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上条「俺がジャッジメントだって!?」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/21(日) 20:44:13.35 ID:q67NN7+/0


 ◇とある朝のことである

携帯「その幻想をぶち壊す!その幻想をぶち壊す!その幻想をぶち壊す!」

禁書「とーま、電話がうるさいんだよ」

上条「んあ、わりぃインデックス」

携帯「その幻想をぶち壊す!その幻想をぶち」ピッ

上条「ったく……なんだってんですか、こんな朝にメールだなんて」

禁書「とーま、メールってなに?」

上条「使い方によって金にも鉛にもなる。そんなもんさ」ビシリ

禁書「なんだか魔術みたいなんだよ……」ビクッ

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/21(日) 20:44:59.13 ID:q67NN7+/0


上条「メールの送り主は……ビリビリかよ」ハァ

禁書「どうしたの、とーま。なんでそんなに落ち込んでるんだよ」

上条「そりゃ、ビリビリに呼び出しを食らうってのはある意味補習よりも厄介だからな」

禁書「いつものことなんだよ」

上条「ため息ひとつぐらい、上条さんはつきたくなるんですわい」ハァ

禁書「とーまがなんだかNHKスペシャルに出てくる中年男性みたいなんだよ」

上条「まーたテレビの影響受けちゃって」

禁書「あ、悪い意味で似てるんだよ」

上条「そりゃ不幸だ―」ガックシ



4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/21(日) 20:45:41.29 ID:q67NN7+/0

上条「と、ゆーわけで留守番ヨロシクな」

禁書「とーまとーま」

上条「なんだインデックス。俺が恋しいのか?」

禁書「最近秋沙が怖いんだよ」

上条「は? なんですって?」

禁書「秋沙が私の知らないとーまを知ってるんだよ」

上条「そっか。じゃぁ負けないように頑張るこった」

禁書「わかったんだよ。
   だからこれからは頑張ってとーまのことストーキングしてみるんだよ」フンス

上条「不幸だー!」アウチ



5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/21(日) 20:47:51.27 ID:q67NN7+/0

 ◇そして待ち合わせ場所のいつものコンビニへ

上条「あ、いたいた。おーいビリビリ」

御坂「な! アタシの名前は」

上条「江戸川コナン、探偵さ」

御坂「!?」

上条「いや、お前の読んでるサンデーの表紙を読んだだけ」

御坂「もう………アンタも好きなの?コナン」

上条「好きだぞ」

御坂「誰が好き?」

上条「ワトソン君」グワシ

御坂「そっちかい」ガックシ



6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/21(日) 20:49:30.42 ID:q67NN7+/0


御坂「てかアンタ読書するんだ」

上条「いや、さっきのは単にボケただけだ。上条さんの渾身のギャグ」

御坂「…………ちょっとはアンタの理知的な側面が垣間見えたと思ったのに」

上条「ん、なんだ? それでお前が得するのか?」

御坂「な、なんでもないわよ」オドオド

上条「上条さん伊達メガネかけてイメチェンでもしてみよっかなー」クリリン

御坂(やばっ、見たい………かも)

上条「ビリビリも似あうんじゃないか? 眼鏡」

御坂「えっ!?………そうかな」

上条「スチールフレームで目からビーム! みたいな」

御坂「出ねぇっつうの!!」バチバチ

上条「NOOOOO!」ギャース



7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/21(日) 20:50:39.82 ID:q67NN7+/0

御坂「まったく……」パチパチ

上条「ふぅ……てかまたバトルすんのか?」

御坂「は?」

上条「もうさ、こんな非発展的なことはやめて
   二人で漫画でも読んでまったり過ごそうや。上条さんは疲れました」

御坂「な……!」

御坂(す、すごくイイ!! だけど………)

御坂「残念だけど違うのよ。今日はアンタに頼みごとがあって呼んだの」

御坂(本当に残念ね……まったく)


8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/21(日) 20:53:21.64 ID:q67NN7+/0


上条「頼みごと? なんだ頼みごとって」

御坂「アンタにジャッジメントをやってほしいのよ」

上条「………へ!?」アゼン

御坂「黒子の配属してる部署で夏カゼが流行ってるらしいの。
   で、それに何人もやられて今じゃ初春さんと黒子だけが生き残ってる有様なのよ」

上条「ジャッジメントってあのジャッジメント?」

御坂「そうよ。アンタもよくお世話になってんでしょ。
   とにかく、今それで人手が足りなくて大変なことになってるらしいの」

上条「なにがなんだかわからねぇけど
   とりあえずカゼにかかってるジャッジメントさん達のご冥福をお祈りします」

御坂「勝手に殺すな!!」バリッ

上条「Ouch !」ギャース




9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/21(日) 20:56:32.10 ID:q67NN7+/0

御坂「もう、とにかく付いてきて! 話はその部署でするから!」ズルズル

上条「へいへい。わかりましたよ上条さんは」ズルズル

御坂「………アンタ、軽くなった?」ズルズル

上条「そりゃま、この夏は色々あったからな」

上条(インデックスのおかげで俺のカロリー摂取量はもうゼロに近いのよ!?)

御坂(アタシがストレス与えちゃってるのかな………もう、何やってんのよ美琴!)

御坂「ねぇ、アイス買ってかない?」

上条「ほい?」

御坂「アタシがおごったげるからさ」

上条「マジか! ありがたいぞ美琴!」ヤッタネ

御坂(アタシもありがたいわ…………//)ドキドキ


10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/21(日) 21:00:12.95 ID:q67NN7+/0


 ◇そういうわけでアイス屋へ

御坂「はい」

上条「お、ありがとな」

御坂「ど、どういたしましてっ!」アタフタ

上条「?」

御坂(やば………いよ)

上条「おいビリビリ、アイスたれてるぞ」

御坂「へっ!?」

上条「と、みせかけていただきー!」カプリ

御坂「な………//」



13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/21(日) 21:04:44.77 ID:q67NN7+/0


上条「すまんなビリビリ。こうでもしないと俺は飢え死にしちまうんだ」モグモグ

御坂(こ、これって間接キスだよね……)カプ

上条「ん?お前なんだか顔が真っ赤だぞ」

御坂「へっ? あ……アイスとけちゃう!わーわー」

上条「? とりあえずもう垂れてるけどな。勿体無い勿体無い」ペロペロ



19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/21(日) 21:10:15.51 ID:q67NN7+/0

 ◇閑話休題。そして一七七支部へ

黒子「ごほごほ……ですの」

初春「あ、御坂さん」

御坂「連れてきたわよー」

上条「どもーおじゃまします」

初春「ありがとうございます! これからよろしくお願いしますね!」

御坂「あ、初春さん、まだ細かいことは説明してないのよ」

黒子「あら、そうなんですの、ごほごほ」

上条「マスク欲しいな」



20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/21(日) 21:11:03.59 ID:q67NN7+/0


御坂「てか黒子、大丈夫なの?」

黒子「だいじょうぶですのよ………ごほごほ」

御坂「ごほごほ言ってるじゃない」

黒子「ち、違いますのよ!」ゴホゴホ

御坂「変わらん。そういう問題じゃない」

黒子「そうですわね」ゴホゴホ




21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/21(日) 21:13:19.95 ID:q67NN7+/0

初春「あ、上条さん、この前は助けていただき」

上条「頭の花、枯れてますよ」

初春「え?」

上条「へ?」

初春「気のせいですよ」ギロリ

上条「そうですか」ビクッ



23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/21(日) 21:17:46.89 ID:q67NN7+/0

黒子「……とにもかくにも、一目見てお分かりだとは思うのですけれど」

初春「私たち以外はみんな風邪っぴきで休んでるんです」

上条「閑散としてるなー」

御坂「いつもはもっと賑やかなのにねー」

初春「そうなんですよー寂しいんですよー」フンス

上条「ん?なんだこれ」パサ

 『不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか (講談社現代新書)』

初春「か、返して下さいっ!」

上条「あ……スイマセン」

黒子(初春………また読んでますのね)ゴホゴホ





24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/21(日) 21:25:49.22 ID:q67NN7+/0

黒子「上条さんにはこれから数日間、ジャッジメントのお手伝いをしていただきたいんですの」

初春「どうぞ、腕章です」

上条「おぉ……なんだかジャッジメントになった気分」

黒子「ただ、あくまでもお手伝いーーーボランティアの範囲内ということをお忘れ無く」

初春「私たちが指令を出します!」フンス

黒子「あ、お姉さまも。腕章ですわ」

御坂「ん、ありがと黒子……ってなんでピンクなのよ」

黒子「黒子お手製のお姉さま専用腕章ですのよぉ」

御坂「あ、ありがと初春さん」

黒子「」



26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/21(日) 21:30:33.70 ID:q67NN7+/0


黒子「とりあえず上条さんにはこちらのお席を用意させていただきましたの」

上条「えっと……なぜにダンボール?」ボロ…

黒子「あいにく空席が無くて……臨時ですからしょうがありませんのよ」

御坂「思ったよりふかふかねー」フワフワ

上条「アイツの隣空いてるじゃん」

黒子「プライバシー保護のため、やむを得ませんのよ」

上条(これから毎日、ここで正座かよ………不幸だー)



27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/21(日) 21:34:18.48 ID:q67NN7+/0

初春「白井さん。そろそろパトロールの時間ですよ」

黒子「そうですわね。ではわたくしとお姉さまで」

初春「白井さん! 銀行強盗が発生しました!ここの近くです!
    至急三人で向かって下さい!私がオペレーションします!」

上条「な……大変だ! すぐに向かうぞビリビリ!」

御坂「そうね、さっさとやっちゃいましょう!」

黒子「チッ…………ですの」



29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/21(日) 21:40:21.34 ID:q67NN7+/0

 ◇そして三人は現場へ直行した


犯人「オラ! 近寄ったらコイツを〇〇するぞ!!」

子萌「うう……こわいです……」

上条「ちょ、小萌先生!!」

御坂「知り合い?」

上条「あぁ、俺の担任だ」

黒子「ジャッジメントですの! 今すぐ投降なさいまし!!」

犯人「チッ、うっせーな」

黒子「な……!! 
   あなた何をしているのか分かっていますの!? わたくし怒りますわよ!?」

犯人「反省してまーす」

小萌「嘘つきはいけないんですよー」ジタバタ





31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/21(日) 21:44:08.43 ID:q67NN7+/0

上条「小萌先生! 今助けるからなー!」

小萌「あ、上条ちゃん! 
    明日は補習なんですよー! 忘れないで来てくださいねー!」

上条「……やっぱやめようかな」ボソ

小萌「私の勘違いでした―! 上条ちゃんは補習じゃありませーん!」

上条「ですよねー! 行くぜ犯人!!」

犯人「こっち来んじゃねーよ! 〇〇すっぞ!?」

上条「……ならお前の〇〇をぶち壊す!」グワシ





32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/21(日) 21:50:34.07 ID:q67NN7+/0

黒子「何ふざけたことしてますの」

御坂「黒子、アタシがアンタの鉄棒に帯電させるから」バチバチ

黒子「はいな」シュン

犯人「な………? 体がしびれて動かねぇ!?」

黒子「観念なさい。お姉さまの電撃はレベル5ですのよ」

犯人「ぐ………こんなジャッジメントいるなんて聞いてねぇぞ!」

黒子「もう服を脱いで逃げるなんてことはできませんのよ」フンス

御坂「これがホントのタッグチームよ!」ビシ

黒子「いえお姉さま、姉妹丼ですのよ」

御坂「黙れ」



33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/21(日) 21:54:04.44 ID:q67NN7+/0

初春「もしもしー白井さん?」

黒子「あら初春。もう一段落着いてしまいましたのよ」

初春「そうですかー。さすがですね、三人とも」

黒子「いえいえ、わたくしとお姉さまの二人の力ですのよ」

初春「えっ!? 白井さん、冗談はよしこさんにしてくださいよ」

黒子「よしこさんがいたほうがまだ役に立ったかもしれませんわね」チラ

上条「俺の出番……………不幸だ―」

黒子(あなたの存在がわたくしにとって不幸ですのよ)



34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/21(日) 21:58:39.20 ID:q67NN7+/0


初春「とりあえず支部に帰ってきて下さい。初戦勝利の宴をあげましょう」

黒子「初春……またそうやって経費の無駄遣いを」

初春「いいんですって、どうせ固法先輩にはバレませんって」

黒子「まぁ……あなたの書類偽造能力を持ってすればたやすいんでしょうけれど」

初春「白井さん、それは言わない約束ですよー」アタフタ

黒子「暗黙の了解とはこのことですのね」フム




36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/21(日) 22:03:11.02 ID:q67NN7+/0

 ◇そして再び舞台は支部へ

一同「かんぱーい!」

御坂「いやぁ、楽勝だったわね!」

黒子「そうですわね。チョロイもんでしたわ」

御坂(コイツにもいいとこ見せれたし……)チラ

上条「不幸だ―」ゴクゴク

御坂「ちょっとアンタ、なに凹んでんのよ」

上条「ん?いやな、上条さん何の役にも立たなかったし」

御坂「そんなこと無いわよ!」

御坂(アンタが見ててくれたから上手くいったようなものなんだから)

黒子「………」チッ



40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/21(日) 22:09:44.06 ID:q67NN7+/0

初春「とにもかくにも、これでしばらくは上手くやっていけそうですね!」

黒子(初春、わたくしは反対いたしましたのよ。なのにお姉さまが……)

御坂『アイツなら快く受けてくれそうじゃん、だからさ、ね?』

黒子「ハァ……」ゴクゴク

上条「どうしたんだ、白井。元気ないぞ」

黒子「気のせいですわ」

御坂「やっぱ熱あるんじゃ……」ピト

黒子「な……!?」

黒子(お姉さまのオデコがわたくしのオデコに……?)


41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/21(日) 22:16:43.23 ID:q67NN7+/0

御坂「うーん、ちょっぴり熱いかも」

黒子「お姉さま……黒子は、黒子は……」

御坂「少し横になってなさいよ、ほら」パンパン

黒子(な……! それって膝枕ですのー!?)

黒子「遠慮なく横にさせていただきますのよー!」パタン

御坂「ひゃっ!」

初春「白井さん、勢いつけすぎですよー」

黒子「………」スースー

御坂「やだ、寝ちゃったの黒子?」ナデナデ

上条「1.5秒……のび太を超えたな」

黒子「………」ニヤリッ



43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/21(日) 22:22:24.71 ID:q67NN7+/0

黒子(お姉さまのにほい……)スンスン

御坂「ねぇ初春さん、今度この4人でどっか出かけない?」

初春「いいですね! どこ行きますか?」

上条「あーゴメン、俺パスです」

御坂「な、なんでよ」

上条「ウチには腹ペコシスターとスフィンクスがいるからさ、な?」

初春「上条さんって、凄く国際的な人なんですね……」

御坂(誰しも最初はそう思うわよね……)

黒子(見える! 見えますのー!)


45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/21(日) 22:28:07.38 ID:q67NN7+/0

 ◇楽しい時間は光の如く過ぎ去り

上条「……って、そろそろ5時になるな」

御坂「ホントだ、もうこんな時間」

初春「そろそろお開きにしましょうか」

上条「ん、じゃ俺は帰宅ーーー」

初春「あ、スイマセン上条さん。今日はここに寝泊りです」フンス

上条「な、なんですとー!?」

初春「冗談です」ニコッ

上条「ですよねー」

黒子「スー……スー……」

御坂(黒子……なんだかんだいって可愛いのよね……)ナデナデ



46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/21(日) 22:32:01.36 ID:q67NN7+/0

御坂(ほっぺたやわらかい……)モミモミ

黒子「ん………ですの」スースー

御坂(ですの……可愛い)ポッ

上条「おーいビリビリ、可愛い後輩なのは分かるけどさ、帰る時間だぞー」

初春「御坂さん、やっぱり白井さんがお好みなんですねー」

御坂「なっ……! そんなことないわよ、アタシはみんな大好きよ」

上条「おっ、嬉しいこと言ってくれますね」

御坂「あっ、アンタは……」ポッ

御坂(しまった、コイツいるんだった……)




48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/21(日) 22:36:24.12 ID:q67NN7+/0

御坂「黒子、黒子」ペチペチ

黒子「んぁ……ジャッジメントですの……」ムニャムニャ

御坂「何寝ぼけてんのよ。ほら、帰るわよ」ペチペチ

黒子「……お姉さま!?」パチ

御坂「何疑問形になってんのよ。アタシはアタシでしょ」

黒子「お姉さま……」ギュツ

御坂「ちょっ!?」

上条「おーおー」

初春「おーおー」




51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/21(日) 22:50:26.46 ID:q67NN7+/0

御坂「いい加減、目覚ましなさい!」バチッ

黒子「ふにゅっ!?」

上条「ちょ、ビリビリ、やり過ぎじゃないか?」

御坂「この子はもうアンタ以上に耐性が付いてるわよ」

初春(自覚ありでしたか………)

黒子「お、お姉さま……?」

御坂「ほら、行くわよ」

上条「よし、解散だな」

初春「ですね」


53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/21(日) 22:58:48.62 ID:q67NN7+/0

 ◇その夜

禁書「とーま、今日一日ヒマだったんだよ」

上条「すまんインデックス。これから数日間は留守番頼むぜ」

禁書「あれれ? とーまの声が聞こえないんだよ」

上条「すまんインデックス。病院に連れて行く金が無い」

禁書「ボケにボケないでほしいんだよ」

上条「はいはい、カレー作りますよ」

禁書「食べ物で誤魔化せると思ったら大間違いなんだよ」

上条(……今日は手強いな。ステイルに入れ知恵されたか?)



55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/21(日) 23:14:56.78 ID:q67NN7+/0

上条「実はさ、ジャッジメントの手伝いを頼まれちゃって」

禁書「よく分からないんだよ」

上条「ようするにだ、上条さんは忙しくなってしまったんだよ」

禁書「つまりそれは、とーまが私を見捨てるってことなの?」

上条「飛躍しすぎだ、インデックス。別にそういう訳じゃない」

禁書「ならとーまの言うジャッジメントの所に連れていってほしいんだよ」

上条「え………」

禁書「ダメなの?」

上条「聞いてみるわ」ピポパ


56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/21(日) 23:20:36.74 ID:q67NN7+/0

携帯「ジャッジメントですの! ジャッジメントですの!」

御坂「……黒子」

黒子「…………」スースー

御坂「携帯鳴ってるわよ、黒子」

携帯「ジャッジメントですの! ジャッジメントですの!」

黒子「…………」スースー

御坂「もう……可愛い寝顔なんだから」

携帯「ジャッジメントですの! ジャッジメント」ピッ

御坂「もしもし?」


60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/21(日) 23:37:57.58 ID:q67NN7+/0

上条「白井か?」

御坂(!? なんでコイツからかかってくるの? まさか、黒子……)

御坂「そうですのよ」

御坂(探りを入れるべきね)

上条「こんな夜遅くにわりぃ。ちょっと質問なんだが」

御坂「なんですの」

上条「明日俺の連れをそっちに連れてっていいか?」

御坂「連れ……ですの?」

上条「あぁ、どうしても留守番がいやらしくてさ」

御坂(何コイツ、彼女でもいるの……? てか留守番って!?)



65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/21(日) 23:46:09.38 ID:q67NN7+/0

御坂「上条さん」

上条「やっぱ、ダメか」

御坂「そうではありませんのよ」

上条「じゃ、いいか?」

御坂「少しお聞きしたいんですけれど」

上条「なんだ?」

御坂「そのお連れ様とはどのような関係で?」

上条「へ?」

御坂「だから連れとの関係を聞いてんのよ!」グワシ

上条「なっ……!?」ビクッ

御坂(やばっ、素が出ちゃった……)




66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/21(日) 23:50:10.72 ID:q67NN7+/0

御坂「お姉さま! 電話を返して下さいまし!」

上条「…………」

御坂「なによー黒子!」

上条「…………」

御坂「すみませんの、お姉さまが乱入してきて……」

上条「…………」

御坂「…………」

御坂(やっぱバレたか。てかアタシイタタタだよね、これじゃ……)イタタタ

上条「白井、勘違いしてるぞ」

御坂「……へ?」

御坂(こいつ………気付いてない!?)




68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/21(日) 23:57:25.40 ID:q67NN7+/0

上条「連れってのは今日支部で話したインデックスのことだよ」

御坂「そうでしたっけ……?」

上条「あ、そうか。お前寝てたもんな、ビリビリの膝の上で」

御坂「そうですの!そうですのよ!」

御坂(やばっ、アタシもしかして勘違いしてた……?)

上条「ビリビリから聞いてないか?」

御坂「いえ、存じておりませんのよ……」

御坂(そうよ、アイツの所に居候してるのはあのチビだったわ……)

上条「そっか。じゃ、紹介がてらに明日連れてくってことでどうだ?」

御坂「い、いいですわ。それではおやすみなさいですの」

御坂(でも、よかった……別に彼女がいるわけじゃないんだ……)ホッ

上条「あぁ、おやすみ白井」ピッ

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 00:05:33.36 ID:cHKr1EXx0

御坂「はぁ………疲れた……」パタン

御坂(おやすみって言ってもらえた…………向こうは黒子だと思ってるんだろうけど)

御坂「返すわよ、黒子」

黒子「ですの………」スースー

御坂(もしかして、アイツ気付いてたのかな)

御坂「気になる……」ゴロン

御坂(…………いつか、おやすみ実琴って言ってもらいたいな)

御坂「………………」

御坂(おやすみビリビリでもいいから…………)ウトウト

御坂「………………」スースー


72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 00:06:22.14 ID:cHKr1EXx0

 すんません名前間違えちゃった……

御坂「はぁ………疲れた……」パタン

御坂(おやすみって言ってもらえた…………向こうは黒子だと思ってるんだろうけど)

御坂「返すわよ、黒子」

黒子「ですの………」スースー

御坂(もしかして、アイツ気付いてたのかな)

御坂「気になる……」ゴロン

御坂(…………いつか、おやすみ美琴って言ってもらいたいな)

御坂「………………」

御坂(おやすみビリビリでもいいから…………)ウトウト

御坂「………………」スースー


73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 00:10:27.88 ID:cHKr1EXx0

 すんません、風呂入ってきます。
 >>25 >>62  御名答です。



84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 00:43:48.09 ID:cHKr1EXx0

 ◇次の日

上条「おじゃましまーす」

黒子「いらっしゃいですの」

初春「お待ちしてました―」

御坂「……………」ポッ

禁書「どうぞよろしくなんだよー」

黒子「あらかわいい」

上条「インデックス、ジャッジメントの白井黒子さんだ」

禁書「よろしくなんだよー」

上条「で、こっちが同じくジャッジメントの初春飾利さん」

禁書「よろしくなんだよー」


86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 00:49:56.80 ID:cHKr1EXx0

上条「インデックス、全部よろしくなんだよーじゃないでしょう」

禁書「よろしくなんだよー」

上条「……………」

初春「かわいいですねー。修道服とか新鮮です」

黒子「堕天使、って感じですわね……」

禁書「ないないんだよー」

黒子「じゃぁ、罪深き修道女ですわ」

禁書「修道女しか合ってないんだよー。あなたの感性が罪深いんだよー」

上条「……白井、初春さん、仲良くしてやってくれよな」




91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 01:02:50.93 ID:cHKr1EXx0

御坂「あれ、あの猫は一緒じゃないんだ」

上条「スフィンクスか? あいつは姫神に預けてある」

御坂「あ、そうなんだ」

御坂(………誰かしら?)

禁書「今日はとーまの仕事ぶりを拝見しに来たんだよ!」フンス

黒子「あらあら、まるで奥様みたいですのね」

初春「そういう白井さんが一番奥様みたいですよ」

黒子「」



92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 01:10:14.46 ID:cHKr1EXx0

御坂「と、いっても仕事なんて特に無いのよね……」

初春「御坂さん、銀行強盗を懲らしめるのだけが仕事じゃないんですよ」

黒子「そうですのよ。始末書を書くのもまた、大事な仕事なんですの」

御坂「それはアンタが悪い」

禁書「始末書はステイルもよく書いてるんだよー」

上条「そうなのか?」

禁書「うそだよー」

上条「うそなのか」

御坂「まぎらわしいわね……」

初春「息を吐くように嘘をつきますね、インデックスさんは」

黒子「初春、あなたそれ自己紹介になってますのよ」

初春「」


95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 01:17:18.65 ID:cHKr1EXx0

禁書「あ、ひとつ質問なんだよ」

黒子「なんですの」

禁書「なんでとーまはみかん箱の前で正座してるんだよ?」

黒子「そこにみかん箱があるからですのよ」

禁書「納得なんだよ」ナットク

上条「俺は納得できねぇ」


98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 01:21:26.79 ID:cHKr1EXx0

初春「どうぞ上条さん、差し入れです」

御坂(それは………!)

上条「これは……! 愛媛のみかんだな!」

初春「ぶぶー。静岡でした」

上条「不幸だー」ウガー

黒子「まだまだですのね」

禁書「みかんとレモンの区別もつかないとーまには酷なんだよ」

御坂(和歌山じゃない……!?)


100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 01:31:55.75 ID:cHKr1EXx0

初春「白井さん!」キリッ

黒子「どうしたんですの、初春!?」キリリッ

初春「迷子が発生! 依頼が入りました! この学区にいるみたいです!」

黒子「一刻を争う事態ですわね………みなさま、行きますわよ!」

禁書「なんだかワクワクしてきたんだよ」

御坂「迷子にこれは大げさじゃないかしら」

黒子「甘いですわねお姉さま。
    もしとある大国のVIPのお子様が、この学園都市で迷子になってしまった場合は」

御坂「迷子になってる子はVIPのお子様なの」

初春「一般人です」

黒子「」



101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 01:39:25.37 ID:cHKr1EXx0

 ◇inオペレーション 

初春「特徴を聞かせて下さい。身長はどのくらいですか?」

一方「背丈は低い」

初春「年齢は見た感じどのくらいですか?」

一方「そォだな、見た目は10才ぐらいだろォな」

初春「その他特徴は」

一方「髪の毛は焦げ茶。水玉のワンピースを着てる」

初春「了解です。見つかり次第そちらにコールバックしますね」

一方「あァ、俺の方でも探してッから、見つかッたら連絡する」ピッ

一方「ッたく、ドコに行ッちまッたンだアイツは……」


103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 01:44:21.98 ID:cHKr1EXx0

 ◇かくして迷子探索任務が開始された

初春「保護者さんによりますと、見た目は学園都市レベル5の三位がちっちゃくなった感じとか」

黒子「誰にでも分かりやすい例えですわね。流石のお姉さまですわ」

御坂「寒気しかしないんだけど……」

禁書「もしかしてもしかして」

上条「もしかしてもしかして?」

禁書「ちょっとちょっと、ペンと紙を持ってきて欲しいんだよ」

上条「ちょっとちょっと、ペンと紙はこの支部にありますかー?」

初春「バカにしないで下さいよ」ムスッ

黒子「ジャッジメントをナメてますのね」ムススッ



104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 01:53:01.23 ID:cHKr1EXx0

禁書「その特徴には思い当たる節が……」カキカキ

上条「流石103000冊を完全記憶してるだけあるな」

初春「まさか、この学園都市で見かけたすべての人物の顔の記憶と照合して……!?」

禁書「あるんだよ!」ドン

初春「もしかして、かなり性格に割り出せてるんじゃないんですか?」

禁書「私だって、たまには役に立つのかも」フンス

黒子「その絵の下手さでは役に立ちそうもありませんのね」

初春「すいません、私の早とちりでした……」

御坂「上げて落とすってのは一番効果的よね」

禁書「立ち直れないんだよ………」ドヨヨーン

上条「ドンマイだ、インデックス……」ナデナデ




105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 02:00:26.95 ID:cHKr1EXx0

御坂「とにかく……ここにいても始まらないし、捜索始めましょ」

黒子「そうですわね。初春、オペレーションは頼みますのよ」

初春「まかせてください」

上条「どうする? 4人で分かれるか?」

御坂「待って、アタシに思い当たる節があるの」

上条「また節かよ。かつお節ってオチじゃないだろうな」

禁書「短髪、このとーまは遠慮なく殴っていいかも」

御坂「そいやぁ!」ビリボカ

上条「NOOOOO!!」アベシ

黒子「お姉さまのビリビリパンチは強烈ですのよぉ」ムフフ


107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 02:07:27.86 ID:cHKr1EXx0
すんません、ちょっち休憩・書き溜めしますね

109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 02:29:01.55 ID:cHKr1EXx0

上条「イテテテ……」

禁書「さっきのは100%とーまがイケないんだからね」フンス

上条「それには思い当たる節がありますよ、上条さんにも……」グッタリ

上条(かつお節はないわな……流石に)

黒子「で、思い当たる節というのはなんですの? お姉さま」

御坂「迷子の行方を知ってそうな人がいるの。電話してみるわ」

御坂(迷子が打止めなのは間違いなさそうね。
   で、その打止めを一番早く見つける方法は……)ピポパ


110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 02:30:32.80 ID:cHKr1EXx0

携帯「ミサカはミサカはミサカはミサカは」ピッ

御坂妹「何か御用でしょうかお姉さま
    とミサカは着信音が4回ループした瞬間に電話を取ってたずねます」

御坂「相変わらずそのヘンテコな着信音は変えてないのね……」

御坂妹「アイデンティティーですから、とミサカは主張してみます」

御坂「……どんなアイデンティティーよ。それより、頼みたいことがあるの」

御坂妹「何でしょうか、とミサカは性的な依頼でもギリギリまで承諾する勇気を持って聞き返します」

御坂「アタシはどこぞの変態オヤジじゃないのよ! ……打止めの居場所って分かる?」

御坂妹「一方通行がいるところにいるんじゃないんでしょうか、とミサカは投げやりに答えてみます」

御坂「その一方通行から迷子の連絡が入ったのよ。ジャッジメントに」


111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 02:32:53.75 ID:cHKr1EXx0

御坂妹「お姉さまがジャッジメント…………」ププッ

御坂「あっ!? 今笑ったでしょ!? 絶対笑った怒るよアタシ!?」

御坂妹「笑ってません。カギカッコの中にププッとか入ってません、とミサカは無実を主張します」

御坂「そういうネタはもういいから。で、今打止めがどこにいるか分かった?」

御坂妹「ミサカネットワークで検索したところ、どうやらお姉さまのすぐ後ろに」

御坂「えっ!?」クルッ

上条「?」

御坂妹「いると思いましたか?
    とミサカは嘲笑をこらえてメリーさん風にお姉さまを騙してみます」ププッ

上条「どうしたビリビリ。顔が真っ赤だぞ」

御坂「うっさい……」ドキドキ


112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 02:38:58.79 ID:cHKr1EXx0

御坂妹「実を言うと、打止めはなぜかお姉さまのいる学区にいるのです
       とミサカはどうでもいい偶然性に驚きながらお伝えします」

御坂「つまりそれはラッキーってことね。
   教えてくれてありがと。これでさっきの怒りは帳消しにしてあげるわ」

御坂妹「それはつまりタダ働きを無理矢理正当化し」ピッ

御坂(まったく……誰に似たんだか)

黒子「お姉さま、何か手がかりはつかめましたの?」

御坂「もちろんよ。迷子はこの学区にいるわ」

上条「ならすぐに見つかりそうだな。
    よし、顔が分かるインデックスを連れてみんなで捜索開始だ!」ビシッ

禁書「私の扱いがある意味ポケモン図鑑並なんだよ……」ポロポロ



116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 02:53:19.92 ID:cHKr1EXx0

 ◇そして4人は学区内を駆け巡った

御坂「ハァハァ……どう?いた?」

禁書「うーん……わたしの目にそれらしき人は映らなかったんだよ」

黒子「あら、それではその目に問題がありそうですのね」

禁書「そんなこと言われても、私の変わりはいないかも」

上条「そうだぞ白井。
   インデックスはその稀少性ゆえに命を狙われることもあるんだ」

黒子「とんだ稀少性ですのね」

御坂「黒子、つまんない事言ってるヒマがあったら探してよ」ハァハァ

黒子「了解ですのー」ビシ


117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 02:56:25.65 ID:cHKr1EXx0

黒子「―――ってあれ、あれれですの」

御坂「どうしたのよ」

黒子「ミニサイズのお姉さまがおぼつかない足取りで公園の中を歩きまわっていますのよ」オドロキー

御坂「そ、それよ!」ダッ


上条「インデックス、前もって言っておくけどな」

禁書「大丈夫だよとーま。私は悲しくないんだよ」グス

上条「無理すんなよ。いつかみんなの役に立てる時がきっと来るさ」ナデナデ



119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 03:00:14.65 ID:cHKr1EXx0


御坂「大丈夫!?」

打止「あなたは………ってミサカはミサカは驚いて見せるんだよ」

黒子「あらかわいい」

御坂「よかった、無事みたいね」

打止「一歩通行とはぐれちゃってちょびっと悲しかったんだよ。
   でもちょびっとなんだからねってミサカはミサカは強がってみる」グス

御坂「よしよし、頑張った頑張った」ナデナデ

上条「なごやかな光景だな……」

禁書「短髪がお母さんしてるんだよ」

御坂(………ちょっと恥ずかしいかも。アイツも見てるし//)



121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 03:18:30.36 ID:cHKr1EXx0

 ◇こうして迷子の迷子の打止めは無事保護され、一歩通行の元へと帰って行きました

禁書「ぐーぐー」

御坂「はぁ……なんだかんだいって、充実した一日だったわね」グッタリ

上条「昨日もそうだったけど、ジャッジメントって大変な仕事なんだな………」グッタリ

初春「慣れればそんなに大変でもないんですけどね」

黒子「わたくし達にとってはもはや生活の一部―――」

携帯「ジャッジメントですの!ジャッジメントですの!」ピッ

黒子「白井黒子ですわ」



122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 03:24:25.98 ID:cHKr1EXx0

固法「固法よ。うまくやってる?白井さん」

黒子「もちろんですわ」フンス

固法「それはよかった。景気づけにいい知らせがあるのよ」

黒子「なんですの?」

固法「私を含めてカゼにかかっていたみんなが明日から復帰するわ」

黒子「ほんとですの!? わたくしようやく肩の荷が降りた感じですわ……」

固法「二日間ありがとね。大活躍だったらしいじゃない」

黒子「助っ人のおかげですのよ」

固法「その助っ人さんにも今度お礼をしなくちゃね。じゃ、また明日」ピッ


124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 03:28:48.60 ID:cHKr1EXx0


黒子「と、いうわけで、二日間お疲れ様でしたの」

初春「ホントにありがとうございました~」ペコリ

御坂「いいっていいって。
   アタシはいつも黒子とこんなことしてたりするし。それより……」クルリ

上条「ん?」

御坂「ありがとね。あと、急に呼び出してこんな仕事頼んじゃって、ゴメンなさい」ペコリ

上条「へ? 当然だろ、困ってんだから助けるのは」

御坂(あぁ、やっぱりそう言うわよね………//)


125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 03:31:15.88 ID:cHKr1EXx0

御坂「アタシはアンタに感謝してるの。その気持は受け取って」

御坂(頭下げるだなんて滅多にしないんだから……)ドキドキ

上条「……あぁ」

黒子(お姉さま……)

御坂「……ねぇ」

上条「ん?」

御坂「その……アタシがおごるからさ、今度みんなで遊園地にでも………行こ」



126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 03:33:16.09 ID:cHKr1EXx0

上条「え、俺を誘ってるのか?」

御坂(ホントに鈍いヤツ……!)ドキドキ

御坂「そうよ……誘ってんの! 来るの?来ないの?」

上条「そりゃぁ、もちろん。お前がおごってくれんなら、さ」

御坂「……約束ね」

上条「あぁ」

 ◇

御坂(今のアタシに出来ることは………たぶんこれだけ。でもいつか、きっと……)

御坂「いつか、きっと…………叶えてみせる。私の言葉で」

 Fin



130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 03:56:05.92 ID:cHKr1EXx0

 あんまり話を超広げすぎると超収集がつかなくなるので
 超区切りのいいところで、ここで超Finってわけですね。
 超分かります。C級映画なんでもござれの私には超わかります。

 結論から言うと
 つまり、超アフターストーリーをやるのは超少なくとも>>1が一回寝てからってのが超濃厚ですね。
 
 ってか>>1は前から>>115の内容が超書きたかったらしいです。
 黒子と御坂と上条が超△で超アレです。つまりC級映画に超付き物のピーとかピーです。
 
 そういうわけで、超寝ます。超眠いんで超寝ます。



135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 07:48:29.15 ID:cHKr1EXx0
ですの

139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 10:47:39.43 ID:cHKr1EXx0
そろそろ超投下しますね。と>>1が超言ってました

140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 10:53:20.69 ID:cHKr1EXx0

 ◇数日後・常盤台中学校学生寮のある一室

黒子「……………」チラ

御坂「~♪」ルンルン

黒子(お姉さま……あの日からいつもご機嫌ですの。でも、黒子は嬉しくありませんのよ)

黒子「お姉さま」

御坂「なに?黒子」フフ

黒子「いよいよ明日ですわね」

御坂「そうよね、いよいよ明日なのよね♪」ルンルン

黒子「……………」

黒子(わたくしのお姉さまが、あの類人猿めに……)キー


142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 11:00:51.11 ID:cHKr1EXx0

御坂「ねぇ、黒子」

黒子「な、なんですのお姉さま」

御坂「男子って、やっぱり黒子が着けてるような刺激的な服装とかに喜ぶのかな」

黒子「はぁ。そうですわね……」

黒子(お姉さまは惑わされていますのよ。
    そうでなければこんな事をわたくしに尋ねてくるなど到底ありえないんですもの)

黒子「わたくし男性の方とお付き合いしたことがないもので。残念ながらわかりませんのよ」

御坂「そっか。黒子付き合ったことなかったもんね」パサッ

黒子「わたくしにはお姉さまがいますので」フンス


143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 11:03:33.81 ID:cHKr1EXx0

御坂「………ねぇ、黒子」

黒子「なんですの」

御坂「好きな人の一人でも作りなさいよ。年頃の女の子でしょ、一応」フフ

黒子「な………!」ムカッ

御坂「好きなタイプとかいないの? 黒子ぉ」ツンツン

黒子「ななな………!」ムカカカッ

黒子(お、お姉さまが。わたくしのお姉さまが、が、が……)

黒子「好きなタイプは美琴お姉さまですの!」スン

御坂「……そっか。黒子はまだちゃんとした恋をしたことがないのかー」ニヤニヤ

黒子「一体なんなんですの!?お姉さま!」ムキー


144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 11:09:45.72 ID:cHKr1EXx0

御坂「その好きって、つまり普通の好きってことじゃん」

黒子「普通の好き……ですの?」

御坂「そそ。つまりさ、アタシの言ってる好きってのは……」モジモジ

黒子「……好きってのは? なんですの?」

御坂「その………愛してる、みたいな」モジモジ

黒子「………お姉さま。黒子はお姉さまを愛していますのよ」

御坂「ふふ、やっぱり黒子にはまだ分かんないか」ニヤニヤ

黒子「ななななななな!?
   お、お姉さま! 今日のお姉さま変ですわ!! 黒子はもう寝ますの!!」バサッ

御坂「おやすみ、黒子~」ニヤニヤ

黒子(お、お姉さまが、お姉さまが、わたくしのお姉さまが……)シクシク


145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 11:12:04.66 ID:cHKr1EXx0

 ◇ベッドの中深く潜りながら、黒子は考えていた

黒子(どうしたらいいんですの………
    お姉さまは恋の病というものに犯されているに違いありませんのよ!)

黒子(……それもこれもあれも、そもそもの元凶はあの上条当麻ですの。
     あの方が美琴お姉さまをたぶらかして恋の病におとしいれたんですわ)

黒子(つまり、あの方がお姉さまに気が無ければこの恋は片想いで終わり
        お姉さまはきっと恋の病から目を覚ましてくださいますのよ)

黒子(でも……どうやってあの方の気をお姉さまに向けさせないようにすればいいんですの)

黒子「………………」ゴロゴロ

黒子(それにしてもお姉さま、ご自身も付き合ったことが無いのにわたくしめを卑下するなど……)

黒子「……!」ピコーン

黒子(そうですわ! ならばわたくしがあの方と付き合ってしまえばいいんですのよ!)キター



148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 11:19:39.97 ID:cHKr1EXx0

黒子(でも……あの類人猿と……)

上条『その幻想をぶち壊す!』ソゲブー

黒子「………そげぶ、ですの」クイクイ

黒子(………明日だけ、明日だけの辛抱と思えば……)

黒子(それに、お姉さまが惚れてしまうぐらいなのですから
    きっとお姉さまを惹きつける魅力的な『なにか』があるに違いありませんの………)

黒子(その『なにか』を、明日は頂戴に参りますのよ。
    それさえ手に入れば、お姉さまはわたくしにものに……)ムフ

黒子「………待ってなさいまし、上条当麻」ムフフフ

黒子(明日が楽しみになってきましたわ……)ムフフフフフフフ


153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 12:23:17.87 ID:cHKr1EXx0
超昼食ってました。再開です

154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 12:27:53.39 ID:cHKr1EXx0
 
 ◇次の日

上条「おーいインデックス、起きろー」ポンポン

禁書「むにゃむにゃ……」

上条「遅刻したらビリビリにビリビリされるんだよー上条さんそんなの嫌なんだよー」ポンポン

禁書「むむ……夢から覚めたらまた目の前にとーまがいるんだよ」パチ

上条「ほら、早く支度して行くぞインデックス」

禁書「と、ゆーことはこれはまだ夢なのかも」コテ

上条「インデックス――――!!」アベシ

155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 12:37:13.49 ID:cHKr1EXx0

御坂「おっそいわねぇ……」イライラ

黒子「お姉さま、怖いオーラが出ていますのよ」

御坂「全然怒ってないわよ。全然」イライラ

黒子(お姉さまは本当に正直者ですのね。まさしく頭隠して尻隠さずですわ)

黒子「それにしても……すごいカッコですのねお姉さま」ジロジロ

御坂「なっ……何よ! ジロジロ見るんじゃないわよ!」

黒子「そのカッコでジロジロ見るなというのが酷ですわ」ジロジロ

黒子(胸元を思いっきりはだけさせて……
    黒子は思わずのぞきこんでしまいそうになりますのよ)ゴクリ

156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 12:38:49.03 ID:cHKr1EXx0


御坂「しょうがないでしょ。ファッション誌のおすすめがこれだったんだから」

黒子「まさかこんな服を買っていただなんて……」パシャ

御坂「黒子ぉ……」バチバチ

黒子「冗談ですの。冗談ですのよ」パシャパシャ

御坂「ふんぬっ!」バチチ

黒子「あぁん!」バチン

黒子(写真のデータが消えてしまいましたの……全くお姉さまったら)

初春「し、白井さーん!!」タッタッ

158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 12:41:47.88 ID:cHKr1EXx0

初春「お、遅れてすいませーん!」ハァハァ

黒子「あら初春」

御坂「初春さん、おはよー」

初春「おはよーございます! あれ、まだ上条さん達は来てないんですか?」

黒子「そうですのよ」

御坂「アイツ……まさかバックレようとしてるんじゃ……」イライラ

黒子(……チャンスですわ。ここであの方が来なければお姉さまの信頼ガタ落ち確定ですの!)

162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 12:46:59.84 ID:cHKr1EXx0

黒子「お姉さま。わたくしがテレポートで様子を見てきますわ」

御坂「えっ?」

黒子「もしかしたら道に迷ってるのかもしれませんのよ」ズズッ

御坂「ま、まぁそういうこともあるかもしれないわね」

初春「上条さん忙しくてあんまりこういう所来なさそうですもんね」

黒子「それでは……行ってまいりますわ。連絡は携帯でいたしますの」

御坂「はいはい」

黒子(終わりですのよ、上条当麻………・!!)ムフフ

167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 12:56:24.48 ID:cHKr1EXx0

上条「ったく……起きてくれよインデックスー!」タッタッ

上条(やっぱり最近食い過ぎだ!重くなってんぞインデックス!)

上条「集合時間にはもう間に合わねえよな……不幸だー!!」

黒子「諦めるのはまだ早いですわ」シュン

上条「へ? 白井?」

黒子「どうせこんなことだと思っていましたのよ。お姉さまはもうカンカンですわ」

上条「だよな……」

黒子「わたくしと一にテレポートして、少しでも早く遊園地に行きますの」

上条「す、すまねぇ」

黒子「手を」

上条「……あぁ」

169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 13:02:31.04 ID:cHKr1EXx0

黒子「…………」

上条「…………」

黒子「……あら?」

上条「…………あのさ」

黒子「どうしてですの? どうしてテレポートできませんの!?」

上条「俺の右手が白井の力を打ち消してるんだ。てか知ってただろ」

黒子「そ、そうでしたわー!!」

黒子(このまま遠くへテレポートしてメロメロにさせてやろうと思いましたのに……落ち度でしたの)

170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 13:10:36.71 ID:cHKr1EXx0

黒子「わたくしの計画が、計画が……」グス

上条「ちょ、白井。へたり込でんでる場合か」

黒子「うぅ………大失敗ですの」シクシク

上条「お前が俺を助けに来てくれただけで十分だ。泣くことなんて無いだろ」

黒子「……へ?」

上条「悪いのは遅刻してきた俺なんだ。
    白井、頼むからな泣かないでくれよ。お前に泣かれたら俺の立つ瀬が無いだろ」ビシ

黒子(わ、わたくしもしかして気遣われてますの……?)

上条「ここに来てくれて本当にありがとな。
    それとすまん、インデックスだけでも一に連れていってやってくれ」

黒子「しかし、あなたは……」

上条「俺は大丈夫だ、インデックスを下ろせば十分走っていける」ヨッコラセ

黒子「………わかりましたの」

171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 13:14:52.44 ID:cHKr1EXx0

黒子「お姉さまには、伝えておきますわ」

上条「あぁ、頼む」

黒子「………」

黒子(なんですの、この気持ち)

黒子「くれぐれも道中お気をつけて」シュン

上条(白井……結構やさしいんだな)

黒子(………男の方に気遣われたなんて、初めてかもしれませんのね)

禁書「スースー」

174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 13:30:12.14 ID:cHKr1EXx0

黒子「…………」シュン

初春「あっ、白井さん!」

御坂「背中に背負ってるのはアイツの……
    そっか、アイツは幻想殺しがあるから連れてこれないわよね」

黒子「お姉さま。あの方は只今こちらに向かって全力疾走してますわ」

初春「ほぇ~さすが上条さんです!」ワォ

御坂「っていうか、もしかしてこの子寝てるってことは」

黒子「えぇ、この方を背負って遊園地に向かっていましたのよ」ヨイショ

御坂(……やっぱりアイツに大切にされてんだ、この子)

黒子(わたくしなんだか……不思議な気持ち……ですの)

初春「寝顔も可愛いですね~」プニプニ

禁書「うにゅー」スヤスヤ

176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 13:39:19.41 ID:cHKr1EXx0


上条「みんなすまーん!」タッタッ

初春「あ、上条さん!!」

上条「ハァハァ……ま、待ったよな……すまん。この通りだ」ペコリ

御坂「な、なんでアンタが頭下げるのよ」ドキッ

上条「へ? だって遅刻したのは俺だし……」

御坂「事情は黒子から聞いてる。むしろお疲れ様って言いたいぐらいだわ」

初春「お疲れ様です~」ニコフンス

黒子「…………//」

上条(なんだなんだ?
    なんだかとっても温かい視線に囲まれてるのは上条さんの気のせいですかー!?)

177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/22(月) 13:45:09.51 ID:cHKr1EXx0

御坂「と、とにかくやっと全員揃ったんだし……遊園地に入りましょ」

上条「……そうだな。ほら、インデックス起きろー」ペチペチ

禁書「むにゃむにゃ」

上条「起きないとアイスクリームあげないぞー」

禁書「………・!」パチ

黒子「あら、さっきまではビクともしませんでしたのに」

禁書「アイスの匂いがするんだよ!」ガブガブ

上条「イイイインデックス俺はアイスじゃないいてててて!!」ギャース

初春「わー。すごいヨダレですねー」

黒子「あらまぁ…………//

黒子(わ、わたくしなんでこんなにドキドキしてますの……!?)ドキドキ

御坂(ある意味うらやましいな~)ドキドキ

178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 13:52:53.35 ID:cHKr1EXx0

上条「まずはジェットコースターに乗ってみようぜ」

初春「ふぇっ!? やです怖いですー」

黒子「モノは試しですのよ初春。あのスリルを感じられないなんて悲しいことこの上ないですわ」

御坂「そうだよ初春さん。一度乗るとクセになるからさ」

禁書「とーま、ジェットコースターってなんなんだよ」

上条「英語そのまんまの意味だぞ、インデックス」ニヒヒ

禁書「とーま、和製英語は英語じゃないんだよ」

上条「はいはい、俺が馬鹿だったよ」

181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 13:58:38.71 ID:cHKr1EXx0


御坂「そうだ、席決めないとね」

黒子「そうでしたわ。どうしましょうか」

初春「私この子の隣がいいですー」ギュッ

禁書「暑苦しいんだよ……」

御坂「………」チラ

黒子「………」チラ

上条「……?」

上条(なんかすごい視線を感じるんですけど……)

183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 14:03:42.01 ID:cHKr1EXx0

御坂「あ、アンタの隣でもいいんだけど……」

黒子「上条さん。隣にお供いたしますわ」

御坂(なっ!?)

御坂「ちょ、黒子だめよ! 
    こいつジェットコースター乗ってる時に何してくるか分かんないじゃない!」アタフタ

黒子「お姉さまをお守りするのがわたくしの役目ですわ!」ギャース

御坂「いや、だから私だったらコイツは手を出せないし!」ギャース

黒子「わたくしも曲がりなりにもレベル4なのですわよ!」フンス

上条「あは、あははは……」

185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 14:08:27.10 ID:cHKr1EXx0

御坂「黒子アンタ先輩の命令が聞けないっていうの!?」

黒子「お姉さまこそ、自分でおっしゃってることを良く考えてくださいまし!」

御坂「あ、アタシはただアンタをコイツの魔の手から守りたいだけなのよ!」

黒子「ですからそれではわたくしの後輩としての面目が立ちませんの!!」

上条「………………」

禁書「キャッキャ」

初春「うふふ」

188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 14:15:50.48 ID:cHKr1EXx0

上条「なぁ二人とも――」

御坂「アンタは黙ってて!」グワシ

黒子「これはわたくし達の問題ですの!」ギャース

上条「わ……わかりましたの助悪郎」

禁書「とーま、このままじゃ二人とも色んな意味で殺されちゃうんだよ」

初春「あと一人は、最初から死んでるんですね。分かります」

190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 14:18:17.67 ID:cHKr1EXx0


上条(どうも俺が原因みたいなんだよなぁ……不幸だけどしょうがないか)

上条「……わりぃ。俺、ジェットコースター乗らないわ」

御坂「なっ!?」ガビーン

黒子「んですと!?」ガビビーン

上条「ちょっと気分悪くなってきた。4人で仲良く乗ってきてくれ」フラフラ

黒子「だ、大丈夫ですの?」テクテク

御坂「どうしたのよ、アンタらしくもない」テクテク

上条(ついてくんのかよ………予想外に不幸だー!!)

192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 14:27:14.15 ID:cHKr1EXx0


 ◇結局、ジェットコースターは乗らずに遊園地内のレストランへ


上条「はぁ……」

御坂「どうしたの。やっぱりさっきから調子悪そうだけど」

黒子「元気のつくカツサンドドリンクでも注文しますのよ」

上条(どうしてこの二人に挟まれてるんだ、俺………?)

御坂「ちょ、まだ本人に確認とってないじゃない!」ギャース

黒子「体調が優れない時にはカツサンドドリンク! 定番ですのよー!」ギャース


初春「インデックスさんは何注文します?」

禁書「これと、これと、これと、これと、これとこれなんだよー」

初春「わー 一杯食べるんですねー」ニコニコ

196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 14:32:41.73 ID:cHKr1EXx0

店員「ご注文の品でございます」

御坂「はいはい! こっちにお願いします!」

黒子「お姉さま!それでは上条さんの分が取れませんのよ!!」

御坂「アタシがとってあげるんだからいいのよ!」ギャース

黒子「本人の確認もとらずに何を言ってますのー!」ギャース

上条(……もう勘弁してください)


禁書「ガツガツガツガツガツガツガツガツガツ」ムシャムシャムシャムシャ

初春「惚れちゃうぐらいの食べっぷりですねー! スゴイですー」パチパチ

198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 14:38:43.21 ID:cHKr1EXx0

上条「ふ、二人とも!」ビシッ

御坂「ふぇっ!?」ビクッ

黒子「ですの!?」ビクッ

上条「迷惑になってると思うぞ。こんなにうるさくしてたら」

御坂「だって黒子が……」

黒子「だってお姉さまが……」

上条(うぅ……何て言えば丸く収まるんだよ……)

上条「……あのさ。上条さんはこんな風に喧嘩してる二人を見るのは辛いんですよ」

御坂・黒子「えっ……?」

御坂(もしかして気を使わせちゃった……のかな)シュン

黒子(確かに騒ぎすぎでしたわね……)シュン

199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 14:46:37.25 ID:cHKr1EXx0

上条「せっかくこうして5人で遊園地来てるんだからさ。もっと仲良く楽しんだ方がいいと思うんだ」

御坂「そ、そうよね……」

黒子「正論ですわ……」

上条(なんか俺が遅刻してきたせいで空気悪くしちゃってるみたいなんだよな……)ドヨーン

御坂(アタシ、みんなのこと考えてなかったのかも……自分の気持ばっか優先して)ドヨーン

黒子(もしかしてわたくしの計画のせいで……みなさまに迷惑を……)ドヨーン

初春(なんだかドヨーンとしてきましたね)

禁書「ハムッ ハフハフ ハフッ!!」

204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 14:57:19.38 ID:cHKr1EXx0

上条「なぁみんな、そろそろ日も暮れてきたし、ここは観覧車に乗ってみるべきじゃないか」

上条(あの夕焼けをみんなで目指すんだ、的なノリで大団円を目指すぞ!)

黒子「……いいと思いますわ」

黒子(あらら……もうこんな時間になっていましたのね……)

御坂「アタシも賛成。初春さんとアンタは?」

初春「大賛成でーす!」フンス

禁書「っぷ………いいと思うんだゲプよゲププ」ゲプププ

上条(インデックス……ここに来てさらに太っちまった気がするぞ……)

207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 15:09:41.04 ID:cHKr1EXx0

 ◇そして5人は観覧車に乗り込んだ


上条「お、思ったより狭いんだな……ここ」

御坂「もともと4人用だからよ」

黒子「お姉さま、お隣にお邪魔しますの」ヨイショ

初春「インデックスさん、こっちにどうぞー」

禁書「はいはいだよー」

上条「え……俺もしかして立ちんぼ?」

初春「おめでとうございます!」パチパチ

御坂「おめでとっ」パチパチ

黒子「おめでとさん、ですの」パチパチ

禁書「おめでたとーま!なんだよー」ゲフパチ

上条(俺が何した? 何をした!?)

208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 15:14:55.79 ID:cHKr1EXx0

御坂(たぶん今は、こうして距離を保った方がいいのかもね……//)

黒子(上条さんとは、これからもよりよい関係を築いていきたいですわ……//)

初春(なんだかんだいって、上条さんは幸せですよー)フフンス

禁書(今日の夜ご飯は特盛りカツ丼に決めたんだよ、とーま)

上条(この生温かい視線達はなんなんですかー!? 
       上条さんは恥ずかしい! ただひたすらに恥ずかしいよ、コレ!)

210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 15:21:33.60 ID:cHKr1EXx0

初春「あっ、もうすぐ一番高いところになりますよ!」

黒子「ちょうど夕日も綺麗に沈んでいますのね……」ウットリ

御坂「綺麗……」

上条「まったくだ……この美しい幻想だけはぶち壊せないよな……」

禁書「まるでデミグラスソースに浮かぶハンバーグのようなんだよ……」

上条(インデックス……
     そろそろダイエットしないと健康面だけでなく精神面でも危ぶまれるな、コレ)

211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 15:47:49.55 ID:cHKr1EXx0


 ◇こうして、5人はそれぞれの想いを胸にしてこの一日を終えた

 ◇そしてまた一人、不幸な病にかかってしまった者がいる


黒子「…………」ゴロン

御坂「…………」スースー

黒子「お姉さま……」

黒子(わたくしもかかってしまったようですのよ。恋の病とやらに……)

黒子「……上条……当麻……」ボソ

黒子(でも、かかって良かったと思える病気なんて初めてですのよ)フフ

黒子「…………」

黒子「…………」スースー 

  Fin

234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/22(月) 19:37:58.16 ID:cHKr1EXx0
ですの

262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 07:34:24.62 ID:PZjdT6xw0
>>1は昨日超規制されたんで超お試し●で超復活しました
超もう少し書き溜めたら超第三部を超投下するそうです



263 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 07:40:12.75 ID:PZjdT6xw0

 ◇数日後・第一七七支部

黒子「ふぅ………」カキカキ

初春「白井さーん。始末書書き終わりました?」

黒子「初春、あなたの目はフシアナですの?
    この空高く積み上がった紙の束を見てみなさいな」カキカキ

初春「これが全部諭吉さんだったらよかったんですけどね」フンス

黒子「そういうジョークはいりませんのよ。
    全く、始末書が紙だなんて時代錯誤もいいとこですわ」カキカキ

初春「だって白井さん。データでOKなら私みたいな人が得しちゃうじゃないですか」

黒子「むむむ……確かにそうですわね……」カキカキ


264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 07:45:44.93 ID:PZjdT6xw0

初春「それにしても、この前の遊園地楽しかったですよね」

黒子「え、ええ」ドキッ

初春「まさかインデックスさんがあんなに大食いだったなんて思いませんでした」

黒子「レストランに入ってからずっと食べてましたものね。あの方」

初春「でも体の線は細いんですよね。羨ましい限りです」

黒子「……そうかしら? わたくしにはどうも横に太く見える気がしたんですのよ」

初春「白井さん。自分が細いからってそういうこと言わないで下さい」

黒子「初春……この体のラインを維持するためには不断の努力が必要ですのよ。
          それこそ目から血を流して倒れるぐらい辛く長い努力ですわ。

初春「白井さん、クスリでもやってるんですかぁ?」ニコフンス

黒子「んなわけあるか!ですの」キーッ


265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 07:51:20.83 ID:PZjdT6xw0

黒子(しかしながら……わたくし恋の病に効くクスリを探していますのよ)

黒子「う、初春」カキカキ

初春「なんですか」

黒子「わたくしの始末書が終わりましたら一緒に薬屋にでも行きませんこと?」カキキキ

初春「や、やっぱりクスリやってるんですねぇ!? 固法せんぱーい!」

固法「話は聞かせてもらったわ。
    白井さん、あなたを麻薬及び向精神薬取締法違反でその身柄をアンチスキルに」

黒子「ちょちょちょちょちょちょ! 
   違いますのよ!? 夏カゼ予防のクスリを買いに行こうと話していただけですのよ!?」

固法「……ホントに?」

黒子「信じてくださいまし!!」



268 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 07:56:26.57 ID:PZjdT6xw0

初春「白井さん。見損ないました」

黒子「初春、冗談にもドが過ぎますわ!」

初春「冗談はドが過ぎるから冗談なんですよ」マイケルジョーダン

黒子「…………?」マイケルジョーダン

初春「……わかりました。
    薬屋一緒に行ってあげますから早く始末書の山を諭吉さんの山に変えてくださいね」

黒子「初春。それはいくらなんでも無理ですのよ。わたくし小説家でもなんでもありませんの」

初春「白井さん。それは全ての物書きをディスってることになりますよ。
    小説家の書いたものがすべてお金になるなんて幻想は私がぶち壊してあげます」グワシ

黒子「………すみませんの」カキカキ


269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 08:05:06.23 ID:PZjdT6xw0
 
 ◇そのころとある学生寮 

上条「よ、神裂。よく来てくれたな」

神裂「禁書目録の緊急事態とあらばいつでも参上します。それで、一体これはどういうことなんでしょうか」

上条「どういうことって……食べ過ぎの太り過ぎだろ」

神裂「あなたという人がいながら、なぜこうなってしまったのかと聞いているんです」

上条「そんなこと言われても……
   ダイエットした方がいいって言ったら突然ヤケ食い始めちゃってどうしようもなかったんですよ上条さんは」

神裂「言い方が悪かったのでは……? 上条当麻、あなた直接この子に太ったとか言いましたね?」

上条「うっ…………不幸だー」ギャース


271 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 08:11:46.14 ID:PZjdT6xw0

禁書「ふぅ……ふぅ……」ハフハフ

神裂「しかしまぁ、お腹がこんなにパンパンに……」

上条「人体の神秘だよな」

神裂「………冗談言ってる場合ではありません。病院には連れていかなかったんですか?」

上条「病院に連れて行こうとすると噛み付いてくるんだよ……
   『とーまはレディーの恥を晒そうとしてるんだよー!!』ガブガブ
             ってな。仕方なく放置してたらこうなっちまった」

神裂「………わからないこともないです」

禁書「ごはん……ふぅ……とーま、ごはん……」ハフハフ




272 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 08:15:51.62 ID:PZjdT6xw0

上条「なぁ神裂、魔術とかでなんとかなんないのか、これ」

神裂「……………」

上条「ステイル呼んでインデックスの体内脂肪を燃やしてもらうとか」

神裂「そんなことしたらこの子の命が燃え尽きます」

上条「じゃぁどうすりゃいいんだよー」フコウダー

神裂「…………」

禁書「ふぅ……ふぅ……苦しいんだよ……」ハフハフ





274 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 08:22:37.91 ID:PZjdT6xw0

神裂「……薬局に行きましょう」

上条「へ?」

神裂「下剤と胃腸薬を買ってきて体の中を洗浄します」

上条「おいおいそんなことしたら……」

神裂「大丈夫です。私が責任を持って禁書目録の生命を維持します」

上条「…………」

神裂「……あと必要なのは睡眠薬ですね。抵抗されると厄介ですから」

上条「魔術師とは思えない台詞だな」

神裂「クスリというものは魔術師だってよく使うんです」フン



275 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 08:31:58.07 ID:PZjdT6xw0
 
 ◇再び第一七七支部

黒子「や、やっと終わりましたのよー!!」ヘナヘナ

初春「白井さん、おめでとうございます」カチャカチャ

黒子「何してるんですの初春」

初春「何って、ナニですが」

黒子「つまり、ハッキングということですわね……」

初春「〇〇から個人情報をごっそり頂きました。これで軍資金は問題ナシです」フンス

黒子「初春、あなたという人は……ブタ箱にぶちこまれても文句は言えませんのよ?」

初春「私としてはこんな軟弱なセキュレティはセキュリティと呼ぶに値しませんから。
      つまりブタ箱にぶちこまれるのは情報を流出させた〇〇のクズ運営どもです」フンス

黒子「おそろしい子……ですの」



278 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 08:48:36.81 ID:PZjdT6xw0

初春「さて、行きましょうか」

黒子「そうですわね」

初春「ところで、恋のクスリなんてネット通販で買えばいいんじゃないんですか? 白井さん」

黒子「……………!?」

初春「あれれ、その顔は
    『なんでそんなことがわかるんですのー!?』オドロキー
             っていう顔ですね。わかりますわかります」

黒子(く、悔しいけれどそっくりですのよ……)キーッ

初春「まさか白井さん、私が白井さんのほのかな恋に気づかないとでも思ったんですか?」ニコフンス

黒子「……………」


279 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 08:53:30.34 ID:PZjdT6xw0

初春「それに、白井さん媚薬買ったことありますよね」

黒子「…………!!」

初春「でも自分で飲んじゃったんですよね……」プーックスクス

黒子「初春………あなたどこまで知ってますの?」シュン

初春「むぐぅ!?」

黒子「この鉄棒があなたの脳内にスポッと行きますわよ」カチャ

初春(こ、殺される……!?)ヒィ

初春「じょ、冗談ですよ冗談です! 私たち同じジャッジメントの親友じゃありませんか!!」

黒子「…………それでは協力していただけますわね」

初春「も、もももちろんです!!」ヘコヘコ



281 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 09:02:46.69 ID:PZjdT6xw0

黒子「かくかくしかじか……ですの」

初春「やっぱり上条さんのこと好きだったんですね、白井さん」

黒子「あの日からわたくしはあの方にゾッコンですのよ……」モジモジ

初春「でもどこでフラグ立ったんですか? 私には分かんないんですけど」

黒子「そんなのわかりきってますわ。あの日の朝のことですのよ」

初春「ん………あぁ、なるほどぉ」ニコフンス

黒子「あの方はとても優しいんですの……お姉さまが惚れてしまうのもわかりますわ」モジモジ

初春「でもいいんですか。御坂さんと恋敵になってましたけど」

黒子「いいんですの。お姉さまは別腹ですわ」フンス

初春「………………」



282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 09:45:42.55 ID:PZjdT6xw0

 ◇そして二人は薬局へとやって来た

初春「でも……恋のクスリなんて売ってるんですかね」

黒子「この学園都市に無いわけありませんのよ」

初春「あ、これ……恋の病によく効くクスリって書いてありますよ」

黒子「ほ、ほんとですの!?」
  
 music controller: capsule

黒子「ただのシングルCDじゃありませんの、初春」

初春「あれじゃないんですか。幻想御手みたいに聞くと効用があるみたいな」

黒子「……どう考えても嫌な予感しかしませんのよ」

初春「佐天さんの二の舞にはなりたくないですもんね」



286 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 10:27:16.89 ID:PZjdT6xw0

上条「あれは……? 白井と初春さんか」テクテク

神裂「知り合いですか? 上条当麻」

上条「あぁ」

初春「あっ、上条さん!」

黒子「へ!?」ドキッ

上条「よぉ。奇遇だな」

黒子「そ、そうですわね」モジモジ

黒子(こ、こんな所で出会うなんて……これって運命ですの……?)ドキドキドキドキ



287 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 10:33:21.54 ID:PZjdT6xw0

初春「そちらの方は?」

上条「神裂火織。インデックスの友達の知り合いで俺の知り合いだ」

神裂「よろしくお願いします」カシコマリ

初春「あ、よろしくお願いします」カシコマリ

黒子「よろしくお願いいたしますの」カシコマリ

黒子(この方……なんて魅力的なボディをお持ちですの……!)

初春(わがままボディってこういうのを言うんでしょうね……)



289 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 10:58:14.33 ID:PZjdT6xw0

黒子(それにしても、真昼間から女性と二人で薬局だなんて……わたくし嫌な想像しかできませんのよ)

黒子「か……上条さん?」モジモジ

上条「ん? なんだ白井」

黒子「あの……どうして薬局に……いらっしゃいましたの?」モジモジ

初春(白井さん……きゃわいいですー)キャー

上条「色々クスリを買うためだけど」

黒子「い、色々とは……?」モジモジクン

上条「胃腸薬とか下剤とか睡眠薬」


290 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 11:01:44.31 ID:PZjdT6xw0

黒子(な……このお方の体に何が起きているというんですの……?)

初春(かわいそうに……
   ストレスのせいで便秘と胃もたれと不眠症を併発してるんですね)

神裂(学園都市の薬局というのは不思議な場所ですね。カエルがあちらこちらに……)

ゲコ太A「……………」

ゲコ太B「……………」

ゲコ太C「……………」

 ※人形です



297 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 11:44:19.80 ID:PZjdT6xw0

上条「お前らは何を買いに来たんだ?」

黒子「えっ……!」

黒子(な、何と言えばいいんですの……?)モジモジ

初春(ここは私が空気を読んでフォローをすべきですね)

初春「びやくを買いに来たんです!」フンス

黒子「ぶっ!」

上条「……なんだそれ? 美白?」

神裂(このカエル達……一つぐらいなら持ち帰っても構わないのでしょうか……)ナデナデ

ゲコ太B「…………//」

 ※人形です


298 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 12:21:33.76 ID:PZjdT6xw0

黒子「え、えぇ! そうですの! 女性たるもの、お肌の管理には特に気を使いますもので」

黒子(初春ぅ……!!)ギリギリ

初春「そ、そうなんですよー!」

初春(ヤバイです、殺意の波動を感じます……!)

上条「そっか。なぁ神裂、これとこれこれでいいかな?」

神裂「……………//」ナデナデ

上条「神裂?」

神裂「な、なんでしょう!?」ドキリ

上条「いや、クスリこれでいいかなって」

神裂「どれどれ……………睡眠薬はもっと強力なものがいいかと」

上条「じゃ、この一番強そうなのでいいな」



299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 12:28:05.12 ID:PZjdT6xw0

黒子「あの、上条さん」

上条「なんだ白井」

黒子「……それはあまりに強力すぎるのでは?」

上条「いや、強い方が心強いからな」

初春(………やっぱり、心の病気にでもかかっているのでしょうか)ドキドキ

黒子(わたくしがあなたの睡眠薬になってあげたいですわ……)ドキドキ

上条「神裂、とりあえずこれでためしてみるしかないよな」

神裂「そうですね。最悪の場合は通院も考えておいた方がいいかと」

上条「………わかった」

黒子(な………)



300 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 12:33:02.20 ID:PZjdT6xw0

上条(インデックスがああなっちまったのは俺の責任が大きいもんな……早く何とかしてやんないと)

黒子(……一体この方に何が起きているというんですの?)ソワソワ

上条「よし、神裂。早く戻ろう」

神裂「了解です」

黒子「あ、あのですの! 上条さん!」

黒子(今こそわたくしがこの前の恩返しをするべき時ですわ!)

上条「どうした? 白井」

黒子「よければ……わたくしもお供させてくださいな」

初春(し、白井さん……!)



304 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 13:05:16.02 ID:PZjdT6xw0

上条「別にいいけど……ちょっとショックを受けるかもしれないぞ」

黒子「か、構いませんのよ!」ドン

黒子(わたくしはあなたの全てを受け入れる覚悟ですわ!)

上条「そっか、なんだか元気づけられるぞ、白井」ニコッ

黒子「そ、そうですの?」ドキドキ

上条「あぁ」

初春「じゃ、白井さん、頑張ってきて下さいね!」

初春(応援してますからね!)

上条「じゃ、行きますか」

黒子(この方のお住まいにいよいよ足を踏み入れますのね……)ドキドキ



305 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 13:16:33.44 ID:PZjdT6xw0

 ◇そして3人はとある学生寮へ

黒子(こんな所に住んでらしたんですのね)キョロキョロ

上条「おーい、インデックス! 帰ってきたぞー」ガチャ

禁書「…………………」ハフハフ

上条「大丈夫か?」

神裂「顔色が……あまりよくありませんね」

黒子(こ、この方はこの前のシスターさんですの? ま、まるで別人ですわ……)

上条「目を覚ませーほら、楽になるクスリだぞ」ペチペチ

禁書「…………………」ハフハフ

黒子(え……まさかクスリって、この方のために買ったたんですのー!?)


307 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 13:21:47.38 ID:PZjdT6xw0

神裂「とにかくクスリを飲ませましょう」

上条「そうだな。ほら、インデックス口開けて」グイ

禁書「…………………」ガチガチ

上条「あ、あれれ? 開きませんよ…………!?」グイグイ

神裂「恐らく……食べ物以外のものを口に入れることを拒絶しているんでしょうね」

上条「そ、そんな……」グイグイ

禁書「…………………」ガチガチ

黒子(このままでは、この方の命が危なそうですわね……)



310 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 13:33:15.97 ID:PZjdT6xw0

黒子(こんな時こそ、わたくしが役に立つべき時ですの!)

黒子「……上条さん」

上条「な、なんだ白井?」

黒子「わたくしがテレポートでクスリを直接体内に送りますわ!」

神裂「な……そんな事が出来るんですか!?」オドロキー

黒子「もちろんですの! さ、クスリを貸してくださいまし」

上条「白井……わりぃな」

黒子「なんてことありませんわ」

黒子(黒子はあなたのためなら何でもやる覚悟ですのよ!)


312 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 13:38:10.90 ID:PZjdT6xw0

黒子「それでは……いきますわよ!」シュン

禁書「………………」ハフハフ

黒子(喉の奥に送りましたのよ。吐き出すことは出来ませんわ)

禁書「……………!」ゴクン

上条「……やった!」

神裂「やりましたね!」

禁書「……………」スースー

神裂「……顔色も良くなって来てます」ホッ



317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 14:01:32.73 ID:PZjdT6xw0

 ◇こうして、インデックスの危機は白井黒子によって救われた

上条「白井、ホントにありがとう…………インデックスを助けてくれてありがとな」

神裂「私からもお礼を言わせて下さい。あなたは禁書目録の恩人です」

黒子「な……なんだか照れちゃいますわ……」モジモジ

上条「……また借りを作っちまったな」

黒子(上条……さん)ドキドキ

黒子「あ、あの、上条さん。一つお願いがありますの……」ドキドキ

上条「おう、上条さん白井のお願いならもう何でも聞くぞ」ドン


318 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 14:10:26.75 ID:PZjdT6xw0

黒子「わたくしのこと……下の名前で読んでくださいな」モジモジ

上条「へ? そんなことでいいのか黒子?」

黒子(さ、最高ですのよぉ!!)ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ

黒子「えぇ、十分ですわ当麻さん……」モジモジ

上条(なんだか嬉しそうだしこれでいいみたいだな……)

神裂(な……なんで私ドキドキしているんでしょうか……?)ドキドキ

上条「そっか。でも今度ちゃんとお礼をさせてくれよ、黒子」

黒子「はいですの!」

 ◇二人の距離が、また少し縮まったのだった

 Fin


322 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 15:34:30.41 ID:PZjdT6xw0
ゲコ太A「大好きだよ美琴」

ゲコ太B「君の瞳は百万ボルト」

ゲコ太C「おいビリビリ、好きだ!」



御坂「へへ……でへへへ………//」




336 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 20:15:09.58 ID:PZjdT6xw0

支援・保守に超感謝です
5分後ぐらいから第四部超投下開始です



338 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 20:20:21.12 ID:PZjdT6xw0

 ◇その日の夜


土御門「にゃー」ピンポンピンポンピンポンピンポーン

上条「はいはい何ですかうるさいですよー」ガチャ

土御門「俺だぜぃ」

上条「なんだ土御門か」

土御門「なんだじゃないんだにゃー 
    なんでお隣さんの俺に禁書目録の危機を知らせなかったんだ?」

上条「だってお前居なかったし」スパーン

土御門「電話ぐらいかけろし」スパーン

上条「女性のデリケートな問題は女性に相談するし」スパパーン

土御門「それよりカミやん。今日もUKロックの名盤を持ってきたぜぃ」ババン

上条「おぉ、助かるぞ土御門」


339 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 20:24:17.25 ID:PZjdT6xw0

禁書「……………」スースー

土御門「ぐっすりだにゃー」

上条「まぁな。薬局で一番強い睡眠薬だし」

土御門「なら安心だな。さっそくこれ聞くぜい」

上条「これは……ピンク・フロイドのおっせかいか」フムフム

土御門「幻想的なサウンドがきっと俺達を宇宙に連れていってくれるんだにゃー」カチャ

上条「……イギリスの魔術師って音楽好き多いのか?」

土御門「当たり前だにゃ。みんな中毒みたいに音楽を聞いてんだぜぃ」

上条「じゃぁ……ステイルも神裂もこういうの聞いてんのか」



341 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 20:32:08.87 ID:PZjdT6xw0

土御門「ステイルはクラプトン、ねーちんはペットショップボーイズがお気に入りなんだにゃー」

上条「なんだそれ。俺にはよくわかんないぞ」

土御門「あいつらそのうち布教をはじめるから気を付けておくんだにゃー」

上条「お前のこれは布教じゃないのか」

土御門「俺はあいつらみたいに偏って聞くことはしないんだぜぃ! 一緒にされても困るんだにゃー」

上条「ま、感謝してるぞ。お前の貸してくれたCDが何度俺の心を支えてくれたことか」

土御門「音楽の力は偉大なんだにゃ!」ビシッ


342 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 20:38:09.67 ID:PZjdT6xw0

 ◇そのころ常盤台中学校学生寮

御坂「黒子ぉ。お風呂空いたわよ」

黒子「うふふふ………ですの」

上条『ありがとな、黒子』

黒子「うふふふふふ………ですのですの」ニヘラ

御坂「黒子? 何一人でニヤニヤしてんのよ」ズイ

黒子「ひゃっ、お姉さま!?」ビクッ

御坂「お風呂空いたわよ、って言ってんの」

黒子「は、はいな。すぐに入らせて頂きますわー」テトテト

御坂「……………」

御坂(今日帰ってきてからずっとあんな調子なのよね……)

御坂「何か……怪しい」




343 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 20:44:48.38 ID:PZjdT6xw0

御坂(思えばこの前の遊園地でも……黒子、妙に突っかかってきたのよねぇ)

携帯「ジャッジメントですの!ジャッジメントですの!」

御坂「!?」ビクッ

携帯「ジャッジメントですの!ジャッジメントですの!」

御坂(黒子の……携帯)

御坂「……………」キョロキョロ

御坂(よ、よぉし……)

携帯「ジャッジメントですの!ジャッジメントですの!ジャ」ピッ

御坂「も、もしもし?」

初春「もしもし、初春です!」

御坂(初春さんか……)



345 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 20:55:00.15 ID:PZjdT6xw0

初春「あの後どうでした? 上条さんとは上手く行きました?」

御坂(はぁ!? なんでアイツの名前が出てくんのよ?)

御坂「……は、はいな」

初春「ホントですか? よかった~!」

御坂(まさか黒子……アイツと)

初春「でもホント運命的でしたよねぇ。まさか薬局で出くわすだなんて思ってもみませんでした」フンス

御坂(薬局……?)

初春「驚いちゃいました。まさか上条さんがあんなにたくさんクスリを買ってるだなんて」

御坂「クスリ……ですの?」

初春「そうですよ。私あの時は言いませんでしたけど
         きっと上条さんは心の病気にかかってるに違いないですね」

御坂(アイツが心の病気……!?)



347 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 20:59:48.10 ID:PZjdT6xw0

初春「あんな強力な睡眠薬……絶対体に悪そうですよ。
     だから、早く白井さんがそのクスリの代わりになってあげてくださいね」

御坂「……はいですの」

初春「じゃ、もう夜も遅いんで切ります。おやすみなさーい」ピッ

御坂「…………………」

御坂(なんなのよ、一体……)

黒子「おねーさまー!」

御坂「!?」ビクッ



349 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 21:05:33.52 ID:PZjdT6xw0

黒子「バスタオルを忘れてしまいましたの! 取って下さいましー!」

御坂「ま、まったく……だらしないわよ黒子!」

黒子「お姉さまには言われたくありませんのよー!」

御坂「もう……ほらっ!」ポイ

黒子「感謝しますわお姉さまー!」パサ

御坂(……なんで? なんでアタシこんなに惨めな気持ちになってんのよ……!?)




352 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 21:25:12.71 ID:PZjdT6xw0

御坂「……………」バタッ

御坂(もしかしてアタシ、アイツの抱えてる悩みに気付いてあげられなかったのかな……)

御坂「……………」ゴロリ

御坂(でも黒子は気付いてあげられたんだよね……)

御坂「……………」グスッ

御坂(………アイツのこと鈍感だなんて言ってたけど、鈍感なのはアタシじゃない!)

黒子「お姉さま、今日こそ一緒に寝ま」   
     
御坂「何が学園都市第三位のレベル5よ!」バン

黒子「ままま!?」

御坂(アタシなんて………恋愛失格よ……!!)

黒子「お、お姉さま……?」


353 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 21:29:44.14 ID:PZjdT6xw0

御坂「……………」グスッ

黒子「ど、どうしたんですの?」

御坂「黒子………!」ガシッ

黒子「!?」

黒子(お姉さま……泣いていらっしゃいますの?)ハァハァ



355 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 21:43:52.26 ID:PZjdT6xw0

御坂「黒子…………」ギュゥ

黒子「ちょ、お姉さま!?」ドキドキ

御坂「ねぇ……黒子」ギュウ

黒子「ち、ちょっと近すぎますわよ?」ドキドキ

御坂「黒子…………」ギュギュ

黒子「な、なんなんですのー!?」ハァハァ

黒子(お姉さま……いい匂いですわー)スンスン

御坂「………………」スースー

黒子「へ……?」

黒子(お姉さまがわたくしの腕の中で眠ってしまいましたの……)



356 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 21:52:15.66 ID:PZjdT6xw0

黒子「……あら?」

黒子(これは……わたくしの携帯ではありませんか)パカッ

黒子「……………」ピッピッ

黒子(初春からの電話……まさかお姉さまが……)チラリ

御坂「……………」スースー

黒子(なるほど……そういうことだったんですのね……)


358 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 22:14:40.40 ID:PZjdT6xw0

黒子(黒子は……お姉さまに酷い仕打ちをしてしまったんですわ……)

黒子「……………」

黒子(思い返してみれば、全てはわたくしが望み、欲望したこと……
   その欲望のなすがままに黒子は……黒子はやりたい放題やってしまって……)

黒子「……お姉さま」

黒子(結果的にわたくしのわがままがお姉さまを苦しませていただなんて………!)

黒子「お姉さま……黒子は……」グスッ

黒子(黒子は……黒子は悪い子ですわ……とってもとっても悪い子でしたの……)シクシク





359 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 22:17:54.43 ID:PZjdT6xw0

風呂入ってきます



363 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 22:59:36.58 ID:PZjdT6xw0

黒子「……お姉さま、お姉さま」ユサユサ

御坂「んっ……?」

黒子「起きて下さいまし」

御坂「黒子……?」パチ

御坂(や、やだアタシったらあのまま寝ちゃったの……!?)

黒子「お姉さま……話がありますの」

黒子(決めましたわ……わたくし全てをお姉さまに打ち明けますの!)

御坂「………うん」


365 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 23:09:42.74 ID:PZjdT6xw0

黒子「お姉さま、実はわたくし……」

御坂「…………」

黒子「かみ」

御坂「ねぇ黒子」

黒子「まみた」

御坂「あんた…………アイツ……か、上条当麻のことが好きなの?」モジモジ

黒子(まみたー!?)


368 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 23:17:11.52 ID:PZjdT6xw0

黒子「そ……そうですのよ」ドキドキ

御坂「そうなんだ………」

黒子「お、お姉さまは」

御坂「好きだよ」

黒子「…………」

御坂「好き。大好き。もう本当に大好きだよ」

黒子「………なら」

御坂「でもさ、こんなことアイツの目の前で言えないよ」グスッ

黒子(お姉さま……)

御坂「恥ずかしいんだ……
    だからアイツに強く当たっちゃうんだよね、アタシ。ホント馬鹿みたい」


372 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 23:26:03.94 ID:PZjdT6xw0

御坂「今まで何度もアイツはアタシの事助けてきてくれた。
   なのにアタシはいつもアイツにツンツンしちゃって……ホント自己中だよね。
   挙句の果てにはアイツの悩みにだって気付けない。結局アタシは頼りっぱなし」

黒子「そ、そんなことは……」

黒子(お姉さま、どうしてそんなにご自分を卑下なさいますの………?)

御坂「黒子は違ったよね。ちゃんと気付いてあげられた」

黒子「……お姉さま」

御坂「アイツにふさわしいのは黒子、アンタだよ。アタシなんか」

黒子「美琴お姉さま!!」ドン

御坂「!?」ビクッ




374 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 23:33:04.44 ID:PZjdT6xw0

黒子「お姉さまにそんなこと言われても、黒子はちっとも嬉しくありませんの!?」

御坂「な……だって」

黒子「わたくしは……
   黒子はただお姉さまを独り占めしたいがために
   あの方とくっ付いてしまおうと考えた最低の人間ですのよ!?」

御坂「え………?」

黒子「そして結局は……あの方に恋して……
   お姉さまも大好きで……黒子はただのわがまま人間ですの」

御坂「そ、そうだったんだ……」


375 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 23:34:10.52 ID:PZjdT6xw0
?を間違って入れてしまった……

黒子「お姉さまにそんなこと言われても、黒子はちっとも嬉しくありませんの!!」

御坂「な……だって」

黒子「わたくしは……
   黒子はただお姉さまを独り占めしたいがために
   あの方とくっ付いてしまおうと考えた最低の人間ですのよ!?」

御坂「え………?」

黒子「そして結局は……あの方に恋して……
   お姉さまも大好きで……黒子はただのわがまま人間ですの」

御坂「そ、そうだったんだ……」



377 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 23:42:10.99 ID:PZjdT6xw0

黒子「お姉さまの純粋な恋を邪魔して……しまったんですのよ、黒子は……」

御坂「でもさ……結局それってアタシの責任だよ」

黒子「な、なぜですの?」

御坂「アタシがちゃんと黒子の気持ちに……」

黒子「お姉さま、わたくしの気持ちがイレギュラーなことぐらい……分かっていますわ」

御坂「……でも」

黒子「黒子は………お姉さまが悲しむ姿を見ることなんてできませんの。
        お姉さまが悲しむくらいなら……黒子は………黒子は………」

御坂「黒子……」



378 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 23:45:36.71 ID:PZjdT6xw0

黒子「お姉さまっ」ギュッ

御坂「黒子ぉ」ギュッ

黒子「…………//」

御坂「…………//」

黒子(お姉さま………)

御坂(黒子……ごめんね黒子………)


380 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 23:52:26.22 ID:PZjdT6xw0

黒子(黒子は……お姉さまのために今こそ立ち上がりますの!)

黒子「お姉さま……行きますわよ」

御坂「へ? どこに」

黒子「決まってますわ。上条当麻の所にですの」

御坂「え……? なんでアイツのところに?」

黒子「お姉さまの気持ち……ちゃんとあの方に伝えて欲しいんですの」

御坂「……で、でももう夜だし」

黒子「構いませんわ。
   寮監にはわたくし一人の身勝手な行動だったとおっしゃってくださいまし」




381 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 23:55:25.04 ID:PZjdT6xw0

御坂「く、黒子……だめだよそんなの。アタシも一緒に怒られに行く」

黒子「しかし……」

御坂「二人でちゃんとアイツに伝えよう、本当の気持ち。だからこのことも二人の責任ね」

黒子「……はいな」


382 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/23(火) 23:59:21.98 ID:PZjdT6xw0

 ◇再びとある学生寮

ステレオ「~♪」

上条「…………………」

土御門「………………」

上条(あぁ……最後の曲のこの壮大さ……
     上条さんはもう宇宙空間でスペースデブリですよ……)ダラン

土御門(何度聞いても、ここで脳汁が出てきてしまうんだにゃー)ダラン

385 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/24(水) 00:10:48.01 ID:VtFj555w0

 ※この部屋で流れている曲のBGMはこれです
  http://www.youtube.com/watch?v=f88NZ1sxWX0

黒子「おじゃましますわよ」シュン

御坂「……………」

上条「へ?」

土御門「ほ?」

御坂「……………」

上条「な、なんだなんだこんな時間になんだ御坂、黒子?」

御坂「アンタに伝えたい事が」

黒子「ありますの」

土御門(こ、これがカミやん病の極地なのか……!?)


386 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/24(水) 00:19:23.51 ID:VtFj555w0

上条「つ、伝えたい事って……?」

御坂「今まで……何度も何度も助けてくれて、ありがとう」

黒子「わたくしも感謝していますわ」

御坂「……だからこんな身でこんなこと言うのは身勝手かもしれないけど……」

上条「……………」

御坂「アタシはアンタの事が好き」

黒子「わたくしもですの」

土御門(もはや尊敬に値するレベルなんだにゃ、これは………)




389 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/24(水) 00:26:54.23 ID:VtFj555w0

上条「……あ、ありがとな。だけどさ……」

黒子「わかってますわ。一度に二人と付きあうだなんて出来ないということは」

上条「………黒子」

黒子「だからわたくし決めましたの」

御坂「……………」

黒子「あなたとお姉さまをつなぐ……黒衣になると」


390 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/24(水) 00:31:09.17 ID:VtFj555w0

黒子「お姉さまはとっても不器用な方……それはあなたも同じですわ」

黒子(わたくしだって……そうかもしれませんけどね)

黒子「そんなお二人を黒子は責任を持って応援いたしますの!」

御坂「く、黒子アンタ……」

上条「……………」

黒子「お二人の笑顔が見れることが、今のわたくしにはかけがえの無い……喜びですの」

土御門(あれ……? 目から塩水がながれてきたんだにゃー……)ショッパイ





392 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/24(水) 00:37:36.08 ID:VtFj555w0

黒子「ですから……お二人とも浮気・仲違いその他もろもろがあった日には承知しませんわよ!」

上条「………!」

黒子「その時は……容赦なく両方の恋人になりますので覚悟していてくださいな」

御坂「く、黒子………」

黒子「………わたくしの言いたいことはこれだけ、これで終わりですわ」

上条「………本当に、ありがとな」

黒子「何を言ってますの。あなたはわたくしよりお姉さまをいたわりなさいな」グスッ

黒子(泣いてはいけませんのよ………泣いては……泣いては………)


395 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/24(水) 00:46:32.09 ID:VtFj555w0

上条「…………」

御坂「…………」

黒子「…………」

土御門「………」

 ◇こうして、この夜ついに上条・御坂・白井の3人の三角関係は終わりを見た

 ◇この結末が、3人にとって最良の選択なのか……それは今は誰にも分からない
 
 ◇だが、この3人はこれからもお互いを引き合い引き付け合うのだろう
 
 ◇終わりのない恋が、これからもきっと続く。きっと…………


 Fin




397 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/24(水) 00:48:21.02 ID:VtFj555w0
>>388
             ト、 ト、
           _,.-L:l-l::l
         /: : :ヽl::l ヽト、
        ./: : : ,.-‐ヘ:l。lト、ヽ
        {: : :/   ハl0l  ',     
        l: : {     lnl   }
        ', ヘ    lul   j
         V、ヽ   l゚j  /      <ありがとう
         _ト、ミニト、/_/_,.ィ゙
       /`ヽ、\\/∨/
    ,. -‐'"ニ=、`¨`ー-イ7l>、__
_,.-‐'"⌒ヾヽ、_/\__>=ミY´ノノヾ∧:.`ヽ
: : : : :/ ̄ヾ: :l´   \  ヽ lィ゙ lLヽ=ヽ、
ニニ<<__||: :\ヽ//    i } }  `ヾL__イll
 ̄¨ヽ___ヽ: :`1 ̄     l } }___ト-イ


399 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/24(水) 00:51:11.24 ID:VtFj555w0

 これにて完結です。流石にこれ以上話を引きのばすネタが切れました。
 最後まで支援・保守してくれた皆さん、ありがとうございました。
 おかげでIDがスゴいことになりました。


402 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/24(水) 01:16:05.11 ID:VtFj555w0
 
 超シリアスみたいなのばっか書いたんで、黒子の部屋をまたやろうかなって超思ってます


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