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唯「澪ちゃんとりっちゃんはお似合いだね!!」2

唯「澪ちゃんとりっちゃんはお似合いだね!」
の続き
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 13:12:33.58 ID:fCpjzDvhi [2/2]
梓「私聞いちゃったんです‥‥」

澪「何を聞いたっていうんだ‥?」

梓「‥‥‥」

梓「昨日の澪先輩とムギ先輩の話しです‥」

澪「‥‥‥!?」

梓「澪先輩‥‥」

梓「お願いです‥‥。これから先、唯先輩に気持ちを伝えるのは止めて下さい!」

澪「‥‥‥!」

梓「伝えてもきっと‥‥きっと無意味です!上手くいきません!!」

澪「‥‥‥」

梓「伝えてしまったら私達軽音部は‥‥」グスン

梓「軽音部は‥‥」

梓「軽音部は終わってしまいます!!」ポロポロ

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 13:57:07.39 ID:MTG1OlQZi [1/5]
澪「私は‥‥」

澪「私はまだ唯に気持ちを伝えるかはわからない‥‥」

澪「でも、それを止める権利はお前にはないはずだ‥‥!」

澪「それに、上手くいかないとか、軽音部が終わってしまうとか、全部お前の勝手な考えだろ‥‥」

澪「だからやってみないとわからないじゃないか!」

梓「わかるんです!結果は見えてます!」

梓「それに勝手な考えじゃないです!」

梓「私なりに考えましたよ‥」

梓「考えた答えがこれなんです!」

梓「澪先輩に反対するのは私の自己満な勝手な考えじゃないです!」

梓「軽音部の為なんです!」

梓「大切な澪先輩の為なんです!」

梓「考え直して下さい!!」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 14:00:13.47 ID:MTG1OlQZi [2/5]
梓「私は唯先輩に気持ちを伝えて上手くいくと思えません!」

梓「唯先輩は女の子なんです!気持ちを伝えていい答えが返ってくると思いますか‥?」

澪「それは‥‥」

梓「それにもし仮に上手くいっても、すぐに卒業して、色んな新しい人達に出会います」

梓「そこで素敵な男性と出会ったりする可能性だってあります。唯先輩がそこで考えが戻ってその人を好きになるかもしれないじゃないですか‥‥。そんな辛い事に耐えれますか?」

梓「それに澪先輩にも好きな男性が出来ないとも限りません!そうなったらどうするんですか?唯先輩はどうなるんですか‥?」

梓「私はそんな悲劇的な先輩達を見たくありません!」

梓「今はきっと私達の周りは女の子しかいないから、唯先輩の事を好きになったんです!」

梓「だから考えな‥」

澪「それは違うッ!!!」

梓「!?」


16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 14:41:20.29 ID:MTG1OlQZi [3/5]
澪「そんなんじゃない!!」

澪「私はそんな安易な理由で好きになるような人間じゃない!!」

澪「そんなんじゃない!!もし周りに男の人がいても、私はきっと唯の事を好きになっていた!!」

澪「いや‥‥きっとじゃない!!絶対に好きになっていた!!」

澪「確かに梓の言う通り普通じゃないかもしれない‥‥」

澪「でも好きになってしまったんだ‥‥」

澪「この気持ちには偽りなんかない‥!」

澪「私は本気なんだ!」

澪「本当に唯の事を愛しているんだ!」

梓「じゃあ、本当に愛しているなら考え直して下さい!」

?「中野ォオ!!!!」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 15:22:35.96 ID:MTG1OlQZi [4/5]
梓「!?」

澪「!?」

律「お前いい加減にしろよ!!」

澪「り、律!?」

律「もう我慢ならねー!!聞いてたらなんだ!?」

律「軽音部の為だ?澪の為だ?ふざけんなよ!!」

律「お前の言ってる事は誰の為にもならねーんだよ!!」

梓「どうしてですか!?話しを聞いてたらわからないんですか!?」

律「わかった事はお前が勝手って事と私達軽音部の事を信じてないって事だけだ!!」

律「人の本気の恋を邪魔してんじゃねーよ!お前になんの権利があるってんだよ!」

律「しかも普通じゃないって何なんだよ!普通じゃない恋はしちゃいけないのか!?」

澪「り、律‥梓を責めるのは止めてあげてくれ!」

澪「梓にも一利あるんだ‥」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 16:25:19.15 ID:8BRblnEUi [1/3]
律「澪!お前はいいのかよ?自分の恋を否定されて悔しくないのか!?」

澪「悔しいというか、悲しいというか‥‥」

梓「‥‥‥」

澪「でも、私は誰からかこれくらい言われる事は覚悟していたんだ‥」

澪「梓の言ってる事だって間違いじゃない」

澪「だけど、私だって諦めたりしない。傷ついてもない‥‥」

澪「だから梓を責めるのはやめてやってくれ」

梓「‥‥‥」

律「澪‥‥‥」

律「私は悔しいよ‥‥」

律「なんだか自分を否定されたみたいだし‥‥」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 16:57:39.94 ID:8BRblnEUi [2/3]
律「なんて言えばわからないんだけど、軽音部のみんなは信頼し合えてるっていうか、何があっても大丈夫だろうって思ってた‥‥」

律「何があってもみんなで支え合えるって思ってた‥‥」

律「そう思いたかっただけなのかもしれないな‥‥」

澪「律‥‥‥」

梓「私は‥‥」

梓「私だってそのつもりです!」

律「じゃあどうして澪を支えてやれないんだ!?」

梓「私だって先輩の事を応援したいですよ‥」

梓「だけど、このままじゃそんな関係の軽音部がなくなるかもしれないじゃないですか‥‥」

梓「私怖いんです‥‥」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 17:22:36.49 ID:8BRblnEUi [3/3]
梓「私だってみんなが大好きです‥‥」エグッ‥

梓「誰も‥誰も不幸になるところを見たくないんです‥‥」ポロポロ

梓「ずっとみんなで笑いあいたいんです‥‥」ポロポロ

梓「だから、私が‥私が止めないといけないんです‥‥」ポロポロ

澪・律「‥‥‥‥」

澪「なぁ、梓‥‥」

澪「問題の元凶の私が言うのもおかしいけど‥」

澪「私達の事を本当に心配してくれてたんだな。ありがとう‥‥」

梓「考え直してくれるんですか?」グスン

澪「ごめん‥それは出来ない‥‥」

澪「私は決めたんだ。自分の気持ちに誇りを持とうって‥‥」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 18:15:25.94 ID:e8bJr6ndi [1/10]
澪「きっと梓の気持ちを裏切る事になると思う‥‥」

梓「そうですか‥‥」

澪「でも、いつかお前にも納得させてみせるから‥‥」

澪「なんて言えばいいのかわからないけど‥‥」

澪「私を嫌ってくれてもいい。ただ軽音部を嫌いにならないでくれ‥‥」

梓「もう‥‥」

梓「もういいです!」

梓「澪先輩は私の話しを聞いても自分の道を行くっていうし、律先輩もいきなり来て私に怒鳴り散らすし‥‥みんな勝手です!」

律「なっ‥‥」

澪「すまない‥‥」

梓「人の話しを盗み聞きして、いきなり人の恋をいきなり否定して‥‥」

梓「そんな私もあんまり変わらないですね‥‥」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 18:42:19.84 ID:e8bJr6ndi [2/10]
梓「もう、みんな勝手過ぎてどうしたらいいか分からないです‥‥」

澪・律「‥‥」

梓「澪先輩が本気過ぎてどうしようもないです‥‥」

梓「もう勝手にして下さい!そこまでいったら、自分の道を貫き通しやがれです!」

律・澪「!?」

梓「でも、賛成したわけじゃないです」

梓「ただ、反対もしないです‥」

梓「ごめんなさい‥‥」ヒクッ

梓「何が正しいかとか、最初からわからなかったのに‥‥」ポロポロ

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 20:36:27.31 ID:e8bJr6ndi [6/10]
澪「梓‥‥」

梓「ぅぅ‥‥」ポロポロ

律「お前が本当に辛かったのを考えずにいきなり怒鳴って悪かった‥‥」

梓「‥‥‥」グスン

律「お前が一番よく軽音部を考えてくれてるのに‥‥」



45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 20:38:04.82 ID:e8bJr6ndi [7/10]
梓「いいんです。私が勝手だったんです‥」

梓「‥‥‥」グスン

梓「わかってたんです‥‥こんな事しても澪先輩に迷惑をかけるだけって‥‥‥」グスン

澪「迷惑だなんて思ってない」

澪「だからさ、一緒に部室に戻ろう」

梓「‥‥‥」

梓「ちょっとだけ一人にしてもらえますか‥‥」

梓「もう少しだけ空を眺めていたいんです‥‥」

澪・律「‥‥‥」

澪「律、先に戻ろうか‥」

律「そうだな‥」

澪「待ってるからな」

バタン

梓「ポロポロ‥」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 20:49:31.56 ID:e8bJr6ndi [8/10]
―――
律「‥‥‥」トコトコ

澪「‥‥‥」トコトコ

律「少し外で話ししないか‥」

澪「あぁ‥」

―――

律「空、青いな‥」

澪「そうだな‥」

律・澪「‥‥‥」

律・澪「あのさぁ‥」

律・澪「!‥‥‥」

律「先に言えよ‥」

澪「律が誘ったんだから、言い出しっぺが先だろ?」

律「そうだな‥‥」


47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 21:09:24.46 ID:e8bJr6ndi [9/10]
律「あの話し本当だよな‥?」

澪「あぁ‥」

律「だよな‥。あんな真剣な澪、初めてみたよ」

澪「そうかな‥」

律「うん‥」

律・澪「‥‥‥」

律「びっくりしたよ」

澪「だろうな‥。同性を好きになるなんて、ちょっとおかしいよな‥」

律「いや、そんな事じゃない」

律「澪が強くなったなと思って‥‥」

澪「え?あっちは驚かないのか?」

律「別に驚かねーよ」

律「人間は誰を好きなってもいいと思う」

澪「そうか‥」


49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 21:29:21.03 ID:e8bJr6ndi [10/10]
澪「私もさっきは驚いたよ」

律「いきなり乱入したもんな。本当は話しを盗み聞くつもりじゃなかったし、割入る気もなかったんだけど‥」

澪「いや、そんな事じゃないよ。なんていうかさ、話した事もないのに、知ってるかの様に擁護してくれたから‥‥」

澪「私と考えが似てる人がいるのかなと思ってさ」

律「そっちかよ」

律「でもまぁ‥‥」

律「‥‥」

律「まぁ、いいや」

澪「なんだよ、それ」

律「何でもねーよ」

~~♪

澪「唯のギターの音だ‥」

律「そろそろ戻ろうか」

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 21:45:25.41 ID:HKQNLMati [1/9]
―――
ガチャ

唯・紬「!」

さわ子「唯ちゃん足、大丈夫?」

唯「さわちゃんか~‥」

さわ子「なによ、いつもいつも!今日だって保健の先生から聞いて飛んできたっていうのに!」

唯「ごめん、ごめん」

さわ子「で、文化祭前にどうしてそんな怪我するの?クラスは舞台だし、ライブもあるのに大丈夫なの?」

唯「大した事ないから大丈夫だよ。無茶しなきゃ明後日には普通に治るみたいだし、役も木Gだし!」

さわ子「そういう問題じゃないでしょ。まぁ文化祭までになんとかなるならよかったわ」

さわ子「ところで他の三人は?」

紬「実は‥‥」

カクカクシカジカ‥‥

さわ子「そう‥そんな事が‥‥」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 22:02:20.64 ID:HKQNLMati [2/9]
紬「だから今から一緒に探しに行きませんか?」

さわ子「わかったわ」

さわ子「ちょっと唯ちゃん、私とムギちゃんも探してくるわね」

唯「私もいく!元は私が悪いんだし‥」

紬「唯ちゃんは悪くないわ。誰も悪くない。梓ちゃんだって、ちょっと興奮してただけよ」

さわ子「それに唯ちゃんは足を痛めてるし、第一ここに誰かいなきゃダメでしょ?」

さわ子「ちゃんと大人しくしてなさいよ」

バタン

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 22:48:00.66 ID:HKQNLMati [4/9]
さわ子「学校の中にいるといいんだけど‥‥」

紬「荷物は部室にあるから学校内にはいると思うんですけど‥‥」

さわ子「とにかく梓ちゃん心配ね‥」

紬「えぇ。唯ちゃんも自分を責めなきゃいいんですけどね‥」

さわ子「そうね‥」

さわ子「だけど、どうしていきなりそんな事をしたのかしら‥‥」

さわ子「何か変わった事はあった?」

紬「特にはなかったんですけど‥‥」

紬「なぜだか今の関係にこだわっていたのが気がかりでした」

さわ子「私も話しを聞いた時、確かにそう思ったわ」

さわ子「でもみんなの関係が崩れる事ってあったの?」

紬「心当たりはないです‥」

憂「あ、紬先輩にさわ子先生。こんにちは」

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 22:57:38.61 ID:HKQNLMati [5/9]
紬「あら、憂ちゃん」

さわ子「ねぇ、憂ちゃん?梓ちゃんを見かけなかった?」

憂「お二人も梓ちゃんを探してるんですか?」

紬「澪ちゃんかりっちゃんに会ったの?」

憂「えぇ、澪先輩に会いました。軽音部で何かあったんですか?」

紬「うん、まぁね‥。簡単に言えば部活での意見の食い違いで梓ちゃんが飛び出しちゃったの‥」

憂「そうだったんですか‥」

さわ子「そういえば最近梓ちゃんに変わった事なかった?」

憂「変わった事?うーん、普段通りに見えましたけど‥」

さわ子「そう、ありがとう」

紬「じゃあ、私たちも探してくるから、またね」

憂「あ!ちょっと待って下さい」

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 23:13:44.14 ID:HKQNLMati [6/9]
憂「変わった事かはわからないんですけど‥」

紬「何かあったの?」

憂「今日梓ちゃんが同性と付き合う事はどうかって言ってて、私と純ちゃんに意見を聞いてきたんです」

紬・さわ子「!?」

憂「それだけならまだ変だと思わなかったかもしれないんですけど、お姉ちゃんも昨日に殆ど同じ様な事を聞いてきたんです」

紬「!」

憂「それでお姉ちゃんにどうしてそんな話しをするかを聞いたら漫画で読んだらしいんですけど、タイトルを忘れちゃってたんです」

憂「だから似た話しをする梓ちゃんにもタイトルを聞いたんですけど、そんな漫画知らないって‥」

憂「まぁその話しがちょっと変というか不思議だなって思ったんです」

憂「参考にもなりそうにない話しで、ごめんなさい」

さわ子「いえ、ありがとう」

紬「些細な事でも助かるわ」

憂「梓ちゃん早く見つかるといいですね。じゃあ私も文化祭の用意があるんで」

紬「用意頑張ってね」

憂「はい!お疲れ様です」

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 23:31:38.61 ID:HKQNLMati [7/9]
さわ子「‥‥‥」

紬「先生‥‥」

さわ子「‥何?」

紬「梓ちゃん、外に探しにいきませんか?」

さわ子「そうしましょうか‥」

―――

さわ子「梓ちゃんいないわね」

紬「先生‥」

さわ子「‥何?」

紬「私も澪ちゃんに相談を受けていたんです‥」

さわ子「そうだったんだ‥」

さわ子・紬「‥‥‥」

さわ子「じゃあ、さっきの話しどう思う?」


66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 23:35:23.80 ID:HKQNLMati [8/9]
紬「偶然とは思えません‥」

さわ子「確かにね‥。特にひっかかるのは、梓ちゃんが今の関係にこだわってた事ね‥‥」

紬「それが‥‥」

さわ子「何か知ってるの?」

紬「さわちゃん‥今まで通り澪ちゃんの味方をしてあげる事を約束してくれますか?」

さわ子「もちろんよ」

紬「本当ですか?」

さわ子「あの子は私の教え子よ?」

紬「じゃあ話しますね‥‥」

紬「昨日聞いたんですけど、澪ちゃんの好きな人は‥‥」

紬「唯ちゃんらしいんです‥」

さわ子「えっ‥‥」

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/22(日) 23:55:29.76 ID:HKQNLMati [9/9]
さわ子「そうなんだ‥」

さわ子「まぁ女の子が好きって聞いた時にうちの子が好きなのかなって思ってたけど‥」

さわ子「実際に聞いて確信に変わるとやっぱりびっくりするものね‥‥」

さわ子「しかも、まさか唯ちゃんと分かると余計に驚きね‥」

さわ子「なんだか一瞬だけ血の気が引いたわ‥。あなたは聞いた時どうだったの?」

紬「私も本人から直接聞いた時、血の気が引いた感じと、体が熱くなる感じが入り混じった様な‥‥そんな感じでした‥‥」

さわ子「でも、確かに澪ちゃんが一番深く関わってるのは軽音部だものね‥」

さわ子「唯ちゃんを好きになる事は彼女にとって自然だったんでしょうね」

紬「そうですね‥」

さわ子「でも、これで話しがかみ合ったわね」

紬「でも、聞いたとしたら一体いつなんだろう‥‥?」

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/23(月) 00:19:05.16 ID:+vp1r0b5i [1/16]
さわ子「心当たりはないの?」

紬「どうかはわからないんですけど‥」

紬「二人とも昨日、今日と似たような質問をしてるってだけでの憶測なんですけど‥」

紬「昨日澪ちゃんとりっちゃんがケンカをしたんです‥」

さわ子「あなた達ここ二日間ダメダメね‥」

紬「すみません‥」

さわ子「それで、なに原因でケンカに?」

紬「それが、簡単にいうところ舞台の主人公の取り合いです‥」

さわ子「だからあの二人が主役なの?」

紬「いや、たまたまですよ」

紬「二人は唯ちゃんと、どちらが主役なのかって事で張り合っちゃって‥」

さわ子「またややこしそうね‥‥。どういう事?」


74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/23(月) 00:26:48.93 ID:+vp1r0b5i [2/16]
紬「それが‥‥」

カクカクシカジカ‥

さわ子「で、それで澪ちゃんが余りにも食い下がるから、二人に悟られたんじゃないかって事ね?」

紬「それくらいしか思い当たらないんです‥」

さわ子「でも、例え感づいたとしても、外に飛び出るほどの確信が持てるものかしら‥?」

紬「そうですよね‥‥」

さわ子「それに私はムギちゃんの話しを聞くとりっ‥‥」

~~~♪

さわ子「なにこの凄い音量音は!?」

紬「唯ちゃんのギターっぽいわ」

さわ子「一度戻るわよ!」

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/23(月) 01:15:09.82 ID:+vp1r0b5i [4/16]
―――

独り残された部室には水槽の機械音と様々なクラブの音が響いていた。

私は水槽に近づき、その住人にどうすればいいのかを訪ねた。

私の何がいけなかったのかな?

私はこの後、あずにゃんが帰ってきたら何て声をかければいいのかな?

昨日の言い争いで聞こえたのはただの聞き間違いだったのかな?

でも、あずにゃんも聞いてたから、今の関係とか言ってたのかな?

けれども彼はひょこひょこと動くだけであった。


80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/23(月) 01:17:00.48 ID:+vp1r0b5i [5/16]
私はどうしたらいいのかわからなかった。

ただ無駄に流れる、もどかしい時間。

ずっと水槽を眺めているしかなかった。

あずにゃんは彼を眺めるのが好きという事を思いだした。

ふと、携帯をみた。

着信0件

まだ見つかってないみたい。

独りは嫌だな。

早く帰ってきて欲しい。

そんな事を思いながらギターを取り出した。

その時、水槽の住人が頷いたように見えた。



82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/23(月) 01:24:16.46 ID:+vp1r0b5i [6/16]
私は彼に頷き返した。

自分だけ何もせずに待つなんて出来ない。

窓とドアを全開に。

なんでもいい。耳になにか突っ込もう。

そしてアンプをフルボリュームに。

ギー太を構えて、大きく深呼吸。

曲はなんでもいい。

聴けばあずにゃんが帰ってきてくれる。

あずにゃんだけじゃない、みんな帰ってきてくれる。

そして、また楽しく演奏がしたい。

そう思いを込めて音を奏でた。

弓を描く蒼天に私のメッセージが響いた。
―――

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/23(月) 01:44:30.15 ID:+vp1r0b5i [7/16]
―――
ダダダダダ!

さわ子「な、何してるのよ唯ちゃん!」

唯「え、なんて言ってるか聞こえない!」

さわ子「取りあえずその耳から出てるの取りなさい!」

唯「え?なんて?」

スポッ

紬「耳栓取ってって言ってたのよ」

唯「あぁ、なるほど!」

さわ子「そっちじゃなくて‥」

さわ子「窓もドアも全開で、しかもこんなに大音量とか迷惑です!」

唯「ごめん、ごめん」

律「帰ったぞー」

澪「凄い音量で弾いてたな‥」

唯「おつかれ!」


84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/23(月) 01:47:18.83 ID:+vp1r0b5i [8/16]
澪「屋上にいたよ。そのうちきっと帰ってくるよ」

さわ子「ならよかったわ‥」

デ、ユイチャン?アンナダイオンリョウデエンソウシタラ、オコラレ
ルノハワタシナノ!ソレニマズ‥‥

ガチャ‥

一同「!」

梓「‥‥‥」

唯「あぁ!あずにゃん!」

唯「帰って来てくれたんだね!?」

唯「帰って来てくれるって信じてたよ?」

唯「おかえり」ニコッ

一同「おかえり」

梓「た、ただいま‥‥」

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/23(月) 01:50:03.21 ID:+vp1r0b5i [9/16]
>>83
一番下に

唯「ねぇ‥」

唯「所であずにゃんは‥?」

っていうのを入れたつもりが抜けてますた‥orz

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/23(月) 02:22:39.60 ID:+vp1r0b5i [10/16]
梓「あの‥ごめんなさい‥‥」

梓「みなさん、本当にごめんなさい!」

唯「誰も怒ってなんていないから、謝らないで?」

唯「私の方こそごめんね」

梓「なんで先輩が謝るんですか‥?」

梓「私が勝手に暴走したんです‥」

梓「だから謝るのは私です‥って」

梓「その足どうしたんですか?」

唯「さっきあずにゃんがいない間に転けちゃったんだー」エヘ

梓「私のせいですか‥‥?」


90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/23(月) 02:35:56.37 ID:+vp1r0b5i [11/16]
唯「全然関係ないよ!」

唯「それに、あんまり大した事もないし、心配は無問題!」

梓「私のせいじゃなくても、怪我は心配になりますよ!」

唯「こんなダメな先輩を心配してくれるなんて、本当にあずにゃんはいい子だね」

梓「唯先輩はダメなんかじゃありません!いい先輩です!」

梓「でも私はいいコじゃありませんよ‥‥」

唯「いいコだよ!だから軽音部のイメージマスコットなんだよ!」

梓「い、いつからそんな‥だから私は‥‥」



91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/23(月) 02:37:54.86 ID:+vp1r0b5i [12/16]
澪「先輩思いで‥」

律「私達よりしっかり者で、」

紬「とっても可愛い」

唯「子猫ちゃん!」

梓「‥‥‥」

梓「‥‥‥」グスン

唯「我らが軽音部の可愛いマスコット!あずにゃん!」

梓「うっ‥」ポタポタ

梓「うわぁぁぁん‥」ポタポタ

梓「こべんなさい‥本当にごめんなさい‥‥」

唯「よしよし、いいこだね」キュッ

梓「みなざんごべんなざい‥‥‥」ポタポタ

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/23(月) 02:57:07.39 ID:+vp1r0b5i [13/16]
唯「私達は先輩なんだから、言いたい事は言ってくれればいいんだよ」

梓「はい‥‥」グスン

さわ子「いい先輩を持ててよかったわね」

梓「はいッ‥‥!」

さわ子「さて、みんな集まったし、お茶にしましょ!」

ザザザ‥‥ヤマナカセンセイ、ヤマナカセンセイ、シキュウショクインシツマデオモドリクダサイ

さわ子「‥‥‥」

さわ子「いってくるわ‥‥」

さわ子「きっとさっきの爆音よ‥‥」

唯「あはは‥‥ごめんね!」テヘッ

さわ子「前言撤回!」

唯「ひどいよ~!」

さわ子「どっちがよ!とにかく言ってくるわ‥」

さわ子「あ!お菓子残しておいてね!」

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/23(月) 03:25:27.62 ID:+vp1r0b5i [14/16]
バタン‥

紬「じゃあお茶にしましょうか♪」

唯「そうだね」

―――

紬「はい、どうぞ」

澪「ありがとう」

澪「ところであの爆音での演奏は何だったんだ?」

唯「足を怪我してあずにゃんを探しにいけなかったから、演奏したらあずにゃんとみんなが戻ってくるかなって思ったの」

一同「!」

澪「確かにあれを聴いてみんな帰ってきたもんな‥」

律「そうだったな」

紬「じゃあ唯ちゃんの予想通りだったのね」

唯「うん!」



95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/23(月) 03:28:34.45 ID:+vp1r0b5i [15/16]
澪「というより、どこであの曲覚えたんだ?」

唯「さっきあずにゃんの着信音で聴いたから!」

梓「やっぱり唯先輩は天才ですね‥」

唯「あぁ!」

律「どうした!?」

唯「校内放送使えばよかったんだ!」

澪「どうして思いつかなかった‥」

紬「でも、唯ちゃんのギターだからみんな一緒に集まれたと思うの」

律「確かにそうだな‥」

澪「結局、連れ戻したのは唯だったもんな」

唯「あんまり良い様に言い過ぎたら調子乗っちゃうよ!?」

唯「さぁ、飲み終えたらみんなで」

唯「五人で練習だぁー!」

一同「オー!」

122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/23(月) 21:13:42.06 ID:udEPBCzdi [1/4]
―――♪
唯「つかれたよー」

律「今日はこの辺にしておくか」

紬「そうね」

澪「じゃあ帰るか」

ガチャ

さわ子「むぎちゃん、すぐに終わるからちょっといいかしら?」

紬「わかりました」

澪「みんなで待ってるよ」

紬「わかったわ」

唯「じゃあその間に私もトイレにいってくるねー」

バタン



123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/23(月) 21:17:13.73 ID:udEPBCzdi [2/4]
三人「‥‥‥」

澪「二人ともちょっとお願いがあるんだ‥」

澪「あの話しは黙っていて欲しいんだ‥」

梓「わかってますよ」

律「あぁ‥」

澪「そうか、ありがとう‥」

三人「‥‥‥」

律「告白とかするのか‥?」



124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/23(月) 21:19:04.12 ID:udEPBCzdi [3/4]
澪「わからない‥。でもいつかはするだろうな‥」

律「そっか‥」

澪「ただ、文化祭前だし、今はしないよ‥」

律「わかった‥」

ガチャ

唯「おかえり~」

梓「それを言うならただいまです」

唯「お!そだね~。むぎちゃんはまだなんだ」

ガチャ

紬「待たせてごめんね」

唯「ナイスタイミング!さぁ、帰ろっか」

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/23(月) 21:46:11.01 ID:udEPBCzdi [4/4]
―――
澪「唯、お前は足を怪我してるんだし、荷物持ってやるよ」

唯「大丈夫だよ。そんなに大した事ないし、澪ちゃんだってエリザベスもってるし」

律「じ、じゃあ何も楽器を持ってない私が持ってやるよ」

唯「ほ、本当に大丈夫だよ!」

唯「ギー太は自分で持ってたいし!」

紬「じゃあ、カバンくらい持ってもらったら?」

律「そうだ‥」

澪「じゃあ、カバンくらい持ってやるよ」

唯「えーっと‥じゃあお言葉に甘えて‥」

律「‥よ、よかったな唯!」

唯「なんだか悪いよぉー」

梓「‥‥‥?」ツンツン

127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/23(月) 22:04:45.80 ID:kSn8rVYBi
紬「梓ちゃん、明日の放課後予定ある?」コソッ

梓「え‥?まぁないですけど‥」

紬「じゃあ一緒にファミレスいかない?前に約束したじゃない?」

梓「わ、わかりました‥」

律「二人とも何してるんだ?」

紬「ちょっと話してただけよ」

―――

紬「じゃあまた明日ね」

律「おう」

澪「気をつけてな」

梓「じゃあ私たちもむこうなんで」

唯「おつかれー!」

―――

132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/23(月) 22:58:53.77 ID:bh89W/tQi [2/5]
―――
唯「ただいまー!」

憂「お姉ちゃんおかえり!」

唯「お腹すいたよー」

憂「はいはい♪」

―――

憂「はいどうぞ」

唯「ありがとう♪」

憂・唯「‥‥‥」モグモグ

憂「今日軽音部大変だったみたいだね」



133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/23(月) 22:59:52.11 ID:bh89W/tQi [3/5]
唯「どうしてそれを?」

憂「さわ子先生と紬に聞いたんだよ」

唯「そうなんだ‥」

憂「仲直りできた?」

唯「まぁねー」

唯・憂「‥‥‥」モグモグ

憂「お姉ちゃん、昨日の話し覚えてる?」

唯「へ?どんな?」

憂「漫画の話しだよ」

唯「漫画?」

134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/23(月) 23:16:04.30 ID:bh89W/tQi [4/5]
憂「覚えてないの?」

憂「女の子が女の子を好きになる話しだよ」

唯「あ、あぁ、覚えてるよ?」

憂「今日ね、梓ちゃんにそっくりな話しされたんだ」

唯「ぇ?」

憂「でも、梓ちゃんそんな漫画読んだ事ないんだって」

唯「そ、そうなんだ‥」

憂「なんか不思議だと思って」

唯「そうだね‥」

唯「ごちそうさま‥」

―――

135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/23(月) 23:33:34.16 ID:bh89W/tQi [5/5]
―――
私は自分の部屋でさっきの話しを考えずにはいられなかった。

どうしてあずにゃんはそんな事を憂に聞いたんだろうか。

もしかしたら私と同じで聞き逃さなかった、それとも聞き間違えたのか‥。

どちらにせよ、あずにゃんは私と同じ様な事を考えて悩んでるんだろう。

そうなると、今日の行動に納得がいく。

ここはあずにゃんに相談するべきなのかな?


139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 00:21:29.30 ID:1xEE3rY4i [2/14]
―――
律「ただいま」

聡「お帰り」

律「飯はいらないよ」

聡「また?最近ねぇちゃん飯食わねーとかどうかしてるぜ!」

律「なんだ?テンション高いな‥。悪いけど、付き合える程元気じゃないから」

聡「心配してやってんだよ」

律「そっか‥。サンキューな」

―――

律「今日は疲れたな‥」

私はベッドに身を投げて今日の出来事を思い出した。

一体どうなってるんだろう。

思い出せば思い出すほど信じられなかった。

信じたくなかった。



140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 00:22:53.83 ID:1xEE3rY4i [3/14]
幼なじみの好きな人は、私の好きな人だった事。

梓がそれを知っていて、それが原因で飛び出した事。

そしてそれを反対する梓に負けなかった幼なじみの本気ぶりと精神的強さ。

私の頭じゃ追いつけない。

神様がいるのなら、きっと意地悪なんだろう。

私はどんな道を選べばいいのだろう。


141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 00:34:39.40 ID:1xEE3rY4i [4/14]
正直、梓の言ってた事は私が一人っきりなら反論出来なかっただろうし、だからといって澪の様に受け止められなかった。

その証拠に割り込んだ時だって、感情論過ぎた。

今を思えば、澪の味方をした訳じゃない。

自分を守る為だった。

私は澪の様に強くなれないだけの臆病者だ。

自分だって唯が好きと言いたかった。

それの何がおかしいと言いたかった。

でも、澪を盾に使わないと言えなかった。

私ったらどうしようもないな‥‥。

なんだか大きなチャンスを逃した気分だ。

そんな事を考えながら、今日はもう寝よう。

そう思った。

143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 00:54:36.16 ID:1xEE3rY4i [5/14]
―――
キーンコーンカーンコーン

さわ子「今日も授業ごお疲れ様。この後も残れる人は文化祭の用意を頑張ってね」

ハーイ!

唯「今日は練習出来ないね」

澪「まぁ仕方ないさ。代わりに休日にでもスタジオ借りて練習するのもありだな」

唯「おー!いいね!」

木下「平沢さん、大道具の準備いくよ~」

唯「あ、待って!じゃあ行ってくるね~」

澪「あぁ、頑張ってこいよ!」

唯「澪ちゃんやみんなもね!」

律「‥‥さて、私達も練習するか」

紬「ごめんなさい!私ちょっと用事があるの」

澪「用事ならしかたないか‥」

近田「残念」

紬「じゃあみんな頑張ってね」

144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 01:10:02.38 ID:1xEE3rY4i [6/14]
―――
紬「待たせてごめんね。文化祭の準備とか大丈夫だったの?」

梓「待ってないですよ。準備はうちは模擬店なんで、前日とか当日が主な感じですから」

紬「そう。じゃあいきましょうか」

―――
イラッシャイマセー!ニメイサマデスネ?コチラニドウゾ
オキマリニナリマシタラ‥

紬「はーい」

紬「梓ちゃんは何にするの?」

梓「私は‥これにします」

紬「じゃあ呼ぶわね」

ピンポーン‥‥シツレイシマース

エット、メリーゴーランドト、ワフウコマチデオネガイシマス

カシコマリマシタ、チュウモンヲ‥

梓「で、何の話しが‥‥?」

紬「どういう事?」

梓「いや‥この時期に呼び出したって事は、何か理由が有るのかなーって‥」

146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 01:35:48.02 ID:1xEE3rY4i [7/14]
紬「なんだと思う?」

梓「昨日の事ですか‥?」

紬「違うわ」

梓「え?じゃあ何なんですか?」

紬「唯ちゃんの読んだ漫画の事よ」

梓「‥‥‥!」

147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 01:36:46.96 ID:1xEE3rY4i [8/14]
紬「大丈夫、私も知ってるわ」

梓「ムギ先輩はその漫画どうなると思いますか‥?」

紬「ヒロイン次第かしら‥」

梓「そうですね‥」

紬・梓「‥‥‥」

紬「梓ちゃんはどうなると思う?」

梓「私はどうとも言えません。ただ、何があっても仲間の絆は壊れて欲しくないですかね‥」

紬「そうね‥」

紬「でも、きっと大丈夫よ」

梓「そう信じるしか、私にはないです‥」

149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 02:03:03.37 ID:1xEE3rY4i [9/14]
オマタセシマシター!

紬「きたきた♪いただきまーす」パクッ

梓「頂きます」パクッ

紬「ところで梓ちゃんはいつ知ったの」モグモグ

梓「一昨日ですかね‥」モグモグ

梓「‥‥」モグモグ

梓「‥‥あ」

梓「いや、その‥」

梓「もう澪先輩には話したんですけど‥‥」

紬「どういう事?」

梓「そんな気は無かったんですけど、一昨日の澪先輩とムギ先輩の話し聞いてたんです‥‥」

紬「そうだったのね‥。大丈夫、怒らないから」

梓「すみません‥‥」

紬「本当に気にしないで。でも、澪ちゃんに話したって?」

梓「あの‥‥実は昨日‥」カクカクシカジカ

151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 02:23:27.74 ID:1xEE3rY4i [10/14]
紬「昨日そんな事が‥‥」

梓「‥‥‥」

紬「知らなかったわ」

梓「私、間違ってたんですかね‥」

紬「私が客観的立場に立つなら、間違ってもないと思うわ」

紬「でも、澪ちゃんを応援してるから、どうとは言いにくいかな‥」

梓「すみません‥」

紬「あやまらなくていいのよ。梓ちゃんだってあんな話しをいきなり聞いたら、混乱しちゃうもの」

梓「ムギ先輩がそう言うなんて、なんだか意外でした」

梓「前に自己満な行動するなって言ってたから、怒られると思ってました‥」

紬「だって全部間違ってるって訳じゃないし、梓ちゃんなりに考えたんでしょ?怒る理由なんてないわ」


152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 02:29:01.85 ID:1xEE3rY4i [11/14]

梓「ムギ先輩がそういうなんて、なんだか意外でした」

梓「前に自己満な行動するなって言ってたから、怒られると思ってました‥」

紬「だって全部間違ってるって訳じゃないし、梓ちゃんなりに考えたんでしょ?ならいいと思うわ」

紬「でも、りっちゃんもこの事を知ってるんだ‥」

梓「はい。これで唯先輩とさわちゃん以外みんな知ってる事になりますね」

紬「さわちゃんは澪ちゃんから相談受けてたから、知ってるわ」

梓「そうだったんですか?」

梓「じゃあ当然ですけど、後は唯先輩だけですね‥」

紬「それなんだけど‥‥」

153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/08/24(火) 02:47:42.11 ID:1xEE3rY4i [12/14]
紬「私とさわちゃんは、唯ちゃんも知ってると考えてるの」

梓「どうしてですか?」

紬「だって梓ちゃんと唯ちゃんがほぼ同時に、同じ話しをするなんておかしいと思うの」

梓「言われてみれば確かに‥」

梓「でも、唯先輩はお二人の話しは聞いと思います」

梓「唯先輩はあの日は
帰りましたし、部室の近くも私以外いませんでしたから」

紬「そう‥。教えてくれてありがとう」

紬「あと、さわちゃんがどんな事でも話しを聞くから、気軽に相談してって言ってたわ」

梓「わかりました」

紬「さぁ、食べる事に専念しましょ♪」

梓「ムギ先輩って実は中に何人もいるんですか‥?」

紬「ふぇ?どふひて?」モグモグ

梓「何となくです」

155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/24(火) 03:33:09.88 ID:1xEE3rY4i [13/14]
―――
アリガトウゴザイマシター!

紬「今日はごめんね。なんだか尋問みたいで‥‥」

梓「別にいいですよ。私も全部をムギ先輩に話せて少し気が楽になりました」

紬「ならよかったわ。じゃあ今日はありがとう。それじゃあおつかれさま」

梓「おつかれさまでーす」

―――
Prrrr‥‥

紬「もしもし?私です、紬です」

さわ子「梓ちゃん、どうだった?知ってた?」

紬「えぇ。やっぱり知ってました。でも先生が心配してた気持ちの方はかなり落ち着いてと思います」

さわ子「ならよかったわ‥。ごめんなさいね、あなたにそんな事確認させて‥‥」

紬「いいんですよ。私にしか出来ないならやりますし、上手く出来てるかわからないですか‥」

さわ子「いや、助かるわ。ありがとう」


ここでスレ落ち

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