカはミサカは苦学生っぷりをアピールしてみたり」

814 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 18:40:22.95 ID:kKxfrTGp0
御坂家は俗に言うお金持ちである
しかし打ち止めは御坂家の二○○○二女
二女から一〇〇三二女は死亡しているが
それでも現在9971人の娘を御坂家は養っており、その全員を学校に通わせている
ゆえに自由に使えるお小遣いなどほとんどないのだ
美琴と御坂妹があえてルームメイトとなっていることもそれが原因だ

一方のび太はそれなりに裕福である。
レベル5になってからというもの、のび太は多くの研究に携わり多くの結果を残して来た。
そのため研究によって得られた利益の一部をのび太はもらっているのだ
加えて長点上機の学生寮は豪華であり、部屋は1つだがその広さはそこらのマンションと比べても遜色のないレベルである。
閑話休題。

打ち止め「ってわけでご飯も作ってあげたし泊めてよのび太
      ってミサカはミサカは押し売り商法を展開してみたり」

のび太「まあそういう事情ならいいよ。泊まりなよ」

打ち止め「…っ!?え??いいの!?ってミサカはミサカは確認をとってみる」

のび太「何だよ聞いてきたのはそっちじゃないかぁ」

816 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 18:43:02.56 ID:kKxfrTGp0

打ち止め「で…でも…今日ドラえもんは…?」

のび太「統括理事の仕事で今日は帰ってこないよ?また3人でゲームしたかったの?」

打ち止め「ううん!いいのいいの!泊まります!ってミサカはミサカは間髪いれずに答えてみたり」

のび太「???変なミサカちゃん…先に風呂入りなよ
     僕は後で入るからさ」

打ち止め「っ!!!!!???」

819 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 18:45:09.14 ID:kKxfrTGp0
完璧だった
一応『門限に遅れそうだからしかたなく』という体を装ったが実は準備をばっちりしていたのだ

お姉様が選んだパステル色調の下着では――無い。今日は下位個体に選んでもらったちょっぴりセクシーなやつだ
ミサカネットワークは――事前に切った。これで美紀や他の下位個体にばれて気まずくなることもない

『意中の相手を落とすには既成事実を作った後に周りから攻めるのが一番ですの』

1年間一緒だったルームメイト――白井黒子から教わった手法である

打ち止め(勝った!ようやく静香ちゃんに勝ったのだ!
      ってミサカはミサカは卑怯な戦法とわかりつつ勝利宣言をしてみたり
      だって静香ちゃんは“幼馴染”ってカードがあったからこれでおあいこだもん!
      ってミサカはミサカは自分を無理やり納得させてみる)

風呂から上がった打ち止めは今はベッドで布団にもぐっている

打ち止めがのび太の部屋に泊まる際、
打ち止めがベッド、のび太が床で布団を敷くという形を取っていた

しかし夕飯の際、打ち止めは部屋の隅っこに畳んでいる布団にわざとソースをこぼした―今は洗濯中だ
つまり布団は無い…そしてのび太の枕は打ち止めの枕の横にスタンバイしている

打ち止め(か…完璧だ)

822 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 18:46:40.53 ID:kKxfrTGp0

のび太は今風呂に入っている――後はのび太を待つのみ

のび太「ふぃ~いい湯だったぁ~」

のび太が台所で牛乳を飲んでいる…時は満ちた
打ち止めは布団をかぶって待機している――パジャマ姿で
まだ黒子のようには成り切れなかった

のび太「え~っと…布団…布団…あっそういや洗濯中だった
     枕は…ここだ!」

打ち止め「っ!!」

心臓が跳ね上がる
打ち止めは覚悟を決めた

823 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 18:48:35.69 ID:kKxfrTGp0
打ち止め(ごめんなさいお父様お母様にお姉様に下位個体…そして何故か一方通行も!
      本日ミサカは…ミサカは――)

のび太「床でいーや」

のび太は床に枕を投げ、その場で横になった

打ち止め「えっ!?ちょ…ちょっと――」

その時のび太が真の力を発揮する

0.93秒

のび太は驚異的なスピードで深い眠りへとついた
こうなったらもう絶対に起きない

打ち止め「…もしかしてミサカは女として見られていない…?」

825 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 18:49:28.87 ID:kKxfrTGp0
ってなわけで一時中断です

833 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 20:10:21.47 ID:kKxfrTGp0
失礼しました
再開します
――――――――――――――――――――――――――――――――

翌日
打ち止めはとある人物に相談をした

―風紀委員第一七七支部―

初春「それは危なかったですね~」

打ち止め「えっ!?ミサカは危ないことしてたの?
      ってミサカはミサカは驚愕してみたり」

初春「そこまで露骨な誘惑って引く――というより萎える男の人も珍しくないと思いますよ?
    むしろ気づかないまま眠ってもらってラッキーでしたよアホ毛ちゃんは
    まったく…この無駄な積極さは『誰さんに似ちゃったんですかね~?』」

初春がわざとらしく大きな声で言う

ガラガラガラガラ…

打ち止め「…?」

部屋の奥で『誰かさん』がそれに反応し荷物を落としたようだ

836 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 20:16:05.00 ID:kKxfrTGp0
打ち止め「…これからミサカはどうアプローチすればいいの?
      ってミサカはミサカは初春のお姉ちゃんにアドバイスを求めてみたり」

初春「う~ん…思うにのび太くんって積極的な女の子よりもっとおしとやかな――
    いかにも『女の子!』って感じな子がタイプな気がするんですよね~
    彼なんだかんだ言ってヒーローっ気のあるタイプですし」

打ち止め「はっ!静香ちゃんだ…ってミサカはミサカは思い当たる該当者を挙げてみる」

初春「思い当たる節があるんですか?じゃあその子は要注意ですよ?
    いつの間にか取られる可能性が大――です!」

打ち止め「わかった!ありがとう初春のお姉ちゃん!ってミサカはミサカは惜しみない感謝を振りまいてみる」

初春「私でよければ何なりと!
    …でもセキュリティを突破してから来るのはやめてくださいよ?――地味にへこむんで」

打ち止め「それは約束できないかも“守護神”さん!ってミサカはミサカは小悪魔的な笑みを残して立ち去ってみたり~」

838 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 20:22:00.39 ID:kKxfrTGp0
初春「も~!アホ毛ちゃんったら~…行きましたよ白井さん?」

部屋の奥から白井黒子がやってきた
どこか肩を落として落ち込んでいるように見える

黒子「美里が…殿方とそんな関係を望むまでに成長していただなんて…
    お姉様に顔向けできませんの……!!」

目を白くし劇画調な顔で落ち込む黒子
今にも「恐ろしい子…!!」なんて言いそうな顔である

839 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 20:25:24.89 ID:kKxfrTGp0
初春「あれは明らかに白井さんの教育の弊害じゃないですか~
    …それにアホ毛ちゃんはもう中学二年生なんですからそういうこともありますよ」

黒子「…以前から少々気になっていたことがあるんですが初春…」

初春「…??何ですか?」

黒子「あなた何故そんなに女と殿方の痴情に関してそんなに詳しいんですの?」

初春「何のことですか?」

黒子「いや…ですから殿方の――初春「何のことですか?」

黒子「うっ…」

初春の目の焦点があっていない
こっちを見ているようでどこか遠くを見ている






初春「ナンノコトデスカ?」

840 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 20:27:13.03 ID:kKxfrTGp0
ぎゃああああああ日本語がおかしいorz

>黒子「あなた何故女と殿方の痴情に関してそんなに詳しいんですの?」

でお願いします

842 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 20:34:16.35 ID:kKxfrTGp0
―第七学区・とある公園―

時刻は昼
源静香は休日だというのに朝からずっと悩んでいた
原因はのび太との電話にある

のび太『えっ!?みんなで遊びに行かないかって?
     ミサカちゃんはいけないと思うよ』

静香「どうして?」

のび太『さっきミサカちゃんが起きてさ
     時に今日の予定を聞いたらさ
     「今日は用事があるの!」って言って家を出て行ったんだよ』

静香「…起きた時って…ミサカさんのび太さんの家に泊まったの?」

846 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 20:48:03.30 ID:kKxfrTGp0
のび太『うんそうだよ?昨日門限に間に合わないって言ってたから泊めたんだけど…
     それがどうかしたの?』

静香「もういいわ」

のび太『えっ!?ちょっとどうしたの待っ――』

ピッ!ツー…ツー…

静香「ミサカさん…もうそんな仲になってるんだ…」

打ち止め「おーい!静香ちゃ~ん」

静香「…!?…ミサカさん!」

公園の外から打ち止めが静香を見つけ、走ってきた

打ち止め「ハァ…ハァ…ちょうど良かった静香ちゃん
      ってミサカはミサカは出会えた偶然に感激してみたり」

848 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 20:54:31.28 ID:kKxfrTGp0
静香「どうしたの?ミサカさん」

打ち止め「ミサカね…静香ちゃんになりたいの!」

静香「え?」

打ち止め「静香ちゃんみたいな女の子になりたいの!
      だから静香ちゃんのような女の子になる方法教えて!
      ってミサカはミサカは懇願してみたり」

静香「…私だってミサカさんみたいな女の子になりたいわよ」

打ち止め「えっ?何で?ミサカは女の子らしさが足りないよ?
      ってミサカはミサカは自分で言ってへこんでみたり…」

静香「そんなことないわ…私はミサカさんみたいな女の子になりたい」

打ち止め「そんなぁ…あっ!!そうだドラえもんに頼んでみよう!」

静香「…でもそんな都合のいい道具あるかしら?」

―長点上機学園学生寮・のび太の部屋―

ドラえもん「あるよ」

打ち止め・静香「!?」

853 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 21:04:21.79 ID:kKxfrTGp0
ちなみに今のび太は昼ごはんを買いに行っているため不在だ

ドラえもん「要するに自分は自分のままで性格だけを入れ替えたいんだろう?」

チャカチャカチャン♪

ドラえもん『キャラ替えロープぅ』

静香「それって…入れ替えロープ?」

ドラえもん「ううん“キャラ替えロープ”だよ
       心も体も一緒だけどその人の“キャラだけ”入れ替える新製品」

打ち止め「へーご都合アイテムだね~ってミサカはミサカはメタ発言をしてみたり」

ドラえもん「それを言っちゃあおしまいよ…とりあえず試してみよう」

静香と打ち止めはそれぞれロープの両端を持つ

静香「…って何も変化なくない?って静香は静香は――あれ?」

打ち止め「静香さんが私みたいになってるわ」

855 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 21:13:09.52 ID:kKxfrTGp0
のび太「ただいまー!ってあれぇ?
     ミサカちゃんに静香ちゃんじゃないか
     どうしたの2人とも?」

静香「ちょうどよかったのび太!今日一緒にデートしよう!
    って静香は静香はお誘いをしてみる!」

静香(すごい!自然かつ強引に誘える!)

のび太「えっ…静香ちゃんどうしたのさその喋り方…?」

打ち止め「のび太さん――私と一緒にどこか遊びに行かない?」

のび太「みみみ…ミサカちゃん?どうしたの急におしとやかになって」

打ち止め(のび太さんがドキドキしてる…いつもの私の時と態度が違うわ)

856 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 21:16:37.47 ID:kKxfrTGp0

静香「ミサカちゃん!先に誘ったのは私だよ?
    って静香は静香は早い者勝ち理論を持ち出してみたり」

打ち止め「そ…そんなことはのび太さんに決めてもらえばいいじゃない」

2人がのび太を見る

のび太「みんなで遊ぶってのは無しなの?
     静香ちゃん朝そう言ってたじゃないか」

静香・打ち止め「駄目!」

のび太「そ…そんなぁ~ドラえもんどうにかしてよ~」

ドラえもん「しょうがないなぁ…」

チャカチャカチャン♪

ドラえもん『ダブルブッ王(キング)ぅ~』

862 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 21:22:39.52 ID:kKxfrTGp0
微妙に口調ミス

×誘ったのは私だよ?
○誘ったのは静香だよ?
――――――――――――――――――――――――――――――――

のび太「そ…それは痛い目にあったんでもうこりごりだよぉ」

ドラえもん「今日はのび太くんもいきなり誘われたわけだし…
       いいでしょ2人とも?」

打ち止め「ええ…構わないわ」

静香「ホントは嫌だけど仕方ないね…って静香は静香は渋ってみたり」

ドラえもん「じゃあ気まりだね」

のび太A「わぁ…」
のび太B「2人になったぁ…」

868 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 21:40:42.71 ID:kKxfrTGp0
―静香サイド―

第六学区・遊園地

まあ何だかんだいって2人とのデートは得なのでのび太は楽しんでいた
今は射的で静香にぬいぐるみをとっている

“射程圏内”野比のび太相手に重量など無意味
馬鹿でかいぬいぐるみの重心を算出しわずかなひずみを見つけ

のび太「えい!」

コルク一発で仕留めた

静香「わーいのび太すごーい!!
    って静香は静香は褒め称えてみたり!」

のび太(しかしまぁ…)

870 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 21:46:04.36 ID:kKxfrTGp0

―打ち止めサイド―

第九学区・とある美術館

打ち止め「すごく綺麗な絵…そう思うでしょ?のび太さん?」

のび太「うーん芸術はよくわからないなぁ~」

打ち止め「もう!のび太さんったら!」

いつになくおしとやかな打ち止めにどうもドキドキしてる

打ち止め(のび太さんドキドキしてる…)

のび太(ぶっちゃけこの2人“入れ替えロープ”使ってるでしょ
     キャラが違いすぎるよ…ちょっとは互いの演技しなきゃ…)

871 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 21:54:11.24 ID:kKxfrTGp0
―静香サイド―

2人は軽食をとった後、観覧車に乗っていた

静香「ねーのび太…
    静香のことどう思う?」

のび太「えっ…!?」(えっとこの場合…ミサカちゃんが静香ちゃんのこと聞いてるんだよね?)

―打ち止めサイド―

ベンチで休憩している2人

打ち止め「ねえのび太さん…私のことどう思ってるの?」

のび太(うおっ!!同時に聞いてきたぞ)

873 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 22:03:01.56 ID:kKxfrTGp0

のび太(この場合静香ちゃんが
     『僕がミサカちゃんのことをどう思っているか』を聞いてるんだよね?
     じゃあ普段言えないこと言っちゃえ!)

のび太「ミサカちゃんは僕の大切な友達だよ!
     いつもいきなり話を振って来て強引なところがあるけど
     僕はミサカちゃんのそういうところが好きだなあ」

打ち止め「えっ!?」

―静香サイド―

静香「そうなんだ…って静香は静香は反省してみたり」

のび太「どうしてさ?」

静香「静香ね…ミサカさんがうらやましかったんだ
    って静香は静香は内心を吐露してみる」

のび太「???」

875 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 22:21:09.52 ID:kKxfrTGp0

―長点上機学園学生寮・のび太の部屋―

ドラえもん「もうよかったんだ?」

静香「うん!」

打ち止め「私たち反省したの
      やっぱり自分が一番なのね」

ドラえもん「ふふふ、そういうことを知るための道具なんだよこれは
       じゃあロープ掴んで」

のび太「やっぱり入れ替えロープ使ってたんだ
     2人とも演技が下手だなあ」

静香「ふふふ」

打ち止め「のび太も鈍いですのーってミサカはミサカは老人口調を使ってみたり!」

のび太「えっ!?何!?何か間違ってるのドラえもん??」

ドラえもん「僕はなーんにも知りませーん」

のび太「ちょっと教えてよぉぉぉおおおおお」

―キャラ替えロープ 完―

876 名前: ◆5sogTYp5kE [] 投稿日:2010/03/08(月) 22:22:29.03 ID:kKxfrTGp0
保守ありがとうございました
…うーむ我ながらオチが弱いと思います

899 : ◆5sogTYp5kE :2010/03/09(火) 00:39:59.62 ID:PBHi8FUq0
チャカチャカチャン♪

ドラえもん『のび太ドッキリ大作戦』

―とある高校学生寮・“電磁姉妹部屋”―

美琴と御坂妹――美紀は部屋の大掃除を行っていた

美琴「あっ!美紀ちょっと見てよこれ懐かしい」

御坂妹「サボらないでくださいよお姉様、とミサカは横道に逸れるお姉様をたしなめます」

美琴「ちょっとぐらいいいじゃん…ほら?」

御坂妹「あっ…」


900 : ◆5sogTYp5kE :2010/03/09(火) 00:43:31.63 ID:PBHi8FUq0
美琴が取りだしたもの――それは常盤台中学校の制服であった

美琴「これどっちが私のでどっちがアンタの?」

御坂妹「さあ?あの頃の服のサイズは2人とも同じだったのでどっちでもいいんじゃないですか?
     とミサカは暗にそんなことはどうでもいいから早く掃除しろと促します」

美琴「アンタには遊び心ってもんが足りないのよ
    ちょっと一緒に着てみるわよ」

御坂妹「やめておいた方が…」

903 : ◆5sogTYp5kE :2010/03/09(火) 00:48:08.98 ID:PBHi8FUq0
                    ,. -:―- 、        *
                  /: : : : : : : : :\
    *             /: : : : : : : !:.|^^ヾミヽ,
       _!_           /: : : :/:./|:.ハ!、__ }:!ヽ
        !        /: :元仆七"  ,  リ   _人_
                 <: /f穴! '⌒   ⌒ム   `Y´
               厶: : `ー:.、  r- ァ 八!
     _人_        厶ィZ:_: > 、ー, ィ{:ゝ   美琴「ど…どう?こうしてみると美里にも見えなくもないし意外と――」
     `Y´            ,xr<:| \_ノ^TTヽ
               / ヽヽ: ! /|゚|\八! ',    *
            r‐―く.   |: |: :\ | ! /: : :!  \__         n__
            |      |/ : : : :ヽソ: r:ォ|    /     /んれ
  ,. ‐‐、       ヽ.    /: : : : : : : : : :ヾ:|   /\   _,ノ  ’ ノ¨
  ムィ  \____/ \,/ |: : : : : : : : : : : : :|\厶    ̄  ,. ‐'
  ` ー - 、 _      /   ',: : : : : : : /: : : :リ   \__, - '´
                ____
               /=======ァ^ト┐
               ト=======扣z<ヽ
               人二二二二式 |:.:',   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                 /:/:{/-|/}/}/-ヾ :l|.:.:|  |  いやいやねーだろ
             |イ:i:代ナ 弋ナ Ⅶ .:| <   とミサカは
         /}}}    Nリ  __   rjノ :|  |     お姉さまの相変わらずなセンスに
       f爪n |jノif}    }ゝ.└─┘イ:i.:|:i.:.|  |       愕然を通り越して脱帽します
    -={  j.{=|' ノ   /イ:.i:|`r斤ー'>、:|:|八  \__________
      ヽ ノ三 |     jィT∨ヘ/} /\{ \
      -= ヘ王│  _/V,' {」/ / {/ハ
        ',-ヘ! |∠、 V |  |/ 〈†〉 }ノ  '、
        ヽ 乂 } │ {│    │ イ   〉

906 : ◆5sogTYp5kE :2010/03/09(火) 00:53:23.50 ID:PBHi8FUq0
―長点上機学園学生寮・のび太の部屋―

美琴「ってなわけでドラえもんにも見てもらいたいんだけど…」
                ,-、 nn
.r-、 _00           /::::'┴'r'
.|::::'´::::r┘  !「`L00、|.l└ク_;厂  /
.|::::「|:::|    l| |Ln:::r┘|.l _lニユ、 ./
. ̄└r''"´]_ l| | r゙=゙┐ |└ァ::/ /  /
、ヽ、 ,ゞ´_::::| l| |「二:::7 .|.l └′/  / /
. \\`´ |:::|. l| l 〈::/  、 !     '/
     \ ̄  l   ,>ィ''ヾト:r:‐、_
.       , / ,.-、/ /::\  `‐'^ヾ;<´   いやいやねーだろwww
      / { ゝイ  /.:::::....`丶、.__戈‐  
       ! _ | ::|  |::::::::::::::::::::::::::::::;イ:l   その格好でここまで来たのかい?
      /  `ヾl、 l:::(\____:::::::/ l::|  
.     {     ,ム\\:`‐-‐':/  /:/  こいつは大笑いだ!!
     ヽ;:-ィ'´,.、 `㊦、、 ̄´  /='ィ⌒i
     ! {. ヾ;| l  \  `ヾ='´;: -‐'^'''゛
    ', '、  \\_,,>   ノ::/  } !
      ヽ,\  ヾ;、.__,/∠_   ノ/
        丶丶、ヽ;:::::::;:ィ´  ゙,  /
           `'‐-<.___ノ

美琴「ぐぅ…」

907 : ◆5sogTYp5kE :2010/03/09(火) 00:55:53.44 ID:PBHi8FUq0
ドラえもん「ごめんごめん…でも流石に高校生が中学生の制服は無理があるよ
        一番成長盛りな歳なんだしさ」

美琴「うーん…これで美里になりすましてのび太にドッキリさせたかったんだけどなぁ~」

ドラえもん「それならいいものがあるよ」

チャカチャカチャン♪

ドラえもん『タイムふろしきぃ』


908 : ◆5sogTYp5kE :2010/03/09(火) 01:01:07.59 ID:PBHi8FUq0
美琴「何よそれ?」

ドラえもん「てっとり早く説明するとこのふろしきに美琴ちゃんが入れば若返ることが出来る」

美琴「ざっくりした説明ねー。その道具知らない人に不親切じゃないの」

ドラえもん「まあまあとりあえずやってみよう」

美琴がタイムふろしきを被る

ドラえもん「3年前だと…だいたいこのぐらいか」

ドラえもんが風呂敷をとりだす

そこに現れたのは3年前の姿の美琴であった

美琴「おお!こりゃ美里と全く一緒ね
    先生たちが驚いたってのも無理ない話ね」

ドラえもん「ふふふ、のび太くんも気づかないかもね」

910 : ◆5sogTYp5kE :2010/03/09(火) 01:05:58.18 ID:PBHi8FUq0
美琴「よーし今日はいつまでのび太を騙せるか試すとしますか!」

ドラえもん「のび太くんならそろそろ帰ってくると思うよ」

のび太「ただいまー!」

ドラえもん「そら来た」

のび太「あれ?ミサカちゃん来てたんだ」

美琴「うん!のび太は今日早かったんだね」(こ…こんな感じか…?)

のび太「うん!もう学会終わったし最近は暇なんだ」

美琴(さすがにミサカはミサカは――なんて言えないわね
    アレどう続けるかを考えるのが一苦労なのよ)

ドラえもん「ぷぷぷっ…!」

ドラえもんは笑いを堪えている

912 : ◆5sogTYp5kE :2010/03/09(火) 01:11:10.71 ID:PBHi8FUq0
のび太「どうしたのさ2人とも?そうだミサカちゃん!今日まだ時間あるし外にでも行かない?
     美味しい和菓子屋見つけたんだ!ドラえもんも行く?どら焼きもあるよ?」

ドラえもん「そりゃあ楽しみだ!でも今からスフィンクスたちと遊びに行くから無理なんだ
       お土産待ってるよのび太くんにミサカちゃん」

美琴「うん!じゃあドラえもんの分も買ってくるね!」

のび太「じゃあ行ってきまーす!」

ドラえもん「ぷぷぷっ…!!」
                ,-、 nn
.r-、 _00           /::::'┴'r'
.|::::'´::::r┘  !「`L00、|.l└ク_;厂  /
.|::::「|:::|    l| |Ln:::r┘|.l _lニユ、 ./
. ̄└r''"´]_ l| | r゙=゙┐ |└ァ::/ /  /
、ヽ、 ,ゞ´_::::| l| |「二:::7 .|.l └′/  / /
. \\`´ |:::|. l| l 〈::/  、 !     '/
     \ ̄  l   ,>ィ''ヾト:r:‐、_
.       , / ,.-、/ /::\  `‐'^ヾ;<´   あっはっはっはっはwww
      / { ゝイ  /.:::::....`丶、.__戈‐  
       ! _ | ::|  |::::::::::::::::::::::::::::::;イ:l   美琴ちゃんのあの喋り方
      /  `ヾl、 l:::(\____:::::::/ l::|  
.     {     ,ム\\:`‐-‐':/  /:/  可笑しいったらありゃしない!!
     ヽ;:-ィ'´,.、 `㊦、、 ̄´  /='ィ⌒i
     ! {. ヾ;| l  \  `ヾ='´;: -‐'^'''゛
    ', '、  \\_,,>   ノ::/  } !
      ヽ,\  ヾ;、.__,/∠_   ノ/
        丶丶、ヽ;:::::::;:ィ´  ゙,  /


913 : ◆5sogTYp5kE :2010/03/09(火) 01:18:15.41 ID:PBHi8FUq0

美琴は異変に気付き、そして後悔した

美琴「の…のび太?」

のび太「どうしたのミサカちゃん?そんなに顔赤くして」

美琴「きょ…距離近くない…?」

並んで歩くのび太と美琴の距離…それは肩と肩がすれすれな距離であり
今にも手を繋いでしまいそうな距離であった

のび太「そうだっけ?いつもこんなもんじゃん」

美琴(そ…そういえばこの二人そんな仲だったんだっけ…?
    アレ…?もしかして付き合ってる?そういう仲なの?)

915 : ◆5sogTYp5kE :2010/03/09(火) 01:25:05.53 ID:PBHi8FUq0
のび太「美琴ちゃん…顔赤いよ?もしかして熱があるんじゃない?――」

美琴「!??」

そう言ってのび太は美琴の前髪を手で持ち上げおでこをくっつけた
今にも唇と唇がつきそうな距離で

のび太「うーん…そんなに熱があるわけじゃないなー」

美琴「ななななな…何すんののび太!!近い!近い!」


916 : ◆5sogTYp5kE :2010/03/09(火) 01:27:40.04 ID:PBHi8FUq0
のび太「うわっ!!どうしたのさいきなり?」

                ◯     -――-
                   /:/: : : : :、: :\ ○     Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
                   o/〔∨ / :/: :j ト、ヽ: :ヽ      )そ…それはこっちのセリフだよのび太!
                ′∨:/ :/|: /|:| ヽ : : O     )ち…近すぎじゃないの!
                   | レ^{/|:X_,|/、j/ |: : :∧     人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人
                   {:/∨/////リ'´} :∧
          〃        /: :{  / ̄  ⌒ヽ ノ:/:ハ
        (\    〃  /イ: 个 {_____ノY⌒¨ ̄}――--、
      /ヽ ー、__ /⌒Y下、_>rく___ノ∨   |ー―--、 \
       〈ヽ\と____ ̄}  ∨ i ∨|∨ i 廴_」     \ \
      // ̄ ̄ //    \フ    } i Ⅵノ  i {         { 、〉
    {{       '    / >、 / :i  ∨ 〔†〕}           ̄
              / xく_レヘ  :i       i |
     ヽ丶  {{ //     }  i       i |
      ⊂ニ'⌒´ r'       _ハ :i       i ト、
        └‐とノ\      〈 ハ i       i | 〉

のび太(あれ…今日のミサカちゃん…なんだか可愛い…?)

920 : ◆5sogTYp5kE :2010/03/09(火) 01:39:33.88 ID:PBHi8FUq0
―和菓子屋―

今ふたりはお茶を飲みながら注文した和菓子を待っている
そこでようやく自分のペースを取り戻した美琴はある決心をした

美琴(こ…この子たちの関係どこまで進んでるの!?
    行きすぎのないよう確かめないと…姉として…そう姉として!
    決して悔しいとかうらやましいとかそんなんじゃなくて――)

のび太「…今日のミサカちゃん…何かおかしくない?」

美琴「そ…そんなことないよ!」

美琴(まず世間話をしてこの子たちの関係がどこまでのものか調べなきゃね)

美琴「そ…そういやさのび太…“アレ”のことなんだけどさ」

のび太「“アレ”…?」

美琴「“アレ”ってったら“アレ”よ!!何度も言わさないで!!」(流石にこれは厳しいか…?)

冷静さを取り戻すために美琴はお茶を飲む

のび太「ま…まさか!!常盤台パロのアダルトビデオのこと!?」

美琴「ブフォォォオオ」

923 : ◆5sogTYp5kE :2010/03/09(火) 01:45:35.12 ID:PBHi8FUq0
のび太の顔に熱いお茶がぶちまけられる

のび太「熱ぁぁぁああああああああああああああ」

慌てて美琴がハンカチでのび太の顔を拭く

美琴「ご…ごめんのび太!!ってかアンタなんてもの見てるのよ!!」

のび太「だからそれは見てないって言ったじゃないかぁ…」

美琴「そ…そうだったね」(えっちなビデオが話題になる関係なの!?)

美琴はお茶を再び口に含む

のび太「…じゃあ“アレ”って何さ?まさか前に家に泊まった時のこと?
     さすがにミサカちゃんの相手しないで寝たのは悪かったと――」

美琴「ブフォォォォオオオオオオ」

のび太「熱ぁぁぁああああああああああああああ」

926 : ◆5sogTYp5kE :2010/03/09(火) 01:52:16.36 ID:PBHi8FUq0
その後、一旦話を中止してとりあえず2人は店を出た
しかし美琴の不信は止まらない

           /    . . : : : . . . . ミ .、
      ⊂ 、   / . . . . . . . . : : : : : : : . . .  ヽ
           / . :/ . . . : : : : : : .\ : : : . .  ハ     (泊まるって?泊まるって言ったこの子!?
        /「 V  . . . : : : : : : : : . .ヽ: : : : .  : .'.     しかも相手しないって…普段は相手してるとでもいうの!?
          ′V.   . . : : . . . : :| . . |:ハ : : .   : .i     わ…私ですらまだなのに…)
       i :/ . : .   :} . : : .  }! . .厂ト: : {: .  :|
        |/ . : : :}. : :/ . :/ : : .ハ .′ }ミニヽ : .、|
       / , . :/ ;|: :/| : / : /:/ }/ u ノ `≧小: . {
.      /:/i: :/l7T7^ト:/i: /}:廴ム -- 、 `フト}:ヽ'、
     ノイ :|/{ :{rャ:ミ|/ |// ノ≦ニ ミ   /⌒}:ハ:ヽ
       / ノ{ |:小 ヒ::ツ `    ´ヒ:ツ ノ′ r ,}/ : :.ト: :'.
   _ 厶彡'}.:N:从               ,_‘ノ:.イ: ′ヽ:\
     |/  人小.:∧    '      u   .仏/:/ノ:/    ` ー一
     {  /イノ'ノィ个 ノ⌒つ-‐,   .イ{/:/i:.{':人{
      /´  ̄´ `/ /⌒i ̄ ..<}  |:{イ/V′ 丶
      .′    il {  ' ノ⌒爪  _ノ  从|{ト{ 、
      }     { |    ´ ̄ Yァ 、   /八li ハ
     /     ∨|    瓜ノ i  \ノ _rュ、′ ヽ
    ∧      }人   j、 } ノ  } },./ rー-ヽ.  i
    / }   、   /     人ヽ {  / '/‘ィ, ---〈  |
   ′ !/⌒`>'    /´  ', V i / ,イ  (,r―‐y  {、
  i /} ,. -/    /   ∧ V/ ,八 ´ しf´ ノ  ハ
  }/ /./    /     ∧ ' /   廴 _ .イ   ji ∧
  〈_イ レ'     人      ノY    ∧   ∨ ノ  ∧

929 : ◆5sogTYp5kE :2010/03/09(火) 02:04:52.13 ID:PBHi8FUq0

のび太「…やっぱり今日のミサカちゃんおかしいよ
     なんでそんなにあたふたしてるのさ?」

美琴「えっ!?…ただ…その…
    やっぱり私たち中学生だし…その…
    こういう関係はよくないんじゃないかなぁ~と…」

のび太「ええ!?そんなあ!」

のび太が美琴の両肩を掴む

のび太「何でだよミサカちゃん!!僕は一生君を守るって決めたのに!!」

美琴「えっ…」

上条(御坂美琴と彼女の周りの世界を守る)

思い出すのは3年前――上条当麻がアステカの魔術師に放ったあの台詞

美琴(そうか…美里もやっぱり私のように――こんなのび太が大好きなのね…)

933 : ◆5sogTYp5kE :2010/03/09(火) 02:19:30.58 ID:PBHi8FUq0
上条「あれ…のび太に御坂何してんだ?」

のび太「やあ上条さん…って御坂って…?」

美琴「…っ!!あ…あなたは…ご…ごきげんんようってミサカはミサカは――」

上条「何打ち止めのマネなんかしてんだよ御坂
    あれ?御坂ちょっと背が縮んでないか?」

美琴は冷や汗が止まらない

のび太「御坂って美琴ちゃん!?…ええ?…っええええええ?」

のび太は肩を引き寄せて至近距離で顔を覗き込む
それこそ唇と唇がつきそうな距離で

美琴「ちょっとのび太!だから近いって言ってるでしょ!!」

のび太「うーん…違いが分からない…」

打ち止め「の…のび太にお姉様…何してるの…?
       ってミサカはミサカは2人の距離に愕然としてみたり…」

936 : ◆5sogTYp5kE :2010/03/09(火) 02:30:24.33 ID:PBHi8FUq0
打ち止め「…何で…何でのび太は…お姉様にキ…キッスをしようとしていたの?
       ってミサカはミサカは――」

上条「何だ?お前らそういう関係だったのか御坂?」

美琴「ち…違うのよ美里!!これは勝手にのび太が!」

のび太「そ…その説明も間違ってるよ美琴ちゃん!!」

打ち止め「のび太は言ったのに…美術館で『ミサカちゃんが好きだ』って言ったのに」

バチバチっと打ち止めが帯電する

のび太「またそれ!?またそんなオチなの!?」

打ち止め「顔が同じならだれでもいいのかぁぁぁぁあああああああああああ」

のび太「あばばばばばばばばばばばばばばばば」

―のび太ドッキリ大作戦 完―

938 : ◆5sogTYp5kE :2010/03/09(火) 02:33:54.64 ID:PBHi8FUq0

          ,.<: : ̄:ミ: 、    /{/
         /;、 . . ./: : : :}ヽ.  /¬/
        ノ/V/:ィイ/ , /小: :'.  ___
       /イ:{/ル'(\|:イムイ}小}  `7└― アンタが邪魔するからドッキリにならなかったじゃないの!!
         /:人{_ ゙`´ `ー''/N     ̄ ̄
       ノイ从人./⌒マ} 八{  \ 、
       ,.イ ̄〈 `≧ァ<:}:ノ   <く
       ハ .   `《 {。V  「}     \           ,、 /|
     / ハ∨  l Ⅵ〃i V,ハ            |\|ヽ./:::V:::l  .ィ
    く\ ノ }'   | ∨《ワ }ー, ヽ,          ト、j:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|/:./,..ィ
  /  >、7!    ' ′ / /__/∧        ト..ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:...:.:.:./:..厶..ァ
 〈   〈    {   {ノ   ' / `ーく,  ',     <..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:...:.:...:.:.:.:.:::::<_
.  ヽ. ヽ  rヘ、 j′ __,} {.   /  /     ヽ ̄.:.:....:.:...:..::::::.:.:::.:.:.::::::::...::::::::::::<   すみませんでした…
    \ v┴v 丁≧ =i┴ュ./  /     <`.:.:.:.:.:.:.::..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::弋_
      `{ 三ア_{.__ ≦}〈r,ニi./      ≦.:.:..::.:::::::::::::::::::::::>一 、::::::::::::≧z
      `7i´ー----┬ ‘〒’       /.::く}イ::::::::::::::::::/__≦二_ \::::ト\
     /.::′:.:.:.:.:.:.:.:.:|i:.:.:.:.ト,       ̄ノィ:ヘ}イ:/j斗≦ ´ --  _`ーヽト
    /..::i|:.:.:.:.:.:|i:.:.:.:.:.l:l:.:.:.:.i:ヽ        /ィ> ´             `ミ 、
.   〈 .:.:i:|:.:.:.:.:.:|l:.:.:.:.:.:|:l:.:.:.:|:_:〉      /                        \
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