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閻魔大王「パンパカパ~ン!おめでとうございま~す!」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 08:28:30.78 ID:DjHeG6LYO [1/29]
男「…は?」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 08:36:40.30 ID:DjHeG6LYO [2/29]
男「どういうことなんですか?」
閻魔大王「お前は今年に入ってからちょうど4444人目の死者だ。」
男「だから?」
閻魔大王「暇だから生き返らせてやろう。」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 08:42:41.31 ID:DjHeG6LYO [3/29]
男「ちょっと待ってくれ。誰を生き返すって言うんだ…ですか?」
閻魔大王「男。お前だ。」
男「いや、俺死んでねーし。」
閻魔大王「死んだんだって。この閻魔大王様が言うんだから間違いない。」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 08:47:39.67 ID:DjHeG6LYO [4/29]
男「意味分からん。だいたい俺は家族で田舎のじいちゃんちに行く途中なんだよ。」
閻魔大王「おいこら、敬語。」
男「すみません。」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 08:53:41.92 ID:DjHeG6LYO
閻魔大王「まあ、いいだろう。…お前、死んだ時のことは覚えてないのか?」
男「だから、死んでませんって。」
閻魔大王「死んだんだよ。家族共々な。」


15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 09:01:16.38 ID:DjHeG6LYO
閻魔大王「お前今日のことはどこまで覚えてる?」
男「えっと、朝起きて、飯食って…歯磨きして…」
閻魔大王「長くなりそうだから車乗ってからにしろよ。」
男「チッ…車乗って、コンビニで妹とおやつ買って…そのあと花屋寄りました。あとはひたすら車乗り続けてました。」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 09:09:08.03 ID:DjHeG6LYO
閻魔大王「…」
男「…てかよく考えたらこれは夢か。早く覚めろよ。」
閻魔大王「全然信じてないみたいだな。自分が死んだこと。」
男「証拠ないですし。それにこれは夢でしょ。」
閻魔大王「それじゃあ、VTRどうぞ!」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 09:17:35.13 ID:DjHeG6LYO
父「母さん、もう忘れ物はないな。」
母「うん。大丈夫。」
父「じゃあ出るぞ。」

妹「お兄ちゃん、あたしのジュース取って。」
男「ん。」
妹「ありがと。あとお菓子も。」
男「もう食べるのか?」
妹「お腹すいたんだもん。」
男「太るぞ。」
妹「大丈夫大丈夫。運動してるから。」
男「あっそ。」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 09:24:31.78 ID:DjHeG6LYO
ブチッ

閻魔大王「このあと、男さんは亡くなりました。…グスッ」
男「え?ぁ、あれじゃあ何の証拠にもなってないじなゃないですか!」
閻魔大王「いや、ほらさ…グロいの苦手でさ。眠れなくなっちゃうから。」
男「はあ?あんた閻魔大王でしょうが!!なんでグロだめなんだよ!!」
閻魔大王「まぁまぁ。…でも少し思い出してきただろう?」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 09:34:53.34 ID:DjHeG6LYO
男「そう言われてみれば…。」
閻魔大王「あのあとどうなった?」
男「確か、交差点が見えてきて…青だったからそのまま親父が突っ込んでいって…」
閻魔大王「それで?」
男「…こっちが青だったのに、横から白い車が見えて…あれ?何でだろうってなって…それで…あれ?」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 09:43:23.27 ID:DjHeG6LYO
男「…俺、死んだのか?いやいや、嘘だろ。そんなわけ…」
閻魔大王「死ななきゃ、こんなところ夢でも来ねぇよ。」
男「お、俺の家族は!?」
閻魔大王「死んだよ。全員。」
男「おいおい、嘘だろ?」
閻魔大王「嘘ついたってしょうがねぇだろ。…で、ようやく初めに戻るわけだが、お前生き返りたいか?」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 09:50:16.95 ID:DjHeG6LYO
男「…いいよ。」
閻魔大王「よし、じゃあ早速人間界に魂を戻し「生き返る訳ねぇだろ!!」
閻魔大王「(あ、そっちの意味か。)」
男「だって、みんな死んだんだろ!?生き返る意味なんて…」
閻魔大王「(つまんね。)」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 09:56:44.84 ID:DjHeG6LYO
閻魔大王「…そんなに家族が大事か。」
男「そりゃ、そうだろ。」
閻魔大王「あ、じゃあ。家族のうち誰か一人生き返らせてやるって言ったらどうする?」
男「え?」
閻魔大王「今エネルギーあり余ってるからどうしても人間生き返らせたいんだよ。どうだ?」


男「…それは、どうしても一人だけか?」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 10:01:24.32 ID:DjHeG6LYO
閻魔大王「ああ。」
男「…そうか。」
閻魔大王「で、誰にする?」


31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 10:06:47.48 ID:DjHeG6LYO
男「一人か…」
閻魔大王「それとも、家族全員仲良くあの世に行くか?」
男「それは嫌だ。」
閻魔大王「じゃあどうする?」


男「妹…」
閻魔大王「ほう、どうしてだ。」
男「将来性があったほうがいいだろ。」


33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 10:13:18.28 ID:DjHeG6LYO
閻魔大王「なるほどな。…でもいいのかな~?妹一人生き返るわけだろ?まあ、確実に親戚に引き取られるわけだなぁ。」
男「そうだな。」
閻魔大王「もしもエロ親父の家に引き取られたらどうする?」
男「それは…」
閻魔大王「ああ…かわいそうな妹ちゃん。毎日毎日エロ親父にあんなことやこんなことされちまうんだろな…」

男「やっぱりやめた。」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 10:17:29.02 ID:DjHeG6LYO
閻魔大王「じゃあどうする?」
男「父ちゃん…」
閻魔大王「男という生き物は女がいなくなると早死にしやす「やっぱりやめた。」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 10:20:41.02 ID:DjHeG6LYO
閻魔大王「さて、誰にする?」
男「もう母ちゃんしかいねぇだろ。」
閻魔大王「じゃあ母親でいいな。」
男「今回はなにも言わないのか。」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 10:26:03.10 ID:DjHeG6LYO
閻魔大王「その方が面白いしな。」
男「人の命を何だと…ま、いいや。眠くなってきたからもう言い返さねぇ。」
閻魔大王「大丈夫だ。お前の母親なら一生支えてくれる人がいるから安心しろ。」
男「…ならよかったよ。」
閻魔大王「じゃあお別れの時間だな。」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 10:32:15.37 ID:DjHeG6LYO
男「…そうだな。…なあ、俺はこれからどうなるんだ?」
閻魔大王「決まっているだろ。お前なんて大地獄行きだ、ボケ。」
男「ま、そうだろうな。…なあ、」
閻魔大王「まだ何かあるのか?」
男「ありがとよ。」
閻魔大王「礼には及ばねぇ。じゃ、頑張れよ。」
男「じゃあな。…そっちこそ……がんば…れ…」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 10:44:25.76 ID:DjHeG6LYO
男―あぁ…全身痛い……そうか、ここが地獄なのか…目の前が真っ白だ…ん?誰だ……
??「先生!!目を覚ましました!!」?「こ、これは…奇跡だ!!」
??「大丈夫ですか?聞こえます?あなたは事故で大怪我して病院に運ばれてきたんですよ。」
医者「なんと…他の患者も生き返っ…き、奇跡だ!!」
看護師「嘘…家族全員生き返ったったですか!?凄い…」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 10:54:07.23 ID:DjHeG6LYO
男―俺、死んだんじゃ…
妹「…ちゃん、お、にいちゃん」
男―妹…
妹「よかった…本当によかった…」
男「ぁ、あぁ…(妹の顔…包帯だらけじゃねぇか…)」

男―そうだ、母ちゃん…!?

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 10:59:39.24 ID:DjHeG6LYO
男「母ちゃん…?」
母「男…よかった、生きててくれて。」
男「親父は…」
母「ちゃんと無事だって。生きてるって。」
父「男、妹、母…ご、めんな…父ちゃんのせいで…本当にすまない。」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 11:06:12.90 ID:DjHeG6LYO
男「…よかった。」
―けど、どうして…?一人しか生き返さないんじゃなかったのか?
妹「ね、お兄ちゃん、あたし変な夢見た。」
男「夢?」
妹「うん…閻魔大王?が出てきて…4444人目の死者だから生き返してやるとかなんとかっていう変な夢なんだけど…」
男「それ…」

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 11:12:44.26 ID:DjHeG6LYO
男「俺も見た。」
妹「え…」
男「それで、妹は生き返りたいって言ったのか?」
妹「まさか。家族がいないなら死んだほうがいいって言ったの。そうしたら…」
男「…家族のうちたった一人生き返してやるって言ったんだろ?」
妹「…うん。」

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 11:17:39.44 ID:DjHeG6LYO
男「親父と母ちゃんも…見たのか?」
父「あぁ…」
母「全く同じ…」
看護師「不思議なこともあるんですね~。」

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 11:32:28.39 ID:DjHeG6LYO
その頃、閻魔大王は…
閻魔大王「…おい、あと何人4444人目がいるんだ?」
青「残すところ、あと3人でごんす。」
閻魔大王「めんどくせ。てゆーかよお…いい加減キリ番とか一秒ごとに死者1カウントするのやめない?意味分かんないんだよ。何でピッタリ同じ時間に100人死んでも一人分になるんだよ。」
赤「でも、閻魔大王様?その方がまとめて裁けるんじゃないのかい?」
黄「そうだっピ。」
閻魔大王「一人一人地獄か天国か見極めなきゃいけねぇに決まってるだろうが!!廃止だ廃止!!」


50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 11:40:13.07 ID:DjHeG6LYO [28/29]



男「でも、本当にみんな生きててよかった。」

END.

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 11:49:51.24 ID:DjHeG6LYO [29/29]
いないかもだけど読んでくれた人ありがとう
思いつきでスレたてたのが悪かったorz

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