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>>1「だからどうして(ry」3

585 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/20(土) 22:22:31.51 ID:ZdnfM/2o [3/3]
当麻の髪が伸びてきて美琴と黒子に遊ばれました


587 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/20(土) 22:32:46.67 ID:46z4sago [51/54]
美琴「……ねぇ当麻」

当麻「んー?」

美琴「アンタ、髪伸びた?」

当麻「あー、そういえばちょっと伸びたなー」

美琴「前に切ったのいつ?」

当麻「えーと……いつだっけ?」

美琴「それくらい覚えてなさいよ……」

当麻「別に覚えてなくても死にゃしねぇだろ」

美琴「そうだけどさ」

当麻「面倒くせぇけど忘れないうちに行ってくるかぁ。んじゃ美琴、ちょっと――」

美琴「……ねえ」

当麻「ん?」

美琴「髪、切ってあげよっか」

589 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/20(土) 22:49:24.91 ID:46z4sago [52/54]
当麻「んじゃ、お手柔らかにお願いしますよ」

美琴「ま、見てなさいって」

シャクン

当麻「……なんか今凄くいい音がしたんですけど」

美琴「動かないでよね。手元狂って変なとこまで切っちゃっても知らないわよ」

シャクン、シャクン

当麻「やっぱり早まったかこれは……」

美琴「失礼な。これくらいあたしだって――」

黒子「あら、お二人とも何をなさってるんですの?」

美琴「ぴぃ!?」

当麻「う、あ、黒子、頼むから脅かさないでくれ……!」

美琴「あぶ、危なかったぁ……」

黒子「おやおや、なにやら面白そうな事をしてらっしゃるじゃありませんの。黒子も混ぜてくださいません?」

当麻「え」

黒子「そうですわねぇ……ちょっとハサミを拝借」

美琴「ちょ、黒子、アンタ……」

ジャクッ

当麻「」

590 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/20(土) 22:55:18.33 ID:46z4sago [53/54]
黒子「少し切りすぎてしまったかしら……まあ少々いいですわよね」

美琴「ちょっと黒子」

黒子「なんですのお姉さま」

シャクン

美琴「こっちも短くしないとバランス悪くない?」

黒子「さすがお姉さま、その通りですわ」

当麻「え、ちょ、おい」

美琴「静かにしてないといらないところまで切れるわよー」

当麻「……ぅぅぅぅ」





黒子「はい、できましたわよー」

美琴「会心の出来だわ」

当麻「鏡を見るのが怖い……あれ?」

美琴「どしたの?」

当麻「なんか普通……って、お前らからかって……」

美琴「くすくす……彼氏かっこ悪くするわけないじゃん」

黒子「そうですわよ、くすくす」

当麻「……っちぇ」

599 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/21(日) 00:57:56.05 ID:jun6VfAo [1/7]
打ち止めを確保した初春&佐天さん。


606 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/21(日) 01:22:11.90 ID:JPWVzeYo [4/37]
飾利「――げっとー!」

打止「ぴぃ!?」

涙子「み……御坂さん、じゃない、よね?」

打止「あれ? お姉さまの知り合い?ってミサカはミサカは捕まえられるー」

涙子「なんかどっかでこの状況見たような……あー、ちっちゃくなったときだ」

打止「ミサカはミサカだけどお姉さまじゃなくて打ち止めだよ、ってミサカはミサカは自己紹介してみたり」

涙子「えーと、御坂さんが御坂さんで、ミサカさんがらすとおーだーで、ミサカはミサカは……あれ?」

打止「まねっこまねっこ、ってミサカはミサカははしゃいでみたり」

涙子「……ま、いっか。打ち止めちゃん? 佐天涙子でーす。よろしくー」

飾利「ああ、可愛いですー癒されますー」

涙子「この子こんなキャラだっけ……」

打止「ふにゃー。嬉しいけどくすぐったいー、ってミサカはミサカは照れてみる」

飾利「このままお持ち帰りしたい……」

涙子「あかん初春、それ犯罪や……!」

607 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/21(日) 01:35:34.89 ID:JPWVzeYo [5/37]
一方「うちの子がすいませンねェっと。オラ返せ」

飾利「あうー」

涙子「またどっかで見た事ある気がする人が……」

一方「ドウモ保護者デース。いきなり消えンなクソガキ」

打止「あー、またガキって言ったー、ってミサカはミサカは不満を述べてみる」

一方「フラフラどっかいくなって、ったくよォ……」

打止「ガキって言ったー、ってミサカはミサカは繰り返してみる」

一方「……へィへィ、すみませンでしたー」

打止「反省の色が足りない、ってミサカはミサカは指摘してみる」

一方「あンま調子乗るンじゃねェよ。オラ行くぞ」

打止「え、と、ごめんなさいお姉さんたち。また今度ね」
打止「今デート中なの、ってミサカはミサカはちょっぴり恥ずかしがりながら言ってみる」

一方「何大声で恥ずかしい事言ってンだよテメェ!」

打止「にゃうー、ひっぱらないでー、ってミサカはミサカは引きずられてくー」



涙子「またカップルか……どうしてあたしらの周りにはこんな犯罪チックなのしかいないんだろうねぇ?」

飾利「あう……御坂さん……ミサカちゃん……」

涙子「どうしよう、この子も犯罪チックになりかけてる……」


****

628 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/21(日) 02:26:04.51 ID:JPWVzeYo [8/37]
一方「オラ、動くなよォ」

打止「ん……ぁ……」

一方「あんまり騒ぐとケガすっぞ」

打止「う、にゃ……そんなに奥まで……入れちゃだめぇ、ってミサカはミサカは……ぁぅ」

一方「静かにしろっつってンだろ。すぐ済むからよォ」

打止「う、ん、そこ……きもちぃ……」

一方「ココがいいのかァ? ホラよォ」

打止「あっ、あ、ん、そんなに掻いちゃ……」

一方「……」

打止「ん……どしたの? もっと気持ちいのして、ってミサカはミサカはおねだりしてみる」

一方「――だァあっ! やってられっかよォっ!!」

打止「どしたの?」

一方「いいからそこ退けチビ!」

打止「やー、ってミサカはミサカは頑なに動こうとしない」

一方「っ――」

打止「耳、反対側もして?」

一方「いいからちょっと退いてろよォ。少し待て」

打止「……」

一方「……」

打止「もしかして反応しちゃった?ってミサカはミサカは実は狙ってやってたり」

一方「やっぱりそォかよォこンエロガキィ!!」

601 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/21(日) 00:58:16.36 ID:ykJsvkAO [1/15]
上琴黒子通行止めで

ドキッ!ミサカだらけの温泉欲情vol.2~ポロリしかないよ!


638 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/21(日) 02:46:09.28 ID:JPWVzeYo [10/37]
当麻「……なぁ一方通行」

一方「ンだよ」

当麻「これ、何度目だ?」

一方「知るかよォ。っつーかなンで俺とテメェが仲良くお風呂入っちゃってンですかー」

当麻「俺だって知りてぇよ。どうしてこう……もう言わねぇ」

一方「……まぁ女どもが楽しけりゃいいけどよォ」

当麻「そだな……たまにはこうしてのんびり入るのもいいか」

一方「っか、悪かねェ悪かねェ。仲良しこよしで万々歳じゃねェか」

当麻「……変わったなー」

一方「あァ? ンだよ」

当麻「なんかさー、前だったら絶対殴り合ってるだろ、この状況」

一方「毎度毎度テメェが吹っかけてきてンじゃねェかよ」

当麻「お前だって似たようなもんじゃねぇかよ」

一方「ハイハイソーデスネー」

当麻「なんか調子狂うな……」

一方「ケケケ」

当麻「しっかしこう、せっかくの温泉だってのに男二人でってのも花に欠けるよなぁ」

一方「そらァ言うなって……あークソ」



二人『あっちに混ざりてぇ……』

639 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/21(日) 02:57:38.73 ID:JPWVzeYo [11/37]
美琴「……ね、一つ聞いていい?」

10032「はい、なんでしょうか」

美琴「なんで妹達で芋洗い状態なのよ! どこの海水浴場だ! さすがのあたしもこれはドン引きよ!」

10032「ちょうど国外組が一時帰国していまして。せっかくですので慰安旅行がてらに、と、ミサカはむりやりこじつけます」

美琴「アンタ国内組でしょうが!」

10032「ちょうどいいので親睦会をかねて」

美琴「ミサカネットワークはどうした!」

10032「やはり裸の付き合いが一番かと思いまして、と、ミサカはこの状況に帰結させます」

18413「こらそこー、お風呂で泳いではいけませんよー、と、ミサカはプールのときを思い出します」

打止「えー、けちー、ってミサカはミサカはむくれてみる」

18413「――っは、やはりおこちゃまですね、と、ミサカはせせら笑います」

打止「む、うー……」

美琴「混沌としすぎてるわよ……」

10032「慣れますよ、と、ミサカは人事だと思って軽く言ってのけます」

美琴「あんまり慣れたくない……あれ、そういえば黒子は?」





黒子「お姉さま……お姉さまがいっぱい……いっぱい、おっぱい……黒子は元気ですのー……」

美琴「」

642 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/21(日) 03:11:56.13 ID:JPWVzeYo [12/37]
当麻「……賑やかそうでいいなぁ」

一方「そォだなァ……」

当麻「混ざりたい……」

一方「言うな……分かってるからそれは言うなよォ……」

当麻「……ううう」

一方「泣くなっよォ……ホラ、背中流してやっから……」

当麻「すまん、一方通行……あとで交代な……」

一方「あァ……どうして、どうしてこンな……クソォ」

当麻「お前まで泣くなって……」

一方「バッ、誰が泣いてなンか……」

当麻「……風呂出たら卓球でもしようか」

一方「そォだなァ、温泉といったら卓球だよなァ……でもその前にコーヒー牛乳だなァ……」

当麻「そうだな……やっぱりコーヒー牛乳だよな……」

一方「たまにゃ男二人で飲むのも悪かねェな……」

当麻「ああ……飲もうぜ……」

一方「おォ……」



二人『ううう……』

645 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/21(日) 03:15:47.97 ID:jun6VfAo [5/7]
初めてアノ日がきた打ち止めと大騒ぎする一通さん


653 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/21(日) 03:51:33.70 ID:JPWVzeYo [17/37]
打止「……ん」

一方「よォ、起きたか」

打止「ぁ……おはよ、ってミサカはミサカはあなたに抱きついてみたり」

一方「ンだよ、朝っぱらから元気だなァ」

打止「えへ……ね、ってミサカはミサカは目を閉じる」

一方「……ンだよ」

打止「分かってるくせに、ってミサカはミサカは期待して待ってる」

一方「ったくよォ……人使いの荒い姫さンだこと」

打止「……とか言いながらちゃんとしてくれるとこが好き」

一方「へィへィ、ありがとさン……」



「」



一方「ホラ、満足かよォ」

打止「……もっと、ダメ?ってミサカはミサカはおねだりしてみる」

一方「――」

打止「あ、んむ、ちゅ……っはぁ……」

一方「……朝っぱらから元気だなァ」

打止「……あなたも元気、ってミサカはミサカは恥ずかしがりながら指摘してみたり」

一方「こりゃァ生理現象だよォ。オラ、そろそろ起きろオーロラ」

打止「あなたも結構、恥ずかしいセリフを吐くね、ってミサカはミサカははにかむ」

一方「うるせェよ、どっかのバカのせいだこりゃァ」

654 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/21(日) 04:04:43.11 ID:JPWVzeYo [18/37]
打止「もちょっと、ね?」

一方「調子に乗ってっと食っちまうぞ――」

打止「ん、あ、じゅ……ん、こく……」

一方「……あンま吸うな。喉渇くだろォが」

打止「う、ん……そだね。コーヒー飲む?ってミサカはミサカは聞いてみる」

一方「あァ、頼む。……ン? なンだこりゃァ……」

打止「ちょっと待っててー、ってミサカはミサカは冷蔵庫に向かうー」

一方「おィテメェ服くら、い、着……」

打止「う? どしたの?」

一方「打ち止め、おま、血……」

打止「……ぁ」

659 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/21(日) 04:14:02.28 ID:JPWVzeYo [19/37]
一方「ああクソっ、昨日どっかヤっちまったか!?」

打止「えと、その、これは」

一方「チクショウ、病院、医者、冥土帰し!」

打止「だから、その」

一方「動くな! 今救急車呼んでやっから――」

打止「だから大丈夫だよって! ……ってミサカはミサカは大声を出してみる」

一方「……あ」

打止「えと、その……たぶん、あれ、ってミサカはミサカはぼかしながら言ってみる……」

一方「……っは、マジ、焦ったァ……」

打止「あ、シーツに血付いちゃった……」

一方「ンなもンいくらでも替えが聞くだろォが。大丈夫か、痛くねェのか?」

打止「うん。なんかちょっと変だなって思ってたけど、その…………昨日」

一方「……」

打止「だからその、気付かなくって、ってミサカはミサカは言い訳する」

660 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/21(日) 04:20:43.23 ID:JPWVzeYo [20/37]
美琴『何よー、こんな朝早くからー』

一方「ええと、その、打ち止めがだなァ……」

美琴『なんかあったの!?』

一方「あー……赤飯がだなァ……」

美琴『……あは』

一方「何がおかしィンだよォ!?」

美琴『よかったじゃない、おめでと』

一方「めでたかねえよチクショウ、こっちはすわ怪我でもしたかと思ったじゃねぇか」

美琴『んで、勝手が分からないからお姉さまにお願いって?』

一方「そーゆーこった。何がいる」

美琴『んー、まだ薬局も空いてないし、コンビニにあるとは思うんだけど――』

661 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/21(日) 04:27:40.70 ID:JPWVzeYo [21/37]
一方「ンじゃちょっとコンビニ行ってくらァ」

打止「うう、ごめんなさい……」

一方「気にすンじゃねェよ。すぐ帰ってくっから待ってろ」

打止「……うん」

ガチャ

18413「おはようございます、と、ミサカは――」

一方「脅かせンなっ! テメェ何しに出やがった!?」

18413「さくばんは、おたのしみでしたね、と、ミサカはカタコトに言ってみます」

一方「そォかァ、それが言いたかっただけか、あァ?」

663 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/21(日) 04:32:49.14 ID:JPWVzeYo [22/37]
18413「まあまあ、そうカリカリせずこれをお納めください、と、ミサカはビニール袋を差し出します」

一方「――こりゃァ」

18413「管理人の仕事の一環という事で」

一方「……あンがとよ」

18413「いえいえ……珍しく大慌てのあなたが見られて眼福です、と、ミサカは薄ら笑みを浮かべます」

一方「っ……今日のところは勘弁してやらァ……」

18413「それほんとにチンピラの発言ですね、と、ミサカは率直な感想を述べます」

一方「さっさと帰れカボスっ!」

18413「なにやら罵倒にもいつものキレが……ああそうそう、サービスで入れておきましたから」

一方「あン? 何入れやがっ――」





18413「避妊はしっかりと、と、ミサカは親指を中指と薬指の間に握りこみます」

一方「さっさと消えろォっ!!」

671 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/21(日) 04:49:38.96 ID:JPWVzeYo [23/37]
「みんな心配してくれてるんだ」

「そりゃそォだろォがよ。アイツら団結力だけは強ェンだ……クソ」

「――嬉しいなぁ、ってミサカはミサカは照れ笑いしてみたり」

「……」

「あは……っ、う……ふぇ……」

「おィ、やっぱり痛ェンだろォ。無理すンな、えーと痛み止め……」

「ちが、違うの……嬉しくって」

「……妹達が?」

「それもだけど……」

「あァ?」

「――ミサカでも赤ちゃん、産めるんだぁ、って」

「……」

「ほら、ミサカはお姉さまのクローンだし、それに未完成だったし」
「そんな事考えた事もなかったからつい、ってミサカはミサカは言い訳してみる」

「……っ」



「」



「――まだテメェにゃ早ェよクソガキ」

「……もう大人だもん、ってミサカはミサカは偉そうに言ってみる」


710 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/21(日) 22:07:15.78 ID:nBiei5Yo [5/11]
当麻と美琴がキャンプに行きました


722 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/21(日) 22:31:05.45 ID:JPWVzeYo [30/37]
美琴「んー! 快晴!」

当麻「晴れてよかったな。これで雨だったらしょっぱすぎる」

黒子「荷物行きますわよー。ぽい、ぽい、ぽいっと」

一方「おらよォっ」

打止「力持ちー、に見える、ってミサカはミサカは一緒に担がれてみる」

飾利「便利ですねぇ……」

涙子「いったいどういう原理なんだろうこれ……。あれ、手が離れな――うひゃぁっ!」

一方「オラ、高い高いー」

涙子「おおおー」

一方「ケケケ。上条は触ンなよォ。一気に崩れっからなァ」

当麻「言われなくても触りませんよーっと。テントこの辺でいいか?」

美琴「いいんじゃない。あんた役立たずなんだから力仕事くらいしなさいよー」

当麻「お前は?」

美琴「あたしはご飯担当。ほら、キャンプといえば?」

当麻「――カレーですね」

美琴「そゆこと。ほら、頼んだわよー」

723 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/21(日) 22:48:51.53 ID:JPWVzeYo [31/37]
当麻「はぁ、はぁ……」

美琴「何よー、だらしないわねー」

当麻「なんか思ったより地面硬くてさ……これ、ペグがろくに刺さってくれねーの」

美琴「ちょっと貸してみなさいよ」

当麻「ほら」

美琴「えーと……目標よーし、射角よーし、威力はこれくらいかな――発射っ」

ゴスッ

当麻「……便利だな」

黒子「あら、わたくしもできますわよ?」

――ッ

当麻「……」

一方「貫通ーっとォ」

ズブズブ

当麻「すみません役立たずですみません」

一方「カカ、ざまァねェな」

当麻「くそ、残り一本くらい……!」

美琴「がんばれおとこのこー」

726 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/21(日) 23:01:33.39 ID:JPWVzeYo [32/37]
涙子「あれ、このっ」

美琴「どしたのー?」

涙子「ライターのガスが切れちゃってるみたいで」

美琴「はいはい、ちょっと危ないから離れててー」

バヂッ

涙子「おー、便利ー」

飾利「便利すぎてあんまりキャンプに来てる気がしませんけどね……」

黒子「さ、女性陣はお料理ですわよー」

打止「はりきっちゃうよー、ってミサカはミサカは包丁を構えたり」

730 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/21(日) 23:16:51.86 ID:JPWVzeYo [33/37]
当麻「……あっちは楽しそうでいいなー」

一方「うるせェよ。黙って火ィ見てろ」

当麻「だって……飯盒炊飯って地味じゃん……」

一方「誰かやンねェと米ねェだろ。それともテメェは米いらねェってのかよォ」

当麻「いや、日本人としてそれは断固として否定する」

一方「じゃァグダグだ言ってねェで見てろ」

当麻「……」

一方「……」

当麻「……なんか喋ってくれよ」

一方「うるせェ」

当麻「……」

一方「……」

当麻「なぁ」

一方「ンだよォ」

当麻「暇だ」

一方「いいじゃねェか、暇で上等。ボーっと火ィみてりゃそのうち炊けっだろォ」

当麻「お前は気楽でいいなぁ……」

一方「難しく考えすぎなンだよ。なるようになるさァ」

当麻「……そだなぁ」

一方「……」

当麻「……」

一方「……」

当麻「……なぁ」

一方「テメェは喋ってねェと死ぬのかァ!?」

734 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/21(日) 23:24:51.18 ID:JPWVzeYo [34/37]
打止「くるくるー、ってミサカはミサカは綺麗に剥いてみる」

涙子「おー、凄いねー」

打止「毎日やってますから、ってミサカはミサカは胸を張ってみる」

涙子「……深くは突っ込まないでおこう」

飾利「凄いです素敵ですー」

涙子「ちょっ初春! 包丁持ったままは危ないって!」

打止「むにゅー」

美琴「……初春さんってあんなキャラだっけ」

黒子「いいではありませんの。深く考えないことですわ」

美琴「う……タマネギが沁みるー」

黒子「あらあら大変。拭ってさしあげますわよ――舐めて」

美琴「アンタは相変わらずなのね……」

736 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/21(日) 23:36:11.64 ID:JPWVzeYo [35/37]
涙子「上手にできましたー」

美琴「ご飯も上手に炊けてるじゃない」

飾利「このちょっと焦げてるのがなんとも言えませんねえ。炊飯器だとこうはいきませんし」

当麻「細かいことはいいから早く食おうぜー」

黒子「まったくこの方は……」

打止「はい、じゃ手を合わせて――」



全員『いただきまーす』



当麻「……ん?」

一方「……ンだよ。俺が混ざってちゃ悪いってのかよォ」

美琴「ううん、べっつにー? ……くすくす」

740 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/21(日) 23:46:00.97 ID:JPWVzeYo [37/37]
当麻「……なぁ一方通行」

一方「ンだよォ」

当麻「釣れないな……」

一方「そォだなァ」

当麻「ボウズだったら殺されるよなぁ……」

一方「そォだなァ」

当麻「……」

一方「ふぁ――俺ァ寝る。ま、がンばれや」

当麻「薄情だなお前」

一方「いまさら何言ってやがる」

当麻「……」

一方「……」

当麻「女性陣は水着で川遊びですか……」

一方「言うな……」

当麻「混ざりたい……」

一方「言うなって……いざとなったら魚くれェ獲ってやっからよ……」

当麻「すまん……」

744 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 00:14:52.40 ID:EbWqS2Eo [2/71]
美琴「やっぱり夜は寒いわねえ」

当麻「ま、キャンプだしな」

美琴「……アンタ分かってて言ってるでしょ」

当麻「さすがにばれるか」

美琴「ほら、もっと引っ付かないと寒いじゃない」

当麻「そうだな。寒いもんな」

美琴「――うん、これであったかい」

当麻「テント小さいのにしたのはこれが理由か……」

美琴「文句ある?」

当麻「いーえ。お休み」

美琴「お休み」



「」

745 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 00:23:15.64 ID:EbWqS2Eo [3/71]
涙子「あーあ、こっちは彼氏いない組かー」

黒子「まあいいではないですの。一緒ではご不満?」

飾利「白井さんもこっちでよかったんですか?」

黒子「なんのことですの、初春?」

飾利「――なんでもないです」

涙子「あっちはいちゃいちゃしてるんだろうなー。くそー、あたしも彼氏欲しいー」

黒子「ほらほら、あまり騒いでは他の方々に迷惑ですのよ」

飾利「そうですね。明日も早いですし」

涙子「明日も晴れるといいなぁ」

黒子「きっと晴れますわよ――そうでなくては困りますもの」

飾利「確かに。雨の中はちょっと勘弁して欲しいです」

涙子「んじゃ、明日に備えて寝ますかー」

黒子「そうですわね。おやすみなさいませ」

飾利「おやすみなさい」

涙子「おやすみー」

746 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 00:27:53.60 ID:EbWqS2Eo [4/71]
『――あっ、んふっ……』

『――テメェ何口押さえてンだよ』

『――あっ、そこ、だっ、声でちゃ……』

『――イィじゃねェか、聞かせてやれよォ』

『――んっ、ふにゃ、あっ……』







(寝られない……っ!)


760 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/22(月) 00:55:40.48 ID:fJ7MUzYo [2/14]
当麻美琴黒子妹でスマブラX

780 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 01:19:32.53 ID:EbWqS2Eo [11/71]
当麻:ファルコン
美琴:ピカチュウ
黒子:カービィ
妹:プリン


783 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 01:27:22.69 ID:EbWqS2Eo [12/71]
当麻「やっぱり美琴はピカなんだな」

黒子「当麻さんも案の定ですのねぇ」

美琴「アンタもちゃっかり強キャラ使ってるじゃない……」

黒子「ハンデですの。あまりこの手のゲームはやった事がありませんので」

10032「見た目で選びました」

当麻「だと思ったよ……」

黒子「ルールは?」

美琴「アリアリの残機5で」

当麻「え、普通タイムじゃないのか?」

美琴「アンタは分かってない!」

当麻「えー……」

788 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 01:42:17.85 ID:EbWqS2Eo [13/71]
美琴「ランダムー……ハイラル城、ベタだけどいいわね」

黒子「それじゃ、れでぃー……」

当麻「いきなりファルコンパンチ!」

美琴「隙大きすぎ。げっとだぜー」

当麻「あ」

美琴「はい黒子、ぽいっと」

黒子「いただきますの」

当麻「あ」

黒子「ごちそうさま。空2、キャンセル、空2、以下ループですの」

当麻「お前やった事ないって絶対嘘だろ!」

黒子「女に秘密と嘘はつきものですので。6スマッシュー」

美琴「はいお帰り、空2キャンセル空2キャンセル8スマッシュ、かみなりー」

黒子「はいメテオ、さようならー」

当麻「勝てる気がしない……」

790 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 01:47:44.69 ID:EbWqS2Eo [14/71]
当麻「あれ、御坂妹は何を……」

美琴「まあ弱キャラだし……」

『ぷぃっ! ぷぃっ!』

10032「……転がれない」

一同『あー……』

792 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 01:55:11.69 ID:EbWqS2Eo [15/71]
当麻「くっそ、ファルコンキーック!」

黒子「足元にご注意を」

当麻「あー!」

美琴「注意が足りないわよー。ばきゅーん」

黒子「い、や、えい!」

美琴「びりびりー」

黒子「プレゼントですわ、な・に・が・で・る・か・な」

美琴「らっきーいただきっ。かっきーん!」

当麻「アッー」

793 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 02:03:16.01 ID:EbWqS2Eo [16/71]
当麻「もうお嫁にいけない……」

美琴「くっ、カービィ相手に端だけは避けないと」

黒子「ちょこまかとっ、飛び道具わたくしにもくださいません?」

美琴「こうちくちくやるのって性に合わないのよね……かみなり!」

黒子「いただきっ、無敵ですわよ!」

美琴「ずらしって大事よねー、ゲット」

黒子「あ」

美琴「たつまきどうぞー」

黒子「あああ軽いいい」



10032「ひたすらアピールで視聴者を和ませます、と、ミサカはLボタンを連打します」

795 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 02:10:09.55 ID:EbWqS2Eo [17/71]
美琴「く、そろそろこの子も邪魔ね」

黒子「そうですわ、ねっ」

10032「よってたかって弱いものいじめですか、と、ミサカはなすすべもなく翻弄されます」

美琴「ハンデあげてるじゃん」

黒子「とはいえ容赦なく残機を刈り取るのですけれど、メテオー」

10032「あっー」

美琴「隙ありっ」

黒子「共闘ではありませんのっ」

美琴「勝負は非情よー」

黒子「くっ、猪口才なっ」

美琴「おほほ、捕まえてごらんなさいー」



当麻「楽しそうでいいなぁ……」

797 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 02:15:32.20 ID:EbWqS2Eo [18/71]
黒子「ふぁいやー」

美琴「ああああガード削れるうう」

黒子「ここですまーっしゅ」

美琴「割られた!? あ、ちょ、ま」

黒子「そろそろ年貢の納め時ですわよお姉さま」

美琴「く……」

黒子「さて、お姉さまを飛ばして妹さんを……」

10032「ここで一曲」

黒子「あ」

10032「寄せます。そして挟まれます」

美琴「あ」

10032「至福のひと時です……おやすみなさい、と、ミサカは忘れられているであろう切り札を出します」

二人『ああああああ』

800 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/22(月) 02:32:10.09 ID:LODcCMAO [5/9]
打ち止めの下着を買いに行く通行止め


801 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 02:50:04.85 ID:EbWqS2Eo [20/71]
一方「コラ打ち止め、テメェ少しは加減しろ。こンなに服買ってどこ置くンだよ」

打止「え、だって好きに買っていいって」

一方「……まァグラサンのカード使うからいいンだけどよォ」

打止「何か言った?ってミサカはミサカは抱きついてみるっ」

一方「なンでもねェよ。歩き難ィからくっつくな」

打止「とか言っちゃってちょっと嬉しいくせに、ってミサカはミサカは指摘してみる」

一方「うるせェよ。オラ、そろそろいいだろォ。帰っぞォ」

打止「あ、ちょっと待って最後に、ってミサカはミサカは思い出したように言ってみる」

一方「ンだよォ……最後だかンな」

打止「それで、えと……あなたにも選ぶの付き合って欲しいなー、ってミサカはミサカは恐る恐る訊いてみる」

一方「へいへい分かりましたよォ。ンで? 何が欲しいンだよ。靴か?」

打止「その……下着、ってミサカはミサカは恥ずかしがりながら言ってみる」

一方「」

802 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 03:04:26.75 ID:EbWqS2Eo [21/71]
打止「これとかどうかな、ってミサカはミサカは提示する」

一方「……まだテメェにゃ早ェだろ」

打止「えー……じゃ、これ」

一方「……余計ひどくなってンじゃねェか」

打止「文句が多いー」

一方「いいから早く決めろ! こンなとこさっさと帰りてェんだよォ!」

打止「そんなに大きな声出したら他のお客様にご迷惑でしょ、ってミサカはミサカは注意する」

一方「ぐ……さっさと決めやがれクソガキ」

打止「えー、でもあなたしか見ないんだし、あなたの好みに合わせたいし、ってミサカはミサカは」

一方「だから大声でンな事言うんじゃねェよ! ……はっ」



「ねえねえ、あれ兄妹の会話じゃないわよね……」

「え、何? ロリコン? 犯罪?」

「見た目もちょっとヤバイし……警備員に連絡した方が……」



一方「打ち止め……頼む、早く決めてくれェ……」

打止「でも他ので可愛いのがなー、ってミサカはミサカは探してみたり」

一方「ぐ、ゥ……っ」

――ぽん

一方「あァ、ンだよ!?」



  _n
 ( l    _、_
  \ \ ( <_,` )
   ヽ___ ̄ ̄  )
     /当麻/


804 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 03:12:15.43 ID:EbWqS2Eo [22/71]
一方「助かった……今回ばかりは助かったぜェ……」

当麻「俺も美琴にやられたから……黒子にもやられたから……」

一方「テメェも大変なンだなァ……」



美琴「これとかどう?」

打止「えー、お姉さまそれ子供っぽいー、ってミサカはミサカは不満を漏らしてみたり」

美琴「っ――そ、そうよね! あはははー!」



当麻「抑止力にはなりそうにないから勘弁してくれ」

一方「いや……助かる……」

当麻「大変だな……」

一方「お互いになァ……」

806 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 03:21:33.63 ID:EbWqS2Eo [23/71]
打止「結局選んでくれなかったね、ってミサカはミサカはちょっとご機嫌斜めになってたり」

一方「あンなの付き合ってられっかよォ」

打止「……ね、どんなのにしたか興味ある?」

一方「これっぽっちもねェよマセガキ」

打止「う……そっか……」

一方「……」

打止「……」

一方「……どォせ帰ったら見るだろ」

打止「……えっち、ってミサカはミサカは真っ赤になってみたり」

一方「テメェにゃ負けらァ」

打止「そんなことないよ、ってミサカはミサカは反論してみる」

一方「いーや、テメェのがダントツだろエロガキ」

打止「あなたの方がエッチだもん、ってミサカはミサカは躍起になってみる!」

一方「あーうるせェ。さっさと帰るぞ。腹ァ減った」

打止「……ご飯食べる?」

一方「……まァ一食くらい抜いても死にゃしねェだろ」

打止「ほら、やっぱりあなたの方が、ってミサカはミサカは――」

一方「言い出したのはテメェだろこの――」

830 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/22(月) 16:12:24.31 ID:fJ7MUzYo [9/14]
とある美琴の同棲生活~起床編~


831 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 16:46:54.14 ID:EbWqS2Eo [27/71]
「……ん」

「……朝、か。……ふぁ」

「……まったく、あんたのバカな寝顔も見飽きちゃったわよ」

「たまにはあたしより早く起きてみたらどうなのー」

「……ま、やっぱり起きなくていいわよ」

「毎朝のささやかな楽しみなんだから取らないでよね」

「……」

「寝てる……わよね……」

「……当麻」

「好き、大好き。愛してる」

「……やっぱり寝てるわよねえ」

「さってと、朝ごはんの準備してあげないと――うん?」

「……あたしはどこにも逃げないから、ね。ちょっとだけ離して」

「ごめんね――お詫び」



「」

832 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 16:57:46.82 ID:EbWqS2Eo [28/71]
ガチャ

「――トイレの前で何やってんのあんた。聞き耳でも立ててたの? やらしい」

「……寒くて目が醒めた」

「もう春よ?」

「寒いもんは寒いんだよ」

「あ、そ」

「美琴ー」

「何よ」

「起きたばっかで電圧が低いです」

「はいはい……どーぞ」

ぎゅ――

「……」

「……」

「……ほら、もういいでしょ」

「もうちょっとー」

「だーめ、ご飯作るんだから。ほら、さっさと着替えてきなさい」

「ちぇ……」



「――実はたまに先に起きて美琴の反応を寝たふりして見てるのが上条さんのささやかな楽しみです」

「納豆食べるー?」

「食べるー」

836 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 17:57:15.07 ID:EbWqS2Eo [30/71]
「あら、お姉さま」

「――黒子」

「どうしたんですの、こんなところで」

「んー、ちょっとね」

「ちょっとでどうして――」

「ね、黒子。時間ある?」

「え、ええ。幸い予定はございませんけど……」

「久しぶりにお茶しない?」

「……はい、喜んでお供しますわ」

837 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 18:11:08.38 ID:EbWqS2Eo [31/71]
「最近忙しいの? 風紀委員」

「面倒な事件が頻発してまして。初春もでずっぱりですの」

「いいの? こんなとこで油売ってて」

「誘ってきたのはお姉さまでしょうに」

「あはは、まあそうなんだけどね」

「それに仕事よりもお姉さま優先ですわ。分かってらっしゃるでしょうに」

「――そ。ありがと」

「いいええ。それがわたくしの生き甲斐ですの」

「……」

「何かお悩みでも?」

「あんたほんとに勘がいいわねえ。実は読心能力も持ってんじゃない?」

「ご存知の通りわたくしの能力は空間移動ですので。多重能力者は存在し得ないということはご存知でしょうに」

「木山センセ使ってたけどね」

「あれは特殊すぎですわ……あら、話を逸らされましたわね」

「ちぇ、気付かれたか」

838 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 18:18:17.10 ID:EbWqS2Eo [32/71]
「アイスココアをお願いしますわ」

「あたしグレープフルーツジュース」

「……で、なんですの。何かお悩みでも?」

「ううん。ただ黒子とお茶したかっただけ」

「それは嬉しいですけれど……少しは頼ってくださいな」

「ん……ありがと、黒子」

「当麻さんの事ですの?」

「んー、まあ、そんなとこかな」

「わたくしには言えない事ですの?」

「そうじゃないんだけど……ごめんね。近いうちに話すから」

「……でしたら待つことにしますわ」

「ありがと」

「待つのも女の仕事のうちですわ。これでもいい女であろうとしてますの」

「レディはもう卒業?」

「兼業、ですの」

「あんたらしいわね」

841 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 18:23:14.05 ID:EbWqS2Eo [33/71]
「あ、きたきた」

「ここのココアは絶品ですの」

「あ、そうなの? ちょっと頂戴」

「ええどうぞ」

「う、確かにこれは美味しい」

「でしょう?」

「あたしもそれにすればよかったかなー」

「また頼めばいいではありませんの」

「すみませーん、ホットココアひとつー」

「早速ですの……」

「いいじゃん別に」

843 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 18:35:16.35 ID:EbWqS2Eo [34/71]
「黒子も大変よね。あっち行ったりこっち行ったり」

「この程度朝飯前ですわよ」

「パワフルだなー。あたしはそういうのダメだわ」

「でも忙しすぎるのもよろしくないですわよ。今日はたまたま時間があったからいいですけれど」

「ごめんね、折角の休みなのに」

「何をおっしゃるんですの。たまたま時間があったときに、たまたまお姉さまと会って、たまたまお茶に誘われて。幸運もここまで重なると気持ち悪いですわ」

「あいつの分じゃない? 反動がこっちまできてるのよ」

「不幸の分のしわ寄せ、ですの」

「そゆこと」

「けれど当麻さんも随分と幸せそうなご様子で。またその分の揺り返しが怖いですわね」

「……そうね」

844 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 18:45:57.38 ID:EbWqS2Eo [35/71]
「時に、最近どうなんですの?」

「え、何が?」

「ごまかさないで下さいまし。最近また前にも増して随分と仲良さそうではないですの」

「だ、誰とよ」

「とぼけても無駄ですわよー。上条さんですわ」

「う……」

「もう寒いというのに、随分とお暑いようで」

「ううー」

「唸っても無駄ですわよ。とっとと白状してくださいな。怒りませんから」

「……その」

「なんですのー」

「えと……二人で……旅行に」

「――あら。本当に仲がよろしいですわね……それでどこに?」

「……温泉」

845 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 18:55:28.90 ID:EbWqS2Eo [36/71]
「――まあお二人が幸せならわたくしはそれでいいですの」

「ごめんね黒子」

「何も謝る必要はございませんわ」

「……うん」

「いつになってもこればっかりは変わりませんのよ」

「ありがと――ごめん黒子、ちょっと」

「あら、どうしました?」

「野暮な事聞かないでよ。トイレ」

「そこはお花を摘みに、と言って欲しいですわね」

「もうお嬢さまはいいでしょ――」

「……察しがいいというのも、こういうときばかりは邪魔ですのね」

846 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 19:06:33.72 ID:EbWqS2Eo [37/71]
「ほんっと、仲がよろしいようで妬けますわね」

「べ、別にいいじゃない、付き合ってるんだから!」

「そうですけれど……あまりハメは外さないでくださいませ?」

「ハメを外すって何よ!」

「具体的に申し上げた方がよろしいんですの?」

「ぐた、具体的……具体的!?」

「わたくしはお姉さまの幸せが一番ですの。ただ――上条さんが何か不埒な事をしでかしたらその限りではありませんけれど」

「いいではないですの、温泉。寒いんですからゆっくり温まってきてくださいな」

「うー……」

「ほんと、妬けますわね……寒さが堪えますの」

847 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 19:31:46.05 ID:EbWqS2Eo [38/71]
「――おまたせ」

「いえいえ。待つのも、と言いましたでしょう?」

「うん。ごめ――ありがと」

「いいえ。当然の事ですの」

「でもそろそろお店出ないと。買い物行かなきゃ」

「主婦業も大変ですのね」

「好きでやってるからいいのよ」

「そうでしたわね……すみませんがわたくしはもう少し長居させていただきますの」

「うん。じゃね、黒子」

「はい。ではまた――ああ、伝票はそのままで。今日はわたくしが」

「いいって。気にするんじゃないわよ、妹」





「――ああ、風が気持ちいいですわね」

「そういえば、初めてお二人を見かけたのも今日みたいな夏日でしたのね」

「……お姉さま、妹にあまり心配をかけないでくださいまし」

「今日は普通に、偶然にもばったりお姉さまとお会いして、楽しくお茶を飲みましたの」

「お姉さまが帰り際に妹と呼んでくれたのが嬉しゅうございました」

「それだけ、でしたの」

「黒子はお姉さまが……病院から出てきたところなんて、見てませんのよ」

851 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 19:39:58.73 ID:EbWqS2Eo [39/71]
「わ、悪い、遅れた!」

「またー? あんた何回目よ。懲りないわねぇ」

「いや、補修がですね……」

「言い訳は見苦しいわよ」

「すみません……」

「罰として今日はあんたのオゴリ」

「えー、またっすかー!? 勘弁してくれ……」

「しょうがないわねぇ……割り勘でいいわよ」

「甲斐性なしですみません……」

「あんたバイトとかしないの?」

「うーん、なんか探さないとなあ……でもなあ……」

「でも、何よ」

「美琴と会える時間が少なくなるからなぁ」

「……バカ」

853 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 19:43:15.13 ID:EbWqS2Eo [40/71]
「お帰り」

「……あれ、もしかして待ってたのか」

「うん」

「何もこんなとこで待たなくても……」

「ちゃんと日陰にいたわよ……ね」

「ん?」

「デート、しましょ」

「え、でももうこんな時間だぞ?」

「夕飯のお買い物」

「ああ……うん、喜んで」

「ね、手、繋いで」

「……喜んで」

854 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 19:50:19.25 ID:EbWqS2Eo [41/71]
「ね、なんか雪に足跡つけるのって楽しくない?」

「あんまりはしゃいで転ぶなよー」

「失礼な。転ばないわよ」

「……ちぇ」

「何よ、転んで欲しいの?」

「……転びそうになったところをすかさず、ってこう、格好よくないっすか」

「……えい!」

「うおっ!?」

「あは、二人で転んじゃった」

「わざとだろ! 今えいっつったじゃねえか!」

「気のせいよー」

「あーあ、服着替えないと……とりあえずやっぱり温泉ですかね」

「そうね。ほら、早く行きましょ。寒いんだから」

856 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 19:56:03.70 ID:EbWqS2Eo [42/71]
「……なんかこうして歩いてるのがさ」

「んー?」

「ちょっと憧れてたかも」

「憧れ?」

「夕日の中二人で手を繋いで、ってなんか凄いなんでもないような事なんだけどさ」

「そのなんでもない事に憧れてたの?」

「悪いかよ」

「ううん。よかったじゃない、叶って」

「……そだな。美琴のお陰だ」

「ありがと」

「こういう日常が、幸せって奴なんだろうな」

「……うん。きっとそうなのよ」

「ずっと続いて欲しいな」

「……そうね」

860 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 20:26:05.99 ID:EbWqS2Eo [43/71]
「……なあ美琴、やっぱり」

「だめ、よ、続けて」

「でも辛そうじゃん」

「辛い? 一本足りないわよ――幸い」

「さいわ……」

「凄く痛いわよ。でも、凄い幸せなの。この痛みはあんたには教えてあげない」

「っ……」

「う、っく、でもやっぱり、ちょっと辛いかも」

「美琴――」

「ね、当麻、キスして。それと――もっと強く抱きしめて」



「」

861 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 20:32:03.69 ID:EbWqS2Eo [44/71]
「ね、当麻、キスして」

「こんな道のど真ん中で?」

「いいじゃない。誰も見てないし。それともイヤ?」

「……んなわけねぇだろ」

「ん。よろしい」



「」

862 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 20:37:13.26 ID:EbWqS2Eo [45/71]
「あーあ、なんか騒がしかったなー」

「いいじゃん。みんなで楽しくやるのもさ」

「……今度は二人っきりで来ようね」

「お前、温泉好き?」

「うん」

「ならいいんだけど」

「当麻は嫌い?」

「嫌いじゃないけど……」

「あたしは好きよ。色々、思い出もあるし。初めて来た時の事とか」

「……」

「だから、ね。今度は二人きりで来よう?」

「……そだな」

863 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 20:50:09.72 ID:EbWqS2Eo [46/71]
「――あ」

「どした?」

「えへへ。一番星みっけ」

「どこ? ……あ、ほんとだ」

「金星かな。宵の明星」

「明日は――明日もいい事あるといいな」

「……うん」

864 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 20:55:37.77 ID:EbWqS2Eo [47/71]
「桜、綺麗ね」

「そうだな」

「当麻、もうちょっとゆっくり歩こ」

「……そうだな」

「あーあ、この服で歩くのも今日でお終いかー」

「感慨深い?」

「ちょっとね」

「俺もなんかちょっと残念だな」

「でもいいじゃない。いつまでも着てられないわよ」

「そうだけどさ」

「なーに? 当麻ってば制服フェチ?」

「……美琴が着てるからな」

「ばーか」

「ぐ……」

「来月からよろしくね、上条センパイ?」

866 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 21:00:57.30 ID:EbWqS2Eo [48/71]
「――ね。もし、あたしがいなくなったらどうする?」

「……いきなりなんだよ」

「もしもの話よ」

「あんまり考えたくないなぁ」

「でもそのうち来るわよ」

「……その時になってみないと分からねえよ」

「またそうやって先送りに……」

「いいじゃん。今は美琴と手を繋いでる。先のことなんか知らね」

「……うん、その通り」

867 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 21:03:06.94 ID:EbWqS2Eo [49/71]
「幸せにしてよね、当麻――不幸だなんて言ったら承知しないんだから」

869 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 21:05:11.59 ID:EbWqS2Eo [50/71]
「……ね」

「なんか今日はそればっかりだな。……何?」

「今、幸せ?」

「幸せ」

「……うん。あたしも、幸せ」

870 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 21:09:56.95 ID:EbWqS2Eo [51/71]
「あ、しまった」

「どうしましたの?」

「またココア頼まなかった……」

「飲みます?」

「んじゃ一口貰おっかな」

「それにしても暑いですわねえ……」

「そうねー。こう暑いと参っちゃうわ。ほれ、お返し」

「いただきますの――んー、美味しい」

873 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 21:40:32.36 ID:EbWqS2Eo [52/71]
「ただいまー」

「ただいま、っと。これ冷蔵庫でいいか?」

「あ、それ使うから……やっぱり冷蔵庫入れてて」

「うん?」

「――話が、あるの」

874 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 21:42:00.65 ID:EbWqS2Eo [53/71]
「今、幸せ?」

875 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 21:46:01.75 ID:EbWqS2Eo [54/71]
「今日、病院行ってきたの」

「病院……って、なんで……」

「最近ずっと調子悪くってさ、頭痛とか。風邪かなーって思ったんだけど」

「……」

「今朝吐いちゃって」

「――え」

「自分でもびっくりしたわよ。だって――」

876 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 21:46:47.62 ID:EbWqS2Eo [55/71]
「血、吐いちゃったんだもん」

883 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 21:54:36.47 ID:EbWqS2Eo [56/71]
「それで、そっこー病院駆け込んでさ」

「――みこ、と」

「ね、当麻。今、幸せなのよね」

「おい――ちょっと、待ってくれ――」

「あたしも、幸せ……っく、幸せすぎて、っ、死んじゃい、そう」

「みこ……美琴っ……!」

「当麻……痛い、よ……」

「――っ」

886 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 22:04:40.12 ID:EbWqS2Eo [57/71]



「ね、当麻、落ち着いて、よく聞いて――」




















「――できちゃった」




888 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 22:06:44.98 ID:EbWqS2Eo [58/71]
「……はい?」

「こども」

「……えと、その」

「びっくりしたわよ。そういう事もあるんだって」

「……」

「もしかして、死んじゃうかと――」

「――美琴っ!」



「」

894 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 22:11:28.97 ID:EbWqS2Eo [59/71]
「しあ、しあわ、せ。涙出てきちゃう」

「夢、じゃ、ないよ、な」

「違うわよ。夢なら、ふざけんな、って、怒るわよ」

「――はは、はははは」

「とう、ま」

「だめだ、なんて言っていいのか、分かんないけど。はは、これがなんなのか――ああ、そうか」

「う、ん、きっと」





「きっとこれが、幸せなんだ」

896 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 22:13:13.87 ID:EbWqS2Eo [60/71]
"the Imagine of Little Happiness" is...

928 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/22(月) 23:11:36.43 ID:Wkbo0qwo [3/4]
25歳あたりで


936 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 23:27:58.68 ID:EbWqS2Eo [69/71]
打止「あー、やっと来たー、ってミサカはミサカは手を振る!」

美琴「お待たせ。待った?」

一方「遅ェ。テメェらが最後だよォ」

黒子「あら? 一緒ではないんですの?」

美琴「お義母さんに預けてきた」

黒子「残念ですわ……」

当麻「お前黒子お姉ちゃんって呼ばせようとするのやめろよな。両親と同年代なんだから」

黒子「こ、この年でおばちゃんと呼ばれるのだけは勘弁して欲しいんですの! まだ院生ですのよ!」

打止「それ言ったらミサカも……ってミサカはミサカはちょっと落ち込んでみたり」

一方「オラいつまで立ち話してやがる。さっさと行くぞォ。俺ァ腹減ってんだ」

939 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 23:41:52.47 ID:EbWqS2Eo [70/71]
美琴「結局いつものファミレスなのよねー」

黒子「はぁ……残念ですわ……」

当麻「なんだよ、しょっちゅう来てんじゃん」

黒子「そうですけどー」

打止「ミサカもアサちゃんとマコちゃんに会いたかったー、ってミサカはミサカは真似してみる」

一方「いいじゃねェか。ガキがこれ以上増えてもうるせェだけだしよォ」

打止「ひどっ。もう高校生だもん、ってミサカはミサカはすねてみる」

黒子「とかなんとか言って、一番会いたがっていたのはあなたですの」

一方「バッ、どの口がンな事言いやがる!」

黒子「ほら、会った事ないでしょう? もしかして連れてくるんじゃないかってソワソワしてましたの」

当麻「またいつでも来いよ。近いんだしさ」

一方「……まァ来いって言うなら行ってやンよ」

打止「こういうベタなツンデレキャラも貴重だね、ってミサカはミサカは率直な感想を述べてみる」

一方「誰がンな言葉吹き込みやがったァ!?」

当麻「どうせまた土御門だろ……しっかし」

黒子「やっと犯罪っぽくなくなってきた? それとも、お姉さまに似ているから妬いてますの?」

当麻「う」

打止「ほらほら、ぎゅー、ってミサカはミサカは見せびらかしてみる!」

一方「だァっ! 暑苦しいンだよっ!」

当麻「……精神衛生上あまりよろしくないのは否めない」

美琴「あれー、まだそんな事言ってくれるんだ」

当麻「こればっかりは……」

944 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/22(月) 23:58:05.31 ID:EbWqS2Eo [71/71]
黒子「でもまあ、今日は子供もいませんし。情操教育上あまりよろしくないですから」

当麻「え、おい、黒子」

黒子「ほら当麻さんー、現役女子大生ですわよー」

当麻「お前もう卒業しただろ!」

黒子「失礼、現役大学院生ですわよー」

美琴「黒子、その、あたしが言うのもなんだけどさ……目の前で旦那とそういう事されるのは……」

黒子「――不倫って燃えません?」

美琴「……っ!」

当麻「ストップ黒子ストップ! さすがにこういうところじゃ……」

黒子「こういうところでなければよろしいんですの?」

当麻「いや、目の前で鬼嫁が……」

美琴「誰が鬼嫁だぁっ!!」

当麻「すんませんすんません」

黒子「くわばらくわばら、ですの」

一方「いつまでたってもかわンねェなあ、コイツら」

打止「そうだね、ってミサカはミサカは同意してみたり」

946 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/23(火) 00:12:16.52 ID:UxyoXCEo [1/10]
美琴「あんたは変わったわねえ」

一方「そォかァ?」

打止「がんばりました、ってミサカはミサカは胸を張ってみる」

当麻「くく、気付いたらお前もいつの間にか尻に敷かれてやんのか」

一方「テメェにゃ言われたくねェよ!」

黒子「あら、否定はしませんのね」

一方「……まァ自分でも少しは変わったなって思うけどよォ」

美琴「最初に会ったときとは大違いよね。これもあんたのおかげ」

打止「こう、少しずつじわりじわりと食事に毒を混ぜていく感じで……」

黒子「ふふふ、よくできました」

一方「やっぱり吹き込んだのはテメェか魔女ォっ!」

黒子「少しずつ体を溶かす媚薬の配合を教えたのですけれど……少々中毒性が高すぎるやつを。効きすぎました?」

一方「……クソ」

打止「でも食べてる物一緒だからね。ミサカも中毒、ってミサカはミサカはべたべたしてみる」

当麻「目の毒だ……」

美琴「お気の毒……」

949 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/23(火) 00:24:05.22 ID:UxyoXCEo [2/10]
当麻「そういえば妹達はどうしてんだ?」

美琴「あんた仮にも義妹なんだから……」

打止「なんか温泉旅館が隠れてヒットしてるみたい。三つ子だか四つ子だか五つ子だか分からない女将がやってるとかで」

当麻「都市伝説になりそうで怖い……」

美琴「そういえば最近顔出してないわね。今度みんなで行きましょうか」

黒子「その時はアサちゃんとマコちゃんも一緒ですわよね」

一方「ンでも貸切にしねェとめンどくせェぞ」

当麻「どして」

一方「だってぜってェ従業員に間違われるだろ」

一同『あー……』

959 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/23(火) 00:51:15.25 ID:UxyoXCEo [3/10]
美琴「なんか前もこんな感じでグダグダ喋ってもうこんな時間、ってなった気がするわ」

当麻「そうだっけ?」

美琴「物覚えが悪いのは相変わらずねぇ……」

一方「ンじゃま、帰るかァ」

打止「そだね、ってミサカはミサカは同意してみる」

黒子「さて、それじゃ当麻さん、二次会と参りましょうか――二人きりで」

当麻「だから黒子それは……」

美琴「くーろーこー?」

当麻「雷神様がお怒りに……」

一方「……オラ、さっさと帰っぞ打ち止め」

打止「あ、えと……またね、ってミサカはミサカは手を振ってみる」





打止「うー、なんか気まずい、ってミサカはミサカは複雑な心境を一言で表してみたり」

一方「ま、アイツらの事だからよォ。どうせ仲良くよろしくやンだろ」

打止「……うん、そだね」

一方「やっぱりファミレスのメシは味気なくていけねェ」

打止「帰ってご飯にする? それとも仲良くよろしくやる?」

一方「……メシ食ってからヤる」

打止「毒入りだけど?」

一方「もう手遅れだァよ。致死量軽く超えてンじゃねェか」

打止「それじゃ仲良く狂いましょ、ってミサカはミサカは無邪気に微笑んでみる」

961 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga] 投稿日:2010/02/23(火) 01:03:19.41 ID:UxyoXCEo [4/10]
黒子「たまには貸してくれてもいいではありませんの」

当麻「やっぱり物扱いなんですね」

美琴「それ目の前で堂々と言う?」

黒子「いまさら何を」

美琴「そう、だけど……」

黒子「それにわたくし、子供は産めませんし」

当麻「あ……」

美琴「……」

黒子「――さすがにこのカードは卑怯ですわね。ルール違反ですの」

美琴「……はぁ。特別だからね」

黒子「ごめんなさい、お姉さま」

美琴「聞かなかったことにしてあげる……ただし」

黒子「はい」

美琴「……あたしも一緒だからね」

当麻「え」

黒子「まあまあ……ずいぶんと久し振りですのね」

美琴「だから特別。まあたまには、いいでしょ」

当麻「やっぱり俺の意思関係なしですか」

美琴「当然」

黒子「それともお嫌ですの?」

当麻「……さすがに言えません」

美琴「はい、回答放棄。ほら当麻、さっさと行くわよー」

黒子「観念なさいませ、当麻さん」

当麻「ああくそ、いいよ言ってやるよ、何か違う気がするけど幸せだちくしょー!」


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インザメモリーさん…

No title

インゼムザルグさん…

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