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唯「ういー、チョコミントあいすー」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 18:08:12.68 ID:KRgh4Gaj0 [1/45]
憂「えっ?」

唯「たーべーたーいー」 ごろごろ

憂「おねえちゃん、ミント系のアイスあまり好きじゃなかったよね?」

唯「たまに食べたくなるのー」

ガパァ

憂「うーん……バニラとチョコとストロベリーと抹茶のアイスは買い置きがあるけど」

唯「抹茶きらいー」 ごろごろ

憂「おいしいのに……」

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 18:10:36.21 ID:KRgh4Gaj0
憂「普通のチョコじゃだめかな?」

唯「うー。おなかの具合はもうすでにチョコミントだよう」

憂「もう、しょうがないなあ。じゃあ、スーパー行くからついでに買ってくるね」

唯「わーい!憂だいすきー!」 ぎゅっ

憂「わはぁ!もう、おねえちゃんったらっ!」 ムハー

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 18:14:56.24 ID:KRgh4Gaj0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ガラガラ

憂「えーと、チョコミントチョコミント……あれ?ないや」

憂「売り切れなのかな。他のスーパーに行ってみよっと」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ガパァ ヒンヤ~リ

憂「ミントミント…やっぱりない……」

憂「いつもは買い物リストにないから気にしてなかったけど、」

憂「これは売り切れとかじゃない……このスーパーもあのスーパーも、チョコミントアイス自体を扱ってないんだっ!」 くわっ

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 18:16:52.18 ID:KRgh4Gaj0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

フタナシ ヒヤヒヤ

憂「やっぱりない!もう4件目なのにっ!」

憂「ちょっと、そこの店員さんっ」

店員「はい、なんでしょう」

憂「責任者を呼んでくださいっ!!」

店員「は、はいっ!」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 18:21:13.96 ID:KRgh4Gaj0
店長「チョコミントアイスですか…うちは夏にならないと仕入れないですね」

憂「そんな!どうして!?」

店長「ああいうスースーするものは、夏でないと売り上げが上がらないので…採算が合わないのですよ」

憂「そんな!もう夏はもうすぐじゃないですか!5月も終わりですよ!?」

店長「今年は特に気温が低いので、どこのスーパーも真夏になるまでは仕入れないんじゃないですかね」

憂「そんな…そんな!じゃあ、チョコミントアイスがほしい人は……
  どこで買えばいいんですかああああああああああああああああああああああっ!!!!」



 それは、熱い、熱い涙であった。

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 18:24:34.49 ID:KRgh4Gaj0
とぼとぼ

憂「ただいま……」 ガチャ

唯「おかえり!アイスは!?」

憂「ごめんね、おねえちゃん…。チョコミントは夏じゃないと売ってないんだって」

唯「えーっ!なんでなんでぇ!?」

憂「ごめんね、ごめんね……」

唯「ちぇー、あの口に入れた瞬間においしいんだかおいしくないんだかわからなくて頭が混乱する感じが味わいたかったのになー」 ぶすー

憂(おねえちゃん……っ)

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 18:27:04.45 ID:KRgh4Gaj0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

プルルルル ピッ

梓「はーい、憂?」

梓「珍しいね、こんな時間に。え、なに?チョコミントアイス?」

梓「チョコミントなんて、そのへんのコンビニにでも売ってるんじゃない?」

憂『売ってないのおおおおおおおおおおおおおっ!!』 ドカーン

梓「っっっっ」 キーーーン

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 18:34:23.37 ID:KRgh4Gaj0
梓「うん、うんわかった。こっちでも探してみるから…」

憂『梓ちゃん、お願い!おねえちゃん、チョコミントがなくて落ち込んでるの…』

梓「はは…憂も大変だよね。でも唯先輩もそんなことで…」

憂『……』

梓「……そんなに、ひどいの?」

憂『おねえちゃんは私を心配して気丈に振舞ってくれてるけど…食べたいものが食べられないって、すごくショックなことだから……』

梓「そっか……そうかもしれないね」

憂『だから梓ちゃん……「わーい、ストロベリーもおいしいね!」……お願いね』

プツ ツー ツー ツー

梓「……なんかアイス片手に満面の笑みを浮かべた唯先輩の姿が頭に浮かんだんだけど」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 18:36:30.91 ID:KRgh4Gaj0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

テーテーテレレレッ テーテーテッテテ ピッ

律「はいよ。おお、梓。どしたん?」

律「は?チョコミントアイスぅ?なんだ、梓もまだまだ子供」

梓『唯先輩の話ですっ!!!』 ドカーン

律「っっっっっ」 キーン

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 18:39:49.34 ID:KRgh4Gaj0
律「なるほど、そういうわけか。確かに季節的にはまだちょっと早いけどな」

梓『律先輩のほうでも探してみてください。唯先輩、落ち込んでるみたいですから』

律「落ち込むって……ああ、まあ唯ならなぁ」

梓『まあ、すぐに見つかると思いますけどね』

律「おう、コンビニのついでにでも探してみるわ。じゃな」 ピッ


律「いちおう澪にも伝えとくか」 ピッピッ

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 18:41:45.07 ID:KRgh4Gaj0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

澪「チョコミントアイス?」

律『ああ。唯が落ち込んでるみたいでさぁ』

澪「落ち込むって…そんなにひどいのか?」

律『ほら、唯ってアイスに命かけてる所あるじゃん?にしし』

澪「そうか…そうだよな。私の方でも探してみるよ」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 18:45:18.27 ID:KRgh4Gaj0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ピリリリリリリ ピッ

紬「あら、澪ちゃん。……チョコミントアイス?がどうしたの?」

澪『ああ。律のいう話じゃあ、唯はそのアイスに……命をかけているらしい』

紬「命を……って、まさか!」

澪『私だって、アイスくらいでそんなこと!って思うよ!でも、でも、唯なら……万が一、ってこともあるし……』

紬「…唯ちゃん……」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 18:51:09.30 ID:KRgh4Gaj0
紬「……わかったわ。私に任せて。澪ちゃん」

澪『ムギ!…悪いな、こんなこと頼んで』

紬「いいえ、逆にお礼を言いたいくらいよ!手配するのには少し時間がかかるかもしれないけど、
  すぐにみんなにおいしいチョコミントアイスをご馳走してあげるから!」

澪『ふふっ、放課後を楽しみにしてるよ。』

紬「ええ♪」

チン

紬「斉藤」

斉藤「ここに」

紬「手の開いてる者を集めなさい。おいしいチョコミントアイスを売っているお店を探すのよッ!!」

斉藤「はっ!」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 18:56:38.84 ID:KRgh4Gaj0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


紬「なん……ですって」

斉藤「申し訳ありません。我ら一同、力及ばず……」

紬「どういうことよ!たかがチョコミントアイスよ!?なんだったら箱ごと発注しても……」

斉藤「チョコミントアイスの生産自体が!行われていないのです…!」

紬「なっ……」 ヨロヨロ… ドッ

紬「そんな…そんな」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 18:59:07.10 ID:KRgh4Gaj0
紬「……」

斉藤「お嬢様……」

紬「…確か…琴吹グループ傘下に、アイス製造工場があったわね」

斉藤「はっ…し、しかし、あの工場は夏場しか稼動しておらず」

紬「稼動させなさい」

斉藤「しかし!」

紬「稼動させるのよっ!!」

斉藤「……っ」


『ならぬ』


斉藤「はっ、この声は!」

紬「お父様っ!?」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 19:06:56.11 ID:KRgh4Gaj0
ピー ガガ ザザザ

『ならぬ』

斉藤「ははーっ」

紬「なぜです、お父様っ!!」

『紬。工場を稼動するということはお前が言うほど簡単なものではない』

紬「でも!」

『人員も、物資も、電力も、様々なものが必要なのだ。アイスひとつを作るために工場を稼動させることはできない』

紬「でも、私は友達のために……!」

『大量に生産したところで、今はまだ季節ではない。製品が売れ残れば、様々な人に迷惑がかかるのだ。わかるな?』

紬「……はい」

『わかってくれてうれしいよ。愛してるよ紬。ん~ちゅっ♪』 ブツッ ザー

斉藤「お嬢様…私を旦那様の愛の投げキッスの盾に使うのはお止めください」

紬「お黙りなさい。なにか他の手を考えないと……」 ブツブツ

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 19:10:43.39 ID:KRgh4Gaj0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

澪「それで、自作することになったのか」

紬『ええ。アイスクリームは作ったことないけど、道具はあるから、あとは作り方を調べれば……』

澪「そのことなんだけど……ムギ」

紬『?』

澪「私もいま、スーパーにアイスを探しにきてるんだけど」

紬『ええ』

澪「いま……ハーブとスパイスのコーナーにいるんだ」

紬『……えっ…ま、まさか!』

澪「売ってないんだよ……ミントがっ!!!」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 19:31:00.40 ID:KRgh4Gaj0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

紬「どういうことなのっ!!」 バン

斉藤「残念ながら、ミントのようなスースーするものは、夏以外は輸入してないのです……」

紬「そんな……そんなバカなっ!」

紬「……で、でも斉藤!あなた内ポケットにいつも入れてるわよね!?」 ゴソゴソ

斉藤「お、お嬢様!?」

紬「これよ!ミンティアってことはミントが材料なんでしょ!?あるじゃない!」

斉藤「お嬢様…パッケージ裏の成分表をお読みください」

紬「ええ。ミントと書いているのでしょう?ミントミント……ミ…」

紬「“ミントのようなもの”……」

斉藤「合成香料でございます」

紬「そ……そんなっ」 クラッ

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 19:38:01.89 ID:KRgh4Gaj0
紬「そ、そこのあなた!あなたも持っていたわよね?ミンティアじゃないあれ!」

黒服「は、はい。フリスクでございます」

紬「……やっぱり…ミントのようなもの……」

斉藤「ミンティアやフリスクの旬は夏。それ以外の季節はスースー感がいまひとつでございます」

紬「そんな、そんな……」

斉藤「お嬢様。ミントのようなものでよろしければ調達できますが」

紬「だめよ…だめよ!唯ちゃんは天才なのよ?そんなものでごまかせるわけがない!!」

斉藤「しかし、他に方法は……」

紬「……」

紬「ミントの……産地はどこ?」

斉藤「ベトナムでございますが…お嬢様!?」

紬「チケットと通訳を手配なさい…行くわ、ベトナムへ!!」

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 20:04:46.06 ID:KRgh4Gaj0
けいおんぶ!

律「わりーな、やっぱ見つからなかったわ、チョコミント」

唯「え、りっちゃんも探してくれてたの?」

梓「私も憂から頼まれたんですよ。それで律先輩にも」 カチカチ

唯「いやー、わるいねぇみんな。てへへ」


澪(紬…大丈夫かな……)

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 20:10:51.03 ID:KRgh4Gaj0
唯「でも、昨日はストロベリーがおいしかったからそれで満足しちゃったよ」

梓「なんですかそりゃ……」 カチカチ

律「あたしらの苦労をかえせーっ!」

唯「ごめんごめん!まさか憂がそこまで心配してくれてるなんて思わなかったんだもん!」

律「まったく……ん?さっきからずっと何してんの?梓。メール?」

梓「ああ、はい。ニュース速報見てるんです」 カチカチ

唯「ふえー。あずにゃんおっとなー!」

梓「ベトナムで軍事クーデターが起きたらしくて…情報が錯綜してニュー速大混乱です」

澪「な……なんだって!?」 ガタン

唯「わっ!どうしたの、澪ちゃん?」

澪「あそこには……あそこには、ムギがいるんだぞおっ!!!」

律「えっ」



唯律梓「ええええええええええええええええええええっっっ!!!!!!!?!?!」

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 20:17:54.39 ID:KRgh4Gaj0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

通訳「ペラペラ」

店主「ペラペーラ!」 つ[鉢]

紬「まあ!うふふ、これがあれば唯ちゃんも」

紬「ありがとう!ハーブ売りのおじさん!」

店主「ハハ、ペラペ 」  パーン!

どさっ

紬「     えっ 」 ピピッ

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 20:23:54.04 ID:KRgh4Gaj0
紬「え なに  これ」 ゴシゴシ

紬「……血…?」

通訳「ペラペーラ!」 がばっ

紬「きゃあっ!」

パーン!パーン!

通訳「ぐふっ」

紬「えっ…通訳さん?通訳さん!!」

通訳「」

パーン! パーン! ドカーン! ダダダダ.....

紬「どういう……こと……」


『ヘイ!』

紬(英語?)

黒人「こっちだ、嬢ちゃんっ!!」

紬「…………はいっ!」

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 20:30:42.91 ID:KRgh4Gaj0
黒人「間一髪だったな!HAHAHA!」

白人「なんだ、ボブ。観光客か?」

美人「あなた日本人?」

紬「はい。あなたたちは?」

白人「この国はクーデターがおきてうんぬんかんぬん」

美人「俺達は急ごしらえのレジスタンスってわけさ!」

紬「そう。危ない所をありがとう。日本に帰るにはどうすればいいの?」

黒人「ヘーイ、冷たいこと言うなよマユゲナデシコ」

紬「」ギロッ

黒人「オゥ……」 ブルブル

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 20:33:39.60 ID:KRgh4Gaj0
美人「軍事クーデターよ。飛行機は撃ち落とされるし、港は制圧されてる」

紬「それじゃあ……」

白人「ここに潜んでいるといい。私達がなんとかする」

黒人「へ、ヘイ!3人でどうするんだよ!俺はここから逃げられるっていうからついてきたんだぜ!?」

白人「なら逃げるといい。二人で何とかする」 ガシャ

黒人「ジーザス!」

紬「……私も行きます。それしか日本に帰る方法がないのなら」 チャキ

黒人「ヘイ、マユゲナデシコ!それは玩具じゃないんだぜ?」

紬「知ってるわ」

ズギューン!  カコ カコン

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 20:33:45.56 ID:KRgh4Gaj0
白人「ヒュー♪」

黒人「へ、へへ……ビールの缶に当たったからってなあ」 ヒョイ

黒人「オゥ、ノオ!なんてこった!垂直に立ったプルタブだけを正確に打ち抜いてやがるッ!」

紬「何か不満は?」

美人「どこで習ったの?」

紬「当前の護身術よ」

白人「そりゃあいい。ハッハッハッ!」

黒人「ジーザス……」

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[当たり前を当然と修正したつもりが] 投稿日:2010/05/29(土) 20:38:53.55 ID:KRgh4Gaj0
黒人「改めて自己紹介といこうか。俺様はボブ!こっちの白いのがミック」

白人「ベトナム支社への出向なんか受けるんじゃなかったぜ」

黒人「で、こっちのベトナム美人が…なんつったっけ?あんた」

美人「グエン・ティエン・チャンよ。ジェニファーでいいわ。」

紬「はい?」

美人「ジェニファーと呼んで」

紬「えーと、面白黒人に没個性の白人さん、あとはグエンさんね」

白黒美「えぇー……」

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 20:44:36.21 ID:KRgh4Gaj0
ベトコン「ちょぷちゃぷ」 ベトコン「ちゃぷちょぷ」

ズギューン!ズギューン!

ボブ「ひええ!」

ジェニファー「ムギサン!大丈夫!?」 バンバン

紬「まったく、お糞便たれだわ……こんなことになるなんて!」 ※

ボブ「気をつけろよ、マユゲナデシコ!どこにベトコンのブービートラップがあるかわからな」

ズシャ

ボブ「ぎゃあーっ!!」

白人「ボーブ!!」



※ムギちゃんはくそったれなんて汚い言葉は使いません

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 20:48:31.41 ID:KRgh4Gaj0
紬「面白黒人さん!!」

ボブ「」

白人「だめだ、こいつはもう……」

ジェニファー「ボブ!ボブ!!」

紬「面白黒人さん……」

ベトコン「にやり」

ミック「あっ!ムギ、あぶないっ!」


ズギューン!    ズギューン    ギューン   ギューン

紬「あっ!        あっ       あっ      あっ…」


ミック「しまった!」

ジェニファー「ムギサーン!!」

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 20:53:02.78 ID:KRgh4Gaj0
ミック「ファーック!」 バンバン

ベトコン「ちょぷー!」 バタン

紬「……う、うう」 ムク

ジェニファー「ムギサン!…大丈夫、どこにも傷はないみたい」

ミック「そりゃよかった。…ん?どうしたんだムギ」

紬「ミントの、鉢が……」

ミック「なんだって?こりゃ大変だ。ベトナムのミントは鉢がないと日本につくまでにしなびちまう!」

紬「そんな!本当なの!?」

ジェニファー「常識よ」

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 20:56:52.03 ID:KRgh4Gaj0
ミック「だが、そんなことよりも今は奴らを!」

紬「私は……このミントを届けるために、ここにきたのよ」

ジェニファー「ムギサン……」

ミック「だが、ムギ!半径5km以内にはそのミントを植えるに適するような鉢は存在しないような気がするぞ!!」

紬「……」

紬「…敵の」

ジェニファー「え?」

紬「敵の親玉のところには……さぞかし豪勢な鉢植えがあるんでしょうね」

ジェニファー「ムギサン……!」

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 21:01:36.73 ID:KRgh4Gaj0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

親玉「くっくっくっ、これさえあれば……」

ン゙イ゙ー!! ン゙イ゙ー!! ン゙イ゙ー!!

親玉「む?何事だ!」

幹部「敵襲!敵襲です!」

親玉「なぜ気づかなかった!敵の規模は!?」

幹部「三名であります!」

親玉「なにいっ!?」


ズギューン バキューン

ベトコン「ちょぷー!」 バタン

ベトコン「ちゃぷー!」 ベタン

紬「花瓶くらいしかないわね…庭かしら」 バン バン

ミック「ここを片付けてからゆっくり探せばいいだろう!」 バキューン

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 21:03:35.13 ID:KRgh4Gaj0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

紬「ここかしら!?」 バタン

ミック「むっ、あいつは!」


親分「くっくっくっ……ようこそ」


ジェニファー「敵の親玉の(※なんかベトナムっぽい名前)司令官!!」

89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 21:08:51.22 ID:KRgh4Gaj0
親分「驚いたよ、まさか民間人の中にここまで出来る者がいるとは」

ミック「なぜだ!なぜお前はこんなことを!」 チャキ

ミック「ボブはいいやつだった…いいやつだったんだ!なのにお前がっ!」

親分「くくく…これを見たまえ」 ガコン ン゛イーーー↑↑

ジェニファー「ああっ、あれは!」

紬「水晶?大きいわね」

親分「くっくっくっ、このなんか古代遺跡から発掘された、古代文明より伝わるなんかクリスタルっぽいものがあれば、世界は私のものだ!」

ミック「させるかあっ!!」 だだっ

ズギューン

ミック「ぐはーっ!」

ジェニファー「ミーック!」

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 21:12:17.67 ID:KRgh4Gaj0
紬「白人さん!!」

親分「くっくっくっ、愚かな」

ジェニファー「貴様ぁっ!」 ジャキ

親分「まあそう急ぐな。お前達はなかなか骨がある。どうだ?私と共に世界を統べて見る気はないか?」

ジェニファー「ふざけるなあっ!!」 バキューン

親分「それは残念だ」

ズギューン!

ジェニファー「うわあああーっ!」

紬「ああっ、グエン!」

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 21:14:29.72 ID:KRgh4Gaj0
ジェニファー「ぐ……ム、ムギサン……」

紬「グエン、しっかりして!グエン!」

ジェニファー「お願い…あいつの………野望を……止め……………」 ガクッ

紬「グエン?グエン!グエンっ!!」

紬「………っ」

紬「ジェニファー…」 ぐっ

98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 21:17:00.61 ID:KRgh4Gaj0
紬「………」

ボス「ふはははは!貴様は何がほしい!金か?地位か!名誉か!私につけば全てが手に入るぞ!」

紬「そんなものはいらない……」

ボス「なにい!?ならば貴様は、何のために戦っているというのだ!」

紬「私は……唯ちゃんの、喜ぶ顔が見たいだけよっ!」 バッ

ボス「こしゃくなあっ!」

紬「うおおおおおおっ!」



  ズギューン!!



102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 21:24:20.13 ID:KRgh4Gaj0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


唯「ムギちゃん……大丈夫かな」

律「大丈夫だよ、きっと」

澪「ムギ……」

梓「……先輩…」 カチカチカチ

憂「うう、私のせいだよ…ムギさん…」

唯「憂は悪くないよ!あんな戦争が起こるなんて、誰もわからないよ……」

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 21:29:06.71 ID:KRgh4Gaj0
梓「あっ」 カチ

澪「どうした、梓!」

律「新しい情報か!?」

梓「翻訳記事です。……クーデター首謀者の軍の指揮官の、死体を発見…?」

唯「え?死んだってこと!?」

梓「特殊部隊が踏み込んだ時にはすでに死んでいた模様…銃撃戦の後があり、内部で抗争があったとみて……」

律「終わったんだ……終わったんだよ!ムギが帰ってくるんだ!!」

澪「無事なら……」

律「あ…うん」

澪「無事でいてくれ、ムギ……」

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 21:31:10.34 ID:KRgh4Gaj0
バラバラ    バラバラバラバラバラ

唯「えっ、なに?」

憂「ヘリコプターの音!」 バッ

律「うわ、校庭に降りようとしてるぞ、あれ!」

唯「ムギちゃんだよ!」

梓「えっ?」

唯「他にいないよ!行こう!早く行こう!!」 だだっ

憂「うんっ!!」

107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 21:33:29.73 ID:KRgh4Gaj0
バラバラバラバラバラバラバラバラバラ

ガララッ

紬「みんな…」

唯「ムギちゃん!」

澪「ムギ!」

梓「ムギ先輩っ!」

紬「うっ…」 ヨロッ

ドサッ

澪「ムギぃーっ!!!」

108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 21:38:07.32 ID:KRgh4Gaj0
唯「ムギちゃん!ムギちゃん!!」

紬「唯…ちゃん」 ゼェ ゼェ

律「うっ、ひ…ひどい傷だ」

梓「ムギ先輩!しっかりしてください!ムギ先輩っ!!!」

唯「ムギちゃん…うっ、ぐすっ…うえええっ」

憂「ムギさん、ぐすっ……あっ…その鉢は!」

紬「ふふっ……いい鉢でしょう?げほっ!ふぅ、ふぅ…っ、戦利品なのよ?ふふ…」

憂「ムギさん…っ!」

109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/29(土) 21:42:07.69 ID:KRgh4Gaj0
紬「憂ちゃん、お願いね……この、ミントで…唯ちゃんに……」

澪「ムギ、おまえ…このミントを届けるために……!」

律「ムギ…バカだよぉ、お前バカだよぉ…っ」 グスン

紬「おねがい……ね」 ガクッ

唯「ムギちゃーんっ!!」

律「ムギぃぃぃぃぃっ!!」

澪「うわあああああああっ!!」

梓「ムギせんぱあああああいっ!」

憂「ムギさん……」



憂「これ……ミントじゃなくて、バジルです……」

紬「えっ」

                                     完


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