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律「私と澪のガレージロック・リバイバル! ~ようするにセックス~」

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:06:05.32 ID:uMhXHVEWO

『Leave before the lights come on』

ある初秋の日の夜。
田井中家付近の道路。

律「こーぜんゆどんはふとぅしー……♪」ブツブツ

律「こぜんゆどんはふとぅしーわっゆーぶ……♪」ブツブツ

澪「あ……おーい、りつー!」

律「フンフンフーン♪」

澪「おいってば」スポ

律「おわ!?」

澪「iPod聴きながら歩くのはいいけど、歌いながらはどうかと思うぞ。何聴いてたんだ?」

律「なんだ澪か。びっくりさせんなよ。つーかびっくりして何聴いてたか忘れちゃったし」

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:10:38.00 ID:uMhXHVEWO
澪「出掛けてたの?」

律「ん、コンビニの帰り。澪は?」

澪「私は薬局に行ってたよ」

律「そっかそっか。んじゃあ早く私ん家いこうぜ」

澪「なんで律の家に行くのが当たり前みたいに言ってるんだよ」

律「え~?いいじゃん。ヤなのかよ?」

澪「……別にいいけどさ」

律「おっけーおっけー」

そう言うと律はiPodをオフにして、イヤホンを巻くと、ポケットに仕舞った。

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:15:21.85 ID:uMhXHVEWO
部屋に入ると、律は上着を脱いでベッドに身を投げ、コンビニの買い物袋の中からマンガを取出し、ページを開いた。

澪「……」

澪は、自分を呼んでおきながらマンガを読み始めた律を見た。
澪はそんな律に対して何の感情も抱かなかった。
怒りも、呆れも、寂しさも、澪は何も感じなかった。
それは澪が律に無関心というわけではなく、十年以上二人が積み重ねてきた時間によるものだった。
律と澪が一緒にいる事に、目的も意味も必要ない。
一緒にいる事自体が目的であり、それ自体が意味を為す。
会話が無くても、別々の事をしていても、とりあえず同じ空間にいれば良かった。
それが幼馴染、そして親友というものだ。

澪「ふぅ……」

澪は上着を脱ぎ、律が寝転がるベッドに背をもたれて、天井を仰いだ。

澪「何読んでるんだ?」

律「んー?バガボンド」

澪「面白い?」

律「面白いよ」

澪「そっか」

そこで会話は途切れた。

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:18:43.16 ID:uMhXHVEWO
それからしばらく、淡々と時間は流れた。

ふと、澪は思い出したように、デニムパンツのポケットの中をまさぐった。

律「なにそれ?」

律は仰向けでマンガを開いたまま、澪に訊ねた。

澪「虫さされの薬」

律「ああ、薬局行ってたんだっけ?」

澪「うん。蚊に食われちゃってさ」

律「あ~、この時期に刺されるとかゆいよな~」

澪は特に返事をする事もなく、ラグランを捲って脇腹を少し出すと、薬の箱を開けた。

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:28:41.63 ID:uMhXHVEWO
律「塗ってやろっか?」

澪「え?いいよ別に」

律「まあまあそう言わずに」

澪は少し考え、返事をした。

澪「じゃあ、お願い」

律はマンガを置いて、のろのろと身を起こした。
澪から薬を受け取ると、律の悪戯心に火がついた。
薬を指につけることなく、律は澪の背筋の右側の腫れを人指し指で撫でた。

澪「う……くすぐったい」

律「ガマンガマン」

薬なんてつけていない事に澪が気づいてないとわかった律は、笑いを堪えながら澪の傷口を撫で続けた。

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:31:21.35 ID:uMhXHVEWO
澪「ん~……っ」

澪はくすぐったさに耐えかねて、身をよじった。その反応を律は楽しんだ。

律「おりゃあっ!」

突然、律は澪の脇をくすぐった。

澪「バッ……やめ……あはははははは!や、やめろって!」

澪は這うようにして律の手から逃げようとした。

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:35:35.79 ID:uMhXHVEWO
律「逃がさないぜお嬢ちゃん!」

澪「あはははははは!ほ、本当にやめろってばっ……!殴るぞ!」

律「ほほーう?そんな口を利く奴はこうだっ!」

そう言うと、律は澪のラグランの中に両手を入れ、胸を鷲掴みにした。

澪「ちょ、ちょっと!……あっ、やめろってば!」

律「え……?」

律の手の平の神経は、予期せぬ信号を脳に送った。

律「おま……なんでブラしてないの!?」

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:40:10.43 ID:uMhXHVEWO
澪「だ、だって……ちょっと薬局行くだけだったからいいかなと思って……」

律「だからって……さぁ」

澪「ていうか手離せよ……」

しかし、律はそれを無視して、手に力を込めた。

澪「お、おい律!?」

律「あ、いや……」

手から伝わる綿の塊のような弾力と温もりが、律の心を捉えて離さない。

律「うわ、す……っげぇ……」

律はゆっくりと手を動かし、その感触を確かめた。
えもいわれぬ母性を、律は澪から感じた。

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:45:27.55 ID:uMhXHVEWO
澪「な……なにやってんだよバカ律……」

いつもなら胸を触られた時点で殴っている澪だったが、この時は下着をつけていなかったという恥ずかしさが先立ったため、そのタイミングを逃してしまっていた。
一度逃したタイミングを再び掴むのは容易ではなかった。

律「はは……こんななんだ……」

今までに律が澪の胸を触った事がないわけではない。
しかし、それは下着をつけた状態、それも衣服の上からであり、直接触れるのはコレが初めてだった。

手を動かす律に去来するのは、未知に触れた驚きと感動、それからほんの少しの羨望だった。

澪「やだ……っ!いやだってば……」

澪は這いずりながら弱弱しく抵抗する。

律はラグランの中に手を入れたままそれに追いすがり、うつ伏せの澪に覆いかぶさるような格好になった。

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:49:09.58 ID:uMhXHVEWO
律「なんだよこれ。私のと全然違うじゃん」

澪「知らないよそんなの!いいから離せ!」

律は澪を無視して、胸の感触を確かめ続ける。

されるがままの澪の身体の奥から、高熱に溶けるガラスのような感覚がせり上がってきた。

澪「うっ……ん……あ……」

乳頭を摘むと、澪が声を漏らした。

律はぎょっとして、急いでラグランから手を抜いた。

律「あ、ご、ごめん。やりすぎちった」

律は澪から離れ、ベッドに腰掛けた。

澪は無言で起き上がり、律のほうを見た。

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:53:24.39 ID:uMhXHVEWO
律「あ……あはは……ごめんごめん」

澪は何も答えず、律をじっと見たまま、ゆっくりと律に近づいた。
律の肩に手を置き、じわじわと力を入れて、律の身体を倒した。

律「お、おい?ごめんってば……」

澪の長い髪は垂れ下がり、律の頬にかかる。
自分を見下ろす澪の顔に、律は怯えた。

なんだこいつ。
澪が可愛いのは知ってる。
綺麗なのも承知の上だ。でも、今の澪は……なんて言えばいいんだろう。
私の幼馴染はこんな顔をしない。
いや、違う。
どこかで見た記憶がある。
これは……。

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 22:57:36.06 ID:uMhXHVEWO
律が記憶を辿っていると、澪は律に顔を近づけ、唇を押し当てた。
突然の事に、律の身体は中心に巨大な杭を穿たれたように硬直した。

数十秒の後、澪は唇を離した。

律「あ……」

律の頭が今起きた事を認識するのに、幾秒かのラグがあった。

……キスしやがった。
澪が私に?
なんで?

律「な、なに?仕返し?」

澪は何も言わず、もう一度顔を近づけた。
とっさに律が顔を逸らす。

律「ちょっ……もうおあいこだろ!」

澪「おあいこ?」

律「そうだよ!もう十分だろ!」

澪「何言ってんだ。まだまだここからだろ」

律は自分の血の気が引いていく音を聞いたような気がした。

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 23:01:09.48 ID:uMhXHVEWO
やばい。
この顔の時の澪は、理屈で何を言っても受け付けない。
よくわかんないけど、澪はさっきのでスイッチが入っちゃったんだ。
こいつのこの顔は、そう、ライブの時だ。
唯が遅れてきた二年の文化祭、あの時と同じ顔だ。
緊張を端に押しのけて、自信とやる気を引き出した時にだけ見せる顔。
かわいいとか、綺麗じゃなくて…
「かっこいい」という表現が似合う顔。

澪は律の顎に手をかけ、自分のほうを向かせると、強引に律の唇を奪った。

律「んーーっ……!」

律は痛みに耐えるように目をきつく閉じた。

迂闊にもスイッチを入れたのは私だ。
でも、どうして澪は恥ずかしくないんだ?
私でさえ、恥ずかしくて苦しくて死にそうなのに、なんで澪はこんなに余裕綽々なんだ?

戸惑う律をよそに、律の口の中に澪の舌が入ってくる。
澪の舌は、律の舌、歯、歯茎を攻め立て、律の魂ごと喰らい尽くそうとする。

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 23:03:52.70 ID:uMhXHVEWO
律「んっ、ん……ぐ……」

律は快感に飲まれないように、必死で思考を巡らせた。

私の知ってる澪はこんな事をする奴じゃないはず。
いたずらされたら、私を小突いて、それでオシマイ。
そのはずなのに、何で私は押し倒されてるんだ。
誰なんだよこいつは。

澪は唇を離すと、律の前髪を束ねているゴムを取った。

律「えっ……?な、なんで?」

澪は表情を変えずに答えた。

澪「パイナップル相手じゃ、盛り上がらないじゃん」

律は確信した。

やっぱりこいつは私の知ってる澪じゃない。
今の澪には、緊張も羞恥もない。
あるのは好奇心だけだ。

澪は律のTシャツの中に手を入れ、ブラジャーの上から律の胸を触った。

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 23:06:29.12 ID:uMhXHVEWO
律「ひっ……ん……っ、くっ……」

我ながら情けない声だ、と律は思った。

律は、口元にうっすらと笑みを浮かべて自分の身体をまさぐる澪と、あの時騒がしい教室に一人ぼっちで本を読んでいた少女とを結びつける事が出来なかった。

澪は律の胸をまさぐりながら、首筋にも舌を這わせた。

律「うっ、あ……」

理性の檻をこじ開けて搾り出される嬌声を聞きながら、澪は律に感謝した。

ありがとう律。
あの時声をかけてくれてありがとう。
軽音部に誘ってくれてありがとう。
ずっと私の手を引いて導いてくれてありがとう。
おかげで私は、新しいドアを開く勇気と、その先に広がる世界を見る喜びを知る事ができた。
今日、律が私の新しい声を引き出してくれたおかげで、私はまたドアを見つける事ができたんだ。

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 23:13:21.16 ID:uMhXHVEWO
律「っあ……や……だっ……」

嫌でも自分の耳に入ってくる自身の嬌声に、律は強い不快感を覚えた。

澪や紬の持つ女らしさに憧れる事はあったが、いざ自分がそういう声を出していると思うと、吐き気がした。

澪はそんな律を見て喜んだ。

律の身体を求める澪に恥じらいがなかったのは、幼い頃から律に与えられてきた自信と勇気と無謀に起因していた。
それらはしんしんと降る雪にように澪の中に少しずつ堆積し、未知であった自身の嬌声によって一気に溶け出し、洪水となって澪の身体を駆け巡った。
それが澪を豹変させた。

ありがとう律。
今度は私の番だ。
私が律を変えてあげる。

澪は律のシャツの裾を掴むと、迷いなく捲り上げた。

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 23:19:22.11 ID:uMhXHVEWO
律「ちょっ、待てってば!おかしいってこんなの!」

澪「大丈夫だから」

澪は律のブラジャーを外すと、自分もラグランを脱いで胸を露にした。

一瞬、律はそれに目を奪われたが、すぐに顔を逸らした。

澪が、律の頬に唇を当てがい、舌先が皮膚を這う。

律「何が大丈夫なんだよ!怒ってるなら謝るから!」

そう言いながら、律は澪の行動が怒りからくるものではない事を理解していた。

こいつは変えようとしてるんだ。
自分自身と、私と、私たちの関係を。
それが進歩だと信じて疑わず、堕落だなんて微塵も思っていないんだ。
やめさせないと。
澪をこんな風にしたのは私なんだから、私がやめさせないと。

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 23:24:45.46 ID:uMhXHVEWO
律「……んっ、あ、ああ……っ」

澪の愛撫は確実に律の身体を蝕み、思考を奪っていった。

澪は律の唇の輪郭をなぞる様に舌を這わせ、それからまた口の中に入れた。

律「ん……んっ……」

律の理性が、快感の霧で覆われ始めた。

なんでこんなに気持ちいいんだよ、澪の舌は。
あったかくて、やわらかくて、それから甘い鉄の味。
どうしよう、もっと欲しい。
澪を止めなきゃいけないのに、澪が欲しい。

強張っていた律の身体は、少しずつ脱力し、澪を受け入れ始めた。

澪「ん……ふ……ぅっ……」

律「ん、んんっ……」

すごい。
キスってこんなすごいのか。
キスって、触れるんじゃなくて、入ってくるものなんだな。

唇を離すと、澪の口から、二人の混ざった唾液が零れ、糸を引きながら律の鼻の上に落ちた。

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 23:28:35.30 ID:uMhXHVEWO
見下ろす澪を、律は抱き寄せた。

黒い髪からはシャンプーの甘ったるい香りと、その奥からほんの少しだけ汗の匂いがした。
澪の匂いに、律の身体は震え、それは澪にも伝わった。

いいよ、澪。
わかったよ。
一緒に天国に行こう。
一緒に地獄に堕ちよう。
最後の最後まで、手を繋いでやるから。

律は身体を起こすと、自分から澪にキスをした。
それから、脇腹の、虫に食われて赤く腫れた部分を、律は舐めた。

澪が身体を震わせる。

澪「律……そこ、薬が……」

律「塗ってないよ、そんなの……」

律の舌は、脇腹を辿り、砂丘のようにうねる乳房に至った。

86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 23:33:04.85 ID:uMhXHVEWO
澪「あっ、あ……」

身をよじって澪は声を出した。

律が乳頭を舌先で転がし、吸うと、澪は律の頭を両手で抱え、自分の胸に埋めた。

澪「律……律っ……」

律は指先を澪の背中に滑らせた。

澪「んっ、は、あ、あ……」

澪の身体が震えると、律は嬉しくなり、より強く澪の乳首を吸った。

私は律の事ならなんでも知ってるつもりだった。
律は私の事ならなんでも理解してくれてると思っていた。
でも、違ったんだな。
私にはまだまだ律について知らない事がいっぱいあるし、律も私の事を全然知らない。
もっと知らないと。
もっと伝え合わないと。

澪は、律のカーゴパンツのベルトに手を回した。
律が乳房から顔を離し、澪を見た。
澪はその視線から目を逸らさずに、ベルトを外し、下着の中に手を入れた。

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 23:38:27.25 ID:uMhXHVEWO
澪「いいよね?」

律が聞き返す。

律「何が?」

澪が答える。

澪「指、入れてもいいよね?」

律は俯き、答えた。

律「……うん。いいよ。私も澪の中に入れる」

律は澪のデニムの中に右手を突っ込もうとした。
が、向き合って座る澪の左手が自分の下着の中へと伸びていたため、律はそれにぶつからないように右手を澪の身体に巻きつけ、左手を下着の中に入れた。
左手の指が、澪の性器の感触を伝える。

澪「んっ……!」

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 23:43:09.20 ID:uMhXHVEWO
律「うわ、なんだこりゃ。こんなに柔らかいのか」

澪「……律のも柔らかいよ。ていうか、知らなかったの?」

律「え?」

澪「感触。自分の触った事なかった?」

律「……あるけど、他人のは初めてだし。自分のだと特になんとも思わなかったけど、澪のだと、なんていうか……触ってて嬉しくなる」

澪が顔を赤らめた。
その顔はいつもの澪で、律を困惑させたあの顔ではなくなっていた。
それは律の不安を和らげ、良心を欺いた。

澪「ちょっと動かすから……」

澪の指が律の性器をなぞる。

律「んくっ……あ、これ、やっばい……あっ、あっ……!」

91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 23:46:19.06 ID:uMhXHVEWO
律の割れ目をいじっていると、硬く丸い部分がある事に澪は気づいた。

律「あっ!あ、んっ……あっああっ!」

律は咄嗟に自分の口を手で塞いだ。

なんつー声出してんだ私。
歌い方やドラムの叩き方と違って、この声って誰かに教わらなくても出ちゃうんだな。

澪「ここが気持ちいいの?」

澪はそう言って、その部分を摘む。

律「やっ……ああっ、ま、待って!声出る!声出ちゃうからっ!」

澪は嬉しそうに触り続けた。

澪「出せばいいじゃん」

律「おまっ……これ、けっこう、ん、んっ……は、恥ずかしいんだぞ!」

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 23:50:44.74 ID:uMhXHVEWO
律も澪の下着の中で手を動かし、すぐに自分が今触られているのと同じ場所を見つけた。

澪「あっ、ああんっ……!」

律「……ここ、気持ちよくなるトコなんだな」

澪「あ、はぁ……そう……みたい……。すご、い……な、ココ」

それから、二人はお互いのその場所を触りあい、身体を震わせて声を上げ続けた。
向き合った二人の顔はくしゃくしゃになり、その顔がさらにお互いを刺激した。

澪「り、つ……汗かきす……ぎ……っ」

律「澪も……あっ!ああっ!おま、えも……だろっ……」

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 23:53:27.73 ID:uMhXHVEWO
律が澪の肩に顔を埋めて言った。

律「そろそろ……入れよっ……か……?」

澪「うん……」

律はぐちゃぐちゃになった澪の性器をなぞり、指の感覚を頼りに、穴の位置を確かめた。

律「ここ、だよな?」

澪「うん。多分……」

澪も律の穴に指先を当てた。

律「変だよな……。私たち、身体に穴が開いてんだぜ?」

澪「言われてみれば変かも……」

律「痛いんだよな?ここに入れると」

澪「らしいな」

律「怖くない?」

澪「ちょっと怖い」

律は、ふうっと息を吐くと、澪に身体をくっつけた。
柔らかさと、温かさと、それから汗のべたつきが、二人を安心させた。

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/09(金) 23:57:56.05 ID:uMhXHVEWO
向き合って座ったまま、二人は片手でお互いの身体を抱いた。

まず、澪が律の穴の中へ指を入れていった。

律「っ……たぁ……!」

人差し指のちょうど第二関節まで入れたところで、律が眉間にしわを寄せてた。
澪の指が止まる。

澪「だ、大丈夫……?」

律は無理矢理笑顔を作って答えた。

律「だい……じょうぶ、だから……そのまま……入れて……。私も、入れる……からっ」

澪の指が、さらに律の奥へと潜る。
律も、澪の穴へ指を入れていく。

澪「いっ……たっ……!」

律「っ……く……」

指は互いの身体の中に沈む。
深海に潜るように、ゆっくりと。

98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/10(土) 00:01:42.46 ID:tNkDE08TO [1/2]
身体の真ん中を刃物で両断されるような痛みの中で、澪は今まで感じたことのない幸福感に包まれた。
同じ痛みを共有する事で、律との関係がさらに深まり、神聖なものに昇華されていくような気がした。

律「はいっ……た?」

澪「う、うん……ゆ、び……全部、入ったよ……」

泣きながら澪は答えた。

律「いって……ぇ。なんだよこれっ……想像してたのより、ずっと痛い……」

澪「で、も……これで、私たち、変わった……よね?」

律「そう、かな……」

99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/10(土) 00:06:54.36 ID:tNkDE08TO [2/2]
指を入れたまま、痛みが引くのを二人は待った。

澪「不思議な感じ……。私の指、包まれてるのに、包んでるような気がする」

律「あ、わかるかもそれ」

澪「けっこう締め付けられるんだな」

律「うん。こんなところに、男の人のって本当に入るのかな」

澪「ムリだよな……」

律「うん、絶対ムリ。死ぬだろそれ」

そう言って、二人はまるで音楽準備室のティータイムの時の様に笑いあった。

3 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 00:42:06.71 ID:oaWH2r6o [2/14]
澪「あ、これ何?」

澪は指先を動かして訊ねた。

律「いっ……た!ま、まだ動かすなよ!」

澪「あ、ゴメン。いや、指先になんか当たるんだけど」

律「えぇ?私のほうは当たってないぞ?」

澪「でもほら、ここ、一番奥になんかぷるぷるしたのがある」

澪はまた指先を動かし、感触を確かめた。

律「っ、あ……わ、わかんないけど……子宮の入り口かなんかじゃ……ない……?」

澪「でも、律の指には私の当たってないんだろ?」

律「人によって穴の深さが違うんじゃないの……?」

澪「あ、なるほど。不思議だな……」

そう言ってから、澪は律の口に舌を入れた。

5 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 00:45:35.37 ID:oaWH2r6o [3/14]
ひとしきり口の中の感触を楽しんだあと、澪は律の額におでこをくっつけて、言った。

澪「……そろそろ動かしてみる?」

律は黙って頷いた。

どちらからともなく、性器に埋まった指を動かし始めた。

律「うぁっ……!い、いって……」

澪「痛っい……いった……ぁ」

涙ぐみながら、律が言った。

律「や、やめよっか……?」

澪は大粒の涙を流しながら、首を振って言った。

澪「やめない……。やめないで……」

指を動かし続けると、律の身体に絡めた澪の右手が律の肌に爪を立てた。
律も痛みを耐えるために、澪の身体を引っかいた。

6 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 00:48:40.52 ID:oaWH2r6o [4/14]
歯を食いしばりながら、二人はお互いを痛めつけ合った。

少しして、澪の声色が変わった。

澪「ん、あ……は……ああっ……」

律「どう……したの……?」

澪の呼吸が不規則になる。

澪「ああ……あっ……き、気持ちよくなってきたかも……」

律「うそ?私っ……ま、まだ痛いんだけど……」

澪「あっ、あっ、あっ……」

澪の口から声が漏れる。

二人は指を動かし続けた。

7 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 00:55:31.53 ID:oaWH2r6o [5/14]
澪「あっ!り、律っ!ああっ……んっ、んぁっ」

律「み……お……」

快感の波に飲み込まれた澪に、幼い律との記憶の映像が断片的に蘇った。

律。
律。
りっちゃん。
大好きなりっちゃん。
もっと動いて、もっと掻き回して。
怖がらないから。
頑張るから。

澪「り……つ、……りっちゃん……私、痛いんだよ……。
  でも、ちゃんと我慢してるんだよ……。それをわかってね……」

子供と大人の間で、澪の「女」は揺れた。
律と過ごした時間の繭の中で育った「女」が、今まさに孵化しようとしていた。

澪の髪の一本一本がしなやかに揺れ、飛び散る汗と重なって部屋の照明の光を乱反射する。
その光景は律の目に、どこか非現実的なものとして映った。

8 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 01:00:54.31 ID:oaWH2r6o [6/14]
律「は……あっ……」

澪に少し遅れて、律の身体にも快感が走り始めた。
小波のようにゆっくりと、しかし確実に、それは律の身体に広がっていく。

澪「あっ!あっ!あっ!うぁ……っ!」

次第に澪の声が大きくなっていく。

律「んっ……そ、そんなに気持ちいいの?」

澪「あっ、ああぁっ!は、ぁん……ふあっ……あああっ!りっちゃん!りっちゃん……っ」

澪は答えなかった。答えられなかった。
澪は快感に耐え切れず、律の中に埋もれた指を動かすのも忘れ、喘ぎ続けた。

9 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 01:05:21.04 ID:oaWH2r6o [7/14]
律は激しくなる澪の嬌声に合わせて、指を動かし続けた。

澪「あっ、ああああっ!んんっ!あっ……ん、はっ、あっ!」

快感は肉体を越え、声となって外界に溢れ出した。

澪の右手が、律の身体を強く抱く。

律「す、ご……すっげぇ濡れてる……」

澪の愛液は溢れ、律が指を動かすたびに、ぐちゅぐちゅと音を立てた。

澪「はぁ……あ……りっちゃ……あっ、あっ、ああああっ!!」

一際大きく澪は鳴き、身体を震わせた。

11 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 01:08:29.31 ID:oaWH2r6o [8/14]
律「み……お?」

澪の身体は力を失い、重心を律の身体に預けた。

律「なに?ど、どうしたの?」

澪「はぁ……はぁ……はぁ……っく……」

澪は荒く呼吸をするだけで、何も答えない。

律が澪の穴から指を抜くと、指先は血と愛液で滑った。
澪の下着はずぶ濡れになっていて、その下のベッドにも染みが広がっていた。

律「澪?」

澪はゆっくりと律の顔を見た。

澪「す……ご……かった……。気持ち……よかったよ……」

涙を拭い、鼻をすすり、澪は言った。

生温かい澪の吐息が、律の顔にかかった。

精魂尽きた澪は、律の手を握ると、ベッドに身体を横たえ、快感の残滓に浸りながら、目を閉じた。

12 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 01:14:38.97 ID:oaWH2r6o [9/14]
それは浅い眠り。
夢と呼ぶには意図的で、現実と呼ぶには不可避なもの。

澪『りっちゃん』

幼い澪が、律を呼ぶ。

律は、その澪の長い黒髪に鋏を入れ、泣きながら切り落とす。
澪は笑顔とも泣き顔ともつかない表情で嗚咽を漏らす律を眺めている。

律が澪の頬に触れる。
澪の顔が変わる。
中学生の澪、高校生の澪。

律は刻一刻と変わる澪の顔に恐怖して、顔を逸らす。

澪『律』

すると今度は澪の声がするりと律の中に入ってくる。
律は血まみれの両手で耳を塞ぎ、この世界を消し飛ばそうと、叫んだ。

13 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 01:17:28.15 ID:oaWH2r6o [10/14]


律が目を覚ますと、下腹部に鈍い痛みが走った。

律「あぁ。くそ……やっぱ夢じゃないのか」

律は隣で寝息を立てる澪の穏やかな顔を眺めた。
かつて見た、かわいい顔でも、綺麗な顔でも、かっこいい顔でもない。
女の顔がそこにあった。

最悪だ。
私は澪とセックスをした。
友達なのに。
私が止めなきゃいけなかったのに、勢いと快楽に私は負けた。
こんな嘘っぽい、可笑しくて、タチの悪い現実は初めてだ。

律が澪の脇腹に目をやると、赤い腫れはもう引いていた。

14 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 01:19:47.96 ID:oaWH2r6o [11/14]
繋いだままの手を、律はそっと離した。

律は身体を起こし、両手で顔を覆った。

私たちの関係はまるっきり変わってしまった。
もう親友でも、幼馴染でもない。
恋人でもない。
それ以外の何か、わけのわからない関係になってしまった。
唯やムギや梓にも隠さなきゃいけない。
これからどうすんだ。

律は澪を起こさないようにゆっくりベッドから起き上がると、窓の外を見た。
まだ暗かったが、朝の気配は忌々しくもすぐそこまで来ていた。

もう、澪とただ一緒にいるだけでは満足できない。
寝転んでマンガを読んでいればいいだけの関係じゃない。
私も澪も、会うたびにお互いの身体が欲しくなる。
私の部屋、澪の部屋、もしかしたら部室でも。

17 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 01:24:28.86 ID:oaWH2r6o [12/14]
律は服を着ると、静かに部屋を出た。
洗面所に入り、鏡に映る自分を見た。

誰だよこいつは。
一丁前に前髪を垂らして、首筋に赤い痕をいっぱいつけて、これじゃまるで……。

律「まるで女じゃん……」

律は洗面台に並んだ自分の化粧品の中身を、全てぶちまけた。
置きっぱなしで湿気を含んだゴムで、前髪を束ねた。

律は、澪の渇いた血と愛液のついた指の匂いを嗅ぐと、顔をしかめた。
それから蛇口を捻り、何度も何度も洗い流したが、律の心には鉄錆のような罪の意識がこびり付いたままだった。

18 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 01:34:14.03 ID:oaWH2r6o [13/14]
律は家を出ると、深く息を吸った。
午前四時の半端な匂いが、肺を満たし、血球に乗って身体を巡り、子宮に至る。

ちょっとだけ、ここを離れよう。
夜が夢の幕を下ろす前に。
朝が現実を引き連れてくる前に。


律はポケットの中のiPodを取り出し、イヤホンを耳にはめた。

再生ボタンを押すと、澪に会う前まで聴いていた曲の続きが流れた。
フィルだらけの長いアウトロ。

帰ってきた時の、澪への言い訳は……友達に呼ばれてたとかそんなんでいいかな。

律「はっ。他に言いようがあるだろ」

律は自嘲気味に笑うと、不浄の罪を携えた左手をポケットに隠して、歩き出した。

始発。
始発のバスは何時だっけ。



律澪編 完

参考BGM
http://www.youtube.com/watch?v=SEukS2YN9B8

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