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佐天「魔法?」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/08/27(金) 23:37:18.50 ID:aRDy+1CJ0 [1/4]
初春「はい【魔法】です。佐天さんは信じますか?」

佐天「この学園都市は【科学】の結晶体だよ?魔法とか・・・
   信じちゃってるの?初春ぅ~」

初春「いえ、私もただのオカルトだと思ってますよ?」

佐天「頭花畑の初春でも流石にそれは信じてないか。」

初春「頭花畑ってどういう意味ですか!全く佐天さんは失礼なんだから」

佐天「で、その魔法がどうしたのよ」

初春「学園都市に【魔法使い】が入り込んだという都市伝説があるんですよ」

佐天「ああ、それね・・知ってる知ってる」

初春「あー!すっごい馬鹿にした目になってますよ!佐天さん
   酷いです!!」

佐天「はいはい、ゴメンゴメン・・・よしよし」

初春「頭撫でてごまかさないで下さい!大体ですね・・・」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/08/27(金) 23:42:30.85 ID:aRDy+1CJ0
佐天「ふへぇ・・・初春ったらすぐムキになるんだから」

佐天「あんなに怒らなくったっていいのに・・・」

佐天「にしても魔法かぁ・・・もうちょっと子供だったら夢を持ったかも」

佐天「って言っても無能力者の佐天さんじゃあろくでもない魔法しか出来なそうですね」

佐天「って、やっば・・・テレビ始まっちゃう!こういう時は!!」

佐天「裏路地通っての近道~~ダーッシュ!(ブギュ!)・・・・・・ぶぎゅ?」

佐天「えっと・・・人??だよね?これ・・・」

佐天「もしかしなくても・・・私が踏んだの??これ??」

佐天「え~・・・流石に見捨てていくわけにも行かないなぁ・・・
   救急車呼んで(ガシッ)・・・キャァァァァァ!!(バキッ)」

少年「アグッ!!・・・・・・」

佐天「・・・れ??やば・・・トドメ?おーい・・・しっかりして・・・」


5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/27(金) 23:52:15.44 ID:aRDy+1CJ0
少年「ふぅ・・・ゴメン。助かったよ」

佐天「ただの空腹で倒れている人なんて始めてみたよ。なんにしても無事でよかった」

少年「あはは・・・文無しでね・・・恥ずかしいけど」

佐天「どうしてあんなとこで倒れてたの??」

少年「実は・・・」

佐天「実は・・・?」

少年「僕にもわからないんだ。いつの間にかあの場所にいた。」

佐天「何それ・・・あ!もしかして新手のナンパ」

少年「ち、違う違う・・・空腹で倒れてたのは本当!記憶喪失とかってわけでもないよ」

佐天「・・・怪しい」


6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/27(金) 23:59:18.70 ID:aRDy+1CJ0
少年「信じてとしか言いようが無いなぁ・・・」

佐天「まぁ、いいや・・・」

少年「うーん、何かお礼できれば良いんだけどあいにく何も無くてね・・・」

佐天「良いですよ。私が最後にのしちゃったのは事実だし、この食事は奢ります」

少年「お言葉に甘えさせてもらうよ・・・文無しだからね」

少年「あ、そうだ・・・せめてものお礼に似顔絵でも・・・」

佐天「え?いや、いいですよ・・・それじゃ」

少年「あ・・・行っちゃった・・・やれやれ」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/28(土) 00:11:48.85 ID:AK/KsXbX0 [1/23]
佐天「・・・あーあ、見たい番組も見れなかったし
   昨日はついてない日だったなぁ・・・
   よーし!今日こそはまっすぐ帰るぞ!!」

初春「どうしたんですか?佐天さん?大声なんか出して」

佐天「あ、初春。昨日ね、変な人に絡まれてさぁ」

初春「ええっ!大丈夫だったんですか??」



9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/28(土) 00:41:27.80 ID:AK/KsXbX0 [2/23]
初春「どんな人ですか?」

佐天「えっとね・・・高校生位かな?結構優しそうな感じではあったんだけど・・・」

初春「それだけじゃ判らないですよ~~」

不良A「どこに目つけてんだ?コラ」

不良B「ナメてんのか??」

少年「いやいや・・・そんな事はないから・・・ね」

不良B「ナメてんだろ、てめぇ・・・」

少年「人の話を聞いてってば・・・」

不良A「やんのか?あん??俺を誰だと思ってんだ?」

少年「うん、ゴメン。それは知らない」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/28(土) 01:07:51.56 ID:AK/KsXbX0 [3/23]
不良B「やっぱナメてんじゃねーか!」

佐天「んとね・・・あ、あんな感じ!」(指差し)

初春「なるほど・・・って、絡まれてるじゃないですか!警備員警備員!!」

不良B「ん?んだてめぇら・・・」

少年「あ、昨日の・・・」

不良A「ケータイだして何処に電話しようとしてんだよ・・・」

不良B「・・・警備員でも呼ぶ気か?」

少年「こらこら・・・女の子をおびえさせちゃダメだろ」(スッ)

初春と佐天に近づこうとする不良の前に少年は身を割り込ませる。
さっきまでの顔とはうって変わって、目つきが鋭く変わる。

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/28(土) 01:29:27.99 ID:AK/KsXbX0 [4/23]
不良A「あ?ヒーロー気取りか?燃やすぞ?てめぇ・・・」(ボッ)

不良は手をかざす。その右手には大きめの火の球が作り出された。

少年「【魔法使い】?!この世界にもいたのか!」

鋭い目つきがよりきつくなる。少年はこめかみに指を当てながら
相手の動きをじっと見据えていた。

不良B「魔法?何言ってんだこいつ・・・頭おかしいんじゃね?」

不良A「俺はこうみえてレベル3パイロキネシストだっつーの・・・焼き尽くしてやるぜ?」

少年「二人とも、逃げるんだ・・・早く!」

不良A「てめぇは黙ってろ!オラァッ!」

瞬間。少年が大きな炎に包まれる・・・

佐天「う・・・うそ・・・」

あたりに炎の焦げ臭いにおいが立ち込める
一目で少年が「焼け死ぬ」姿が想像できる

不良B「お前らも死にたくねーだろ?おとなしく・・・」

不良が初春の手を掴もうとした時、炎の中から手が飛び出し、不良の腕を掴む

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/28(土) 02:01:35.80 ID:AK/KsXbX0 [5/23]
少年「あんまり女の子をおびえさせるもんじゃないだろ・・・」

不良A「ば、馬鹿な・・・結構本気で撃ったぞ」

少年は炎の柱から現れる。白い炎に包まれたまま・・・

少年「あんまりいい炎じゃないね・・・でもライターを失くした僕にとっては良かった」

少年は驚いている不良の目の前まで近づく。不良の腹に正拳が叩き込まれた。

不良A「あぐ・・・っ・・・・」

少年「アイテムはどこだ??こちらに渡してもらおうか?」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/28(土) 02:19:42.58 ID:AK/KsXbX0 [6/23]
一方通行「マズ・・・アスファルト溶かして薄めた方がマシなンじゃねェか?」

新発売のコーヒーを片手に、一方通行はベンチに腰掛けている。
普段は纏わり付いている幼女の姿は無い。

???「ちょーっといいですかねぇ・・・」

一方通行「あァ?」

只でさえチンピラのような一方通行。苦々しい顔をしている時に話しかけられるなど今まで皆無だった。
にもかかわらず、その男は話しかけてくる。

???「人を探しているんですがねぇ・・・ちょっとこの写真を見やがって欲しいんですがねぇ・・」

一方通行「(知らねェヤツか・・・シカトしとくかな)」

一瞥した後、一方通行はその男を無視する。

???「(ピキッ) あーあー・・・無視しやがりますか・・・なら良いでしょう」

???「直接【魂】に聞かせて貰いましょうかねぇ・・・」

バシッ!!っと音を立てると男の携帯電話からうっすらと【鞭】のようなものが飛び出す。
一方通行のクビから一方通行の【魂】が引きずり出される。

一方通行「な・・・んだとォ・・・・!」

???「へぇ・・・抵抗しやがりますかァ・・・少しは【魔力耐性】がありやがるみたいですねぇ・・・」


30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/28(土) 02:51:23.46 ID:AK/KsXbX0 [9/23]
一方通行「な・・・めン・・・なァ!」

一方通行はかろうじて動く左手で電極のスイッチを押す。
バシン!と音を立ててその【鞭】を弾き飛ばした。

???「何ッ!・・・弾き飛ばした?」

一方通行「・・・ッくはァ・・・てめェ・・・何だ『それ』は!」

???「まさか僕の【極楽連鞭】を弾き飛ばしやがるとは・・・
    この世界にも【魔法】がありやがるんですねぇ・・・」

一方通行「何ワケわっかんねェ事言ってんだ?てめェ・・・
     その半透明・・・【スタンド】か・・・」

???「しょーがないですねぇ・・・違う人間に聞きやがるとしますか」

一方通行「おいおい、てめェ・・・この一方通行にケンカ売っといて
     何処行こうってンですかァ?」

???「てめーには興味がありやがらねーんですよォ・・・大体」

その男は『最強』を睨み付けながら言い放つ

???「僕にはアダラパタって名前があるんだよ。ガキにてめぇ呼ばわりされる筋合いはねーんですよ」



31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/28(土) 02:55:05.02 ID:AK/KsXbX0 [10/23]
佐天「『まてりあるぱずる?』」

少年が不良をのした後、佐天と初春は少年を連れ、その場から逃げ出し
近くのレストランに入店した。

少年「そう。この世の全ての存在にはその存在エネルギーがある」

少年「僕達【魔法使い】はその存在をまるでパズルのように組み替えて」

少年「存在変換して別の性質にする事が出来る。それが【魔法】」

少年「僕は【炎】の存在を変換できる。だからさっきの炎じゃ火傷一つ負わなかったんだ」

初春「ほら、佐天さん・・・やっぱり【魔法】はあるんですよ」

佐天「そんなにドヤ顔されても困るんだけど・・・」

少年「ほらほら、ケンカしない・・・」


32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/28(土) 02:59:55.70 ID:AK/KsXbX0 [11/23]
初春「で、【魔法使い】になるにはやっぱり色々あるんでしょうか?」

少年「そうだねぇ・・・100年くらい修行して初めて資質がわかる人もいるし」

佐天「100年・・・もうお婆ちゃんになってるよ。それじゃ・・・」

初春「お兄さんはどうやって魔法使いになったんですか??」

少年「ティトォでいいよ。僕はそうだね・・・色々あって、かな」

佐天「手っ取り早くなれる方法とかあったりして」

ティトォ「無いことも無いけど・・・例えば・・・(ガサゴソ)・・・あったあった」

ティトォ「特定のアイテムを身に着けてたら相性さえ合えば魔法が使える。これがそのアイテムの一つ【エンゼルフェザー】」

ティトォ「空気を【翼】に変換する魔法が使えるようになる。ただ、既に適合者がいるから・・・」

佐天「へぇ・・・これがですか・・・羽根みたい(ニギニギ)」

ティトォ「みたいって言うか羽根そのものなんだけどね・・・」

佐天「う~い~は~る~~~てりゃ!(バサァッ)」

佐天が初春のスカートを捲り上げると、スカートの先に【羽根】が現れた。
その羽根は単独で羽ばたき、スカートを浮かび上がらせている。


33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/28(土) 03:05:05.93 ID:AK/KsXbX0 [12/23]
初春「キャァァァァァ!佐天さん!!って・・・イヤァァ!スカートが戻んない!!」

佐天「ホントだ・・・羽根つけて飛ばせる~~」

ティトォ「うそぉ・・・何で使えるの・・・?リュシカの立場ないなぁ・・・」

初春「佐天さんやめ・・・もうこれ没収です!!」(シュンッ)

佐天から初春が【エンゼル・フェザー】を奪い取るとスカートについていた【羽根】が消え
スカートが重力に従って元に戻る。

佐天「あーあー・・・スカート戻っちゃった・・・」

初春「反撃ですよ・・・佐天さん・・・うりゃ!」(シーン)

初春は佐天のスカートに触れながら右手に力を入れる・・・

初春「あれ??・・・ていっ・・・何も起きないじゃないですか!」

佐天「初春、もっと羽根をイメージするんだよ・・・空気が、風が羽根になるイメージ。やってみ~」

初春「してますよ・・・むぅ~~~ていっ!」(シーン)


34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/28(土) 03:11:49.42 ID:AK/KsXbX0 [13/23]
佐天「ダメだなぁ・・・ほら、貸してみ??こうやって・・・ほいっ」(バサァッ)

【エンゼル・フェザー】を持ち、コーヒーカップに触れるとカップに羽根が生え
ふわりと宙に浮いた。と、共に後ろから「コホン」と咳払いが聞こえる。

黄泉川「・・・君たち??」

ティトォ「え??」

佐天「げ・・・」

黄泉川「街中でみだりに能力使うのは違反じゃん?」

初春「あわわわ・・・す、すいませーん!」

黄泉川「ところで、さっきこの辺でイザコザがあって、
    スキルアウトがのされてたんだけど
    君たちは何か見てないかを聞きたいじゃん?」

ティトォ「(これは・・・とぼけておいた方が良さそうだな)」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/28(土) 03:15:25.36 ID:AK/KsXbX0 [14/23]
一方通行「ちッ・・・逃げ足の速いヤローだ・・・」

街中の喧騒に紛れ込んだアダラパタをそこまで本気では追わなかったものの
逃げられた事には苛立つ

一方通行「一体なンだったンだ・・・さっきのは・・・」

先日自分が知った「能力」とは別の「異能」。
レベルとは関係なく、自分が制御・防御出来ない【スタンド】。
先日一度やられた【魂】を弄られる感覚・・・
ただ、それとは異なった【力】の動きの感知もあった。だから今日は防げた・・・

一方通行「【ヘブンズ・ドアー】みてーな能力か・・・あのヤロー」

周りにヤツがいない事を確認し、一方通行はカチリと電極をOFFにする。

一方通行「たぶンだが・・・あれは【スタンド】じゃあねェ・・・」

一方通行「ったく、ワケわっかンねェヤツばっかだぜ・・・最強の名が泣くな、こりゃ」

頭をガシガシと掻きながら一方通行は殆ど零れて無くなったコーヒーの最後の一口を飲む

一方通行「どーせ、どっかの三下に負けて最強じゃあねェか・・・」


36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/28(土) 03:18:35.59 ID:AK/KsXbX0 [15/23]
アダラパタ「あー・・・めんどくせーですねぇ・・・」

アダラパタ「何なんですかねぇ・・・この世界は・・・魂の反応が検索できやがらねぇとは・・・」

一方通行から逃げ出した後もケータイを弄り続けるがそのケータイに反応は出ない

アダラパタ「いっそのこと一度ティトォ達が一度死にやがれば反応位しそうなもんですが・・・ん?」

ほんの一瞬・・・極僅かだがケータイが【存在変換】に反応する・・・

アダラパタ「けきゃ・・・誰かが【魔法】を使いましたね・・・?やつらしかいない!」

アダラパタ「行きますよ!居やがるんでしょう?コルクマリーさん!」

誰も居ない暗闇にアダラパタは声をかける・・・スッと人影が動いた。

アダラパタ「テメーの【魔力】もなきゃあ元の世界には帰れねーんです!付いてきなさい!」


37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/28(土) 03:23:43.70 ID:AK/KsXbX0 [16/23]
佐天「別の世界?」

後に風紀委員支部に向かうと言う初春と別れ、
ティトォはレストランから出て野宿する場所に案内してもらう事になった。
その道すがら、ティトォの話を聞き、佐天は素っ頓狂な声を上げる。

ティトォ「うん。たぶんこの世界と僕の居た世界は全くの別物なんだ」

佐天「ティトォさん・・・幾ら私でもそんな馬鹿な話にはついていけませんよ?」

ティトォ「原因はわかってはいるんだ。僕とクゥの魔力のぶつかり合いで時空がねじれた」

佐天が呆れ顔でティトォを見る・・・ティトォは真剣なまなざしで言葉を続ける。

ティトォ「だから気がついたらこの町に居た・・・君は聞いた事あるかい?【メモリア】【デュデュマ】【女神の三十指】」

佐天「い、いえ・・・聞いた事無い言葉ばかりです・・・」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/28(土) 03:27:38.85 ID:AK/KsXbX0 [17/23]
ティトォ「大都市【メモリア】と御伽噺【デュデュマ】を知らないという事は無い・・・少なくとも僕の世界なら」

ティトォ「お金だって違う。【円】だなんて通貨、使われている国なんか無い」

【魔法】を目の当たりにし、自らそれを使用した。
それは今までの【能力開発】とは全く違う感覚。
佐天は信じる事はできないが、既にそれを事実と受け止めていた。

佐天「・・・・・・」

ティトォ「まぁ、どうすれば帰れるのかなんて全く判らないんだけどね」

ともかく、とティトォは笑顔になる

ティトォ「何でもいいからお金稼がないと、当面の生活すら出来ないや。」



39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/28(土) 03:31:48.12 ID:AK/KsXbX0 [18/23]
禁書目録「で、本当に好きなだけ食べていいのかな?」

神裂「今日は上条が居ないですからね・・・遠慮しないでいいですよ、禁書目録」

禁書目録「わーいなんだよ!じゃあ早速一種類ずつ頼むんだよ!」

神裂「せめて店に入ってメニュー見てからいいましょう。あのお店でいいですね?」

禁書目録「何処でも大丈夫なんだよ!」

シャーセー

禁書目録「あれ?かざりが居るんだよ?」


40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/28(土) 03:36:13.45 ID:AK/KsXbX0 [19/23]
神裂「お友達ですか?禁書目録」

禁書目録「うん。かざり~」

初春「あれ?シスターさんじゃないですか。今日は食べ放題じゃないですよ?」

禁書目録「今日はすぽんさーが居るから大丈夫なんだよ!今日はるいこはいないのかな?」

初春「ほんのさっきまで一緒だったんですよ。私はこの後支部に行くので・・・」

禁書目録「それじゃあ、もうバイバイなのかな?」

初春「ええ、そろそろお店出ようかなって」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/28(土) 03:40:17.63 ID:AK/KsXbX0 [20/23]
三人が談笑をしているとふと二人組みが近づいてくる・・・

コルクマリー「この辺なの?アダラパタ」

アダラパタ「この辺ですねぇ・・・ちょーっといいですかねぇ?ガキ共」

禁書目録「何?これからご飯なんだよ。邪魔しないで欲しいかも」

神裂「大体、いきなり失礼じゃありませんか?まぁ、18歳の私を捕まえてババア呼ばわりする誰かさんよりはマシですが」

アダラパタ「(18・・・?)そんなに時間は取らせねーですよ・・・ちょっと見やがってもらえますかねぇ?」

怪訝な顔の三人を尻目に、3枚の写真を見せる

アダラパタ「この三人のうち誰か一人見ていやがりませんかねぇ?」

初春「あれ?ティトォさんだ・・・」

刹那、アダラパタの【極楽連鞭】が初春の【魂】を捕らえる。

アダラパタ「けきゃきゃきゃきゃ・・・見つけましたよぉ~~さぁ、教えてもらいましょうか」


42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/28(土) 03:45:56.50 ID:AK/KsXbX0 [21/23]
禁書目録「かざり!」

神裂「貴様!何をする!」

コルクマリー「おっと・・・二人ともそのままだ・・・動けば切り刻む」

初春「か・・・は・・・」

初春の体がだらんと力なく立ち上がる・・・

神裂「切り刻む?・・・この私をか??・・・いい度胸だな」

神裂が七天七刀に手をかける・・・同時にコルクマリーの周りに12本の刃が現れた。

コルクマリー「マテリアル・パズル・・・【四閃三獄】・・・」

神裂「(・・・何だあの光の刃は?能力者か?)」

コルクマリー「・・・剣術なら負けないけど・・・僕とやりあえるのかな?」

神裂「【七閃】!」

アダラパタ「コルクマリーさん。室内で暴れやがらないでくださいよ~危ないですからねぇ・・・」

神裂「禁書目録・・・あの男を・・・上条当麻を呼んで来てくれ・・・」

禁書目録「う、うん・・・気をつけるんだよ・・・かざりをお願い・・・」




43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/28(土) 03:49:06.01 ID:AK/KsXbX0 [22/23]
コルクマリー「なんだ・・・剣術かと思ったらただの鉄の糸か・・・」

神裂「く・・・やむを得ん。【Salvere000(救われぬ者に救いの手を)】!」

コルクマリー「・・・【舞打】!」

神裂「・・・くそ、強い。一体何者です?」

初春「テンション上がって来ましたよ~!!」

戦いが拮抗したその時、二人に光の固まりが突撃する。

神裂「な・・・?」

コルクマリー「に・・・?」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/28(土) 03:50:28.47 ID:AK/KsXbX0 [23/23]
アダラパタ「くだらねー戦いはその辺にしときやがりなさい。初春さん。コルクマリーさんを拾って行きますよ」

神裂「ぐはっ・・・ま・・・待て・・・」

アダラパタ「待てといわれて待つ馬鹿が何処に居やがりますか」

コルクマリー「痛ぅ・・・僕ごと吹き飛ばすとは相変わらずだな、アダラパタ」

アダラパタ「テメーはこの程度の不意打ちじゃ死にやがらねーでしょーが」

初春「さぁ!!テンションあげていきますよ~~!お花さんもMAXで行きますよ~!」

アダラパタ「少し黙りやがりなさい。頭の花毟りますよ。」

45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/28(土) 03:53:27.92 ID:AK/KsXbX0
黒子「あら?佐天さんじゃありませんか・・・」

佐天「え?あ、白井さん・・・こんにちわ」

黒子「はい、こんにちわ。そちらの殿方は?」

佐天「あ、こちらはですね・・・」

ティトォ「ティトォって言います、宜しくね」

黒子「ティトォさん・・・日本の方ではありませんのね?学園都市には観光か何かで?」

ティトォ「え?いや別n・・・」

佐天「あーーっと!それより、白井さん。ジャッジメントのお仕事は?」

黒子「今パトロール中ですわ。初春が時間になっても来ないものですから、一人で回るハメに・・・」

佐天「え?初春が来てない?あれから一時間くらい経ってるのに?」

黒子「佐天さん御存知で?電話も繋がりませんの・・・全く何処で何をしているのかと」



46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/28(土) 03:59:09.67 ID:AK/KsXbX0
ティトォ「初春さんってさっきの花飾りの子だよね?」

黒子「さっき?ご一緒だったんですの?」

ティトォ「一時間ほど前かな?一緒にレストランで食事したんだけど・・・」

佐天「で、あたし達が先に店から出たんですけどね・・・すぐに支部に向かうみたいに言ってたのになぁ・・・」

黒子「おかしいですわね・・・あの子が連絡なしにサボるのも初めてですのに・・・何か事件に巻き込まれていなければよろしいのですが」

ティトォ「事件だなんて大げさだなぁ・・・」

佐天「割とバカにできないんですよ?結構大きな事件とか起きるんですから」

黒子「先日は無差別爆弾テロ事件なども起きておりますの。有志の方のおかげで解決いたしましたが」

佐天「ちょっと電話して見ますね?」

ティトォ(あれ?爆弾テロ??・・・アクアじゃないよね?)

黒子「わたくしはこのままパトロールを続けますので、連絡できましたら
早く支部の方にいらして下さいとお伝えくださいまし。固法先輩がご立腹でしたの。」

佐天「コールはするんだけどなぁ・・・出てくれないや・・・何してんだろ、初春」

黒子「では、ごきげんよう。ティトォさんも」

ティトォ「ああ・・・うん、ごきげんよう」


47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/28(土) 04:03:50.58 ID:AK/KsXbX0
黒子がテレポートで姿を消したと同時に、佐天のケータイに初春が出た。

佐天「あ、繋がった。もしも~し、初春~ぅ?」

???「はいはい、どちらさまでいやがりますか?」

佐天にとって聞き覚えのない男の声が返ってくる。

佐天「あれ?初春の電話・・・だよね?どなたです?」

???「質問しているのはこっちなんですよォ。どこの小娘さんでいやがりますかァ?」

佐天「あんただれ・・・??初春をどうした!!」


49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/28(土) 04:09:57.24 ID:AK/KsXbX0
初春のケータイに知らない男が出る。佐天は初春の身に何があったのか。
頭の中がこんがらがりながら電話に向かって怒鳴りつける。
その瞬間、電話からも大きな怒鳴り声が返ってきた。

???「でっけェ声で騒ぐんじゃあねーよ。どうもしちゃあいませんよ。今はね」

佐天「ひっ!」

電話から聞こえた怒鳴り声にティトォが気づく。

ティトォ「その声・・・まさかアダラパタか?」

???「おやァ?僕の名前を知っている奴がいやがりますねェ・・・その声・・・」

荒れた建物の中に男が二人と女が一人。

アダラパタ「ビンゴですかァ?ティトォさん。お久しぶりですねェ・・・」

ティトォ「佐天さん。電話貸りるね・・・アダラパタ。貴様何をしてる・・・」

アダラパタ「貴様と同じですよォ・・・この世界に迷い込んじまいましてね」

アダラパタ「僕も元の世界に帰りたいんですよォ。今すぐこちらに来ていただけませんかねェ?」

アダラパタ「こちらにはコルクマリーさんもいやがります。死に物狂いできやがりなさい」


50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/28(土) 04:11:48.93 ID:AK/KsXbX0
ティトォ「無茶苦茶な事を・・・初春さんは無事なんだろうな?」

アダラパタ「僕は暴力は嫌いなんですよ。早く来れば怪我一つありませんよ?」

アダラパタ「第十学区のストレンジとかいうところで待ってます。それでは。」


51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/28(土) 04:15:24.24 ID:AK/KsXbX0
ティトォ「もう大丈夫。ここから先は僕一人で行くよ」

佐天「いやです。初春をほおって置けません。それにここまできたら一人で帰るほうが無茶です」

ティトォ「やれやれ・・・隠れてるって約束してよ?」

第十学区のストレンジに二人がたどり着く。

アダラパタ「ようやくお会いできましたねェ・・・ティトォさん」

ティトォ「アダラパタ!初春さんはどこだ?!」

初春「え?私ですか??何か御用でしょうか?」

アダラパタの隣にのほほんと初春が姿を現す。

佐天「初春!!よかった・・・無事で・・・」

初春「あ、佐天さん~~どうしたんですか??」

近づこうとする佐天の前に手を出し、道をふさぐ

佐天「ティトォさん?何を・・・」

ティトォ「アダラパタ・・・その子に何をした??」


52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/28(土) 04:18:52.22 ID:AK/KsXbX0
アダラパタ「けきゃ・・・気がつきやがりましたか・・・さすがですねェ。初春さん!」

初春「はーい。テンションあがってきましたよ~~~~!!」

初春が叫んだ瞬間、巨大な光の玉になり、ティトォたちに突撃した。

アダラパタ「さっさと全力を出しやがりなさい。ティトォさん。」

砂煙の向こうからアダラパタの声が建物内に響き渡る

アダラパタ「死ぬほどの魔力のぶつかり合いで向こうへの扉が開くはずです。
存分に殺しあってください。けきゃきゃきゃきゃきゃきゃ!」


53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/28(土) 04:23:15.54 ID:AK/KsXbX0
初春「テンション上がってきましたよ~~~!!」

ティトォ「くっ・・・あの時のドルチルとは桁違いに強い・・・相性が良過ぎるのか」

佐天「初春!もうやめてぇ!」

コルクマリー「向こうに気を取られすぎだよ、ティトォ・・・」

アダラパタ「きゃきゃ・・・良いですねぇ・・・これだけの魔力がぶつかれば・・・」

初春「止める訳ないじゃないですか!もう怖いものもありません!」

初春「見てください、佐天さん。私は生まれ変わったんです。」

初春「この【パイナップルフラッシュ】さえあれば御坂さん・・・レベル5にも負けません!」

佐天「だからって・・・何でこんなひどい事を・・・」

初春「ひどい?何がですか?弱いものは虐げられるのは判っていたはずですよ?」

初春「私は強くなれました!これからは虐げる側になるだけです」

佐天「・・・本気で言ってるの?初春」

初春「当たり前じゃないですか。」


54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/28(土) 04:28:42.99 ID:AK/KsXbX0
佐天「・・・ティトォさん。【エンゼルフェザー】を貸してください」

ティトォ「ダメだ。君を戦いに巻き込むわけには・・・」

佐天「貸して!!・・・初春は・・・私が止めます。私が止めなきゃダメなんです」

初春「出来るんですか?佐天さん・・・無能力者の貴女に」

ティトォ「・・・判った。やばくなったらすぐに逃げるんだ。良いね?」

佐天「私は無能力者だよ・・・アイテムを使ってやっと今日、能力を使った」

佐天「無能力に怯えて、友達を巻き込んで【幻想御手】を使ってしまった」

佐天「だからこそ、もう友達を巻き込む事は二度としたくないと誓った」

佐天「万が一、私が能力者になっても能力に溺れないと誓った」

佐天「出来るかじゃないよ、初春・・・絶対に止める」

空を飛ぶ初春を見上げる。佐天の右手が【エンゼルフェザー】が強く握り締められ・・・

佐天「初春、あんたの親友として・・・あんたの前に失敗した愚者として」

一人の【無能力者】の小さな宣言が、けれど空高く確かに響き渡った。


55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/28(土) 04:32:41.70 ID:AK/KsXbX0
初春「止められるなら止めてみなさい!行きますよ~~!」

初春が大きく光に包まれる・・・光の玉が空から佐天に狙いを定める

初春「マテリアル・パズル!【パイナップルフラッシュ】!!」

佐天も手をかざし、大きな羽の玉を作り出す。

佐天「来い!初春!【エンゼルフェザー】!」

二人が交差する・・・しかし・・・

佐天「キャァァァァッ!」

【パイナップル・フラッシュ】の力に耐えることなく吹き飛ばされる

初春「そんな程度ですか??がっかりです・・・」

初春「もう良いです・・・次の突撃で終わりにします」

初春「死になさい、佐天涙子!!」


56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/28(土) 04:37:00.79 ID:AK/KsXbX0
初春は先ほどより大きな光の玉に包まれる。

佐天「そんな・・・初春・・・もうやめて・・・」

???「あの子を止めるなら・・・本気で構えないと駄目ですょ?」

佐天「本気・・・?」

???「そう、本気・・・あの子を倒す為に全力にならないともう止められませんょ」

佐天「倒す・・・?初春を?・・・そんなの違うよ・・・」

どこからともなく聞こえる声に佐天は反論し・・・立ち上がる

???「ならどうするんですか??また吹き飛ばされるだけ??」

佐天「ううん・・・違うよ・・・私は初春を倒す為に立ち上がったわけじゃない」

佐天はもう一度両手を掲げ・・・目一杯に広げた

佐天「私は・・・初春を止める為に立ち上がったんだもの・・・」


57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/28(土) 04:38:36.09 ID:AK/KsXbX0
佐天「おいで、初春・・・全力で受け止めてあげる・・・」

???「なら、その気持ちを・・・心を・・・魔力に込めなさい・・・」

初春「【パイナップルフラッシュ】!」

佐天「マテリアル・パズル【エンゼルフェザー】・・・」

突撃してくる光の玉を大きく包み込むように幾重にも重なった羽が佐天の前に広がる

佐天「【天使の抱擁】・・・」

衝撃を吸収するように・・・光の玉がすっぽりと覆われていく


58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/28(土) 04:42:15.53 ID:AK/KsXbX0
初春「ぐぐぐぐ・・・何ですか?この羽は??」

初春「こんなの・・・突き破ってやります・・・」

ドクン・・・ドクン・・・と羽の中で大きく脈動する音が響く

初春「何ですか・・・この音・・・」

初春「凄く・・・心地いい音・・・」

初春を包んでいる【光】が徐々に弱まっていく・・・

初春「凄く・・・あったかい・・・」

初春「なんで・・・あったかいんですか・・・??ここは??」

初春「私は・・・佐天さんを殺さないといけないのに・・・」

初春「え??何で殺さないといけないんですか・・・?」

初春「私は佐天さんの友達ですよ??殺す・・・?私が??」

初春「・・・違います。こんなの・・・私がするのは・・・わた・・・し・・・は」


59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/28(土) 04:46:41.74 ID:AK/KsXbX0
ティトォ「凄い・・・あの威力の突撃を止めきるなんて・・・」

アダラパタ「ちィ・・・【極楽連鞭】の【圏外】になっちまいやがりました・・・
      コルクマリーさん!あの女共をあの羽ごと斬り殺しなさい!」

コルクマリー「命令されるのは好きじゃないんだけど・・・
       ああいう馴れ合いごっこは僕も嫌いだしね・・・」

ティトォ「させるか・・・待て!」

コルクマリー「待てといわれて待つやつはいないよ・・・」

佐天「来るのか?私はあんたには容赦しないよ・・・??
   初春には指一本触れさせるもんか!【エンゼルフェザー】!!」

光の羽がコルクマリーに向かい飛んでいく

コルクマリー「こんなもの・・・【四閃三獄】」

コルクマリーの光の刃にひとつ残らず打ち落とされる・・・

佐天「なっ!!」

コルクマリー「これでおしまい・・・じゃあね・・・【懐刀】」

コルクマリーの手刀が佐天の首へと振り下ろされ・・・佐天の体が二つに斬り裂かれた


60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/28(土) 04:53:07.23 ID:AK/KsXbX0
ティトォ「コルクマリーーーーーーーッ!!」

ティトォの声が当たりに響き渡る・・・

コルクマリー「・・・なんだ?これは?」

斬り裂かれた佐天の体がゆらゆらと揺れ動き・・・煙のように消えていく

アダラパタ「ん??何が起きやがったんですか??」

コルクマリー「これは・・・蜃気楼??」

ビーーッと音を立て、アダラパタの携帯が光る

初春「・・・佐天さんに」

コルクマリーの後ろから・・・声がした

初春「佐天さんには、指一本触れさせません!!」



61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/28(土) 04:57:01.67 ID:AK/KsXbX0

アダラパタ「ほお!凄い【魔力】です・・・ドルチルさんの時とは大違いだ・・・
      利用させてもらいますよォ~」

アダラパタの【極楽連鞭】が初春の【魂】を捕らえる・・・が以前と違い【魂】が引きずり出されない

アダラパタ「何?この力は・・・?」

初春「こんなもので私と佐天さんを戦わそうだなんて・・・私はもう」

気を失っている佐天を横にし、初春は一人立ち上がる。【鞭】を右手で引っ張り、引きちぎった

初春「こんなものの言いなりになんか・・・ならないです!」


62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/28(土) 05:01:14.12 ID:AK/KsXbX0
ティトォ「もう二人には手を出させないぞ?アダラパタ、コルクマリー・・・」

ティトォがライターをつけると体を白い炎が包み込む

ティトォ「【活力の炎】・・・元の世界に戻れなくても・・・お前達はここで倒す!!」

コルクマリー「やれるものならやってみなよ・・・」

コルクマリーの【四閃三獄】が一つにまとまり、大きな一本の刃へと変わる

コルクマリー「マテリアル・パズル【四閃三獄】・・・【一本刀】」

ティトォも【活力の炎】を右手に集中させる

ティトォ「マテリアル・パズル【活力の炎】・・・【最後の手(ラストワン)】」

アダラパタ「お互いに一発勝負ってやつですね??・・・けきゃ・・・これなら・・・」

二人が叫び、交差する・・・大きな爆発が起こり・・・


63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/28(土) 05:11:05.02 ID:AK/KsXbX0
黒子「初春!」

白井さんが涙をこぼしながら私を覗き込んでいる・・・ここは?

黒子「三日も昏睡していたんですのよ?!・・・よかったですわぁ・・・」

・・・病院のベットの上だった


64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/28(土) 05:18:01.42 ID:AK/KsXbX0
---3ヵ月後

教員「初春飾利。対象熱不変動持続時間1時間13分。総合成績【レベル1】」

初春「3分伸びても変わらずレベル1ですね・・・」

佐天「う・い・は・るぅ!」

私の親友が後ろから近づいてくる。今日もスカートを捲り上げられた。

初春「キャァ!佐天さん・・・いい加減に!」

佐天「どうだった?初春?」

初春「全くもう・・・変わりません、レベル1です」

佐天「私も。変わらずレベル0だよ」


65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/28(土) 05:21:51.71 ID:AK/KsXbX0
初春「・・・使わなかったんですか?」

佐天「使わないよ・・・これは私の能力じゃないもん」

佐天は首飾りの白い羽を掲げる

佐天「初春だって使ってないじゃない・・・それ」

初春「そうですよね・・・うん。何か違うんですよね」

佐天「これは・・・使わないよ。使うときは【切り札】だね・・・」

初春「誰もいないときに練習とかしないとですけどね」

人に見せるものでもない・・・自慢するものでもない

私が・・・私達が手に入れた力

大切な友を大切な信念を大切な時を守る為だけに使うこと


66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/28(土) 05:27:40.15 ID:AK/KsXbX0
私は知った。力におぼれる事を。おぼれて傷つけることを。傷つくことを。

私は知った。力の使い方を。【どうあるか】を。

これは誰にも教えない・・・白井さんにも御坂さんにも

これは誰にも悟らせない。ただ二人だけの秘密を・・・


【エンゼルフェザー】魔法レベル23
風の魔力を変換し、羽を作り出す魔法。
それらを付ける事で自分や触れたものを飛ばす事ができる。『属性:羽』
【技】
羽を重ね衝撃を吸収、その対象を包み込み破壊力を吸収して0にする【天使の抱擁】

【パイナップルフラッシュ】魔法レベル7→20
自らのテンションを変換し、体温を上昇、減少させ、
高温エネルギーの塊となって攻撃する。
自身の精神状態がそのまま強さに影響する。
ジェット噴射で空も自由に飛べる。【属性:熱】
進化し、周囲の熱量もわずかながら増減させられるようになった。
【技】
空気の熱量を変化させることで蜃気楼を発生させる【残影】



おわり

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