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唯「憂だらけ!」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 20:15:29.57 ID:kQ4tYwS70 [1/37]
唯「な、なんだー!?」

「「「あっお姉ちゃん」」」


   憂「お風呂上がったんだね」
                                   憂「髪拭いてあげるよ」

憂「こっちおいで」
                    憂「お姉ちゃん」



唯「う、憂がいっぱい……」



                          「梓ちゃんが……」
    「明日のお弁当は……」

                                        「アイス食べる?」

 わいわい

唯「なにこれ……」

   わいわい


唯「パラダイスだよ!」

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 20:19:14.15 ID:kQ4tYwS70
唯「わーい!」だっ

ごそごそ

唯「ん……すごい人口密度……」

 「お姉ちゃん、平気?」

唯「うん……座れる場所もないよ」

唯「進めない……」

 「お姉ちゃん、お姉ちゃん」

唯「わあー!憂だー!」だきっ

憂「きゃっ、もうお姉ちゃんたら」

唯「えへへー」

 わいわい

唯「ほかの憂にも抱きついてあげなきゃかわいそうだよね!」

  わいわい

唯「ういー!」

 「きゃっ!」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 20:23:18.81 ID:kQ4tYwS70
……

唯「ういー」だきっ

 「わあっ」

唯「うい……」だき

 「わ!」

唯「う、うい……」べた

 「ん?」

唯「……うい」

 「わわっ平気?お姉ちゃん!」

唯「うん……」

唯〈多すぎるよお……全員はできないや〉

唯「ごめんね残りのみんな……」


 わいわい

唯「とりあえず部屋に戻ろう。ここじゃなにもできないよ」

唯「ん、ちょっと通してー」もぞもぞ

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 20:26:55.75 ID:kQ4tYwS70
ばしっ

唯「あたっ!」バタン

唯「う~通れないよ~」

憂「お姉ちゃんどうしたの?」

唯「あっ憂」

「「「えっなあにお姉ちゃん?」」」ザッ

唯「わっ!ごめんこの憂に言ったの」

「「「なんだー」」」

 わいわい

唯「こりゃたいへんだー」

憂「それでどうしたの?」

唯「あ、うん。とりあえず階段まで行きたいんだけど……」

憂「階段?わかった」

憂「みんなーお姉ちゃん通るから避けてー!」

「「「はーい」」」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 20:30:08.24 ID:kQ4tYwS70
ずらー

唯「わあ!」

憂「どうぞー」

唯「すごい……まるでモーゼだよ!」

「「「気をつけてね」」」

唯「うん、ありがとう憂たち」

 スタスタ

唯「壮観だなあ」

   「ちょっとつめてー」

唯「あ、ごめんねすぐ行くから!」


唯「ふう……」

唯「なんとか階段まで来たけど……」

「「お姉ちゃん、どうしたの?」」

唯「こっちも少しいるなー」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 20:35:15.01 ID:kQ4tYwS70
 「部屋行くの?」

唯「うん、リビング狭くて……」

    「ごめんね、わたしのせいで……」

唯「あっちがうんだよ!憂のせいじゃないよ!」

「でも……」

唯「気にしないで。すごく楽しいよ!」

         「よかった」

唯「うん、階段から落ちないようにね」

    「心配してくれてありがとね」

唯「うん」


唯「よし、部屋までこれたぞ」

がちゃ

唯「!」

「あ、お姉ちゃん」

唯「ここは三人だけかー」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 20:40:55.57 ID:kQ4tYwS70
憂1「ごめんね勝手に入って」

唯「ううん、狭いから仕方ないよ」

憂2「うん……」

唯「でもどうして憂、増えたんだろ」

憂3「うーん……わかんないや」

唯「そっか、まあいいやー」

憂2「ジュースでももって来ようか?」

唯「平気……あ!」

憂1「?」

唯「三人にお願いがあるの!」

「なあに?」

唯「えへへーみんなちょっとそこに横になってくれる?」

憂3「?わかった……」

  ごそごそ

唯「すごい……憂ベッドだよ!!!」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 20:45:53.59 ID:kQ4tYwS70
憂1「え?ベッド?」

唯「うん!夢のようだよ!!」

憂3「なにするの?」

唯「ちょっとごめんね……」

憂3「えっ?」

 ごろん

唯「うわあ!やわらかいよ!」

憂「……」

唯「あったかーい」ごろごろ

憂「うっ……あっ」ボコボコ

唯「あ、ごめんねー」

憂「ううん」

唯「憂ベッドで寝たいなあ」

憂「えっ?」

唯「寝ちゃうよー」ごろん

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 20:50:03.11 ID:kQ4tYwS70
憂3「ちょ、ちょっと!」

唯「……zzz」グースカ

憂1「寝ちゃった……」

唯「……」スピー

憂3「……まあいっか」

憂2「お姉ちゃんしあわせそうだしね」

憂1「ふふっ、じゃあわたしたちも寝ようか?」

憂2「そうだね」

唯「……うふふ……」スヤスヤ

──
────

「……ちゃん、お姉ちゃん起きてー」

唯「んむぅ……?」もぞ

憂「おはよう」

唯「あ、憂……昨日のは夢か……」

憂2、3「夢じゃないよー」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 20:54:21.09 ID:kQ4tYwS70
唯「おおー!!」

憂1「夢だったらよかったけどね」

唯「そんなことないよ!最高だよ!」

憂2「えへへ……あ、ごめんねそろそろどいてくれる?」

唯「えーもうちょっと~」

憂3「みんな足しびれちゃって」

唯「なにっ?ごめんね!」ばっ

憂2「ありがと」

唯「ううん」

唯〈憂ベッドやわらかくて最高だよ……またやってもらおう〉

唯「あ!学校!!」

憂1「何言ってるの、今日は休みだよ」

唯「あれ?そうだっけ?」

憂3「もーお姉ちゃんたらー」

 わははは

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 20:58:59.77 ID:kQ4tYwS70
唯「ちょっとリビングの様子みてくるね」

「うん、気をつけてー」

がちゃ

唯「ふう、なかなか贅沢な暮らしだ」


とんとんとん

「お姉ちゃんおはよー」

唯「うん、おはよう」

    「おはよう」

唯「おはよう」

  「おはよー」

唯「おはよう……」

      「おはよう!」

唯「……おはよう」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 21:01:57.77 ID:kQ4tYwS70
唯「……」

唯「……あいさつも出来て憂はしっかりしてるよ!」

     「おはよう」

唯「あ、うん」


唯「えと、リビング……」

唯「どうなってるかな?」スッ

 わいわい

「「「お姉ちゃんおはよう!!」」」

唯「わっ!お、おはよう……」

唯「相変わらずだ……」

 「今ご飯できるからねー」

唯「うん」

唯〈座るとこないけど〉

「はい、どうぞー」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 21:06:54.20 ID:kQ4tYwS70
唯「わあ!すごい!!」

「みんなで頑張ったんだよー」

唯「すごい……お寿司にラーメンにピザにハンバーグにオムライスに……」

「「「いっぱい食べてね」」」

唯「う、うん」


唯「いただきまーす」

「「「召し上がれー」」」

唯「……」パクッ

唯「おいしい!おいしいよ憂!!」

「よかったー」

唯「うまい!」モグモグ

唯「……」パクパク

唯〈おいしいけど……〉

唯〈さすがに多すぎるよ……〉

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 21:12:46.31 ID:kQ4tYwS70
……

唯「ご、ごちそうさま……」

「まだあるよ?」

唯「いや、もうムリ……お腹いっぱい……」

「そっか、じゃあお昼のときにまた食べよう」

唯「憂たちは食べたの?」

「うん、みんな済ませたよ」

唯「そ、そっか……」

唯(ひとり分だったのか……)

唯「……動けないよー」ポンポン


唯「……うーん」

憂2「どうしたのお姉ちゃん」

唯「えとねー、このままじゃいろいろと大変かなって思ってね」

憂1「あ、ごめんね増えちゃって……」

唯「ち、違うよ!憂は何人いても困らないよ!」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/08/26(木) 21:17:32.09 ID:kQ4tYwS70
唯「でも見分けつかないし……」

憂3「うーん、そうか~……」

憂2「番号とかつけよっか?」

唯「だめだよ!憂に順位なんてつけられないよ!」

憂1「そ、そう……」

憂3「じゃあ、みんな髪型変えるとか?」

唯「だめ!ポニーテールがいいの!」

「お姉ちゃん……」ポッ

唯「あ!そうだ!」

「?」

唯「みんなにも分けてあげよう」

憂「え

29 名前:>>27 憂3「え?」[] 投稿日:2010/08/26(木) 21:21:30.75 ID:kQ4tYwS70
唯「あずにゃんやりっちゃんちに少し憂を分けてあげよう!」

憂1「でも迷惑じゃないかな……?」

唯「平気!りっちゃんまえ『憂ちゃんくれ!』って言ってたから!」

憂2「ほんと?なら名案だね!」

憂3「さすがお姉ちゃん!!」

唯「でへへ~」


唯「それで誰を連れていこうか」

「じゃあわたしが……」

唯「いや!ここは平等にくじで決めよう!」

憂1「そうだね」

憂2「じゃあまたリビングもどろう」

唯「うん」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 21:26:14.78 ID:kQ4tYwS70
 わいわい

唯「おお……」

憂2「自分でもちょっとすごいねこれ」

唯「いや天国だよ!」

憂「やめてよーも~」

唯「えへへ……あれ?」

「どうしたのお姉ちゃん?」

唯「わーあの三人どこ行ったのー!」

「三人?」

唯「さっきまで一緒にいたんだけど……」


「みんなー!」

唯「?」

「これからくじやるから名前書いてー!」

唯「あ、あそこにいたんだ」

「「「はーい」」」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 21:31:20.37 ID:kQ4tYwS70
 がやがや

「つぎいいよー」

唯「……ん?」

唯「ちょっとちょっとー!!」

「「なあにー?」」

唯「名前じゃ意味ないよー!」

「あ、そっか」

「じゃあ自分だってわかるようになにか書いてね」

「はーい」

唯「ふー……」

唯(憂もおっちょこちょいだなあ)


「決まりました!!」

唯「うん、それで誰になったの?」

「わたしと」「わたしと」「わたしと」「わたしだよ」

唯「そ、そっか」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 21:35:04.05 ID:kQ4tYwS70
「それでなにするの?」

唯「みんなには軽音部のみんなの家に行ってもらいたいんだ」

「わかった」

唯「じゃあ誰がどの家にしよっか」

「どうする?」

「じゃあ……」

「でも……」

唯「……とりあえず行ってから決めようか」

「そうだね」


唯「じゃあ行ってくるよー!」

「「「行ってらっしゃーい!!」」」

がちゃ

唯「じゃあ行こうか」

「うん」

ぞろぞろ

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 21:51:20.22 ID:kQ4tYwS70
唯「まるでSPだよ」

「あはは、やだなあそれ」

唯「ううん、これほど心強いものはないよ!」

「うーん」


唯「さてまずはあずにゃんの家」

「誰が行こっか」

唯「……あずにゃんに決めてもらおう」

「そうだね」

ピンポーン

がちゃ

梓「はい……あれ?唯先輩」

唯「どもー」

梓「どうしたんですかうちまで来て」

唯「あずにゃんにプレゼントだよー!」

梓「えっ?」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 21:55:57.04 ID:kQ4tYwS70
「「じゃーん!!」

梓「はっ!?」

唯「おひとり憂をあげます!」

梓「え?どうして憂が……え?」

唯「どの憂がいい?」

「なんだか緊張するね!」

「う、うん……」

梓「ちょっと頭が追いつかないんですけど……」

唯「だから憂が家に収まりきらないから、あずにゃんにひとりあげるよ!」

「やさしくしてください……」

梓「ほ、ほんとですか?」

唯「うん」

梓「す、すごい……」どきどき

「……」どきどき

梓「どうしよう……みんなもらっちゃだめですか?」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 22:01:14.16 ID:kQ4tYwS70
唯「えーだめだよーみんなにもあげるんだからー」

梓「お願いします!!」

唯「でもー……」

「……」

梓「じゃああとで先輩のうちに取りに行きます!」

唯「えー!」

唯「家にいるのはわたしのだよー!」

梓「ずるいです!何人かもってきますからね!!」

唯「え~……」

梓「じゃあとりあえずひとり……」

「うう……」どきどき

梓「うーん」じろじろ

「ま、まだかな……」

梓「まって!ここ大事だから……」じろじろ

「みんな一緒だよ……」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 22:08:36.30 ID:kQ4tYwS70
梓「いや微妙に違うかも……」じろじろ

唯「……あずにゃんはやく……」

梓「静かに!!」

唯「ひえっ!」ビクッ

梓「うーんうーん」


──15分後

梓「じゃあこの憂で」

「なんだか恥ずかしいな……」

梓「!!」

梓「ほらはやく来て!」ぐいぐい

「わわっまって!」

梓「はやくはやく!」ぐいぐい

「わあああー!」ずるずる

ばたん

唯「……」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 22:13:49.02 ID:kQ4tYwS70
唯「……次行こうか」

「……うん」


ぞろぞろ

唯「ひとり減っただけでなんだか寂しいなあ」

「家にもいるでしょー」

唯「うーんでも、わが子が離れていったようで……」

「子どもじゃないよー」

唯「あははー」



唯「……よし」

「律さんの家だね」

唯「うん、またりっちゃんに決めてもらおう」

ピンポーン

がちゃ

律「はいー?」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 22:17:18.02 ID:kQ4tYwS70
律「!!!」

律「憂ちゃんがいっぱい……」

唯「あ、りっちゃんにプレゼントが……」

律「うひょおおおおおお!!」

「へっ?」

律「よいしょっ!」がしっ

「「えっ?えっ?」」

唯「ちょっとりっちゃん!!」

律「もらいー!!」どひゅん

「「おねえちゃーん!!」」

律「やったー!!」

ばたん!

唯「……」

唯「みんな持ってっちゃった……」

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 22:23:14.31 ID:kQ4tYwS70
唯「どうしよう……」

唯「……」

唯「とりあえず澪ちゃんち寄ってから帰ろう」


スタスタ

唯「寂しいなあ」

スタスタ

唯「……よし、ここだね」

ピンポーン

唯「あれ?」

ピンポーン

唯「……?」

ピンポーンピンポーン

澪「うぅ……」ガチャ

唯「あ、澪ちゃん!」

澪「唯……?」

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 22:28:45.90 ID:kQ4tYwS70
澪「な、なあ唯、変なこと聞いたんだけどさ……」

唯「なあに?」

澪「律がさ、憂ちゃんが増えたとかなんとか言ってたんだけど……」

唯「あ、ほんとだよー」

澪「え?」

唯「憂が増えちゃったからみんなにあげて回ってたんだけど……」

澪「じょ、冗談だろ?そんなこと……」

唯「ううん、今はいないけど……あ、そうだ。ちょっとまってて」

ピッピッピ

prrrr

唯「あ、ういー?」

唯「うん、ちょっとお願いがあるんだけど……」

唯「うん、リビングの写真とって欲しいんだ」

唯「お願いねー」

ピッ

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 22:34:41.11 ID:kQ4tYwS70
澪「な、なあ」

~♪

唯「あ、もう来た」

唯「ほら、澪ちゃん」スッ

澪「え……」

唯「ほんとでしょ?」

澪「う、憂ちゃんがいっぱい……え?」

唯「澪ちゃん?」

澪「すごい……」

唯「でしょ?まるで……」

澪「まるで天国じゃないか!!」

唯「へっ?」

澪「くれ!憂ちゃんくれー!」がしっ

唯「ちょ、ちょっとまって」

澪「律にも上げたんだろ!?わたしはもっともらうぞー!!」ゆさゆさ

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 22:38:41.01 ID:kQ4tYwS70
唯「うえっ、や、やめ……」

澪「唯ー!」ゆさゆさ

唯「ま、まって……」ぐわんぐわん

澪「あ、ごめん」

唯「はあ、はあ……」

澪「な、なあくれるんだろ?」

唯「……やっぱり……」

澪「!!」

澪「おい!約束が違うぞ!!」

唯「わ、わかったよ」

唯(約束なんてしてないのに……)

澪「じゃあ一緒に唯の家行こう」

唯「えっ来るの?」

澪「?あたりまえだろ?」

唯(……失敗したかなあ)

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 22:45:07.85 ID:kQ4tYwS70
スタスタ

澪「ン~♪」

唯(すっごく上機嫌だよ……)

澪「なあ、走らないか?」

唯「え?」

澪「はやく行こうよ」

唯「大丈夫だよそんなに急がなくても……」

澪「むー……」

唯(憂を任せていいのかな……)

澪「ふぅ、ふぅ……あとちょっとで……」ハアハア

唯(あ、ダメだ)

澪「はあはあ」ハアハア

唯(ごめんね、憂のためだよ!)

ダッ

澪「あっ!」

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 22:50:53.77 ID:kQ4tYwS70
唯「ちょっと用事思い出したから帰るね!」

澪「なにっ!?だめだー!!」ダダダ

唯(うわあ追ってきたよお!)ダダダ

澪「まてー憂ちゃんよこせー!」

唯「あ、あとでー!」

澪「今!!」

唯「ひいいいっ!」

ダダダッ

澪「こらー!」

唯(よし、あと少し……なんとか逃げられそうだ)

唯「この角を曲がれば……」

ダダッ

梓「あ」

唯「えっ?」

梓「鍵開いてないですよ!はやくしてください!」

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 22:56:17.98 ID:kQ4tYwS70
唯「ひええっ!」ダダダッ

梓「あっなんで逃げるんですか!!」だっ

唯「追って来ないでー!」

梓「だったら憂ください!!」

唯「もうやだよー!うわああん」

澪「こらー!」

唯(どこから入れば……)

「お姉ちゃん!!」

唯「!!」

「そのロープにつかまって!」

唯「憂!」がしっ

澪梓「あっ!!」

「引っ張るよ!」

唯「うん!」

唯(助かった……)

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 23:01:28.08 ID:kQ4tYwS70
ざりざり

唯「ふー……」

「よいしょ……」ぐいっ

唯「ありがと、命を救われたよ……」

「何してたの?なんだか危なそうだったから気づいたんだけど……」

唯「みんな欲の塊だよ!もうあげないよ!」

「?」

唯「憂あげるって言ったら眼の色変えて鼻息荒くしてさ!もうやんなっちゃうよ!」

「そっか。よかったドア開けなくて」

唯「そうだ、よく開けなかったね」

「うん、梓ちゃんものすごく息切らしててなんだか怖くて……」

唯「賢明な判断だよ!」

ドンドン!!

唯「?なんだろ……」

「玄関からだね」

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 23:07:44.34 ID:kQ4tYwS70
ドンドンドン!!

「開けていい?」

唯「いや!待って憂……」

ガチャ

唯「あっ……」

「あっ澪さん……えっ」がしっ

澪「よっしゃああああっ!!」ダー

唯「わあああああ!!ういいいいい!!」

「お、お姉ちゃん!!」

唯「まって!連れてかないでー!!」

がしっ

唯「憂?離してー!」

「だめだよ、もう……あきらめなきゃ」

「もう閉めなきゃまた……」

梓「あっ!ドア開いてる!!」ダダッ

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 23:12:45.95 ID:kQ4tYwS70
「お姉ちゃん」

唯「うう……」

梓「閉めるなー!」

ばたん……

唯「うわああぁんういがああ……」

「……」

ドンドン!アケロー!

「辛いけど……我慢して」

唯「うう……わたしが悪いんだ」

「え?」

唯「わたしが変なこと言い出すから……」

「そんなことないよ!お姉ちゃんはみんなのために……」

唯「ううん、憂はみんなわたしの妹なのに他の人にあげようとしちゃったんだ」

唯「最低だよ、わたし……」ポロポロ

「お姉ちゃん……」

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 23:20:00.45 ID:kQ4tYwS70
唯「……!」

「?」

唯「憂、わたし決めた!」

「なにを?」

唯「みんな、取り返すよ!」

「あ、危ないよ!」

唯「ううん、これはわたしが負った責任。ちゃんとやらなきゃ」

「でも……」

唯「あんな凶悪な人間たちに憂をわたしたくない!」

唯「今だって五人ともなにされてるかわからないよ!」

「わたしなら、たぶん平気だよ……」

唯「平気じゃないよ!わたしは絶対憂を取り戻すよ!」

唯「だから、わたし……行くね」

「……まってお姉ちゃん!」

唯「?」

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/26(木) 23:29:08.90 ID:kQ4tYwS70
「わたしも……手伝うよ」

唯「そんなのだめだよ!」

「お願い、自分のことだし、任せてばっかりいられないよ」

唯「うい……」

「だから、お願い」

唯「……」

唯「わかった、そこまでいうなら……」

「!よかった!」

唯「でもひとつだけ条件があるよ!」

「え?」

唯「絶対に……捕まっちゃだめだからね……」

「!うん!」

唯「じゃあ……いくよ!」

―こうしてここに対軽音部憂奪還戦争が勃発した。


 to be continuedかもしれない……

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