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263-274 

263 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2010/07/31(土) 05:10:13.29 ID:FW4eass0 [1/12]
10レスほどお借りします
他作品ネタあり、というより他作品ネタ満載です

264 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/07/31(土) 05:11:18.14 ID:FW4eass0 [2/12]
「すっげぇなコレ」

青髪ピアスに貸し付けられたクビキリサイクルを読んで、西尾維新というラノベ作家にはまり、アニメ化されたと言う化物語を借りて読んだ。
化物語(上)を読んでの感想は、『言葉遊びが面白い、なにより主人公が格好いい』、だった。
だが、化物語(下)を読み、傷物語を読み、偽物語を読み、最新刊であるところの猫物語(黒)を読んでの感想は。

「……阿良々木さんマジパねぇっす」

そう、マジで半端ない。

たとえば、彼の変態度合い、これが半端なく変態だった。
阿良々木暦は、実の妹である阿良々木火憐に歯磨きプレイなるゲームをしたり、友人であるところの羽川翼に眼球舐める約束を取り付けたり、もう半端なかった。
当初はクールなキャラ設定だったはずなのにもうその片鱗すら見せていなかった。

たとえば、彼の鈍感具合い、これもまた半端なく鈍感だった。
阿良々木暦は、妹の友人である千石撫子の猛々しいアタックに露ほども気づいていない。
まぁ創作物上の人物だからなぁと思わざるを得ない、普通だったらこの好意に気づかない訳がない。
俺だったら絶対に気づいているはずである。

「まぁ、俺にこんな好意をよせる人物は現実にはいないんだけどな……不幸だ……」

なぜか今、モニターの向こうで舌打ちをする読み手、という構図が頭に浮かんできたがただの勘違いだろう。
青髪ピアスから借りた物語シリーズを読み終えて、早いうちに返しに行かないとな、なんて考えながらぼそっと一言つぶやいた。

265 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/07/31(土) 05:12:39.15 ID:FW4eass0 [3/12]
「妹ってなんか良いよな」

そう、妹。
傷物語を読んで歯磨きプレイをしてみたい、と思った訳ではない。
断じて思っていない、全く思っていない、そんなこと思っていない、これっぽっちも思っていない。
…………まぁそういう邪な考えが全くなかった訳ではないかもしれないが、そんな理由ではなく。
話し相手として、慰めて貰う相手として、妹と言う存在が居たら良いな、と思ったのだ。
もし妹が居たら俺も○○ちゃんなんて呼ぶかもしれないな。

「おにーちゃんおにーさんおにーさまあんちゃんあにじゃあにきあにぎみあにうえあいうえお! 乙姫ちゃんって呼んで良いよ!!」

何か声がした。
おかしい、インデックスが出掛けて自分以外に誰もいない自宅で読書していたのに、急に声が聞こえた。
それも俺を兄呼ばわりする声が。
いかんな、ラノベの読みすぎで夢見がちになって幻聴まで聞こえたんだな、青ピみたいじゃねえか俺。
そんなこんなで自己完結し、さぁ返しに行かないとなと立ち上がると。

「おにーちゃんシカトは頂けないよ折角遊びに来たんだよそれも泊りがけでだからもっと歓迎してよねってことでボディプレース♪」

自室のドアが勝手に開いたと思ったら何かきた、降ってきた。
かろうじてそれを受け止める俺、もとい、受け止めようとして失敗する俺。
立ち上がりかけてたのに床に全身打ちつけられて悶絶した。
痛みをこらえきれず涙目になりながらも降ってきた物が何かを確かめると。

266 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/07/31(土) 05:14:07.78 ID:FW4eass0 [4/12]
「いててて……って、誰?」

「おにーちゃんの従妹であるところの龍神乙姫、おにーちゃんの家に来ちゃった♪」

あぁ、そう言えば御使堕しのときに会ってたんだっけ、あん時は見た目御坂だったけど。
懐かしいなぁあの時はインデックスが青髪ピアスだったんだよなあぁ青ピと言えば本返さないと。
いやその前に確認しないといけないことが山ほどある、確認しなければ。

「何しに来た」
「遊びに来た♪」
「どうやってきた」
「外からバスできたんだよ♪ 手続きってメンドーだね、頑張ったから褒めて褒めてー」
「つーかどうやって家に入った」
「おじさん達に合い鍵借りてきたんだよ、ほらコレ♪」
「で、何のために来たんだ」
「だぁかぁらぁ、先も言ったけど泊りがけで遊びに来たんだってば、楽しみだね、いっぱい遊ぼー♪」

平坦な口調で自らの口からこぼれ出る質問となぜかテンション高すぎる回答の応酬で疲れてきたがまだ聞いてないことがある。
深く息を吸い、一番聞かなければならない、もっとも気になって、しかしもっともくだらない質問をした。

「乙姫ちゃんって呼んで良いよとはどういうことだ」
「だっておにーちゃん『妹が居たら○○ちゃんなんて呼ぶかも』って考えてたじゃない」

馬鹿な思考が筒抜けになっていた。

「話し相手になってくれたり慰めてくれたりする妹欲しいんでしょ?」

大馬鹿な思考が筒抜けになっていた。

「しかも『歯磨きプレイ』っていうちょっとえっちな事もしたいんでしょ?」

究極的に馬鹿な思考が筒抜けになっていた。

267 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/07/31(土) 05:15:15.68 ID:FW4eass0 [5/12]
~~~

とりあえず客人が来たからにはお茶くらいださねばと考えて、乙姫(と何より俺自身)を落ち着かせるためお茶を淹れた。

「お茶菓子なんて高尚なものはないけどどーぞ」
「ありがとおにーちゃん、いっただっきまーす」

龍神乙姫。
俺の従妹で幼稚園くらいの頃は一緒にお昼寝したりする仲だったらしい。
昔のことなんてちっとも覚えてないから(昔だけじゃないけど)どんな感じだったのかは分からない。

「く~、まずい! もう一杯!」
「青汁じゃねえ、まずい言うな、おかわり欲しいなら普通に言え」

まぁこんなくだらない会話ができる程度には仲の良い間柄だったようだ。
空いた湯のみにお茶のおかわりを注いでやりながら話しかける。

「で、夏休み遊びたいから俺のとこに押し掛けてきた、と」
「そーだよ?」
「そのために夏休みの宿題は夏休み初日に徹夜で終わらせたと」
「そーだよ、偉いでしょ?」
「それで学園都市に入る手続きを全部一人でしたと」
「そーだよ、学園都市って入るの大変なんだね」
「それで親父たちに『おにーちゃんち泊まるから鍵貸して』と頼んだと」
「そーだよ、おじさん達『当麻によろしく伝えて』って言ってたよ」
「馬鹿じゃねえの」
「そーだよ……ってなんでそーなるの!? 流れでそーだよって言っちゃったけど馬鹿じゃないもん!」

馬鹿じゃないらしい、とてもそうは思えないけど。
まぁラノベ読んで変なこと考える俺に言われたくないかもしれないけど。

268 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/07/31(土) 05:16:30.47 ID:FW4eass0 [6/12]
「ところで透過おにーちゃん」
「俺は透明人間じゃないぞ、俺の名前は上条当麻だ」
「ごめんね、噛みました」
「違う、わざとだ」
「噛みまみた」
「わざとじゃない!?」
「会話した」
「過去形にすんなっ! 現在進行形でしてるだろっ!」

と言うかこの流れは覚えがありすぎる。
さっきまで読んでいたラノベにそっくりな表現がある。
阿良々木さんと八九寺真宵の会話部分だ。
まさかとは思うけど、乙姫も知ってるのか?

「なぁ乙姫、お前化物語ってラノベ読んだことあるか?」
「うん、あるよ、大好き」
「だから八九寺みたいな真似できたのか」
「らぎ子ちゃん受けも良いけどメメ受けのらぎ子鬼畜攻めも良いよねっ!」
「八九寺というよりも神原みたいなキャラだった!?」

久しぶりに会った従妹は婦女子ではなく腐女子でした。
嫌だ、嫌過ぎるそんな従妹。

「でさ、おにーちゃん。あのね」
「どうした、茶のおかわりなら淹れなおさないとないけど」
「いや、そうじゃなくてね」
「?」

269 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/07/31(土) 05:17:21.55 ID:FW4eass0 [7/12]
「乙姫ちゃんって呼んで良いよ?」

グサッ 俺 の 精神 に 193 の ダメージ !
1000 あった HP は のこり 807 だ !

「お話し相手になってあげるよ?」

グサグサッ 俺 の 精神 に 555 の ダメージ !
のこり HP は 252 しか ない !

「慰めてあげることもできるよ?」

グサグサグサッ 俺 の 精神 に 753 の ダメージ !
のこり HP は ー501 限界 を 突破 したぞ !

「歯磨きさせあったりもするよ?」

グサグサグサグサッ 俺 の 精神 に913 の ダメージ !
のこり HP は -1414 いよいよ 精神 が しんだ !
これ も ぜんぶ 乾巧 って やつ の せい なんだ !

従妹の言葉により精神にダメージを負った駄目な高校生男子がそこにいた。
まぁ俺の事なんだけどね、駄目人間だな俺。

270 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/07/31(土) 05:18:31.89 ID:FW4eass0 [8/12]
「まぁ冗談はこのくらいにして」

冗談だったらしい。
俺は自分の思考の馬鹿さ加減に精神が死にかけたと言うのに。
オーバーキルも良いとこだ、2.4人分くらい殺された気分だ。

「でね、仔馬おにーちゃん」
「さっき精神は死にかけたけど体は生まれたてで立てないなんてことはないぞ、俺の名前は上条当麻だ」
「ごめんね、噛みました」
「違う、わざとだ」
「噛みまみた」
「わざとじゃない!?」
「会話した」
「まさかの同じネタ繰り返し!? 現在進行形だろうが過去形にすんな!」
「過去形であってるよ、これで会話終了だし」
「終了させんな! 話しかけてきたのお前だろ!」

やばい、読んでいて阿良々木暦と八九寺真宵の会話は楽しかったが、実際にやるともっと楽しい。
胸とかを撫で回す気持ちは置いといて、八九寺と話すのが一番楽しいと言う阿良々木さんの気持ちがよく分かった。
まぁ撫で回したい気持ちも少しわかるんだけどな。

「あー、おにーちゃんエッチなこと考えてるー」

なぜか思考が筒抜けだった。

271 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/07/31(土) 05:19:30.17 ID:FW4eass0 [9/12]
「なぁ、さっきも思ったんだけどなんで俺の考えてる事分かるんだ?」
「だって顔に書いてあるよ」
「どんな顔してるんだよ俺の顔は」
「そげぶ(キリッ って顔してるよ」
「どんな顔かもわからんし仮にそんな顔だったとしてどうして思考が読めるんだよ」
「まぁ顔見て分かるっていうのは冗談なんだけどね」
「まぁ冗談だろうな、で、なんでわかるんだ?」
「実は常盤台にいる心理掌握とはこの私、龍神乙姫のことなのだぁ!」
「え、マジで?」
「まぁ実は私が超能力者ってのは冗談なんだけどね」
「そりゃそうだよな外から来たって言ったしなお前、で、なんで俺の考えてる事分かるんだよ」
「A secret makes a woman woman.(女は秘密を着飾って美しくなるのよ)」
「どこの黒の組織の幹部だお前は。なんで分かるのか聞いてるんだ」
「おにーちゃんのことなら分かんないことなんてないよ」
「そんなわけないだろ」
「おにーちゃんが着替え中の女の子覗いた事知ってるんだから」
「ナンノコトヤラ」
「おにーちゃんが外人の女の人に『キスが良いです』って叫んだ事も知ってるんだから」
「ハハ、ナニヲイッテルノカサッパリデスゾ」
「おにーちゃんがラノベ読んで『妹ほしいなぁそんでエッチいことしたいなぁ』って思ったことも知ってるんだから」
「俺が悪かったからそのことはどうか忘れてください!」

従妹に紛れもない事実を口に出されて土下座する情けない高校生男子がそこにいた。
まぁこれも俺なんだけどね、情けねぇなぁ俺。

272 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/07/31(土) 05:21:05.41 ID:FW4eass0 [10/12]
「なんで俺の事そんなに分かるんだよ……ホントにエスパーだったりしないか?」
「能力なんて持ってないってば」
「そりゃそうだよなぁ、でも俺の事すっげー知ってるじゃんか」
「えへへへへ」
「いや、褒めてないからな。何でも知ってるなお前は」
「何でもは知らないよ、おにーちゃんの事だけ」

なぜだろう、青ピに教えられた女性の属性についての講座を思い出した。
乙姫はきっと化物語の羽川翼の台詞を真似しただけのはずなんだけどなぁ。
ツンデレとか素直クールとか ヤ ン デ レ とか思い出した。
まぁ気のせいだろう、そうに違いない。

「ね、おにーちゃん、遊ぼうよー」
「まぁお茶飲んだし折角来たんだし遊んでも良いけど、何するんだ」
「王様ゲームは?」
「いや、二人でするもんじゃないぞソレ」
「良いじゃない、命令するのもされるのも楽しそうじゃん」
「やめとけやめとけ、他のにしよう」

何かさっき読んだラノベで似たようなシーンがあった気もするなぁ、どこだっけ。
あぁそうだ、千石撫子が阿良々木さんにアタックしてるとこだ。
はは、そう考えるとまるで今俺は乙姫にアタックされてるみたいじゃないか。
妄想もほどほどにしないと駄目だぞ俺。

273 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/07/31(土) 05:22:00.21 ID:FW4eass0 [11/12]
「じゃぁおにーちゃん、ツイスターゲームなんてどう?」
「そういや俺したことないな、マットとかいるんだろ?」
「大丈夫だよ、トランクに入れて持ってきたから」
「でもそれも二人でやるようなもんじゃない気が……」

これもさっき読んだラノベにあったような気がするんだけどなぁ。
確かこれも千石撫子が阿良々木さんに猛アタックしてるとこだ。
何か考えれば考えるほど乙姫が俺を好きみたいな勘違いしてしまいそうだ。
ほんと、妄想もほどほどにしないと本気でダメだぞ俺。

「じゃ、どっか遊びに連れってってよ♪」
「まぁ良いか。そんな金ないからただの散歩だけどそれで良いか?」
「うん、それじゃおにーちゃんレッツラゴーだよ♪」
「はいはい、元気だなお前は」

まぁそんな訳で、俺は乙姫と散歩に出かけた。
その途中で御坂に会ったり青ピに会って本返すように言われたり自宅に戻ったらインデックスが帰って来てて噛みつかれたりとまぁ色々起こったけど、それは別の話。

~終~

274 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/07/31(土) 05:25:10.57 ID:FW4eass0 [12/12]
10レスほどお借りしました
猫物語読んで月火ちゃん可愛かったから妹物(?)書いてみた
上条さんには妹が居ないので乙姫で書いてみました

SSとは関係ないけど戯言シリーズの巫女子ちゃんまじかわいい

Tag : とあるSS総合スレ

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