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唯「何日目……」


閲覧注意

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 03:19:51.43 ID:k67rka5I0 [1/72]

チッ――チッ――チッ――。

規則正しい時計の音が学校のある空間を縁取っていた。
いや、この空間はもうこの世のものではないかもしれない。

唯「何日目……」

私は部室の壁に寄りかかった。他のみんなは椅子に腰掛けている。
私の問いかけにみんなは、なにも返さなかった。

それもそのはず。
少なくともこの空間にいる人たちは、活気のほとんどを失っているのだから。


その理由を率直に言うと、私達はもう一週間くらい部室に閉じこめられているから。




澪「帰りたいよ……」




澪ちゃんの悲しげな鳴き声が、私の胸を熱くした。

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 03:24:52.23 ID:k67rka5I0

紬「もう食べ物ないわ……」

唯「えっ……」

むぎちゃんは食器棚に向かって言った。
私達もその事実に耳を疑う。信じたくなかった。

唯「うそ……」

紬「食べるものない……」

律「うそだろ……」

唯「……」

オレンジ色の夕日が、絶望をさらにひきだてる。
やがてそれは永遠の沈黙に変わった。

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 03:34:28.27 ID:k67rka5I0

こうなった経緯をどう説明していいのかわからない。
説明しようがないわけではないが、極端に簡単になってしまう。

一週間前、私達は部室に足を踏み入れてそれから一歩も外の地を踏んでいない。
いくら扉を開けようとしても開かないし、ガラスだってまるで鋼鉄みたいに堅い。
私達はこういった形で閉じこめられた。という解釈以外あり得ないだろう。

唯「トイレ……いい?」

澪「……」

私がこういうとみんなは嫌そうな顔で拒む。
だって便が出るということは致し方ない事であって、我慢すればするほど臭いもきつくなるのが通りなんだから
それでは余計、悪循環だし嫌だろう。

唯「我慢できない……ごめん」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 03:42:42.34 ID:k67rka5I0

私達は部屋の隅をトイレとして使っている。
考えに考えあぐねいた結果がこれだ。
袋を使うという提案もあったけど、その方法は通用しなかった。

私は部屋の隅でスカートをおろし、パンツを下げ、うんこ座りの体勢になった。
今回は生憎、大の方で多少きつい臭いが充満することも承知の上だ。
この段でそんな事、気にしていられない。

テーブルに向かい合うみんなは、顔を反らしていた。

唯「……うっ」

澪「えっ……?」

唯「あっ……」

ビチャビチャという音が私の血の気を一気に退かせた。
まさかこのパターンは。私はおそるおそる自らの便を確かめる。

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 03:51:35.21 ID:k67rka5I0

予想通り、結果は下痢という最悪な状態。
健康的な固形よりも、下痢は独特な臭いを発生させる。

まったく水分を補っていないはずの体がなぜ下痢を出すのかと私は不思議でたまらなかった。

梓「うそでしょ……先輩」

唯「ごめんね……」

梓「……」

瞬く間に広がる汚臭。
澪ちゃんは私と反対側の隅っこへ駆けた。
他のみんなは平気な様子だったけど、さすがに顔は歪んでいた。

懸命に排便をしていた私に、もう一つの排泄感が駆け巡る。
それに気づいた私はすぐさま下腹部に力を加えた。不覚にも小便までだしていたのである。

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 03:57:55.52 ID:k67rka5I0

みんなへの配慮より、自分の為に出したくなかった。
いつまで続くかわからないこういう状況だこそ、大切な水分は残しておいたほうが身のためだ。
私は、3分1程出してしまった小便を、惜しく感じた。

排便を済ませ、私は肛門を拭かないままパンツを履いた。
あっても邪魔なだけだがついでにスカートも履いた。

律「終わったか」

唯「うん」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 04:08:15.69 ID:k67rka5I0


不幸中の幸いか、部室には時計がある。
時の流れが把握できるだけでも、心持ちは天と地の差があるだろう。
短針の矛先は8時を指していた。

澪「だ……だめだ、もうお腹が……」

律「澪……」

澪「……っ」

私は床に膝をつき、お腹を両手で押さえる姿を見ていられなかった。
澪ちゃんはプライドが高い故、排便も我慢してきたけどそろそろ潮時のようだ。

澪ちゃんはこんな状況にも関わらず頬を赤らめ、大きな瞳には涙を溜めていた。

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 04:19:32.40 ID:k67rka5I0

澪「うっ……っ!」

澪ちゃんの額には脂汗が浮かび上がっている。
便秘を越える痛みに、耐えかねるようだ。

律「はやく出してこいって!」

りっちゃんに促され澪ちゃんは片足の裏を床に付けた。
その時――――――――。

澪「ああああっ!!」

ブピイイイイという愉快な音が部屋中に響きわたり、その直後、床にビタビタと血混じりのうんこが落ちてきた。
屁が出た勢いで出してしまったのだろう。うんこは固形で、その大きさと言ったらおにぎりに匹敵するくらいであった。
ヒタヒタと床に滴る血液からしておそらく澪ちゃんの肛門は裂けたのだろう。

澪ちゃんは止まらぬ便に、屁に、大声で泣いた。
屁の音がその泣き声に合わさって、それは悲惨極まりないものであった。

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 12:22:03.59 ID:k67rka5I0

月の光が部屋に差し込むだけの空間と化してしまった。
みんなの顔は憔悴しきっていて、もちろん私もその一員だった。

澪「あ……うっ……」

澪ちゃんは苦痛に顔を歪め、必死にお尻を押さえている。
私に余裕があれば、どうしたのと駆け寄るだろう。

律「……」

紬「……」

梓「……」

そんな余裕あるわけない。
澪ちゃんの肛門の括約筋は相当ズタズタになっているだろう。
必死に立とうとする姿は、生まれたての子鹿そのものであった。

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 12:27:14.90 ID:k67rka5I0

澪「うっ……ううう!うっ!」

澪ちゃんはまた泣き出してしまった。
さっきの泣き声と違って今回の声からは悲愴感を感じた。

深淵の暗闇に澪ちゃんのシルエットが浮かび上がった。

澪「りつぅ……」

律「……」

澪「手……貸し手くれよぉ……」

律「……」

私は涙の意味を把握した。
少なくとも、この涙は脱糞によるものではないということを。

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 12:31:38.10 ID:k67rka5I0

律「……」

澪「律ぅ……はやく……お尻がい゛たいんだ」

律「……」

りっちゃんは澪ちゃんの哀願を無視し、背を向けていた。
澪ちゃんがいくら濁点混じりの哀願をしてもりっちゃんは微動だにしない。

澪「律ってばっ!はやく来いよっ!」

律「知るかよ……」

澪「えっ……なn」

律「お前に構ってられるかよ」

澪「り……」

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 12:36:17.35 ID:k67rka5I0

澪ちゃんが目を丸くして驚いているのがわかった。
勿論私も驚いた。

でもりっちゃんの気持ちもわかる気がする。
残り少ない体力を他人に費やすくらいなら、助けない方が身のためだろう。
悲しいことに私は納得してしまった。

澪「お願い゛だか……ら……おn」

律「なんで私なんだよ、他に当たれ」

澪「うっ……り゛づぅ……」

唯「……」

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 12:39:56.87 ID:k67rka5I0
澪「う゛……ぅ……むぎ」

紬「……」

澪「お願いむぎ……お願い……」

紬「……」

ムギちゃんはりっちゃんよりたちが悪くて、返事も返さなかった。
しだいに澪ちゃんの哀願は力を失っていく。

澪「あずさ……」

梓「すみません……」

澪「うっ……みんなぁ……なんで……」

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 12:44:34.93 ID:k67rka5I0

澪「ゆい……お願い……一生のお願いだ……」

唯「……」

とうとう私に出番が回ってきた。
最後の希望なのだろうか、私への哀願は力がこもっている。

澪「唯……っ!」

唯「……」

澪「唯……お尻が痛いんだ……っ……開きっぱなしで……」

唯「……」

やっぱり私には無理だった。
見過ごすなんて事、できっこなかった。

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 12:49:12.29 ID:k67rka5I0

唯「澪ちゃん……」

澪「……!」

俯いて嘆いていた澪ちゃんに私は手を差しのばした。
澪ちゃんは、一瞬体をびくっとさせ、私を見上げる。

澪「ゆい……」

唯「つかまって」

澪「ゆい゛……」

澪ちゃんの瞳はまた月の光で輝き、その輝きは頬をつたっていった。
私は澪ちゃんの大きくて、頼りない手をしっかり握る。

88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 12:54:53.72 ID:k67rka5I0

澪「うっ……いたあああああいッッ!」

唯「えっ……」

澪「いやあっ!いたいよぉ!」

澪ちゃんは私の手を思い切り振り離した。
澪ちゃんは床に引き戻され、お尻を強打する。

澪「い゛っ……!あああああいたいいいいっ!」

唯「お、大げさだよ澪ちゃん……」

澪「ふぅっ……あぁぅう……ううう」

唯「……」

痔になった事のない私には、澪ちゃんの痛みがわからなかった。

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 12:59:34.43 ID:k67rka5I0

澪「来ないでっ!痛いから来ないでっ!」

唯「えっ……だって澪ちゃんが……」

唯「……」

澪ちゃんの眼差しは私を睨んでいた。
助けを求めたのは澪ちゃんの方なのになんで……。
理不尽さが私の感情を揺さぶった。

唯「……」

澪「うぅ……いたいよいたいよ」

唯「……」

私は元の位置へ戻った。

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 13:04:39.44 ID:k67rka5I0

横になって多少楽になったのか、澪ちゃんの泣き声はたちまち止んだ。
痔になった事ないからわからないけど、痔の痛みは想像を絶する程らしい。
澪ちゃんの場合、括約筋が伸び、肛門が裂けたのだから動けなかったのだろう。

また静寂が訪れた。







97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 13:10:36.34 ID:k67rka5I0







唯「はあ……はあ……」

あれから何日か経った今日、私は三度目の食物連鎖を始めようとしていた。
あずにゃんもたぶん小便を飲むつもりでうんこ座りをしているのだろう。

梓「はあ……っ」

ジョーとティーカップに小便が注がれた。
カップの底に跳ねて、四方八方に飛び散る。

私もティーカップの上に跨った。

99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 13:17:10.44 ID:k67rka5I0

唯「っ……っ!」

唯「……っはあ、はあ……」

出ない。おしっこが出ない。
私の隣ではジョーという音が未だ鳴っている。
それなのに私の尿道からは、ちょろちょろとしか出てこなかった。

梓「……」

唯「で……ない」

梓「……」

あずにゃんは哀れみの視線をこちらへ向けた。

唯「ねぇ……あずにゃん……」

梓「んっ!」

あずにゃんは私の呼びかけに恐れ、ティーカップを口へ傾けた。
ごくごくと喉をならしている。

(分けてほしいとかそんなんじゃないのに……)

私は思った。

101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 13:23:31.36 ID:k67rka5I0

唯「…はあ…はあ」

絞り出してやっと、コップの5分の1溜めることができた。
鮮やかな黄色が私の顔をうつしだす。

私はそのおしっこを口へ含んだ。
じわぁと口のなかで小便がはじける。そして喉を焼いた。

唯「ぷは……」

決して美味しくない。なのにすごくおいしかった。
私は耐まらずコップを傾け、一気に飲み干した。

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 13:28:01.43 ID:k67rka5I0

紬「死にたい」

唯「……」

律「……」

澪「私も」

私の体はまだ水分を欲していた。
頭がおかしなりそうだった。

紬「お先に、私死ぬね」

ムギちゃんの言葉にはなんの根拠もないが故、まったく怖くなかった。
人間そう簡単に死ねるものではない。

紬「……」

ムギちゃんはフォークを取り出し、それを手首に宛がった。


123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 14:31:24.29 ID:k67rka5I0

唯「えっ」

紬「……」

人体を突き刺す音が私たちを戦慄させた。
ムギちゃんは手首にフォークを刺したのだ。
ズボッとフォークを抜き、肩を並べた三つの穴から鮮血が溢れた。

紬「痛い……」

唯「やめてよ、ムギちゃん」

紬「痛いのは嫌……苦しいのは嫌」

ムギちゃんはそういうともう一度刺した。
何度も刺した。痛いのは嫌なくせにムギちゃんは何度も何度も。

死に急ぐムギちゃんを私たちは直視できなかった。

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 14:37:28.94 ID:k67rka5I0

紬「……」

澪「ひぃ……ぃぃ……」

ムギちゃんの首から大量の血が吹き出していた。
もう生きてはいないだろう。
瞳孔は開いたまま、壁に力なくよりかかっていた。

唯「ムギちゃん……」

私達はムギちゃんの一部始終をこの目でみたのだ。
手首じゃ死ねないことを把握して今度は首を突きだした。
これは永遠のトラウマとして私を苦しめるだろう。

その死に様は決して美しくない。ムギちゃんの最後にふさわしくなかった。

澪「ムギがぁ……っ」

唯「……」








でも私はムギちゃんの事なんてどうでも良かった。

128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 14:44:55.62 ID:k67rka5I0

とにかく喉が乾いた。
小便は水分と似て非なるもの。ちょっとのおしっこで私の体が我慢できるはずがない。

私はティーカップを持って、澪ちゃんに差し出した。

唯「はあっはあ……澪ちゃん……喉乾いたよね」

澪「乾いてない……もう死ぬ」

唯「……」

唯「ダメだよ生きようよ」

私は澪ちゃんの性器にコップを押し当てた。
拒んだ澪ちゃんはすばやく体を反らすも、瘡蓋の張った傷口がピリッ裂け、再び激痛に襲われた。
相当、溜まっていたのだろう。コップの中に澪ちゃんの小便がほとばしる。

130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 14:52:25.89 ID:k67rka5I0

唯「……」

澪ちゃんはお尻の痛みに悶絶している。
溢れんばかりの小便は私の喉をごくりと鳴らした。

私にとって歩けない澪ちゃんは生きるための道具に過ぎなかった。
私はそのコップを傾け、一気に飲んだ。

澪ちゃんの小便でも一向に構わなかった。


唯「んっ……んっ」

澪「ゆ………」

唯「んっ、んっ……」

こんなにおいしいと感じたことが今まであっただろうか。
私の口、喉、食道はすっぱい酸味を伴う小便を嬉しそうに通していた。
私の顔はたちまち色を戻し、元気が溢れた。

131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 14:57:58.66 ID:k67rka5I0

唯「ぷは~っ」

澪「……」

律「……」

梓「……」

みんなはぽかんと口を半開きにしている。
この際、どんな目でみられようが知ったことではなかった。

唯「澪ちゃん、ごちそうさま」

自分でもなにを言っているんだと思う。
人の小便をおいしそうに平らげて、ごちそうさまと私は平気で言えた。
それだけ切羽詰まっているのだ。

私は床にゴロンと横になり、そのまま眠ってしまった。

133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 15:02:12.80 ID:k67rka5I0







唯「ん……」

なにかの悲鳴で目が覚めた。
壮絶な音量が部室ごと揺さぶる。

梓「はあ……はあぅ!ぅぅあああっ!」

唯「あずにゃん?」

おなかを押さえて、のたうちまわっている。
りっちゃんと澪ちゃんは外方を向いていた。

梓「あっっぐぅ……いいいぅぅ…」

135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 15:11:15.39 ID:k67rka5I0

唯「どうしたの」

梓「はあっはあっはあっはあっ!」

唯「……」

どうやら答えられないくらいキツイらしい。
私は食当たりなんだなと勝手に決めつけた。

梓「うぼっ……!お゛えええええっ!」

唯「わっ」

おぞましい声は、嘔吐を巻き起こした。
あずにゃんの口からは緑色をした腐敗物がこぼれるのをみて消化機能はすべて停止したんだとわかった。

あずにゃんは体内から腐っていった。

137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 15:21:05.59 ID:k67rka5I0

梓「はあうううう……」

今度はグルグルとお腹が鳴りだし、次の瞬間下の穴からも緑色をした流動物が吹き出した。

唯「うっ!く、臭い!」

律「おえっっ」

この臭いばかりは鼻を塞がずにいられなかった。
有毒という言葉にふさわしい汚臭が部室を漂う。

梓「あ゛うあああえええっ!」

まるでバケツをひっくり返したような吐血が床に血だまりを作った。
そして間もなく肛門からも流動物が。
前から気にかかっていた。何故、あずにゃんはうんこを出さないのだろうか。
消化機能をなくした体では出せなかったのだ。

142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 15:26:45.37 ID:k67rka5I0

梓「ううっ!おえええええ!!」

あずにゃんの涙は額の汗にまみれて見分けがつかないくらいだった。
するとりっちゃんがいきなり立ち上がる。

律「梓はもうダメだ……」

唯「えっ……」

律「こんな臭い耐えられるか……」

唯「なにする――」

りっちゃんはあずにゃんに馬乗りに跨った。
そして床の流動物を両手ですくい。

律「自分で吐いたもんは戻せよっ」

りっちゃんはその流動物をあずにゃんの口へ押し込んだ。

147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 15:33:33.07 ID:k67rka5I0

梓「あぐぐぐおええええ!」

律「くっ……!」

蛇口からでる水は逆流できない。
あずにゃんはさらに大量のゲロを噴き出した。
小さなゲロ噴水はりっちゃんの顔に直撃する。
ヤケクソになったりっちゃんは両手をフル活用して口に押し戻した。

律「これでどうだっ!」

あずにゃんの口を全身全霊込めた両手で塞ぐ。
あずにゃんの体は大きく波を打って、肛門から下痢を噴き出した。

律「なにぼさっとしてんだよっ唯!はやく肛門を塞げ!」

唯「えっ……」

153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 15:40:39.22 ID:k67rka5I0

律「はやくっ!」

りっちゃんはゲロまみれになりながら私に指示を促す。
肛門に挿せるものを私は必死に探した。

唯「あっ」

私の目にとまった音楽機材、※シールド。
アンプにつながれたシールドを抜き、私はあずにゃんの肛門にすばやく挿して押し込んだ。

梓「おろお お おお……」

律「はあはあはあ」

シールドの行く手を阻む下痢はたちまち勢いを無くした。
あずにゃんの体の拒絶反応が弱まっていく。 

唯「……」

律「……」







※アンプというスピーカとギターをつなぐケーブル。

157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 15:44:59.54 ID:k67rka5I0






朝日が顔を出し、朝が訪れた。
まぶしい光が乾燥した汚物を照らし、それに照らされる私たちはもう諦めかけていた。

唯「……」

律「……」

澪「……」














お腹が空いた。

161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 15:50:03.11 ID:k67rka5I0


唯「……」

あずにゃんは汚物にまみれていて話にならない。
ムギちゃんは……。



唯「綺麗……」

律「……」

私は四つん這いになってムギちゃんに寄っていった。
この時の私の顔は恐らく笑っていただろう。

唯「ムギちゃん……」

あいからわずムギちゃんはぽっちゃりしていた。
首の傷がもう乾燥している。

164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 15:55:36.66 ID:k67rka5I0

唯「ムギちゃん……綺麗だね……」

唯「食べちゃいたい……」

私はムギちゃんの衣服をゆっくり脱がしていった。
豊満な胸が露わになり、私の意欲をより掻きたてた。

食べるつもりはもちろんない。
人を食べるくらいなら私は死を選ぶだろう。

ただ肉体に縋りたかった。



唯「わぁ……綺麗……」

ブラジャーを取るとそこにはピンク色をした桜が待ち受けていた。
澪ちゃんに劣らないおっぱいの弾力性は死して尚、健在だ。

165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 16:00:19.55 ID:k67rka5I0

もちろん食べるつもりはない。
私はムギちゃんの乳首に噛みついた。歯に当たる柔らかな感触が私に天国を魅せてくれた。

唯「はむっ、やわらか~い……」

律「……」

唯「りっちゃんもおいでよ~……」

律「……」

食べるつもりはない。

唯「やわら……かい……」

唯「食べちゃいたい……」




食べるつもりはなかった。

183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 18:18:40.13 ID:k67rka5I0

唯「やわらかい……」


この感触はすごく久しぶりな気がする。
普段はこの感触をいつも口にしているんだから。
柔らかな肉の感触が私に幻想を映し出した。

唯「えっ……お肉……お肉だ……」

唯「り、りっちゃん!食べ物だよっ!」

律「は……?」

唯「ほらみて!」

私はムギちゃんの乳首を乱暴に摘み、りっちゃんに見せつけた。

185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 18:27:09.32 ID:k67rka5I0

唯「ねっ?ねっ?」

律「……唯?」

この時だけ私はいつもの私に戻った。
活気に満ち溢れたいつも通りの平沢唯が蘇った。

唯「はうっ」

私はムギちゃんの乳首だということに気づかず、そのお肉を口にくわえた。
前歯に力をいれ、噛みちぎろうとしたがなかなかちぎれない。

唯「ふにっ、なかなかちぎれにゃい」

私はムギちゃんの乳房をぎゅっと鷲掴みにしてさらに力をくわえた。

唯「んぎぃぃぃ……」

体を震わせ渾身の力を注いだつもりだったがそのお肉はゴムのような弾力性で反発する。
隆起した乳首の付け根にちょっとだけ切り込みを入れることができた。

189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 18:35:18.11 ID:k67rka5I0

唯「ふう……はあはあはあ」

どんなに力を入れても、体の気だるさには負ける。
本来の私ならばとっくに噛みちぎれるものを私は一時間かけてちまちまちぎった。

付け根の切り込みに前歯を差し込みそのまま力を加える。
顎が疲れてきたら爪を差し込んで引っ張ったり、いろいろな方法を試した。

唯「あともうちょっと……っ!」

乳首は皮一枚つながった状態でぶら下がっていた。
私にとってこれをちぎるのにも一苦労なのだ。

唯「よしっ……あともうちょっとだ……」

意識が飛びそうになりつつも私は最後の力を振り絞って、乳首を引っ張った。

193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 18:44:57.53 ID:k67rka5I0

唯「んっ!」

ビビビッという音が耳に飛び込んできた。
ムギちゃんの乳房も最後の抵抗を試みたようだ。

皮一枚でつながった乳首を引っ張った為、その皮は乳房を伝うようにして剥がれた。
私が手に持っている乳首とムギちゃんの乳房の間を薄い皮の吊り橋がぶらんとぶら下がっていた。

唯「もう……しつこい」

私はムギちゃんの谷間に足を挟み、乳首を引っ張る力と反対の力を加え、ちぎることに成功した。

唯「はあ……はあ……やった」

澪「……」

律「……」

唯「えへへ、いただきま~す」

196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 18:51:01.04 ID:k67rka5I0

ぱくっと口に放り込むと同時に円滑な舌で奥歯へと運んだ。
そしてそのままおもいっきり乳首を噛み潰そうとした。
乳首の切り口からムギちゃんの血液やらなんやらが溢れ出る。

唯「んっ、んっんっ」

唯「肉汁がすほいよぉ、はふはふ」

律「……」

澪「……」

唯「堅いよぉ……んっんっ」

澪「……」

澪「律……」

律「……」

澪「一緒に死なないか……もう疲れた……」

200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 18:56:58.81 ID:k67rka5I0

唯「なんか堅くて食べられないや……飲み込むのも勿体ないよねぇ……」

私はうつらうつら船を漕ぎながら独り言をつぶやいた。
千切りにするのを諦めた私はムギちゃんの乳首舌でコロコロ転がす。

澪「一緒に死のう」

律「……」

律「唯はどうするんだよ……」

澪「律……私達親友だろ……」

律「……」

唯「味がなくなってきちゃった……」

私はムギちゃんの痕に吸いついた。
鉄の味が口の中を泡立てる。

202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 19:01:09.92 ID:k67rka5I0

澪「いやなんだよもう!」

律「澪……」

澪「もういやだ!!律っ!私を殺してくれ!!」

律「まt……」

澪「うるさいうるさいうるさい!!!」

澪「あああああもういやあああああああ!!!」

唯「ほぇ」

私は澪ちゃんの絶叫を耳にして振り向いた。
頭を抱えこんで転がり回っている。
とうとう頭がおかしくなったんだねと私はほほえんだ。

220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 20:10:08.50 ID:k67rka5I0

澪「はあはあはあ」

律「澪、落ち着け!」

澪「はあ……はあ……はは……ははは」

律「はははっ、あははははっ!!」

唯「澪ちゃん……?」

律「み、み……お」

澪ちゃんは突然、大声で笑いだした。
どこか指を指して、ゲラゲラ笑っている。

律「おまえ……」

澪「ひーっ、あ、梓……げ、ゲロまみれええへへへへ!」

澪ちゃんは涎を垂らし、焦点の合っていない目であずにゃんの死体を笑っていた。
それを見ていたら、なんだかこっちまでおかしくなってしまい……。

唯「あはははは!あずにゃんったら~!」

律「お、おい……」

221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 20:14:07.96 ID:k67rka5I0

澪「あへへへへあへあへへっ!!」

唯「あずにゃんかわい~」

私は汚物にまみれたあずにゃんに抱きついた。
するとあずにゃんはビクンとからだを反応させる。

唯「え?あずにゃん?」

死んでるはずなのに……。
私は汚物の山を雪崩させ、あずにゃんの顔を確かめた。

唯「あっ……」

律「はあはあはあ」

唯「あずにゃん……」

223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 20:25:47.86 ID:k67rka5I0
あずにゃんの顔はグロテスクをゆうに越えていた。
片方の目玉は白目を剥き、もう片方の目玉は飛び出ている。
口は顎が外れんばかりに開いていて、ゲッソリしていた。

唯「あずにゃん……」

飛び出した目玉の奥から黒い米粒くらいの虫が頭をだした。
私は悲しくてたまらずあずにゃんを抱き寄せた。

梓「うっ……あっ……」

唯「ひっ!」
心臓が口から飛び出そうになった。
私はあずにゃんの体を突き放した。

唯「……あず……にゃん?」

梓「……」

幻聴でもなんでもない。あずにゃんは確かにくぐもった声をあげた。
そのおかげで私は正気に戻ることができ、この現実に目を疑った。

唯「生きてる……」

律「くっ!」

唯「――――――――」

真後ろでなにかを刺す音が聞こえてきた。
その音はムギちゃんと同様、首を刺した時の音に酷似している。

227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 20:32:08.25 ID:k67rka5I0

唯「りっちゃん……?」

律「くっ……くっ!おらぁ!」

唯「ちょ……」

私の全身は酷い痺れを伴う悪寒に栗立った。
りっちゃんが澪ちゃんを何度も突き刺している。
そのフォークは腹めがけて何度も放たれ、澪ちゃんの口には衣服が枷の役割を担っていた。

唯「やめてりっちゃん!」

律「ふふふふふ」

澪「んごおぁあおおぉ!!んんんん!!」

何日も立っていない澪ちゃんの足は衰弱しきっていて、ジタバタ動かすのがやっとだった。
澪ちゃんの口周りから血が滴り落ちる。

232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 20:40:31.40 ID:k67rka5I0

唯「やめてよ!もうやめて!」

私はただ泣き叫ぶだけでりっちゃんを止めることはできなかった。

律「はあっはあっはあっ」

澪「……」

澪ちゃんは目を白黒させ、体を激しく痙攣させた。
時折、呻き声が衣服越しにもれる。

唯「りっちゃん……ううっ……」

律「はは……はははは!あっははははは!!!」

唯「……」

甲高い声で澪ちゃんを嘲笑するりっちゃんは悪魔だった。
私は完全に畏怖し、もうどうすることもできなかった。

234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 20:47:58.03 ID:k67rka5I0

律「今いくよ……澪……」

唯「えっ」

りっちゃんはフォークを口に向けて構えた。
まさか……私の体に電撃が走る。

唯「だめっ――――――――!!」















240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 20:54:18.24 ID:k67rka5I0

唯「……」

唯「……りっちゃん」

私は無意識のうちにりっちゃんめがけて突進していた。
私の差し伸べた手が、りっちゃんの腕を押している。

りっちゃんのもっていたフォークは口を通り越し、喉を串刺していた。
力なくりっちゃんは床に倒れ込む。
自らの手を口に突っ込むという奇形な形でりっちゃんは息を引き取った。

唯「り……りっちゃん?」

唯「やだ……やだよっ!りっちゃん!」

律「……」

私の呼びかけにりっちゃんは答えてくれなかった。

248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 21:07:46.15 ID:k67rka5I0





満月の夜が部室を頼りなく照らしていた。

唯「……」

澪ちゃん、りっちゃん、ムギちゃん、あずにゃん。
みんな私を残してどこに行くの?ここ軽音部だよね。

唯「あ~あ……か~みさ~んおね~がい……」

唯「一度~だ~け~の……ミ゛ラク~……る……っ」

唯「うっ……ぐふぅうううう、えっえっええええん!うわああああん!」








とうとう私一人になってしまった。

257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 21:16:29.91 ID:k67rka5I0

唯「……ういに会いたい」

唯「お母さん、お父さん……和ちゃん、さわちゃん……」

唯「みんなに会いたいよ゛っ、会いたいよおぉ……」

唯「うっうっうぅう……」


もう誰も私の泣き声を聞いてくれない。
もう誰も私に構ってくれない。

そう思うと心がきつく縛られた。

唯「み、澪ぢゃん!澪ちゃんっ!」

澪「……」

私の呼びかけに澪ちゃんは応えてくれなかった。

唯「りっちゃん!あずにゃん!ムギちゃん!起きてよお!」

いくら揺さぶってもここにいるのはみんな亡骸。
誰も私の声に応えてくれなかった。

262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 21:23:32.17 ID:k67rka5I0







唯「……」

私は寂しくて朝から電話をかけた。
もちろん憂に電話をかけた。

唯「……」

お留守番電話サービスです、と受話器が喋り出す。
私はピーという音の後に伝言を入れた。

唯「うい、助けて……私……軽音部に閉じこめられてるんだ」

唯「ういがはやく助けにこないから私もう死にそうだよ……」

唯「はやくきて……はやくういの作ったご飯が食べた……」

267 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 21:28:52.51 ID:k67rka5I0

テーブルから引っ張られた受話器は左右に振れていた。
グロテスクな地帯に綺麗な死体が横たわっていた。

ガチャと扉が開く。
薄暗い部屋に光が差し込んだ。

「……死亡確認、実験を終了します」

273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 21:35:25.72 ID:k67rka5I0

数日後、黒ずくめの男はとある待機室を訪れた。

男「失礼します、報告をしに参りました」

唯「はい……」

澪「……」

待機室には27歳の女性4人と、26歳の女性一人が腰掛けている。
黒ずくめの男はバックから、資料を取り出して見せた。

男「数日前の実験結果は我々の予想通りです」

唯「ということは……」

男「ええ、悲惨極まりなかったです」

唯「……」

280 名前:訂正orz[] 投稿日:2010/05/08(土) 21:43:46.88 ID:k67rka5I0


この実験は十年前から始まっていた。
十年前、政府は本来の人の姿を探りたい一心である計画を企てる。

それに協力した女性の名は。

平沢唯
秋山澪
田井中律
琴吹紬
中野梓

彼女達は当時、10歳であった。


286 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 21:49:56.72 ID:k67rka5I0

さすがに人をあんな目にするという提案はいただけない。
だから組織は禁断の手を使い、彼女らのクローンを作り上げた。


それは”人間の遺伝子組み替え”。


彼女らとまったく同じクローンを作るという計画を実行したのだ。
そもそもなぜ彼女達なのかというとこれはまた難しい事になってくる。
簡単にいうと相性が抜群だったから。シナリオ通りに展開を広げやすい人材であったからだ。

289 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 21:58:22.60 ID:k67rka5I0


彼女らクローンの人生はすべて組織のシナリオ通りに進んでいた。
平沢唯がギターを始めるのも、田井中律が廃部を阻止するのもすべてシナリオ通りとなっている。

ではなんでそんなにとんとん拍子なのかというと、それは周りの人間も仕組まれていたからだ。 
平沢憂なんて人間は存在しない。もちろんその親だって雇われの身。
クローンの周りはすべて巧妙な仕掛けが張り巡らされていた。




そして17年の月日が流れ、実験は実行に移された。

291 名前:>>287 言ってくれよなんか間違ってる?梓の歳だけ?[] 投稿日:2010/05/08(土) 22:04:02.62 ID:k67rka5I0



実験の結果は組織の予想通り。
人間の中身は汚いもので、それはすべての人間もそうであるとこれで証明された。


所詮人間は愚かな生き物なのだ。
自己の欲求を勝る正義感なんて偽善でしかない。

人間はそういう生き物なのだ。

301 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 22:10:53.27 ID:k67rka5I0


母「唯、亡くなったそうよ」

憂「……」

憂の涙はもう枯れて、相づちを打つことしかできなかった。
平沢家の自宅は本日を持って取り壊される。


最後のお別れをと唯の母役は憂を連れて自宅へ向かった。



憂「……」

玄関から隅々まで憂は歩き回った。
時折、お姉ちゃんの声が聞こえてくる。

303 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 22:14:49.28 ID:k67rka5I0


”うい~”

憂「……」

”お腹減ったよ~うい~”

憂「……」


憂は流れる涙を止めることができずにただひたすら泣いた。
長い間、一緒に暮らしてきたんだ。これほど辛いものはない。

憂「うううお姉ちゃんやだあああ!帰ってきてよおおお!」

憂の悲嘆な泣き声がお姉ちゃんのいた部屋を濡らした。

304 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 22:18:14.13 ID:k67rka5I0

母「帰るわよ……」

憂「……」

憂「えっ」

憂「留守番電話……」

母「はやく来てね」

憂「……」


計画は実行中だったはず。
唯の周りにそれを知らない連中はいない。
なのに何故留守番電話が……何故……。

憂はおそるおそる受話器を取った。

307 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 22:20:29.88 ID:k67rka5I0

ピッ


























憂「――――――――」

317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 22:32:01.80 ID:k67rka5I0


その留守番には唯の断末魔が収録されていた。
血はつながっていなくても。
それが実の姉じゃなくても。


平沢憂という偽りの存在を一生苦しめる。




五体の複製はごく一部の人間の欲のせいで散った。



放課後ティータイムは人間の汚らわしい欲求により、消滅した。


人間はとことん汚い生き物である。
地獄とはこの世の中を指しているのかもしれない。
地獄とは”人間”の事を指しているのかもしれない。



終わり。

323 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/08(土) 22:33:35.92 ID:k67rka5I0
すまん、単に落ちをつけられなかった。
グロ描写を書きたいだけでした。
ホントにすんません、おやすみ。

332 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/08(土) 22:35:59.69 ID:UwR9/91e0 [1/2]
死を懇願した澪を殺して自分も後を追ったりっちゃんの行動はそんな
に汚いものにはみえないんだけどそれに
対しての組織の回答は
一体どうなってるの?

335 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/08(土) 22:37:10.55 ID:k67rka5I0
>>332
律はいい奴だったな。




て感じにしといて。俺もよーわからん。

344 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/08(土) 22:45:41.26 ID:k67rka5I0

人間のサバイバルをみたい連中がサバイバルゲームを考案。

でも法律がそれを許してくれなかった。

クローンなら使い捨てできるじゃないか!

早速そのオリジナルを探す。

日本中から一番扱いやすいオリジナルを選抜。それが唯達。

クローンを作って、そのクローンを17歳まで育て上げる。

実行。





これでわかる?

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なんで勃ってんだ俺???

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