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唯「・・・ありがとう、あずにゃん」梓「・・・唯先輩・・・ちゅ」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/05(土) 22:19:49.50 ID:ElV5q5X/0 [1/16]
エピローグ!

桜の季節、出会いと別れの季節。
そう言われている季節に、
一つの別れから逃れる為、
一つの決心と供に、
一つの告白をした。


梓「好きです、唯先輩・・・」

唯「・・・うん」

梓「・・・私と一緒に居てください!付き合ってください!!」

唯「・・・良いよ。待たせてごめんね、あずにゃん♪」

その笑顔と声に、心が躍る。
嬉しくて涙も出る。
この部活に入って何度も経験した事だけど、今回は特に特別な気がした・・・

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/05(土) 22:21:46.43 ID:ElV5q5X/0
先輩達が3年生になっても、いつもの部活、いつもの放課後。

唯「疲れた~」ダラダラ

いつものように直ぐにやる気が無くなる唯先輩。

いつからだか、私はその人に恋をした。

エピローグ終わり



8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/05(土) 22:25:38.93 ID:ElV5q5X/0
一部

部室!

梓「今年で、卒業なんですからしっかりしてください!」

唯「だってぇ・・・」グスッ

梓「(可愛い・・・)だ、だってじゃありません!」プンプン

澪「まぁまぁ、唯にしては結構頑張ったほうじゃないか?」

梓「でも・・・、私達の最後の一年なんですよ・・・」

澪「梓・・・」

律「・・・、違うぞ梓!私達の”高校での”最後の一年だぞ!!」


14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/05(土) 22:31:28.41 ID:ElV5q5X/0
梓「律先輩・・・」

律「演奏ならこれからも続けられるんだ!」

唯「そうだよ!あずにゃん!!
  私達はまだまだこれからだよ!!」フンスッ!

律「唯の場合は技術もまだまだだしな」ニヤニヤ

唯「りっちゃん、ひどぃ!・・・」

澪「律もまだまだだぞ!」

律「なんだとぉ!」

澪・唯・律「ギャース!ギャース!!ギャース!!!」

紬「うふふ」


15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/05(土) 22:36:34.25 ID:ElV5q5X/0
梓「(・・・でも、先輩たちは卒業しちゃうじゃないですか)」

律「う~っし、今日の練習終わり!帰るぞ~みんな~!」

梓(あ・・・、もう時間。最近は練習時間がどうしても短く感じる)

梓「あの!も、もう少しだk」

唯「あっずにゃ~ん、帰りにアイスたべよぉ~!スリスリ」

梓「ちょ!!、っと抱きつかないでください!行きますから!」

梓(うぅ、顔が・・・)アセアセ

唯「ん、あずにゃん何か言いかけた??」

梓「な、何でもないですぅ!」

梓(近い!近いよぉ!!)

この気持ちがばれないように、私は常に必死だった。
いつ、唯先輩を意識しだしたかは今となっては解らない。



でも、この気持ちがばれたら駄目だって事は解っていた。



20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/05(土) 22:45:07.76 ID:ElV5q5X/0
帰り道!

唯「おっいしぃ~!!!」ペロッペロッ

梓「唯先輩、ほっぺにアイスついてますよ・・・」ハァー

唯「あれ?う~ん、あずにゃ~ん!とってぇ!!」

梓「しょうがないですね、もぅ・・・」ドキッドキッ

律「本当に子供だなぁ、唯は」ニヤニヤ

澪「いや、お前も付いてるぞ・・・」

律「りおにゃ~ん!とってぇ!!」

澪「やるか!バカ!!」ゴチン

律「っ、いてぇ~!!」

紬「うふふ」



24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/05(土) 22:54:06.47 ID:ElV5q5X/0
律「そうだ!今週末、暇だし唯の家でお泊り会しようぜ!!」

唯「いいよぉ!歓迎だよ!!」フンスッ!

澪「・・・本当に、いつも突然だなお前は」フゥー

梓(ktkr!唯先輩の家www)

律「澪とムギは強制参加だし、梓も来れるよな?」

梓「当たり前だろ!!」

律・澪・唯「えっ?」

梓「あっ!違います!!行けます普通に行けます!」アセアセ

紬「梓ちゃんは、どうしても行きたいみたね(笑)」

梓「ち、ち、違うです!憂に会いたいからです!」

紬「それは、それで・・・」ハァハァ

律「おい、ムギ・・・」




27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/05(土) 22:57:48.89 ID:ElV5q5X/0

澪「てか、唯の両親は大丈夫なのか?」

唯「大丈夫!多分、お父さんもお母さんも私の卒業式まで帰ってこないし」

律「本当に凄い両親だな・・・」

紬「ご両親が居なくて、唯ちゃんのお家の事は大丈夫なの?」

唯「二人なら大丈夫だろう!って」ニコニコ

律(憂ちゃんがいるからだな)

澪(憂ちゃんがいるからだな)

紬(憂ちゃんがいるからね)

梓(憂がいるからね)

唯「んっ?どったのみんな?」ニコニコ

澪「い、いやなんでもないぞ」アセアセ

律「そうそう!気にするな」ハハハッ

唯「??」



32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/05(土) 23:15:20.42 ID:ElV5q5X/0
週末!

ピンポ~ン!

憂「皆さん、いらっしゃ~い」ニコニコ

唯「みんなぁ~、あがって!あがって!!」

コノスリッパツカッテクダサイ。

律「憂ちゃんありがとぅ!」シュタッ!

憂「いえいえ~、料理も沢山ありますから今日は楽しんで行ってくださいね」

ドタドタドタアズニャーン!スリスリ~!!チョ!キテソウソウ!!
アズニャンブンホキュウ!スリスリスリ!!!ニャ~!!!

澪(姉妹でどうして、こんなに差が・・・)

律「あいつは本気で、梓が好きなのか?」

紬「それは、それで・・・」ハァハァ

澪「おい、ムギ・・・」


36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/05(土) 23:23:41.01 ID:ElV5q5X/0

リビング!

律「おぉぉぉ!!凄い豪華だな!!」

紬「本当に、憂ちゃんはお料理上手ね~」

憂「お姉ちゃんに喜んで貰おうと思ってたらいつの間にか」テレテレ

唯「憂の料理はいつも美味しいよぉ~」ニコニコ

憂「ありがと、お姉ちゃん」テレッテレッ


38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/05(土) 23:27:33.78 ID:ElV5q5X/0
梓(私も料理覚えようかな・・・)

律「憂さん!嫁になってください!!」

紬「それは、それで・・・」ハァハァ

唯「ムギちゃん・・・」

律「私は本気です!!」キリッ

澪「おい!憂ちゃんこまってるだろ!!」ゴチン

律「っ、いてぇ~!!」

憂「そんなことないですよ~、律さんは素敵ですよぉ」ニコニコ

澪「えっ!?」

唯「あ!澪ちゃんがヤキモチ焼いてる~」ニヤニヤ

律・唯・澪「ギャース!ギャース!!」

紬「王道こそ、正義・・・」ハァハァ

梓「ムギ先輩・・・」


40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/05(土) 23:34:11.24 ID:ElV5q5X/0
・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

唯「ふぅ~、食べた食べた」ペタペタ

律「おい、唯!お腹擦るとかおっさんだぞ!」

唯「違うよ!りっちゃん隊員!!これは儀式だよ!!!」

律「!!?」

唯「お腹を擦ることによって消化を促してるんです!」フンスッ!

澪・紬「な、なんだって~!!!?」

憂「お姉ちゃん、それってただのくせだよね~」ニコニコ

唯「いやぁ~、憂にはかないませんなぁ~」テレテレ

憂・唯「えへへ~」

梓(くっ!混ざりたいですぅ><」


42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/05(土) 23:37:09.70 ID:ElV5q5X/0
澪「そういえば、私達は何処で寝れば良いんだ?」

律「う~ん、やっぱ唯の部屋??」

唯「一人ならおkです!!」フンスッ!

紬「あら?なんで一人なの?」

憂「お姉ちゃん、寝てるとき何かに抱きつくから(笑)」

唯「私の抱き枕募集!」

律「えぇ~・・・、唯の抱き枕かぁ~」

澪「普通に寝たいよっ!」グスッ

憂「私の部屋なら三人はいけますよ」ニコニコ

律「憂ちゃん私のよm」

澪「それは、さっきやった!!」ゴチン

紬「うふふ」

梓(唯先輩と一緒、唯先輩と一緒、唯先輩と一緒、唯先輩と一緒、唯先輩と一緒、唯先輩と一緒、唯先輩と一緒・・・)



45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/05(土) 23:43:49.65 ID:ElV5q5X/0
・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

憂「じゃあ、私がお姉ちゃんと寝ますから、皆さんは私のへy」

梓「駄目!!」

律・澪・唯・憂「えっ?」

梓「あ!ち、ち違うです!きっと、私は唯先輩と寝たいから!!」

澪「梓・・・、本音出てるよ・・・」

梓「うっ・・・」アセアセ


46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/05(土) 23:50:29.36 ID:ElV5q5X/0
唯「あずにゃ~ん!!」ダキッ!

梓「ちょ!唯先輩!!」

紬「じゃあ、私達は憂ちゃんのお部屋で泊まらせて貰おうかしら」ウフフ

律「まぁ、良いんじゃね。澪も寝像悪いし」ニヤニヤ

澪「適当な事言うなぁ!!」

律・澪「ギャース、ギャース」

紬「梓ちゃん、ごゆっくり~」ニコニコ

梓「ちょ!!」

チガイマス!ベツニユイセンパイトネタイワケジャナイデス!!
マタマタ、ソンナコトイッチャウトユイチャンガカナシンジャウワヨ~
ソウダヨモウ、アズニャンハホントウニツンデレサンダネ!スリスリ!
チガイマスッテバ!スリスリヤメテ!ヤ、ヤメ!ニャー!!

澪「・・・うん、あれの邪魔するのも悪いしな」

紬「唯×梓・・・、それも王道。しかし、梓×唯も捨てがたい」

憂「紬さん・・・」


48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/05(土) 23:57:44.06 ID:ElV5q5X/0
寝室!

唯「あずにゃ~ん、もっとこっち来てよ~」

梓「寝るスペースあった方が、お互いに楽じゃないですか!」プィ

唯「えぇ~!?抱き枕になってくれるんじゃないの?」ウルウル

梓(ちょwwwズルイwwww可愛すぎ、なんぞこれwwww」

梓「そ、そ、そんなこと言ってないです!」プィプィ

唯「むぅ~!いいも~ん!!」プンプン

梓(あっ、拗ねちゃったかな・・・)

梓(ごめんなさい・・・でも、私はこれで十分過ぎる程幸せなんです。)

本当に心からそう思えた。
いつも通りに接してくれる。
そのいつも通りが全てが愛おしい。

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 00:01:11.96 ID:FY20eHNr0 [1/61]
唯先輩は、

頭が悪い。
要領が悪い。
空気も読めない。
多分、直ぐに騙される。

もし、律先輩が居なかったら、唯先輩は浮いてしまうだろう。
もし、澪先輩が居なかったら、唯先輩は弄られる対象になるだろう。
もし、紬先輩が居なかったら、唯先輩は色々な物を得ていないだろう。

本当にもし、けいおん部が無かったら、
唯先輩は相手にされず、何も出来ず、それでいて、
ただ笑いの為だけにバカにされて居たかも知れない。


だって、そんな特性ばかりだから。

それはきっと



酷いいじめだ。



52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 00:14:14.01 ID:FY20eHNr0 [2/61]
これは、けいおん部全員に言える事かもしれない。
唯先輩だけがそうなる可能性を持っているわけじゃないかもしれない。
でも、私は唯先輩中心でしか考えられない・・・。

だから私は・・・



ギュッ。

梓「・・・えっ!?」

唯「あずにゃん抱き枕~」ニコニコ

梓「あ、と、ぇ・・・」

唯「駄目だよ!あずにゃん!!あずにゃんは今日は私の抱き枕役なんだから」

梓(好きです。)

梓「・・・」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 00:21:32.87 ID:FY20eHNr0 [3/61]
唯「あれ?あずにゃんどうしたの??抱き枕駄目?」ウルウル

梓(唯先輩、好きです)

梓「そ、そういうことじゃなくて・・・」

唯「じゃあ、ギュ~」

梓(大好きです・・・、だから辞めて・・・)

梓「・・・あの」

唯「ん?」ニコニコ

梓(大好きだから!”いつも”の為に離れて貰わなきゃ)

梓(でも・・・)

梓「・・・私もぎゅ~ってして・・・良いですか?}

梓(あれ・・・?なんで私・・・”いつも”が壊れちゃう・・・でも・・・)

唯「大歓迎だよ!あずにゃんもぎゅ~!ってぎゅ~!!ってしてよ」ニコニコ

ギュ~

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 00:24:59.48 ID:FY20eHNr0 [4/61]
梓「・・・」

唯「うにゅ~」ヌクヌク

梓「唯先輩、あったかいです」

梓(本当にあったかい、体も心も・・・)

唯「あったか、あったか♪」

梓「・・・」

梓(でも、もう離れないと、私は・・・これで満足だから)

唯「・・・」

梓(私は、唯先輩の、後輩・・・ただのこうは・・・)

梓「・・・唯先輩」

唯「ん?」

梓「・・・私、・・・唯先輩が・・・」


58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 00:27:19.57 ID:FY20eHNr0 [5/61]
何を言おうとしてるの?私??
そんなの言っちゃ駄目だよ!!
言ったら”いつも”が終わっちゃう。
”いつも”だけで本当に幸せなんでしょ!?
だめ、絶対に駄目!!

変な子だと思われる。
だって、

同姓愛だよ!!!

伝わらない、きっと理解してくれない・・・
唯先輩は”いつも”の延長なだけ・・・


59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 00:30:11.03 ID:FY20eHNr0 [6/61]
梓「・・・」

唯「あずにゃん」

唯「私ね。あずにゃんのこと。大好きだよ」

梓「・・・え?」

唯「私もね、エッチなことするんだよ?」

梓「えっ?・・・えっ??」

唯「想像での相手はね、いつも・・・あずにゃんだよ」

梓「ゆ、唯先輩??」

唯「・・・ほら、胸触ってみて。ドキドキしてるでしょ?」

ドキドキ ドキドキ ドキドキ

梓(すごい、ドキドキしてる、でも私も凄い・・・)

唯「あずにゃん、私のこと、す・・・好きでしょ?」



唯「わt、わた!わたすも、あ、あずにゃんがすきなんだっよ!!」


67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 01:08:52.10 ID:FY20eHNr0 [7/61]
梓「・・・」

唯「・・・」

梓「・・・プッw」

唯「・・・あは」テレテレ

梓「ふぅ~」

唯「・・・」ドキドキ


69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 01:13:06.63 ID:FY20eHNr0 [8/61]
梓「私は」

唯「・・・う、うん」ハラハラ

梓「唯先輩が好きです。大好きです。」

唯「・・・うん///」

梓「唯先輩。私のものになってください。そして、私を唯先輩のものにしてください。」

唯「・・・ありがとう、あずにゃん」

梓「///」

唯「でも、私が寝る間は、あずにゃんは抱き枕だけどね」ニマニマ

梓「もぅ///」テレテレ

その後、私と唯先輩は初めてのキスをした。
長く永くお互いに口を付けるだけの拙いキスを。
朝までお互いに抱き合って、顔を見詰め合っては目をそらした。

唯先輩の唇は本当に甘くて、ねっとりと絡みつく感触がした。
私の唇は”ポテッ””プニッ”としていたらしい。
後で二人で感想を言い合って笑った。



70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 01:22:57.86 ID:FY20eHNr0 [9/61]
唯先輩は、

頭が悪い。
要領が悪い。
空気も読めない。
多分、直ぐに騙される。

そんなことはどうでも良い。

ただ、中野梓はそんな唯先輩、平沢唯が・・・

本当に、

心のそこから・・・

・・・大好きです。


72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 01:33:44.34 ID:FY20eHNr0 [10/61]
部活!

唯「あずにゃん、あずにゃん」

梓「何ですか、唯先輩?」

唯「えへへ~、呼んで見ただけ」ニマニマ

梓「もぅ・・・///」テレテレ

紬「まあまあ」ニヤニヤ

律「おーい、そこの二人!いちゃつくなら帰ってからやれ~!!」

澪「梓が最近、唯にべったりであんまり練習しなくなっちゃったよ・・・」グスッ

私たち、二人の関係は表面上変わっていない。
私たちが好き合っていることは先輩たちや憂も気付いているけど、
気付かない振りをしていてくれる。
関係が変わっていない理由は、あの日にある約束をしたからだ。


73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 01:37:20.18 ID:FY20eHNr0 [11/61]
唯「あのね。あずにゃん」

梓「なんです?」

唯「ちゃんと付き合うのは私が高校卒業するときでも良いかな?」

梓「・・・え?」

唯「私、ちゃんと勉強して、大学に行く。ちゃんと頑張って働けるようにもなる」

梓「・・・」

唯「だから、それまで待ってくれないかな?」

梓「・・・」プルプル

唯「ちゃんとしないと、憂にも心配掛け続けるし・・・」

梓「・・・もう、ずるいです。解りました。でも、本当にちゃんとしてくださいね!」プンプン

唯「うん!あずにゃんありがとう~」ギュ~

梓「えへへ~」ギュ~


75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 01:41:29.70 ID:FY20eHNr0 [12/61]
唯「出来たら、その時に。あずにゃんがまだ私を好きだったら、
  今度はあずにゃんから私に告白して欲しいな」

梓「好きじゃなくなる訳なんか無いです」プンプン

唯「えへへぇ~、ありがとう」ニコニコ

憂の名前が出てきて、本当は少しだけ嫉妬した。
唯先輩の中には必ず憂が居る。
居なくなっちゃえば良い・・・。
親友の憂にそこまで考えちゃうくらい、唯先輩が好きらしい。
ごめんね。憂。

本当にごめんね・・・。
そんなことを考えたからだよね、
でも、こんなことになるなんて意味が解らないよ・・・
神様、あなたは何をしているんですか?
私のこんなくだらない、願いを叶えるぐらいなら、
唯先輩の願いをかなえてください。
あの日からずっと、唯先輩は願い続けてるんですよ?
神様、あなたは何をしているんですか?


76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 01:44:03.89 ID:FY20eHNr0 [13/61]
一部終わり


80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 01:56:10.63 ID:FY20eHNr0 [14/61]
二部

秋の休日!

私の誕生日を憂と純が祝ってくれた。
三人でご飯を食べて、そのままのテンションでカラオケに行くことになった。
唯先輩が居ないのはさびしいけど、三人で遊ぶのも楽しかった。
純がいつものように騒いで、私もそれに便乗した。
憂も珍しく騒いでいた。

気付いたら、純が悪ふざけでお酒を注文していた。
止めていれば良かった。
止めるべきだった。


82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 02:01:22.75 ID:FY20eHNr0 [15/61]
私も憂も純も室内で大騒ぎだった。
回って跳ねて歌って、呑んで。

呑みすぎた純が、トイレに行った時だった。
「あっつい~」って言いながら、憂が窓を開けて体を乗り出した。
涼しい風が私の方にも流れてきて、気持ち良かった。

だから、気付かなかった。
普通カラオケの窓なんか開くはずが無いって事に。
しかもここは3階の部屋だ。
転落防止、騒音対策。
だから、絶対開かないようになってるはずだ。

「あっ!?」多分声じゃない。
ただ空気が口から漏れるような音だったと思う。

憂が落ちた。


84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 02:15:19.28 ID:FY20eHNr0 [16/61]
そこからは断片的にしか覚えていない。

純が戻ってきて、店員にしがみついてる私を離した事。

警察が来たこと。

病院に行った事。

唯先輩が嗚咽しながら大泣きしてたこと。


私と純は疎遠になった。

二人とも2週間の謹慎を経て、登校したが。
まるで他人のようになっていた。
部活にもしばらくは行けなかった。
唯先輩とも会えなかった。


85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 02:23:47.82 ID:FY20eHNr0 [17/61]
1ヶ月以上の月日が経ち、唯先輩が登校してきた。
憂は意識不明の状態だが外傷は特に無く、自宅で療養しているらしい。
「いつ意識が戻るか解りません」
ドラマとかで聞く台詞を本当に医者から聞いたらしい。

さらに1ヶ月の時が経ち、
唯先輩にも笑顔が戻ってきた。
部活も活動を再開した。
唯先輩は私を気遣ってくれる。

唯「あずにゃん、憂は必ず起きるから。ちゃんとその時は笑っていてね」

梓「はい、一緒に笑顔で迎えましょう。憂が起きてよかったって心から思えるように」


88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 02:33:22.75 ID:FY20eHNr0 [18/61]
唯先輩は凄い努力をした。
料理も出来るようになったし、勉強もまじめにしている。
きっと憂が起きたときに、
「心配なかったよ」って言うためだろう。

私たちの関係は何にも進展していない。
憂が大変なのにそんなことを考えてしまう自分が嫌だ。
だから、告白はしない方が良いのだろうか・・・?
それは、ただの自己満足なのだろうか・・・?
私は、大事な大事な事が解らなくなって来ていた。


90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 02:48:51.59 ID:FY20eHNr0 [19/61]
冬休みを終え、1月と2月を過ぎ3月になった、
唯先輩も自宅で憂を見ているとき意外は、前の調子に戻った。
よく笑うし、直ぐに抱きついてくる。

唯「あずにゃ~ん!スリスリ~」ギュ~

梓「ちょ!直ぐにスリスリしないでください!」プンプン

唯「えぇ~!嫌なのあずにゃん?」ウルウル

梓「・・・い、嫌じゃないです」テレテレ

唯「嬉しくないの?」

梓「・・・う、嬉しいです」

唯「えへへぇ~」ニマニマ

でも、憂の看病をしているときは、
優しく手を握って、ずっと見つめているだけだ。
だから、唯先輩に笑顔になってもらいたくて、
私は決心をした。


91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 02:51:41.24 ID:FY20eHNr0 [20/61]
二部終わり


93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 03:01:37.06 ID:FY20eHNr0 [21/61]
すいません、寝ます。
終わりまで書いてありますので、良ければ保守お願いします。

そして、エピローグについてなのですが・・・
素でミスです。

>>1が頭が弱い子なのは確定的に明らかですが、
最後まで、付き合ってくれると幸いです。

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 10:38:34.71 ID:FY20eHNr0 [22/61]
みなさん、おはようございます。
保守してくれた紳士の方、ありがとうございました。

出掛ける予定がありますので、
お昼過ぎぐらいまで、淡々と続けたいと思います。
また、ゲームをしてますのでたまに30分ほど間隔があいたりします。
世界を喰らう者面白いです。

後、半分ぐらいですので、本日中に完結する予定です。
それでは、再開させてもらいます。

113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 10:40:10.29 ID:FY20eHNr0 [23/61]
三部(ラスト)

卒業式!

律「いやぁ~、本当に卒業か~」

澪「えぐっ、えぐっ、うわ~ん!」

律「ほら澪、梓とお前だけだぞ。泣いてるの」

澪「だって、だってぇ~!この関係が変わっちゃうんだよ!?」ウワ~ン

律「よし、よし」ナデナデ

紬「みんな、記念に写真を撮りましょう」

唯「澪ちゃん写真だよ!早く泣き止んで!!」

澪「なんで、お前は泣いてないんだよ!えぐっ」

律「唯は本当に強くなったなぁ~」

唯「うぅん。私も多分、一人になったら大泣きすると思うよ」ハハッ


114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 10:46:06.91 ID:FY20eHNr0 [24/61]
梓「・・・ぐすっ」

紬「梓ちゃん。これからも連絡頂戴ね」

梓「・・・あぃ」グスッ、ズゥ~

澪「あずさぁ~!!」

梓「みおせんぱ~い」

澪・梓「うっくっ!うっ!!うわ~ん!!」

唯「むっ!澪ちゃん!あずにゃんは私のだよ!!」

紬「そうねぇ~、確かにこの関係が変わっちゃうのは寂しいわね」


115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 10:49:42.94 ID:FY20eHNr0 [25/61]
律「ふぅ~、澪も紬も梓も解ってないな」

唯「うん、そうだね。解ってないねりっちゃん隊員!」

律「私達は確かに変わっていく、でもそれは寂しいことじゃないんだ!
  みんなで決めただろ?HTTで武道館ライブをやるって、
  だから、それまでは良い方向に変わっていくんだよ」

唯「武道館?」ハテナ?

律「おいぃ!良い所でまたお前は!!」ウガァ~

唯「えへへぇ」ニマニマ

律「いや、褒めてないから」

紬「うふふ~」

律「・・・ハハッ!ほらな。私たちは、私たちだろ?
  だから、これからも一緒にバンドやろうぜ!!」


116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 10:56:55.20 ID:FY20eHNr0 [26/61]
澪「りつぅ・・・」

梓「律せんぱい・・・」

唯「そうだよ!私達はこれからも放課後ティータイムだよ!!」

梓「唯先輩・・・」フキフキ

澪「唯・・・うん!」フキフキ

紬「それじゃあ、撮るわよ~!」

みんな「ち~ずっ!」カシャッ


左から紬先輩、澪先輩、律先輩、唯先輩、私と写真に並んだ。
涙の後が付いてるけど、みんな最高の笑顔だった。


118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 11:04:49.19 ID:FY20eHNr0 [27/61]
紬「この写真、私は宝物にするわ」

律「私もだ」

澪「私も!」

唯「私だって!」

梓「私もです!!」

みんな「はははははっ」



119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 11:18:17.72 ID:FY20eHNr0 [28/61]
紬「あの・・・、唯ちゃん」

唯「ん?な~に、むぎちゃん?」

紬「・・・憂ちゃんが起きたら、連絡頂戴ね?一緒にお祝いしよう?」

唯「・・・うん、ありがとうむぎちゃん」

律「唯。ちゃんと憂ちゃんの事してやれよ?」

澪「頑張るんだぞ、唯!」

唯「二人ともありがとう。私、頑張るよ!」


120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 11:30:37.48 ID:FY20eHNr0 [29/61]
梓「・・・唯先輩、あの」

唯「ん?」

梓「私にも頑張らせてください」

唯「えっ?」

梓「私も憂の事、心配です。・・・私にも憂の事を手伝わせてください」

唯「あずにゃん・・・」

梓「・・・私は、唯先輩も心配なんです、だって唯先輩・・・一人で居るときに泣いてるじゃないですか!」

唯「・・・」

梓「唯先輩が辛いとき、私が側に居ます。唯先輩が苦しいとき、私が側に居ます」

唯「・・・」

梓「一人で・・・、悲しまないでください、ぐすっ、うっ、」



121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 11:39:44.03 ID:FY20eHNr0 [30/61]
唯「・・・」

梓「・・・」

律「・・・梓」

澪「・・・梓」

紬「・・・梓ちゃん、頑張れ!」

みんなは私と唯先輩のことを知っている。
そして、後押ししてくれている!決意を固めるんだ、私!!


122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 11:49:52.25 ID:FY20eHNr0 [31/61]
梓「唯先輩の、笑顔を見せてください。ずっとじゃなくて良いです。私に、
  唯先輩が笑顔になる手伝いをさせてください、一番近くで!」

唯「・・・」グスッ

梓「好きです、唯先輩・・・」

唯「・・・うん」

梓「・・・私と一緒に居てください!付き合ってください!!」

唯「・・・良いよ。待たせてごめんね、あずにゃん♪」

梓「・・・ハイッ!」

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・


124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 12:01:25.22 ID:FY20eHNr0 [32/61]
日曜日!

梓「・・・」

今日は正式な恋人同士になって始めての休日デートです。
十時に駅前の約束でしたが、緊張して早く起きてしまい、
九時には着いてしまいました。

梓「流石に早く着すぎたな・・・」ボソッ

梓「夜もあんまり、眠れなかったし」

梓「クマとか出来てないよね?」カガミチェック

唯「あずにゃん、何時に着いてたの?」



125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 12:11:19.87 ID:FY20eHNr0 [33/61]
梓「九時ぐらいです、十時に待ち合わせなので、後三十分は待たないt・・・
  って、唯先輩!いつから居たんですか!?」

唯「私は今来たところだよ~」

梓「そうですか、ちゃんと声掛けてください!」プクー

唯「今掛けたもん!」ホッペオシ

梓「た、確かにそうですね・・・」プシュ~


126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 12:15:17.25 ID:FY20eHNr0 [34/61]
唯「えへへぇ~、それにしてもあずにゃん九時から待ってるなんて、健気さんだね」ニマニマ

梓「!?ち、違うです!たまたま早く起きただけです」プイ

唯「え~、そうなんだ。期待してくれてたのかと思ったのに・・・」シュン

梓「い、いや!・・・本当は期待してました」

唯「・・・本当に?」

梓「・・・はい、唯先輩に早く会いたくて」

唯「ありがと!あずにゃん」ニコニコ

梓「はい」ニコニコ


128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 12:21:09.66 ID:FY20eHNr0 [35/61]
商店街!

澪「律~、今日はレフティフェアやってるみたいだぞ!」

律「はいはい、どうぞごゆっくり見てくださいね」

アッ、アズニャン!アソコニタイヤキヤサンガアルヨ!!
チョッ!キュウニハシラナイデクダサイ!!

澪「ん?何か今聞き覚えのある声が・・・、わっ!律なにすr」ムグムグ

律「静かにしろ!唯と梓がデートしてるぞ!」コソコソ

澪「本当だ・・・、楽しそうだな」コソコソ

ダカラユイセンパイ、アンコガクチノマワリニツイテマス!!
トッテ、トッテェ~!モウ・・・ホントウニショウガナイデスネェ


129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 12:25:00.72 ID:FY20eHNr0 [36/61]
律「・・・私たちも周りからは、ああいう風に見えるのかな?」

澪「・・・ああいう風に見えるようになりたいのか?」ドキドキ

律「澪・・・」ドキドキ

紬「ハァハァ」

律・澪「!?むぎいつのまに!」

紬「さっき、この辺から乙女電波を受信したの~、気にせず続けて」ニコニコ

律「それは、無理だろ・・・」

澪「無理だ・・・」ガックリ



131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 12:29:38.24 ID:FY20eHNr0 [37/61]
紬「ねぇねぇ、さっきから梓ちゃん、手を繋ぎたくて必死みたいよ」ワクワク

律「唯は気付いてない無いみたいだけどな」

澪「梓、本当に嬉しそうだな」

律「唯も楽しそうだ。・・・邪魔しちゃ悪いな。私達はバッティングセンターでも行くか」

紬「・・・そうね、邪魔しちゃ悪いものね」ションボリ

澪(今、明らかに落胆したな)

律「じゃあ、いくぞぉ~!」

澪「お、おぉ~!」

紬「・・・おぉ~」

律(明らかに落胆してるな・・・)


133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 12:33:43.90 ID:FY20eHNr0 [38/61]
梓(うぅ、さっきから何回か手が当たってるのに全然気付いてくれないです><)

唯「あそこのたいやき美味しかったねぇ~、もう一個食べたいなぁ」ニコニコ

梓「そうですね、でもあんこを必ず口の周りに付けるのはどうなのかと・・・」

唯「う、違うんだよあずにゃんさん!普段は付かないんだけどね、今日は調子が悪くて」アセアセ

梓「何の調子ですか、何の・・・あっ!」ドン!

ドレッドヘアの通行人「あ、すいませ~ん」

唯「あずにゃん大丈夫!?」

梓「はい、軽くぶつかっただけですから」

唯「ちゃんと謝ってください!怪我したらどうするんですか!」プンプン

ドレッドヘアの通行人「チッ、反省してま~す」


134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 12:48:23.03 ID:FY20eHNr0 [39/61]
唯「もう!何なのあの人!」

梓「唯先輩、良いですよ。私が周りをちゃんと見てなかったのもあれですから・・・」

唯「・・・う~ん」シアンチュウ

梓「??」

唯「うん!そうだね。あずにゃん。ハイ!」

梓「??なんですか?その手は?」

唯「あずにゃん、ちっちゃいし、はぐれちゃいそうだから、手を繋ご」ニコニコ

梓「あっ・・・、ハイ!!」

唯「えへへぇ~、ちょっと照れるね」テレテレ

梓「はい、でも凄く嬉しいです・・・」テレテレ


136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 13:16:20.21 ID:FY20eHNr0 [40/61]
まだ三月の寒い日だけど私の手は暖かかった。
心もポッカポカで、唯先輩もそうなら良いなと考えていた。

唯「あ、そうだ!隣町の遊園地に行こうあずにゃん!」

梓「でも唯先輩、もう結構遅い時間ですよ?」

唯「この時間が良いんだよ!」フンス!

梓「何で得意げなのかは解りませんが・・・とりあえず行きましょうか」ニッコリ

唯「・・・う~ん、あずにゃん可愛い~!!」スリスリ

梓「ちょ!こんなところでスリスリ禁止!」

唯「まだまだ~」スリスリスリスリスリ

梓「だから、スリスリきんs・・・ふにゃ~」トロン


137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 13:22:18.10 ID:FY20eHNr0 [41/61]
遊園地!

唯「ふぅ、閉園時間ギリギリだぁ」

梓「あんなところで、時間使っちゃうからです!」プクー

唯「・・・」ホッペオシ

梓「・・・」プシュ~

唯「・・・」プクー

梓「・・・」ホッペオシ

唯「・・・」プシュ~

梓「何か、言ってください!」

唯「えへへぇ~」

梓「・・・もぅ」


138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 13:29:35.57 ID:FY20eHNr0 [42/61]
唯「あ、あずにゃん!あの観覧車だよ!」ウキウキ

梓「わぁ、結構大きいですね」

唯「最近出来たんだ、
  この時間帯だと夕日が綺麗だからあずにゃんと乗ってみたくて・・・」テレテレ

梓「唯先輩・・・」テレテレ

唯「じゃあ、乗ろっか!」

梓「ハイ!」

・・・


140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 13:44:28.38 ID:FY20eHNr0 [43/61]
最近出来たばっかりの観覧車は、ペンキの新しいにおいがして、
自分が生まれたばっかりだと主張していた。
乗り始めの頃は、唯先輩がはしゃいでいたが、
だんだん、二人とも会話が無くなっていった。
もう直ぐ一番上に付きそうな私たちのゴンドラから見る景色は、
とても綺麗で幻想的だった。
でも、私は唯先輩から目が離せなかった。

唯「・・・あずにゃん、そっち行って良い?」

梓「・・・はい、来てください」ドキドキ

唯「失礼しま~す」ヨイショ

唯「夕日、綺麗だね」

梓「はい」ドキドキ

唯「あずにゃんと一緒に見たかったんだ」


141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 13:49:55.90 ID:FY20eHNr0 [44/61]
唯先輩が隣に来たから、私にも外の景色が見えるようになった。
前に唯先輩が居ると、視覚が狭くなったんじゃないかってぐらい、
唯先輩しか見えなくなる。
綺麗な夕日に感動して、自分の気持ちが素直に出せた。

梓「唯先輩、・・・好きです」

唯「私もだよ、あずにゃん」

梓「キスしても・・・良いですか?」

唯「・・・うん、しよっか」ドキドキ

梓・唯「・・・」チュッ

その後は二人で手を繋いで下までゆっくりと景色を眺めていた。
観覧車でのキスはデートの定番って感じがするけど、
あの雰囲気じゃ絶対にしたくなりますよね、唯先輩。


142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 14:02:33.06 ID:FY20eHNr0 [45/61]
すいません、出掛ける時間になったので、
見てる方いらっしゃったら、保守お願いします。

夕方には帰ってきますので、
そこで完結させたいと思います。

163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 18:23:44.92 ID:FY20eHNr0 [46/61]
ただいま帰りました。
保守してくださった方々、本当にありがとうございます。

残り少ないですが、
最後までお付き合いお願いします。

それでは、再開させていただきます。

164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 18:24:12.35 ID:FY20eHNr0 [47/61]
平沢家!

梓「お邪魔します・・・」ドキドキ

唯「緊張してるの?あずにゃん」

梓「うっ、してます。だって、恋人になって初めてのお泊りですから」カァ~

唯「あずにゃんのエッチ」ニマニマ

梓「・・・すみません」シュン

唯「フフフ、嘘だよ、あずにゃん。私も・・・期待してるんだよ」ドキドキ

梓「唯先輩」ドキドキ

唯「あずにゃん、先にお風呂入って来て。その間にちょっと憂の事するから」

梓「!?駄目です!私も手伝います!!」

唯「うん、そうだね。ありがと、あずにゃん」


165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 18:41:38.33 ID:FY20eHNr0 [48/61]
憂は苦しそうでも無く、辛そうでもなく、
ただ普通に寝ているだけに見えた。
でも意識が無いのは体に繋がっている、チューブや機器が否応に伝えていた。

唯「ふぅ、これで良しっと」

梓「本当に手際良いですね。憂が起きたら唯先輩の変わりようにびっくりしますよ」

唯「そうかな?喜んでくれると良いな・・・」

梓「必ず、喜びます・・・」

唯「ありがと。じゃあ、先にご飯にしようか?準備するからちょっと待っててね」

梓「あ、手伝います」


167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 18:52:56.86 ID:FY20eHNr0 [49/61]
・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

ご飯を食べ終わり、お風呂に入ってから唯先輩の部屋で他愛無い話をしていた。
今までと変わらない会話。しかし、たまに間が出来てしまう。
その度に見詰め合っては照れ笑いでお互いに誤魔化した。
何回かの照れ笑いの時に唯先輩がさっきと同じ言葉を言った。


169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 19:04:00.76 ID:FY20eHNr0 [50/61]
唯「緊張してるの?あずにゃん」

梓「二人きりは流石にドキドキします」テレテレ

唯「あずにゃん、こっちに来て」

唯先輩は私の右手を軽く掴み、自分の胸に抱きかかえる。

唯「私の心臓。凄いでしょ?」

ドキドキドキ

梓「はい、私も多分・・・凄いです」

ドキドキドキ


170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 19:10:41.60 ID:FY20eHNr0 [51/61]
今度は逆に私が唯先輩の右手を掴んで、自分の胸に当てる。
お互いの心拍数が、お互いの緊張している気持ちを崩して行く。

唯「・・・ん、ちゅ、ちゅぷ」

梓「あ、ん・・・ちゅく、ちゅく」

何も言わずに口づけを交わす。

今までとは違う大人のキス。舌と舌を絡めて唾液を交換する。
・・・甘い。
そっと、唯先輩が口を離す。

梓「あっ・・・」


172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 19:18:58.15 ID:FY20eHNr0 [52/61]
そのまま、唯先輩は立ち上がり、部屋の電気を消した。
私は暗闇の中で、耳を澄まして、唯先輩が服を脱ぐ音に興奮していた。

唯「あずにゃんも脱いで」

梓「・・・はい」

裸になった私を、唯先輩はそっとベットに押し倒した。
唯先輩が恐る恐ると言った感じで私の体を撫でて来る。

お腹。

脇。

肩。

首。

ゆっくり触って居た手はやがて、慣れた用な愛撫に変わる。
触れられた箇所が熱を持ち、意識がそこに集中する。


174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 19:32:47.57 ID:FY20eHNr0 [53/61]
唯「おっぱい、舐めても良い?・・・ちゅっ」

首筋にキスをされながら、囁かれ、声が出せずに頷いてしまう。
私の体に絡んでいた、両腕が脇の下辺りで固定され唯先輩の頭頂部が見える。

梓「あ、ん!」ビクッ!

本当に電気が流れたかと思った。
体が勝手に反応し、声まで漏れた。

唯「あずにゃん、可愛いよ」

梓「ん!・・・あ、ぅん!き、気持ち良いで、す・・・」ハァハァ

完璧に硬くなっている乳首を舌で転がし、たまに吸い付きながら、
唯先輩の右手が私の恥丘に触れてきた。



175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 19:40:35.45 ID:FY20eHNr0 [54/61]
ちゅく、くちゅくちゅ、
恥かしい音、凄い濡れている。声も止まらない。

梓「ゆ、い!・・あんっ!・・・せん、ぱい!ぅ、はっ・・・ぁ!」

唯「あずにゃん、イっちゃいそう?」

私を弄りながら、唯先輩も自分で触っているようだ、
私の秘部以外からも水音が聞こえる。

梓「はっ、い、あっ!!・・・イキ、そぅ、んん!!・・・です、あぁん!」

唯「わ、私も、ん!気持ち、・・・良いよ!あずにゃん・・・、ク○触ってあげるね」

梓「ん!え?・・・あ、ダ、ダメ、いっちゃいます!ん、あ、あ、あ、あぁぁ~!」ビクビク

唯「いっちゃえ!あずにゃん」キュッ

梓「イヤ!唯先輩も一緒に!!イ、イクイク!いっちゃうぅぅぅ~~~~~!!ん・・・あ、ん・・・・」ピクッ ピクッ

唯「わ・・・、私も、イクぅぅぅぅぅぅぅ~~~~~~っ!!!」フゥ~ フゥ~


176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 19:52:51.11 ID:FY20eHNr0 [55/61]
梓「はぁ、はぁ」

唯「はぁ、はぁ、はぁ」

梓「はぁ、はぁ、気持ち良かった・・・です。唯、先輩」

唯「・・・うん、私もだよ」

梓「でも、凄い疲れました」ハハハッ

唯「え~っ!ほとんど私主導だったのに?私の方が疲れたよぉ!」プクッ~

梓「確かにそうですね、でも、次も唯先輩主導でお願いします」ニコッ

唯「もぅ~!しょうがないなぁ」テレテレ

梓「ずっと、一緒にいてください、唯先輩」

唯「・・・ありがとう、あずにゃん」

梓「・・・唯先輩・・・ちゅ」



180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 20:00:02.52 ID:FY20eHNr0 [56/61]

・・・

唯「あ~、喉乾いたぁ~、あずにゃんもお水飲むよね?」

梓「あ、欲しいですぅ!」

唯「実は部屋に用意しておきました!」

梓「あ、ありがとうございます。ん?水じゃなくて炭酸水なんですね」ゴクゴク

唯「ふぅ~、あずにゃん、あのね。実は私、あずにゃんに言わなきゃいけない事があるんだ」

梓「なんですか?」


183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 20:06:46.88 ID:FY20eHNr0 [57/61]
唯「あずにゃんさ、憂が落ちちゃった日って何の日だか覚えてる?」

梓「あっ・・・はい、私の誕生日です、うっ・・・?」

何か、

唯「そうだよ、あずにゃんの誕生日だよ。ちゃんと覚えてたんだね」ニコッ

梓「え、えと、覚えて、ました、じ、人生で、一番最悪の、誕生・・・日・・・」

身体から力が・・・

唯「あの日、私って居なかったよね?大好きなあずにゃんの誕生日なのに」ニコニコッ

梓「・・・は、はい、さびし、かった・・・です」


188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 20:11:36.84 ID:FY20eHNr0 [58/61]
眠気?ううん、違う。
少しビリビリする。

唯「そんな訳無いんだよ。私が居ないはずないじゃん。
  私があずにゃんの誕生日を祝わない訳がないじゃない。
  なんで、そんなこと、気付かないの?」

梓「ゆ、い、せん、ぱい?」

唯「・・・私はね、憂だよ。梓ちゃん」

憂「あの日ね、お姉ちゃんが梓ちゃんを驚かせようって、私と入れ替わるサプライズを企画してたんだ。
  お姉ちゃん、梓ちゃんと思いが通じ合ったって、大喜びでいつも梓ちゃんの事考えてたよ。
  いっつも、いっつも、梓ちゃんの話もしてくれた。
  だから、お姉ちゃんと梓ちゃんの話は私もほとんど知ってるんだよ?
  私の為に、高校卒業するまでに色々な事出来るようになるとか。
  それまでは、梓ちゃんと付き合わないとか。
  付き合ったら初デートは観覧車でキスをするとか。
  全部、全部、知ってるの」


192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 20:19:25.55 ID:FY20eHNr0 [59/61]
憂「お姉ちゃん、梓ちゃんと付き合うために本当に努力してたんだ。、
  だから、その努力を無駄にしたくなくて、私がお姉ちゃんの代わりになることに決めたの。
  でも、もう限界。
  昔から私たち姉妹は双子のようにそっくりだって、言われてきたから他はしょうがないけど、

  な ん で、梓 ち ゃ ん が 気 付 か な い の ?」

梓「・・・そ、そ、んな・・・」

憂「さっき梓ちゃんが飲んだのは一酸化炭素の詰まった炭酸水だよ、
  量を調節するとね、意識だけが無くなるんだって。漫画でやってたんだ」ニコニコニコニコ

憂「コ○スわけじゃないから、安心してね♪」

憂「だってさ、梓ちゃんはさ

  お姉ちゃんが寝てる間は”抱き枕役”でしょ?」



195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 20:27:11.11 ID:FY20eHNr0 [60/61]
・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

一酸化炭素中毒の私は意識が無い。
だから、これは誰の思考なのか解らない。

私が誕生日に唯先輩だと気付いていれば良かったのだろうか?
それとも、唯先輩を演じている憂を見抜ければ良かったのだろうか?
答えは解らない。

憂は毎日、唯先輩と私の世話をしながら、寂しそうに私にこう囁く。
「結局、梓ちゃんのお姉ちゃんへの愛なんてそんなものなんだよ」と。

唯「・・・ありがとう、あずにゃん」梓「・・・唯先輩・・・ちゅ」 終わり


199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/06(日) 20:33:50.98 ID:FY20eHNr0 [61/61]
色々、突っ込みどころとかあると思いますが、
これで終わらせてもらいます。

見ていた方、感想を頂けたらうれしいです。

展開についてですが、最初にエンドを考えていたので、
これ以外にはなりませんでした。
鬱ですいません。

どうでも良い事ですが、>>1はけいおんの主要キャラ全員好きです。
澪も唯も梓も紬も。
特に好きなのは憂なので、今後もSS書いた場合は憂が主役だと思います。

それでは、永い間ありがとうございました。


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