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御坂妹 「貴方とデートする権利をミサカは要求します」

214 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/14(金) 20:17:33.93 ID:2r04tyUo [1/12]
現行スレのスレタイ見て思いついたネタだが投下していいかな?
内容は似ても似つかないシロモノ

216 名前:1/15[sagesaga] 投稿日:2010/05/14(金) 20:23:44.40 ID:2r04tyUo [2/12]

御坂妹 「貴方とデートする権利をミサカは要求します」

一方通行「はァ? なに言ってやがンだオマエ……。突然現れたかと思えば、頭イカれてンのかオイ」

御坂妹「やれやれ、とミサカは予想通りの言葉に肩をすくめます」

一方通行「いやいやいや、なにオマエが分った風なこと言ってくれちゃってンですかァ? 逆だろ逆!!」

御坂妹「いえ、単なる罰ゲームです、とミサカは正直に白状します」

一方通行「……」

御坂妹「ぶっちゃけ、ミサカもねーよとか思っていたんですが、とミサカは本音を語ります」

一方通行「……へェ、フーン。あァ、そうかいそうかい。オマエが何番か知らねェが、早死にしたいらしいなァ!」

御坂妹「殺しダメ、絶対。とミサカは洒落の通じないユーモアに欠けた第一位を非難します」

一方通行「この、おちょくってンのか欠陥人形がァッ!!」

御坂妹「失礼な。ミサカはいつだって本気です、とミサカは熱弁を振るいます」

一方通行「尚のことタチが悪ィ!! つーか、オマエら人がどんだけ喋り倒してもスルーしやがってた癖に
       今更なに平然とイカれた内容をくっちゃべってンだコラ!」

御坂妹「だから罰ゲームと―――」

一方通行「殺す!」

御坂妹「予定外の戦闘は実験に支障がでる恐れがあります、とミサカは警告します」

一方通行「」

御坂妹「どうやら思い止まってもらえたようでなによりです、とミサカはホッと肩を落とします」

一方通行「……ざ、ざっけンじゃねェぞゴラァ!! なに突然真面目なこと言ってンのオマエ!? 意味解ンねェんだよ!」

御坂妹「ですから、真面目にふざけた罰ゲームを粛々と行いたいと考えています。安価は絶対なんです、
     とミサカは説明何度目だようぜぇ、とうんざりしながら説明します」


217 名前:2/15[sage] 投稿日:2010/05/14(金) 20:24:48.39 ID:2r04tyUo [3/12]

一方通行「……もォいい。帰る」

御坂妹「それは困ります、とミサカは帰ろうとする一方通行の肩を掴みます」

一方通行「うぜェ。はいはいデートしました愉快に素敵に最高でしたはい終わりー……………って、
       なに反射無視して俺の肩掴ンでンだよォォォオオオオオオオ!!」

御坂妹「……プッ、ナイスノリ突っ込み!」

一方通行「コントじゃねェェエエエエエエ! 親指立てンなサムズアップすンな笑顔がキメェマジこいつなンなンだよっ!!」

御坂妹「いえ、まさかあのコミュ力が致命的な一方通行がここまで面白いことを言うなんて……」

一方通行「オマエらの中の俺が知りたいわ! って突っ込ませてンじゃねェ!!」

その一方通行の言葉に御坂妹は驚愕の表情を浮かべ動きを止める。
そして数瞬後、我に返った御坂妹は慎重に言葉を選びながら言った。

御坂妹「……ミサカと、コンビ組みませんか?」

一方通行「なンでそこにチカラを入れてンだよッ!!」

御坂妹「ミサカは真剣です、とミサカは本心を告げます」

一方通行「……(疲れた……、無視だ無視。どォせ[ピーーー]ンだし、もうどうでもいい)」

御坂妹「それに、このまま実験でアホみたいに死ぬよりも大阪で一旗上げたほうが建設的ですし、とミサカは言い捨てます」

一方通行「―――え? ちょ、なに驚愕の事実をサラッと語ってンのこいつ……」


218 名前:3/15[sagesaga] 投稿日:2010/05/14(金) 20:25:51.81 ID:2r04tyUo [4/12]

御坂妹「驚愕とは、むしろその反応がミサカ的には驚きなのですが、とミサカは言葉を返します」

一方通行「……オマエら、死ぬの何とも思ってないンじゃねェのかよ……」

御坂妹「実験の価値とミサカの価値を比較し、その結果実験により価値があると判断したまでです。
     所詮ミサカはボタン一つで生まれる単価にして18万の複製ですから、とミサカは言い捨てます」

一方通行「……」

御坂妹「ですが、例え複製であろうとミサカは一個の生命体です。特に洗脳処理を施されているわけでもありませんし、
     生を望み死を恐れることは当然だと思いますが? とミサカは第一位に投げ掛けます」

一方通行「……」

御坂妹「仮にミサカが何も考えずに、何も感じずに死を望んでいたと思っているのならそれは侮辱です、とミサカは断言します。
     ミサカ達はあくまで実験の成功を目指しているわけですから、とミサカは念を押します」

一方通行「……っ」

御坂妹「まあともあれ、貴方が芸人を目指すというのなら実験は無意味になりますし、ミサカもお役目御免になっちゃいます。
     立場が浮いたミサカは暇になるので貴方の相方辺りで手を打とうかな、とミサカは思案しているわけです」

一方通行「目指してねェエエエエエ!! 俺の感動を返せコラ! つーか、なンなンですかァアアアア!! 意味わかンねェし!!
       ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!」

御坂妹「キレ芸は流行りませんよ?」

一方通行「変に理解を示してンじゃねェよ!!」

御坂妹「では貴方は一体何がしたいんですか!? いい加減にして下さい! とミサカは煮え切らない態度に憤慨します!」

一方通行「」




219 名前:4/15[sagesaga] 投稿日:2010/05/14(金) 20:27:16.55 ID:2r04tyUo [5/12]

イラッシャイマセー

一方通行「だァーかァーらァーよォー、俺らって……ヒック、本当はもっろちかう形でよォ……」

御坂妹「ささ、嫌なことは忘れてグイッとやってください、とミサカは空になったグラスにビールを注ぎます」

一方通行「んっくんっく……プハー! ケッ、クソ乱造品。オマエまァーら、なにか企んでンにゃねェのかァ?」

御坂妹「企むなんてとんでもない、とミサカは即座に否定します。ミサカも割と楽しんでいますよ? あ、すいまっせーん! 
     シチリア風シーザーサラダとカシスオレンジを……ええ、じゃあお勧めの刺身も頂きます、とミサカは押しの強い店員に押し切られます」

一方通行「店員さンよォ、芋ロック」

ハイ ヨロコンデー

御坂妹「飛ばしますね。まだビールが残っていますが? とミサカは確認します」

一方通行「ほれも飲むに決まってンだろォ……ウック。どォせ能力でいふでも素面に戻れンだっつーのォ」

御坂妹「まあ会計は貴方持ちですからミサカは構いません」

一方通行「……ちゃっかひしてやがンなァオイ。オリジナルの顔が見てみてェ……って、俺会ったことあったンだっらなァ……」

御坂妹「ああ、九九八二号のときですね、とミサカは返しつつから揚げにレモン汁をかけます」

一方通行「俺は塩が好きなンだけどよォ……ヒック。まァどうでもいいかァ。つーか、なァンでこォなンだろォなァ……もっと違った筈なンだよォ、
       ヒック、なンで俺は実験なンか参加しちまったンだっけかァ……俺は何がしたかったンだろォなァ……ヒック」

御坂妹「おや、絡み酒の次は一人語りですか、とミサカは肩をすくめ一方通行の酒癖の悪さに辟易します」

一方通行「さいきょう、さいきょうねェ。ンなことに興味なかった筈なンだけどなァ……ヒック。ガキの頃はもっと違ったンだよなァ、
       クソ退屈な作業なンかもう飽き飽きしてンだっつーのォ……、嫌ンなるぜェ……ウック」

御坂妹「……」

一方通行「俺の能力はいつらって周りを傷つけてばっかでよォ、ガキの頃はそれが嫌で嫌で……、ンァ? 何言ってンだ俺はァ」

御坂妹「――ッ」

一方通行「ンだよ、くっだらねェ。今更ンなこと言っても遅いってンだよ間抜けがァ……ヒック。―――おゥ? だから最強になりたかったンだっけかァ」

御坂妹「……一方通行、貴方は―――――――――――――――― チーズもいけますか? これめっさ美味しいですよ?」

一方通行「あン? チーズなンかめっちゃ好物だっつーのォ。肉とのコラボが不健康なまれに最強だろうォがァ……ヒック」


220 名前:5/15[sagesaga] 投稿日:2010/05/14(金) 20:29:06.84 ID:2r04tyUo [6/12]

御坂妹「すいまっせーん! チーズから揚げと串焼きフォンデュを一つ!」

ハイ ヨロコンデー

一方通行「遠慮ってェ言葉を知らないみてェだなァ……、まァいいけどさァ……ヒック。あー、実験たりィ……明日サボっちまうかなァ」

御坂妹「明日の実験を中止にするのなら然るべき連絡をお願いしますね、とミサカは出来る女をアピールします」

一方通行「あン? そういや今日の実験はどうしたンだァ?」

御坂妹「ああ、それなら貴方の体調が悪いので今日は休むみたいですよ、と伝えておきました
     ご馳走になりますし、それくらいはしておかないとバチが当たるというものです、とミサカは丁寧に説明します」

一方通行「ンだよ、奢るの確定かよォ……ヒック」

御坂妹「ミサカは余分な金銭は持ち合わせていませんので、とミサカは開き直ります」

一方通行「あっそ。……まら芋来ないのかァ? ビールなくなっちまったぞォ……イック」

オマタセシマシター イモロック カシスオレンジ シーザーサラダ タイノオサシミ デス

一方通行「あァどうもォー、この匂いがたまンねェンだよなァ……グビグビ」

御坂妹「ロックを一気にあおらないで下さい。見てるこちらの気分が悪くなります、とミサカは顔を顰めます。コクコク……ふぅ」

一方通行「うっせェ、どう飲もうが俺の勝手だろうォがァ……おおゥ? いい感じに回ってンなァ
      つーかオマエ平然としてンなァ、仮にも自分を殺す相手だってのによォ」

御坂妹「私情を挟んで酒を不味くするほどミサカは幼くありませんから、とミサカは言い捨てます」

一方通行「らんか違うだろソレ……ヒック。そォいや、オマエまであと何回だァ?」

御坂妹「十三回ですね、とミサカは端的に述べます」

オマタセシマシター チーズカラアゲ クシヤキフォンデュ デス

一方通行「あァどうもォ。……あと13回かァ。オマエ何番らっけェ?」

御坂妹「一〇〇三二号です、とミサカは串をチーズにたっぷり浸しながら言います。串焼きうめぇ。コクコク……ふぅー」

一方通行「マジか、俺も食う。……うめェ。グビグビ……カー!」


221 名前:6/15[sagesaga] 投稿日:2010/05/14(金) 20:30:52.35 ID:2r04tyUo [7/12]

御坂妹「すいまっせーん! ロック追加で!」

一方通行「おォ、悪ィな」

御坂妹「お気になさらず……カシスも追加で!」

一方通行「ンだよ、オマエもいいペースじゃねェかよォ。……っと、一〇〇三二号っつったなァ、まだ九〇〇〇回以上あンのかァ……クソたりィ」

御坂妹「当分団体戦なしのタイマンが続くようなので頑張ってください、とミサカは投げやりに言い切ります」

一方通行「うぜェ。まとめてぶち殺して終わりになンねェのかよォ……」

御坂妹「ミサカにそんな愚痴を吐かれても困りますね、とミサカはカシスをあおります……ふぅ」

一方通行「そりゃォだよなァ。殺される相手にンな相談されても困るわなァ……つーか、どンな状況だよソレ。
      ク、クハッ、キャハハッハハハッハ! 殺す奴になに言ってンだァ俺は、アホ過ぎンだろ……プッ、キャハハッハハハハ!」

御坂妹「今度は笑い上戸ですか。絡んで語って笑って忙しい人ですね、とミサカは刺身に手を伸ばします」

一方通行「……オマエ、クールだなァ。ここで命乞いでも一つすりゃあ可愛げあンのによォ……ヒック」

御坂妹「無駄死には御免ですが現状実験の有意義さには理解していますので、それは有り得ませんね、とミサカは言い放ちます」

一方通行「あン? アホみたいに死ぬのは嫌なンじゃなかったのかよォ?」

御坂妹「言葉の綾みたいなモノです、とミサカは淡々と言います」

一方通行「……だったら、俺が実験を拒否ったらどォすンだァ?」

御坂妹「それはそれで生き長らえる幸運を噛み締めながら身の振り方でも考えます、その自由があればですが、とミサカは答えます」

一方通行「そォかよ」

御坂妹「コクコク……ふぅ」

一方通行「……帰る」

御坂妹「おや、まだ料理が残っていますが? とミサカは―――」

一方通行「実験は続行だ、明日もやンぞ。……金はこれで払っとけ、じゃあな」

御坂妹「そうですか、では頑張ってください、とミサカは無駄と思いながらもエールを送ります」




222 名前:7/15[sagesaga] 投稿日:2010/05/14(金) 20:33:15.09 ID:2r04tyUo [8/12]



―――――――八月二一日―――――――――



一方通行「よォ、時刻は八時二十五分ってトコかァ。ンで、オマエが次の『実験』のダミー人形って事で構わねェンだな?」

御坂妹「はい、ミサカの検体番号は一〇〇三二号です。お久しぶりですね、とミサカは返答します。念のため、符丁の確認を行います、とミサカは告げます」

一方通行「……、オマエとクソ酒飲んでから大変だったンだぜェ? 一日休んだだけでスケジュールが狂ったのなンだと言われてよォ。
      お陰で遅れを取り戻すのに無駄に忙しかったわけだァ。この俺がオマエら劣化品に振り回されるなンてのはありえねェよなァ?」

御坂妹「……」

一方通行「つーわけでよォ、この胸クソ悪ィ苛立ちは全部綺麗にオマエにぶち込ンでやっから楽しみにしとけ。楽に死ねるとか思ってンじゃねェぞ?」

御坂妹「符丁の確認をお願いします、とミサカは再度告げます」

一方通行「……、チッ。KY97FLPIMU4DINW4188」

御坂妹「符丁の一致を確認しました、とミサカは伝えます」

一方通行「そォいや、一〇〇一九号だっけかァ? ちょいと飲み過ぎて頭が痛かったからよォ、ムカついて加減できなかったわ。
      内臓ごと体を木っ端微塵にしちまったンだが、ありゃ掃除が大変だったろォ?」

御坂妹「特に問題ありませんでした、とミサカは答えます」

一方通行「あの日はスケジュールの調整とやらでもう三体ほどぶっ殺したンだけどよォ、だンだン愉快になっちまってなァ、
      最後の奴なンか中々素敵なオブジェだったろ? ありゃ俺の最高傑作だ」

御坂妹「ミサカには理解できませんね、とミサカは簡潔に伝えます」

一方通行「次の日はどうぶっ殺したっけ? あァそうだ、体中の血液逆流だったなァ。穴っつー穴から血が噴出してよォ、最高だったぜェ?
      いや俺はオマエらを尊敬するわ。やった俺が言うのもなンだけどよォ、痛ェなンてもンじゃねェ筈なンだけどなァ。
      悲鳴の一つも上げやがらねェからさァ、ホントすげェわオマエら」

御坂妹「……」

一方通行「両腕ぶち抜かれてシャワーみたいに血を垂れ流してンのに、健気に向かってくる様には感涙したぜェ?」

御坂妹「実験にはそれぞれ目的がありますので、それを完遂するまではミサカに死は許されません、とミサカは補足します」

一方通行「あっそ、そりゃァご苦労なこった」

御坂妹「……顔色が優れませんが体調不良ですか? とミサカは自己管理ができていない貴方に呆れます」

一方通行「あァ? 舐めたこと言ってンじゃねェぞコラ。骨折してようが末期癌だろうがオマエらみたいな乱造品はワケねェンだよ」


223 名前:8/15[sagesaga] 投稿日:2010/05/14(金) 20:34:30.75 ID:2r04tyUo [9/12]

御坂妹「確かにその通りですね。貴方は学園都市で最強の超能力者、例えミサカが何体いようが敵ではない、とミサカは率直に述べます」

一方通行「……、チッ」

御坂妹「午後八時二十九分、四十五秒、四十六秒、四十七秒―――――これより第一〇〇三二次実験を開始します、
     被験者一方通行は所定の位置に着いて待機していてください、とミサカは伝令します」

一方通行「……」

御坂妹「? 実験は開始しました、とミサカは問い掛けます」

一方通行「……」

御坂妹「実験は開始しましたが、どうして貴方は動かないのですか? とミサカは再度問い掛けます」

一方通行「……そンなに死にてェのかよ」

御坂妹「その答えはすでに貴方は知っている筈では? とミサカは言葉を返します」

一方通行「あァ、嫌になるほどなァ。どいつもこいつも同じこと言いやがってよォ、飽き飽きすンだよオマエら」

御坂妹「ミサカ達は脳波リンクで繋がっています、とミサカは種を明かします。
     そして、常時情報の共有を行っていますのでそれは当然の事です、とミサカは答えます」

一方通行「……そォかよ」

御坂妹「それではもういいですか? とミサカは再三にわたり問い掛けます」

一方通行「好きにしやがれ」

御坂妹「……」

一方通行「……」

御坂妹「……どうしてですか? とミサカは唐突に問います」

一方通行「意味わかンねェよ」

御坂妹「何故実験を行わないのですか? とミサカは言葉を変えます」

一方通行「……」


224 名前:9/15[sagesaga] 投稿日:2010/05/14(金) 20:35:18.84 ID:2r04tyUo [10/12]

御坂妹「ああ、ちなみにですが、貴方とお会いしたミサカは一〇〇三二号ではなく、一〇〇一九号です、とミサカは前振りなく真実を語ります」

一方通行「……ア?」

御坂妹「一〇〇一九号です」

一方通行「―――ッ、オイ、ちょっと待て。オマエ今なンつった?」

御坂妹「一〇〇一九号です、すでに貴方の手によって殺されている、とミサカは事実を伝えます」

一方通行「はァ!? ンなわけねェだろ!! あンときオマエが一〇〇三二号って…………ッ」

御坂妹「何を焦っているのか理解できかねますが、脳波リンクによって情報は共有済みですので、とミサカは繰り返し言います」

一方通行「……は? その冗談は、全然笑えねェぞコラ。オイ、なンとか言いやがれ乱造品」

御坂妹「彼女、一〇〇一九号が何を考えミサカの検体番号を名乗ったのかは不明です、とミサカは答えます
     その辺りの情報は共有していませんでしたので、ミサカの知りうる事柄は一〇〇一九号の視覚情報と聴覚情報のみです、と―――」

一方通行「――ざ、っけンじゃねェぞッ!!」

御坂妹「……あ、ぐっ……」

一方通行「なンとか言いやがれ!! オマエが一〇〇三二号なンだろうがァ!!」

御坂妹「……です、から……貴方と会ったのは、一〇〇一九号で……あると……っ」

一方通行「ンなことが、あってたまっかよ……。嘘って言えよ、オマエなンだろ!? そう言いやがれ!!」

御坂妹「違い……うぁっ、ぐぅう!」

一方通行「オイ! オマエなンだろうがァ!!」

御坂妹「が……、…………………ミサカ、では……」

一方通行「―――」

御坂妹「ッ!? ……………………ぁあ」

一方通行「……違うってェのか、あァ!? 舐めたことしてンじゃねェぞ乱造品がァア!!」

御坂妹「―――――あ」





225 名前:10/15[sagesaga] 投稿日:2010/05/14(金) 20:36:42.10 ID:2r04tyUo [11/12]





一〇〇三三「―――――第一〇〇三二次実験の終了を確認しました、とミサカは伝令します。
        予定通り引き続き第一〇〇三三次実験を開始しますので被験者一方通行はそのまま待機していた下さい、とミサカは告げます」

一方通行「……ア? ンだ、それは……」

一〇〇三三「実験は予測演算の想定通り無事終了しました。スケジュールに遅延はありません、とミサカは簡潔に説明します」

一方通行「……っ、オイ、そりゃどォいうことだっ!?」

一〇〇三三「実験に支障のない範囲でならお答えできますが、それでよろしいですか? とミサカは問い掛けます」

一方通行「さっさと言いやがれ!!」

一〇〇三三「では、一〇〇三二号は予定通り貴方と接触し情報を誤認させたまま殺害されました、とミサカは答えます」

一方通行「……は?」

一〇〇三三「一〇〇一九号というのは単なる方便です、とミサカは言い捨てます」

一方通行「ン、だと……」

――――はい、ミサカの検体番号は一〇〇三二号です。『お久しぶりですね』、とミサカは返答します

――――実験にはそれぞれ『目的』がありますので、それを完遂するまではミサカに死は許されません、とミサカは補足します

一方通行「あいつ、は……」


226 名前:11/11[sagesaga] 投稿日:2010/05/14(金) 20:39:13.76 ID:2r04tyUo [12/12]

一〇〇三三「貴方と飲食を共にしたミサカです、とミサカは簡潔に答えます。
        ……個人的な感想になりますが、非常に残念な結果である、とミサカは肩を落とします。
        貴方は一〇〇三二号のサインに気付くことができなかった。ただ、それだけのことですが」

一方通行「……っ」

一〇〇三三「一〇〇三二号から伝言を受け取っていますが、聞きますか? とミサカは確認を取ります」

一方通行「……」

一〇〇三三「肯定と受け取ります、とミサカは言います。『実験を完遂してください』だそうです、とミサカは伝えます」

一方通行「……その伝言ってやつも、実験かァ?」

一〇〇三三「……」

一方通行「はン、答えれねェのかよ。あァいいぜェ、どっちみちそのつもりだ。これからも何も変わらねェ……終らせてやるよ、それでイインだろォが」

一〇〇三三「……」

一方通行「……くそったれが」

一〇〇三三「……、午後八時五十九分、四十五秒、四十六秒、四十七秒―――――これより第一〇〇三三次実験を開始します、
        被験者一方通行は所定の位置に着いて待機していてください、とミサカは伝令します」









おわり

全然15なかった

Tag : とあるSS総合スレ

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