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律「あーあー」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 03:27:13.61 ID:8aJDub2V0 [1/59]

澪「り、りつ?」

律「みーお、みーお!」

澪「どうしよう、律が小さくなっちゃった・・・・・・。」



5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 03:33:16.30 ID:8aJDub2V0 [2/59]

律「みお、ぽんぽん」

澪「とりあえず律の家に電話、いや、でも何て言えば・・・・・・」

律「みーお!」 ぐいぐい

澪「あー!なんでよりによって私の家に泊まりに来てる時なんだよ!」

律「うー」 ぺちぺち


6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 03:36:29.90 ID:8aJDub2V0

澪「ん?ああ、ごめんな律。どうした?」

律「ぽんぽ」 ぎゅるるるるるる

澪「あー、お腹が空いたんだな。取り敢えずご飯するか。」

律「まんま!」

澪「うん、まんま。ちょっと待っててな。」

律「あい」

澪(なんか、かわいいな・・・・・・)


7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 03:39:41.36 ID:8aJDub2V0

あさごはん!

律「うまうま」

澪「そりゃ良かった・・・・・・って、和んでる場合じゃない!」

律「みそちるうまうま」

澪「なあ、律。」

律 むぐむぐ

澪「・・・・・・あとでいっか。」

律「みお、うまうま!」

澪「そうだな、うまうまだな。」

澪(やばい、なぜか私まで赤ちゃん言葉に・・・・・・!)

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 03:44:49.66 ID:8aJDub2V0

律「ふうー」

澪「どうだ?お腹いっぱいか?」

律「あい」

澪「そうか。で、律に聞きたいんだけどさ」

律「ちがう!」

澪「は?」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 03:48:13.30 ID:8aJDub2V0

律「りっちゃん!」

澪「なに?どうした、律。」

律「りちゅ違う!りっちゃん!」

澪「いや、どっちもお前だろ。」

律「いーやーなーのーおー!!」 じたばた

澪「わ、わかったから落ち着け!り・・・・・・」

律「・・・・・・」

澪「りっ、りっちゃん・・・・・・」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 03:51:26.66 ID:8aJDub2V0
律「・・・・・・あい!」 にこにこ

澪(そんなに律って呼ばれるのが嫌なのか?)

澪(そういえば久しぶりに呼んだな、りっちゃんって。) くす

律「みお、たのしい?」

澪「え?」

律「みお、にこにこした」

澪「そうだっけ?」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 03:55:10.38 ID:8aJDub2V0

律「りっちゃんねーうれしい」

澪「ん?」

律「ふふふ」

澪「なんだよー」

律「みおね、にこにこしたら、りっちゃんうれしい!」

澪「!」


22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 04:00:32.02 ID:8aJDub2V0

律「みお、かあいい!にこにこ!」

澪「り、りつぅ~・・・・・・」

律「あー!めっ!りっちゃん!」

澪「ごめんごめん、りっちゃん。」

律「ん、いいこ!」


いつからだろう、この幼馴染が嫌になったのは。

思えば最初から馬が合わなかったのかもしれない。

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 04:07:25.08 ID:8aJDub2V0

きのうのぶしつ!

紬「本当にいいの?りっちゃん。」

律「いいんだ。もう、疲れたんだ。」

紬「・・・・・・そう。」

ガチャ

澪「律ー帰るぞー!」

律「おう、今行く!」

バタン

紬「・・・・・・」


24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 04:15:00.61 ID:8aJDub2V0

小学校の頃はまだ良かった。

すごく恥ずかしがりやなんだな、と思う程度だった。

でも中学に入ってからの澪は異常だった。


澪「律、なんで昨日電話出てくれなかったの。」

律「え?」


25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 04:22:09.60 ID:8aJDub2V0

澪「昨日電話したのに。」

律「ご、ごめん、澪!昨日はちょっと用事があって・・・・・・」

澪「用事って何?ねぇ、何?」

律「み、澪、どうしたんだよ・・・・・・」

澪「電話くらい出れるでしょ、ねぇ何で教えてよりつ。」

律「・・・・・・」


中学でも相変わらず友達が出来なかった澪は、
私の事を必要以上に干渉してきた。


27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 04:29:45.45 ID:8aJDub2V0

友A「でねー、りっちゃん」

律「うんうん」

友A「・・・・・・」

律「ん?どしたの?」

友A「りっちゃん、見てるよ、秋山さん。」

律「え?」

澪「・・・・・・」 ジッ



28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 04:36:15.37 ID:8aJDub2V0

律「ど、どうしたんだよ、澪。」

澪「・・・・・・ないで」

律「え?」

澪「私以外の人と、喋らないで」

律「は?何言って・・・・・・澪!?」

ダッ

律「・・・・・・意味わかんねえよ」

友A「?」


29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 04:43:49.55 ID:8aJDub2V0

そんな事が続いて、次第に私は澪が恐ろしくなっていった。

元々こういう性格だったのか、それとも私がこうさせてしまったのか。


澪「ねぇ、律。」

・・・・・・るさい

澪「ねぇ、律。」

うるさい

澪「ねぇ、律。」

うるさい、うるさい

澪「律」


30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 04:53:11.83 ID:8aJDub2V0

「私には律だけなんだ。律ごめんね。律怒ってる?ごめんね。

律 りつ メール返してよ。 電話出てよ。ねぇ、りつ?

しんじゃったの?」


「りつ、わたしなにかわるいことしたかな?ごめんね。

だからお願いひとりにしないでよ」


「りつなんで学校で喋ってくれないの?りつ」


「もういいよ、りつ。先生に言っちゃうね。

りつがいじわるしますって。ばいばい。」


33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 05:03:49.28 ID:8aJDub2V0

そして私はあのメールの翌日、職員室に呼び出されたのだ。


担任「いいですね、田井中さん。」

律「・・・・・・」

担任「まったくあなたには協調性というものがないのですか?」

律「それを言うなら澪だって・・・・・・!」

担任「いいですか、田井中さん。もう一度言います。
秋山さんの親御さんからあなたが澪さんをいじめているとお電話があったのですよ。分かりますね?」

律「それがどうしたんですか。私はいじめてません!」

担任「あなたモンスターペアレントと言う言葉をご存知かしら。」

律「何が言いたいんですか。」



35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 05:12:23.67 ID:8aJDub2V0

担任「秋山さんの親御さんがそうだと言いたいのです。」

律「モンスターペアレントだったらなんだって言うんですか!?」

担任「まだ分からないのですか!?面倒なんですよ!こっちは!」

律「!?」

担任「ああいう親にはかかわりたくないんですよ!」

律「・・・・・・」

担任「分かったら早く秋山さんに謝ってきなさい。」


わたしが わるかった って

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 05:17:57.86 ID:8aJDub2V0

意地でも言わないつもりだった。

だって私は悪くない、悪いのは澪だ。

あれ?でも私、澪にメール返してなかった。

私澪の事無視しちゃった。

じゃあ、悪いのは私?


律「・・・・・・あやまらないと」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 05:26:44.38 ID:8aJDub2V0

それから私は澪に謝った。誰かに操られたかのように。

澪は笑っていた。気にしてないよ、と小さい声で言いながら。

ああ、これでいいんだ。これで。

これで丸くおさまるんだ。


それからの澪は私の事を必要以上に干渉しないようになっていた。

また最初の頃の澪に戻ってくれたのかと少し嬉しかった。


でもそれは高校に入るまでの澪の作戦だったのだ。

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 05:35:14.22 ID:8aJDub2V0

澪と一緒の高校へ進学して、軽音部に入って間もない頃だった。


唯「あははーりっちゃんおもしろーい!」

律「そーか?ほら、ひげ!」

紬「うふふ」

澪「・・・・・・」

律「お?みーお!どうした?お腹痛いのか?」

澪「別に」


やばい、と思った。この感覚はあの時と同じだ

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 05:44:12.56 ID:8aJDub2V0

律「あ、み、澪!ちょっとこっちへ・・・・・・」

唯「えー!何りっちゃん!澪ちゃんだけずるーい!」

紬「あらあら、二人だけで秘密のお話かしら?」

澪「ふたり・・・・・・ひみつの・・・・・・」

律「そ、そうだぞ!唯!二人だけの秘密の話なんだぞ!」

唯「ふーん、そうなんだー。」


ムギの言葉に気分を良くしたのか、澪は何のためらいもなしに私の後をついて来た。


41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 05:51:13.95 ID:8aJDub2V0

律「澪、いい加減にしてくれないか?」

澪「?何が?」

律「何がって・・・・・・」

澪「なあ、知ってるか、りつ。」

律「なんだよ。」

澪「私はな、ずっとっずっとずっとっずっとずっとっずっと」

律「みお?」


澪「 我 慢 し て た ん だ よ 」


43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 05:59:01.94 ID:8aJDub2V0

律「!?」

澪「りつと一緒の高校に行きたかったから私メールもあまりしなかった。

電話だってやめたよ。なのにねぇなんで?なんで?

なんで私だけをミテクレナイノ?オカシイヨ、リツ。」

律「お、おかしいのはお前だろ!?」

澪「りつ」

律「やめろ!触るな!」

バシッ!

律「今の澪は澪じゃない!」

ダッ

澪「・・・・・・」


45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 06:01:41.04 ID:8aJDub2V0




澪「おかしいのはりつだよ




これがほんとうのわたしなのに」







47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 06:11:45.73 ID:8aJDub2V0

それからというものあの時の澪が目を覚ましたかの様に、
毎日メールや電話、挙句の果てにはファックスまで届くようになってしまった。

律「もう絶えられない・・・・・・」

でも部活では出来るだけ明るく振舞うようにした。
唯やムギに心配されたくなかったからだ。


でも、とうとうばれてしまった。


「りっちゃん、何か私達に隠し事してない?」


50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 06:19:51.16 ID:8aJDub2V0

律「む、ムギ・・・・・・。」

紬「りっちゃん最近おかしいよ。私気づいてるんだから。」

ムギの目は誤魔化せなかった。

律「・・・・・・。」


私自身もう一人で抱え込むのは限界だった。誰かに聞いて欲しかった。

助けて欲しかった。


律「っ・・・・・・。」

こうして私はムギに今までの事を話してしまったのだ。
今思えばこれが間違いだったのかもしれない。



52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 06:25:11.09 ID:8aJDub2V0

紬「実はね、私も薄々気づいてたの。」

ああ、やっぱりムギはちゃんと周りに気を配る

紬「でね、思ったの。」

優しい

紬「澪ちゃんがいなくなればいいんじゃないかって。」

優しい子


律「・・・・・・え?」


53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 06:37:33.50 ID:8aJDub2V0

律「な、何言ってるんだよ、ムギ。」

紬「りっちゃん、聞いて。私にいい考えがあるわ。」


私のお父さんの友達で研究をやっている人がいるの。

何の研究かって?簡単に言えば幼児になれる薬の研究。

で、この間試作品ができたのよ。もう意味わかるでしょ?


律「わ、わかんねえよ・・・・・・。てか何の為の研究だよそれ。」

紬「さあ、私にも分からないわ。で、私の言ってる意味は理解できたの?」

律「いや・・・・・・。」


紬「殺すのよ。」

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 06:45:41.82 ID:8aJDub2V0

律「ちょ、ムギ、今なんて」

紬「幼児という特権を活かして殺すのよ。」

律「だってお前、殺すって・・・・・・。」

紬「大丈夫よりっちゃん、あなたは捕まりはしないわ。私が約束する。」

紬「ねえ、思い出してりっちゃん。あなたがどれだけ苦しんだのか、

澪ちゃんのせいでどれだけ辛い思いをしてきたのか、

思い出して、りっちゃん。」

律「私は・・・・・・」


そうだ、いつもそう。あいつのせいで夜も眠れなかった。

夜な夜な胸が苦しくなって吐き気がした。

中学の時だって、今だって、ずっとずっと




59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 06:52:39.70 ID:8aJDub2V0

わたしは


澪「りつ、また切っちゃった。」


いつも あいつに


澪「りつ、もう私、死ぬから。」


振り回されっぱなしで


澪「だからりつ、一緒に死のうよ。」


律「いあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」


紬「ふっ・・・・・・」




61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 06:59:56.52 ID:8aJDub2V0

こうして私はムギの作戦にのってしまったのだ。


紬「詳しい話は後日。検討を祈るわ。」

律「分かった。」


もう私の頭の中は澪を殺すことでいっぱいだった。


ふと、心のどこかで思った。

ああ、また私は操られているんだな、と。

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 07:04:58.32 ID:8aJDub2V0

ことぶきけ!

紬「お父様、例の薬の事なんですが」

紬父「ああ、あれか。いや実はあれには少し欠点があってな。」

紬「?」


64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 07:19:40.79 ID:8aJDub2V0

翌日、私は琴吹家へと招かれた。

律「でっかい家だなー。」

紬「うふふ。死体のひとつやふたつ隠せそうでしょ?」

律「・・・・・・そうだな。」


そして私は何人もの執事達に迎えられながら大広間を抜け、ムギの部屋へと足を踏み入れた。


紬「さあ、お茶にする?それとも本題に入る?」

律「・・・・・・」

紬「ふふ、その様子だと本題に入った方がいいみたいね。」

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 07:33:27.47 ID:8aJDub2V0

いい?りっちゃん。あなたは前日から澪ちゃんの家の泊まるの。

そして澪ちゃんが寝ている間にこの薬を飲んで幼児化する。

幼児化と言っても身体だけだから精神は今のままよ。

朝起きると澪ちゃんはびっくりするでしょうね。小さいりっちゃんがいるのだから。

そして思うでしょう、かわいいと、守ってあげたいと。

りっちゃん、あなたは言うの、「ベランダで空が見たい」。

そこからは私達の仕事よ、大丈夫、心配しないで。


淡々と話す彼女に私はある疑問を覚えた。


律「・・・・・・なあ、ムギ。」

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 07:41:05.56 ID:8aJDub2V0

紬「なあに?りっちゃん。」

律「どうして私が幼児になる必要があるんだ?」

紬「分かってないわね、りっちゃん、あなたの為なのよ。」

律「ふーん・・・・・・分かった。」


なぜここでムギの言葉を疑わなかったのだろう。

私はムギに錠剤の入った小さな小瓶を渡されて琴吹家を後にした

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 07:50:36.06 ID:8aJDub2V0

つぎのひ!

律「みーおーしゃん!」

ガバッ

澪「わっ、律!」

律「澪、この間はごめんな。私どうかしてたよ。」

澪「律・・・・・・私も、その、」

律「だからさ、仲直りの記念って言っちゃあなんだけど、澪ん家泊まりたいなーって。」

澪「な、なんで私の家なんだよ!」

律「だめ?」 しゅん

澪「い、いや、いいよ。おいで。」

律「わーい!澪だいすき!」



73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 08:05:49.94 ID:8aJDub2V0

ほうかご!

律「じゃあ今日の練習はここまでにするか!」

唯「ああんもうくたくただようー。」

澪「こら、唯しゃんとしろ!」

紬「あらあら。」

バタン ガタン

唯「あれーりっちゃんとムギちゃん帰んないのー?」

律「ん?いや帰るから先行ってて。」

唯「そお?あ!私さわちゃんのところ行かなきゃいけないんだった!」

澪「あ、私もだ。唯一緒に行こう。」

唯「うん!じゃあ二人とも玄関で待っててねー。」

律「はいよー。」

バタン


76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 08:16:34.27 ID:8aJDub2V0

紬「・・・・・・りっちゃん、一つ言い忘れた事があるわ。」

律「なんだ、ムギ。」

紬「あの薬にはね、欠点があるの。」


律「・・・・・・もういいよ、ムギ、そんな事。」

紬「え?」



77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 08:20:22.70 ID:8aJDub2V0

律「今日実行する。」

りつー?

紬「でも聞いておいたほうがいいと思うんだけど・・・・・・。」

りっちゃん達まだ部室みたいだねー

律「もういいんだ、ムギ。」

ほんとだ、私行ってくるよ

紬「・・・・・・」

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 08:21:19.37 ID:8aJDub2V0

紬「本当にいいの?りっちゃん。」

律「いいんだ。もう、疲れたんだ。」

紬「・・・・・・そう。」

ガチャ

澪「律ー帰るぞー!」

律「おう、今行く!」

バタン

紬「・・・・・・」


82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 08:37:45.81 ID:8aJDub2V0

で、今に至る訳だ。

律「みお、かあいい!にこにこ!」

そんな訳ねえだろ

澪「り、りつぅ~・・・・・・」

うるさい

律「あー!めっ!りっちゃん!」

私の名前を呼ぶな

澪「ごめんごめん、りっちゃん。」

本当

律「ん、いいこ!」

悪い子だ。あんたも、私も。

86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 08:46:25.48 ID:8aJDub2V0

律(そろそろか・・・・・・。)

律「みーお!」

澪「ん?なんだ?りっちゃん。」



律「べあんだ!おそら!」

澪「え?ああ、お空が見たいのかー。よし!」


どく どく どく どく

これで おわる 

もう これで

しんぞうのおとが はやい はやい



87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 08:54:52.95 ID:8aJDub2V0

ガララ

澪「おーいい天気だなあ!なあ、りっちゃん!」

律「うん!」

ブロロロロロ

律(ん?ヘリコプター?もしかしてあれがムギの・・・・・・)


あ、ムギだ。何か言っている。なんだろう。

ああ、もういいか、どうでも。

もう 眠くて 眠くて



88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 09:00:38.09 ID:8aJDub2V0

律「・・・・・・はっ!」

なんだ?何がどうなってるんだ?ここはどこ?暗いよ。

澪は死んだのか?ムギは?


カツカツカツ

律「!?」


澪「起きたのか、りっちゃん。」

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 09:09:54.14 ID:8aJDub2V0

み、澪!?何で・・・・・・

澪「知らなかったよ、律がそこまで私のことが嫌いだなんて。」

「ふふふ、りっちゃーん。」


ムギ、これは一体・・・・・・


紬「ごめんね、りっちゃん、騙しちゃって。でもこうするしかなかったの。」

澪「りっちゃんは小さくなっても可愛いなあ。」


え?騙す?


94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 09:19:37.14 ID:8aJDub2V0

紬「りっちゃん、自分の体を見た?」

体?からだって、あれ?何この小さい手。足も。

紬「りっちゃんが言うこと聞かないからよ。私ちゃんと言おうとしたのに。」

なに?まだ私小さいままなの?ムギ、もういいから早く戻してよ。

紬「あのね、その薬欠点があるって言ったでしょ。」

はやく!ねえ!ムギ!

紬「その欠点ってね」

戻せよ!!!


紬「元に戻す薬がない事なの。」

98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 09:30:56.68 ID:8aJDub2V0

な、何言ってるんだよ、ムギ・・・・・・

紬「最初にお父様から聞いた時は正直驚いたわ。

でもそれでもいいって思えたの。だってね。

小さいりっちゃんは食べたくなるくらい可愛いと思ったから。」

律「・・・・・・」

澪「きょとんとしてるりっちゃんかわええ」

紬「うふふ、私の想像通りだったわ~。可愛いわ、りっちゃん!」

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 09:47:06.97 ID:8aJDub2V0

澪「ごめんな、りっちゃん。味噌汁に睡眠薬なんか入れて。」

律「!?」

澪「あのな、これは全て私とムギが仕組んだ罠だったんだ。」

紬「うふふ、ほいほい引っかかっちゃったわね。」


澪「私はりっちゃんが大好きで大好きで、自分のモノにしたかった。

ずっと田井中律だけを見ていた。でも律、お前は私の愛に答えてくれない。

なぜ?ずっと考えてた。そして分かった。部外者がいるからいけないんだって。」


106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 09:58:01.53 ID:8aJDub2V0
澪「お前の周りにのこのこと現れる部外者共が邪魔で邪魔で邪魔で
なんで私がお前の事を一番理解しているはずなのになんで
毎日メールもした電話もファックスもリストカットだってした
一緒に死のうって言ったじゃん二人だけの世界に行こうとしたのに
なのにお前は拒んだよなそれはなんでお前がおかしいからだよりつ」


紬「私だってずっとずっとあなたの事見てたわあなたの寝顔もお風呂も
全部全部全部見てたのよ可愛いわ可愛いわって呟きながら何度も何度も
あなたの家に監視カメラ仕込んでたのようふふびっくりしたでしょ
これくらい私にかかればどうってことないのよりっちゃん」

110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 10:07:23.67 ID:8aJDub2V0

澪「だからね、ムギに相談したの。どうやったら律を自分のモノに出来るかって。

じゃあムギは言ったんだ。協力してあげる代わりに私にも律をちょうだいって。

まあムギには普段いろいろと貢いでもらってるし承諾したんだ。」

紬「だから今日からはりっちゃんは私と澪ちゃん兼用よ!」


思考が働かない、何でだ、こいつらの言っている意味が分からない


紬「あ、そうそう。言い忘れてた。」

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 10:13:58.83 ID:8aJDub2V0

紬「その薬ね、時間が経ってくると身体だけじゃなくって脳にも影響が出てくるの。」

澪「ごめんな、でもこうしないとお前暴れるだろう?」


脳?なに?私どうなるんだろう、死ぬの?

聡、おとうさん、おかあさん、和、ゆい・・・・・・



唯「・・・・・・りっちゃん?」

114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 10:18:45.64 ID:8aJDub2V0

憂「どうしたの?お姉ちゃん。」

唯「え?ううん、なんでもない。」

憂「あ、お姉ちゃん晩御飯何にする?」

唯「ごはん!」

憂「え?ご飯は今炊いてるよ?」

唯「ごはんはおかずなんだよ!うい!」

憂「お姉ちゃんすごーい!」

唯「えへへ~」

唯(気のせいだよね)

117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 10:24:07.34 ID:8aJDub2V0

つぎのひ!


唯「澪ちゃん、ムギちゃんおはよ~!」

澪「ああ、おはよう、唯。」

紬「唯ちゃんおはよう。」

「あーあー」

唯「あれ、その子誰?」

澪「ああ、この子か。」

紬「うふふ」

118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 10:32:09.69 ID:8aJDub2V0

澪「親戚の子でな、今家で預かってるんだ。」

唯「へえー、可愛いね!綺麗な髪だし羨ましいよう。」

澪「だろ?」

唯「うん!澪ちゃんとお揃いだね!なんだかお人形さんみたい!」

澪「そうなんだよー真っ黒でさー可愛いだろー?」

紬「そうなのよ、真っ黒で可愛いわあ。」

唯「え?あ、うん、そうだね~。」

119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 10:42:16.43 ID:8aJDub2V0

唯「ねえ、そういえば今日りっちゃんはー?」

澪「それが携帯に電話しても出なくてな・・・・・・。」

紬「心配だわあ。」

唯「ええ~!?大丈夫かなあ、りっちゃん。」

澪「唯も電話してやってくれ。」

唯「分かった!あ、そうそう、この子の名前なんて言うの?」

「あーあー」

澪「ことみちゃんって言うんだ。」

唯「へえー可愛い名前だね!ことみちゃん!唯だよ~。」

ことみ「あーあー」

121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 10:49:09.97 ID:8aJDub2V0

「あーあー」

わたしは

「あーあー」

唯「わーことみちゃん返事してくれたの?ありがと~!」

澪「ことみ、良かったな、唯が呼んでくれて。」

紬「本当、嬉しそうねえ。」


きづいて きづいてよ ねえ ゆい


唯「今日一時間目なんだっけ~?」


わたしなんだよ


122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 10:54:42.96 ID:8aJDub2V0






律「あーあー」




結局私の人生は、永遠に操られる運命だったのだろう








おわり





127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/19(木) 11:02:06.39 ID:8aJDub2V0 [59/59]
レスとかどうもありがとう。
初めてのSSなのでボロボロ。ごめんね。
見てくれてた人もありがとう。

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