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唯「Confession!」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 21:54:05.13 ID:deHVcs3C0 [1/34]
唯「ただいまー…」

憂「お帰り、お姉ちゃん」

憂「……」

憂「遅かったね」

唯「えっ、部活がちょっとね」

憂「そう…」

唯「じゃ、じゃあ、私ごはんできるまで部屋にいるねっ」

憂「うん」

唯「また後でね」

憂「」

憂「」トントン

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 21:55:09.57 ID:deHVcs3C0
唯「ううっ」

唯(苦しいよ…)

唯(辛いよ…)

唯(私、一体どうすればいいの?)

唯(あずにゃん…)

唯(今すぐ、元気なあずにゃんに会えるのなら)

唯(他のものなんて何もいらないよっ)

唯(ううっ…)

唯(なんで、なんでこんな事になっちゃったの?)

唯(あずにゃん)

唯「あずにゃん」

唯「あずにゃん、あずにゃんっ、私…」

ドンドンッ

唯「!!!?」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 21:55:39.45 ID:deHVcs3C0
憂「おねーちゃん」

唯「なっ、何っ!?」ビクッ

憂「ごはん…」

唯「あぅ、今行くよっ」

憂「」

憂「待ってる…」

憂「早く……ね」

唯「わ、わかったよ」

唯(今の聞こえてないよね?)ビクビク

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 21:56:15.75 ID:deHVcs3C0
カチャカチャ

唯「……」モグモグ

憂「……」モグオグ

憂「おねえちゃん」

唯「なに?」

憂「昨日の電話…」

唯「えっ、何のこと…」タジッ

憂「間違い電話」

唯「あっ、ああ、そういえば、あったね」オロオロ

憂「純ちゃん、昨日お姉ちゃんに電話したって」

唯「えっ、ああ、そうだったかな?」オロオロ

憂「」

憂「止めようか、この話し…」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 21:57:38.27 ID:deHVcs3C0
唯「……」

憂「私、言っといたから」

唯「」

憂「梓ちゃんは、一昨日、ココに来てないって」

唯「!!!?」

唯「はあっ、はあっ」ガクガク

憂「」

憂「お姉ちゃん、大丈夫?」

唯「ああっ、うん、平気…っ!」

唯「ごほっ、はあっ、はあっ」

唯「ううっ…」

憂「……」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 21:58:25.74 ID:deHVcs3C0
唯「なんで…」

憂「?」

唯「なんで、そんな『嘘』ついたの?」ハアハア

憂「なんでって…」

憂「『本当』の事だから」

唯「……!?」

憂「ダメかな?」

唯「えっ?」タジッ

憂「『本当』のことつくらない?」

憂「私と…」

憂「お姉ちゃんで」

唯「!!!?」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 21:59:04.80 ID:deHVcs3C0
憂「いい?お姉ちゃん?」

憂「一昨日、梓ちゃんはココへは来なかった」

憂「梓ちゃんがお休みしている理由、私達は知らない…」

唯「えっ、えええっ!?」

憂「これが、『本当』の事」

唯「はあっ、憂っ、まさかっ!?」ガクガク

憂「」

憂「お姉ちゃんの考えている通りだよ…」

憂「お姉ちゃん、知ってるんでしょ?」

唯「いやっ、そんなっ、私しらないよっ!!!!」

憂「」

憂「もういいんだよ」

憂「もう、わかってる…」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 21:59:43.76 ID:deHVcs3C0
憂「お姉ちゃんは知ってるっ」

唯「はあっ、もう、やめて…」

憂「一昨日、梓ちゃんに何があったか」

唯「やめてっ、憂っ!?」

憂「今どうなっているか」

唯「ダメッ!!!聞きたくないっ!!!!!」

憂「」

唯「ふうっ、がぁっ、はあ、はあっ」ブルブル

憂「お姉ちゃんは全部知ってる…」

憂「私と…」

憂「同じように…ね」

唯「!!!?」

唯「ああっ、ああああああっ!!!!!!」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 22:00:34.64 ID:deHVcs3C0
唯「ああああっ、がああぁぁあああっ、ごほっ、げふっ」ガクガク

憂「」

憂「お姉ちゃん…」

憂「私も、辛いの…」

唯「うううっ…」ガクガク

憂「どうすればいいのか、分かんないよ…」

憂「でも」

憂「逮捕だけはダメ」

憂「私達が一緒にいられなくなっちゃうでしょっ?」

憂「それだけはっ!!!」

憂「絶対にっ!!!だめぇっ!!!!!!!!」ドンッ

唯「ああっ!!!?」ビクビク

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 22:01:25.16 ID:deHVcs3C0
憂「……」

唯「」ビクビク

憂「ごめんね、大きな声出して…」

憂「でも」

憂「一番大事なことは、私達が一緒にいることでしょ?」

憂「そこから考えたら、これが一番いい方法なの」

唯「ううっ…」

憂「きっと赦してくれるよね…梓ちゃんだって」

唯「!!!?」

憂「勢い余って」

憂「ちょっと」

唯「はあっ、はあっ!!!」ブルブル

憂「ちょっと、『殺しちゃった』くらい…ね」

唯「!!!!?」

唯「ああーっ!!!!」ガクガク

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 22:02:07.66 ID:deHVcs3C0
唯「いやーっ!!!いやーーーーっ!!!!!」

憂「お姉ちゃん…」

憂「」

唯「いやっ、いやっ!」ブルブルッ

憂「大丈夫お姉ちゃん?」スッ

唯「!!!?」

唯「来ないでっ!!!!」バッ

憂「!?」

唯「近付かないでぇっ!!!」

憂「……」

唯「ちょっと、一人にさせて…」

唯「わ、私、部屋にもどるからっ!」ダッ

憂「」

憂「……」

憂「お姉ちゃん…」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 22:04:21.46 ID:deHVcs3C0
次の日!

憂「お姉ちゃんっ、帰ってるの?」

唯「お帰り、憂…」グタッ

憂「だいじょうぶ?」

唯「だいじょうぶ、じゃないよ…」

憂「……」

唯「ねえ憂、どうしてこうなちゃったの?」

唯「私達、幸せだった」

唯「つい、数日前まではね…」

憂「……」

唯「私、もう、疲れちゃった…」

憂「えっ…」

唯「疲れちゃったよ…」

憂(お姉ちゃん…)

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 22:05:18.18 ID:deHVcs3C0
唯「たった三日が」

唯「百年みたい」

唯「その間、ずっとあずにゃんが私を見てるの」

憂「!?」

唯「あずにゃんがね、カーテンの隙間とか」

唯「少し開いたドアの間とか、ベッドの下とかね」

唯「ずっと見てるの、私を、あずにゃん、ふふっ」

唯「あーーーーーっ!!!」

憂「!?」

唯「はあっ、はあっ」ガクガク

唯「いつまで続くの?こんなこと?」

唯「あと何百年?何千年?ふふっ」

憂「……」

憂「そうなの、わかったよ」

憂「ごめんねお姉ちゃん、苦しかったね…」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 22:05:57.68 ID:deHVcs3C0
憂「ううっ」

憂「ああっ、うああっ…」ポロポロ

憂「ううううっ、はあっ、ひっく」ボロボロ

憂「あーんっ、わーんっ」グシャグシャ

唯「憂!?」

唯「泣かないで憂っ」グスッ

唯「私がここにいるから」ダキッ

憂「おねーちゃーーーん!!!!」

唯「ううっ、ういーっ」

憂「おねえちゃん、お姉ちゃん」

憂「なんで悲しい事はあるのかな?」

憂「なんで、人を傷つけたり、傷つけられたりするのかな?」

憂「わかんないよー!」

唯「ごめんね憂、お姉ちゃんバカだからわかんんない」

唯「だっこしか、してあげられない…」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 22:06:53.00 ID:deHVcs3C0
憂「おねーちゃーん!お姉ちゃん!」グスグス

唯「ういーっ」ダキッ

憂「……」

憂「」

憂「ありがとう」スクッ

憂「そろそろはじめなきゃ」

唯「えっ憂?」グスッ

憂「澪さんが感づいてる」

唯「澪ちゃんが?」

憂「もしかしたら」

憂「私が今からすることも予想してるかも」

唯「えっ、憂、何をするの?」

憂「捨てて来るんだよ」

憂「梓ちゃんの死体」

唯「!!!!?」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/22(木) 22:07:53.38 ID:deHVcs3C0
憂「行こうお姉ちゃん、私一人の力じゃ大変だよ」

唯「いやっ、いやーーーーっ!!!!!」

憂「お願いお姉ちゃん、言う事を聞いて」

憂「協力してくれないと、私達、一緒にいられなくなっちゃう」

唯「やだよっ!!!行きたくないっ!!!!あずにゃんを見たくないっ!!!」

憂「いいから来てっ、私達の為なのっ!!!!!」グイグイ

唯「やだよーっ!!!」

憂「お姉ちゃんも、梓ちゃんの場所知ってるよね?」

唯「ガレージから入る…地下の倉庫…」

憂「そこにお父さんが使ってた、大きな古い旅行鞄があるの」

憂「梓ちゃん、小柄だから入ると思うのっ」

唯「そんなものにあずにゃんを入れて、どうするの?」

憂「埋めるためには掘らなきゃいけないから」

憂「海まで行って、鞄ごと捨てようっ」

憂「中に石をいっぱい入れて、紐や鎖でしっかり縛ってね!」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 22:09:30.45 ID:deHVcs3C0
唯「そんな事したくないよーっ!!!!」

憂「私達姉妹が一緒にいる為だよっ!?」

憂「いいの?これから私がいなくなっても?」

唯「ううっ」オロオロ

憂「さあ、早くっ!部活があるから少し時間があるけど」

憂「澪先輩が来るかもしれないよっ」

憂「あの人は油断ならないからっ」

憂(本当は…わざと来るように仕向けたんだけどね)

憂「さあっ行くよ、お姉ちゃん!」グイッ

唯「ううっ、う…」ヨロヨロ

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 22:10:03.51 ID:deHVcs3C0
地下の倉庫

憂「ここだね、お姉ちゃん」

唯「うっ…うん…」

憂「梓ちゃん、ビニールシートに包まれてる」

唯「……」

憂「なんか液が出て汚くなってるよ」

憂「拭いてあげれたら良かったんだけど…」

憂「お姉ちゃんも、見る?」

唯「ああっ!嫌だよっ!!!!」ブルブル

憂「ダメだよちゃんと見ないと…」

憂「大好きな梓ちゃんでしょ?」グイッ

唯「きゃっ!」

唯「!!!!?」

唯「うっ」

唯「おえっ、おええっ!!!!」ゲボゲボ

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 22:10:49.64 ID:deHVcs3C0
憂「なんだかもう、梓ちゃんだかわかんないね」

唯「おえっ、おええっ」

憂「お姉ちゃん…」

唯「私、無理だよっ、それっ、運べないよっ!!!!!」

唯「ダメだよっ!出来ないよっ!!!」ガクガク

憂「……」

憂「うん」

憂「わかってた」

唯「えっ?」

憂「ごめんね、梓ちゃんを運ぶってのは嘘なの」

唯「どういうこと?」

憂「うん…」

憂「はじめは本当に、梓ちゃんを海へ捨てに行くつもりだったけど…」

憂「私が帰ってきてからの、お姉ちゃんの様子を見てると、気が変わったんだ…」

憂「こんなこと、お姉ちゃんには辛すぎるよ」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 22:11:43.33 ID:deHVcs3C0
唯「憂…」

憂「このまま計画がうまくいっても、私とお姉ちゃんは救われない」

憂「たとえ、生涯この罪がばれなくても」

憂「その分、生涯苦しみ続けなきゃいけないの…」

憂「私達、どうすればいいと思う?」

憂「現実に向き合うの?嘘をつき続けるの?」

憂「本当は辛いし、嘘は傷つくし」

憂「あははっ、どっちもいやな事だね」

唯「憂!?一体どうするつもりなの?」

憂「おねえちゃん…」

憂「終わりにしよう」

憂「もう、これしか無いんだよ…」

唯「えっ?ちょっと憂!?」

憂「ごめんねお姉ちゃん」

憂「ごめんねっ、ごめんねっ」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 22:21:04.16 ID:deHVcs3C0
唯「憂っ、何する気なのっ?」

憂「お願いっ」

憂「私の頼みを聞いて」

憂「お姉ちゃん…」

唯「…!?」

憂「お姉ちゃん、自首してっ!」

唯「!!!!?」

唯「あああっ、うううっ」

唯「はあっ、はああっ」ガクガク

憂「お願いお姉ちゃん」

憂「その方が楽になるよっ」

唯「いやだっ!嫌だよっ!!!!」

憂「お姉ちゃんの苦しむ姿、もう見てられないよ…」

唯「嫌だよっ、私っ、悪くないもんっ!!!!」

唯「殺す気なんて、なかったんだもんっ!!!」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 22:30:51.34 ID:deHVcs3C0
憂「お姉ちゃん、よく聞いて…」

憂「ココに来たのは、梓ちゃんを運ぶ為じゃないの…」

憂「ちゃんと向き合うため」

憂「私と、お姉ちゃんが…梓ちゃんに!」

唯「!!?」

憂「私、お姉ちゃんが梓ちゃんを殺したこと、すぐ気付いちゃった」

憂「お姉ちゃん、私にばれないかとすごく辛そうだった…」

憂「だから、私の方から、気付いてる事教えたの…」

唯「これはね、違うんだよっ、事故なのっ、私っ!!!」

唯「悪くっ、全然悪くないもんっ!!!!!」

憂「……」

憂「わかってるよ…」

憂「でもね、望まなくても悲劇は起こるものなんだと思うの…」

唯「そんなっ、なんで私がぁっ!!!嫌だよっ!!!!」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 22:38:38.38 ID:deHVcs3C0
憂「お姉ちゃん…」

憂「梓ちゃんはね、死んじゃったの」

憂「お姉ちゃんが殺したのっ!」

唯「ううっ、ああああっ」ガタガタ

憂「じゃあ、隠し続けてみる?」

憂「お姉ちゃんの為なら、私、親友の梓ちゃんを」

憂「海に捨てに行ってもいいよ」

唯「あああっ、あああああっ!!!!」

憂「こんなやり方、きっとお姉ちゃんは耐えられない…」

憂「事件を隠す事は、逃げてるようで」

憂「実は追い込まれているだけなんだよ…」

唯「はあっ、はあっ」

唯「嫌だーっ、私は自首しないっ、私は悪くないーーーーっ!!!」

憂「お姉ちゃんっ!」

憂「じゃあ、なんで今苦しんでるの?」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 22:49:26.16 ID:deHVcs3C0
唯「はあっ、あああっ!」

憂「心の奥ではお姉ちゃん、悪いと思ってる」

憂「その気持ちから逃げたらだめっ!」

唯「はあっ、はあっ」

憂「本当の事は辛いし、嘘は傷つくし」

憂「どっちもいやな事だけど」

憂「二人で向き合って、背負っていこうよ」

憂「悲しい本当の事実と、嘘をついてしまう自分の心に…」

憂「きっと出きるよ…私達なら…」

唯「ううっ、憂…」

憂「お姉ちゃん…」

憂「もうすぐ澪さんも来るよ」

憂「今から警察に電話するからねっ」

唯「!!!?」

唯(ううっ、でもっ、嫌だよっ、やっぱり逮捕されたくないよっ!!!!)

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 22:51:07.65 ID:deHVcs3C0
唯「嫌だよ憂っ!止めてよっ!!!」

憂「お願いお姉ちゃん、言うことを聞いてっ」

唯「やめて、だめっ!!!」

憂「お姉ちゃん、一生苦しむのよ?」

憂「こっちの方がイイに決まってるっ!!!!」

憂「もっと早くに『して』あげればよかったっ!!!」

憂「お姉ちゃん、だから暴れないで、大人しくしてっ」

唯「わーっ!!!」ガバッ

憂「ああっ、くっ、ああっ!!!!」ドッ

ドゴッ!!!!

バタッ…

澪「唯っ!ココにいるのかっ!?」

純「憂ーっ!」

澪純「!!!!!?」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 22:51:46.98 ID:deHVcs3C0
澪「えっ…うっ、そんな…」

純「きゃーーーっ!!!!」

唯「……」

憂「」グッタリ

唯「澪…ちゃん」

唯「私…憂を……」

澪「ああっ、くそっ、もう少し早ければ…」

純「あーん憂ーっ!!!ういーっ!!!!」ガバッ

純「ううっ、えっ?ああっ?」

純「梓?梓なの!?そんなっ、そんなぁっ!!!」

純「わーーーーーーーんっ!!!!!」グシャグシャ

澪「悲劇だっ、最悪…だ」

唯「あ…ううっ……」ペタン

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 23:00:07.57 ID:deHVcs3C0
________________________
__________________
___________

唯「これが事件の全貌…」

和「うそっ、そんなっ…」

唯「ごめんね和ちゃん、あずにゃんを殺したもの」

唯「憂を殺したのも私…」

唯「私を最後まで守ってくれようとした憂までも、私は…」

唯「ううっ、うううっ」ポロポロ

和「なんてことなの!?」

和「私達も、世間の人たちも、憂ちゃんが梓ちゃんを殺したと思っているのよっ」

唯「全部私が悪いの…」

唯「その私が生き残ってる」

唯「そんなの、赦されないっ」

和「!?」

和「唯、馬鹿なことは考えないでっ!」

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 23:10:18.18 ID:deHVcs3C0
和「唯っ!」ダキッ

唯「和ちゃん…」

和「あなたは、今報いを受けてるわ」

和「自分が壊れるほど、苦しみを味わってる」

唯「和ちゃん、私、人殺しだよ?」

唯「人殺しに優しくされる資格なんて無いよ…」

和「唯…」

和「憂の言葉を思い出して、罪を引き受けて、償っていくのよ…」

和「それでしか、唯は救われないわ…」

唯「私にできるかな?」

和「出来るわっ」

和「私が憂の代わりになってあげる」

和「一緒に償っていきましょう」

和「だから、憂や梓の為にも逃げないで」

唯「和ちゃん…」

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 23:16:18.66 ID:deHVcs3C0
ガチャッ

看護士「そろそろいいですか?」

和「ええ」

和「それより、大変なんですっ!」

和「唯の事件の、新事実が分かったんです!」

看護士「!?」

看護士「ふふっ」

看護士「あはははっ」

和「何を笑ってるんですか!」

和「不謹慎ですよっ!?」

和「唯も何か言ってよっ!」

唯「あははっ、えへへっ」

和「!?」

和「ちょっと唯っ?どうしたの!?」

和「さっきまで、しっかりしてたのに…!?」

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 23:22:57.77 ID:deHVcs3C0
看護士「すいません、真鍋さん」

和「?」

看護士「これ、よくある事なんですよ」

和「よくあることっ?」

看護士「ええ、平沢さん、急に頭が回りはじめたと思ったら」

看護士「変な事言い出すんですよ」

和「変な事?」

看護士「はい、その事件の事なら」

看護士「実は犯人は地底人だとか」

和「!?」

看護士「アメリカ大統領の陰謀だとか」

和「はぁ?」

看護士「とにかく、そんななんですよ、笑ってすみません」

和「……」

看護士「病人の妄想ですよ、真鍋さん」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 23:30:55.47 ID:deHVcs3C0
和「そ、そんなっ」

看護士「あなたは真面目そうだから、信用しちゃうんですね」

看護士「私達からしたら、いつもの事なもので」

和(ついに真実が明らかになったと思ったのに)

和(これも妄想だったと言うの!?)

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 23:38:53.74 ID:deHVcs3C0
喫茶店

カランカラーン

澪「」キョロキョロ

和「こっちよ澪!」

澪「和、久しぶりだなっ」

純「和先輩、ご無沙汰してます!」

和「ふふっ、二人とも、変わりないようね」

澪「大学が一緒じゃないと、やっぱり会わなくなるもんだな」

和「そりゃあ、そうよ」

純「……」

和「」

和「純ちゃんは、どう?」

純「学校は、まだ…ちょっと」

純「来年から行こうと思ってます」

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 23:46:27.65 ID:deHVcs3C0
和「あんな事があったんだもの」

和「無理しないでね」

純「はい…」

和(一度に二人の親友を失い)

和(現場でその亡骸を見てしまったんだもの)

和(ショックが残るのも無理が無いわ)

和(むしろ普通に生活している、私達の方が異常なのかも…)

澪「それで和、話っていうのは」

澪「『事件』の事なんだろ?」

和「ええ」

純「」フルフル

和「純ちゃんは、出来るだけでいいわ」

純「いえ、大丈夫です…」

純「いつかは向き合わないといけない事ですから…」

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 23:56:39.64 ID:deHVcs3C0
和「最近唯に会った時、唯の口から聞いたんだけど」

和「梓ちゃんを殺したのは、唯なんだって」

澪純「!!!?」

和「もちろん唯は病人だし、正しい事か分からないの」

和「少なくとも、法的証拠にはならないわ」

澪「」

澪「うん…」

澪「それはありえないな」

和「……」

澪「私達も世間も、梓を殺したのは憂ちゃんで」

澪「唯は、憂ちゃんに無理心中を迫られた時」

澪「正当防衛で返り討ちにしたってことで納得している」

澪「状況証拠から見ても」


澪「やっぱり、それが真実にもっとも近いと思うんだ」


63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 00:04:48.70 ID:rHySTs+Z0 [1/7]
和「そうかな?」

和「憂の性格から考えて」

和「唯の犯罪を隠すために」

和「犯人以上の、隠蔽工作をしてしまう」

和「だから犯人でもない憂が、犯人にされてしまった」

和「ありえるとは思わない?」

純「!?」

純「そうかもっ!」

純「だって、憂がそんなことする訳ないっ!」

純「きっとそれが事実なんですよっ!」

澪「……」

澪「決め付けるには早い」

澪「そんなの、可能性でしかないだろ」

純「でも…」

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 00:13:57.44 ID:rHySTs+Z0 [2/7]
澪「大体、純ちゃんは、憂ちゃんを犯人にしたくないだけなんだろ?」

澪「だから、無理やりに唯に罪を押し付けるっ!」

純「!!!?」

純「ううっ…」

和「」

和「澪は凄いわ」

和「私達が全然気付かない中」

和「いち早く気付き、行動を起こした」

澪「」

澪「間に合わなかったけどな…」

和「それでも凄いわ」

和「なんで私がそれを出来なかったか、悔やまれるくらい」

澪「和…」

和「でもねっ」

和「私、最近思うの」

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 00:28:48.76 ID:rHySTs+Z0 [3/7]
和「私達は、この世の大体の事を」

和「知ったつもりになってる…」

和「でも、真実はそれとは全然違うって事もあるんじゃない?」

和「天動説を信じていた、昔の人の様に…」

澪「」

澪「今では、宇宙に出れるし」

澪「そうでなくても、地球が回っているって証明もできる」

和「紙の上ではね」

和「私は実際、見た事ないわ」

澪「和、変な事言うようななったな」

和「私達は、自分が何故、何のために生まれたかも知らないくせに」

和「わかっているつもりの事が多すぎない?」

澪「哲学か…宗教でもはじめるつもりか?」

和「ただ思うのよ」

和「私が決め付けている以上に、世界も、人も、広くて大きい」

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 00:39:12.55 ID:rHySTs+Z0 [4/7]
和「この事件も、憂や梓ちゃんのことも」

和「もっとよく、考えるべきだって」

和「向き合うべきだって」

澪「…」

澪「どうせ、新しい発見なんて出てこないよ」

澪「それに、決め付けているのは和の方だ」

和「!?」

澪「お前は、唯や憂が犯罪を犯した事を、受け止めきれないだけなんだ」

澪「だから、だれも傷つかない、新しい真実を探し続けてるんだ…」

澪「それってさ」

澪「ただ迷ってるだけだ」

和「事件に本当に、向き合っていないのは」

澪「お前の方だっ!」

和「!!!?」

和「そうかもね…」

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 00:50:21.68 ID:rHySTs+Z0 [5/7]
純「でも、私も、分かります…」

純「最近夢を見るんです」

和「夢?」

純「さわ子先生に、私が梓の居場所を知っていると疑われて」

純「生徒指導室に連れ込まれる夢」

和「……」

純「だけど、その夢では、梓は本当に家出してて」

純「私はそれを匿ってるんです」

純「夢の私の方が、先生に嘘をつく、悪い子なんですけど」

純「そっちの方が、よかった…そんなことばっかり考えちゃう…」

和「純…」

澪「この話はこの辺にしよう…」

澪「辛いのはみんな同じなんだ」

澪「今日はせっかくあったんだ、楽しく過ごそう」

和「うん…」

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 00:55:47.32 ID:rHySTs+Z0 [6/7]
病院

看護士「それじゃあ、平沢さん、お散歩の時間ですよ」

唯「えへへ、わかったよ憂っ!」

看護士「だから私は憂さんじゃないですよー」

唯「あははっ、今日は花壇のとこ行くっ」

看護士(自分が殺してしまった妹が)

看護士(まだ生きていて、世話を焼いてくれていると思っている)

看護士(彼女は彼女で、幸せなのかもしれないな)

唯「ふふっ、へへっ」

唯(……)

唯(ごめんね、お姉ちゃん)

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 01:05:53.94 ID:rHySTs+Z0 [7/7]
事件当日

唯「憂!?一体どうするつもりなの?」

憂「おねえちゃん…」

憂「終わりにしよう」

憂「もう、これしか無いんだよ…」

唯「えっ?ちょっと憂!?」

憂「ごめんねお姉ちゃん」

憂「ごめんねっ、ごめんねっ」

唯「えっ?わかんないよっ!!!何をするのっ!?」

憂「さあ、服を脱いで」

唯「へっ、なんで?」

憂「私の服と、交換するんだよ」

唯「ええっ、何で?」

憂「それはね、私がお姉ちゃんのふりをして」

憂「澪先輩を騙す作戦なの」

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 01:21:16.48 ID:ar7ZvMre0 [1/15]
唯「???」

唯「なんで、澪ちゃんを?」

憂「えっとね、後で分かるよ」

憂「……」

憂「お姉ちゃん、今日澪先輩に問い詰められなかった?」

唯「うん、すごく恐かったよ…」

憂「それなら、もし澪先輩がココに来たら」

憂「私が代わってあげられるよっ」

唯「ホンと?」

唯「じゃあ、換えっこする」ヌギヌギ

憂「そうしようっ」ヌギヌギ

憂(ごめんね、おねえちゃん…)

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 01:24:11.98 ID:ar7ZvMre0 [2/15]
澪「唯っ!ココにいるのかっ!?」

純「憂ーっ!」

澪純「!!!!!?」

澪「えっ…うっ、そんな…」

純「きゃーーーっ!!!!」

憂「……」

唯「」グッタリ

憂「澪…ちゃん」

憂「私…憂を……」

澪「ああっ、くそっ、もう少し早ければ…」

純「あーん憂ーっ!!!ういーっ!!!!」ガバッ

純「ううっ、えっ?ああっ?」

純「梓?梓なの!?そんなっ、そんなぁっ!!!」

純「わーーーーーーーんっ!!!!!」グシャグシャ

澪「悲劇だっ、最悪…だ」

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 01:34:22.23 ID:ar7ZvMre0 [3/15]
病院!

憂(ごめんね、お姉ちゃん)

憂(私、こうしないと捕まっちゃうから)

憂(お姉ちゃんの名前と、戸籍、もらうねっ)

憂(お姉ちゃん…)

憂(これでやっと一つになれた)

憂(邪魔な梓ちゃんは始末できたし)

憂(お姉ちゃんをこの手で殺したんだもん)

憂(お姉ちゃんは、もう誰にも汚されない)

憂(永遠に私のもの…)

憂(わたし、お姉ちゃんになったんだね)

看護士「平沢さーん、こっちですよー」

憂「えへへっ、はははっ」

憂「あははははっ!!!」

86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 01:43:15.77 ID:ar7ZvMre0 [4/15]
和「きゃーーっ!!!!!」バサッ

和「はあ、はあっ」

和「」

和「恐い夢…」

和「また梓が猫になったりするのが良かったわ…」

和「やっぱり」

和「澪の言うとおり…」

和「まだ私、ハッピーエンドを求めてるの」

和「梓の死も、憂の死も、唯の罪も」

和「みんな認めたくないっ」

和「新しい史実がどこかに無いの?」

和「何か見落としてない?」

和「わたし、まだあの事件から離れられない…」

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 01:54:15.20 ID:ar7ZvMre0 [5/15]
ピリリリッ ピリリリッ

和(電話っ、とらなきゃ)

和(なにこれ?知らない番号ね…)

ピッ

和「はい」

?「お久しぶりです」

和「えっ、何方ですか?」

?「私を忘れたんですか?ひどいですね」

和「ごめんなさい、聞き覚えのある声なんだけど…」

?「最近、唯先輩のところによく行きますね」

和「!?」

?「そのことで、ちょっと会えませんか?」

和「まさか、あなたっ!?」

?「場所を教えますね、会えるのが楽しみです!」

和(そんなっ?嘘でしょ!?)

88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 02:02:03.71 ID:ar7ZvMre0 [6/15]
和「あなた…」

和「梓…ちゃん!?」

梓「正解ですっ!」

和「そんなっ、どうしてっ!」

梓「えへへ、ゴメンなさい」

梓「事情があって、私達、死んだ事にしなきゃいけなかったんです」

和「ええっ!!!?」

和「いやっ、まって『私達』って!?」

梓「もちろん、憂の事です」

梓「憂も一緒にいますよっ!」

和「!!!?」

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 02:16:29.51 ID:ar7ZvMre0 [7/15]
和「どうして!?」

和「二人が生きてるなんて考えられないっ!?」

梓「でも、私が生きているのは事実ですよ」

和「!!!?」

梓「まあ、とにかく、早く来てくださいっ」

梓「誰にも悟られずに」

和「えっ、何でよ?」

梓「私達、死んだ事にしないといけないほどの危機でした」

梓「その危機が、和先輩にも迫っています」

和「!!!?」

和「そんなっ!?誰に狙われてるって言うの」

梓「よく考えれば分かるはずです、私たちの死体を見たのは誰ですか?」

梓「事件の形を作り上げたのは誰ですか?」

梓「和先輩は、人から聞いた話で、事件を知っているだけ」

梓「知っている事件の、根本から間違っているとしたら?」

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 02:27:07.75 ID:ar7ZvMre0 [8/15]
和「へっ?急に言われても、わかんないわよっ!?」

梓「根本が間違っているといっても」

梓「一つの見落としがあるだけなんですが…」

和「見落とし…?」

梓「とにかく、何処まで敵の手がまわっているか分かりません」

梓「真っ直ぐ、これから言う住所まで来てくださいっ」

梓「そこで全てお話します」

和「わかったわっ!」

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 02:45:25.43 ID:ar7ZvMre0 [9/15]
某沿岸貸し倉庫

ガラガラッ

和(確か、場所はここねっ!)

梓「ようこそっ、和先輩」

和「!!!?」

和「……」

梓「どうしました?」

和「いえ、実際この目で見るまで、信じれなくて」

和「本当に、生きていたのねっ」

梓「やだな和先輩、実際に生きている私より」

梓「話しに聞いた、死んだ私を信じていたんですね」

和「」

和「私の感も捨てたもんじゃ無かったわね…」

和「本当に、二人が生きているなんて」

和「ハッピーエンドが残されていたなんてっ!!!」

100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 02:54:22.34 ID:ar7ZvMre0 [10/15]
梓「へへっ」

梓「いろいろ苦労もしましたが」

梓「計画はうまく行っています!」

和「あなた達のしようとしている事も気になるけど」

和「先ずは事件の全貌を教えてくれない?」

梓「いっけない!そうですよね」

梓「でもその前に、憂にも会いたくないですか?」

和「そりゃ会いたいわよっ!ココに来てるの!?」

梓「えへへ、憂もきっと、和先輩に会えること楽しみにしてますよ」

梓「ちょっとこっちへ、来て下さい」

梓「全ての謎を一つ一つ説明するより、てっとり早いです」

和「何かしら?」テクテク

101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 03:02:47.74 ID:ar7ZvMre0 [11/15]
グサッ

和「かっ…は…」

梓「くひひっ」

梓「ひひひひひっ」

和「なん…で?」

梓「憂に会いたいんでしょ?」

梓「天国の憂にー?」

和「!!!?」

和「あなた…いった…い?」

梓「私は誰にも殺されたりしませんよ」

梓「ただ、私の服を着せた死体を、平沢家に置いただけですっ」

和「!?」

和(唯も、憂も、梓を殺してなんかなかった!?)

和(お互いに、お互いが殺したと錯覚させられていた!?)

104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 03:11:51.06 ID:ar7ZvMre0 [12/15]
和「なん、で…?」

梓「それはあの姉妹を苦しめる為ですっ」

梓「あいつらが苦しむほど、私はうれしいんですっ!?」

梓「仲が良い姉妹同士、殺しあうなんて、たまりませんっ!」

梓「思い出しただけで、もうっ、ぐへっ、ぐへへへっ」ニタニタ

和「く…や…」

梓「はぁ?」

梓「聞こえないですよ?」

和「」

和「くそ…やろう」

梓「プッ」

梓「きゃははははははははっ!」

梓「悔しいでしょー?」

梓「憎いですよねーっ?」

梓「ぎゃははっ、サイコーですっ!!!!」

107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 03:21:48.16 ID:ar7ZvMre0 [13/15]
梓「肉体を苦しめるなんて三流のする事ですっ」

梓「精神的に追い詰めて二流」

梓「人生をめちゃくちゃにするのが私達一流ですっ!!!!」

和「……」

梓「妹が死んで、姉はおかしくなって」

梓「責めようが無くて困っていたんですよ…」

梓「和先輩が、唯先輩の病院に通いつめてくれて助かりました」

梓「和先輩が来れなくなれば、少しは唯先輩の寂しい顔が拝めますっ」

和「……」

109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 03:42:45.85 ID:ar7ZvMre0 [14/15]
和(あーあ、最低)

和(馬鹿みたい)

和(今回の夢は今までで一番最悪な落ち)

和(尻相撲の方がまだいいよ…)

和(早く目が覚めないかな)

和(こんなのが真実の訳が無いよね)

和(きっと目が覚めれば、もう一度)

和(新しくはじまる)

梓「ぎゅははっ、じゃあ、死ねっ!」

グリッ

和「……っ!!!?」

和「」

和「」


続く

永遠に続く

110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/23(金) 03:44:04.00 ID:ar7ZvMre0 [15/15]
観念を捨てて現実に生きろ

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