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長門「古泉一樹を食べたい」 別人ver

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/17(火) 01:00:59.96 ID:S4FPbFUwO [2/10]
長門「古泉一樹を食べたい」

キョン「…それはどういった意味で?」

長門「この本と同様の意味」ペラ


『きゃんっ!いきなり押し倒すなんて…乱暴なんだから』

『お前を食べたい…朝倉、もう我慢できん』

『やだキョンくん…涼子って呼んで…』

『涼子…愛しt

キョン「これは一体なんだ」

長門「朝倉涼子の自作小説。彼女の部屋で発見、回収した」

キョン「…そうか」

長門「私も古泉一樹を食べたい」

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/17(火) 01:06:06.49 ID:S4FPbFUwO [3/10]

キョン「何故それを俺に言う?古泉に直接言えばいいだろう」

長門「私にも羞恥の感情がある。あなたなら古泉一樹と仲が良いから何かいい情報が得られるはず。」

キョン「うーむ…あいつから恋愛の話は聞かないからな…好みのタイプすら分からん」

長門「…そう」

キョン「ただな、長門」

長門「なに」



63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/17(火) 01:18:02.25 ID:S4FPbFUwO [4/10]

キョン「まずは今よりも仲良くなることから始めたほうが良いと思うぞ。いきなり『食べたい』だなんて…いや、仲良くなっても言っちゃいけません」

長門「仲良くなる…そのためになにをしたらいいのか、私には分からない」

キョン「そうだな…とりあえず呼び方から変えたらどうだ?フルネーム呼びだと他人行儀にみえるぞ」

長門「分かった。ありがとう」タタタ

キョン「どういたしまして…まあ俺の意見なんてあんまし参考にはならんと思うがな」

キョン「しっかし長門が古泉に…驚きだな」



65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/17(火) 01:23:24.99 ID:S4FPbFUwO [5/10]

長門「ただいま」

朝倉「あっおかえりなさい長門さん」キョロキョロ

長門「朝倉涼子、眼球の動作が異常」

朝倉「なっ長門さん、あのね、あたしの部屋にあった赤いノート見なかった?」

長門「これのこと?」ペラ

朝倉「!それっ!どうして長門さんが…!?読んだ!?」

長門「参考になった。彼も感心していた」

朝倉「彼って…ままままさかああああああ!!長門さああああああちょおおおおまあああ!!!」

長門「落ち着いて」

朝倉「落ち着けるかあああああひゃああああああいいいい!穴があったら入りたいいいいい」

長門「落ち着いて」

朝倉「長門さんのばかああああああああん!!ぶるあああああああああん!」

長門「…情報連結解除する」

朝倉「すみません落ち着きます」



66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/17(火) 01:34:50.25 ID:S4FPbFUwO [6/10]

朝倉「あのね長門さん、わたしがキョンくんをす、す、好きなのは知ってるでしょ?」

長門「…」コクリ

朝倉「あのノートを読んだら、キョンくんにわたしの気持ちばれちゃうでしょう?」

長門「…」コクリ

朝倉「好きっていう気持ちはね、直接言わないと駄目なのよ…少なくとも私はね」

長門「…ごめんなさい」ペコリ

朝倉「もういいわよ…すんだ話だからあああああひゃああいいやっぱり恥ずかしいよう」

長門「ごめんなさい」

朝倉「…わたしも取り乱しちゃってごめんね。それより、『参考になった』ってどういうこと?」

長門「私は古泉一樹を食べたい」

朝倉「え?」



67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/17(火) 01:41:24.44 ID:S4FPbFUwO [7/10]

長門「間違えた…古泉…を食したい」

朝倉「いや言い方変えても一緒じゃない」

長門「彼が呼称を変えたほうが好ましいと言った。『食べたい』というのはよくないとも言っていた」

朝倉「それはそうだと思うけど、どうせなら名前で呼んだらどう?あと食べたいも食したいも全然変わってないわよ」

長門「名前で…分かった。食べたいはどう言いかえたらいい?」

朝倉「そ、そりゃあやっぱり…あ、愛してる、とか?」テレ

長門「私は一樹を愛してる」

朝倉「それを本人に言えると良いわね」

長門「それは抵抗がある」

朝倉「どうして?」

長門「…恥ずかしい」

朝倉「なんだと」

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/17(火) 01:54:48.74 ID:S4FPbFUwO [8/10]

朝倉「わたしからもアドバイスね…ズバリ、積極的にいくこと!」

長門「積極的」

朝倉「そう!わたしが思うに、長門さんは消極的すぎるのよ。もっと古泉くんと仲良くならないと付き合うものも付き合えないわよ」

長門「仲良くなる…彼も言っていた。それが重要だということは理解した」

朝倉「そのためには自分からしゃべりかけたり、お昼ご飯に誘ったりすることが大切よ。」

長門「ありがとう」

朝倉「古泉くんかっこいいからきっとライバルいっぱいよ、頑張ってね!」

長門「蹴散らす」

朝倉「その意気よ!じゃあ晩ご飯食べようか」

長門「…」コクリ



70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/17(火) 02:10:16.50 ID:S4FPbFUwO [9/10]

~次の日~

長門「(積極的、積極的)古泉一樹はいる?」

モブ「おーいるいる…古泉ー!女の子が呼んでるぞ」

古泉「どなたでしょうか…おや、長門さん」

長門「失敗。フルネームで呼んでしまった」

古泉「長門さん?どうしました?」

長門「い…」

古泉「い?」

長門「…ついてきて」

古泉「?はい」



73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/17(火) 02:22:33.69 ID:S4FPbFUwO [10/10]

~部室~

長門「ここに座って」

古泉「はい」ストン

長門「…」

古泉「…あの、なにかおこったんですか?」

長門「今おきている、大変な事態」

古泉「えっ」

長門「…お昼ご飯」

古泉「お昼ご飯?」

長門「食べる」ガサゴソ

古泉「えっ」

74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 02:27:15.12 ID:S4FPbFUwO

古泉「お昼ご飯が大変な事態…ですか」

長門「そう」

古泉「あの…僕がいる必要はあるのでしょうか?」

長門「そう…いっ…い…あなたも食べて」

古泉「(胃?)すみません、教室に置いてきてしまいました…取ってきますね」

長門「…」

古泉「長門さん?」

長門「(お弁当がない→『積極的』→あーんする)」ズボッ

古泉「ぐふっ」




75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 02:35:57.50 ID:S4FPbFUwO
長門「…おいしい?」

古泉「ゲホッゲホッ…え、ええ」

長門「そう(卵焼き…一番上手にできた)」

古泉「(今のがなんだったのかすら分かりません)長門さんが作ったのですか?」

長門「そう」

古泉「そうですか」

長門「…」モグモグ

古泉「…」

長門「…」モグモグ

古泉「…(お腹すきました)」

長門「完食」ガサゴソ

古泉「ごちそうさまでした…?」

長門「…また放課後」ガチャバタン

スタスタスタスタ…

古泉「…なんだったんですか…」


76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 02:44:08.57 ID:S4FPbFUwO

~放課後~

ハルヒ「さー今日も暑いけど元気に団活するわよ!今日は今週末の探索の計画を練るからねっ!」

ハルヒ「今回の団活は午前中は男女に別れていつもの駅前探索、午後はくじで別れたあと、別々の場所に移動して探索よ!」

キョン「別の場所って遠すぎるのは勘弁してくれよ」

ハルヒ「いつもの駅からお互い7つずつ離れた駅での探索よ」

キョン「…せめて3つにしろ」

ハルヒ「いやよ!7って数字は譲れないわ!!」

古泉「7つでしたら時間的な余裕も考えると丸1日使ったほうがよろしいのでは?そうした方がじっくりと探索できるかと思いますが」

ハルヒ「それもそうね!じゃあ今週末は男女に別れていつもどおり、来週は今行ったとおりだから!」

古泉「了解しました」

長門「(今週末は一緒になれない…来週こそ…)」


78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 02:52:17.89 ID:S4FPbFUwO


長門「ただいま」

朝倉「おかえりなさい、今日はどうだった?」

長門「一緒にお昼ご飯を食べた」

朝倉「えっ…すごいじゃない!」

長門「食べさせた」

朝倉「えー!!長門さんすごい!!」

長門「古泉…一樹がお弁当を持っていなかった」

朝倉「明日から私が作ってあげる、っていえば毎日食べられたかもね」

長門「…朝倉涼子」

朝倉「なに?」

長門「とても参考になった、小説を書くだけのことはある」

朝倉「その話はもうやめてください」


80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 02:59:33.36 ID:S4FPbFUwO

~次の日~

長門「古泉一樹のクラスは4限は移動教室…クラスの前で待つ」


長門「…」


古泉「おや長門さん」

長門「きて」

古泉「またお昼ご飯ですか?お弁当を持っていきますかr」

長門「きて」グイグイ

古泉「あ、ちょっと長門さん」

長門「急いで」グイグイグイグイ

古泉「…はい」




81 :古泉裁判見た。盛り上がってますね:2010/08/17(火) 03:05:41.11 ID:S4FPbFUwO

~部室~

長門「これ」ドサッ

古泉「はい」

長門「い…つ…あなたのお弁当」

古泉「それは長門さんのお弁当では?」

長門「違う、あなたの。私のはこれ」ドンッ

古泉「2つ作ったんですか?」

長門「食べて」

古泉「ありがとうございます…いただきます」




82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 03:12:37.48 ID:S4FPbFUwO

長門「どう?」

古泉「おいしいです」

長門「…あなたはなにが好き?」

古泉「そうですね…全部おいしいですが、特に卵焼きが僕の好みです」

長門「自信作」

古泉「そうなんですか」

長門「そう」

古泉「今度は僕がなにかごちそうしますね」

長門「…嬉しい」

古泉「長門さんはなにがお好きですか?」

長門「あなた…が…作るものが食べたい」

古泉「僕は残念ながら料理が得意ではないので、今度探索のときに同じグループだったらなにか食べましょう」

長門「…分かった」


84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 03:25:36.32 ID:S4FPbFUwO

~団活後~

長門「読んで」スッ

キョン「俺かい」

----
キョン「またなんかあったのか?」ペラ

『涼子、お前しか見えないよ…』

『キョンくんのばかっ…わたしもだよ…』

『涼子!!愛しt

キョン「この前の続きかよ!」バシッ

キョン「…お?後ろのページに見慣れた長門の文字が…7時に公園、か」


----
朝倉「…あれ?ノートがない…?」ガサゴソ


86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 03:31:47.91 ID:S4FPbFUwO

キョン「どうした」

長門「あなたに頼みたいことがある…古泉、一樹の好みの女性を聞いてほしい」

キョン「直接聞かないのか?」

長門「そういったことは女性が聞くものではない、と朝倉涼子が言っていた」

キョン「まあ確かに女子に聞かれたら嫌だな…よし、俺に任せておけ!今度の探索のときにばっちり聞いてきてやるよ」

長門「感謝する」


88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 03:42:56.02 ID:S4FPbFUwO

キョン「あ…あとこれ、朝倉に」ポイッ

長門「…」コクリ



---

朝倉「あーおかえり、どこいってたの?」

長門「彼と会ってきた」

朝倉「えっいいなー!」

長門「これ」スッ

朝倉「これ…えっ…えっ?」

長門「彼から」

朝倉「ちょおおおおおいい加減にしろおおおおああああああ!!!」

長門「落ち着いて」

朝倉「やめろっつったろーがよおおおおおおああああああ!!!」


90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 03:47:43.83 ID:S4FPbFUwO

~週末~

ハルヒ「じゃあ今日は前もって言ってたとおり男女別よ!じゃあまた後で!ちゃんと不思議探索するのよ!」

古泉「…さて、どこに行きますか?」

キョン「そうだな…とりあえずぶらつくか」

古泉「そうですね、では行きましょう」


キョン「しかし今日は暑いな、日差しも強いし」

古泉「そうですね、室内で冷たいものでも飲みながらゆっくりしますか?」

キョン「それがいい。まったく、こんなくそ暑い中歩こうなんて言いだす馬鹿はどこのどいつだ」

古泉「今僕の目の前にいます」

キョン「おいこら」




91 :やばい眠い:2010/08/17(火) 03:53:33.94 ID:S4FPbFUwO

キョン「あー涼しい」

古泉「やはり室内は快適ですね、少々冷房が効きすぎている気もしますが」

キョン「…あー、お前さ」

古泉「はい」

キョン「ん…遠回しに聞くのは俺には向いてない。お前、好きな女のタイプは?」

古泉「僕ですか?」

キョン「この場で他に誰がいるんだよ」


93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 04:00:03.91 ID:S4FPbFUwO

古泉「僕より、あなたはどういった女性が好きなんですか?」

キョン「俺が言ったらいえよ」

古泉「考えておきます」

キョン「怪しいな…まあいい、俺はやっぱり朝比奈さんみたいな人が理想だな」

古泉「見た目、ですか」

キョン「見た目もあるがやっぱりあの癒しオーラがいいよな」

古泉「まああくまで理想ですからね」

キョン「それよりお前はどうなんだよ?」

古泉「僕ですか…」


95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 04:05:48.45 ID:S4FPbFUwO

キョン「…」ゴクリ

古泉「…そうですね、自分の意志を持っていてそのために努力している人、ですかね」

キョン「えらく抽象的だな」

古泉「理想なんてそんなものです」

キョン「…見た目は気にしないのか?背が小さいとか、髪が短いとか、メガネとか、年下とか」

古泉「そんな具体的に決めているのはあなたくらいでは?」

キョン「お前のはぼんやりしすぎてる」

古泉「そういわれましても…凛とした女性がいいです」

キョン「凛、ねえ…」




96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 04:14:01.88 ID:S4FPbFUwO

古泉「…さて、話はこれくらいにしますか。そろそろ集合時間ですよ」

キョン「早いな」

古泉「今日は半日ですから…さ、行きましょう」

ハルヒ「あー楽しかった!じゃあ来週はちょっとだけど遠出するわよ!みんな楽しみにしてなさい!」

長門「…」コクリ

ハルヒ「今日は解散!また明日ね!」

みくる「長門さん、古泉くん、キョンくん、さようなら」

古泉「さようなら。では僕も帰ります、さようなら」

キョン「じゃーな」

長門「…」コクリ


キョン「…長門」

長門「来て」




97 :区切りよいので少し寝ますごめんなさい:2010/08/17(火) 04:21:13.45 ID:S4FPbFUwO

~喫茶店~

キョン「…と言うわけだ」

長門「凛とした女性」

キョン「まああいつの好みっていうのがアバウトすぎてよくわからんが、長門も古泉の好みの中に入ってるんじゃないか?」

長門「…本当?」

キョン「ああ、俺から見たら長門は古泉の理想どおりだ」

長門「嬉しい、でも…」

キョン「?」

長門「古泉一樹が好きになってくれるくらい、より努力する」

キョン「おお、頑張れよ」

長門「…」コクリ


102 :おはようございます ありがとうございます:2010/08/17(火) 06:55:20.26 ID:S4FPbFUwO

~さらに次の週~

ハルヒ「さっ!今日はお待ちかねのプチプチ旅行よ!みんなくじをひいて!」


長門「(古泉一樹古泉一樹古泉一樹古泉一樹古泉一樹古泉一樹)」スッ

ハルヒ「さあどうかしら…?あたしは印なし!」

みくる「あたしもないですぅ」

長門「印あり」

キョン「なしだ」

古泉「ありです」

長門「!!」

ハルヒ「はい決まり!今日はこのグループで1日行動するわよ!」




103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 07:00:18.09 ID:S4FPbFUwO


----
古泉「7つも離れるといつもとはまったく違う景色が見れますね」


長門「…」コクリ

古泉「さて、どこに行きましょうか…」


森「あれ、一樹?なにしてんのこんなところで」

長門「!!」

古泉「あれ、そ…森さんこそ、何をしてるんですか?」

森「あら長門さん、こんにちは…デート?」

古泉「はは、団活ですよ」

長門「…」




104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 07:05:27.74 ID:S4FPbFUwO

森「今回は遠出なのかしら?」

古泉「そうです、ところで森さんは何をしているんですか?ここ森さんの家から遠いでしょう」

森「ああ、あそこのスーパーが特売だって聞いてね…今日の晩ご飯と明日のお弁当の材料を買いに来たの」

古泉「そうですか」

森「今日の晩ご飯は古泉が好きなロールキャベツだから、早く帰ってきなさい」

長門「!!」

古泉「了解です」

森「じゃあね、古泉と長門さん」

長門「…」


106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 07:11:07.28 ID:S4FPbFUwO

長門「…一樹」

古泉「え?」

長門「一樹、と呼んでいた…何故?」

古泉「…姉弟みたいな関係、だからですかね?森さんには機関に入ったときからずっとお世話になっていますし」

長門「ご飯も一緒に食べるの?」

古泉「そうですねぇ、僕は以前に言ったとおり料理が出来ませんから」

長門「…」

古泉「長門さん、向こうにお店が何軒かありますよ。そろそろお昼ご飯にしましょう」

長門「…」コクリ


107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 07:18:24.06 ID:S4FPbFUwO



----

ハルヒ「有希、古泉くん、お疲れさま!そっちはなにか発見した?」

古泉「パスタのおいしいお店と、ひろびろとした公園を発見しました。ね、長門さん」

長門「…」コクリ

ハルヒ「今度はみんなでそのパスタ屋さんに行きましょう!」

古泉「そちらはどうだったんですか?」

キョン「ずっと朝比奈さんとハルヒの買い物、俺は荷物持ちだ」

古泉「なるほど、楽しそうですね」

キョン「どこがだ」


108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 07:25:22.60 ID:S4FPbFUwO


----

朝倉「おかえり…なんか元気ないわね」

長門「…ライバルがいた、それも強力な」

朝倉「えぇっ!誰よ?」

長門「…森園生」

朝倉「あの機関の人?名前だけ聞いたことあるわね」

長門「彼女こそ古泉一樹の理想、私のようなちんちくりんでは到底及ばない…」

朝倉「長門さん!自分を卑下しないで!」

長門「!」

朝倉「長門さんは長門さんしか持ってない、素敵なものがあるんだから!人と比べて落ち込まないで」

長門「朝倉涼子…ありがとう」

朝倉「長門さん、あきらめないで、恋は最後まで粘ったものが勝つのよ!」


109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 07:30:32.30 ID:S4FPbFUwO


----

森「ねぇ一樹」

古泉「なんですか」

森「長門さんと仲良いの?」

古泉「…どうなんですかね、友人というよりは仲間といった感じでしょうか」

森「へー…」

古泉「なんですかその目は」

森「いや今日会ったときはそんな感じしなかったからねぇ」

古泉「園生姉さんの考えすぎじゃないですか?」

森「女の勘は当たるのよ」

古泉「そういって宝くじを何度外したことか…」

森「それはそれ、これはこれよ」


111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 07:35:23.68 ID:S4FPbFUwO

森「…その姉さんって呼ぶのやめたら?」

古泉「嫌ですか?」

森「嫌じゃないけど、園生って呼んでほしいな」

古泉「昔は呼び捨てにしたら怒ってたでしょう」

森「一樹、過去ばかり見ていちゃダメよ。現実は常に変化しているんだから!」

古泉「はいはい」

森「…あと、あたしがあそこに居たこと、本当に偶然だと思う?」

古泉「?違うんですか?」

森「…この鈍感」


112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 07:41:16.88 ID:S4FPbFUwO

~次の日~

長門「古泉一樹」

古泉「お昼ご飯、ですか?」

長門「…」コクリ

古泉「行きましょうか」

長門「…」コクリ



---

古泉「たまには彼や朝比奈さんも誘いますか」

長門「…いい」

古泉「そうですか?」

長門「私は、あなたと食べたい」

古泉「僕とですか」

長門「…」コクリ




113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 07:45:15.25 ID:S4FPbFUwO

古泉「僕と食べていて楽しいですか?」

長門「…」コクリ

古泉「そうですか」

長門「…あなたは彼と同じくらい鈍感」

古泉「僕が?それ、昨日森さんにも言われました」

長門「森園生の話はしないで」

古泉「…長門さん、森さんのことがお嫌いですか?」

長門「違う、そうではなくて…私は、」

長門「古泉一樹を食べたいから」

古泉「え」

長門「あ」


114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 07:50:33.50 ID:S4FPbFUwO

古泉「…食べるんですか?僕を?」

長門「…間違えた」

古泉「ですよね、お弁当のおかずですか?好きなのをどうぞ」

長門「…ウインナーをもらう」

古泉「はい」

長門「…」モグモグ

古泉「…」モグモグ


115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 07:55:29.11 ID:S4FPbFUwO


長門「(失敗した…何度もシミュレーションしたはずなのに)」

長門「古泉一樹を愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる」ボソボソ

モブ「なんか個室から声が聞こえてくる…」

モブ「ちょっと怖いこと言わないでよ!早く行こ」

長門「愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる…完璧」


116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 08:00:30.90 ID:S4FPbFUwO

~放課後~

長門「古泉一樹」

古泉「はい」

長門「これ、読んで」

古泉「…ずいぶん分厚いですね」ズシッ

長門「今日中に読んで」

古泉「これをですか?読みおわりますかね…?」ペラ

長門「駄目、一人で読んで。今日中に」

古泉「…はい」

長門「よし」

古泉「え?」

長門「なに」

古泉「…なんでもありません」


117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 08:04:10.30 ID:S4FPbFUwO

古泉「ずっと待っていたんですか?」

長門「…」コクリ

古泉「遅くなってしまって申し訳ありません」

長門「いい…それより、汗をかいている。そのままでは風邪を引くかもしれない。私の家に来て」

古泉「え…こんな時間に、ですか」

長門「大丈夫。邪魔者はいない」


---
朝倉「…野宿…せめて長門さんがお金くれれば…漫画喫茶にでも泊まるのに…」


119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 08:05:57.29 ID:S4FPbFUwO


----

古泉「読みおわる気がしない…もう11時ですよ」ペラ

古泉「あと半分…ん?この紙…『8時に公園に来てほしい』…」

古泉「なんでこんな分厚い本の真ん中に入ってるんですか!」ガバッ


---

長門「…」

長門「…あ」

古泉「長門さん…っ」

長門「…古泉一樹」




120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 08:10:55.09 ID:S4FPbFUwO

古泉「ずっと待っていたんですか?」

長門「…」コクリ

古泉「遅くなってしまって申し訳ありません」

長門「いい…それより、汗をかいている。そのままでは風邪を引くかもしれない。私の家に来て」

古泉「え…こんな時間に、ですか」

長門「大丈夫。邪魔者はいない」


---
朝倉「…野宿…せめて長門さんがお金くれれば…漫画喫茶にでも泊まるのに…」


121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 08:12:38.34 ID:S4FPbFUwO
>>117間違えだ


長門「タオル」

古泉「ありがとうございます、今度洗って返しますね」

長門「いい、今洗うから」

古泉「ですが…」

長門「大丈夫」

古泉「…ありがとうございます」

長門「待ってて。お茶を出す」

古泉「ありがとうございます」

長門「…」スタスタ


122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 08:17:34.69 ID:S4FPbFUwO

古泉「長門さん、なにかあったんですか?」

長門「…これからある」

古泉「一体なにが…?」

長門「今日のお昼、私はあなたを食べたいと言った」

古泉「はい」

長門「その気持ちは…嘘ではない、と言いかった」

古泉「えっ」

長門「食べたいのは本当。」
長門「古泉一樹を食べたい」

古泉「えっ」


124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 08:24:41.63 ID:S4FPbFUwO

古泉「…ここで食べるんですか?」

長門「食べない」

古泉「どこで食べるんですか…」

長門「食べない」

古泉「えっと…?」

長門「食べたいというのは、朝倉涼子の言葉を使用した」

長門「分かりやすくいうと、私は古泉一樹を…あ…」

古泉「…あ(炙りたい?)」

長門「あ…あ…」

古泉「(カオナシ?)」

長門「…あいしてる」

古泉「うぇっ?」


125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 08:30:13.13 ID:S4FPbFUwO

古泉「愛してる?」

長門「そう」

古泉「長門さんが?僕をですか?」

長門「そう、愛してる」

古泉「…」カァァ

長門「返事を聞かせて」

古泉「返事…」

長門「あなたは私のことをどう思っているの?」

古泉「ど…どうなんでしょう…少し考えさせてください」

長門「…」コクリ

古泉「ではまた明日…」スクッ

長門「何故帰る」ガシッ


126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 08:35:54.11 ID:S4FPbFUwO

古泉「一度家に帰ってから考えようかと思います」

長門「駄目、ここで結論を出して」

古泉「いやちょっとそれは…」

長門「…」ガッシリ

古泉「いや…あの…」

長門「…」ガッシリ

古泉「…」ストン


128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 08:40:09.48 ID:S4FPbFUwO


---

古泉「…長門さん」

長門「…」ジッ

古泉「僕は長門さんが好きです」

長門「!!!」

古泉「ですが…この気持ちが長門さんと同じ『好き』なのか分かりません」

長門「…」

古泉「長門さんがそう思っていてくれたのはとてもうれしいです。ありがとうございます」

長門「これから…もっと好きになって」

長門「私も努力する。あなたに好きになってもらうために」

古泉「は、はい」ドキ


おしまい


134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 09:10:32.64 ID:S4FPbFUwO

~後日~

長門「私と古泉一樹の距離を縮めるため、これからは毎日お昼ご飯は一緒に食べる」

古泉「はい」

長門「お弁当は私が作る」

古泉「ありがとうございます」

長門「だからたくさん食べて」

古泉「はい」


---

古泉「姉さん、明日からお弁当作らなくて大丈夫です」

森「どうしたの急に?誰か作ってくれるのかしら?」

古泉「あ、いや、まあ、はい」

森「へー」ニヤニヤ


135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 09:12:33.18 ID:S4FPbFUwO

長門「呼び方を変えたい」

古泉「はい」

長門「…一樹」

古泉「はい、長門さん」

長門「あなたも変えて」

古泉「…有希?」

長門「…」

古泉「…あの」

長門「うれしい、一樹」

古泉「…僕もです」




136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 09:14:03.58 ID:S4FPbFUwO
おまけのおまけ


朝倉「…野宿…せめて長門さんがお金くれれば…漫画喫茶にでも泊まるのに…」

朝倉「キョンくんの家に泊まっちゃおうかしら!?なーんちゃって!」

キョン「俺がなんだ」

朝倉「ぬわーー!!!」

キョン「落ち着け」

朝倉「…こんな夜中になにしてるの?」

キョン「まあ色々あって…妹のアイスを買いにな」

朝倉「へー…優しいのね」ドキドキ


137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 09:16:53.26 ID:S4FPbFUwO

キョン「…朝倉」

朝倉「ふわぁっはい!」

キョン「お前…」

朝倉「うん…」ドキドキ

キョン「お前が書いたあのギャグ小説、なかなか面白かったぞ」

朝倉「こんちくしょおおおおおああああ!!!」ドタバタ

キョン「あ、おい…行っちまった」

キョン「あいつはなんでここにいたのか分からなかったな…」


朝倉「結局野宿しました」

おしまい


138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 09:18:24.42 ID:S4FPbFUwO

はい本当に終わりです


古長好きそうにみえたみたいで良かったです

でも本当は森さんが好きです


それでは仕事に行ってきます
見てくれてありがとうございました

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