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上条「いい加減にしろ…」 禁書目録「えっ」 

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 01:06:03.58 ID:Ljrxwr230 [1/39]
「い、痛いんだよトーマ…。もうぶたないで…」

子猫のように縮まるインデックス。
畏怖の目で上条を見上げており、恐怖のためか、体中が震えている。

「はぁ? こんなもんで許してもらえると思ってんの?」

上条は彼女の髪を掴みながら、

「ほら、こうすると痛いだろう? もっと泣けよ」

「いいいい、痛い…髪の毛引っ張らないで…」

涙目のインデックス。
上から吊るされるような形で髪の毛を掴まれていた。

「……トーマはこんな酷いことする人じゃないと思ってたのに。
 最低だよ。ロクデナシだよ」

「ああ? うっせー、おら」

「ひゃあ!」

蹴り飛ばされたインデックスが尻餅をつく。

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 01:11:14.08 ID:Ljrxwr230
「まだ生意気なことを言う余裕があるとは…上条さん驚きましたよ。
 もっとお仕置きしてあげます」

口調とは裏腹に鬼の形相の上条が近づく。

「や、やだ……こないで……怖いよ……」

「文句言うんじゃねえよカスが!!」

上条がインデックスの胸倉を持ち上げ、思い切り殴った。

「――!!」

英国出身のシスターは衝撃で床に崩れ落ちる。

「ひぐっ……うぅ……うっ……」

「ふふ。いい気味だな。相変わらずいい声で泣きやがる」

「どうして暴力を振るうの? 酷いよ……。今までこんなこと
 する人じゃなかったのに…」

「あ? ちなみに泣き顔で見上げたって無駄だからね? 
 むしろますます興奮するから困る。もっと泣かせてやろう」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 01:15:30.87 ID:Ljrxwr230
上条は極上の笑みで微笑んでいた。
その姿はいつもの上条さんらしい優しさなど
微塵も感じられない。まるで別人だった。

「ほらよ」

倒れているシスターを蹴り飛ばす。

「……う!!」

「痛いか?」

「うう……げほ……ごほっ……誰か助けて…」

「ははは。助けなんて来ねえよ」

唇が切れて出血しているインデックス。

彼女は絶望と恐怖で涙を流しながら、どうして
上条が鬼畜になってしまった理由について考えていた。

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 01:18:03.52 ID:Ljrxwr230
それは、一週間前のことだった。

「トーマ。晩御飯まだぁ? 
 もうお腹ペコペコで我慢の限界なんだよ?」

インデックスは両手に持ったお箸でテーブルを叩く。
まさによく訓練されたニートである。

「はいはい。ちょっと待ってろよな…」

奏でられるやかましいリズムに苛立ちながら、
キッチンで料理の支度をする上条。

(はぁ……今日も補習で遅くなって散々だった。
 おまけに帰り道でビリビリに襲撃されるし、安売りの
 タマゴが割れちまったじゃねえか…不幸だ…)

インデックスにばれないように溜息をつくのだった。

ただでさえ、学生の一人暮らしで家計が苦しい身である。
毎日大食いシスターを一人で養いつつ、
際限なく勝負を挑んでくるお嬢様にも振り回され、
彼のストレスはいよいよ頂点に達しようとしていた。

(俺のストレスはもう爆発寸前だ……。このままでは
 訳も無く人を傷つけるかもしれない。それならばいっそのこと…)

暗い表情で包丁を握り締める上条。

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 01:22:32.63 ID:Ljrxwr230
まな板の上の人ニンジンに包丁を振り下ろし、

(インデックスを犯す)

そう決心したのだった。

その日の夕食後、上条はインデックスに襲い掛かった。
抵抗するシスターに対し、殴る蹴るなどの暴行を
加えた後、両手を縄で縛り上げた。抵抗を封じられた禁書目録は
泣き叫んで助けを呼ぼうとしたが、ボールギャグ口に装着され、
気が済むまでに犯された。

ちなみに、縄やボールギャグはSM専門店で購入した。

事後、絶望の表情のインデックスに対し、首輪がプレゼントされた。
上条の寮にいる間は首輪の装着を義務化させ、また、
今後の反抗を封じるため、レイプ中にカメラ撮影した映像を
見せ、「もし逆らったらネットでおまえの可愛い姿を流す」と宣言した。



そして話は現在に至る。

「はむ……んんn……ん…」

「おら、もっとちゃんと舐めろ」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 01:27:41.02 ID:Ljrxwr230
禁書は両手を後ろ手に縛られ、犬のような四つんばいの体勢で
上条にフェラチオを強制されていた。

「へへ。いい顔じゃねえか。興奮してきたぜ」

髪を掴んでいる上条の手に力がこもる。

「……ん!」

インデックスは激痛に顔をゆがめ、涙を流しながらも
行為を続けた。そうしなければ暴行されるからだ。
現在は上条に髪を掴み上げられながらの不安定な態勢だった。

「いいぞインデックス」

「……ふぁい…………」

「やればできるじゃないか。この淫乱シスターめ。
 まるで娼婦のような顔をしているぞ。
 ははは……最高の気分だよ」

上条は股間に禁書の熱い吐息と舌使いを感じていた。
想像を絶する刺激に今すぐ達しそうになるのを我慢し、
言葉責めをしているのだった。

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 01:33:27.36 ID:Ljrxwr230
「………ん………ん…」

インデックスは舌を必死に動かしていた。
小さな口を大きく開けて奥まで彼のモノを含んでいた。
愛らしい童顔に妙な色気が混じっている。

「ふ……いきが……くるし……」

「我慢して舐めろよ。バカ女」

「ふぁい………んん………」

禁書目録は犬のように従順だった。

「おまえ、グズだけど容姿は結構な美少女だよな。
 それと声も好みだわ。性奴隷としては最高の存在だよ」

「……ん………む……」

上条の趣味なのか、彼女は体操服を着せられていた。
赤いブルマが特徴的だ。

「もっとしゃぶれよ」

「んんんん………」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 01:40:58.56 ID:Ljrxwr230
「ふぃ……そろそろ出すぞ」

「んん!!」

「逃げるなよ」

避けようとするインデックスの首根っこを掴み、口内に射精した。
嫌がる彼女に快楽を覚えながら、飲み込むように命じた。

「う……き、気持ち悪いよ…それに苦い……」

「ははは。大人の味だよ。味わえて良かったじゃないか」

そう言うと、上条は禁書を後ろから抱きしめ、
赤いブルマをパンツごと脱がした。

「な…何をするつもりなの…?」

「今度は本番だよ。抵抗したら殴るから」

短く告げると、禁書目録の腰を掴み、
上条のモノが背後から挿入される。

「あ……はぁ……あぁ……いや……やだ……!!」

「おらおら。休む暇など与えないぞ」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 01:45:50.77 ID:Ljrxwr230
「あん………あ………あん……!!」

英国シスターは正常位で犯されていた。
装着されている首輪が汗で濡れる。

「おらおら。何で嫌そうな顔するんだよ。
 一緒に官能の世界を堪能しようぜ」

「や……こんなの……ん……いや……誰か……助けて……!」

突かれるたびに、長い髪の毛が扇情的に揺れ続ける。
ますます激しくなる上条の運動に対し、
抵抗しようとすればするほど縄がきつく食い込む。

「はぁ……ああ……や……や……やだ……!!」

流れ続ける汗がインデックスの髪の毛を湿らす。
開かれた唇から熱い吐息が漏れる。

部屋中に性の匂いが充満していた。

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 01:51:36.20 ID:Ljrxwr230
インデックスは、上条の優しさが好きだった。
その思いは一緒に住んでいてますます強くなっていた。

そして、若い男女が一緒に住んでいるのだから、
いつかは過ちが起きるのだろうとは思っていた。

そのときには上条と相思相愛の関係になっていると信じていた。

なのに自身の傍若無人すぎる振る舞いは、彼を知らずに傷つけていた。

それに気がつくには、あまりにも遅すぎた。

「ゆ……夢なら…覚めて……もうやだよ……」

涙と鼻水で顔を濡らすインデックス。
もう現実から逃れるために狂ってしまいたいと思うほどだった。

(ふふふ。最高の気分だ。これで俺のストレスは一つ
 解消されたとしよう。だが、まだ足りないな)

行為を続けながら上条が思案していた。

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 01:55:17.44 ID:Ljrxwr230
(インデックスの奴はこれでいい。だが、御坂に対して
 お仕置きが必要だな。あいつも俺のストレス要因の一人だから
 容赦しないぞ。やるならすぐだ。明日あたりでも仕掛けてみるか…)

さらなる野望を考えながら、そろそろ絶頂に達しようとしていた。

「おい。英国女。もう出していいか?」

「やだ…だめ…だよ……生でだしちゃだめ……」

「あっそ。まあ、おまえの意見なんて聞くつもりは無いけどな。
 それじゃあフィニッシュといこうか」

「やめ……やめて……ください……」

泣いて懇願する彼女を無視するかのように、
ピストン運動が激しさを増した。

「もういやああああああああああああああ!!」

上条が達した時、インデックスの絶叫が響き渡ったのだった。

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 01:59:19.85 ID:Ljrxwr230
翌日。

帰宅途中の上条は、公園の自動販売機の前で御坂と出会った。
待ち伏せしていたのだ。

「あ! あんた、今日こそ私と勝負しn」

「待て御坂、今日はおまえに話がある」

「…え?」

「とても大切な話なんだ。ちょっと二人きりに
 なりたいんだが、いいか?」

雰囲気を作るためにイケメンボイスで言う上条。

「べ、別にいいけど。たたたt、大切な話って何よ……」

「いいから来いよ」

明らかに動揺する美琴の手を掴む。

「へ? ちょ、ちょっと?」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 02:04:39.06 ID:Ljrxwr230
「いいから。人前じゃできない話って言ったろ?」

「? う、うん…」

突然の接触に驚く美琴だが、上条はかまわずに手を引く。

そして人気の無い路地裏まで案内した後、

「んぐ……!?」

美琴は強引に唇を奪われた。

「大人しくしろ」

「んんんんん!?」

訳が分からず目を見開く美琴。

上条の手は彼女の胸を触っていた。

制服越しに押し付けるように胸を掴む。

「…や……めて……! どうしたのよ突然…!!」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 02:08:09.29 ID:Ljrxwr230
美琴はじたばたと暴れるが、上条の顔はイケメンAAになり、

「おまえのことが好きだ」

「……な? なななななnn」

その言葉を聴いた瞬間、美琴の抵抗が弱まる。
目を大きく見開き、顔が真っ赤になってしまった。

(バカ女め。ここできっちりフラグを回収させてもらう)

上条はやらしい笑みを作った後、耳元で甘い言葉をささやく。

「もう一度言わせてもらう。おまえのことが好きだ。美琴」

「――!! 私のことが好き? ほ……本当に…?」

「もちろんだ。愛してる。お前以外にこんなことしないよ」

「んんんn!!」

再びキスが再開される。
美琴は今度は抵抗しなかった。
むしろ上条の首に手を回し、それを受け入れていた。

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 02:13:08.24 ID:Ljrxwr230
「はぁ……私もスキだよ……当麻……」

純情な少女・美琴はうつろな目で舌を絡める。

「そうか。うれしいよ美琴」

優しく抱きしめる魔界の使者・上条。

(くくく……こうも簡単に騙せるとは思わなかったぜ。
 こいつはゆっくりと可愛がってやる)

闇の表情の上条が微笑む。

その後、二人はホテルに直行し、激しく絡み合った。

それから数日が経ち、上条は以前から計画していた
美琴奴隷化計画を実行に移す。

甘言と恫喝を巧みに使い分け、美琴を惑わし、虜にさせ、
今では美坂美琴は上条当麻の奴隷となった。

そんな二人の現在の状況は……


「トウマぁ……もっとぉ……もっとちょうだぁい……」

「おいおい、もう何回目だよ? 
 おまえがこんなに淫乱だったなんて知らなかったぜ」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 02:17:12.22 ID:Ljrxwr230
「あぁぁぁあ…いい……いいよぉ……もっと強く突いてぇ……」

だらしない顔でよだれを垂らす美琴。
立バックで激しく上条に犯されていた。

「ああ。何回でもやってやるよ。おまえのことが大好きだからな」

「うれしぃ……私も大好きだよぉ……」

美琴は呂律が回っていなかった。
快楽に酔っており、正常な思考体系を有していない。

「美琴。おまえは俺の何だ?」

「決まってるじゃない……私はトウマの奴隷よ……」

「ふふ。よく言えたな。そろそろ楽にしてやる」

「ぁあ!! ……んぁああああああ!!」

本日何度目になるか分からない絶頂を迎える美琴。

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 02:21:11.01 ID:Ljrxwr230
(これで美琴は攻略した。次の獲物は佐天さんだ。
 あの子は俺のお気に入りの美少女だからな、しかも巨乳。
 美琴をうまく利用して計画を成功させるとするか)

発情期のシマウマのような顔をした上条が微笑む。

佐天さんとはグラビトン事件依頼、ジャッジメントの初春経由で
知り合いになった。互いにレベル0という境遇の一致や、
力なくとも正義を貫くその姿勢に共感しあい、
それなりに仲良くなっていた。


そして翌日。

上条は下校途中の佐天さんに話しかけた。

「やあ」

「…わ!? か、上条さんですか。いきなり後ろから話しかけられてから
 びっくりしちゃいました。変質者かと思いましたよ」

「ああごめんね。確かにこんな怪しい男じゃ怪しまれても不思議じゃない。
 俺はもう禁書目録も美琴も傷物にしてしまったからね」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 02:26:50.95 ID:Ljrxwr230
「え…? それはどうゆう…」

佐天さんは首をかしげる。

「俺は人間のクズだからね。正義の味方なんてもうやめたよ」

「上条さん、今日はどうしたんですか? さっきから変なこと言って…
 何か変なものでも食べたんですか?」

「はぁ。俺は正常だって。ところで、
 あそこに美坂さんがいるのが見えるかな?」

「――な!?」

驚嘆した佐天さんの視線の先、そこには物陰から
コインを射出しようとしている美琴の姿。

「美坂さんはね、俺の言うことは何でも聞いてくれる可愛い子なんだ。
 俺が指示を出せば、君はレールガンの直撃を浴びることになるよ」

淡々と説明するシマウマ。
目が据わっていた。

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 02:35:47.67 ID:Ljrxwr230
「なあ、佐天さん」

「…なんですか?」

「君は美少女だが、真面目さにかけるな。レベルゼロなので
 ふて腐れるのはは分かるが、せめて授業は真面目に受けるべきだ」

「な、なんですかいきなり…?」

脈略のない話に佐天さんが後ずさる。

「いいから聞けよ。まあ正直言うとな、学校の授業はどうでもいいんだ。
 たぶん君は一生レベルゼロのままだ。なんとなくそう思う」

「…バカにしてるんですか?」

「落ち着けよ。無能力者同士、仲良くしようぜ。
 話は変わるが、シマウマは哺乳綱ウマ目ウマ科ウマ属の動物らしい」

「シマ……ウマ…?」

佐天さんがいぶかしむ。

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 02:42:33.70 ID:Ljrxwr230
「すでに>>47で説明されているが、素敵な動物だと思わないか? 
 君は一度でも動物の生態や環境問題について考えたことがあるか?」

「…? それはありませんけど、初春のパンツの色は毎日気にしてます」

「ほう。興味深いな。無論、そのパンツの中身にもな。まあいい。
 それでさ、なんで俺がシマウマの話を持ってきたと思う?」

「そんなの分かるわけないでしょ…」

佐天さんが心の中で

(何コレ? 新手のナンパなのかな? すごくうざい…)

と思っていると、

「俺の心情を表現するためだ。俺は発情しているシマウマ。
 恐らくそれが最も適した表現だと思う。俺がオスで君はメス。
 何が言いたいか分かるか?」

「まさか、私の身体を…」

「うい」  肯定の意を表す上条。

「そ、そんな……」

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 02:46:18.03 ID:Ljrxwr230
佐天さんは顔面蒼白になったが、少し考えた後、こう言った。

「上条さん、私を脅すつもりですか? でもここは往来があります。
 こんなところで傷害事件を起こしたら、どうなるか分かってますよね?」

「もちろんさ。君の後ろに白井さんがいるのが見えるかな?」

「――!?」

涙子が振り返った先には無表情の白井黒子がいた。

亡霊のように立ち尽くすその姿からは人間味が
感じられず、機械のようだった。

「白井さんも俺の奴隷の一人なんだよ。美坂さんが協力してくれたんだ。
 証拠隠滅には白井の能力を最大限利用させてもらう」

「……私はどうすればいいんですか?」

佐天さんの目つきが鋭くなる。

「君をある場所まで連行する。繰り返すけど、
 抵抗したら命の保障はしないよ?」

「……」

二人はまるで恋人同士のように手を繋いで歩き出した。
こうすれば怪しまれないからだ。

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 02:52:37.75 ID:Ljrxwr230
数十分後。

「……ここは上条さんの部屋ですか?」

「ああ。そうだよ。まあ楽にしてくれ。
 おい! 英国女! 茶を用意しろ!」

怒鳴る上条に反応し、メイド服姿の禁書目録が

「た、ただいま準備します」

「おう。早くしろよな」

上条は偉そうにイスに腰掛ける。
佐天には座布団に座るように薦めた。

「なあ佐天さん。君とは一度じっくりと話しておきたいことがあるんだ」

「話なんて…!!」

「怒るなよ。重ね重ね言うけど、逆らったらあそこにいる美琴に
 迎撃させるからな」

美琴は部屋の隅で逆立ちしていた。
なぜか全裸である。

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 02:58:40.64 ID:Ljrxwr230
「君は声フェチという人種を知っているか?」

上条の声は落ちついたトーンだ。

「声フェチ……ですか?」

「ああ。俺は特定の女性の声に物凄く反応する変態でな。
 いままで誰にも話さなかった。なぜだと思う?」

「どうしてですか?」

「暴走するからだ。特にクールな声に弱くてな。
 土御門に言わせれば事務的な口調らしいけど、
 俺はそういうのが好みなんだ」

「は、はぁ……」

佐天氏は意味が分からず適当に相槌を打つ。

そこで、

「どうぞ。お茶です」

禁書がお茶をテーブルに置くが、

「ほらああああああああああああああああああああああああ!!」

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 03:05:22.44 ID:Ljrxwr230
吼えたのは上条。

気性の荒いシマウマの顔で憤怒する。

「な・ん・で? 日本茶じゃねえええええええええええの?
 紅茶淹れてんじゃねえええよ!!」

紅茶をカップごとぶん投げる。

「ぎゃあああああああああああああ!!」

適当に投げたそれは全裸の御坂に命中し、熱さで悶絶していた。

「ひい…! どうかお許しを…!!」

怯える禁書。

「い・い・か・ら! 今すぐ緑茶を淹れて来なさい!! 
上条さんがシマウマの顔をしている内にね!!」

「は、はい。かしこまりました…!!」

急ぎ足でキッチンに向かう目録。
口調といい、仕草といい、完全に教育されているよだ。

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 03:39:16.18 ID:Ljrxwr230
「ったく、使えねえ居候だぜ。ま、それはいい。
 佐天さん。君を犯そうと思えばいつでもできる。
 だが、それではあまりにも芸がない。
 他の方法でも性的興奮を得ることは出来る」

上条は真面目な顔だ。

「……回りくどい言い方が好きですね。先を言ってくださいよ。
 覚悟はできてます」

「そう緊張するな。シベリア出身のロシア人のような顔になってるぞ。
 ところで、俺は声フェチなのは説明したが、もちろんきっかけがある」

「どんな?」

佐天殿は不機嫌そうな声。

「俺がインデックスを犯したのは今月入ってからだ。
 そして美琴も犯して性奴隷にした。俺は間違いなく
 キチガイであり、性犯罪者だ。自覚はある」

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 03:46:34.53 ID:Ljrxwr230
饒舌になる上条。

「彼女達が俺に好意を持っていたのは知っている。
 あれは無垢な少女達から向けられた純粋で尊い感情だ。
 だが、俺は踏みにじった」 

「…」

佐天さんは黙って聞いていた。

「俺だって人間だ。良心の呵責に耐えられない日があった。
例えば夜はどうだ? 泣き叫ぶ禁書の顔が夢に出てくることもあった。
 あいつは本当に俺を信頼していたからな。ショックも大きかったと思う。
 あいつの顔が一番印象に残っている」

「……どうして、そんなことを…」

「最後まで聞けよ。今の俺は罪悪感なんか微塵も感じちゃいない。
 インデックスにはメイドつぃて俺の世話をさせ、美琴には定期的に
 デートに付き合い、満足させている」

「……へえ? それで?」

佐天の反応は冷たい。

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 03:56:43.40 ID:Ljrxwr230
「学園都市中を探しても俺ほどの悪党はいないだろうな。
 ……そう冷たい目で睨むなよ。君には手を出さないと言ったはずだ」

「……」

「俺が声フェチ目覚めるきっかけになったのは偶然見た深夜アニメだ。
 悪夢に苛まれて眠れないから見たんだけどな、これが中々おもしろい。
 特にあの冷たい声で話すキャラは最高だった。自分の罪の
 意識は完全に吹き飛ぶほどにな」

震える上条。

「で?」

「俺を罵倒しろ」

「――は?」

口を大きく開く佐天。

「なんでもいい。最低でも、クズでも、好きな言葉で罵倒しろ」

上条の顔は冗談を言っているようには見えない。

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 04:01:21.24 ID:Ljrxwr230
「ふぅ……」

上条はイスの上で座禅を組み、静かに目をつむった。
佐天から発せられるであろう、罵詈雑言に備えるためだ。

(ちょ……何この展開? 上条さんは絶対まともじゃない……!!)

佐天さんは視線をさまよわせ、

(いきなり罵倒しろって言われても困るよ……
 もう早く家に帰りたい……)

どうしたらいいか分からず、困惑するばかりだ。


それから長い沈黙が訪れる。







101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 04:07:32.94 ID:Ljrxwr230
「緑茶です。どうぞ」

沈黙を破ったのは英国出身のロリ目録。

「あ、どうも…」

思うわず頭を下げる佐天氏。

テーブルに置かれた緑茶から湯気が上がる。

(あ、そうだ!)

頭の上に電球が現れた佐天。

何か閃いたようだ。

「えいっ」

なんと、熱湯(お茶)を上条の頭にかけてしまった。
こう、頭の上から垂れ流すように。

「ぷ頬大オオ大オオ大オオ大おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

シマウマが暴れ初める。

目を閉じていたので完全な奇襲となってしまった。

「ぶはあああああああああああああぶふおおおおおおおおおおおおおお!!」

110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 04:16:28.23 ID:Ljrxwr230
「美琴おおおおおおおおお!!
 この卑劣なる裏切り者を粛清しろおおおおおおおおおおお!」

両手で顔を押さえながら命じるが、佐天より以下の内容を指摘される。

「御坂さんなら帰りましたよ?」

「えっ」

カンガルーのような顔をした上条。

「ほら、そこに書置きがあるでしょ?」

佐天が紙を指差した。

    『当麻へ。体中がヒリヒリするので今日は帰ります。  美琴』

「なんと!?」

驚くカンガルー。

「体がヒリヒリするなんてきっと口実ですよ。
 バカで変態な上条さん愛想を尽かしたんじゃないですか?
……本当にキモイです。静かに死んでください上条さん」

115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 04:27:55.15 ID:Ljrxwr230
(あ……あ……。ついに俺を罵倒してくれた…)

なぜか床に四つんばいになる上条さん。
口からよだれが垂れており、歓喜に震えている。

「もっと言ってあげましょうか? 最低のゲス男。
 あなたの顔、みてるだけで吐き気がします。
 アベさんに掘られちゃえばいいのよ」

「ぶふうう……ぷぎゅいおおおお」

「二度と私の視界に……入らないでください。
 あなたは劣性遺伝子の塊です。スターリンの子孫です。
 存在そのものが悪であり、あなたを構成する全ての細胞が
 害悪です。社会的に抹殺されるべきでしょう」

止めとばかりに上条を冷たく見下ろす。

まるでゴミを見るような目だ。


(あああああああああああああああああああああああああああああああああ)

上条は覚醒した。

119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 04:35:45.06 ID:Ljrxwr230
上条は妄想世界へトリップした。


「ふぅ……」

上条はオーストラリア人の男性になっていた。
名前はトム。四人家族の主だ。今は夜なので眠っていたのだが、


がたん!

「あなた、今の何の音かしら?」

妻のジェニファーが心配そうに言う。

今の時刻は1:00。二人の子供達はすでに寝静まっている。

ここで上条が演じるトム(42歳)がベッドから立ち上がる。

「音は玄関のほうから聞こえたな。ちょっと調べてこよう」

念のため、猟銃を持って忍び足で進む。

そこにいたのは……

「~~~~~~~~~~~~~~~~~!!」

なんとカンガルーだった。

121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 04:40:04.40 ID:Ljrxwr230
「なんだこりゃああ!?」

トムは驚きを隠せない。
どいうわけか、カンガルーが自宅に侵入したらしい。

「~~~~~~~~~~~!!」

カンガルーはボクサーのような顔で攻撃を仕掛けてくる。

「ぶふぉ?」

顔にワンパン食らったトム。

衝撃で銃を落としてしまった。

「やべ!」

「~~~~~~~~~~~~~~~!!」

カンガルはー攻撃を止めない。

巧みなステップで接近し、ジャブやストレートを放ってくる。

「ち……結構手ごわいな」

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 04:46:12.80 ID:Ljrxwr230
だが、負けるわけにはいかなかった。

トムは、学生時代は平凡な学生だった。
素行は良く、成績は至って普通。
陸上部には三年間所属して大会にも出場した経験がある。

足腰は鍛えているほうだった。

「俺には家族がいる。カンガルーなんかに負けるものか」

闘志を燃やしながらファイティングポーズを取った。

妻に出会ったのは会社だった。真面目な事務員だった彼女に
告白した当時若造の営業マンだったころの自分。

今では懐かしい思い出である。

現在は二人の子供を持ち、一家の大黒柱だ。

「うおおおおおおおおおおおおおお!」

咆哮をあげながら反撃を開始する。

127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 04:55:37.58 ID:Ljrxwr230
一時間後。

互いに消耗し、肩で息をしていた。

「やるじゃねえか、人間」

「おまえもな。今日はここまでにしないか?」

「そうだな……」

一人と一匹はその場に座り、互いの文化の違いや
宗教観について語り合った。

気が付いたら人語を話すようになったカンガルーだが、
そのことには深く突っ込んではいけないと、トムは判断した。

トムはカンガルーから多くのことを学んだ。
様々なな生態や自然の掟、食物連鎖など。
どれもいままで考えたことの無いことばかりだった。

「あなた。あの獣はもう帰ったんでしょ? 早く寝ましょう」

「えっ」

トムが驚いた声を発したのは、妻の顔が日本人の美少女になっていたからだった。

(佐天さん…? そうか。俺は早く現実に戻らなくちゃな)

129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 05:05:04.49 ID:Ljrxwr230
「あれ、佐天さんは?」

目が覚めた上条。
あたりを見渡しても彼女の姿は無い。

「あの黒髪ならもう帰ったよ」

淡白な声色の禁書目録。

「そうか……残念だよ。もっと罵倒してほしかった」

うなだれる上条。

「私じゃ……だめ?」

「えっ」

「とうまを罵倒するの、私じゃ駄目?」

目をうるうるさせるインデックス。

(これは……)

目を見開く上条。

132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 05:11:09.22 ID:Ljrxwr230
>>130 さーせんw

________________________________________

「インデックス。まさか、まだ俺のことが好きのか?」

「うん…」

二人は正面から見つめ合う。

甘い雰囲気が漂う。

「俺は……おまえを陵辱した最低のゲスだ。
 それなのに……本当にいいのか?」

「いいよ。私はとうまの事が今でも好きだから。
 たとえどんなとうまでも受け入れるよ。
 元々は私が原因なんだし」

「インデックス……おまえってやつは……」

上条は震え始めた。

136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/30(月) 05:21:26.89 ID:Ljrxwr230
「正直に言おう。そういうのは反吐が出るからやめてくれ」

「えっ」

「俺はおまえのことなんて、これっぽちも思っちゃいねえよ」

「そ……そんな……」

泣きそうになるインデックス。

「うっせーおら!」

「きゃああ!」

いつものように蹴り飛ばす。
上条さんは何も変わっていなかったようだ。

否、ただ一つ変わったことといえば、

「明日。また佐天さんに罵倒してもらおう」

これだった。

「明日、佐天さんを拉致監禁する。そして、新たな上条ワールド
 を作り上げてやる。ふふふふふふ。はははははははははははは」

「とうま……やっぱり最低だよ……」

                                       完

コメント

上条さんは美琴に手を出した時点で保護者(母親)経由で人生詰む危険性が…

No title

前半から所々笑えるなぁとは思ってたんだけどさ
作者はこれ、エロスで行こうと思ったのかギャグで行こうと思ったのかどっちなんだ
まぁ悪かぁないがな

No title

禁書で最後までいってほしかったな

No title

やっぱキャラ崩壊はココまでやるべきだよな!!!!面白い!!!!
上条さんが絶対やらないような事やってるのに、妙に正義感もってて中途半端なSSが多いからこうゆうSSの方が良いね。

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