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男「好きです!付き合ってください」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/26(水) 23:49:04.73 ID:cxeVjcTV0 [1/12]
男「…好きです。付き合ってください」

女「……えっ…」

男「今まで5年間ずっと好きでした!!!」

女「…男君…」

男「なかなか言い出せなかったけど、高校生活最後女さんと過ごしたい」

男「お願いします!!」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/26(水) 23:49:46.45 ID:cxeVjcTV0
女「はぁ…男君何もしらないんだね」

男「えっ」

女「私すでに彼氏いるんだけど」

男「!!!」

女「それにすでに付き合って2年経つんだよね。知らないの男君だけじゃない?」

男「まっ…まじっすか」

女「うん。クラス公認みたいな感じだったから気づいていると思ったけど」

女「まさか知らなかったとは思わなかったよ」

男「あぁぁぁぁ…」

女「…そんなわけでごめんね。でも男君結構モテそうだから大丈夫!」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/26(水) 23:51:55.36 ID:cxeVjcTV0
男「(嬉しくない…)」

女「だからごめん。これからも友達として仲良くしてね!じゃっ!」

男「あっ…行っちゃった…」

男「…」

男「ううっ…振られた…」

男「もう…帰ろう…このままいても悲しいだけだ」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/26(水) 23:52:37.28 ID:cxeVjcTV0
友「おっ…男~~!どうした?」

男「はぁ…友か。今話かけないでくれ…俺はもうだめだ」

友「どうしたんだよ?もしかしてふられたのか?」

男「あぅあぅあぅ…」

友「?」

男「うわぁぁぁっん!!!」

友「!おっ!おいっ‥」

男「(振られるって覚悟してたけど、すでに彼氏いたっていうのはショックだなぁ…)」

男「(しかも知らないの俺だけみたいだし)」

男「(友もなんで教えてくれなかったんだ…)」


男「(…家に帰ろう)」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/26(水) 23:53:25.21 ID:cxeVjcTV0
男「ただいま~」


姉「おかえり~今日は元気ないな?」

男「うるせぇ…」

姉「ふむふむ…これはもしかして恋の病ですかな?」

男「(姉うぜぇぇぇ)」

男「…なんでもないよ」

姉「いあいあ私はにはわかるよ弟の恋心が」

男「…ほっといてくれ」

姉「ふむ。その様子だと振られたか」

男「‥」

姉「しょうがない姉が慰めてあげよう」

男「姉さん。頼むからかまわないでくれ」

姉「うっ…あまり無理しちゃだめだぞ。わたしも相談に乗るから」

男「…」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/26(水) 23:54:23.80 ID:cxeVjcTV0
バタン


男「はぁぁぁっ……人生かけてたのになぁ…」

男「俺ってなんでこんなにうまくいかないんだろう」

男「これでも勇気だしたんだけどな…」

男「後一年じゃ、さすがに彼女つくれなそうだな…」

男「合コンでもするか…友ならきっとセッティングしてくれるはず」


8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/26(水) 23:55:06.91 ID:cxeVjcTV0
プルルルル

プルルル…


友「おう!どうした?」

男「お願いがあるんだが」

友「なんだよ。改まって気味悪いな」

男「…女を紹介してくれ」

友「いきなりだな…やはり失恋だったのか」

男「それはきくな…」

友「まぁいいけどよ。だけどさ」

男「ん?」

友「高校生活1年間あまぁ~~く過ごしたいヤツが多かったらしくてさ」

友「俺の周りみんな彼氏できちゃったみたいなんよ」

男「まじっすか…」

友「マジだって。じゃあ俺もこれから彼女とデートなんで悪いけどまたな」


9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/26(水) 23:55:52.37 ID:cxeVjcTV0
ピッ…



男「終わった…俺の高校生活終わった…」




男「…ただいま」

姉「おかえり~…ってまだ落ち込んでる」

男「…はぁっ…」

姉「昨日からずっとそうだな~なんかあったの?」

男「いや…姉さんには関係ないから」

姉「え~~!!たったひとりの弟なのにそんな冷たいことをいうの?」

男「姉さんだって言えないことあるだろ…」

姉「いや?ないよ?全然」

男「…本当かよ」


10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/26(水) 23:56:34.01 ID:cxeVjcTV0
姉「うん。全然バッチリ完璧だよ」

男「…じゃあさ。姉さんは…彼氏いるの?」

姉「おおっと!また核心をついてくるねぇ!!」

男「どうなんだよ」

姉「ふむ…真剣に聞いてるのかね?」

男「当たり前だ」

姉「…そうか…なら言おう!!当然い・な・い!!!!」

姉「ハッ~ハッハッハッ…あぁ悲しくなってきた…」

男「…意外だ」

姉「えっ?そう?そもそも彼氏なんていたことないんだけどね私」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/26(水) 23:57:20.37 ID:cxeVjcTV0
男「!?」

姉「いやさ~もう付き合うとかそういうの面倒でさ~それで今まで来たんだけど」

姉「友達はみんな彼氏作っちゃうしどうしようかなって…」

男「姉さん大学生だろ…合コンとかしなかったの?」

姉「したよもちろん。だけどさ~なんかもうそれすら面倒で」

姉「最近は誘われてもいかなくなってしまったのだ」

男「…まさかだけどさ」

姉「ん?」

男「レズ?」

姉「!!!!!」

姉「なっ…なにをいうんだねキミは。わたしは健全な女子ですよ?」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/26(水) 23:58:01.01 ID:cxeVjcTV0
男「…ならいいんだけどさ。まぁ姉さんならすぐできるよ彼氏」

姉「むぅ…あまり欲しくないからいいけどさ~」

姉「我が弟ができなくて悩んでいるなら友達紹介しようか?」

男「!?まじ?」

姉「うんうん。それで借りを作れるなら喜んでやりたいくらいなのだ」

男「おおおおおっ~~~やったぁぁぁっ!!!!」

姉「…まさかそこまで喜ばれるとは思わなかったよ…」

姉「じゃあ少し待っててね。今友達に連絡してくるから」

男「ありがとぉぉっ!」

男「(俺の青春は…まだ終わってなかった!!!!)」


13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/26(水) 23:59:21.51 ID:cxeVjcTV0

… ……


男「(長い。姉さんなにやってるんだろう)」

…!?
……!!!

男「(なんかもめてる?)」



姉「…おまたせ…」

男「おかえり。それでいつやれそう?」

姉「……ごめん。今友達全部あたったんだけどさ」

姉「高校生じゃいやとか、今彼氏欲しい気分じゃないとか色々で…」

男「………」

姉「大学生になると結構サークルとかで忙しい人も多いみたい…」

姉「…本当にごめんね。なんとか力になってあげたかったんだけど」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 00:06:57.09 ID:0pWUXwsn0 [2/57]

男「…姉さんは一生懸命探してくれたんだからむしろお礼をいいたい位だよ」

男「ありがとう。俺なんとか頑張ってみるよ!」

姉「(言葉はともかく明らかに落胆しているようにしかみえないけど…)」

姉「紹介できそうだったら直ぐに連絡するからね!元気だして~~」

男「うん。ありがとう~…はぁぁぁ…」

姉「(頑張れ!弟!)」


16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 00:07:53.07 ID:0pWUXwsn0 [3/57]
男「(…とりあえず勢いで外に出たけどどうしようかな)」

男「(やはりここはナンパしかないか…やったことないけど)」

男「(ドキドキ…)」

男「あの~~…すいません」

通行人女「はい?なんですか?」

男「あっ‥もしよかったらどこかで遊んでいただけないかと…」

通行人女「…今忙しいし、あんたみたいな男と一緒に遊ぶほど暇じゃないの」

通行人女「じゃあね。もうこういうのやめた方がいいよ絶対無理だから」

男「あっ…(行ってしまった)」

男「(やっぱりナンパは無理だ…どうすれば…)」

??「あれ?男君じゃん。どうしたの?」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 00:08:37.46 ID:0pWUXwsn0 [4/57]
男「えっ?‥」

??「やっぱり男君だ。久しぶり~!!」

男「あっ…もしかして女友さん?」

女友「そうそう!!半年ぶりくらいかな~?」

男「本当久しぶり~…まさかここで会うとは思わなかったな~」

女友「ん~わたしもまさか男君にここで会うとは思わなかったよ」

女友「編入してからしばらくは来てたんだけど、最近はバイトが忙しくて‥」

男「そうだったんだ…でも久々会えて嬉しいよ」

女友「おっ…なんか半年のうちに少し成長したねぇぇ~」

女友「なんかあった?…もしかして彼女できたりした?」


18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 00:09:19.53 ID:0pWUXwsn0 [5/57]
男「…うっ…」

男「…その話は今されると痛い…」

女友「あぅ…傷に触れちゃったみたいでゴメン」

女友「その代わりここで会ったのもなんかの縁だし」

女友「今日は一日付き合っちゃうよ~~!」

男「…ありがとう…ってええっ!?」

男「…今なんていった?」

女友「えっ?だから今日一緒に遊びにいこうって言ったんだけど」

女友「もしかして用事あった?なら仕方が無いんだけど…」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 00:10:06.37 ID:0pWUXwsn0 [6/57]
男「いえいえいえいえっ!!!ぜひご一緒させてください!!!」

女友「てっ…テンション高いね~でもよかったぁぁっ~」

男「なんで?」

女友「今日久々にここに来たんだけどさ~友達とかも連絡とってなくて」

女友「ひとりで町回って終わりかぁ~なんて思ってたからさ~~」


男「そっか~でも連絡くれれば俺いつでも行ったのに」

女友「そうなんだけどさ~もうここ離れて半年たつのに」

女友「なんかいまさら連絡するの少し躊躇っちゃって…」

男「そんな事気にしなくていいのになぁ~…でも俺もためらっちゃうかも」

女友「でしょでしょ~~!だけど今日は男君と会えたから本当によかったよ~」

男「そういってくれるとすごくうれしいな~俺も実はすごく暇でさ~」

女友「あれっ?友君達はどうしたの」

男「…あいつたちは彼女とデートだとさ~俺だけひとりだからさ…」

女友「そっか…今年で高校生活終わりだもんね~」


20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 00:10:47.87 ID:0pWUXwsn0 [7/57]
男「…そういえば女友さんは彼氏とかいないの?」

女友「えっ!?あははは…」

男「あっ…ごめん変なこと聞いて」

女友「いいってば~!ともかく早くどっかいこう!!」

男「了解~!!」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 00:12:07.04 ID:0pWUXwsn0 [8/57]
男「ボーリングなんて久々だなぁ~」

女友「わたしもかなり久々っすよ」

女友「せっかくだから勝った方が言う事聞くってのはどう?」

男「おうよ!!その勝負乗った!」

男「うっし!!じゃあ俺からいくぞ~」

女友「頑張れ~~!」

男「そりゃぁぁっ!!」

男「ぐはっ…ガーターかよ~」

女友「あははは~!残念だったね~」

男「ちくしょ~まだ後一投ある!!!」

男「うぉぉぉっ!!!」

男「よっしゃぁぁっ!!スペア!!」

女友「…それはじめにできてればストライクなのに…」

男「まぁ男の余裕ってヤツですよ?」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 00:12:48.01 ID:0pWUXwsn0 [9/57]
女友「へ~~それならわたしは本気だしちゃおうかな」

男「えっ…?」

女友「よいしょっと!」

男「ええええっ!!!」

男「ちょっと聞きたいことがあるんだけど女友さん」

女友「はい?なんでしょう」

男「なんか…やたら曲がったんですが」

女友「そりゃ曲がるよ~ボーリングだもん」

男「いやいやいや…普通あそこまでクイッと曲がる人いないよ」

女友「そう?結構普通だけど」

男「(ボーリングやめておけばよかった…)」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 00:25:08.26 ID:0pWUXwsn0 [10/57]
女友「さて…男君のスコアはいくつかな?」

男「…117です」

女友「それでわたしのスコアは?」

男「230です…正直ダブルスコアはありえないと思っていました」

女友「ふふん~♪男君の完敗だね~」

男「レベルが違いすぎる…」

女友「んじゃ約束通りわたしの言うこと聞いてもらおうかな~」

男「実現可能なものでお願いします…」

女友「ん~~~どうしようかな~」

男「ううっ…怖い」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 00:25:49.56 ID:0pWUXwsn0 [11/57]
女友「…よ~~~っし!!決めた!」

男「な…なんでしょうか?」

女友「わたしがここに来るときは必ず付き合うこと!」

男「!!」

女友「それで許してあげよう!」

男「それ…バツゲームになってないんじゃ…?」

女友「えっ…なんで?だって男君の時間をとっちゃうんだよ?」

男「むしろ時間つぶしたいくらいだからやっぱり罰ゲームにならないな~」

女友「そっか~~…まぁともかく約束だよ!」

男「了解~じゃあまたここに来ることがあったらメールしてよ」

女友「うんうん!よろしくね~~~」


男「それじゃまた!!」


女友「ばいばい~~!」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 00:31:06.41 ID:0pWUXwsn0 [12/57]
女友「(まさかまさかまさか…男君と会うとは思わなかった)」

女友「(編入したらもう二度とあわないと思ってたんだけどなぁ…)」

女友「(でも男君彼女いないのかぁ…)」

女友「(しかもこっち来るときは遊んでくれるっていうし)」

女友「(楽しみだな…こっちに来るの)」


28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 00:31:47.63 ID:0pWUXwsn0 [13/57]
男「今日も学校か~~受験生とはいえ勉強は面倒だなぁ」

友「よっ!!調子はどうだ?」

男「おはよう友!おまえこそ彼女とはどうなんだよ?」

友「おうよ!ばっちり仲良くしているぞ!昨日もラブラブだったからな~」

男「いいなぁお前は。俺はこのまま枯れていくばかりだよ」

友「紹介してあげられなくてごめんな~機会があったら必ず誘うからさ」

男「きぃ使ってくれてありがとな~まぁ俺は適当に頑張るよ」

友「おぅ!デートの時以外なら俺も付き合うからいつでも言ってくれよ!」

男「すまんな~そんときゃよろしく!!」


29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 00:33:40.98 ID:0pWUXwsn0 [14/57]
友「お安い御用だ!…っとあれは女じゃないか?」

男「うっ…」

友「女も最近は大変みたいだな」

男「なんで?」

友「しらないのか?最近なんか彼氏と別れたらしいぞ」

男「まじか!!」

友「…お前本当にそういうの疎いよな」

男「お前みたいに女子ネットワークがないんだよ」

友「っつ~かお前女友達少ないんだよ」

男「しょうがないだろ…どうにも慣れないんだよ」

友「まぁ童貞じゃしょ~がないわな」


30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 00:34:34.81 ID:0pWUXwsn0 [15/57]
男「おまっ…」

友「あれ?違ったか?」

男「そのとおりだけどいわんといて…へこむから」

男「友はもう一足先に卒業しちゃったからな~うらやましいよ」

友「まぁな~結構ハまるぞ!」

男「へいへい…もう自慢はいいよ」

友「そういうなって!俺もおまえが彼女つくるの協力するからさ」

男「…協力っていったってもう彼氏持ちしかいないっていったじゃないか」


31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 00:36:01.43 ID:0pWUXwsn0 [16/57]
友「それが丁度いるじゃないか。彼氏いない人が」

男「!!女さんか?」

友「そうそう!俺が女さんとお前のキューピットになってやるから!」

男「いやいや…だって俺は一回女さんにふられているんだぞ?」

友「えっ!?もしかして前の失恋って女だったのか?」

男「…やっぱり知らなかったのか」

友「そりゃ誰にコクったって聞いてないからな。でもまさか彼氏持ちにコクるとは思わなかったよ」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 00:36:42.24 ID:0pWUXwsn0 [17/57]
男「…俺は知らなかったんだよ。彼氏いるって」

友「はぁぁぁ…お前なんでそんなに女子の状況しらんのだ」

男「知らんもんは知らない。どうせ俺は非モテだよ…」

友「前から思ってたんだけどさ」

男「ん?」

友「ぶっちゃけね男は結構イケメンだと思うわけよ」

男「はぁぁっ!?」

友「男の俺からみてもそうなんだから」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 00:37:24.32 ID:0pWUXwsn0 [18/57]
友「きっと女子から見ても人気があると思うのだが」

友「なぜか女子が近寄らないんだよね」

友「前から不思議だと思っていたんだ」

男「…正直今まで俺誰からもそういうこといわれたことないけど?」

友「そう!!それなんだよ!俺も男の身近にいるからさ」

友「そういう話があったらすぐわかるんだけど」

友「まったくそういう話がでてこないんだよな」

男「だからそれは俺がただ単に非モテなだけだろ…」

友「ところがさ~俺の女友達の間でも結構お前評判いいんだよ」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 00:40:37.06 ID:0pWUXwsn0 [19/57]
男「マジ!?」

友「本当だって。だけど何故か誰もお前に近寄るやつがいないんだよなぁ」

男「…それって良い人ってやつなんじゃないか?」

友「それならそこまで話題に上らないだろ。だから不思議なんだよなぁ」

男「ただ単にネタにしたいだけじゃないのか?」

友「う~~ん…正直俺にもよくわからん」

男「まぁ噂がどうであれ俺が非モテなのは変わらんだろ」

友「なんかひっかかるんだよな…お前がモテない理由」

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 18:32:45.09 ID:0pWUXwsn0 [22/57]
男「心当たりでもあるのか?」

友「いや…なんかおかしいんだよ」

男「おかしいって何が」

友「女さんの件にしてもそうだが、お前に女子の情報がまったく入ってこないのがさ…」

男「だからそれは俺がただ単に女友達少ないからだろ」

友「そう!それ!!おかしくないか?」

友「さっきもいったがお前は女子に噂されているくらいのヤツだから」

友「少なくとも嫌われてはいなはずなんだよな」

男「…まぁ嫌われるような理由もないはずだしな」

友「ところが…だ。なぜかそういう状況なのに」

友「意図的に女子がお前を避けているようにみえるんだよな…」

男「えっ!?俺避けられるような事一切してないぞ」

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 18:33:26.44 ID:0pWUXwsn0 [23/57]
男「それは友もわかるだろ?」

友「もちろんだ。俺も男と知りあってから結構長いけど」

友「少なくともお前はそんな嫌われるようなヤツじゃないってのはわかる」

男「そういってくれると少し安心するよ。なんか俺に原因あるのかと思ってさ」

友「だけどこの長い付き合いの中でさ。友達として付き合ってた女子ってどのくらいいる?」

男「…う~ん…たぶん二人かな」

友「ひとりはあれか女友さんか…編入してから連絡してないが」

男「前たまたま会って二人で遊んだけどな」

友「そうか…ってえぇぇっ!!!?」

男「そういえば言ってなかったか。前久しぶりにここに来たんだ」


63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 18:34:14.88 ID:0pWUXwsn0 [24/57]
友「聞いてなかったよ…でもまさか女友さんがねぇ~」

男「ん?」

友「いやいや…こっちの話。とりあえずそれは後で聞くとして」

友「話の続きだ」

男「おう」

友「もう一人は女さんだな…ただここでもうひとつの疑問が生まれるんだ」

男「疑問?」

友「あぁ。お前と女さんは他の女子と比べれば比較的付き合いがあった方だと思う」

男「そうだな~だからこそ好きになったんだが」

友「それなのになんでお前は女さんが付き合い始めたことを知らなかったんだ?」

男「んなこと言われたって誰からも聞かなかったんだから仕方ないだろ」

男「友にもその話きいてないからな…」

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 18:35:50.22 ID:0pWUXwsn0 [25/57]
友「それがさ…俺も詳しいことは忘れたんだが」

友「俺がお前にも話しておいた方がいいなって話をしていたときに」

友「誰だか忘れたが、もう男君にはいっておいたよって女子が言ってたんだよな」

友「正直その事すっかり忘れててさ~コクったって聞いてアホかと思ったんだが」

男「少なくとも俺が女子からその話きいてたらコクらないだろう」

友「そうなんだよなぁ~だからかなり不思議でさ」

友「まぁ気のせいかもしれないからあまり気にしないでくれ」

男「試しにこんど女子に聞いてみる」

友「そうだな。それが一番いいかもな」

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 18:51:16.28 ID:0pWUXwsn0 [26/57]
男「(昼休みか…友は相変わらず彼女と食事だし)」

男「(今日は教室にいる女子にでも話しかけて友がいっていた話きいてみるかな)」


クラスメイト女「…それでさ~結構かっこいいんだけどなんか喋り方がキモくて~~」

男「こんちゃ~食事中悪いね~」

クラスメイト女「えっ!?おっ…男君?」

男「そんなに驚かなくていいだろ~」

クラスメイト女「ごっ…ごめんね。それで何か用かな?」

男「うん。ほら前俺が女さんにコクって振られた事あったじゃない?」

クラスメイト女「えっ…そうなんだ。わたし知らなかったな」

男「まぁ…それはいいとして。女さんに彼氏いるって話さ」

男「友に聞いたんだけど、なんか俺にその話した人がいるらしいんだけど知らない?」


68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 18:53:10.05 ID:0pWUXwsn0 [27/57]
クラスメイト女「ごめん…わたしは知らないよ」

男「そうか…邪魔して悪かったな」

クラスメイト女「ううん。わたしこそなにもできなくてごめんね」

男「それじゃ」

クラスメイト女「……のに」

男「ん?なんか言った?」

クラスメイト女「えっ!?ううん何も言ってないよ!!!気にしないで」

男「(あやしいな…なんか知ってるようにも思えるけど)」

男「(さすがに女子に問いただすのはきついな…俺童貞だし)」

男「そっか。じゃあまたな~」

クラスメイト女「うっ‥うん!またね」

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 19:03:22.06 ID:0pWUXwsn0 [28/57]
男「(それから何人かあたってみたけど)」

男「(結局みんな同じような反応しかかえってこなかったな)」

男「(…女子に話かけた時のあの態度)」

男「(なんかおかしかった)」

男「(俺のことが嫌いというよりは、なんか隠し事をしているような)」

男「(そんな雰囲気だったんだよな…)」

男「(まぁいいや…飯食おう…)」

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 19:05:04.94 ID:0pWUXwsn0 [29/57]
男「…放課後か。早いな~色々考え事しているとあっという間だな」

男「俺がなぜか女子にまったくモテないのは理由がありそうな事はわかった」

男「だけど…それが俺自身に問題があるわけじゃなさそうなんだよな…」

男「友でも誘って帰ろう…」



男「友ぉぉ~!」

友「おおっ男~!どうした?」

男「一緒に帰らないか?ついでにあの件についてもう少し話たいことがあるんだ」

友「む…そうか」

男「彼女ができてラブラブな友には悪いと思っているが俺も気になったことがあってさ」

友「ふむ…そこまでいうなら付き合うぞ。彼女には男と帰るっていっておくわ」

男「すまん…こんな時に」

友「いいさ。最近お前にかまってやれなくて悪いと思ってたしさ」

男「ありがとう。マジで感謝してるよ」

友「(なんでこんなにイイヤツがモテないんだろうな…)」

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 19:24:37.14 ID:0pWUXwsn0 [30/57]
友「…それで何か進展があったのか?」

男「…あぁ。あまりたいした情報じゃないけどな」

男「俺のクラスの女子に手当たり次第聞いてみたんだが」

男「誰もわからないって言ってた」

友「むぅ…」

男「だけどさ…ひとつだけ気になったことがあるんだ」

友「?」

男「…俺と話す女子の態度がさ…みんな同じなんだよ」

友「おなじ?」

男「あぁ。みんな何か俺に隠しているように見えるんだ」

友「隠し事って…女子全員がか?」

男「あぁ。誰に聞いても同じ反応しか帰ってこなかったからな」

友「う~~ん…」

男「迷惑かけて悪いんだが、友」

友「ん?」

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 19:25:18.98 ID:0pWUXwsn0 [31/57]
男「こんど彼女も含め女子に俺のこと聞いてくれないか?」

友「それでどうするんだ?」

男「今日の女子の態度をみて思ったのは俺じゃなにも話してくれないってことだ」

友「そうみたいだな…」

男「だから利用するようで悪いけど彼女を通して俺の事を聞いて欲しいんだ」

友「…なかなか難しいな。でも男のためだ!なんとかしよう」

男「今度メシおごるからさ!マジで頼む…」

友「あぁ!!まかせておけ!」

男「とりあえず今日は帰るよ。また姉に怒られるからな~」

友「姉さん相変わらずなんだな」

男「まぁいつもの事だからいいんだけど、もう俺もいい加減姉離れしたいよ…」

友「そういうなって。俺も姉とか欲しかったなぁ~」

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 20:03:33.60 ID:0pWUXwsn0 [32/57]

男「姉なんてそんなにいいもんじゃないって」

男「毎日うるさいし、なんかあるとすぐ怒るし…」

友「家帰ったときに家族がいるっていいじゃないか」

友「俺はいつもひとりだからさ…」

男「すまん…そういう意味で言ったわけじゃないんだ」

友「まぁ今の俺は彼女がいるからサイコ~だけどね!!」

男「へいへい…そういえば彼女とはうまくいってる?」

友「聞くまでもないだろ~…といいたいんだが」

男「へっ?」

友「最近急に冷たくなったんだよな」

友「今日もさ、ぶっちゃけ俺から誘わなかったら家に帰ってたみたいだし」

友「だけど俺が男と帰るって行ったときは、引き止められたけどな」

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 20:05:55.71 ID:0pWUXwsn0 [33/57]
男「…俺はガチホモじゃないぞ…」

友「ははっ。まぁ嫉妬してくれてるくらいだから大丈夫だと思う」

男「…そうだな。本当にうまく行くといいな」

友「…おまえこそ。マジで女友さんと付き合えるといいな」

男「へっ?」

友「えっ?前デートしたんだろ。それって好きだからじゃないんか?」

男「いやいや~女友さんとは結構長い付き合いだからそんなんじゃないって」

友「もったいないな~正直女友さんこっちにいるときコクられまくってたんだぞ?」

男「mjsk!!」

友「それをバッサリ切り捨てまくってたから一時レズ疑惑まであった位だったんだぞ」

男「…はぁぁぁ…やっぱりその情報も俺しらないわ」

友「むむぅ…俺も女友さんのは又聞きだからな。しらないこともあるかもしれんぞ」

男「ならいいんだけどな。誰かが意図的に俺に教えないようにしているわけじゃないよな?」

友「それはないと思うぞ。そんなことしても誰も得しないだろ」

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 20:06:42.41 ID:0pWUXwsn0 [34/57]
男「まあそうだよな~でも女友さんと前会ったときそんな話きかなかったぞ」

友「そりゃいわないだろ…本命だからな」

男「へっ?本命?」

友「いいか?女友さんがモテモテなのはわかるよな」

男「うむ」

友「じゃあそのモテモテでコクられたりしてもはっきり断る女友さんが」

友「なんでお前と二人で遊ぼうとしたんだ?」

男「…そりゃ長い付き合いなんだから当たり前だろ?」

友「これはいいたくなかったんだけどさ」

男「ん?」

友「実は俺は男よりも前に女友さんとあっているんだよ」

男「えっ!!!」

友「たしか転校して4ヶ月くらいかな。たまたま彼女とデート中でさ」

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 20:14:20.35 ID:0pWUXwsn0 [35/57]
男「彼女いるんだから遊ぼうとはしないだろ」

友「いいからよく聞け」

友「久々だったから少し話そうかとおもって声かけたんだけどさ」

友「第一声なんだったと思う?」

男「さぁ?お久しぶり~とかじゃないのか?」

友「…違う。『男君元気?』っていわれたんだよ」

男「えっ…それ本当か?」

友「あぁ。まぁその時はさ俺が元気なのはわかるからお前のこと聞いたのかと思ったさ」

友「だけど、今お前が」

友「…彼女いるかってのも聞いてきたんだよ…」

男「!!!!」

友「そこまで聞かれたらさすがに俺だって気づくさ」

友「それで女友さんに男の事が好きなのか聞いたんだけど」

友「『やっぱりか…』ってわけのわからない事をいっていた」

男「やっぱり?まるで俺が彼女がいないことをはじめからわかっていたみたいじゃないか」

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 20:32:40.02 ID:0pWUXwsn0 [36/57]
友「そこがひっかかったんだけど、俺はあまり気にせずそこで別れたんだよね」

友「その後お前が女友さんと二人で過ごした~って聞いたから、もしかしたらって思ってさ」

男「そうか…でも俺は女友さんから特にそういう話は聞かなかったな」

友「まぁ最近俺もちょっと神経質になっているところがあるかもしれん」

男「お前がそこまで俺のこと考えてくれているだけで嬉しいよ」

友「ばっ・・・///そんなんじゃねぇよ」

男「ははっ。お前は自分のことを一番にしてくれ。俺の事は自分で何とかするよ」

友「…いつでもいってくれよ。俺はいつでもお前の味方だ」

男「周りに聞かれたらマジでガチホモだと思われるセリフだな」

友「あぁ。だけどそれもたまに心地よい」

男「ええっ~お前両刀だったのかよ!」

友「んなわけあるか!!だけど俺は本当に本音を話せるのはお前しかいないと思っているからさ」

男「…ありがとう。色々と」

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 20:33:21.35 ID:0pWUXwsn0 [37/57]
友「気にするな。親友だろ?俺たち」

男「…そうだな。しんゆうだよな俺たち」

友「おう…だからお前にも幸せになって欲しいんだよ」

男「今でも結構幸せだけどな」

友「彼女つくってからもう一回言ってみろ。テンションが違うぞ」

男「…そうだな。頑張るよ」


友「なんかあったらいつでも連絡くれ」

男「あぁ。また連絡するよ」

友「おぅ!!じゃあまたな」


83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 20:34:42.15 ID:0pWUXwsn0 [38/57]
男「ただいま~~」

姉「おかえりん~~♪」

男「相変わらず姉はテンション高いな」

姉「そうでもないって。いつもこんな感じだから」

男「んじゃ俺はこれから出かけるから」

姉「…」

姉「あのさ」

男「ん?」

姉「前わたしに合コン紹介して~~って言った日あったじゃん?」

男「あぁ…あったね」

姉「あの後どこいったの?」

男「えっ?」

姉「ど・こ・い・っ・た・の!!?」

男「ちょっ…姉さんどうしたの?」

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 20:37:53.64 ID:0pWUXwsn0 [39/57]
姉「早く教えなさいよ!!ねぇ!!どこ行ったの!?」

男「いててっ!!どうしたんだよ?姉さん」

姉「いいから教えて!!どこ行ったのよ!!!」

男「…俺がどこいこうが姉さんには関係ないじゃないか」

姉「…そうだよね…所詮わたしなんてただの姉だもんね…」

男「ねっ…姉さん!?」

姉「…ごめん。ちょっとイライラしてたから」

男「いいって。姉さんはたったひとりの家族なんだから」

姉「そう…たったひとりの家族。たったひとりのヒトなんだよ…」

男「姉さん?」

姉「…いってらっしゃい。わたしのことは気にしないでいいよ」

男「こんな姉さんみて気にするなって言う方が無理だよ!」

男「姉さんどうしたの?なんかあったのか?」

姉「…なんかあったのはわたしじゃなくてあんただよね?」

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 20:38:47.70 ID:0pWUXwsn0 [40/57]
男「えっ?」

姉「最近帰るの遅いし、それにわたしと遊んでくれない」

男「俺だって色々あるんだよ。姉さんだって大学生なんだから」

男「色々遊べばいいじゃん」

姉「へぇ~~…つまりあんたは色々遊んでたってわけなんだ」

男「…」

姉「まぁいいよ。近いうちに遊べないようにしちゃうから」

男「なっ…!?」

姉「それまで楽しめばいいよ…じゃあね」

男「ねっ…姉さん!?」

男「姉さん…いってしまった」

男「あんな姉さんみたことなかった」

男「今までこんなことなかったのに」

男「一体何がおこったんだ…」


88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 20:46:15.44 ID:0pWUXwsn0 [41/57]
男「(もう寝よう…明日は休みだし)」

ブーッブーッブーッ


男「(ん…メールか)」

男「(あっ…女友さんからだ)」

『こんばんわ!!明日そっちにいくから一緒に遊べないかな?』

男「(なんか色々あったけど女友さんに聞きたいこともある)」

男「(話をしてみよう。女友さんと)」

「もちろん!!どこで遊ぶ?俺は女友さんに合わせるよ~」


男「…これでいいかな。女友さんにききたいことが色々あるし」

89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 21:17:18.79 ID:0pWUXwsn0 [42/57]
『ありがと~~じゃあ駅前に明日10時に集合ね!!遅れるなよ~』


男「…遅れるわけないだろ~聞きたいことがあるんだから…」





翌日

男「さて…女友さんとの待ち合わせ場所にいくか」


男「(友が言っていたことが本当なら)」

男「(女友さんは俺に隠し事をしている)」

男「(それを絶対に教えてもらわなければ!!!)」


女友「おとこくぅぅん~~!!」

男「女友さん~こんちゃ~」

女友「こんちゃ~待たせてごめんね~」

男「今きたところだから…といっておくかな」

女友「ふふっ~相変わらずだね~男君は」

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 21:18:41.41 ID:0pWUXwsn0 [43/57]
男「学校の方はどう?」

女友「ん~~…まぁまぁかなぁ~でもやっぱり男君達と一緒の時の方がよかったかも」

男「慣れたほうがいいよ…っていいたいけどもう1年もないんだよな…高校生活」

女友「そうだね。だからわたしも受験勉強ばっかりしかしてなくてさ~」

男「ううっ…俺も早くやらなきゃなぁ…」

女友「とりあえず映画でもみにいこ~~~~!!!」

男「おう!!」


91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 21:19:49.63 ID:0pWUXwsn0 [44/57]
女友「…映画楽しかったなぁ~」

男「ううっ…ぐすっ…」

女友「男君は泣きすぎ!わたしもウルっときたけど男君ボロボロじゃん」

男「ああいうのはだめなんだよ俺…もう涙が止まらん」

女友「ふふっ…でもそういうところ好きだなわたし」

男「えっ?」

女友「…なんでもない」

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 21:50:09.70 ID:0pWUXwsn0 [46/57]
男「…」

女友「男君」

男「ん?」

女友「…あのさ。私のこと知ってる?」

男「?そりゃ知ってるよ長い付き合いだからさ」

女友「…確かに長いけどさ。わたしの周りにあったこととか」

女友「全部知ってる?」

男「…自信はないけど」

女友「じゃあわたしのことで知っていること今いって」

男「ん~」

男「知りあってから5年目の友達。編入する前まではよく遊んでた」

女友「…」

男「俺に何も告げず編入したのは正直悲しかったけど…」

女友「!?」


98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 21:53:14.98 ID:0pWUXwsn0 [47/57]
男「でもこうやって再開できて本当に嬉しいと思ってる」

女友「…途中から感想になってるよ」

男「…ごめん。でもさ」

男「俺何故か女子に全くモテなくてさ」

女友「…」

男「女さんを好きになって、告白したときにはすでに彼氏持ち」

男「周りの女子は俺と話すときも、なんか一歩引いた感じだし」

男「俺ってさ…なんか悪いことしたのかなぁ‥」

女友「…してないよ」

男「えっ?」

女友「男君はなにもしていない。むしろわたしは男君といつも一緒にいたかったもん」

男「!!」

女友「ずっとさ。迷ってたんだわたし」

男「…」

女友「色々な噂とか聞いたから」

99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 21:58:45.83 ID:0pWUXwsn0 [48/57]
男「噂?」

女友「…うん」

男「俺はその噂をしらないんだ。教えてくれ」

女友「…やっぱり…そうなんだ」

女友「ずっと不思議だったんだ」

女友「わたしだけじゃなくて他の女子の気持ちも…」

男「?」

女友「何ひとつ…男君には伝わってなかったんだなって」

男「きもち?なんのこと?」

女友「…わたしがさ」

男「ん」

女友「編入した理由知ってる?」

男「‥そういえば知らない…」

女友「…やっぱりね。私は伝えたつもりだったのに」

男「えっ…なんでなんだ?」


105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 22:21:46.05 ID:0pWUXwsn0 [49/57]
女友「おかしいと思ったんだよ」

女友「わたしと久々に会ったときに」

女友「男君の態度は普通だった」

男「?」

男「そりゃ久々とはいえ友達にあったら普通に接するんじゃないか?」

女友「…違うの。わたしの噂しらなかったの?」

男「噂?」

女友「誰ともつきあわなくて、それでいじめにあって追われるように転校したって…」

男「!!!!」

男「…それ本当?」

女友「やっぱり…なんで男君だけみんなが知っていることしらないんだろうね」

男「…いいたくないんだけど」

男「俺あまり友達いないんだよ」


108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 22:32:36.07 ID:0pWUXwsn0 [50/57]
女友「…」

男「友と女さん以外は数人しかいなくて」

男「しかも毎日一緒にいるわけじゃない」

男「それ以外のヒトにさ」

男「俺が話しかけると」

男「…なぜかたどたどしいんだよね」

男「…ううっ…俺なんかしたのかなぁ?」

男「女友さん。俺悪いことしたっけ?」

男「ねぇ…教えてくれよ‥俺…もう耐えられないんだ」


女友「…男君は悪くない」

女友「たぶんね。悪いのは男君の周りの誰かだと思うんだ」

男「…」

女友「男君の周りにいる人ってさ」

女友「本当に信頼出来る人なの?」


114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 23:19:59.69 ID:0pWUXwsn0 [51/57]
男「…少ないかもしれないけど、掛け替えのない友達だ」

女友「…そう。ならいいんだ」

女友「それじゃいいんだ…今日は帰るよ」

女友「また明日連絡するから、絶対に「返事」ちょうだいね?」

男「…わかった」

女友「うん。あまり無理しないでね」

男「ありがとう…また連絡するよ」

女友「うん」

男「じゃ…」

女友「…ねえっ!!」

115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 23:25:28.47 ID:0pWUXwsn0 [52/57]
男「えっ?」

女友「男君がね」

男「うん」

女友「どんな気持ちかわからないんだけどさ」

女友「わたしは…わたしだけは」

女友「最後まで味方だからね!!」

男「…ありがとう。また連絡するよ」

女友「うん!!絶対だよ」

118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 23:38:03.24 ID:0pWUXwsn0 [53/57]
ちと弟と語ってた
申し訳ない


男「(女友さん…なんで俺にそこまで話してくれるんだろうな)」

男「(友の話を信じるなら俺に好意を寄せてくれているってことだけど)」

男「(考えてみれば)」

男「(俺って、誰とも本当に仲良くなったことないのかもしれない…)」


男「ただいま~」

男「…あれ?誰もいないのかな?」

男「この時間に姉がいないのも不思議だけど」

男「彼氏でもできたのかな?」

119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 23:38:44.13 ID:0pWUXwsn0 [54/57]
姉「できてないよ」

男「うわっ!!!!」

男「姉さん…いるならいるって言ってよ」

姉「ちょっと…用があってさ‥ふふっ」

男「なんか怖いんですが」

姉「そんなことないよ。いつもの弟LOVEな姉だよ~~」

男「それ間違ってるだろ。俺より早く彼氏つくれっての」

姉「…男はわたしに早く彼氏つくって欲しいっておもってるの?」

男「そりゃそうだよ。姉さんにも幸せになってほしいからさ」

姉「…幸せ。それってさ、彼氏ができたからって得られるものだと思う?」


121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 23:48:58.26 ID:0pWUXwsn0 [55/57]
男「わからないけど、俺も好きになった人いるから」

男「そういう人と一緒になれるってのは幸せなことなんじゃないかなって思う」

姉「うん…そうだね。好きな人と一緒になれるのは幸せな事だと思うよ」

姉「…だけどさ。好きなヒトに見向きもされずに毎日を過ごすのってどう?]

男「…」

姉「苦しくて辛くて…毎日寂しいんだよ」

男「姉さんすきなひといるの?」

姉「…」

男「いるんだ‥でもさ」

男「見向きもされないからこそ」

122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 23:49:39.06 ID:0pWUXwsn0 [56/57]
男「振り向いてくれる努力が必要なんじゃないかなって思うんだ俺は」


姉「努力はしてるよ。だけど一向に振り向いてくれないんだよね」

男「…」

姉「わたしは精一杯頑張ってきた。もうそれ以外はどうでもいいくらい」

姉「…でもね。まったく効果がなかったんだ」

男「まだわからないじゃない?姉さん綺麗だからモテそうだし」

姉「えっ///…」

男「俺の友達も姉さんと付き合いたいって人多いよ」

男「だからさ…姉さんも自信を持ったほうがいいよ」

男「たったひとりの家族なんだし」

姉「…そう」

姉「ならさ…」

163 名前:1です[sage] 投稿日:2010/05/28(金) 19:02:53.24 ID:gCMwy7Rm0 [2/31]
男「?」

姉「わたしのことどう思う?」


男「?」

男「どう…って姉さんは姉さんだよ。家族だと思うしこれからも一緒にいたいと思う」


姉「…女友よりも?」

男「!?」

姉「わたしさ…知ってるの」

男「なっ…なにを?」

姉「前に女友とあんたが一緒に遊んでるところを」

男「…女友は昔からの友達だよ。別に一緒に遊ぶのなんて普通じゃないか」

姉「へぇ…正直さ。高校生にもなっていくら馴染みの友達だからってさ」

164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/28(金) 19:03:52.31 ID:gCMwy7Rm0 [3/31]
姉「ふたりっきりで一緒に休日過ごすのはおかしくない?」

男「姉さん…どうしたんだよ」

姉「別に?わたしはわたしだよ」

男「最近の姉さんおかしいよ。なんか俺へんなことした?」

姉「へんなこと…か」

姉「あんたには今やっていることが普通の事だと思っているんでしょ」

男「今やっていることって…なんだよ」

姉「女友とふたりで遊ぶことだよっっっ!!!!」

男「!!!」

165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/28(金) 19:10:35.72 ID:gCMwy7Rm0 [4/31]
姉「わたしじゃだめなの?ねぇ?」

男「姉さん…」

男「姉さんは家族じゃないか。だから俺は姉さんのことは」

男「…家族として好きだと思ってる」

姉「『かぞく』ね…」

姉「何度もそれいうけどさ。家族ってなんなの?」

男「えっ?」

姉「家族っていっても所詮は他人なんだよ」

姉「家族として好きって何?他人を好きになるのと違うの?」

男「違うよ。それだけは言える」

姉「!?」


168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/28(金) 19:44:20.82 ID:gCMwy7Rm0 [5/31]
男「姉さんは俺にとってかけがえのないヒトだと思ってるよ」

男「だけどさ…女さんに感じたような気持ちは全く生まれないんだ」

男「家族ってさ、お互いが信頼できる関係だと思ってるんだ」

姉「…」

男「恋愛感情や友達とも違う、とても特別な事だと思うんだ」

男「…だから姉さん」

男「これからもいつも優しかった姉さんになってくれよ…」

姉「…」

姉「…無理」

男「!?」

姉「わたしが今まで彼氏作らなかった理由わかる?」

男「…」

姉「あんたが好きなんだよ!!家族じゃなくて!!」

姉「男性として好きなのっ!」

169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/28(金) 19:45:05.11 ID:gCMwy7Rm0 [6/31]
姉「合コンにだって誘われたよ。友達の付き合いでいってもさ」

姉「絶対に連絡先だけは教えなかった」

姉「…それが何回か続いたらさ」

姉「あまり誘われなくなったよ」

姉「それでホッとしたの。だってこれで男も友達もなくならない」

男「…」

姉「でもね。間違いだった」

姉「それからわたしは友達があまりいなくなったの」

姉「それでも何人かは表面上は付き合ってくれた」

姉「…だけどやっぱり表面上だったから」

姉「前にも合コン男のためにとりあえずやってあげようとしたんだけどね」

姉「ふざけんな!!っていわれたの」

170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/28(金) 19:57:07.69 ID:gCMwy7Rm0 [7/31]
姉「今まで誘ってあげたのに全部台なしにした癖にってね」

姉「…合コンいくと、だいたいみんなわたしの所にくるの」

姉「でも全部断るから、結局場がしらけちゃって」

姉「そこでお開きになるのが多かった」

姉「それから誘われなくなったんだけど」

姉「周りの人達の態度は変わらなかったんだよ」

姉「…でもね。変わってたんだよ」

姉「みんな。わたしのことがキライになったんだよ」

男「…」

姉「元々ね」

姉「あんたに紹介なんかしてあげるつもりなかったんだ」

姉「だから表向きは紹介してあげるっていって」

姉「しゃべって終わりにさせてって言ったの」

姉「…そしたらその「友達」さ」

171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/28(金) 19:57:57.82 ID:gCMwy7Rm0 [8/31]
姉「『どうせあんたがまた持っていくのになんで行かなきゃいけないの?』ってさ」

姉「…わたしってそういうふうに思われてたんだなって思って」

姉「それで色々喧嘩して、結局あっちが一方的に電話を切って終わったんだけど」

姉「わかったんだ。それで」

姉「わたしには男しかいないって」

姉「友達もいなくなった。もうわたしを理解してくれる人は男しかいないって!!」

男「…姉さん」

姉「好きになった人と一緒にいたいって思うのってだめなのっ!!?」

姉「わたしは、全部犠牲にして男に…あんたに尽くすのにぃっ!」

男「…姉さんがもし、他人だったらさ」

男「もしかしたら彼女にしてくださいって言ったのかもしれないよ」

姉「…男っっ‥!!?」

172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/28(金) 20:06:33.18 ID:gCMwy7Rm0 [9/31]
男「でもね。天地がひっくり返ったって」

男「姉さんは…姉さんなんだ」

男「俺をいつも見守ってくれて、そしてなにかあったとき」

男「心配してくれるヒトなんだ!」

姉「ううっ…」

男「姉さんは俺が誇れる一番の家族だと思ってた」

男「だって俺がいつでも困ったとき」

男「姉さんはいつもたすけてくれた」

男「だから…俺は姉さんには幸せになって欲しい」

姉「男と一緒になるのがわたしの幸せだよ…」

男「…それは本当の幸せじゃないよ」

男「だって俺は姉さんが俺のことを好きになった理由を知っているから」

姉「えっ!?」

173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/28(金) 20:12:49.32 ID:gCMwy7Rm0 [10/31]
男「10年くらい前」

男「姉さんはさ…大変なことあったんだよね」

姉「!!!!!」

男「俺…知ってたんだ。母さん達の会話を聞いちゃったから」

姉「…」

男「その時の姉さんは本当に死人のようだった」

男「俺はそんな姉さんを見たくなかった」

男「…だから俺は。姉さんを助けたかった」

男「きっとさ。やり方間違えてたのかもしれない」

男「…だけど俺はあの時はそれしか浮かばなかったんだ」

男「ごめん。俺が姉さんを傷つけたんだよね」


174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/28(金) 20:36:15.18 ID:gCMwy7Rm0 [11/31]
姉「男…」

男「あんな事したのに、今まで通りの家族の関係でいようと思ったのが」

男「間違いだった」

男「本当にごめん。姉さんは悪くないよ」

姉「…」

男「正直あやまりたかった。だけどずっと言えなかったんだ…」

男「あの日からの」

男「姉さんの態度の変化は気づいていたんだ」

男「だけどさ。家族なのにこんなこと」

男「だめだって思ったんだ」

男「それから俺は姉さんと普通にしようと思ってさ」

男「…だけどそれが姉さんをここまでさせてしまったんじゃないかって」

男「ごめんなさい…ゴメンナサイ!!!!」

男「俺が悪かったんだ。姉さんを傷つけなければ!」

177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/28(金) 21:04:08.26 ID:gCMwy7Rm0 [12/31]
男「姉さんだっていつも通りだったのに!!」

男「俺のわがままで、姉さんを変えてしまった」

男「アノコトがあってから姉さんは」

男「俺以外の男と話さなくなった」

男「…だから俺は。少しでも他のヒトに気持ちがいくように」

男「なにもなかったかのように姉さんに接しようと思ったんだ」

姉「……」

男「それなのに!姉さんの気持ちも忘れてさ!!」

男「俺は普通に他人を好きになってしまったんだ!!」


男「あのことだけは言いたくなかったんだ」

男「だってきっと言うと」

男「姉さんがまた、あの時の事を思い出すと思って」

男「だけど俺は…それと向きあわなければならなかったんだって」

男「姉さんと話さなきゃならなかったんだって」

男「…ううっ…」

178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/28(金) 21:05:08.85 ID:gCMwy7Rm0 [13/31]
姉「…そっか」

姉「そうだったんだ…」

男「…ねえ…さん」

姉「わたしさ」

姉「もうあの日から、男なんてどうでもいいって思ってた」

姉「だってどんな男だって結局目的はアレだったから」

姉「そんなキモチワルイのと話をするのも嫌だった」

姉「…でも」

姉「男とだけは全然キモチワルくなかったんだ」

姉「それどころか」

姉「安心できたんだよ」


179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/28(金) 21:05:49.60 ID:gCMwy7Rm0 [14/31]
姉「その時にね」

姉「わたし。男でいい って思っちゃったんだ」

姉「だって男は」

姉「すごく優しかったし」

姉「経験がなかったのに」

姉「わたしを一番に気遣ってくれた」

姉「大好きになった一言」

姉「『いつもの姉さんを愛してる』」

姉「これでわたしはもうヤられちゃったのかもしれない」

姉「それまでは弟としか思ってなかったんだけね」

姉「…もうだめになっちゃったんだ」

姉「もうわたしの中で、男は弟じゃなくて」

180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/28(金) 21:24:57.88 ID:gCMwy7Rm0 [15/31]
姉「好きな人にしか見えなくなった」

姉「変だよね?」

姉「わたしたち血がつながった家族なのに」

姉「理解していても、だめだったんだよ!!!」

姉「だってわたしは!!」

姉「男が好きになっちゃったんだもん!!」

男「…姉さん」

姉「血縁なんて関係ない!わたしは、男が…すきなの…」

姉「見捨てないでよ…わたしはあなたしかいないの…」


男「…」

181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/28(金) 21:27:09.06 ID:gCMwy7Rm0 [16/31]
男「姉さん。俺は姉さんの恋人にはなれない…」

姉「…」

男「俺は、一時の気の迷いで姉さんと…してしまったことを後悔しているよ」

男「だからこそ、俺が」

男「姉さんをもとの場所に戻さなければならないと思っていたんだ」

男「必ず姉さんをあの時の姉さんに戻してみる!!」

男「それが俺の贖罪だから。」

191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/28(金) 21:53:35.18 ID:gCMwy7Rm0 [18/31]


姉「ごめん…今日は寝るね」

男「姉さん…」

男「(姉さんのこと…やっぱりあいつに聞かなきゃだめだな)」



翌日


男「おはよう姉さん」

姉「…何」

姉「用がないならわたし学校いくけど」


男「アノ日の前まで好きだった人いたよね」

姉「えっ…」

192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/28(金) 21:54:16.17 ID:gCMwy7Rm0 [19/31]
男「俺じゃなくて別の人。」

姉「…なんで…それを?」

男「…本人に聞いたんだ」

男「昨日の夜…なんけどね」


姉「……」

193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/28(金) 21:55:48.62 ID:gCMwy7Rm0 [20/31]
ピンポーン

男「友!起きてるか」

友「おぅ‥どうしたこんな夜更けに」

男「話したいことがあるんだ…頼む」

友「…たか」


194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/28(金) 21:56:29.19 ID:gCMwy7Rm0 [21/31]
男「ん?」

友「いや…あがれよ」

男「すまん」


友「それでなんなんだ?」

男「おまえさ…少し前、姉ちゃんに」

男「告白されなかったか?」


友「!!?」

男「正直に教えてくれ…頼む」

友「…そこまでわかっていたのか…わかった話そう」

友「お前の姉さんに告白されたのは本当だ」

友「しかもまだ知りあってからたった数カ月だったし」

196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/28(金) 22:01:26.19 ID:gCMwy7Rm0 [23/31]

友「メールとかはそこそこしていたけどさ」

友「…まさかおれなんか好きになってくれるとは思わなかったんだよ」

友「正直さ。その時は嬉しかったよ」

友「…だけど俺は断った」


男「!?」


友「もう彼女がいたんだ俺…」

友「しかもさ、よりによって」

友「姉さんに告白される前日にさ」

友「告白されて付き合うことになったんだ」

友「姉さんと付き合いたかったよ」

198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/28(金) 22:03:05.92 ID:gCMwy7Rm0 [24/31]
友「だけど!昨日OKした彼女に別れるなんて言えなかった」

男「…」

友「男にはいえなかったんだ」

友「…だってさ」

友「俺の彼女は………女さんだから」

男「!!!!」

友「知っていたよ。男が女の事を好きなことも」

友「近いうちに告白したいって言ったことも」

友「…だけどいえなかったんだ」

友「女に口止めされていたんだよ」

男「えっ…」

202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/28(金) 22:23:24.57 ID:gCMwy7Rm0 [26/31]
友「お前にだけは絶対に内緒にしておいてっていわれたんだ」

男「なんで…」


友「俺も不思議に思って聞いたら。『友達を傷つけたくないでしょ?』っていわれてさ」

友「確かに、お前が好きな女と俺が付き合うことになったら」

友「お前はたぶん傷つくと思ったから」

友「俺はつらかったけど黙ってようと思った」

友「女はわかっていたんだよ。男の気持ちをさ」

友「わかっていて、それで俺と付き合って」

友「…そして捨てられたんだ」


男「!!!!」


203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/28(金) 22:25:27.21 ID:gCMwy7Rm0 [27/31]
友「彼女はデートはしてくれたけど、すぐに帰るし」

友「明らかに俺と一緒にいるのが嫌に見えたよ」

友「なんで俺此の人と付き合ってるんだろう?って思って」


友「でも…付き合い始めで色々あるんだろうなって思って」

友「だから気にしないでそれから1年ほど付き合ってたんだ」

友「だけどさ…なにも進展しなかった」

友「正直ね、好きって言葉だってほとんどいわれなかったんだ」

友「だけど、俺は彼女を好きだったんだ」

友「…その理由はさ」

友「おまえに勝ったって思ったからなんだよ」

男「!?」

友「正直にいうとさ。お前はクラスの女子にモテてたんだよ」

男「…マジか…」


205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/28(金) 22:35:28.22 ID:gCMwy7Rm0 [28/31]
友「なのに、モテてることに気づかないお前に」

友「俺は嫉妬していたのかもしれない」

友「長い付き合いの中でもさ」

友「考えてみれば。オマエの方が女子にもててたんだよな」

友「お前は大好きだったけど、女子にもてるところだけは大嫌いだったんだ」

友「だけど…お前は告白されたりはしなかったから」

友「俺はお前をすきになった女子に猛アタックしたんだ」

友「振られたりもしたけどさ、それでもお前じゃなくて俺を選んだ女子もいたんだよ」

友「その時おれは馬鹿だったんだろうな」

友「お前に勝った!!と思っていた」

206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/28(金) 22:36:31.09 ID:gCMwy7Rm0 [29/31]
友「だけどお前は全然普通だった」

友「そりゃそうだ。お前にコクるわけでもない女子を俺が彼女にしたところで」

友「お前は全然堪えなかったんだしな」

友「だから俺はお前が唯一好きになった女さんに近づいたんだ」

男「なっ…」

友「お前が好きだけど振り向いてくれないから」

友「俺は彼女を励ましながら、徐々に近づいていったんだ」

友「それで仲良くなって、彼女から告白されたんだよ」

男「でも…!!それならなんで俺に教えてくれなかったんだ!!」

友「あぁ。それはさ」

友「俺がお前をハブらせるように仕向けたからだよ」

男「えっ!?」


207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/28(金) 22:37:14.43 ID:gCMwy7Rm0 [30/31]
友「いいやつだと思っていたけどさ」

友「お前は嫌いだ」

男「!!」

友「俺の近くにいると」

友「俺の周りの女を次々と引き寄せていく」

友「そのくせ本人は気づかない」

友「俺が言ってもお前が好きだという」

友「ふざけんなって思ったよ」

友「だから俺は女にも言って」

友「男には許嫁がいる。もし付き合ったりしたら」

友「許嫁とあらそうことになるって」

友「そういったんだよ」

男「…なんでだよ」

208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/28(金) 22:39:44.97 ID:gCMwy7Rm0 [31/31]
男「お前が!!俺がモテそうなのにモテないのは不思議だって」

男「そういっていたじゃないか」

友「あぁ…あれね」

友「それはお前の友達のフリをしていただけさ」

友「実際はお前を陥れようとしていたんだ」

友「女と一緒にお前の周りの女子男子全員にさ」

友「さっきの噂を巻いて」

友「お前を孤立させようとしたんだよ」

男「…」


友「作戦は成功だったよ。だけどひとつだけミスがあったんだよね」

友「女を彼女にしたけど、女友がお前の事を好きだって知ったんだ」


男「!!」

235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 11:05:31.57 ID:b76nWthw0 [2/11]
友「…だから女友をお前の前から消してしまおうと思ってな」

友「彼女はじめ周りの女にあいつをいじめるように仕向けたんだ」

男「…なんてことを…」

友「それは成功した。女友はいじめに耐えきれず転校した」

友「だからもう女友はいないものだと思っていた」

友「…だからまさかお前の前に現れるとは思わなかったんだ」

男「俺達は友達じゃなかったのか?」

友「…昔から友達だと思っていたのはお前だけだ」

友「俺はお前がずっと女子にモテるのが気に入らなかったんだ」

男「…モテたことなんてないだろ」

友「当たり前だ。お前に関わるとどうなるかってよくいっておいたからな」


236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 11:21:03.34 ID:b76nWthw0 [3/11]
友「さっきもいったろ?だからお前の周りには誰も近寄らなかったのさ」

男「…」

友「でも…それでもあの女友だけは諦めなかったんだよ!!」

友「あいつだけは俺がどんなに脅しても全く相手にしなかった」

友「だから転校させたのに」

友「まさかお前と俺のしらないところであうとおもわなかったよ」

友「まぁ…どんなに仲良くなっても、お前の姉が妨害してくれると思ったからな」

友「姉がお前に近寄る女子がいると勝手に暴走してくれるからな」

男「なっ…?」

237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 11:22:37.87 ID:b76nWthw0 [4/11]
友「気づいているだろ?姉がお前の事を兄弟じゃなくて恋人のように想っていたことを」

男「それは…姉がひどいめにあってから俺しか信じられなくなったからだ‥」

友「ははっ‥そりゃよかった。なんせそう仕向けたんだからな」

男「なんだと…!?」

友「お前の姉を襲ったのは俺だ」

男「!」

友「コクられて断ってから、数日後にたまたま町であったんだ」

友「そのことがあったから気まずかったが、食事に誘ったんだ」

友「そしたら嬉しそうな顔でついてきやがってさ」

友「それで勢いでヤろうとしたんだ」


238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 11:23:20.06 ID:b76nWthw0 [5/11]
友「そしたら、泣きながらお前の名前ばかり言いやがったんだよ!!」

友「ひどくないか?俺の事好きだっていった癖にさ」

友「おかしいだろ?なんでコクったんだ?」

友「だからめちゃくちゃにしてやったのさ」

友「そしたらあいつ気絶しやがったからさ」

友「愛しの弟が来るとおもって放置してやった」

男「くっ…」

友「ははっおかしいだろ?普通なら俺の名前よんでくれるはずじゃないか?」

友「俺は姉にとってはお前の代わりにしか思われてなかったんだろうな」

男「…それは違う」

友「なんでそんな事わかるんだよ!?じゃあなんであんな態度とったんだよ!!」

239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 11:24:39.04 ID:b76nWthw0 [6/11]
男「俺はその場にいなかったからその時の事はわからない」

男「だけど…今思い出したよ」

男「アノ日の前まで、姉さんはお前の事をよく聞いてきた」

男「好きなものとか、いつも俺と遊ぶときどこにいっているとか」

男「忘れるくらい些細なことだったけど、きっと」

男「友のことが気になっていたんだと思う」

男「たまに家でも遊んでたし‥」

男「…たぶん」

男「いつも明るくて少しバカな友をみて好きになったんじゃないかな?」

男「俺に嫉妬してたことなんで俺自身ですらしらなかったし」

男「姉さんも知らなかったと思う」

男「…だからお前の豹変ぶりをみて怖くなったんだよ」

友「…」

友「俺はさ」

240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 11:29:26.95 ID:b76nWthw0 [7/11]
友「告白されたことってなかったんだよ」

友「お前に勝とうと思って自分から必死で告白したことはあっても」

友「されたことってなかったんだ」

友「おれなんかに本当に好きだと思って告白するやつはいないと思った」

友「だから姉に告白されたとき、すぐに頭に浮かんだんだ」

友「男の代わりか…ってさ」

友「でも嬉しかったさ。俺も姉の事は好きだったからさ」

友「女と付き合ってなかったら即OKしたかったくらいだ」

友「だから町であって話したとき食事に誘ったんだ。」

友「姉がお前に兄弟以上の好意をいだいていることも前からわかっていた」

友「…試したかったんだよ姉がお前より俺のことが本当に好きなのかってさ」

242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 11:32:11.91 ID:b76nWthw0 [8/11]
友「なのにその時になってお前の名前が出たときはもうおかしくなりそうだったよ」

友「…なにもかも壊したかった。そうすればこんな嫌な思いはしなくてすむと思った」

友「でもだめだった…もう何もかもわからなくなった」

友「それからは裏でお前の邪魔をしつつも、普通の友達のフリをする毎日だったよ」

男「本当にフリだったのか?俺にはどうしてもそうは見えなかったよ」

友「…フリさ。本当の友達ならお前の邪魔なんてしないだろう?」

男「いつも一緒にいるときのお前の顔は、すごく楽しそうだった」

男「だから俺はお前裏でそんなことをしているなんて考えもしなかったよ」

友「演技だよ演技。なかなかの役者だろ?」

男「じゃあなんでさ俺がモテない理由を気づかせるような事いったんだ?」

友「!」

男「お前が前にいってたじゃないか。俺がモテない理由が不思議でたまらないってさ」

243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 11:33:42.34 ID:b76nWthw0 [9/11]
男「…本当は俺に気づいてもらおうとしたんじゃないか?」

男「もう終わらせたいって思ったから俺に教えてくれたんじゃないのか?」

友「きまぐれだよ。鈍感なお前ならそれくらいいってもバレないと思ったからさ」

男「でも結局お前は今日バラしたじゃないか」

男「…教えてくれ。お前の本当の気持ちを」


友「…」



友「…俺は」

友「昔に戻りたかったんだ」

男「…」


244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 11:36:42.16 ID:b76nWthw0 [10/11]
友「何も考えもせずただひたすらお前と馬鹿やってたころにさ」

友「くだらない話をしたり、くそまずいメシをくったり」

友「…そんな普通の事がやりたかった」

友「でもさ、もう戻れないんだよ」

友「俺はお前に嫉妬するあまり、女友や姉、それに他の女子も傷つけてしまった」

友「…もう無理なんだよ。男」

男「友…」

男「また戻れる。俺はまだお前とやり忘れたこと一杯あるからな」

友「俺はお前を散々傷つけてきたんだぞ?もう戻れる訳ないんだよ!!!」

246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 11:38:05.00 ID:b76nWthw0 [11/11]
男「…そうか」



バキッッ!!!


友「…っ…」


男「痛かったか?」

友「…」

男「その顔みるとかなり痛そうにみえるな」

男「これでおあいこだ。お前も傷ついたしな」


友「なっ…なにをいってるんだ!?」

友「俺はお前に1000回殴られても足りないくらいの事をしたんだぞ!?」

男「…お前も今まで傷ついてきたんだろ?それと合わせたら同じくらいだ」

247 名前:1です[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 11:55:55.88 ID:Dcxcej1s0 [1/26]

男「…お前も今まで傷ついてきたんだろ?それと合わせたら同じくらいだ」

友「…馬鹿野郎…」

男「あぁ馬鹿野郎だな」

友「…本当に馬鹿だなお前」

男「胸張っていってもいいぞ!」

友「一生俺はこの事を背負っていきていくよ。絶対に」

男「そうか…そうしてくれ。でないと俺は許せない」

友「…あぁわかってる」


248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 12:07:27.83 ID:Dcxcej1s0 [2/26]
友「…俺も昔に戻れるために頑張るよ」

男「とりあえず今まで迷惑かけた人たちにケジメをつけにいくんだ」

友「あぁ。嫌われてもいいから絶対にそうするよ」

男「おう」

男「…それでだ、ついでに女子にいって俺の誤解もといて欲しい」

友「…」

男「どうした?なんかできない理由でもあるのか?」

友「…すまん。こればかりは俺も全員の誤解を解くのは難しい」

男「えっ?だってお前が仕向けたんじゃないのか」

友「きっかけは俺が作ったのは間違いない」

男「…実行したヤツがいるのか?」


249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 12:14:47.76 ID:Dcxcej1s0 [3/26]
友「…あぁ」

友「最近まで俺の近くにいた人だ」

男「!!…ま…まさか」

友「実行したのは…女だよ」

男「待ってくれ!それはないだろ!」

男「俺は女さんに恨まれるようなことなんてないぞ!?」

友「俺も女と最近まで3年近く付き合っていたけど」

友「お前を恨んでいる様子も嫌っている様子もなかった」

友「なのに、俺がお前をハブる計画をしたときは」

友「乗り気だったんだよな…」

男「なんでだ…ただの遊びってことか?」


250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 12:25:12.38 ID:Dcxcej1s0 [4/26]
友「わからん…でも俺と付き合ったことも」

友「お前にいうなって言っていたしなにかあるのかもしれない」


男「…直接聞くしかないな」

友「わかった。明日聞いてみる…正直あまり会いたくないけど」

男「あぁ…じゃあ今日は帰る」

友「…この借りは絶対返す」

男「あまり期待しないでまってる」

男「でも自分のやったことだけはしっかりと反省してくれ」

友「わかった…本当にごめん」

友「…あとさ…姉に伝えて欲しいんだ」

男「…」

266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 18:39:43.90 ID:Dcxcej1s0 [7/26]
男「…」

友「一度会って話がしたいって」

友「俺がしたことはもうなくならないと思うけど」

友「それでもなんとかしてあげたいんだ」

友「たのむっ!!!」

男「…しっかり伝えておくよ。だけど覚悟しておけよ?」

友「あぁっ…!!」


267 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 18:43:40.53 ID:Dcxcej1s0 [8/26]
男「…友はもう一度会って話たいっていってたよ」

姉「…」

姉「…わたしは会って話すことなんてないよ」

姉「友君がわたしにしたこと」

姉「許せないよ…またあの時の事思い出すのは嫌なの」

男「わかってる。全部聞いたから…姉さんがその日から変わったのも知ってる」

姉「だったら…もうほっておいてよ。なにも考えたくない」

男「…姉さん」

男「あいつは姉さんに一生分の借りができたんだ」

男「死ぬまでその借りを返し続けなければならない」

男「だけど、姉さんに立ち止まって欲しくないんだ」

姉「…」

男「このままじゃ姉さんは俺がいなくなったら死んでしまう」

姉「…いいよ男がいない人生だったら死んだほうがまし」


268 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 18:51:00.41 ID:Dcxcej1s0 [9/26]
男「俺はなんとかしたいんだ」

男「姉さん!あいつと一度でいいから話してくれないか」

男「すぐじゃなくてもいいから考えておいて欲しい」

姉「…男がそこまでいうなら」

姉「でも、わたしにも考える時間が欲しい」

男「ありがとう。その時がくるまでずっと待ち続けるよ」

男「俺も、あいつもさ」

姉「…昔に戻れるのかな」

男「戻れるよ絶対!!」

姉「そっか…そうなるといいな」

男「うん…」

姉「でもわたしが好きなのは男だけだよ」

男「今はそれでもかまわない」

男「すこしずつでもいいんだ。きっと姉さんは変われる」

姉「…」

269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 18:57:26.01 ID:Dcxcej1s0 [10/26]
男「いつでも困ったことがあったら俺が力になるよ」

姉「わかった…じゃあわたし出かけるね」

男「いってらっしゃい!あまり無理しないでね」

姉「ありがとう。またね」



男「(姉さんの傷は深い)」

男「(このことに関しては俺もあいつを完全には許せないと思う)」

男「(だけど…それでも前にすすむしかないんだ)」

男「ん?メールが来てる…」

270 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 19:19:39.39 ID:Dcxcej1s0 [11/26]
女友『こんにちは~男君大丈夫?心配で連絡してみましたっ』


男「前に相談したこともあるし、女友さんと話してみよう」




女友「もしもし~?」

男「あっ女友さんこんにちわ」

女友「こんにちわ!心配だったんだよ~昨日連絡なかったから」

男「ごめん。昨日友と大切な話をしていたんだ」


女友「そっか…もしかして前わたしと話してた事?」

男「うん…やっぱりさ女友さんの言うとおりだったよ」

女友「…待って。その続きは直接あって話したいから」

女友「今からそっちにいくね」

男「俺が行くよ…っていいたいけど場所わからなかったんだった‥」


272 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 19:30:19.48 ID:Dcxcej1s0 [12/26]
女友「気にしないで。すぐ行くからね」







女友「おまたせ~」

男「わざわざ来てもらってごめんな」

女友「男君のためならいつでも来ちゃうよ~!」

男「なっ…」

女友「へへへ~♪」

女友「…続き聴かせて欲しいな」

男「…うん、実はさ」

274 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 19:38:56.11 ID:Dcxcej1s0 [13/26]
男「俺が周りから嫌われていたようにみえたのは」

男「友が仕組んだことだったんだ」

女友「男君…」

男「女友さんを編入までさせたのも…」

女友「…知ってたよ」

男「!?」

女友「だって友君にいわれたんだもん。これ以上男君に近づくようなら」

女友「もうここにいられないようにするぞって」


277 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 19:49:05.62 ID:Dcxcej1s0 [14/26]
女友「友君の事は前からよくわからなかったけど」

女友「余計にわからなくなった」

女友「だけど、なんか理由があるのかなって思っていたし」

女友「しばらく様子みてたんだけど」

女友「本当に友君の言うようになっちゃって」

女友「しかもね…わたしがいじめられている最中も」

女友「友君は絶対に男君には知られないようにしていたみたい」

男「…それは俺も友に聞いた」

女友「わたしはなんで男君が知らなかったのかわからなかったけど」

女友「前話したときに気づいたんだ。きっと友君がわざと知らせないようにしていたんだって」

女友「…編入したのはね」

女友「確かにまわりの誰にも相手にされなくなったこともあるけどね」

女友「一番の理由は違うんだ」


278 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 19:54:33.81 ID:Dcxcej1s0 [15/26]
男「えっ…?」

女友「ずっと話せなかった、ある人と少しでも話せるかもしれないと思ったからなの」

女友「あの学校にいる間はずっと監視されていたし、自由にできなかったら」

女友「違う学校にいけば、それも全部なくなると思ったの」

女友「思った通り、編入してからは一切そういうのがなくなった」

女友「それから休みの日に時間をみつけてこっちに来るようにしたの」

男「…なんで?」

女友「…男君に会いたかったから」

男「!!」

280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 19:59:54.79 ID:Dcxcej1s0 [16/26]
女友「昔からね…本当はずっと好きだったんだ」

男「…」

女友「男君が女さんの事好きだってのは知ってたよ」

女友「それでもわたしは男君が好きだったから」

女友「でも友君達に邪魔されて結局何もいえなかった」

女友「…だから編入してでも。男君に一度会いたかった」

女友「…前に会ったときは本当に偶然だったけど」

女友「すごくすご~~~く嬉しかったんだよ!」

女友「だって、ずっとわたしが望んでいた事が目の前で起きたんだもん」

女友「あの時は編入してからずっと大変だったけど」

女友「全部そんなの吹き飛んじゃった」

男「女友さん…」

女友「本当は男君と付き合えなくてもいいって思ってたけど」

女友「やっぱり無理!わたしは男君が好きなの!!」

女友「わたしと付き合ってくださいっ!」

282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 20:06:36.40 ID:Dcxcej1s0 [18/26]
男「…あのさ」

男「俺今まで一回もモテたことないんだよ」

男「…だからわからないんだよ」

男「すきで付き合うとかさ…」

男「女さんに告白したのだって、はっきり自分で好きって思ったわけじゃないし」

女友「わからないんだったらさ、経験することも大切だと思うよ?」

女友「わたしも実は付き合ったことってないんだ」

男「でも…女友さんは色々な人に告白されたって聞いたけど?」

283 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 20:09:31.53 ID:Dcxcej1s0 [19/26]
女友「付き合うっていうのは好きな人じゃないといやだもん」

女友「わたしはずっと男君が好きだったから」

女友「ぜったいに妥協はしたくなかったの」

女友「だから全部断っちゃった」

男「…すごいな~女友さんは」

男「俺は女さんが好きだったはずなのに」

男「振られてから少したって、もう今では何も思わなくなってしまった」

男「友と別れたって聞いた時も」

男「特に何も思わなかったんだ」

男「…好きって気持ち理解したい」

男「だから、俺で良ければお願いします」


284 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 20:14:26.53 ID:Dcxcej1s0 [20/26]





女友「あっ……」

男「涙…?女友さん!!大丈夫?」

女友「…へへっ…好きな人と一緒になれるって」

女友「こ~~~~んなに幸せなことだったんだ!!」

男「俺…まだよくわからないけど」

男「でも女友さんを幸せにしたい」

男「一緒にいたいって思ったんだ」

男「それが…好きってことなんだなって…思う」

女友「うん!わたしもまだまだ未熟者だけどよろしくね!!」

男「宜しく!!女友さん」

女友「えへへ…」


285 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 20:24:04.28 ID:Dcxcej1s0 [21/26]
男「女友さん。実はさ」

女友「ふぇ?」

男「俺たちをこんな状況に追い込んだのは」

男「友だけが原因じゃないんだ」

女友「…女さんだね」

男「ええっ!?女友さんって何者!?」

女友「誰だってわかるよ。だって女さん有名だからね」

男「有名?」

女友「学校の理事長の親戚らしくてさ」

男「!?五年も知りあって経つのに知らなかった」

女友「…それもたぶん友さんが教えなかったんだと思うよ」

女友「それで」

女友「もし女さんに変なこというと」

287 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 20:29:28.04 ID:Dcxcej1s0 [22/26]
女友「学校にいることができなくなっちゃうんだって」

女友「だから、女さんを恐れてみんなは」

女友「絶対に逆らうことはしなかったみたい」

女友「男君に一切の情報を入れないなんて」

女友「友君じゃ絶対にできないもん」

女友「だから友君の彼女だった女さんなら」

女友「それが可能なんじゃないかって思ったんだよね」

女友「…でもなんで女さんが男君にそこまでするかわからないよね」

男「…友も言ってたよ。理由がわからないって」

男「友が女さんと付き合った時も口止めされたっていっていたし」

女友「…好きだったのかな?男君のこと」

男「えっ?」

女友「…でもなにが理由があって男君には近づけなかった」

女友「だから友君を通して男君を監視していたのかもしれない」

289 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 20:42:30.65 ID:Dcxcej1s0 [23/26]
男「…そんな馬鹿な…」

女友「ただの推測だけどさ、でも女さんが男君に何かしらの感情が」

女友「あるのは間違いないと思うよ」

男「そうだな…今日友が聞いてくれているはず」

男「もう少ししたら詳しいことがわかるかもしれない」

女友「そっか。じゃあそれに期待しようか」

男「とりあえず…これからどうしようか?」

女友「ん~~~デートでもする?」

男「えっ…?」

女友「やだ?」

男「いっ…いや。是非ともお願いします」

女友「やったぁぁっ!!」


290 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 20:54:45.38 ID:Dcxcej1s0 [24/26]
友「…まさかもう一回ここに来るとは思わなかった」

友「連絡先も別れた後変えられていると思ったけど」


友「全く変わらなかったか…」

友「はじめから俺はどうでもいい存在だったのかもしれないな」

友「ともかく、いこう。男や女友たちに迷惑をかけたケジメをつけに!」




友「女…言うとおり来たぞ」

女「…あら?ひとり?」

友「あぁ。あいつらにはあいつらの大切な時間があるからな」

女「へぇ~男達を陥れた首謀者がずいぶんな口だね」

友「…」

女「まぁいいけど。どうせ聞きたいことってあのことでしょ?」


291 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 20:56:04.48 ID:Dcxcej1s0 [25/26]
友「それしかないだろ。俺がお前に会う理由なんて」

女「…」

友「確かに俺が男を陥れたのは事実だ」

友「…だけど女がそこまで俺に加担するのが不思議だったんだよ」

友「あの時の俺はもう頭の中がいっぱいだったから」

友「女の行動をおかしいなんて思わなかった」

友「だけどさ、冷静に考えるとおかしいんだよ」

友「女にはなんのメリットもないし、男とはそこまで接点なんてないだろ?」

女「…5年間も一緒にいて本当になにも接点ないと思う?」

友「えっ?」

女「まぁ確かにあんたがわたしの情報あいつに伝えないようにしていたから」

女「わたしとあいつの接点はないように見えるよね」

292 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 20:57:21.55 ID:Dcxcej1s0 [26/26]
友「そうだったらなぜ…」

女「でもね…あるんだよあいつとわたしの接点さ」

友「…」

女「あ~~そうそう。別にあいつが好きとかそういう色っぽい話はないからね」

友「なっ…違うのか」

女「そりゃあいつ顔はいいけど、どうも好きにはなれないよね」

女「だからあんたと付き合ってなくても元々断ってたしね」

友「…じゃ…じゃあなぜ?」

女「本当は秘密にしていたけどまぁいいか」

女「ここまできたらもうバレるの問題だし、それに」

女「十分あいつには苦しんでもらったしね」

294 名前:1です[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 21:01:10.60 ID:jULaS5cU0 [1/10]
友「…」

女「…わたし母がいないんだ」

女「小さい頃に、いなくなっちゃってさ」

女「なんでいなくなっちゃったと思う?」

友「…」

女「想像つくよね?母は男とくっついて出ていったんだよ」

友「…まさか」

女「そう。その相手はさあいつの父親だよ」

女「わたしは母が大好きだった」

女「だけどそんな母がおかしくなったのは」

女「あいつの父親が原因だったんだよ!!」

女「わたしは母がどこにいったか調べたんだ」

女「探偵に依頼したらすぐにわかったよ」

女「母はあいつの父親のところで楽しそうに生活してたんだ」

女「…でもすぐに母は亡くなってしまった」

295 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 21:02:59.56 ID:jULaS5cU0 [2/10]
女「父は知っていたらしいよ。ガンだってこと」

女「母があいつの父親のところにいっても何も追求しなかった」

女「どうせもうすぐ死ぬからって思ったんだろうね」

女「…でもさっ!!わたしは最後まで母のそばにいたかった!」

友「…」

女「それをあいつの父親が全部台なしにしたんだよ!!」

女「あいつに子どもがいることも知っていた」

女「それがわたしと同じ年のやつもいるってこともさ」



友「!!もしかして俺と付き合ったのも…」

女「へぇ~~なかなか勘がするどいじゃない」

女「そう。あいつの子供はあの姉であろうとも許せなかった」

297 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 21:04:10.08 ID:jULaS5cU0 [3/10]
女「だからあんたに好意を寄せていたのをつかんだわたしは」

女「先手を打ってあんたに告白したあげたんだよ」

女「前からあんたがわたしの事好きだって知ってたしね」

友「やっ…ぱりか」

女「さすがのあんたでも気づいてたでしょ?」

友「あぁ‥付き合っても俺の事が好きどころか」

友「いやいや付き合ってるってわかってたよ」

女「そりゃ嫌に決まってるじゃない」

女「あんたなんか好きでも何でもないし」

女「むしろわたしと少しでも付き合ったって誇りに思って欲しいくらい」

友「くっ…!」

女「まぁそれであいつの姉がおかしくなってきたのがわかったから」

女「もうあんたは用済みになったんだけどね」

友「お前が母をすきだってのはわかった」

298 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 21:07:42.36 ID:jULaS5cU0 [4/10]
友「だけどそれを奪ったとはいえ、あいつ達には責任はないだろう?」

女「あいつの父親は母と死に別れてからどこにいるかわからなくなったからね」

女「さすがにどこにいるかわからないやつには復讐はできないでしょ?」

女「だったらあいつの子どもたちに同じ思いをさせてやろうってね」

女「あいつに近づいたのは中学の時」

女「普通のクラスメイトとして話をして」

女「そしてあいつに気があるフリをした」

女「それからは簡単だった」

女「あいつはあっというまにわたしのことが好きになった」

女「まぁ‥まさか長い間ずっとすきで告白されることまでは」

女「想定してなかったけどね」

女「高校は私の親戚が理事長を務めているところに行くように仕向けた」

女「当然あんたらはあいつにつられてこの学校にきたってわけだよね」

友「あぁ…その頃からあいつに嫉妬してたけど」


299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 21:10:09.67 ID:jULaS5cU0 [5/10]
友「本心ではあいつが好きだったからさ」

女「そんなことはどうでもいいけどね」

女「まぁそれでこれからあいつをどうしようかって時に」

女「あんたがあいつに女を近寄らせないようにしていることに気づいちゃったんだよね」

女「しかもまさか中学の時から続けてるとは思わなかったけどさ」

女「ともかくこれは利用できるなって思っていたときに」

女「あんたは私に近づいてきた」

女「陳腐なセリフに、バカみたいな性格」

女「それだけでもううんざりしたよ」

女「だけどあいつに復讐するためだったから」

女「話をあわせたんだよ」

友「…」

女「それで丁度あの馬鹿姉がお前にコクろうとしてきたから」

女「一石二鳥だと思って告白したわけ」

301 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 21:12:33.32 ID:jULaS5cU0 [6/10]
女「あんたが断らないことはわかっていたからね」

女「男がわたしを好きなのはあんたも気づいていたし」

女「それであんたを嫉妬心を利用してあいつをハブる計画を立てた」

女「理事長の親戚だってこと利用して」

女「結構簡単に騙せたけどね」

友「…不思議に思ったんだ」

友「俺はあいつに許嫁がいるって話を馬鹿正直に聞く女子なんて」

友「いるわけないと思っていた」

友「本当はそんな理由であいつを孤立させたんじゃないんだよな?」

女「あたりまえじゃん!!その理由は馬鹿なあんたに説明してもわからないと」

女「そう思ったから適当に理由つけただけだって」

友「マジか…」

302 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 21:14:09.92 ID:jULaS5cU0 [7/10]
女「それで孤立もさせたし、あいつに近づいた女友も転校させた」

女「…わたしもこれ以上深入りしちゃうと捕まっちゃうかもしれないからね」

女「だからあんたとも別れて、それで終わりにした」

女「あとはほっておいてもあいつは孤立するだろうし」

女「あんたが後は勝手に妨害してくれると」

女「…思ったんだけどなぁ~」

友「…あいつに気付かされたんだよ」

友「俺があんなことをしても、あいつは許してくれた」

友「自分がずっと不幸だったのにもかかわらず…さ」

女「ふ~ん…どうでもいいけど。」

女「話はこれで終り。じゃあね!」




友「…なぁ」

303 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 21:16:10.50 ID:jULaS5cU0 [8/10]
女「もう全部話したけど?まだ何かあるの」

友「満足できたのか?それで」

友「自分の復讐が果たせて満足だったのか?」

女「…当たり前でしょ。母もきっと喜んでいるよ」

友「俺はそうは思わないけどな」

友「お前の母親はきっと自分の死を悟っていたんだろう」

友「おそらくだけど、お前の母親は政略結婚みたいな感じで」

友「結婚したんじゃないのか?」

女「なっ…なんでそれを!?」

友「…やっぱりか。俺も馬鹿だけどさ」

友「わざわざ娘をほっておいてその人のところにいったんだ」

友「きっと…死ぬときくらいは本当に好きだった人の所にいたかったんじゃないかな」

女「…なによ…しったふうに」


304 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 21:16:52.39 ID:jULaS5cU0 [9/10]
友「だからさ」

友「女にもきっと幸せになって欲しいって思ってるよ」

女「くっ…!!」

バシッ!!

友「ってぇ…最近はこればっかりだな」

女「あんたの想像で勝手なこといわないでよ!!」

女「わたしは自分のやったことは後悔していない」

女「もう構わないで!」

友「へっ…いっちゃったか」

友「でも少しは役にたてたかな…俺」


305 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 21:21:36.26 ID:jULaS5cU0 [10/10]





・・・・

女「ううっ…お母さん…ごめんなさい」

女「わたし…誤解してた」

女「ううん…たぶん気づきたくなかったんだ」

女「お母さんは母親であると同時に女性でもあったんだよね」

女「本当にごめん…ごめんなさい…お母さん…」

306 名前:1です[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 21:28:14.47 ID:6CJQD0uL0 [1/10]

友「よし!もうひとつのケジメをつけにいかなきゃな!」



ピンポーン


姉「…誰ですか?」

友「お久しぶりです…」

姉「!!」



307 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 21:30:12.71 ID:6CJQD0uL0 [2/10]
姉「かえって!!あなたと話すことなんてないっ!!」

友「帰りません」

姉「もうわたしはあなたの顔もみたくないの!!」

姉「早くきえてっ!!!!」

友「…姉さん。俺のしたことは」

友「時間がたっても一生消えません」

姉「…」

友「だからこそ、俺は自分が犯した過ちを」

友「一生背負っていきていこうと思ってます」

友「…だからこんなことをしてしまった俺なのはわかってます」

友「だけど俺は姉さんが好きなんです」

308 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 21:31:48.67 ID:6CJQD0uL0 [3/10]
姉「えっ…」

友「まだ信用しろっていうのは難しいと思います」

友「だけど俺は姉さんが俺を信じてくれるまで」

友「何年でも待とうと思います!」

友「俺は姉さんを幸せにしたい」

友「これは俺の本当の気持です」

友「…いいたいことはそれだけです」

友「忙しいところありがとうございました」

姉「…待って」

友「!」

309 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 21:35:12.96 ID:6CJQD0uL0 [4/10]
姉「…わたしももう一度だけ」

姉「あなたを信じてみようと思う」

友「姉さん…!」

姉「でもね?まだ信用できないよ」

友「わかってます」

友「姉さんが俺を信じてくれるまで」

友「ずっと来ますから!!」

姉「ふふっ…その顔」

友「えっ」

姉「まだ小学生だったころのあなたにそっくりだね」

姉「その顔できるようになったなら」

姉「わたしもう一度やりなおせそうな気がする…」

友「…俺…そこまで変な顔してました?」

姉「…うん」

311 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 21:38:03.12 ID:6CJQD0uL0 [5/10]
友「ははっ…やっぱり俺まだだめだな」

友「姉さんに心配かけちゃうようじゃ」

友「まだ父親にはなれないね」

姉「ちっ…父親っ?」

友「いつか…姉さんが俺を許してくれたら」

友「俺は姉さんと家族を築いてきたいです」

姉「…」

友「それでは今日は失礼します」

姉「うん…約束、守ってね」

友「はい!それでは!」

312 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 21:39:20.58 ID:6CJQD0uL0 [6/10]
男「ただいま~」

女友「…おじゃま‥します」

姉「おかえり!あれっ?横にいるのはだれ?」

男「あのですね…実は」

女友「姉さんお久しぶりです女友ですっ!!」

姉「あ~~~前にも我が弟をデートしてた女友ちゃんだ!!」

女友「なっ…なんでばれてるんですかっ!!」

姉「ふふ~んわたしの情報網をあまくみてもらってはこまるよ?」

女友「…かなわないですね。姉さんには」

姉「…付き合ってるんだ?」

女友「…はい。姉さんごめんなさい」

姉「ん?」

313 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 21:40:15.69 ID:6CJQD0uL0 [7/10]
女友「姉さんが男君の事好きだっての知ってるのに…」

姉「たしかにわたしは弟LOVEだけどさ」

姉「でも女友ちゃんにならあげてもいいかな」

男「えっ…?」

男「ねっ…姉さん」

姉「ん?わたしの顔なにかついてる?」

男「姉さん…昔の姉さんに戻ってる?」

姉「昔って何?今も昔もわたしはわたしでしょ?」

男「…友来たんですね」

姉「ばれちゃったか」

男「わかるよ。姉さんの顔今」




男「すごく幸せそうだからさ」




314 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 21:43:59.76 ID:6CJQD0uL0 [8/10]
最後強引な展開なのは重々承知しておりますが
これで終わりです。


姉があそこまでされたのにいきなり変われないだろって
ご意見があると思いますが初SSですので
ご容赦くださいませ。

今回の反省を元に次回はもう少し頑張ってみます
ご声援いただきましてありがとうございました

315 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 21:44:50.30 ID:8sYZ15uJ0 [4/4]
結局男が姉にした事ってなんだよ

317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 21:46:27.84 ID:PJGvObqGO [2/2]
まあ普通に面白かったよ。
処女作でこれならたいしたもん。

319 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 21:52:30.44 ID:6CJQD0uL0 [9/10]
>>315
友がしたこととほぼ同じです。
若干違いますが…

>>317
そういっていただけると嬉しいです。
でも少し複雑にしすぎて最後強引に回収せざるを得なかった
所は本当に後悔しております

321 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 22:03:08.12 ID:6CJQD0uL0 [10/10]
次回は普通の恋愛ものでも書いてみたいです。
本当は今回もそれでいこうと思っていたのですが…

それでは失礼します
またできたらスレたてたいと思いますので
宜しくお願い致します

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